🐱梅雨入り:雨やみを待つ:羅生門じゃないけど ― 2025年06月10日 15:43
梅雨入り:雨やみを待つ:羅生門じゃないけど
(【速報】関東甲信と北陸地方が梅雨入り 梅雨入り早々、大雨による土砂災害などに警戒)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2025/06/10/34015.html
「今日10日、気象庁は関東甲信と北陸地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表」
雨に振り込められた浮沈子は、いつものレストランでこのブログを打ちながら雨やみを待っている。
雨やみといえば羅生門の一節だ。
(羅生門:芥川龍之介)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/127_15260.html
「ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。・・・」
まあ、どうでもいいんですが。
「関東甲信地方 平年より3日遅く、昨年より11日早い」(梅雨入りの話題)
「梅雨明けの平年日は、関東甲信地方では7月19日ごろ」
1か月以上、雨模様の日々が続く。
「※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。」
この時期は、天候が不安定になることでも知られる。
(今日10日梅雨入りの関東はヒンヤリ4月並み 来週は関東内陸で40℃に迫る?!)
https://tenki.jp/forecaster/r_fukutomi/2025/06/10/34055.html#google_vignette
「今日10日(火)梅雨入りとなった関東甲信は、各地ともヒンヤリ。正午の気温は東京都心で20.5℃と4月中旬並み。ただ、12日(木)は早くも梅雨の晴れ間で、最高気温30℃以上の真夏日が続出。来週17日(火)頃は、東京都心で33℃、関東の内陸で40℃に迫る予想も。日々の気温差と、熱中症に警戒の1週間となりそうです。」
やれやれ・・・。
「今年の梅雨は「メリハリ型」。降る時は梅雨末期のような激しい雨が降り、梅雨の晴れ間となる時は真夏日続出・猛暑日のおそれもある極端な天候となりそうです。」
まあいい。
健康管理のためにも、日頃から天気には気を配っている。
羅生門の季節は梅雨時じゃない。
蟋蟀(きりぎりす)が出てくるし、「夕冷えのする京都は、もう火桶ひおけが欲しいほどの寒さ」という記述もある。
「下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。」
その時、雨がまだ降っていたかどうかは分からない。
「外には、ただ、黒洞々(こくとうとう)たる夜があるばかりである。」
日付を見ると、大正4年9月とある。
時の記念日が制定される5年ほど前だな。
芥川龍之介の名作の一つと言われる羅生門は、黒澤明によって映画化された。
まあ、多少エピソードが被るところはあるが、全くの別物であるな。
(羅生門 (1950年の映画))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E7%94%9F%E9%96%80_(1950%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
「大映(現:角川映画)による1950年(昭和25年)の日本の映画である。監督は黒澤明で、三船敏郎、京マチ子、森雅之などが出演。 芥川龍之介の短編小説『藪の中』を原作とし、タイトルや設定などは同じく芥川の短編小説『羅生門』が元になっている。 」
「人間は、自分自身について、正直な事は云えない。虚飾なしには、自分について、話せない。この脚本は、そういう人間というもの、虚飾なしには生きていけない人間というものを描いているのだ。いや、死んでも、そういう虚飾を捨てきれない人間の罪の深さを描いているのだ。これは、人間の持って生れた罪業、人間の度し難い性質、利己心が繰り広げる奇怪な絵巻なのだ。
— 黒澤明」
どうやら雨も上がったようだ。
そろそろ帰るとしようか。
「下人の行方(ゆくえ)は、誰も知らない。」・・・。
(【速報】関東甲信と北陸地方が梅雨入り 梅雨入り早々、大雨による土砂災害などに警戒)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2025/06/10/34015.html
「今日10日、気象庁は関東甲信と北陸地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表」
雨に振り込められた浮沈子は、いつものレストランでこのブログを打ちながら雨やみを待っている。
雨やみといえば羅生門の一節だ。
(羅生門:芥川龍之介)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/127_15260.html
「ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。・・・」
まあ、どうでもいいんですが。
「関東甲信地方 平年より3日遅く、昨年より11日早い」(梅雨入りの話題)
「梅雨明けの平年日は、関東甲信地方では7月19日ごろ」
1か月以上、雨模様の日々が続く。
「※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。」
この時期は、天候が不安定になることでも知られる。
(今日10日梅雨入りの関東はヒンヤリ4月並み 来週は関東内陸で40℃に迫る?!)
https://tenki.jp/forecaster/r_fukutomi/2025/06/10/34055.html#google_vignette
「今日10日(火)梅雨入りとなった関東甲信は、各地ともヒンヤリ。正午の気温は東京都心で20.5℃と4月中旬並み。ただ、12日(木)は早くも梅雨の晴れ間で、最高気温30℃以上の真夏日が続出。来週17日(火)頃は、東京都心で33℃、関東の内陸で40℃に迫る予想も。日々の気温差と、熱中症に警戒の1週間となりそうです。」
やれやれ・・・。
「今年の梅雨は「メリハリ型」。降る時は梅雨末期のような激しい雨が降り、梅雨の晴れ間となる時は真夏日続出・猛暑日のおそれもある極端な天候となりそうです。」
まあいい。
健康管理のためにも、日頃から天気には気を配っている。
羅生門の季節は梅雨時じゃない。
蟋蟀(きりぎりす)が出てくるし、「夕冷えのする京都は、もう火桶ひおけが欲しいほどの寒さ」という記述もある。
「下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。」
その時、雨がまだ降っていたかどうかは分からない。
「外には、ただ、黒洞々(こくとうとう)たる夜があるばかりである。」
日付を見ると、大正4年9月とある。
時の記念日が制定される5年ほど前だな。
芥川龍之介の名作の一つと言われる羅生門は、黒澤明によって映画化された。
まあ、多少エピソードが被るところはあるが、全くの別物であるな。
(羅生門 (1950年の映画))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%85%E7%94%9F%E9%96%80_(1950%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
「大映(現:角川映画)による1950年(昭和25年)の日本の映画である。監督は黒澤明で、三船敏郎、京マチ子、森雅之などが出演。 芥川龍之介の短編小説『藪の中』を原作とし、タイトルや設定などは同じく芥川の短編小説『羅生門』が元になっている。 」
「人間は、自分自身について、正直な事は云えない。虚飾なしには、自分について、話せない。この脚本は、そういう人間というもの、虚飾なしには生きていけない人間というものを描いているのだ。いや、死んでも、そういう虚飾を捨てきれない人間の罪の深さを描いているのだ。これは、人間の持って生れた罪業、人間の度し難い性質、利己心が繰り広げる奇怪な絵巻なのだ。
— 黒澤明」
どうやら雨も上がったようだ。
そろそろ帰るとしようか。
「下人の行方(ゆくえ)は、誰も知らない。」・・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。