😼欧州大戦争:トランプの見立て:全土掌握 ― 2025年05月26日 22:01
欧州大戦争:トランプの見立て:全土掌握
(プーチン氏「正気失った」とトランプ氏、感情的とロシア報道官)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/QVZ27XFQURMZHFTMOIWN6GLKWI-2025-05-26/
「彼が望んでいるのはウクライナの一部ではなく全土であり、その見方が正しかったことが証明されつつあるのかもしれない」( トランプ米大統領)
先日5月16日に行われたロシアとウクライナの直接協議でも、現政権の退陣に関連する話が出ていたようだし、その後のラブロフの発言でもロシアがウクライナ全土を事実上掌握しようとしていることは見えてきている。
直接統治なのか間接統治なのか、統治方法の問題は残っているとしても、「大ロシア帝国」に歯向かう勢力が統治することは認めない腹であることには違いない。
やれやれ・・・。
トランプは、それを分かっている。
ウクライナが現在の方針を貫けば、どちらかが消えて無くなるまで戦いは続くことになる。
「しかしそれを実行すれば、ロシアの破滅につながるだろう」(同上)
トランプは、ロシアが破滅すると明言しているけど、まあ、数千発の核兵器を持つ国家が破滅するときは、相当ド派手なことになるだろうな。
「プーチン大統領が「完全に正気を失っている」との認識」(同上)
ぺスコフは「感情的」と表現しているけど、バイデンも相当荒っぽい表現をしていたからな。
(バイデン氏の「狂った野郎」発言、米国をおとしめる=ロ大統領府)
https://jp.reuters.com/world/us/ZK2X7CAQUZJSXB2IWS6PNLI4RM-2024-02-22/
「米国の大統領が他国の元首に対してそのような言葉を使うことで、プーチン氏の権利が侵害されることはないだろう。そうした言葉を使った者自身がおとしめられる」(ロシア大統領府のぺスコフ報道官)
まあ、どうでもいいんですが。
今日も、政治心理学の記事を読んで、理屈で説明されても余り興味をひかれなかったんだが、浮沈子の頭の程度では、米国流の表現の方がピンとくる。
プーチンは、完全に正気を失った狂った野郎だ(そうなのかあ?)。
トランプは追加制裁を検討しているというが、まあ、ひょっとしたら形の上だけの制裁をするかもしれないけど、実効性は伴わないだろう。
「彼のような話し方では自国のためにならない。彼の口から出る言葉は全て問題を引き起こす。私はそれが気に入らないし、やめるべきだ」(初出のロイターの記事:トランプ氏)
やめられないだろうな・・・。
自国のためになっているかどうかは、ウクライナ国民が決める。
トランプじゃない。
ロシアという軍事大国と向き合い、正面から戦争をしている国の指導者が普通の物言いをしている方が不気味だ。
しかも、今は負けが込んできていて、事実上の降伏を迫られて窮地に陥っている。
「世界はプーチン氏に圧力をかけることよりも対話に力を入れているようだと指摘。ロシアを抑え込めるのは武力のみだとし、改めてロシアへの制裁強化を求めた。」(ゼレンスキー氏)
世界というのは、とりあえずは米国だろうが、事実上はウクライナを除く全世界だ。
この発言自体は、ロジカルには破綻しているけどな。
武力のみがロシアを抑え込める方法であるなら、ウクライナが世界に求めるのは共に戦うことではないのか。
ロシアは北朝鮮を味方につけ、共に戦って侵略者を撃退した(そういうことかあ?)。
しかも、その際にはついこの間まで最大の後ろ盾だった米国の協力(軍事支援と(軍事目標などの)機密情報共有の停止)まで取り付けている(そうだったのかあ?:未確認)
効果のほどが定かではなく、抜け穴だらけの中途半端な制裁でロシアを屈服させることが出来るとは到底思えない。
しかも、中国やインドなど、大きな需要を抱える勢力を味方に引き寄せて、制裁を緩和しようとしている。
まあいい。
ぺスコフは、相変わらず余裕咬ませている。
「和平交渉開始への支援に対して米国民とトランプ大統領本人に謝意を示した上で、トランプ氏は感情的になり過ぎている可能性」
「非常に重大な局面であり、当然ながら、誰もが感情的に圧倒され、感情的な反応を示すことになる」
トランプは、まだロシアとウクライナの仲介を諦めていないのか。
ロシアは、政権交代を口にはするけど、全土掌握は表明していない。
まあ、無条件降伏という話はちらほら聞こえてくるけどな。
トランプは、ウクライナの政権交代と全土掌握の回避を停戦の条件にしようとしているのではないか。
当然、4州とクリミアは永久放棄だ。
NATO非加盟は、元々米国の政策でもある(バイデン政権からそうだったからな)。
まだ、早期停戦を諦めているわけじゃなさそうだ。
追加制裁発言やプーチン発狂発言(!)は、トランプ特有の修辞かも知れない。
ぺスコフでなくても、ここは少し頭を冷やして事態の推移を見守る必要があるのかもしれない。
だが、1000機ものドローンやミサイルをぶっ放してウクライナの国土を破壊しまくり、多くの犠牲者を伴う攻撃を掛けているロシアを冷静に見守るというのは困難だ。
軍事的には、後方の施設を破壊しておいて、前線の戦力を奪うための事前攻撃と思われるが、真相は闇の中だ。
クリミアと4州、政権交代で終戦に持ち込めればトランプとしては上出来だろう。
港湾や地下資源からのあがりの半分は押さえているしな。
その後のウクライナの統治がどうなろうと、知ったことではないだろう。
「これは私の戦争じゃない!」
「彼のような話し方では自国のためにならない。彼の口から出る言葉は全て問題を引き起こす。私はそれが気に入らないし、やめるべきだ」(再掲)
うーん、やっぱムリポだろうな。
真の独立を賭けて、何十万人もの死傷者を自国民に強いたわけだからな。
「これは、私たちの戦争だ!!」
30日の停戦を呑ませるのだって、相当苦労したに違いない。
増して、NATO加盟を永久に諦め、4州とクリミアを永久に諦め、ロシアからの真の独立を永久に諦めた上で政権を去るなどという話を、どうやって呑ませようというのか・・・。
あるとすれば、実はとっくの昔に欧州も見限っているという話を突きつけるしかないだろう。
ロシアの停戦条件を全面的に受け入れなければ、明日から支援は打ち切ると通告するとかな。
ゼレンスキーの亡命先はフランスと決まっている(テキトーです)。
マクロンが、そっと耳打ちするだけでいい。
魔法の言葉を一言いうだけだ(そんなあ!)。
「これは私の戦争じゃない!」って・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナへ供与の兵器、射程距離の制限もはやない-メルツ独首相)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-05-26/SWVIDBT0G1KW00
「ウクライナに供与された兵器については、英国、フランス、ドイツ、さらには米国からも、射程距離に関する制限はもはや一切ない」「つまり、ウクライナはロシア国内の軍事拠点も攻撃することで自衛することが可能となる」(ドイツのメルツ首相)
おっと、浮沈子の妄想とは真逆な話が出てきたな。
「メルツ氏はまた、独政府はウクライナへの軍事支援を維持するために「可能な限りのことを行う」と述べた。」
いよいよタウルス供与か。
モスクワが巡航ミサイルで攻撃されるわけだ。
「事情に詳しい関係者によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領は28日にベルリンを訪問する予定。」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
(ウクライナへの長距離攻撃権限付与「政治的解決に反する」、ロシアが警告)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/DQGNHQIBDJIRVAB3E2XANWKG5Y-2025-05-26/
「欧州諸国がウクライナに長距離ミサイルでロシアを攻撃することを認めれば、危機を政治的に解決しようとする動きに反するとし、危険なことになると警告」
(メルツ独首相、ウクライナへの長射程兵器への制限は「独」英仏米から解除済みだと発言)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3997266-merutsu-du-shou-xiangukurainaheno-zhang-she-cheng-bing-qiheno-zhi-xianha-du-ying-fo-mikara-jie-chu-jimidato-fa-yan.html
「ウクライナへと供給されている長射程兵器に関する制限は、英国からも、フランスからも、私たちの側からももう一切ない。米国からもだ」
「メルツ独首相は、野党時代にウクライナへの「タウルス」供与を主張していた。同氏は、ドイツ議会選挙前後の期間は同供与に関してはより慎重に発言するようになっていたが、他方でその可能性を排除する発言もしていなかった。」
これで、欧州大戦争は一気にリアルになった感じだな・・・。
(プーチン氏「正気失った」とトランプ氏、感情的とロシア報道官)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/QVZ27XFQURMZHFTMOIWN6GLKWI-2025-05-26/
「彼が望んでいるのはウクライナの一部ではなく全土であり、その見方が正しかったことが証明されつつあるのかもしれない」( トランプ米大統領)
先日5月16日に行われたロシアとウクライナの直接協議でも、現政権の退陣に関連する話が出ていたようだし、その後のラブロフの発言でもロシアがウクライナ全土を事実上掌握しようとしていることは見えてきている。
直接統治なのか間接統治なのか、統治方法の問題は残っているとしても、「大ロシア帝国」に歯向かう勢力が統治することは認めない腹であることには違いない。
やれやれ・・・。
トランプは、それを分かっている。
ウクライナが現在の方針を貫けば、どちらかが消えて無くなるまで戦いは続くことになる。
「しかしそれを実行すれば、ロシアの破滅につながるだろう」(同上)
トランプは、ロシアが破滅すると明言しているけど、まあ、数千発の核兵器を持つ国家が破滅するときは、相当ド派手なことになるだろうな。
「プーチン大統領が「完全に正気を失っている」との認識」(同上)
ぺスコフは「感情的」と表現しているけど、バイデンも相当荒っぽい表現をしていたからな。
(バイデン氏の「狂った野郎」発言、米国をおとしめる=ロ大統領府)
https://jp.reuters.com/world/us/ZK2X7CAQUZJSXB2IWS6PNLI4RM-2024-02-22/
「米国の大統領が他国の元首に対してそのような言葉を使うことで、プーチン氏の権利が侵害されることはないだろう。そうした言葉を使った者自身がおとしめられる」(ロシア大統領府のぺスコフ報道官)
まあ、どうでもいいんですが。
今日も、政治心理学の記事を読んで、理屈で説明されても余り興味をひかれなかったんだが、浮沈子の頭の程度では、米国流の表現の方がピンとくる。
プーチンは、完全に正気を失った狂った野郎だ(そうなのかあ?)。
トランプは追加制裁を検討しているというが、まあ、ひょっとしたら形の上だけの制裁をするかもしれないけど、実効性は伴わないだろう。
「彼のような話し方では自国のためにならない。彼の口から出る言葉は全て問題を引き起こす。私はそれが気に入らないし、やめるべきだ」(初出のロイターの記事:トランプ氏)
やめられないだろうな・・・。
自国のためになっているかどうかは、ウクライナ国民が決める。
トランプじゃない。
ロシアという軍事大国と向き合い、正面から戦争をしている国の指導者が普通の物言いをしている方が不気味だ。
しかも、今は負けが込んできていて、事実上の降伏を迫られて窮地に陥っている。
「世界はプーチン氏に圧力をかけることよりも対話に力を入れているようだと指摘。ロシアを抑え込めるのは武力のみだとし、改めてロシアへの制裁強化を求めた。」(ゼレンスキー氏)
世界というのは、とりあえずは米国だろうが、事実上はウクライナを除く全世界だ。
この発言自体は、ロジカルには破綻しているけどな。
武力のみがロシアを抑え込める方法であるなら、ウクライナが世界に求めるのは共に戦うことではないのか。
ロシアは北朝鮮を味方につけ、共に戦って侵略者を撃退した(そういうことかあ?)。
しかも、その際にはついこの間まで最大の後ろ盾だった米国の協力(軍事支援と(軍事目標などの)機密情報共有の停止)まで取り付けている(そうだったのかあ?:未確認)
効果のほどが定かではなく、抜け穴だらけの中途半端な制裁でロシアを屈服させることが出来るとは到底思えない。
しかも、中国やインドなど、大きな需要を抱える勢力を味方に引き寄せて、制裁を緩和しようとしている。
まあいい。
ぺスコフは、相変わらず余裕咬ませている。
「和平交渉開始への支援に対して米国民とトランプ大統領本人に謝意を示した上で、トランプ氏は感情的になり過ぎている可能性」
「非常に重大な局面であり、当然ながら、誰もが感情的に圧倒され、感情的な反応を示すことになる」
トランプは、まだロシアとウクライナの仲介を諦めていないのか。
ロシアは、政権交代を口にはするけど、全土掌握は表明していない。
まあ、無条件降伏という話はちらほら聞こえてくるけどな。
トランプは、ウクライナの政権交代と全土掌握の回避を停戦の条件にしようとしているのではないか。
当然、4州とクリミアは永久放棄だ。
NATO非加盟は、元々米国の政策でもある(バイデン政権からそうだったからな)。
まだ、早期停戦を諦めているわけじゃなさそうだ。
追加制裁発言やプーチン発狂発言(!)は、トランプ特有の修辞かも知れない。
ぺスコフでなくても、ここは少し頭を冷やして事態の推移を見守る必要があるのかもしれない。
だが、1000機ものドローンやミサイルをぶっ放してウクライナの国土を破壊しまくり、多くの犠牲者を伴う攻撃を掛けているロシアを冷静に見守るというのは困難だ。
軍事的には、後方の施設を破壊しておいて、前線の戦力を奪うための事前攻撃と思われるが、真相は闇の中だ。
クリミアと4州、政権交代で終戦に持ち込めればトランプとしては上出来だろう。
港湾や地下資源からのあがりの半分は押さえているしな。
その後のウクライナの統治がどうなろうと、知ったことではないだろう。
「これは私の戦争じゃない!」
「彼のような話し方では自国のためにならない。彼の口から出る言葉は全て問題を引き起こす。私はそれが気に入らないし、やめるべきだ」(再掲)
うーん、やっぱムリポだろうな。
真の独立を賭けて、何十万人もの死傷者を自国民に強いたわけだからな。
「これは、私たちの戦争だ!!」
30日の停戦を呑ませるのだって、相当苦労したに違いない。
増して、NATO加盟を永久に諦め、4州とクリミアを永久に諦め、ロシアからの真の独立を永久に諦めた上で政権を去るなどという話を、どうやって呑ませようというのか・・・。
あるとすれば、実はとっくの昔に欧州も見限っているという話を突きつけるしかないだろう。
ロシアの停戦条件を全面的に受け入れなければ、明日から支援は打ち切ると通告するとかな。
ゼレンスキーの亡命先はフランスと決まっている(テキトーです)。
マクロンが、そっと耳打ちするだけでいい。
魔法の言葉を一言いうだけだ(そんなあ!)。
「これは私の戦争じゃない!」って・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナへ供与の兵器、射程距離の制限もはやない-メルツ独首相)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-05-26/SWVIDBT0G1KW00
「ウクライナに供与された兵器については、英国、フランス、ドイツ、さらには米国からも、射程距離に関する制限はもはや一切ない」「つまり、ウクライナはロシア国内の軍事拠点も攻撃することで自衛することが可能となる」(ドイツのメルツ首相)
おっと、浮沈子の妄想とは真逆な話が出てきたな。
「メルツ氏はまた、独政府はウクライナへの軍事支援を維持するために「可能な限りのことを行う」と述べた。」
いよいよタウルス供与か。
モスクワが巡航ミサイルで攻撃されるわけだ。
「事情に詳しい関係者によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領は28日にベルリンを訪問する予定。」
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
(ウクライナへの長距離攻撃権限付与「政治的解決に反する」、ロシアが警告)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/DQGNHQIBDJIRVAB3E2XANWKG5Y-2025-05-26/
「欧州諸国がウクライナに長距離ミサイルでロシアを攻撃することを認めれば、危機を政治的に解決しようとする動きに反するとし、危険なことになると警告」
(メルツ独首相、ウクライナへの長射程兵器への制限は「独」英仏米から解除済みだと発言)
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3997266-merutsu-du-shou-xiangukurainaheno-zhang-she-cheng-bing-qiheno-zhi-xianha-du-ying-fo-mikara-jie-chu-jimidato-fa-yan.html
「ウクライナへと供給されている長射程兵器に関する制限は、英国からも、フランスからも、私たちの側からももう一切ない。米国からもだ」
「メルツ独首相は、野党時代にウクライナへの「タウルス」供与を主張していた。同氏は、ドイツ議会選挙前後の期間は同供与に関してはより慎重に発言するようになっていたが、他方でその可能性を排除する発言もしていなかった。」
これで、欧州大戦争は一気にリアルになった感じだな・・・。
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