🐱変異種:2023年末の状況2024年01月21日 21:11

変異種:2023年末の状況
変異種:2023年末の状況


(ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和6年1月18日12時時点))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0601181.pdf

最新の期間は、2023年12月25日から31日までの1週間。

サンプル数は、71件と、最近の割には多い。

(ゲノム解析結果の内訳[週別](令和6年1月18日))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0601182.pdf

リンク元はこちらだが、毎週更新される。

(変異株について)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.html

直近4週間の推移を見ると、傾向が見えてくるな(その他は、単純に引き算して追加)。

期間:BA.2.86系統:XBB系統:その他
12/4-12/10:18.0%:80.3%:1.7%
12/11-12/17:43.4%:50.9%:5.7%
12/18-12/24:46.6%:53.4%:0%
12/25-12/31:57.7%:39.4%:2.9%

3週間前までだが、JN.1を含むBA.2.86系統が、従来のEG.5を中心としたXBB系統を置き換えつつあることが分かる。

おそらく、現在ではほとんどが置き換わっているに違いない。

前の記事で見たように、世界では大流行になっているが、我が国の第10波は伸び悩んでいる(まあ、その方がいいんですが)。

春節を来月に控えた中国で、どこまで流行が広がるかが気になるところだが、米国との行き来はふつーにあるから、毎日200万人の新規感染者が出ている大流行ということなので、国内に持ち込まれて広がることも含め、警戒を怠るわけにはいかない。

浮沈子の体調不良は続いていて、夜になると微熱が出てくる。

概ね36度台半ば程度だが、もう、2週間くらい続いている。

症状は、クシャミ、鼻閉、頭痛、発熱、倦怠感だが、のどの痛みや咳はほとんどない。

懸案の食欲は、完璧に復旧した(うーん、まあ、喜んでいいんだろうな・・・)。

この週末は、金曜・土曜とIDCサポートで稲取だったが、体重は1kg以上増えてしまった(63.7kg)。

まあいい。

最大水深5m程度の、港での海洋もこなす。

土曜日から今日(日曜日)の昼過ぎは雨になった。

東京には、昨夜戻っている。

今日は浮世の雑事のために、午後は在宅していたから、フィットネスはサボリで、明日は休館日というタイミングの良さ(悪さ?)。

爆食は止まらず、熱発のために安静にしているから体重の増加に歯止めがかからない。

が、ここで無理して長引かせるより、早く完調に戻してガッツリ運動した方がいい気がする(それって、サボりたいだけじゃね?)。

まあ、どうでもいいんですが。

巷の流行状況(新型コロナ)を横目で見ながら、万全の感染対策(その割には、ふつーに風邪ひいてますけど)で過ごす。

第10波をやり過ごす。

どーせ、夏にはもう一波喰らうことになるんだろうけどな・・・。

<以下追加:1月23日記>ーーーーーーーーーー

(米コロナ感染、変異株「JN.1」が8割超に=CDC)
https://nordot.app/1122397804561432988?c=768367547562557440

「米疾病対策センター(CDC)は22日、新型コロナウイルスの国内新規感染者のうち、変異ウイルス系統「JN.1」の感染割合が19日時点で85.7%程度に上るとの推計を示した。」

東京都も、同様の割合に達していると思われる。

第10波における優勢株であることは間違いない。

「現時点では他の型より深刻な症状を引き起こす根拠は見つかっておらず、現在入手可能なワクチンはJN.1に対する予防効果を高めることが期待される」

ジジババらにとっては、何の慰めにもならない気がする。

今日は、久々にフィットネスに行ったんだが、大井町界隈では若い人の中にもマスクを着用している人の姿を見かけた。

予防のためなのか、既に罹患しているのかは知らない。

インフルも、それなりの流行状況だしな(1定点医療機関当たり10人超)。

昨日、かかりつけ医を受診して、風邪気味だと言ったらイブプロフェンを処方してくれた。

が、かかりつけ薬局では、ベータブロッカーを点眼している浮沈子には不適と判断し、主治医と連絡の上、アセトアミノフェン製剤に変更してくれた。

(医療用医薬品 : イブプロフェン)
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00059631

「β遮断剤(プロプラノロール等):降圧作用が減弱するおそれがある:本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、血管拡張作用及び水・ナトリウムの排泄が抑制されるためと考えられる。」

(カロナール錠200の基本情報)
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/drugdic/prd/11/1141007F1063.html

「アセトアミノフェン製剤」

やれやれ・・・。

ジジイの処方は難しいな・・・。

🐱SLIM:最低限の成功2024年01月21日 22:21

SLIM:最低限の成功
SLIM:最低限の成功


スリムとは、我が国が開発した月面ランダーの略称である(Smart Lander for Investigating Moon)。

(日本は月面に宇宙船を着陸させた5番目の国となる)
https://arstechnica.com/space/2024/01/japans-moon-sniper-mission-aims-for-precise-lunar-landing/

「何よりもまず、着陸が行われ、通信が確立された。私の見方では、最低限の成功は得られた」(JAXAの山川博理事長)

何が問題なのか。

「東京の西郊外にあるJAXA相模原キャンパスの地上管制官は、着陸船が故障していることをすぐに発見した。着陸後、太陽電池アレイは発電しておらず、電源がなければSLIMは数時間以内にバッテリーを消耗すると当局は予想」

「JAXAのミッション管制官らは、たとえ着陸後数時間で宇宙船の電源が切れたとしても、2週間の月の日中の太陽の角度を変えることで、最終的にはSLIMのバッテリーを再充電できると期待している」

「太陽の方向が変わり、別の方向から光が当たると、その光が太陽電池に当たる可能性があります。」

しかし・・・。

「SLIM は、寒くて太陽のない月の夜に耐えられるように設計されていません。」

やれやれ・・・。

その後の報道はないが、おそらく、ミッションは終わった。

よく言うじゃないの、手術は大成功だったけど、患者さんは亡くなりましたって(そんなあ!)。

(日本の月着陸実証機「SLIM」が世界で5カ国目の月面着陸に成功)
https://gigazine.net/news/20240120-jaxa-slim-moon-landing/

「月面着陸に成功したのは旧ソ連、アメリカ、中国、インドに続いて5カ国目」

「なお、着陸後に行われた記者会見によると、着陸は成功したものの、搭載した太陽電池が発電を行っていないとのことです。」

まあいい。

こういう事態が想定されていたのかとか、今後の対策など、暫くは後日談が続くだろうが、月面にランダーをソフトランディングさせるということ自体には成功した模様だ。

評価としては、どこに着陸したかという点に拘りがあるんだろうが、世間はそんなことに関心はない。

「技術者がSLIMからのデータを完全に分析し、着陸の精度を判断するには約1カ月かかる」(JAXA宇宙科学研究所の国中均所長:アルスの記事)

べらぼーめ・・・。

専門家の中だけで、ちまちまやってくれ!。

「地上チームはSLIMの太陽電池アレイに損傷があった形跡は確認していないと述べた。着陸船は、太陽電池が太陽から背を向けた向きで座っている可能性があります。推進システム、熱システム、通信システムなど、SLIM の他のすべてのコンポーネントはすべて正常に機能しているようです。」(同上)

放出された2機のローバーに関する続報はない(LEVs:Lunar Excursion Vehiclesと呼ばれる)。

「JAXAは金曜日、ホッパーロボットは明らかに機能したと認めたが、トランスフォーマーのようなロボットについてはまだ結論が出ていない。」(ホッパーロボット:LEV-1、トランスフォーマーのようなロボット:LEV-2)

(理工学部教授 國井康晴らが開発した天体観測機「LEV-1」「LEV-2」が月面運用を開始(2024年1月20日2:10更新))
https://www.chuo-u.ac.jp/research/news/2024/01/69477/

「「LEV-1」は、ムーンショット國井プロジェクトの理工学部教授 國井康晴らが宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で開発」

「約2Kgの機体で月面をジャンプしながら自律的に移動し、月面の撮影・観測やSLIM着陸機の撮影に挑み、データを地球に直接送信する」

「同じくSLIMから射出された「LEV-2 」(タカラトミー、JAXA)の観測・動作データの通信を中継する役割も担います。」

ほほう、そうすると、本体(SLIM)が死んじまっても、ローバーミッションだけは生き残れる可能性があるわけだ。

「JAXAの記者会見によると、着陸後、「LEV-1」と日本との通信が確認された」

それは目出度い!。

タカラトミーのLEV-2の方は未確認のようだ。

(JAXA の小型月着陸実証機「SLIM」に搭載された変形型月面ロボット LEV-2(愛称「SORA-Q」:ソラキュー)が2023年9月 7 日(木)月面へ向けソラキュー
https://www.takaratomy.co.jp/product_release/pdf/p230907_2.pdf

「月面に着陸後、瞬時に球体が左右に拡張変形し、月面を走行します。そして搭載された前後2つのカメラで撮影した画像をLEV-1(ともに SLIM に搭載され、探査する小型プローブ)を経由して地球に送信する計画」

うーん、SLIM本体とは独立してミッションを遂行することが出来るような構成になっているようだな(未確認)。

通信はLEV-1によって中継されるということなわけだから、本体がバッテリー切れの後、低温下で動作不能になっちまっても問題ないわけだ。

大成果だな(そうなのかあ?)。

それにしても、その話が表面化していないのは、JAXAに配慮しているんだろうか?。

んなもん、空気読まなくてもいいんじゃね!?(月面に、クウキないしな・・・)。

まあいい。

確認しておこう。

SLIMは、着陸後に死んだ。

残されたランダーもやがて動かなくなり、継続的に活動しているのは、中国の探査機だけになる(そうなのかあ?)。

1か月後、JAXAはミッションの成功(ピンポイント着陸)を大々的に発表するだろうが、世間は忘れているに決まってる。

このミッションに、サイエンスの香りはない(ちょっとはあるようです:<以下追加>参照)。

工学的な技術実証に留まる。

浮沈子は、別にそれで構わないと思うけど、次回がどうなるかは未定だからな。

所詮は、専門家のオモチャか・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(小型月着陸実証機「SLIM」月着陸へ向けた今後の予定等について
宇宙科学研究所SLIMプロジェクトチームプロジェクトマネージャ坂井真一郎)
https://www.jaxa.jp/projects/files/youtube/ml_slim_lev1_lev2/jaxa_doc01_20231205.pdf

「月着陸後の運用予定 / マルチバンド分光カメラ」

「着陸成功後は、探査機の状態モニタを行いながら、「マルチバンド分光カメラ」により、月起源解明を狙い月マントル由来と考えられる岩石の組成分析を行う予定です(数日程度)。」

「そのためには、狙ったクレータ近傍への着陸が必要であり、ピンポイント着陸により初めて可能となる観測になります。」

うーん、こんだけ・・・。

スリムの着陸地点は、神酒の海(みきのうみ)と言われている。

(神酒の海)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%85%92%E3%81%AE%E6%B5%B7

「神酒の海はネクタリス代から前期インブリウム代にかけて作られた盆地であり、後期インブリウム代の地層が表面を覆っている。」

(ネクタリス代)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9%E4%BB%A3

「39.2億年前(現在の神酒の海の場所に巨大隕石が衝突した時)から38.5億年前(巨大隕石の衝突によって神酒の海が形成されたとき)までの時代」

「この期間に、巨大隕石の衝突によって舞い上がった岩石が神酒の海に堆積した。」

まあ、どうでもいいんですが。

工学的需要を作り出すための、わざとらしい設定のような気もする(そうなのかあ?)。

いずれにしても、数日程度の観測しか行わない計画だ。

ランダーだからな。

継続観測できる項目を選ばないということは、元々の設計寿命も長くないんだろう。

ピンポイント着陸、命!。

地形照合で誘導するというのは、ミサイルとかでも既に行われている枯れた技術だ。

宇宙仕様の計算機は性能が低く、アルゴリズムを見直さないといけないらしい。

「現状の宇宙用CPUは、地上用と比べておよそ1/100程度の能力しかありません。そこで、宇宙用FPGA上でも数秒の処理時間で済む画像処理アルゴリズムを、大学の研究者の方々と共に長年研究・開発することで、実現の目処を得ています。」

やれやれ・・・。

そんでも、「数秒」も掛かるというところが何とも言えない味わいがあるな・・・。

結局、マルチバンド分光カメラを用いた、科学ミッションとしてのスリムは失敗に終わった。

手術(ピンポイント着陸)は成功したかもしれないけど、患者(スリム本体)は死んじまったわけだしな(未確認)。

奇跡の復活に期待するか・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(月齢カレンダー)
http://star.gs/cgi-bin/getucal1.cgi

これを見ると、月末には神酒の海は太陽が照らなくなる(月の夜になる)。

で、探査機もお陀仏!。

それまでに復旧して、科学ミッションが出来るといいな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(日本の探査機「SLIM」が月面着陸成功、搭載カメラ「SORA-Q」の撮影成否は1~2週間後に判明)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304144

「月面で計画どおり変形したか、撮影に成功したかのデータ解析には1~2週間ほどかかる」

「ソラキューの雄姿を画像で見ることはできず、数時間のバッテリーが尽きた後は、月面に残る。」

「皆さんが宇宙飛行士になって回収してくれるのを待っている」(JAXA主任開発研究員の平野大地さん)

月面には、何トンもの「宇宙ゴミ」が置き去りにされている。

軌道上のデブリも気になるけど、月面のゴミ(!)の回収も、重要なミッションかも知れないな。

しかし、そのためには持続的な月面へのアクセスが必要不可欠だ。

エリックバーガーが、異なる視点から、このことに触れている。

(元NASA管理者はアルテミスを嫌い、2008年のようにパーティーをしたいと考えている)
https://arstechnica.com/space/2024/01/former-nasa-administrator-hates-artemis-wants-to-party-like-its-2008/

「アポロのパート2に過ぎず、完全に持続不可能な、超高額の月へのダッシュのために、これらすべてを窓から放り出すのは、意味がありません。」

「中国がNASAより先に2人の宇宙飛行士を月面に着陸させたのが、この10年後半か2030年代初頭かどうかを誰が気にするだろうか?」

「中国も技術面や資金面での問題を抱えているため、その可能性は低いと思います。しかし、たとえそれが実現したとしても、中国はたった2日間のミッションだけで月面に「規範」を確立するつもりはない。これらの基準は、月に行き、宇宙船団を派遣する国々によって設定されることになるでしょう。」

浮沈子は、多くの米国人が、中国に先を越されることを既に覚悟していると思っている。

そして、中国はたった2日間のミッションを繋げることで、月面に「規範」を確立するつもりなのだ(未確認)。

持続的な月面へのアプローチに先に成功するのは、宇宙船団を派遣する中国によって行われる。

米国が半世紀前に断念し、今、異なるアプローチで挑戦しようとしている月面への持続的な関与は、再びとん挫するだろう。

で、結局、使い捨てロケット(SLS)を使ったレガシーなアプローチに戻り、仕切り直しで中国の後を追いかけることになる。

おそらく、その頃には、インドが月面着陸を果たしているに違いない。

「中国がNASAより先に2人の宇宙飛行士を月面に着陸させたのが、この10年後半か2030年代初頭かどうかを誰が気にするだろうか?」(再掲)

インドにも抜かれることになれば、もう、気にしないではいられないだろう!。

エリックバーガーは、オリオンが飛ばなければ、アルテミスでは誰一人として月軌道に行けないことを忘れている。

それは、SLSで打ち上げられ、そのSLSは数年(3年から4年)に1度しか飛ばない。

月軌道ステーション(ゲートウェイ)で乗り換える着陸船は、再使用されるのかもしれないが、それによって頻度が上がることはなく、おそらくコストは逆に増大する。

つまり、アルテミスは、中国やインドが想定している使い捨てロケットを使ったレガシーアプローチの頻度を超えることはない。

また、コスト的にも割に合わない勘定になる。

現在想定される、最も高頻度なアプローチは、ファルコン9で打ち上げたクルードラゴンから、地球低軌道で月着陸船に乗り換えて月軌道に行き、そこから地球低軌道に戻ってくるということになるわけだが、それにしてもスターシップの継続的な運用が前提で、いつ実現するかは誰にも(イーロンマスクでさえ)分からない。

「NASA の現在のスケジュールでは、2026 年の月面着陸はまったく現実的ではありませんが、2028 年は可能であるようです。」

ホントかあ?。

確認しておこう。

アルテミスでは、最大限3年に1度しか(有人では)月面にアプローチ出来ない。

アポロのようなレガシー方式でのアプローチを洗練させれば、それよりは高頻度に月面にアクセスすることが可能だ。

米国の月面へのアプローチは、中国はもちろん、インドにすら抜かれる可能性がある(未確認)。

ソラキューの残骸を拾ってもらうのは、当分先の話になるかもしれない。

わが国の順番が回ってくる頃には、JAXAの平野さんが語りかけた少年少女たちは、ヨボヨボのジジババになっちまってるかもな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(日本の月着陸船が着陸するも、ミッション終了の電源不具合により機能不全に陥る)
https://spaceflightnow.com/2024/01/19/japanese-moon-lander-touches-down-but-crippled-by-mission-ending-power-glitch/

「JAXA の月着陸船は、2 つの主要な目的を達成するために建造されました。」

「1 つは、計画された目標から 100 メートル以内、つまりアメリカンフットボール場の長さほどの距離に探査機を誘導してタッチダウンできる高精度の着陸システムを実証することです。」

「そして、より小型の宇宙船でより多くのセンサーや機器を搭載できる革新的な軽量設計をテストすることも目的です。」

軽量設計というのも、目標だったわけだ。

まあ、そのせいで太陽電池の不具合が起こったのかもしれないけどな(未確認)。

「斜面に着陸するように設計されており、探査機の2本の後脚が最初に接地すると予想されていた。その後、宇宙船はわずかに前方に傾き、前脚が下がるように設計されました。そのアイデアは、太陽光発電を最大化する位置で傾斜地に宇宙船を向けることでした。」

記事によれば、スリムのユニークな着陸方法は、太陽光発電の最大化にも貢献するはずだったわけだ。

「SLIMについては、同氏が「軟着陸」と表現した後、他のシステムが正常に作動していたことを考えると、宇宙船の上面に取り付けられた太陽電池が着陸時に損傷したのではないかと技術者らは疑っていると述べた。」(JAXA宇宙科学研究所の国中均所長)

初出のアルスの記事では、「地上チームはSLIMの太陽電池アレイに損傷があった形跡は確認していない」(再掲)となっていて、着陸の向きが悪かったのではないかとして、日当たりが変われば発電が再開する可能性に希望を繋いでいる。

「着陸後の記者会見で、JAXA関係者は、飛行管制官がSLIMと地球にデータを直接送信するように設計されたLEV-1の両方からテレメトリーを受信して​​いることを確認した。」

少なくとも、最小限の成功は確保している。

「地表での探査機の姿勢や方向を特定し、何が起こったのかを解明し、実際の着陸がどれほど正確であったかを知るには、広範なデータ分析が必要になるだろう」

まどろっこしいが、それが科学というものだ。

真実への道は、焦ってはいけないな・・・。

<またまた追加>ーーーーーーーーーー

(JAXA 月面探査機の電源切る “太陽光で発電し復旧の可能性も”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240122/k10014330021000.html

「JAXAは着陸後の対応について、バッテリーの残量が10%近くになった段階で、今後の復旧の際に異常が起きないように、地上から指令を出してバッテリーを回路から切り離し、電源を切ったと発表」

「データによると、機体が傾いて西を向いているとみられるということで、今後、太陽光が西から当たるようになれば発電する可能性がある」

それにしても、全く日が当たらない角度に、偶然向いてしまったということなのかあ?。

「電源が復旧した場合には、月面を撮影し、岩石の組成を調べて月の起源を探る観測を行う予定」

マルチバンド分光カメラの登場になるわけだ。

「着陸してから電源を切るまでの間に、月面に向けた下降中と、月面で取得したデータや画像の送信は完了できたとして、着陸予定地点への高い精度での着陸が成功したかどうかなどについて、詳細な解析を行っている」

「JAXAは、1月25日に記者会見を開いて詳しく説明する」

やれやれ・・・。

西向く侍(にしむくさむらい)という暗記物を思い出した(小の月が2、4、6、9、11月であることから:侍=武士→士=十+一:なるほど!)。

まあ、どうでもいいんですが。

西向くスリムじゃ、意味がないな・・・。

(無人探査機「SLIM」月面着陸の2時間半後に電源切れる 地上へのデータは送信済み(2024年1月22日))
https://www.youtube.com/watch?v=tGSfs_EexdM

「SLIMは20日午前0時20分に月面へ着陸した後、太陽電池の発電が機能しない状態になっていました。」

「JAXAによりますと、その後、午前2時57分に搭載バッテリーの電源が切れたことが確認されたということです。」

「今後、太陽電池が復旧した際に機能しなくなった搭載バッテリーによって再起動が妨げられるのを避けるためにバッテリーは切り離したとしています。」

「太陽電池は西を向いていることから今後、太陽の光が当たることで発電する可能性も残されています。SLIMはその電力だけで運用することができます。」

それでも、月の夜の低温には対応していない設計だそうだから、仮に復旧したとしても数日間程度の寿命なんだろう(月末には、着陸地点は夜になります)。

まあいい。

月面着陸で、完璧に成功しているのは中国だけだ。

インドは、リベンジして成功している。

それ以外は、全滅だからな(3つの民間プロジェクトとロシア)。

民間といっても、イスラエルのは怪しいけどな(ほぼ、官営?)。

半世紀以上前にアポロ計画を遂行したことは、本当に冒険だったということが分かる。

アルテミスは、その要素を軽減し、次世代の有人月面着陸を実現しようとしている。

が、SLSのレガシー運用に足を引っ張られ、2020年代の月面復帰が危ぶまれている。

浮沈子には、なぜそれほど月に行きたいのかが理解できないけどな。

月面から見上げれば、そこに地球が浮かんでいるだろう。

人類、いや、全ての地球生命の歴史はそこに刻まれている。

文明や戦争や、科学や冒険、喜怒哀楽の全てがそこで起こり、消え去り、再び生まれて来た。

その舞台である地球を、他の天体から眺めるというのは、なかなか乙な趣向であるとは思うけどな。

浮沈子は酒を嗜まないけど、それを肴に一杯やるのもいいかもしれないな・・・。

<もっと追加>ーーーーーーーーーー

(JAXAの月探査機SLIM、月面に「逆立ち状態」でピンポイント着陸に成功)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240125-OYT1T50132/

「画像では、月面でエンジンを上向きにして「逆立ち」した状態で着陸している機体の様子が写っている。」

なんと!!。

「SLIMの撮影に成功したのは、JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大で開発した小型ロボット「 SORA ― Q(ソラキュー) 」(重さ約250グラム)。」

おお、ソラキュー(LEV-2)は、同じく着陸寸前に放出されたLEV-1とともに、ミッションを成功させていたわけだ。

親はこけても子はマトモというわけだな・・・。

まあいい。

しかし、逆立ちというのはいただけないなあ。

世界中のニュースに、この写真が載るのは間違いない。

で、JAXAはピンポイント着陸に成功したと、大々的に発表したわけだ。

「JAXAによると、SLIMが目指していた目的地への誤差100メートル以内の「ピンポイント着陸」の実証にも成功したとみられるという。」

ハズカシイ・・・。

(月探査機、目標55m程度に着地
世界初、ピンポイント成功)
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1961740

「当初の目標着地点から東に55メートル程度の位置に到着したと発表した。狙った場所の100メートル以内にピンポイント着陸させる世界初の技術実証は達成できたとしている。」

「着陸後の姿勢については、メインエンジンが上を向いたほぼ鉛直の姿勢で、太陽電池パネルが西を向いている。計画通りの姿勢ではなく、二つある主エンジンのうち片方の推力が、月面の高度50メートルで失われた可能性が高いとしている。」

月着陸は、実に難しいなあ・・・。