4日目で2本になったロタダイビング2019年02月01日 02:56

4日目で2本になったロタダイビング
4日目で2本になったロタダイビング


お客さんが入れ替わり、4日目のダイビングはサブチェイサーとジョアンズリーフ。

1本目はBCのトラブルに泣いた。

ダンプバルブからエアーが漏れてしまって、浮力のコントロールが上手くいかず焦った。

こういう時に限って、フロートを持っていなかったりするんだよな・・・。

いざとなれば、ウエイトを捨てて肺の浮力だけで十分上がれるから心配には及ばないし、深度が変わっても浮力に変化がない服装なので、コントロールも容易だ。

が、まあ、不快であることに違いはない。

SMS50のデフォルトのダンプバルブは右側で、カウンターウエイトを着けているとはいえ、左のタンクが下がり気味になっているので余計漏れる。

エキジットしてダンプバルブをばらしてみたら、ゴム製の弁が外れていた。

真ん中の穴に軸を差し込んで締め直したら直った。

2本目では漏れは全くなく、快適なダイビングが可能だった。

前後のトリムについては、邪道ではあるが、タンクを少し前方に押し出す感じでバランスさせることが可能であることが分かった。

ちょっと人様には見せられない感じになるが、本人が快適であればそれでいいのだ。

今日の出物は、イソマグロ(浮沈氏は見られませんでしたが)とナポレオン(カメも出たとか)。

こんなもんか。

2本目は、多少流れに逆らって戻るような感じになったが、バランスを修正してトリムが取りやすくなっていたので問題はなかった。

残圧はだいたい90くらい。

結構吸っている。

今日は耳抜きも問題なく、バルブのトラブル以外は快適だ。

エントリーの際、3日目の2本目まではタンクを船上から渡してもらっていたんだが、船倉の蓋の上(舷側と同じ高さ)に置いて、装着してからバックロールで入るようにした。

水中では、バンジーだけ着ける。

ここのタンクは、タンクバルブのグリップの反対側の出っ張りがなく、フライトのヨークバルブの出っ張りに引っ掛けている。

テンションは、まあ、こんなもんか。

若干調整の余地はある。

あと3日間だが、どこまで詰め切れるかな・・・。

5日目はよく泳いだロタダイビング2019年02月02日 05:38

5日目はよく泳いだロタダイビング


新しいゲストが加わり、浮沈子入れて4人になったお客さん。

うーん、ちょっと心配な感じ・・・。

シーズンオフでも、5、6人のゲストは欲しいな。

今日も2本だが、1本目はファイアーワークスから松運丸までのドリフト、2本目はナンバーワンでのドリフト。

ここのドリフトは、流されていくというより、ほぼ泳ぎ続ける。

それ程距離はないんだが、1本目は少なくとも400m位は泳いでいる(松運丸の船尾を上から見たのは初めて)。

2本目も、エキジットするために沖に出る際はアゲインストになっているから、相当泳いだ。

残圧も60とか70とか。

やれやれ・・・。

出物は2本目のバラクーダの群れ。

足の筋肉痛と戦いながらの毎日も、あと2日となった。

今日は3本の予定で、集合時刻も朝8時半に戻る。

昨日、一昨日は、10時半とか11時半だったのでのんびりできたんだがな。

まあいい。

動かざる者食うべからず。

昨夜は、新しく来られたゲストの方とバレンチノで夕食をご一緒した。

メニューはチキンカツカレー。

ワンプレートにカレールーがかかったチキンカツ(えーと、カレールーの上にカツが乗っているのでないところに注意)に円錐台状のライスとボイルドサラダが乗っている。

分量としては、カツがデカい(草履サイズ)。

ライスは、大盛りにしてもらったが、その割にはふつーだった。

別に、サラダとスープが選べるので、サラダにした(前回のポークカレーは、両方ついてきたのにな)。

まあ、どうでもいいんですが。

帰りに、ハーベストマーケットに寄って、飲み物などを調達する。

ここは、遠いのであまり来たことはなかったが、アンズコンビニエンスストアよりは品数が多いような気がする。

ラッキーストアより、パンの種類が豊富だそうだ(あまり良く見てないので、聞いた話です)。

問題なのは、ここにも2匹のケルベロスがいて、近寄る客に吠え掛かることだな。

ラッキーストアだけは、その手の犬はいない。

戌年のくせに、イヌが苦手の浮沈子。

今回は、筋肉痛のために、余り出歩かないようにしている。

ダイビング優先の毎日(食事優先ともいう?)。

まったりとした癒し系のダイビング。

インドメタシン入りの塗り薬が頼りだけどな・・・。

6日目はまったりロタダイビング2019年02月02日 18:56

6日目はまったりロタダイビング
6日目はまったりロタダイビング


ポーニャポイント、サンタクロースリーフ、ケーブルラン(初)。

巨大ウミウチワのあるドリフトダイビングの1本目や、例によって人文字と水中サーフィン、ヨスジフエダイ招き(?)、イエローカーディナルフィッシュの癒し系(なぜか、ここはエアーの消費量が最大になる)の2本目。

3本目は、たぶん初めて。

リン鉱石搬出の跡地らしい。

サブチェイサー(駆潜艇)の残骸と、なぜそこにあるのか不明な1枚だけの大きめのスクリュー。

鎖を辿っていくと見つかる。

今日の出物は1本目の小型のカメと、2本目のイカの群れ。

そんなもんが珍しいロタのダイビングも、あと1日を残すだけとなった。

楽しいことが過ぎるのは早い。

今日は、部屋で静かに冷蔵庫の在庫整理に勤しむ。

ロタでのサイドマウントの一つのスタイルが落ち着いてきた。

初日のジタバタに比べたら、格段の進歩だが、3mmでもウエットスーツがあった方がいい。

さもなければ、軽くて硬いフィンを選択するかだな。

次回以降の課題だ。

ロタは、ロタホールのシーズンに必ず来る。

そう決めた。

確かに乗り継ぎで来るのは大変だし、天候のリスクもある。

今回は、前半は曇り時々雨だったが、中盤以降は晴天に恵まれた。

スタッフや陸上の様子は変わったが、透明で青い水中は以前のままだ。

その中で水中を漂っているのがいい。

ロタの海 ひねもす ふわりふわりかな

まあ、どうでもいいんですが。

時々インターネットへの回線が切れることがあるけど、ホテルの部屋でワイファイが繋がってくれるのが有難い。

バレンチノは、ロビーとかでないと繋がらない部屋もあるようだ。

コーラルガーデンは繋がらないだろう(未確認)。

ベイビューでいい。

部屋の時計が止まったままであるとしてもだ。

まあいい。

明日はダイビング最終日。

7日間に渡ったダイビングの総決算だ。

安全第一、のんびりまったりのロタダイビングを続けよう。

今回の最終日は、次回の予行演習のようなもんだからな。

気を抜かずに、次に繋がるダイビングにしよう・・・。

最終日は怒涛のロタダイビング2019年02月03日 19:56

最終日は怒涛のロタダイビング


セブンスクリュー(初)、ハルノンドロップオフ(初)。

セブンスクリューは、25m位の貨物船で、ダイビングのために沈められたようだ。

そこから、延々泳いで、松運丸を経て、中国製の沈船まで上空から見下ろしたところでエキジットした。

ガイドさんも、ロタで沈船3タテは初めてだという。

2本目は、浮沈子初めてとなるハルノンドロップオフ。

タイピンゴット山(通称ウエディングケーキマウンテン)の先端の真下がエントリーポイント。

最終ダイビングのために、ギンガメアジがいるという根までは行かず、棚上での観望に徹する。

エントリーの時にマスクを落として、危うくトラブルになるところだった。

やれやれ・・・。

出物はナポレオン。

ロタでのダイビングは全て終わった。

支払いを済ませ、器材を引き上げ、乾かしてからパッキング。

それもすべて終わった。

明日は、日本に向けて旅立つ。

気温25度で「冷え込む」と表現される常夏の島から、真冬の日本へ・・・。

明日は、立春としては記録的な高温になると言われているようだが、最高気温が20度に達することはない。

まあいい。

この惑星では、2300km程移動するだけで季節が変わる。

結構な話だ。

その半年先の季節を味わうことが出来た。

今夜は最後の夜。

静かに更けるロタの夜。

吉野家も、セブンイレブンもない。

夜は寝る時間だ・・・。

ロタ国際空港では体重を計られた2019年02月04日 14:24

ロタ国際空港では体重を計られた
ロタ国際空港では体重を計られた


預託荷物の重量は19ポンド。

やったーっ!。

スターマリアナスの20ポンド制限をクリアして、満面の笑みを漏らす浮沈子。

あれっ?。

なんか言ってる・・・。

手荷物の重量も計るらしい。

追加料金取られんのかあ?。

それどころか、浮沈子に計量台に乗れという。

つまりは、飛行機に積み込む全重量を計るわけだ。

間違いはないんだろうが、女性とかは抵抗あるかも知れない。

まあいい。

ショルダーバッグ込みの重量は秘密だ。

追加料金は取られず、手荷物はゲートチェック済みの札を付けて戻してくれた。

やれやれ・・・。

ベイビューからの送りのクルマも、お願いした10時に車庫から出したのは良かったんだが、そのまま反対方向に行ってしまった。

ホワイ?。

どうやら、ガソリンを入れに行ったようだ。

戻ってきて乗り込んだんだが、何かインジケーターランプが点いていて、ガソリンも半分以下しか入っていない。

まあ、どうでもいいんですが。

往きは、センターラインをはみ出したりしてヒヤヒヤしたが、還りはふつーの運転だった。

今朝は、バレンチノに朝食を食いに行ったんだが、スーパーボールがあるとかで12時半からの開店らしい。

いねーよ・・・。

この、なんとも南の島的状況に、ようやく慣れたところでロタを離れることになる。

旅の終わりの始まり。

空港のレンタカー屋のチラシを貰った。

以前来た時は3件開いていたのに、今日は2件しか開いていない(しかも、1件は真っ暗で店員もいない)。

シーズンオフだしな。

次回のロタ行の計画を、帰ったら早速立てよう。

今回は幸運に恵まれて、このままいけばオンスケジュールの旅行になったが、ロタホールのシーズンは台風と重なることもあるのでうまくいくとは限らない。

個人手配ではなく、旅行会社を経由してリスクヘッジしようと思っている。

日程的な制約はないんだが、飛行機が飛ばなかったりした時の手配をする必要があるからな。

今までは、ロタでは個人手配したことはなかった。

旅の終わりは、次の旅の始まり。

今回のダイビングで、浮沈子が求めていたダイビングが何かを再確認した。

浅く明るく暖かい海で、ゆったりまったり漂いつつ潜る。

フィンキックは、10秒に1回くらいでよろしい。

透視度は、最低50mというところか。

今回は、マックス70m位だったからな。

上空からの眺めを含めて、松運丸には3回も行った。

やっぱ、あの辺りが抜けてる感じだな。

最終のハルノンドロップオフも圧巻だった。

また、海況がいい時に行ってみたいものだ。

サンタクロースリーフは2回行ったが、せいぜい10m位の水深なのに、耳抜きでトラブるのと、エアの消費量が一番多い(運動量が多いためか)。

フィン脱いで走ったりするしな。

ご一緒したお客さんは延べ3組だったが、皆さん気持ちのいい方たちばかりだった。

ロタのリピーターということで、またいつか、ご一緒できることを楽しみにしたい。

今日も、朝から晴天。

ロタ日和になった。

空港には2時間近く前に到着したので、浮沈子が一番乗りだったが、そろそろ他のお客さんが到着し始めてにぎやかになってきた。

やはり、旅は一人に限る。

何の制約もなく、何の煩わしさもない。

最終日は、ベテランの方とご一緒だったので、ガイドさんも大胆なチョイスをしてくれたしな(沈船3タテと大荒れのハルノンドロップオフ)。

いい思いをした。

その思い出が薄れてしまわないうちに、再び訪れることを願ってロタを離れよう・・・。