タイコム延期2016年05月27日 10:09

タイコム延期


(There was a tiny glitch)
https://twitter.com/elonmusk/status/735965207625932801

「There was a tiny glitch in the motion of an upper stage engine actuator. Probably not a flight risk, but still worth investigating.」(上段エンジンアクチュエータの運動中の小さな不具合がありました。おそらくない飛行リスク、まだ調べてみる価値。:自動翻訳のまま)

明日朝に延期になったようだ。

不具合の発表というのは難しい。

製品やサービスの信用にかかわる。

三菱とか、たぶん、絶対に公表しないだろうな。

浮沈子は、スペースXがたびたび不具合を起こして打ち上げを延期するのを見てきたが、それは品質管理が杜撰だとか、部品を納入している業者がダサイとか、そもそも設計がなっていないとか、ハッキリ言って、そういう話だと考えている(まあ、メイドインアメリカだしな)。

それでも、ロケットは打ち上げられるし、結果的に極めて安価に衛星を静止軌道に投入できる。

1段目の回収もするしな。

たぶん、これが米国流というヤツなんだろう。

チェックとかも、コンピューターが行って、人間に頼らない(プログラムは、人間が書いているんでしょうな)。

ロケットもまた、コンピューターのデバイスになっている。

ハードウェアが、電子デバイスの助けを借りて、協調しあいながら作動するという次元を超えて、ソフトウェアの指示のもとに、所定の機能を発揮するだけという世界に突入している。

要素技術を組み合わせて、望まれる性能を得るための方策は、人間の頭の中にだけあったのに、それを外部化して、高速で制御して、機械同士の協調では得られなかった性能まで得る。

それどころか、その、付加的に得られる余剰の性能を、どこまで引き出せるかということを前提に、基本設計がなされる。

デバイス単独では、製品として、全く機能しない。

戦闘機が、静的安定性を捨てて、コンピューター無しでは飛べないようになっているのがいい例かも知れない。

高機動するのに、静的安定性は邪魔な要素でしかない。

そんなもんはどぶに捨てて、コンピューターに制御された、それなしには不安定極まりない機体を作る。

人間技では制御できない、ろくでもない飛行機を、コンピューターが、我が物のように操る。

それで、初めて飛ぶことが出来る。

高度に制御された機械は、デバイスの集合ではない。

もちろん、制御に対して、高いレスポンスで応答できる性能は必要だが、その結果までは考慮しないでいい。

それは、コンピューターの仕事(っつーか、プログラマーの仕事)だ。

工作精度とかよりも、時間応答性の方が重要視されているのかもしれないな。

もたもたしてたら、全体の動作に影響が出るもんな。

デバイス側でも、それ自身の動作を制御するためのコンピューターを持つことになる。

デバイスドライバーだな。

パソコンだと、まあ、プログラムとして一括管理されるんだろうが、インターフェイスさえ決めておけば、デバイス側に置いて、通信で制御することが出来る。

つーか、そうしなければ制御できない。

構造化していかなければ、複雑怪奇になって、どうしようもなくなる。

決まり切った制御は、デバイス側に移して、さらに高度化を図る。

そういった、階層化が進めば、巨大なシステムを、シンプルに制御することが可能になる。

機械の王国は消え去り、電子の帝国が支配する世界。

鋼鉄のワイヤーや、リンケージを使って離れたデバイスを制御していた時代は終わり、電子が流れる銅線や、光子が飛び交う光ファイバーが信号を送る。

目にも止まらない速さのその制御に、これまたデバイスもしっかり応答して、見事に所期の性能を発揮するのだ。

センサーの発達とか、フィードバックとか、そういうややっこしい話もある。

それさえも、コンピューターの制御化で高度利用される。

センサーの劣化とかの管理も、コンピューターがしてたりするわけだ。

今回のファルコン9の不具合が、具体的に何だったのかは分からない。

アクチュエイターの不具合というが、機械的なものなのか、プログラムの問題なのかも不明だ。

それが、どの段階で、どのように発見されたのかも分からない。

直前で中止されたのが、発見自体のタイミングなのか、決定に至るまでのプロセスの問題なのかもはっきりしない。

そこは企業秘密だ。

結果は中止(延期)。

問題点が解決され(あるいは、支障がないと評価され)、その対応が適切になされて打ち上げが成功するかどうかは、明日分かる。

たぶん成功するだろうし、1段目の回収も滞りなく行われて、大団円を迎えることになるはずである。

たぶん・・・。

膨張失敗2016年05月27日 13:28

膨張失敗


人の不幸は蜜の味・・・。

(宇宙で膨らむエアドーム「BEAM」展開に失敗 原因は不明)
http://sorae.jp/030201/2016_05_17_beam.html

「空気が抜けていたのか、それともモジュールの素材自体に問題があって膨らまなかったのか…。」

断言するが、機械的な問題ではないだろう。

そっちの方は、地上でいやというほどテストできたはずだ。

運搬時の損傷か、制御プログラムに係る不具合に違いない。

ああ、バルブの不具合かもな。

コンポーネントの中には、圧縮空気のタンクがあって、そのバルブを開放することにより膨張させる。

いずれにしても、ありそうな話だ。

膨張式宇宙船は、アイデアとしては面白いし、理に適っている。

地上から運び上げることを前提にした場合、という条件付きだがな。

折り畳み式のパネルを持って行って組み立てると、気密性に問題があるし、強度的にもつなぎ目が不安だ。

柔軟な素材を伸展させて、大きな空間を確保するというのは、うまいやり方だ。

しかし、風船が萎んだままでは仕方ないな。

膨張して、初めて使い物になるというのは、アレと同じだな(子供は、分かんなくていいです!)。

「今のところ失敗の原因ははっきりしていませんが、安全性が確認されれば明日にも再度膨張試験を行う可能性があるとのことです。」

ISS側には、気密保持のためのハッチもあるが、無理に膨らませて爆発でもしたら一大事だ。

次のドラゴンが接続するのは7月16日の予定だ。

(SpaceX CRS-9)
https://spacexstats.com/missions/spacex-crs-9

それまで、うっちゃっておいて、再度積み込んで再突入させて捨ててしまうという手もある。

宇宙ホテルがなくたって、困る人は誰もいないしな。

水中ライト2016年05月27日 21:10

水中ライト
水中ライト


神田のEX-スクーバに行って、酸素センサーをゲット。

ついでに、ライトを購入(画像参照)。

(Backup mini TEC)
http://www.light-for-me.com/torches/backup-mini-tec.html

スポットの方がいいらしいので、広角でない方をゲット。

「Light angle:6 degrees」

この電池というのが、今をときめく18650リチウムイオン二次電池というヤツだ。

電動アシストママチャリや、テスラモデルS、ノートパソコンのバッテリーにも使われていて、万能選手だな。


(18650型リチウムイオン電池の使用上の注意)
http://kotori4126.jugem.jp/?eid=238

「「18650」は18mm×65mmの規格ということ。」

「実際は負(-)極側に保護回路が付いているので、長さは67mm位ある。この長さが原因で使うことができない18650型用の機器もあり、その場合は保護回路の付いていない通称「生セル」しか使えないということになる。」

おまけで付いてきたバッテリーは、生セルだったが、保護回路付きの方が安心だ。

アキバで2本1200円(?)だったから、明日でもまた行ってこようかな。

で、充電器も買った。

アキバで400円税込みだったが、アマゾンでは、似たようなのが300円だ(送料別)。

(1×ユニバーサル 電池 充電器 バッテリー チャージャーAA AAA Li Ni-Cd NiMH 18650 3.6V / 450mA 69L)
http://www.amazon.co.jp/1%C3%97%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BCAA-Ni-Cd-18650/dp/B00MO75UMK/ref=sr_1_48?ie=UTF8&qid=1464344785&sr=8-48&keywords=%EF%BC%91%EF%BC%98%EF%BC%96%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%85%85%E9%9B%BB%E5%99%A8

形状や機能は似ている。

同じようなもんだろうな。

回路もワンチップで、充電し終わっても電流流しているかも知れない。

ライトの方は、点けてみると、やはり明るい。

夜の散歩のお伴にもぴったりだ(明る過ぎ!)。

ちょっと不気味だがな。

100m防水で、値段は9800円だった(展示在庫品)。

さて、パラオ行きの買い物は、ほぼ揃ったことになる。

出発まではまだ日がある。

もう一度点検して、忘れ物などないようにしたい。

蛍の光2016年05月27日 22:12

蛍の光


水辺の葉の上に、うっすらと光る緑色の光を見たような気がして、2、3歩行き過ぎてから戻ってきて、買ったばかりの水中ライトで照らしてみると、ホタルが一匹、所在無げに止まっていた。

夏は来ぬの歌詞にも、ホタルが出てくる。

(停滞前線)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/05/11/8087560

「3 橘の 薫るのきばの
窓近く 蛍飛びかい
おこたり諌むる 夏は来ぬ」

(夏は来ぬ:歌詞解説)
http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/natsuhakinu.htm

「3番の歌詞:「蛍雪の功」
3番の歌詞では、まずミカン科の柑橘類の一種であるタチバナ(橘)が描かれる。『古今和歌集』でも取り上げられ、「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」(よみ人しらず)などと詠まれた。」

「歌詞の後半で「蛍飛びかい  おこたり諌(いさ)むる」とあるが、これは中国の故事「蛍雪の功(けいせつのこう)」からヒントを得た表現であろう。故事によれば、灯りの油も買えない貧しい青年が、本を読むために、蛍を数十匹捕まえて袋に入れ、その灯りで勉学に励んだという(冬は雪明り)。」

「『夏は来ぬ』の歌詞においては、「蛍雪の功」の故事を暗示しながら、夏の夜も怠らず勉学に励めと、飛び交う蛍にまるで諌められているかのような表現となっている。」

勉学に励むのは苦手なので、せいぜいダイエットのための散歩でもしようかな。

近所にホタルが出るというのは、都会の中では風情がある。

(ゲンジボタル)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%AB

「成虫の体長は15mm前後で、日本産ホタル類の中では大型の種類である。複眼が丸くて大きい。体色は黒色だが、前胸部の左右がピンク色で、中央に十字架形の黒い模様・・・」

そこまで細かくは見えなかったが、オレンジ色した模様は見て取れた。

「日本で「ホタル」といえばこの種類を指すことが多く、もっとも親しまれているホタルである。」

「成虫が活動する夜に車のライトや外灯を点灯させるとホタルの活動の妨げとなる。」

330ルーメンの水中ライトで照らしたりしてはいけないんだな・・・(反省)。

単なる移入ではなく、本来の系統を増やそうという取り組みもあるようだ。

浮沈子は、ちょっと違う考えだが、まあいい。

人間の身勝手な行いは別として、彼らには彼らの生活がある。

そっとしておいてやるのがいい。

それで滅んでしまっても、いいではないか。

人間もまた、自然の一部だし、やがては滅ぶ身の上なのだから。

成虫となって光を放つのは、わずかの期間だとある。

「成虫の期間は2-3週間ほどしかない。」

越年しないで、生活環を繰り返す。

(ホタルの寿命はなぜ短いのか)
http://news.mynavi.jp/news/2013/11/29/109/

「口が退化してしまったことで、水分摂取以上の行動がとれないため」

究極のダイエッターだな・・・。

「成虫は幼虫時代に蓄えた栄養素を使って活動していると考えられており、これが成虫の寿命が短い一番の理由といえます。」

浮沈子は、そこまでやる気はない。

昨日は、完全に摂取カロリーがオーバーしてしまって、今日も怪しい。

まあ、昨日は水泳とか自転車とか、カウントされないアクティビティがあったからいいが、今日は秋葉原でうろついた程度だ(フィットネスはさぼりませんでしたが)。

少しは、ホタルに見習って、カロリーコントロールしなけりゃならんな。

身体の一部が光ってるだけじゃあしょうもないしな(浮沈子は、頭ですが・・・)。

どれ、もう一回り、近所を徘徊してこようかな・・・。

デブと禁煙2016年05月27日 23:33

デブと禁煙


人の不幸は蜜の味・・・。

(米国人の肥満率、30%超えで過去最悪 CDC年次調査)
http://www.cnn.co.jp/fringe/35083251.html

「米国の肥満人口が増え続けている。」

「2015年の調査で、20歳以上の米国人の肥満率は過去最高の30.4%」

やつら、食うしな・・・。

「現行方式で統計を取り始めた1997年の肥満率は19.4%にとどまっていたが、その後は毎年増加傾向が続いている。」

「18歳以上の喫煙者は1997年の調査では24.7%を占めていたが、2015年は15.1%にまで減った。」

ほほう、喫煙率は減ってるのか。

(男女別喫煙率の国際比較)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2214.html

2013年のデータだが、元資料に当たると、2000年から2013年の変化(男女合算)の推移が分かるグラフがある。

(Health at a Glance 2015:PDFの71ページ:資料ページは69ページ)
http://www.keepeek.com/Digital-Asset-Management/oecd/social-issues-migration-health/health-at-a-glance-2015_health_glance-2015-en#page71

「米国:19%→14%」

我が国は、27%から19%に減っている。

喫煙率は、男女差が大きいので、我が国の経年変化をグラフにしたものも見つけた。

(男女別のたばこ喫煙者率の推移)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2210.html

50年間の推移を見ていることになるが、このままいくと、あと20年以内には男女の差はなくなり、一桁のパーセンテージで推移するのではないか。

まあ、どうでもいいんですが。

米国は、タバコを吸わないデブが増えているということを確認できた。

浮沈子は、男性の喫煙率が下がり始めた頃に吸い始め、5割を切った頃に止めた。

いいタイミングで止められたと感謝している。

社会的に、喫煙者に対する目が厳しくなってきたころの話だ。

今の時代の喫煙者は、肩身が狭くて気の毒だな。

もうすぐ、デブの肩身も狭くなるんだろう(デブは、肩身広いですが)。

既に、企業などでは、健康保険の絡みで、強力にメタボ対策を行っているところもあるようだ。

採用や昇進にも、影響してるんだろう。

何より、本人の健康的な生活のためにも、メタボ(リックシンドローム)の管理が望まれるところだ。

そのうち、何らかの形で、社会的な差別が生まれるかもしれない。

デブ専用の車両とかな(なんか、暑苦しい感じだな)。

冬とかはいいかもしれない。

厚労省は、最近、腹周りの診断方法を止めることにしたようだ。

(メタボ健診
見直しへ…腹囲以外に血圧など判断 厚労省)
http://mainichi.jp/articles/20160511/k00/00m/040/079000c

「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防に着目した特定健診・保健指導について、厚生労働省は10日、腹囲を第一条件に指導対象者を選んできた現行制度を見直し、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えれば、指導対象とする方針を決めた。」

実効性がある基準を定め、適切な指導を行う必要があるんだろう。

せっせとカロリーコントロールして、メタボ直さないとな。