嫦娥3号 ― 2013年12月02日 12:36
嫦娥3号
中国が、月探査機を打ち上げた。
なんと、ローバーまで積んでいるという。
(月探査機「嫦娥3号」 打ち上げ成功(写真集):人民日報)
http://j.people.com.cn/95952/206655/208856/index.html
(中国初の月面着陸へ…探査衛星打ち上げ成功)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131202-OYT1T00260.htm
(中国、無人月探査機「嫦娥3号」の打ち上げ成功)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35040751.html
「着陸後は6輪駆動の探査車「玉兎」を放出。少なくとも3カ月にわたって月面を移動しながら、4台のカメラや2本のロボットアームを使って月面の掘削調査などを行う。玉兎は一般公募で選ばれた名称で、中国の伝説に登場する月の仙女、嫦娥のペットの白ウサギの名に由来する。」
やっぱ、月にはウサギが似合うんだな。
このところ、我が国の法制度や、スパイ事件の記事ばかりで、少々頭が固くなってしまっている。
天下国家などという、セコイ話題は、やはりこのブログには似合わないな。
普遍性のある科学や技術、広大な宇宙空間こそ、浮沈子の興味を引き付けて止まない。
ちょうど米国の衛星が月軌道上を回っているらしい。
「米航空宇宙局(NASA)は、嫦娥3号の着陸によって月面にちりが吹き上がり、NASAが先に送り込んだ月探査機「LADEE」が実施中のちり環境探査に干渉する恐れもあると懸念している。」
なんか、わざわざこの時期にぶつけてくるあたりは、いかにも中国らしいやり口である。
世界の憎まれ役を、北朝鮮、シリア、イランだけにやらせてなるものか。
俺にもやらせろ!。
まあいい。
(嫦娥3号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AB%A6%E5%A8%A53%E5%8F%B7
「ランダーは月の赤道付近にある虹の入り江地域に着陸する予定になっている。重量は約1,200kgで、着陸後は3ヶ月間にわたって科学観測を行う予定。 14日間も続く月の夜の期間も活動できるように、プルトニウム238の崩壊熱を利用する放射性同位体熱電気転換器(RTG)を電力源として搭載している。米露以外に宇宙機でRTGを使用するのは中国が初めてとなる。
ランダーは7種類の装置を搭載し、その1つであるの天体望遠鏡では世界初となる月面からの天体観測を実施する」
「約120kgの重量の月面ローバーは6つの車輪によって移動し、総行動範囲は3平方キロメートル程度。ローバーの底に取り付けられたレーダー装置により、月の内部の構造変化を移動しながら観測できる。月面の土壌分析なども行い、活動期間は約90日。太陽電池を電力源に活動するため、夜間は活動を休むことになる。」
火星探査を行っているキュリオシティと異なり、ローバーは、太陽電池で稼動するらしい。
原子力電池を搭載しているのは、月面からの天体観測を行ったりする、ランダーだけである。
(嫦娥3号 月面天体望遠鏡で天体観測を計画)
http://j.people.com.cn/95952/8391921.html
(放射性同位体熱電気転換器)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93%E7%86%B1%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%BB%A2%E6%8F%9B%E5%99%A8
(原子力電池)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E9%9B%BB%E6%B1%A0
プルトニウム238の内部被曝の毒性は、極めて高く、取り扱うには相当の注意が必要だが、数十年に渡って崩壊熱を出し続け、熱電変換等による電力供給が可能な電池を作ることが出来る。
我が家にも、1台欲しいな(高そ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
飛ぶ鳥を落とす勢いの中国であるが、既に、その経済には陰りが見え始めているのだという。
(コラム:来年は中国リスクを注視、バブル崩壊・失速の懸念併存)
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE9A003B20131101
「中国政府と人民銀は、綱渡りの政策運営を強いられるだろう。綱から転落しないことを切に希望したい。」とある。
過剰投資や土地バブルなどの構造的な問題を抱え、中央政府のその場凌ぎの対策で切り抜けている、危うい経済の姿が見えてくる。
月面のランダーは、地球の観測も行う。
「嫦娥3号はさらに、極紫外線の波長のカメラにより、地球のプラズマ層の全体的な変化をモニタリングし、地球の環境変化を観測する。」
地球の環境変化といっても、中国の経済リスクが見えるわけではない(当然ですが)。
両者の成功を願うばかりである。
中国が、月探査機を打ち上げた。
なんと、ローバーまで積んでいるという。
(月探査機「嫦娥3号」 打ち上げ成功(写真集):人民日報)
http://j.people.com.cn/95952/206655/208856/index.html
(中国初の月面着陸へ…探査衛星打ち上げ成功)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131202-OYT1T00260.htm
(中国、無人月探査機「嫦娥3号」の打ち上げ成功)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35040751.html
「着陸後は6輪駆動の探査車「玉兎」を放出。少なくとも3カ月にわたって月面を移動しながら、4台のカメラや2本のロボットアームを使って月面の掘削調査などを行う。玉兎は一般公募で選ばれた名称で、中国の伝説に登場する月の仙女、嫦娥のペットの白ウサギの名に由来する。」
やっぱ、月にはウサギが似合うんだな。
このところ、我が国の法制度や、スパイ事件の記事ばかりで、少々頭が固くなってしまっている。
天下国家などという、セコイ話題は、やはりこのブログには似合わないな。
普遍性のある科学や技術、広大な宇宙空間こそ、浮沈子の興味を引き付けて止まない。
ちょうど米国の衛星が月軌道上を回っているらしい。
「米航空宇宙局(NASA)は、嫦娥3号の着陸によって月面にちりが吹き上がり、NASAが先に送り込んだ月探査機「LADEE」が実施中のちり環境探査に干渉する恐れもあると懸念している。」
なんか、わざわざこの時期にぶつけてくるあたりは、いかにも中国らしいやり口である。
世界の憎まれ役を、北朝鮮、シリア、イランだけにやらせてなるものか。
俺にもやらせろ!。
まあいい。
(嫦娥3号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AB%A6%E5%A8%A53%E5%8F%B7
「ランダーは月の赤道付近にある虹の入り江地域に着陸する予定になっている。重量は約1,200kgで、着陸後は3ヶ月間にわたって科学観測を行う予定。 14日間も続く月の夜の期間も活動できるように、プルトニウム238の崩壊熱を利用する放射性同位体熱電気転換器(RTG)を電力源として搭載している。米露以外に宇宙機でRTGを使用するのは中国が初めてとなる。
ランダーは7種類の装置を搭載し、その1つであるの天体望遠鏡では世界初となる月面からの天体観測を実施する」
「約120kgの重量の月面ローバーは6つの車輪によって移動し、総行動範囲は3平方キロメートル程度。ローバーの底に取り付けられたレーダー装置により、月の内部の構造変化を移動しながら観測できる。月面の土壌分析なども行い、活動期間は約90日。太陽電池を電力源に活動するため、夜間は活動を休むことになる。」
火星探査を行っているキュリオシティと異なり、ローバーは、太陽電池で稼動するらしい。
原子力電池を搭載しているのは、月面からの天体観測を行ったりする、ランダーだけである。
(嫦娥3号 月面天体望遠鏡で天体観測を計画)
http://j.people.com.cn/95952/8391921.html
(放射性同位体熱電気転換器)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93%E7%86%B1%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%BB%A2%E6%8F%9B%E5%99%A8
(原子力電池)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E9%9B%BB%E6%B1%A0
プルトニウム238の内部被曝の毒性は、極めて高く、取り扱うには相当の注意が必要だが、数十年に渡って崩壊熱を出し続け、熱電変換等による電力供給が可能な電池を作ることが出来る。
我が家にも、1台欲しいな(高そ!)。
まあ、どうでもいいんですが。
飛ぶ鳥を落とす勢いの中国であるが、既に、その経済には陰りが見え始めているのだという。
(コラム:来年は中国リスクを注視、バブル崩壊・失速の懸念併存)
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE9A003B20131101
「中国政府と人民銀は、綱渡りの政策運営を強いられるだろう。綱から転落しないことを切に希望したい。」とある。
過剰投資や土地バブルなどの構造的な問題を抱え、中央政府のその場凌ぎの対策で切り抜けている、危うい経済の姿が見えてくる。
月面のランダーは、地球の観測も行う。
「嫦娥3号はさらに、極紫外線の波長のカメラにより、地球のプラズマ層の全体的な変化をモニタリングし、地球の環境変化を観測する。」
地球の環境変化といっても、中国の経済リスクが見えるわけではない(当然ですが)。
両者の成功を願うばかりである。
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