🐼ヒートシールド再使用:彷徨えるコロンビア事故の亡霊 ― 2022年05月26日 01:51
ヒートシールド再使用:彷徨えるコロンビア事故の亡霊
ここ数日、業界はこの記事を廻って右往左往しているように見える。
(スペースXドラゴン熱シールドに関するNASAのコメント[更新])
https://spaceexplored.com/2022/05/23/spacex-heat-shield-issues/
「SpaceXは熱保護システムを再利用したいと考えていますが、宇宙飛行士の安全は常に最優先事項でなければなりません。それが潜在的に標準以下の検査に頼るのではなく、熱シールド全体を交換するためにミッションの間に余分な費用と時間を費やすことを意味する場合、それは常に価値があります。クルードラゴンはSpaceXの製品であり、SpaceXはある程度のリスクを冒すことをいとわないかもしれませんが、NASAは、コマーシャルクループログラムの一環として、宇宙飛行士が宇宙ステーションを安全に行き来できるようにする責任があります。NASAは保守的に行動し、有人宇宙飛行の本質的に危険な活動中に発生する可能性のあるすべてのリスクを最小限に抑える必要があります。」
浮沈子的には、内容の理解が未消化で、現時点でブログ記事にするのはどうかと思っているんだが、タイムリーに書いておかないと後悔しそうないやーな予感もしている(ヤバいことになるかも!)。
事は技術的な問題だから、事実の理解が欠かせないわけだが、その事実をどう解釈し、どの程度のリスクを許容するかは人間側の判断の問題になる。
アポロ計画の時代には、一度宇宙空間に出た宇宙船を再使用するなどということはなかった。
浮沈子は、若い頃、ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館で、アポロ11号の司令船の実物を見たことがあるが、もう、ボロボロ!。
焼けただれた表面を見るだけで、こいつを再使用するなどという発想はありえねーという感じだったことを覚えている(まあ、見た目の判断じゃないでしょうが)。
断熱圧縮やら大気との摩擦(メインじゃないようですが、この影響もあるようです)による加熱で、カプセルは使い物にならなくなってしまう。
スペースシャトルの時代になると、耐熱タイルで凌いで、再使用宇宙船というSFチックな話になるが、物理の神様は冷酷だからな。
スペースシャトルコロンビアは、その耐熱タイルの損傷が原因で大気圏再突入時に米国上空で空中分解した。
2度目のスペースシャトルの事故ということもあって、米国人にとっては深刻なトラウマとなっているようだ。
しかし、その後に開発されているオリオン宇宙船は、10回程度の再使用を想定しているようだし、クルードラゴンもスターライナーも同様だ。
宇宙船(人間が乗るやつ)の再使用は、後戻りできない流れの中にある。
もちろん、貨物輸送に関しても、ドラゴン(初代)は再使用しているし、カーゴドラゴン(2代目)も既に再使用が始まっている(貨物機は5回程度のようです)。
まだ就航前だが、ドリームチェイサーは、それこそ、ミニスペースシャトルだからな。
再使用が前提の滑空機だ。
ドリームチェイサーは、スペースシャトルと同じく耐熱タイルを使用するが、この間、X37-Bが同様のコンセプトで開発運用されている。
耐熱タイルについては、機体に貼り付けて製造するわけで、全面貼り替えになるか、部分補修になるかという話になる(X37-Bでどうしているとか、ドリームチェイサーでどうする予定かは知りません)。
それに対して、カプセル型の場合には、米国の3機種とも、脱着可能なアブレーターパネルを実装している。
スターライナーの場合は、着陸前に吹っ飛ばして(!)、毎回交換することを前提とした運用になる(陸上への着陸の際に、ショックを和らげるクッションを膨らませる必要があるからな)。
オリオンも、ここだけは再使用せずに、毎回交換になると思われる(未確認)。
が、再使用に拘るS社だけは、しつこく、ヒートシールド(バックシェルとPICAーXを使ったアブレーターパネルの両方)の再使用を検討してきたようだ。
(SpaceXは、ドラゴン宇宙船に熱シールドを再利用するかどうかを調査します)
https://wccftech.com/spacex-investigates-whether-to-reuse-heat-shields-for-dragon-spacecraft/
「SpaceXは、ISSよりも高い高度に宇宙飛行士のプライベートバンドを連れて行った最近のInsipiration4乗組員ミッションのいずれかで第2世代の資料を再発行した可能性があります。または、8月末に空を飛んだNASAのCRS-23ミッションの資料を再利用した可能性があります。」
「Inspiration4が再利用されたラミネートの使命であった可能性があります。さらに、SpaceXは新しいドラゴンカプセルを製造し続けているため、同社はもともとドラゴンプログラムの初期段階で開発されたPICA-Xをさらに改良した可能性があります。」
今のところ、有人カプセルでは、ラミネートとして表記されているバックシェルの再使用だけ行われているようだ。
まだ、PICAーXを使ったアブレーターパネルの再使用を有人カプセルでは実施していないようだが、カーゴドラゴンでは使っているようだ。
S社は、もちろん、両方の再使用に前のめりだが、NASAは有人機でのアブレーターパネル部分の再使用には慎重にならざるを得ないだろう。
コロンビアの亡霊が彷徨っているからな。
NASAの内部やS社の中でさえ、この状況を懸念する声が上がるのは当然かもしれない。
スラスターの推進剤による汚染が事実かどうかは知らないが、まあ、ありそうな話ではあるな。
火のないところに煙は立たない。
アブレーターパネルの再使用が、コスト削減にどれ程寄与するかどうかは疑問だが、再使用のための検査とその限界(完ぺきな検査などあり得ないからな)を考慮すれば、少なくとも今のところ、ここだけは毎回交換してしまった方が無難だ。
カーゴドラゴンでの実績を見て、運用が確立されてから有人で再使用するかどうかの判断をしようという現在のスタンスは健全だろう(カーゴドラゴンは、アブレーターパネルの再使用が標準化されるかもしれない)。
クルードラゴンの運用がいつまで続くかは未定だ。
スターシップの有人化が実現する2030年代半ば以降(浮沈子の妄想による予想)までは、使い続けられるに違いないから、合計で40回くらいは飛ぶかもしれない(4機で各10回ずつ使用するとして:ISSタクシーは、そのうち15回程度か:既に4回飛行:スターライナーの業務運用開始まであと3回くらいは飛ぶだろうしな:で、残りは半分ずつ飛んで7回から8回)。
そのコストを削減するメリットと、負わなければならないリスクとを冷静に天秤に掛ける必要があるだろうな。
ひょっとすると、アブレーターパネルの再使用を推進しようとしているのは、NASAの方かも知れない。
オリオンがあるからな(そうなのかあ?)。
スターライナーは、着地する関係で、吹っ飛ばしてしまう必要があるから再使用は不可能だが、オリオンなら可能だ。
現在の手作業でのハニカムへの充填とか、べらぼーな手間暇掛けている状況の改善に繋がれば、取り組む価値はあるに違いない。
が、しかし、運用が年1回だからな。
こっちも、多くてもせいぜい30回くらいしか使われないだろう(年1回で2050年まで)。
そう考えると、アブレーター式の耐熱タイル部分の再使用のメリットは限定的な気もする。
しかし、新品なら安心というわけでもない。
NASA自身が認めるように、製造段階で不良品が混入するリスクは常にあるし、検査も完ぺきではないだろう。
使用済みの、つまり、実戦証明された再使用品の方が安心という考え方もある(S社は、1段目の再使用について、そう宣伝しているしな)。
新品であれ、再使用品であれ、リスクは常に存在し、それを評価し続けることでしか信頼性を高めることはできない。
もしも、技術的な懸念があるようなら、それにはしっかりと対応していかなければならないだろう。
内部リークが常に正しいとは限らない。
組織の中で担当者に見えているのは、一つの局面だけかもしれないからな。
だが、場合によっては、正鵠を射ることもある。
NASAは、スラスターの推進剤の漏れはないと明言しているが、正常な噴射による汚染による影響なら、そっちの方が心配だしな(未確認)。
今のところ、この記事に対する二次報道がいくつか出ているが、本質的な所で新しい情報を付け加えているわけではない。
(SpaceXは、「製造上の欠陥」により、次の乗務員の飛行のために熱シールドを交換します)
https://spaceflightnow.com/2022/05/24/spacex-swapping-heat-shield-for-next-crew-mission-due-to-manufacturing-defect/
「SpaceXはSpaceflightNowからの質問に応答しませんでした。」
「乗組員のドラゴンミッションの復帰中にハイパーゴリック漏れはなく、過度の摩耗を引き起こす熱シールドの汚染もありませんでした」(復帰中でない時点での漏れがあったとか、若干の摩耗を引き起こす程度の汚染はあったということなのかあ?)
「NASAによると、SpaceXは、宇宙ステーションへのドラゴンカーゴミッションで「選択された」タイルを再利用しました。」
「次のドラゴン貨物飛行は、NASAのケネディ宇宙センターから6月7日に打ち上げられる予定です。」
打上げよりも、帰還の方に注目だな(1か月ほど係留されて、7月帰還の予定:アブレータータイルが再使用品かどうかは未確認)。
(NASAはSpaceXクルードラゴン推進剤のリークレポートを否定し、無関係の熱シールドの欠陥を明らかにします)
https://www.teslarati.com/spacex-crew-dragon-heat-shield-nasa-denies-propellant-leak-report/
「結局のところ、潜在的な推進剤の漏れと異常な熱シールド性能のニュースは誤った警報であったように見えます」
事実がどうなのかは、もう少し時間を掛けて見ていく必要があるかも知れない。
貨物機なら吹っ飛んでもいいとは思わないが(ホントかあ?)、有人機ではあってはならないからな。
スペースエクスプロアードの主張する通り、保守的に運用するに越したことはない。
顧客に対して、安全と安心をアピールする必要があるS社としても、僅かばかりのコスト削減に拘るよりは、宣伝効果があるというものだ。
その分を価格に上乗せしても、顧客は喜んで支払うに違いない。
コロンビアの亡霊に成仏してもらうためにも、それがいいような気がしている・・・。
ここ数日、業界はこの記事を廻って右往左往しているように見える。
(スペースXドラゴン熱シールドに関するNASAのコメント[更新])
https://spaceexplored.com/2022/05/23/spacex-heat-shield-issues/
「SpaceXは熱保護システムを再利用したいと考えていますが、宇宙飛行士の安全は常に最優先事項でなければなりません。それが潜在的に標準以下の検査に頼るのではなく、熱シールド全体を交換するためにミッションの間に余分な費用と時間を費やすことを意味する場合、それは常に価値があります。クルードラゴンはSpaceXの製品であり、SpaceXはある程度のリスクを冒すことをいとわないかもしれませんが、NASAは、コマーシャルクループログラムの一環として、宇宙飛行士が宇宙ステーションを安全に行き来できるようにする責任があります。NASAは保守的に行動し、有人宇宙飛行の本質的に危険な活動中に発生する可能性のあるすべてのリスクを最小限に抑える必要があります。」
浮沈子的には、内容の理解が未消化で、現時点でブログ記事にするのはどうかと思っているんだが、タイムリーに書いておかないと後悔しそうないやーな予感もしている(ヤバいことになるかも!)。
事は技術的な問題だから、事実の理解が欠かせないわけだが、その事実をどう解釈し、どの程度のリスクを許容するかは人間側の判断の問題になる。
アポロ計画の時代には、一度宇宙空間に出た宇宙船を再使用するなどということはなかった。
浮沈子は、若い頃、ワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館で、アポロ11号の司令船の実物を見たことがあるが、もう、ボロボロ!。
焼けただれた表面を見るだけで、こいつを再使用するなどという発想はありえねーという感じだったことを覚えている(まあ、見た目の判断じゃないでしょうが)。
断熱圧縮やら大気との摩擦(メインじゃないようですが、この影響もあるようです)による加熱で、カプセルは使い物にならなくなってしまう。
スペースシャトルの時代になると、耐熱タイルで凌いで、再使用宇宙船というSFチックな話になるが、物理の神様は冷酷だからな。
スペースシャトルコロンビアは、その耐熱タイルの損傷が原因で大気圏再突入時に米国上空で空中分解した。
2度目のスペースシャトルの事故ということもあって、米国人にとっては深刻なトラウマとなっているようだ。
しかし、その後に開発されているオリオン宇宙船は、10回程度の再使用を想定しているようだし、クルードラゴンもスターライナーも同様だ。
宇宙船(人間が乗るやつ)の再使用は、後戻りできない流れの中にある。
もちろん、貨物輸送に関しても、ドラゴン(初代)は再使用しているし、カーゴドラゴン(2代目)も既に再使用が始まっている(貨物機は5回程度のようです)。
まだ就航前だが、ドリームチェイサーは、それこそ、ミニスペースシャトルだからな。
再使用が前提の滑空機だ。
ドリームチェイサーは、スペースシャトルと同じく耐熱タイルを使用するが、この間、X37-Bが同様のコンセプトで開発運用されている。
耐熱タイルについては、機体に貼り付けて製造するわけで、全面貼り替えになるか、部分補修になるかという話になる(X37-Bでどうしているとか、ドリームチェイサーでどうする予定かは知りません)。
それに対して、カプセル型の場合には、米国の3機種とも、脱着可能なアブレーターパネルを実装している。
スターライナーの場合は、着陸前に吹っ飛ばして(!)、毎回交換することを前提とした運用になる(陸上への着陸の際に、ショックを和らげるクッションを膨らませる必要があるからな)。
オリオンも、ここだけは再使用せずに、毎回交換になると思われる(未確認)。
が、再使用に拘るS社だけは、しつこく、ヒートシールド(バックシェルとPICAーXを使ったアブレーターパネルの両方)の再使用を検討してきたようだ。
(SpaceXは、ドラゴン宇宙船に熱シールドを再利用するかどうかを調査します)
https://wccftech.com/spacex-investigates-whether-to-reuse-heat-shields-for-dragon-spacecraft/
「SpaceXは、ISSよりも高い高度に宇宙飛行士のプライベートバンドを連れて行った最近のInsipiration4乗組員ミッションのいずれかで第2世代の資料を再発行した可能性があります。または、8月末に空を飛んだNASAのCRS-23ミッションの資料を再利用した可能性があります。」
「Inspiration4が再利用されたラミネートの使命であった可能性があります。さらに、SpaceXは新しいドラゴンカプセルを製造し続けているため、同社はもともとドラゴンプログラムの初期段階で開発されたPICA-Xをさらに改良した可能性があります。」
今のところ、有人カプセルでは、ラミネートとして表記されているバックシェルの再使用だけ行われているようだ。
まだ、PICAーXを使ったアブレーターパネルの再使用を有人カプセルでは実施していないようだが、カーゴドラゴンでは使っているようだ。
S社は、もちろん、両方の再使用に前のめりだが、NASAは有人機でのアブレーターパネル部分の再使用には慎重にならざるを得ないだろう。
コロンビアの亡霊が彷徨っているからな。
NASAの内部やS社の中でさえ、この状況を懸念する声が上がるのは当然かもしれない。
スラスターの推進剤による汚染が事実かどうかは知らないが、まあ、ありそうな話ではあるな。
火のないところに煙は立たない。
アブレーターパネルの再使用が、コスト削減にどれ程寄与するかどうかは疑問だが、再使用のための検査とその限界(完ぺきな検査などあり得ないからな)を考慮すれば、少なくとも今のところ、ここだけは毎回交換してしまった方が無難だ。
カーゴドラゴンでの実績を見て、運用が確立されてから有人で再使用するかどうかの判断をしようという現在のスタンスは健全だろう(カーゴドラゴンは、アブレーターパネルの再使用が標準化されるかもしれない)。
クルードラゴンの運用がいつまで続くかは未定だ。
スターシップの有人化が実現する2030年代半ば以降(浮沈子の妄想による予想)までは、使い続けられるに違いないから、合計で40回くらいは飛ぶかもしれない(4機で各10回ずつ使用するとして:ISSタクシーは、そのうち15回程度か:既に4回飛行:スターライナーの業務運用開始まであと3回くらいは飛ぶだろうしな:で、残りは半分ずつ飛んで7回から8回)。
そのコストを削減するメリットと、負わなければならないリスクとを冷静に天秤に掛ける必要があるだろうな。
ひょっとすると、アブレーターパネルの再使用を推進しようとしているのは、NASAの方かも知れない。
オリオンがあるからな(そうなのかあ?)。
スターライナーは、着地する関係で、吹っ飛ばしてしまう必要があるから再使用は不可能だが、オリオンなら可能だ。
現在の手作業でのハニカムへの充填とか、べらぼーな手間暇掛けている状況の改善に繋がれば、取り組む価値はあるに違いない。
が、しかし、運用が年1回だからな。
こっちも、多くてもせいぜい30回くらいしか使われないだろう(年1回で2050年まで)。
そう考えると、アブレーター式の耐熱タイル部分の再使用のメリットは限定的な気もする。
しかし、新品なら安心というわけでもない。
NASA自身が認めるように、製造段階で不良品が混入するリスクは常にあるし、検査も完ぺきではないだろう。
使用済みの、つまり、実戦証明された再使用品の方が安心という考え方もある(S社は、1段目の再使用について、そう宣伝しているしな)。
新品であれ、再使用品であれ、リスクは常に存在し、それを評価し続けることでしか信頼性を高めることはできない。
もしも、技術的な懸念があるようなら、それにはしっかりと対応していかなければならないだろう。
内部リークが常に正しいとは限らない。
組織の中で担当者に見えているのは、一つの局面だけかもしれないからな。
だが、場合によっては、正鵠を射ることもある。
NASAは、スラスターの推進剤の漏れはないと明言しているが、正常な噴射による汚染による影響なら、そっちの方が心配だしな(未確認)。
今のところ、この記事に対する二次報道がいくつか出ているが、本質的な所で新しい情報を付け加えているわけではない。
(SpaceXは、「製造上の欠陥」により、次の乗務員の飛行のために熱シールドを交換します)
https://spaceflightnow.com/2022/05/24/spacex-swapping-heat-shield-for-next-crew-mission-due-to-manufacturing-defect/
「SpaceXはSpaceflightNowからの質問に応答しませんでした。」
「乗組員のドラゴンミッションの復帰中にハイパーゴリック漏れはなく、過度の摩耗を引き起こす熱シールドの汚染もありませんでした」(復帰中でない時点での漏れがあったとか、若干の摩耗を引き起こす程度の汚染はあったということなのかあ?)
「NASAによると、SpaceXは、宇宙ステーションへのドラゴンカーゴミッションで「選択された」タイルを再利用しました。」
「次のドラゴン貨物飛行は、NASAのケネディ宇宙センターから6月7日に打ち上げられる予定です。」
打上げよりも、帰還の方に注目だな(1か月ほど係留されて、7月帰還の予定:アブレータータイルが再使用品かどうかは未確認)。
(NASAはSpaceXクルードラゴン推進剤のリークレポートを否定し、無関係の熱シールドの欠陥を明らかにします)
https://www.teslarati.com/spacex-crew-dragon-heat-shield-nasa-denies-propellant-leak-report/
「結局のところ、潜在的な推進剤の漏れと異常な熱シールド性能のニュースは誤った警報であったように見えます」
事実がどうなのかは、もう少し時間を掛けて見ていく必要があるかも知れない。
貨物機なら吹っ飛んでもいいとは思わないが(ホントかあ?)、有人機ではあってはならないからな。
スペースエクスプロアードの主張する通り、保守的に運用するに越したことはない。
顧客に対して、安全と安心をアピールする必要があるS社としても、僅かばかりのコスト削減に拘るよりは、宣伝効果があるというものだ。
その分を価格に上乗せしても、顧客は喜んで支払うに違いない。
コロンビアの亡霊に成仏してもらうためにも、それがいいような気がしている・・・。
🐼減量ネタ:つーか減らない体重 ― 2022年05月26日 10:03
減量ネタ:つーか減らない体重
筋トレと有酸素運動の時間を延長して、運動量増加による体重減少を狙っているんだが、期待通りに体重を減らすところまでいかない。
一進一退を繰り返すだけで、目標体重の10キロ上空を彷徨っている。
やれやれ・・・。
原因は明白で、食事制限一切なし。
食いたいものを食いたい時に食いたいだけ食う。
それで体重が変わらないのなら、それはそれでいいのかも知れないが、余分なエネルギー摂取は全て脂肪組織に回り、筋肉量は変わらない。
運動しても、脂肪→筋肉にはならないのだ。
理屈の上では、筋トレの強度不足ということがあるのかも知れない。
しかし、ジジイの浮沈子は、怪我が怖いからな。
筋肉は鍛えることが出来るかもしれないが、関節は鍛えようがない。
それでなくても、水泳では変な動きを繰り返して、関節痛を誘発している。
痛みが出るような動きは、なるべくしないように心掛けているけどな。
指導者は、いろいろネタを仕込んできては、生徒を実験台にして試しているようだ。
ジジババの水泳は、ガキンチョや若い人向けとは異なるからな。
肩甲骨を動かせなどと言われても、ムリポなのだ・・・。
リカバリーする腕は大きく張り出し、中心線を気前よく左右にゆらゆらとぶらしながら、ハンマーヘッドシャークのようにSの字を書いて泳ぐ。
まあ、どうでもいいんですが。
体脂肪の減少は、年単位の作業になると言われている。
10kgの脂肪を燃やすには、一体どのくらいの運動量が必要なのか。
(脂肪を減らす運動の計算:体重68kgで10kg燃やす場合)
https://keisan.casio.jp/exec/system/1470373552
「脂肪を減らすに必要な運動時間(毎日運動した場合)」
「歩き平地4km毎時:49分(年間)」
「水泳(ゆっくり平泳ぎ):32分(年間)」
もちろん、新たな脂肪の蓄積が全くない場合の話だ。
実際には、この半分くらいしか運動しないだろうし(毎日なんてムリポ!)、新たな脂肪の蓄積は、ひょっとすると燃やす脂肪と同じくらいかもしれない(そんなあ!)。
運動で脂肪を燃やすのは大変な作業なわけだ。
摂取するカロリーを調整するのが簡単だな。
しかしなあ、実際の話としては、それが一番難しい・・・。
牛丼、カレーライス、ハンバーグ、エクレア、チョコレート・・・。
まるで、子供みたいなメニューだが、野菜ジュースやとうふバー、ヨーグルトと共に浮沈子の活動を支える欠かせないアイテムだ。
大井町イトーヨーカドーのセブンで売っている紅天使の焼き芋(税込み214円)も、定番のメニューになりつつある(満腹感アリ!)。
レストランのランチで済ませていた方が安上がりなんだが、コロナの影響で行かなくなっているからな。
もう少し、流行が落ち着いて来たら(せめて、都内の新規感染者が100人を切るくらいになったら)、再開してもいいかも知れないが、暫くは買い食い生活を続けるしかない。
(東京都 新型コロナ 8人死亡 2630人感染確認 先週より約900人減)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220527/k10013646121000.html
「前の週の同じ曜日を下回るのは14日連続です。」
とはいえ、まだまだアベレージで3000人だからな。
4回目のワクチン接種をしても、感染予防効果が増強される訳じゃないし・・・。
今週から、自転車移動時のマスクは外しているが、それ以外では着用している。
メリハリ付けた感染対策と、無理のない適度な運動、無理のない適度な食事制限(ワケワカ・・・)。
夏のテック1講習が終わったら、緑内障対策で眼内レンズを入れる予定だ。
それまでに、ある程度落しておかないと、手術後の回復期間は運動制限させられるからな。
せめて、65kgの壁の下には潜り込んでおきたい(単なる希望的観測)。
2か月で4kgくらい。
ちょっとペースが速い気もする。
筋肉痛やら何やらで、運動できない日もあるから、食事制限は必須だ。
しかも、これからは梅雨時になる。
浮沈子は、基本、雨の日はサボる。
(早い「梅雨明け」 夏は「酷暑」か 今年の夏はラニーニャ現象続く 3か月予報)
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2022/05/24/17551.html
「6月は湿った空気が流れ込みやすく、梅雨入り早々、大雨に警戒を。7月は太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、早い梅雨明けの可能性も。厳しい暑さになりそうです。8月はゲリラ雷雨に注意。」
やれやれ・・・。
明日は雨の予報だから、今日は筋肉痛を押してフィットネスに行ってこよう。
駐車場代を納めたら、ゆっくりとパワーアシスト全開にして自転車こいでな(最近、アシストに頼る頻度が増大中!)。
メリハリをつけた、筋肉痛対策だ。
無理してアシストなしで走ると、関節にも負担がかかるし。
下手に筋肉を鍛えていると、そっちに負荷がかかってしまうので、ジジババは要注意だ。
人生の絶対時間は少ないが、今日使える時間はたっぷりある。
誰を待たせることもない。
ゆっくりと焦らず、自分のペースで取り組めばいい。
死んじまって、火葬場で煙になれば、体重で悩むことも無くなるしな(そうなのかあ?)。
最終的には、減量成功というわけだ(そういうことかあ?)。
まあいい。
何か、成果を出さなければならないということはない。
目標を定めるのも自分だ。
達成できなければ、目標を引き下げることも自由自在だからな。
先のことは分からない。
とりあえず、今日やると決めたことを、可能な限りこなすだけだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
昨日までは、曲がりなりにも減少を続けていた体重が、帰って来て計ってみたら増加に転じていた!。
有りがちなパターンだが、このまま終末過食症に突入すると、せっかく減った分が元に戻ってしまう。
今日(日付が変わって5月27日金曜日)は、予報では雨ということになっている。
コンスタントな運動を続けるか、雨の日はサボるといういい習慣(そうなのかあ?)を守るのか。
自転車での移動だから、安全の点からも休むのがいい。
無理せず、在宅して爆食爆睡に励む(そんなあ!)。
明日の土曜日は大井町店の休業日だが、天気がいいので川崎店か新川崎店(あるいは両方ハシゴ?)で汗を流そう。
それが無難というものだ・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
結局、昼前に雨が上がったので、無理してフィットネスで筋トレ2.5倍(10サイクル)と水泳1000m。
クロストレーナーで400kcal燃やしたので、さすがに体重は減った(もちろん、往復10kmの電動アシストの自転車も漕いでいます)。
水分だけだが、汗びっしょりになる。
有酸素運動は、確かに目先の体重は減るけど、食うと瞬時に戻るからな。
やはり、ある程度筋トレして、筋肉を維持しながらでないと継続は難しい。
計量では、67.7kg。
まだ、先は見えない。
とりあえず、終末過食症のためのマージンは作れたかな(そんなあ!)。
筋トレと有酸素運動の時間を延長して、運動量増加による体重減少を狙っているんだが、期待通りに体重を減らすところまでいかない。
一進一退を繰り返すだけで、目標体重の10キロ上空を彷徨っている。
やれやれ・・・。
原因は明白で、食事制限一切なし。
食いたいものを食いたい時に食いたいだけ食う。
それで体重が変わらないのなら、それはそれでいいのかも知れないが、余分なエネルギー摂取は全て脂肪組織に回り、筋肉量は変わらない。
運動しても、脂肪→筋肉にはならないのだ。
理屈の上では、筋トレの強度不足ということがあるのかも知れない。
しかし、ジジイの浮沈子は、怪我が怖いからな。
筋肉は鍛えることが出来るかもしれないが、関節は鍛えようがない。
それでなくても、水泳では変な動きを繰り返して、関節痛を誘発している。
痛みが出るような動きは、なるべくしないように心掛けているけどな。
指導者は、いろいろネタを仕込んできては、生徒を実験台にして試しているようだ。
ジジババの水泳は、ガキンチョや若い人向けとは異なるからな。
肩甲骨を動かせなどと言われても、ムリポなのだ・・・。
リカバリーする腕は大きく張り出し、中心線を気前よく左右にゆらゆらとぶらしながら、ハンマーヘッドシャークのようにSの字を書いて泳ぐ。
まあ、どうでもいいんですが。
体脂肪の減少は、年単位の作業になると言われている。
10kgの脂肪を燃やすには、一体どのくらいの運動量が必要なのか。
(脂肪を減らす運動の計算:体重68kgで10kg燃やす場合)
https://keisan.casio.jp/exec/system/1470373552
「脂肪を減らすに必要な運動時間(毎日運動した場合)」
「歩き平地4km毎時:49分(年間)」
「水泳(ゆっくり平泳ぎ):32分(年間)」
もちろん、新たな脂肪の蓄積が全くない場合の話だ。
実際には、この半分くらいしか運動しないだろうし(毎日なんてムリポ!)、新たな脂肪の蓄積は、ひょっとすると燃やす脂肪と同じくらいかもしれない(そんなあ!)。
運動で脂肪を燃やすのは大変な作業なわけだ。
摂取するカロリーを調整するのが簡単だな。
しかしなあ、実際の話としては、それが一番難しい・・・。
牛丼、カレーライス、ハンバーグ、エクレア、チョコレート・・・。
まるで、子供みたいなメニューだが、野菜ジュースやとうふバー、ヨーグルトと共に浮沈子の活動を支える欠かせないアイテムだ。
大井町イトーヨーカドーのセブンで売っている紅天使の焼き芋(税込み214円)も、定番のメニューになりつつある(満腹感アリ!)。
レストランのランチで済ませていた方が安上がりなんだが、コロナの影響で行かなくなっているからな。
もう少し、流行が落ち着いて来たら(せめて、都内の新規感染者が100人を切るくらいになったら)、再開してもいいかも知れないが、暫くは買い食い生活を続けるしかない。
(東京都 新型コロナ 8人死亡 2630人感染確認 先週より約900人減)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220527/k10013646121000.html
「前の週の同じ曜日を下回るのは14日連続です。」
とはいえ、まだまだアベレージで3000人だからな。
4回目のワクチン接種をしても、感染予防効果が増強される訳じゃないし・・・。
今週から、自転車移動時のマスクは外しているが、それ以外では着用している。
メリハリ付けた感染対策と、無理のない適度な運動、無理のない適度な食事制限(ワケワカ・・・)。
夏のテック1講習が終わったら、緑内障対策で眼内レンズを入れる予定だ。
それまでに、ある程度落しておかないと、手術後の回復期間は運動制限させられるからな。
せめて、65kgの壁の下には潜り込んでおきたい(単なる希望的観測)。
2か月で4kgくらい。
ちょっとペースが速い気もする。
筋肉痛やら何やらで、運動できない日もあるから、食事制限は必須だ。
しかも、これからは梅雨時になる。
浮沈子は、基本、雨の日はサボる。
(早い「梅雨明け」 夏は「酷暑」か 今年の夏はラニーニャ現象続く 3か月予報)
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2022/05/24/17551.html
「6月は湿った空気が流れ込みやすく、梅雨入り早々、大雨に警戒を。7月は太平洋高気圧の北への張り出しが強まるため、早い梅雨明けの可能性も。厳しい暑さになりそうです。8月はゲリラ雷雨に注意。」
やれやれ・・・。
明日は雨の予報だから、今日は筋肉痛を押してフィットネスに行ってこよう。
駐車場代を納めたら、ゆっくりとパワーアシスト全開にして自転車こいでな(最近、アシストに頼る頻度が増大中!)。
メリハリをつけた、筋肉痛対策だ。
無理してアシストなしで走ると、関節にも負担がかかるし。
下手に筋肉を鍛えていると、そっちに負荷がかかってしまうので、ジジババは要注意だ。
人生の絶対時間は少ないが、今日使える時間はたっぷりある。
誰を待たせることもない。
ゆっくりと焦らず、自分のペースで取り組めばいい。
死んじまって、火葬場で煙になれば、体重で悩むことも無くなるしな(そうなのかあ?)。
最終的には、減量成功というわけだ(そういうことかあ?)。
まあいい。
何か、成果を出さなければならないということはない。
目標を定めるのも自分だ。
達成できなければ、目標を引き下げることも自由自在だからな。
先のことは分からない。
とりあえず、今日やると決めたことを、可能な限りこなすだけだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
昨日までは、曲がりなりにも減少を続けていた体重が、帰って来て計ってみたら増加に転じていた!。
有りがちなパターンだが、このまま終末過食症に突入すると、せっかく減った分が元に戻ってしまう。
今日(日付が変わって5月27日金曜日)は、予報では雨ということになっている。
コンスタントな運動を続けるか、雨の日はサボるといういい習慣(そうなのかあ?)を守るのか。
自転車での移動だから、安全の点からも休むのがいい。
無理せず、在宅して爆食爆睡に励む(そんなあ!)。
明日の土曜日は大井町店の休業日だが、天気がいいので川崎店か新川崎店(あるいは両方ハシゴ?)で汗を流そう。
それが無難というものだ・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
結局、昼前に雨が上がったので、無理してフィットネスで筋トレ2.5倍(10サイクル)と水泳1000m。
クロストレーナーで400kcal燃やしたので、さすがに体重は減った(もちろん、往復10kmの電動アシストの自転車も漕いでいます)。
水分だけだが、汗びっしょりになる。
有酸素運動は、確かに目先の体重は減るけど、食うと瞬時に戻るからな。
やはり、ある程度筋トレして、筋肉を維持しながらでないと継続は難しい。
計量では、67.7kg。
まだ、先は見えない。
とりあえず、終末過食症のためのマージンは作れたかな(そんなあ!)。
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