🐼ウクライナ降伏不可避:特殊軍事作戦→戦争 ― 2022年05月01日 09:56
ウクライナ降伏不可避:特殊軍事作戦→戦争
(5月9日にプーチン氏「戦争」宣言か 英国防相指摘、動員拡大の恐れ)
https://mainichi.jp/articles/20220430/k00/00m/030/165000c
「5月9日の「対独戦勝記念日」に、ロシア軍がウクライナと戦争状態にあると位置付け、軍や市民の大量動員を宣言する可能性」
この場合のロシアとウクライナの線引きがどこかが問題だ。
ドネツクとかその辺りのテキトーな所に線を引いて、こっからこっち(ロシア側)がロシアの領土だということにしてしまえば、ウクライナはロシアに対して攻撃していることになる。
降りかかった火の粉は払いのけなければならない(そんなあ!)。
身勝手で手前味噌もいいところな話だが、侵略戦争というのは、そういうものだからな。
ウクライナ側としては、自国の領土を切り取られることに納得いかないだろうから、当然取り返そうとして攻撃し続ける。
南部の黒海沿岸までロシア側に押さえられれば、国力の疲弊は免れないだろうが、西側は援助を続けるに違いない。
5年先、10年先も続くんだろうか?。
「ジョンソン首相は4月22日、訪問先のインドで、戦闘が「2023年末まで続く」可能性を示唆した。」
そんなもんじゃ済まないだろうな。
浮沈子は当初(2月24日侵攻時点)、3日でケリがつくと見ていたけど、長期化は避けられない情勢になっている。
ウクライナは西側の援助を受けて善戦しているようだが、ロシアの攻撃を遅らせるのがせいぜいで、撃退はおろか食い止めることも出来ないでいる。
ロシアが東部から南部を占領下に置くのは、文字通り「時間の問題」になっている。
西側の報道は、戦争報道にありがちな「味方は勝ってて敵は負けてる」報道だからな。
ロシアがキエフへの電撃侵攻に失敗したのは明らかだが、戦線を立て直して再度攻勢をかけている。
浮沈子が着目したのは、兵站の重要性を十分に認識した運用を行っている点だ。
(ロシア軍は「補給部隊と離れないよう慎重に進軍」…米は「軍事作戦遅れている」と分析)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220430-OYT1T50109/
「露軍が「補給部隊と離れないよう慎重に進軍している」」
「露軍はドンバス地方制圧に向け、親露派武装集団が実効支配している地域、東部ハルキウ州、南東部マリウポリから攻勢をかけている」
手堅い戦術に切り替えてきている。
「露国防省は29日、首都キーウ(キエフ)近郊、西部フメリニツキー州、南部オデーサ(オデッサ)州の合わせて3か所で、鉄道の分岐地点にある変電施設をミサイルで破壊」
「ウクライナ軍の補給能力に打撃を与えようとしているようだ」
味方の補給路を確保し、敵の補給路を断つ。
基本だな・・・。
西側は、当然、それを前提とした対策を立てていくことになる。
列車や車両、航空機などによる多角的な補給網を確保しようとするだろうし、保管場所についても分散したりして、ミサイル攻撃などによる損耗を減らそうとするだろう。
米軍は時間差を掛けて重層的なルートで輸送し、オンデマンドで前線に届くような高度な輸送作戦を立てているのではないか。
もちろん、その間の損耗による分を上乗せしてな。
物量作戦は得意だからな。
まあいい。
じりじりと攻め込まれていく中で、いつになったら終わるかが問題になってくるだろうが、インド中国の支援を背景に、ロシアは戦争継続に対して自信をつけてきている。
どこかで、ポッキリお終いになることはないだろう。
地固めをしながら、10年くらいの時間をかけて、ネコがネズミを仕留めるように、舌なめずりしながらウクライナに攻め込んでいく。
経済制裁が効いているとか、プーチン政権にほころびが見えるとか、西側の報道も、浮沈子から見れば手前味噌に見える。
そりゃあ、20年くらい続ければ、経済制裁の効果も出てくるかもしれないし、プーチンだって不死身じゃないから寄る年波に勝てずに引退するかもしれないけど、その頃にはウクライナは存在していないだろうからな。
先が読めない時間の関数になっちまった長期戦の中で、不確定要素を巡る憶測が渦巻いている。
国際社会(=西側?)を一切信用していないプーチン政権が、間接的な攻撃にへこたれるとは思えない。
国連さえも無視した行動をとり続けるしな。
軍事的な実力だけが、ロシアの侵攻を食い止め、思いとどまらせ、撤退させることが出来る。
このまま事態が進行すれば、10年後にはウクライナはロシアの一部となり、ポーランドなどの隣国は直接ロシアと対峙することになる。
NATOの東方拡大を進めた際に、いつかはそういう日が来ると分かっていたはずだがな。
それが今、現実となっているに過ぎない。
ちょっと過激で、想定外の状況ではあるけどな。
ロシアにしてみれば、手にした領土を非NATO化、非軍事化し、西側との緩衝地帯とすることで自国の安全を図ろうというシナリオなんだが、どうも、やはり、それでは上手くいきそうもないことが分かってきたのかも知れない。
領土的野心はないけれど、言うことを聞かなければ占領するしかない。
5月9日に戦争宣言をするしないに関わらず、ロシアはウクライナを占領しようとするだろう。
どれだけの時間が掛かろうと、どれだけの犠牲を伴おうと、それがロシアの選択だ。
国家の意思とはそういうものだし、それを変えることは容易ではない。
英国は、8000人規模の陸軍を東欧に派遣することにしたそうだ。
(イギリスが陸軍部隊8000人を東欧に派遣 冷戦以降最大の規模)
https://news.yahoo.co.jp/articles/42e7b5505eaa33d30313a29b027ef17ae36b8d1b
「イギリス国防省は29日、今年の夏までに東ヨーロッパ各地で計画されている合同軍事演習に、イギリス陸軍の部隊約8000人を派遣すると発表」
延べ人数かも知れないし、正確なところは分からないけど、英国陸軍(現役8万2千人)の1割を派遣するということになれば、相当な規模になる。
「軍事演習にはNATO(=北大西洋条約機構)のほか、加盟を検討しているフィンランドやスウェーデンなども参加を予定」
西側には、ロシアのウクライナ占領を本気で止める気はさらさらない。
自分ちの庭にトバッチリが来なければ、それでいいのだ。
ゼレンスキー政権は、初めから梯子を外されている。
ウクライナ降伏不可避。
NATOへの電撃加入も、欧州大戦争も起こらなかった。
全ては、ウクライナというコップの中の嵐に留まっている。
それは、西側(=米国?)とロシアとの間に取り交わされている密約(←浮沈子の妄想です)にも沿っている。
ワシントンポストがすっぱ抜いたロシアの外交文書は、米国の高性能兵器の供与が続けば、「予測不能な結果」を招くと警告していた。
それって、核戦争でもなければ、ロシアの欧州侵攻でもない。
第三次世界大戦に至らず、欧州大戦争にもならずに、ウクライナをロシアにくれてやるという「予測可能な結果」が崩れるということなわけだ(そうなのかあ?)。
米国は、どこかでウクライナへの武器援助のバルブを閉めるだろう。
そのタイミングはまだ見えてこない。
当分は、生かさぬように殺さぬように、ウクライナを使ってロシアの軍事力を消耗させる。
英国国防相の見立て通り、ロシアが大っぴらに戦争を唱えて攻勢をかけてくれば、兵站が追い付かないほどの急速な侵攻が始まれば、事実上、補給線は消える。
そういう事態に直ちになるとは思えないけどな。
事態は、文字通り「時間の問題」になっている。
タイミングの問題だろうな。
いつ、どのような形で、どの程度の攻撃が行われるのか。
そのカードを握っているのがロシア側であることだけは間違いない。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(「私たちは彼を打ち負かした」:プーチンの「落雷」の核の脅威によって「ガタガタ音を立てていない」防衛秒)
https://www.lbc.co.uk/news/russia-war-ukraine-ben-wallace-lightning-strikes/
「I think he will try to move from his 'special operation'. 」(私は、彼が彼の『特別作戦』からの脱却を試みようとしているのだと思う。:浮沈子訳)
英国国防省のラジオ番組の元記事。
特殊軍事作戦から戦争への脱却ということは、兵力の増強や戦線の拡大ということなわけだ。
このことについては、別記事も見つけた。
(9日「戦争宣言」か…ロシアがウクライナに 英国防相が示唆)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f722c980ea61b3001c0386e12b766fc2fc32e65
「ロシアが戦争を宣言することによって状況は大きく変わる可能性がある」
「ロシアと軍事同盟を結んでいる国々も参戦を余儀なくされ、戦争が広がって長期化することが懸念される」
「ウクライナにとどまらずモルドバまで侵攻する可能性も」
モルドバも、ウクライナと同じNATO非加盟国だからな(ロシアの餌食?)。
モルドバといえばこれ!。
(恋のマイアヒ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%92
「モルドバ出身の音楽グループO-Zoneの楽曲。」(歌詞はルーマニア語:モルドバの公用語はルーマニア語)
まあ、どうでもいいんですが。
そのうち、ロシア語版とかも出るのかも知れないな・・・。
(5月9日にプーチン氏「戦争」宣言か 英国防相指摘、動員拡大の恐れ)
https://mainichi.jp/articles/20220430/k00/00m/030/165000c
「5月9日の「対独戦勝記念日」に、ロシア軍がウクライナと戦争状態にあると位置付け、軍や市民の大量動員を宣言する可能性」
この場合のロシアとウクライナの線引きがどこかが問題だ。
ドネツクとかその辺りのテキトーな所に線を引いて、こっからこっち(ロシア側)がロシアの領土だということにしてしまえば、ウクライナはロシアに対して攻撃していることになる。
降りかかった火の粉は払いのけなければならない(そんなあ!)。
身勝手で手前味噌もいいところな話だが、侵略戦争というのは、そういうものだからな。
ウクライナ側としては、自国の領土を切り取られることに納得いかないだろうから、当然取り返そうとして攻撃し続ける。
南部の黒海沿岸までロシア側に押さえられれば、国力の疲弊は免れないだろうが、西側は援助を続けるに違いない。
5年先、10年先も続くんだろうか?。
「ジョンソン首相は4月22日、訪問先のインドで、戦闘が「2023年末まで続く」可能性を示唆した。」
そんなもんじゃ済まないだろうな。
浮沈子は当初(2月24日侵攻時点)、3日でケリがつくと見ていたけど、長期化は避けられない情勢になっている。
ウクライナは西側の援助を受けて善戦しているようだが、ロシアの攻撃を遅らせるのがせいぜいで、撃退はおろか食い止めることも出来ないでいる。
ロシアが東部から南部を占領下に置くのは、文字通り「時間の問題」になっている。
西側の報道は、戦争報道にありがちな「味方は勝ってて敵は負けてる」報道だからな。
ロシアがキエフへの電撃侵攻に失敗したのは明らかだが、戦線を立て直して再度攻勢をかけている。
浮沈子が着目したのは、兵站の重要性を十分に認識した運用を行っている点だ。
(ロシア軍は「補給部隊と離れないよう慎重に進軍」…米は「軍事作戦遅れている」と分析)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220430-OYT1T50109/
「露軍が「補給部隊と離れないよう慎重に進軍している」」
「露軍はドンバス地方制圧に向け、親露派武装集団が実効支配している地域、東部ハルキウ州、南東部マリウポリから攻勢をかけている」
手堅い戦術に切り替えてきている。
「露国防省は29日、首都キーウ(キエフ)近郊、西部フメリニツキー州、南部オデーサ(オデッサ)州の合わせて3か所で、鉄道の分岐地点にある変電施設をミサイルで破壊」
「ウクライナ軍の補給能力に打撃を与えようとしているようだ」
味方の補給路を確保し、敵の補給路を断つ。
基本だな・・・。
西側は、当然、それを前提とした対策を立てていくことになる。
列車や車両、航空機などによる多角的な補給網を確保しようとするだろうし、保管場所についても分散したりして、ミサイル攻撃などによる損耗を減らそうとするだろう。
米軍は時間差を掛けて重層的なルートで輸送し、オンデマンドで前線に届くような高度な輸送作戦を立てているのではないか。
もちろん、その間の損耗による分を上乗せしてな。
物量作戦は得意だからな。
まあいい。
じりじりと攻め込まれていく中で、いつになったら終わるかが問題になってくるだろうが、インド中国の支援を背景に、ロシアは戦争継続に対して自信をつけてきている。
どこかで、ポッキリお終いになることはないだろう。
地固めをしながら、10年くらいの時間をかけて、ネコがネズミを仕留めるように、舌なめずりしながらウクライナに攻め込んでいく。
経済制裁が効いているとか、プーチン政権にほころびが見えるとか、西側の報道も、浮沈子から見れば手前味噌に見える。
そりゃあ、20年くらい続ければ、経済制裁の効果も出てくるかもしれないし、プーチンだって不死身じゃないから寄る年波に勝てずに引退するかもしれないけど、その頃にはウクライナは存在していないだろうからな。
先が読めない時間の関数になっちまった長期戦の中で、不確定要素を巡る憶測が渦巻いている。
国際社会(=西側?)を一切信用していないプーチン政権が、間接的な攻撃にへこたれるとは思えない。
国連さえも無視した行動をとり続けるしな。
軍事的な実力だけが、ロシアの侵攻を食い止め、思いとどまらせ、撤退させることが出来る。
このまま事態が進行すれば、10年後にはウクライナはロシアの一部となり、ポーランドなどの隣国は直接ロシアと対峙することになる。
NATOの東方拡大を進めた際に、いつかはそういう日が来ると分かっていたはずだがな。
それが今、現実となっているに過ぎない。
ちょっと過激で、想定外の状況ではあるけどな。
ロシアにしてみれば、手にした領土を非NATO化、非軍事化し、西側との緩衝地帯とすることで自国の安全を図ろうというシナリオなんだが、どうも、やはり、それでは上手くいきそうもないことが分かってきたのかも知れない。
領土的野心はないけれど、言うことを聞かなければ占領するしかない。
5月9日に戦争宣言をするしないに関わらず、ロシアはウクライナを占領しようとするだろう。
どれだけの時間が掛かろうと、どれだけの犠牲を伴おうと、それがロシアの選択だ。
国家の意思とはそういうものだし、それを変えることは容易ではない。
英国は、8000人規模の陸軍を東欧に派遣することにしたそうだ。
(イギリスが陸軍部隊8000人を東欧に派遣 冷戦以降最大の規模)
https://news.yahoo.co.jp/articles/42e7b5505eaa33d30313a29b027ef17ae36b8d1b
「イギリス国防省は29日、今年の夏までに東ヨーロッパ各地で計画されている合同軍事演習に、イギリス陸軍の部隊約8000人を派遣すると発表」
延べ人数かも知れないし、正確なところは分からないけど、英国陸軍(現役8万2千人)の1割を派遣するということになれば、相当な規模になる。
「軍事演習にはNATO(=北大西洋条約機構)のほか、加盟を検討しているフィンランドやスウェーデンなども参加を予定」
西側には、ロシアのウクライナ占領を本気で止める気はさらさらない。
自分ちの庭にトバッチリが来なければ、それでいいのだ。
ゼレンスキー政権は、初めから梯子を外されている。
ウクライナ降伏不可避。
NATOへの電撃加入も、欧州大戦争も起こらなかった。
全ては、ウクライナというコップの中の嵐に留まっている。
それは、西側(=米国?)とロシアとの間に取り交わされている密約(←浮沈子の妄想です)にも沿っている。
ワシントンポストがすっぱ抜いたロシアの外交文書は、米国の高性能兵器の供与が続けば、「予測不能な結果」を招くと警告していた。
それって、核戦争でもなければ、ロシアの欧州侵攻でもない。
第三次世界大戦に至らず、欧州大戦争にもならずに、ウクライナをロシアにくれてやるという「予測可能な結果」が崩れるということなわけだ(そうなのかあ?)。
米国は、どこかでウクライナへの武器援助のバルブを閉めるだろう。
そのタイミングはまだ見えてこない。
当分は、生かさぬように殺さぬように、ウクライナを使ってロシアの軍事力を消耗させる。
英国国防相の見立て通り、ロシアが大っぴらに戦争を唱えて攻勢をかけてくれば、兵站が追い付かないほどの急速な侵攻が始まれば、事実上、補給線は消える。
そういう事態に直ちになるとは思えないけどな。
事態は、文字通り「時間の問題」になっている。
タイミングの問題だろうな。
いつ、どのような形で、どの程度の攻撃が行われるのか。
そのカードを握っているのがロシア側であることだけは間違いない。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(「私たちは彼を打ち負かした」:プーチンの「落雷」の核の脅威によって「ガタガタ音を立てていない」防衛秒)
https://www.lbc.co.uk/news/russia-war-ukraine-ben-wallace-lightning-strikes/
「I think he will try to move from his 'special operation'. 」(私は、彼が彼の『特別作戦』からの脱却を試みようとしているのだと思う。:浮沈子訳)
英国国防省のラジオ番組の元記事。
特殊軍事作戦から戦争への脱却ということは、兵力の増強や戦線の拡大ということなわけだ。
このことについては、別記事も見つけた。
(9日「戦争宣言」か…ロシアがウクライナに 英国防相が示唆)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f722c980ea61b3001c0386e12b766fc2fc32e65
「ロシアが戦争を宣言することによって状況は大きく変わる可能性がある」
「ロシアと軍事同盟を結んでいる国々も参戦を余儀なくされ、戦争が広がって長期化することが懸念される」
「ウクライナにとどまらずモルドバまで侵攻する可能性も」
モルドバも、ウクライナと同じNATO非加盟国だからな(ロシアの餌食?)。
モルドバといえばこれ!。
(恋のマイアヒ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%8B%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%92
「モルドバ出身の音楽グループO-Zoneの楽曲。」(歌詞はルーマニア語:モルドバの公用語はルーマニア語)
まあ、どうでもいいんですが。
そのうち、ロシア語版とかも出るのかも知れないな・・・。
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