夏の予感 ― 2016年05月01日 22:37
夏の予感
暖かい日だ。
半袖と半ズボンで外出しても、ヘンタイ扱いされることはない(別の理由で、そう見られないようにしないとな)。
今日から5月である。
何となく、夏の予感がする。
先週はパラオから帰ってきて、気温差20度に悩まされたが、今日は、その差が10度くらいになっている。
暦を見ると、今年は立夏が5月5日だという。
(立夏)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E5%A4%8F
「立夏(りっか)は、恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。」
しかしながら、ウィキの表に出てくる日付(1984年から2022年まで)では、5月7日というのはない。
みんな、5日か6日だ。
第二表(1600年から2399年)を見ても、5月7日になる年は1915年だけだ。
殆どは5月5日、または6日となっている(4日という年も2回あります)。
「5月7日ごろ」という記述は、どう考えてもおかしいな。
まあ、どうでもいいんですが。
カエルが鳴き始め(初候)、ミミズが地上に這い出て(次候)、タケノコが生えてくる(末候)季節という。
サクラの葉がしげって木陰を作り、南の季節風が吹き荒れ、光が眩しい季節になった。
光が眩しいといえば、サングラスを買った(現物は、ボクスターの中)。
(自転車用にダイソーのサングラスを買ってきた)
http://bikepottering.blog72.fc2.com/blog-entry-38.html
浮沈子のフレームの色は灰色で、このモデルとは色違いだが、型は同じだ。
「サイドにレンズ曇り防止と思われるベンチレーションの穴や窪みもあって妙に凝った構造となってます」
「雨などの湿気が多い時に立ち止まるとすぐ曇るんですが、走り出して風が当たると数秒ほどでレンズ内側の曇りは消えるので、フレームのベンチレーション機能はそれなりに役立ってる感じ」
ははあ、あの穴は、そういう機能があったわけかあ・・・。
「さすがに強い衝撃与えるとレンズとか思っきり割れそうですけどね」
つーか、力を入れると、フレームからレンズが外れる。
なんと、はめ込み式で、簡単に取り付けが出来た。
安物は、安物なりの機能性があるわけだな(そういうことかあ?)。
もちろん、夜間は使えないし(その必要もありませんが)、伊達サングラス以上の効果は期待していない。
ヘレンクルーズに持って行って、腕時計と共に、100均ネタで受けを狙おうかと考えてるんだがな(顰蹙買うのが関の山・・・)。
まあいい。
5月の季語に、筍(タケノコ)というのがあって、昔、タケノコ取りに行ったことを思い出す。
斜面の途中に、わずかに顔を出しているやつを、ごっそり頂く。
地元の入会地になっているところで、朝早く行って採ってくる。
薄く切ってから、さっと湯がいてアクを抜き、そのままわさび醤油で頂くのがサイコー。
タケノコご飯に炊き上げたり、美味しくいただいた思い出がある。
旬の味は、格別だな。
繭という言葉も季語になっている。
(はる‐ご【春▽蚕】)
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/180325/meaning/m0u/
「《「はるこ」とも》4月中旬に孵化 (ふか) した蚕。飼育環境がよいので、夏蚕・秋蚕よりも繭の量・質ともにまさる。しゅんさん。《季 春》」
(Ⅱ. 蚕糸業のあらまし -シルク産業の姿-)
http://www.nias.affrc.go.jp/silkwave/hiroba/Library/SeisiKiso/chapter2.htm
「春蚕(しゅんさん、はるごともいう):5~6月に飼育されるもの。気温が高過ぎず、クワの成育にも適している時期なので繭の収穫量が多く、他の長期の繭に比べて品質は最も良いが、カイコが繭を作っている時期に長雨(梅雨)に遭遇したものには糸のほぐれの悪いものがある。」
カイコ(と、餌の桑)の生育に適した季節ということなんだろうか。
(クワ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF
「春に開花する。雄花は茎の先端から房状に垂れ下がり、雌花は枝の基部の方につく。果実は初夏に熟す。キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなる。熟すと赤黒くなり、甘くて美味しい。」
ウニの発生とかで、桑実胚といわれる状態があるが、ここから来てるんだろうな。
(桑実胚)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%91%E5%AE%9F%E8%83%9A
「桑実胚の名称は英名もクワの実に由来する。クワの実はキイチゴのように粒が集まった形であり、胚発生の初期において細胞が数を増して、しかし未だに個々の細胞が確認できる状態をこれに比したもので、おおむね16-32個程度の細胞数のものをこう呼ぶ」
(童謡「赤とんぼ」にこんな深い意味があったのだ!)
http://blog.goo.ne.jp/ken-morita_001/e/2ba83e875d4619e6c269c89a273f963e
「山の畑の桑の実を 小かごに摘んだはまぼろしか」
蘊蓄を傾けた解説だが、肝心の桑の実については触れられていない。
まあいい。
桑の葉が育つ季節、それを食べてカイコが成長する季節だ。
繭を作り、糸を採り、絹織物になる。
生産の喜びが伝わってくる。
まあ、カイコにとっては、悲惨な話だがな。
完全に家畜化されたカイコは、人間の手によってしか繁殖することは出来なくなっている。
「成虫は全身白い毛に覆われており、翅を有するが、体が大きいことや飛翔筋が退化していることなどにより飛翔能力を全く持たない上、口吻が無いため餌を取ることは無い。交尾の後、やや扁平な丸い卵を約500粒産み、約10日で死ぬ。」
「絹を取った後の蛹は熱で死んでいるが、日本の養蚕農家の多くは、鯉、鶏、豚などの飼料として利用した。現在でもそのままの形、もしくはさなぎ粉と呼ばれる粉末にして、魚の餌や釣り餌にすることが多い。」
「また、貴重なタンパク源として人の食用にされる例は多い。」
「産地:名称:調理法
・長野県や群馬県の一部:どきょ:佃煮
・伊那地方:まゆこ(産後のメス):佃煮
・朝鮮半島:ポンテギ:佃煮
・中国(山東省、広東省、東北地方):蚕蛹(ツァンヨン):素揚げ、煮付け、炒め物
・ベトナム:ニョンタム:煮付け
・タイ王国(北部や北東部):?:素揚げ
・宇宙ステーション:?:粉末状にした上でクッキーに混ぜて焼き上げる、一度冷凍したものを半解凍する(研究中?)」
繭糸について調べていたら、デニールという言葉が出てきた。
(デニール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB
「1デニールは、9000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものである。」
大きいほど、糸が太いということになる。
ダイビング関係だと、BCのブラダーをカバーしている布の丈夫さを見るのに、デニールの値を見たりするな。
(OMS TESSERACT WING)
https://www.divegearexpress.com/oms-tesseract-wing-60lb-lift-black
「1000 Denier Nylon® Outer bag」
浮沈子がメインで使っているOMSのデュアルブラダーの外皮は、1000デニールのナイロンということになる。
標準的な値だ。
(SMS 75)
http://www.hollis.com/sms75/
「Rugged 1000D Cordura」
サイドマウントよりも、バックマウントで使うことが多かったSMS75も、同じく1000デニールである。
コーデュラというのは、ナイロンの種類らしい。
まあ、何を使っていても、切れる時は切れる。
沈船など、鋭い突起物が多い環境では、そのリスクにも配慮しなければならない。
外皮が切れて浮力体が破れれば、何らかの方法で浮力体を確保し、浮上を試みることになる。
デュアルブラダーだって、両方穴が開くこともある。
SMBを複数持ってくのもいいかもしれないが、そんなところに入らないというのが一番いいだろうな(狭くて、暗くて、危ないところに入りたがるヘンタイは多い・・・)。
5月は、カイコの季節、繭から取った絹糸の話から、ダイブ逸れてしまった(なんちゃって!)。
考えてみれば、今月末には、パラオに出発するわけで、それまでの間にいろいろやっておかなければならないことが山積している。
沈船で切ってしまった脛の傷のかさぶた取ってる暇はないのだ(脛毛も一緒に抜けて、痛いんですが・・・)。
暖かい日だ。
半袖と半ズボンで外出しても、ヘンタイ扱いされることはない(別の理由で、そう見られないようにしないとな)。
今日から5月である。
何となく、夏の予感がする。
先週はパラオから帰ってきて、気温差20度に悩まされたが、今日は、その差が10度くらいになっている。
暦を見ると、今年は立夏が5月5日だという。
(立夏)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E5%A4%8F
「立夏(りっか)は、恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。」
しかしながら、ウィキの表に出てくる日付(1984年から2022年まで)では、5月7日というのはない。
みんな、5日か6日だ。
第二表(1600年から2399年)を見ても、5月7日になる年は1915年だけだ。
殆どは5月5日、または6日となっている(4日という年も2回あります)。
「5月7日ごろ」という記述は、どう考えてもおかしいな。
まあ、どうでもいいんですが。
カエルが鳴き始め(初候)、ミミズが地上に這い出て(次候)、タケノコが生えてくる(末候)季節という。
サクラの葉がしげって木陰を作り、南の季節風が吹き荒れ、光が眩しい季節になった。
光が眩しいといえば、サングラスを買った(現物は、ボクスターの中)。
(自転車用にダイソーのサングラスを買ってきた)
http://bikepottering.blog72.fc2.com/blog-entry-38.html
浮沈子のフレームの色は灰色で、このモデルとは色違いだが、型は同じだ。
「サイドにレンズ曇り防止と思われるベンチレーションの穴や窪みもあって妙に凝った構造となってます」
「雨などの湿気が多い時に立ち止まるとすぐ曇るんですが、走り出して風が当たると数秒ほどでレンズ内側の曇りは消えるので、フレームのベンチレーション機能はそれなりに役立ってる感じ」
ははあ、あの穴は、そういう機能があったわけかあ・・・。
「さすがに強い衝撃与えるとレンズとか思っきり割れそうですけどね」
つーか、力を入れると、フレームからレンズが外れる。
なんと、はめ込み式で、簡単に取り付けが出来た。
安物は、安物なりの機能性があるわけだな(そういうことかあ?)。
もちろん、夜間は使えないし(その必要もありませんが)、伊達サングラス以上の効果は期待していない。
ヘレンクルーズに持って行って、腕時計と共に、100均ネタで受けを狙おうかと考えてるんだがな(顰蹙買うのが関の山・・・)。
まあいい。
5月の季語に、筍(タケノコ)というのがあって、昔、タケノコ取りに行ったことを思い出す。
斜面の途中に、わずかに顔を出しているやつを、ごっそり頂く。
地元の入会地になっているところで、朝早く行って採ってくる。
薄く切ってから、さっと湯がいてアクを抜き、そのままわさび醤油で頂くのがサイコー。
タケノコご飯に炊き上げたり、美味しくいただいた思い出がある。
旬の味は、格別だな。
繭という言葉も季語になっている。
(はる‐ご【春▽蚕】)
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/180325/meaning/m0u/
「《「はるこ」とも》4月中旬に孵化 (ふか) した蚕。飼育環境がよいので、夏蚕・秋蚕よりも繭の量・質ともにまさる。しゅんさん。《季 春》」
(Ⅱ. 蚕糸業のあらまし -シルク産業の姿-)
http://www.nias.affrc.go.jp/silkwave/hiroba/Library/SeisiKiso/chapter2.htm
「春蚕(しゅんさん、はるごともいう):5~6月に飼育されるもの。気温が高過ぎず、クワの成育にも適している時期なので繭の収穫量が多く、他の長期の繭に比べて品質は最も良いが、カイコが繭を作っている時期に長雨(梅雨)に遭遇したものには糸のほぐれの悪いものがある。」
カイコ(と、餌の桑)の生育に適した季節ということなんだろうか。
(クワ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF
「春に開花する。雄花は茎の先端から房状に垂れ下がり、雌花は枝の基部の方につく。果実は初夏に熟す。キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなる。熟すと赤黒くなり、甘くて美味しい。」
ウニの発生とかで、桑実胚といわれる状態があるが、ここから来てるんだろうな。
(桑実胚)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%91%E5%AE%9F%E8%83%9A
「桑実胚の名称は英名もクワの実に由来する。クワの実はキイチゴのように粒が集まった形であり、胚発生の初期において細胞が数を増して、しかし未だに個々の細胞が確認できる状態をこれに比したもので、おおむね16-32個程度の細胞数のものをこう呼ぶ」
(童謡「赤とんぼ」にこんな深い意味があったのだ!)
http://blog.goo.ne.jp/ken-morita_001/e/2ba83e875d4619e6c269c89a273f963e
「山の畑の桑の実を 小かごに摘んだはまぼろしか」
蘊蓄を傾けた解説だが、肝心の桑の実については触れられていない。
まあいい。
桑の葉が育つ季節、それを食べてカイコが成長する季節だ。
繭を作り、糸を採り、絹織物になる。
生産の喜びが伝わってくる。
まあ、カイコにとっては、悲惨な話だがな。
完全に家畜化されたカイコは、人間の手によってしか繁殖することは出来なくなっている。
「成虫は全身白い毛に覆われており、翅を有するが、体が大きいことや飛翔筋が退化していることなどにより飛翔能力を全く持たない上、口吻が無いため餌を取ることは無い。交尾の後、やや扁平な丸い卵を約500粒産み、約10日で死ぬ。」
「絹を取った後の蛹は熱で死んでいるが、日本の養蚕農家の多くは、鯉、鶏、豚などの飼料として利用した。現在でもそのままの形、もしくはさなぎ粉と呼ばれる粉末にして、魚の餌や釣り餌にすることが多い。」
「また、貴重なタンパク源として人の食用にされる例は多い。」
「産地:名称:調理法
・長野県や群馬県の一部:どきょ:佃煮
・伊那地方:まゆこ(産後のメス):佃煮
・朝鮮半島:ポンテギ:佃煮
・中国(山東省、広東省、東北地方):蚕蛹(ツァンヨン):素揚げ、煮付け、炒め物
・ベトナム:ニョンタム:煮付け
・タイ王国(北部や北東部):?:素揚げ
・宇宙ステーション:?:粉末状にした上でクッキーに混ぜて焼き上げる、一度冷凍したものを半解凍する(研究中?)」
繭糸について調べていたら、デニールという言葉が出てきた。
(デニール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB
「1デニールは、9000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものである。」
大きいほど、糸が太いということになる。
ダイビング関係だと、BCのブラダーをカバーしている布の丈夫さを見るのに、デニールの値を見たりするな。
(OMS TESSERACT WING)
https://www.divegearexpress.com/oms-tesseract-wing-60lb-lift-black
「1000 Denier Nylon® Outer bag」
浮沈子がメインで使っているOMSのデュアルブラダーの外皮は、1000デニールのナイロンということになる。
標準的な値だ。
(SMS 75)
http://www.hollis.com/sms75/
「Rugged 1000D Cordura」
サイドマウントよりも、バックマウントで使うことが多かったSMS75も、同じく1000デニールである。
コーデュラというのは、ナイロンの種類らしい。
まあ、何を使っていても、切れる時は切れる。
沈船など、鋭い突起物が多い環境では、そのリスクにも配慮しなければならない。
外皮が切れて浮力体が破れれば、何らかの方法で浮力体を確保し、浮上を試みることになる。
デュアルブラダーだって、両方穴が開くこともある。
SMBを複数持ってくのもいいかもしれないが、そんなところに入らないというのが一番いいだろうな(狭くて、暗くて、危ないところに入りたがるヘンタイは多い・・・)。
5月は、カイコの季節、繭から取った絹糸の話から、ダイブ逸れてしまった(なんちゃって!)。
考えてみれば、今月末には、パラオに出発するわけで、それまでの間にいろいろやっておかなければならないことが山積している。
沈船で切ってしまった脛の傷のかさぶた取ってる暇はないのだ(脛毛も一緒に抜けて、痛いんですが・・・)。
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