😼欧州大戦争:緩衝地帯:新たなる戦闘の狼煙 ― 2025年05月23日 06:50
欧州大戦争:緩衝地帯:新たなる戦闘の狼煙
(プーチン氏、ウクライナ国境沿いに「緩衝地帯」 侵略拡大を正当化か)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22E7U0S5A520C2000000/
「ウクライナと国境を面するロシアの西部州沿いに「緩衝地帯を設置する」方針」(ロシアのプーチン大統領)
「西部クルスク州やベルゴロド州、ブリャンスク州でウクライナ軍による攻撃の被害」
ブリャンスク州というのは、ベラルーシとの国境でロシア最西端の州だ。
つーことはだな、キエフに最も近い。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「プーチン氏はこれまでも緩衝地帯について言及したことがあり、ウクライナ軍の砲撃などを防ぐための行動だと説明してきた。」
ただ、留意しておかなければならない点としては、ハルキウ州における緩衝地帯を設定した際に、浮沈子はハルキウまで攻撃すると思っていたんだが、そうはならず、数km程度侵攻しただけで留まっている(そうせざるを得ないだけかも)。
スムイ州の場合も、現地からはスムイまでの占領を要請されているようだが、そこまでするかどうかは不明だ。
砲撃はともかくとして、光ファイバーを用いたドローン攻撃では10kmから20kmの到達範囲があるとされているから、その程度の深度で侵攻する可能性はある。
(プーチン氏「ウクライナ国境に緩衝地帯」 北東部で侵攻拡大の口実か)
https://www.asahi.com/articles/AST5Q63YXT5QUHBI03VM.html
「20日にクルスク州を訪問した際、地元当局者から、ウクライナ軍を遠ざけるためとして、スーミ州での支配領域を州都スーミまで広げるよう要請を受けている。」
「同州への緩衝地帯設置を念頭に置いているとみられ、ロシア軍が今後、自国民の安全を口実に、同州で侵攻を拡大するおそれがある。」
まあ、とりあえずはそこだろうな。
ブリャンスク州からの侵攻が行われると赤信号だ(現在は、威力偵察程度)。
文字通り受け取れば、大事には至らないだろう(ウクライナにとっては一大事でしょうけど)。
もしかすると、ウクライナは長距離ミサイル(エイタクムス)を撃ち尽くしたのかもしれない(未確認)。
ロシアは、それを見極めて緩衝地帯の設定に踏み切ることにしたのかも。
陣地戦では負けない自信があるわけだ(そうなのかあ?)。
頼りになる北朝鮮兵もいるしな。
まあ、どうでもいいんですが。
米国は、ロシア領内に対する長距離ミサイルの使用を制限していたが、ハルキウ州の侵攻を受けて解除した経緯がある。
その効果は一定程度発揮されたところだが、ミサイルそのものがなくなれば意味はない。
トランプ政権が、引き続き長距離ミサイルを供与する可能性はないだろう(未確認)。
ひょっとすると、先日の米ロ首脳の電話会談で、そのことを確認したのかもしれない(そうなのかあ?)。
19日の電話会談、20日のクルスク訪問と現地からの要請、22日の緩衝地帯創設の発表・・・。
段取り、良過ぎ!。
まあいい。
政治的にはともかく、軍事的に大した脅威にならないだろう。
それより、浮沈子的には南部戦線の方が心配だ(「突破将軍」とか、任命されちゃったしな)。
これも、段取り良過ぎだがな。
ロシアが停戦に全く興味がないことは明白になった。
それどころか、今後、大規模な攻勢を掛ける可能性が高まってきている。
こんな話もある。
(米国はNATO同盟国にウクライナに対して防空システム「パトリオット」を供与することを奨励=ルビオ国務長官)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3995253-mi-guoha-tong-meng-guoniukurainani-duishite-fang-kongshisutemupatoriottowo-gong-yusurukotowo-jiang-lirubio-guo-wu-zhang-guan.html
「ウクライナは防空システム『パトリオット』について私たちに要請している。正直に言えば、私たちにはそれがない。私たちは、NATO同盟国と非常に緊密に協力している。彼らの中には、防衛のため、例えばキーウや他の町の空を守るために、ウクライナに渡すことのできる『パトリオット』のバッテリーを持つ国がある。彼らとそれらシステムの引き渡しに関して協力している」「どの国もそのシステムを放棄したいとは思っておらず、同時に私たちはそれを迅速に製造することができない」(米国のルビオ国務長官)
ウクライナからの要請についての議会証言だが、もしかすると米国はロシアの大規模攻撃について、事前に情報を受け取っているのではないのか。
近々、大規模な攻撃を受ける可能性があるということだ。
それがどの町かは知らない。
ロシアは、このところミサイルを温存しているように見える。
シャヘドなどのショボいドローンばかりだ(そっちも、改良されているようですが)。
(イラン、ロシアに短距離ミサイル発射装置の移送を準備=情報筋)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/7OCN7XQ4KFOXDIWMF4KU5KKKWY-2025-05-12/
「イランが短距離弾道ミサイル「ファス360」の発射装置を近くロシアに引き渡す準備を進めている」(西側諸国の安全保障当局者と中東地域の当局者)
「ファス360の射程は120キロメートルで、ロシア軍はウクライナ軍の最前線部隊や近隣の軍事目標、ロシア国境に近い都市への攻撃に活用」
「米国は昨年9月、イランがロシア船籍の船舶で同ミサイルをロシアに輸送したと発表」
「ファス360の配備によりロシアは「イスカンデル」のような高性能ミサイルを電力網などの重要インフラへの長距離攻撃用に温存」(専門家)
多様なミサイルや囮を含めたドローンの構成は、ロシアの選択肢や攻撃の柔軟性を拡大する。
逆にウクライナは翻弄され続けることになるのだ。
ウクライナ側の長距離ミサイルの枯渇と温存されているロシアのミサイル(イランだけじゃなく北朝鮮製もあるしな)、米国の防空システム供与の要請・・・。
緩衝地帯の創設というのは、敵の目を欺くおとりなのかもしれない・・・。
(プーチン氏、ウクライナ国境沿いに「緩衝地帯」 侵略拡大を正当化か)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22E7U0S5A520C2000000/
「ウクライナと国境を面するロシアの西部州沿いに「緩衝地帯を設置する」方針」(ロシアのプーチン大統領)
「西部クルスク州やベルゴロド州、ブリャンスク州でウクライナ軍による攻撃の被害」
ブリャンスク州というのは、ベラルーシとの国境でロシア最西端の州だ。
つーことはだな、キエフに最も近い。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「プーチン氏はこれまでも緩衝地帯について言及したことがあり、ウクライナ軍の砲撃などを防ぐための行動だと説明してきた。」
ただ、留意しておかなければならない点としては、ハルキウ州における緩衝地帯を設定した際に、浮沈子はハルキウまで攻撃すると思っていたんだが、そうはならず、数km程度侵攻しただけで留まっている(そうせざるを得ないだけかも)。
スムイ州の場合も、現地からはスムイまでの占領を要請されているようだが、そこまでするかどうかは不明だ。
砲撃はともかくとして、光ファイバーを用いたドローン攻撃では10kmから20kmの到達範囲があるとされているから、その程度の深度で侵攻する可能性はある。
(プーチン氏「ウクライナ国境に緩衝地帯」 北東部で侵攻拡大の口実か)
https://www.asahi.com/articles/AST5Q63YXT5QUHBI03VM.html
「20日にクルスク州を訪問した際、地元当局者から、ウクライナ軍を遠ざけるためとして、スーミ州での支配領域を州都スーミまで広げるよう要請を受けている。」
「同州への緩衝地帯設置を念頭に置いているとみられ、ロシア軍が今後、自国民の安全を口実に、同州で侵攻を拡大するおそれがある。」
まあ、とりあえずはそこだろうな。
ブリャンスク州からの侵攻が行われると赤信号だ(現在は、威力偵察程度)。
文字通り受け取れば、大事には至らないだろう(ウクライナにとっては一大事でしょうけど)。
もしかすると、ウクライナは長距離ミサイル(エイタクムス)を撃ち尽くしたのかもしれない(未確認)。
ロシアは、それを見極めて緩衝地帯の設定に踏み切ることにしたのかも。
陣地戦では負けない自信があるわけだ(そうなのかあ?)。
頼りになる北朝鮮兵もいるしな。
まあ、どうでもいいんですが。
米国は、ロシア領内に対する長距離ミサイルの使用を制限していたが、ハルキウ州の侵攻を受けて解除した経緯がある。
その効果は一定程度発揮されたところだが、ミサイルそのものがなくなれば意味はない。
トランプ政権が、引き続き長距離ミサイルを供与する可能性はないだろう(未確認)。
ひょっとすると、先日の米ロ首脳の電話会談で、そのことを確認したのかもしれない(そうなのかあ?)。
19日の電話会談、20日のクルスク訪問と現地からの要請、22日の緩衝地帯創設の発表・・・。
段取り、良過ぎ!。
まあいい。
政治的にはともかく、軍事的に大した脅威にならないだろう。
それより、浮沈子的には南部戦線の方が心配だ(「突破将軍」とか、任命されちゃったしな)。
これも、段取り良過ぎだがな。
ロシアが停戦に全く興味がないことは明白になった。
それどころか、今後、大規模な攻勢を掛ける可能性が高まってきている。
こんな話もある。
(米国はNATO同盟国にウクライナに対して防空システム「パトリオット」を供与することを奨励=ルビオ国務長官)
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3995253-mi-guoha-tong-meng-guoniukurainani-duishite-fang-kongshisutemupatoriottowo-gong-yusurukotowo-jiang-lirubio-guo-wu-zhang-guan.html
「ウクライナは防空システム『パトリオット』について私たちに要請している。正直に言えば、私たちにはそれがない。私たちは、NATO同盟国と非常に緊密に協力している。彼らの中には、防衛のため、例えばキーウや他の町の空を守るために、ウクライナに渡すことのできる『パトリオット』のバッテリーを持つ国がある。彼らとそれらシステムの引き渡しに関して協力している」「どの国もそのシステムを放棄したいとは思っておらず、同時に私たちはそれを迅速に製造することができない」(米国のルビオ国務長官)
ウクライナからの要請についての議会証言だが、もしかすると米国はロシアの大規模攻撃について、事前に情報を受け取っているのではないのか。
近々、大規模な攻撃を受ける可能性があるということだ。
それがどの町かは知らない。
ロシアは、このところミサイルを温存しているように見える。
シャヘドなどのショボいドローンばかりだ(そっちも、改良されているようですが)。
(イラン、ロシアに短距離ミサイル発射装置の移送を準備=情報筋)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/7OCN7XQ4KFOXDIWMF4KU5KKKWY-2025-05-12/
「イランが短距離弾道ミサイル「ファス360」の発射装置を近くロシアに引き渡す準備を進めている」(西側諸国の安全保障当局者と中東地域の当局者)
「ファス360の射程は120キロメートルで、ロシア軍はウクライナ軍の最前線部隊や近隣の軍事目標、ロシア国境に近い都市への攻撃に活用」
「米国は昨年9月、イランがロシア船籍の船舶で同ミサイルをロシアに輸送したと発表」
「ファス360の配備によりロシアは「イスカンデル」のような高性能ミサイルを電力網などの重要インフラへの長距離攻撃用に温存」(専門家)
多様なミサイルや囮を含めたドローンの構成は、ロシアの選択肢や攻撃の柔軟性を拡大する。
逆にウクライナは翻弄され続けることになるのだ。
ウクライナ側の長距離ミサイルの枯渇と温存されているロシアのミサイル(イランだけじゃなく北朝鮮製もあるしな)、米国の防空システム供与の要請・・・。
緩衝地帯の創設というのは、敵の目を欺くおとりなのかもしれない・・・。
🚢欧州大戦争:ロシア産原油:上限価格と影の船団 ― 2025年05月23日 20:41
欧州大戦争:ロシア産原油:上限価格と影の船団
(訂正 G7、過度の不均衡対処で合意 対ロ制裁計画で前進=欧州委員)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/FKBGHJSDJZNHXIED3BNFHENDE4-2025-05-22/
「同制裁計画には、ロシア産原油のG7の取引価格上限を1バレル=50ドルに引き下げる可能性が含まれるとした。」
さて、この提案が採用されたのかどうかは、今一つはっきりしない。
「ウクライナ支援に向けたロシアへの制裁強化を巡る計画を前進させた。」
バレル60ドルから50ドルに下げることで、合意したのかしないのか、どっち!?。
(G7財務相会議閉幕、ロシアへの追加制裁は合意に至らず…ウクライナに対する「揺るぎない支持」は表明)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250523-OYT1T50085/
「具体策は引き続き協議することになった。」
「欧州連合(EU)は、G7などが2022年12月からロシア産原油に設けている1バレルあたり60ドルの上限価格を、50ドル程度まで引き下げることを提案していたが、米国は難色を示した」
ははあ、まだ決まってないわけだ。
(G7のロシア産原油価格上限、米は引き下げ「納得せず」=欧州当局者)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/QJQVJD4COFOZBPOSWZYYXXCZYU-2025-05-22/
「EUは価格上限を1バレル=50ドルに引き下げることを提案。ウクライナはさらに低い30ドルに引き下げることを求めている。」
「カナダのバンフで開かれている主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席している米財務省のチームは、原油価格はすでに下落しており、ロシアは打撃を受けているとの見解を示している。」
「米国は引き下げ案を排除しておらず、協議は継続される」
ロシア産原油については、その利益が軍備増強に充てられることから、ウクライナ侵攻後に上限価格が定められた(現在の価格上限は2022年12月にG7とEU、オーストラリアの間で合意した60ドル)。
「AI による概要:
ロシア産石油の価格は、国際的な原油価格の変動と制裁の影響を受けながら推移しています。2024年4月には、ロシアの経済発展省が2024~26年の原油輸出価格見通しを1バレル65ドルに下方修正しました。一方、2025年のブレント原油の平均価格見通しは68ドル、ウラル原油は56ドルと予想されています。
詳細:
・原油価格の変動:
ロシア産原油価格は、国際的な原油価格の変動に加えて、西側諸国の制裁の影響も受けています。
・価格上限:
西側諸国はロシア産原油の取引価格上限を1バレル60ドルに設定していますが、2024年9月にはその価格をわずかに上回る価格で取引されていることもあります。
・日本への影響:
ロシアは欧米の制裁で国際指標に比べて安く販売しているが、量の増加で収入を維持できている。2023年には、日本がロシア産石油を購入した価格は1バレル70ドル弱でした。
・2025年の見通し:
ロシア経済省は、2025年のブレント原油の平均価格見通しを68ドル、ウラル原油は56ドルと予測しています。
・ウクライナ侵攻の影響:
ロシアのウクライナ侵攻は、世界的なエネルギー価格の高騰に影響を与え、原油価格も高騰しました。
・参考:
ロシアのウクライナ侵攻による影響は、現在のガソリン価格の高止まりにも影響を与えています。
ロシアは、1日あたり1000万バレルもの原油を生産しており、世界の原油生産量の約1割を占めます。
ロシアの石油・ガス収入は、国家予算の歳入全体の3分の1を占めます。
・補足:
上記の情報は、2024年4月~9月、および2025年4月~5月の情報に基づいています。
原油価格は、市場の変動や政治的な要因によって常に変動するため、最新の情報を確認することをお勧めします。
2025年の世界的な原油需給は、世界銀行の見通しによると、2025年の世界の石油供給量は需要量を日量平均で70万バレル上回ると予測されています。」
我が国の取引価格を見ると、バレル70ドル程度になっているようだ(2023年)。
実際の取引が、必ずしも上限価格の範囲内に収まっているわけじゃない。
逆に、実勢価格が取引上限を下回ったこともある。
(ロシア産ウラル原油、価格上限割り込む 世界的な相場安で)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/VRV3BVZAVFJZFNWOAUVAO7F4VY-2024-09-11/
「バルト海の港で積み込まれるウラル原油の価格は10日、FOB(本船渡し)ベースで1バレル=59.89ドルに下落した。半面、黒海のノボロシスク港から積み込まれるウラル原油は60.33ドルと、依然として上限をわずかに上回る水準だった。」
「ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、ロシアの港でのウラル原油価格は非常に堅調に推移しており、年初来では6月の一時期を除き、60ドル超の水準をほぼ維持している。」
先日来、話題になっている影の船団との関係はどうなのか。
(EU、対ロシア制裁第17弾を採択、制裁回避策「影の船団」向けに大規模追加制裁)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/05/6222c22ee4a65c2a.html
「影の船団とは、EUがG7諸国などと実施するロシア産石油製品の上限価格規制の回避に利用される石油タンカーなどの船舶」
「今回、新たに189隻を追加したことで、制裁対象は342隻となった。また、影の船団の運航に関係する58団体と17個人も、資産凍結や資産提供の禁止などの対象に追加した。これには、ロシア石油大手スルグトネフテガスや石油輸送会社ボルガ・シッピングのほか、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、香港などの海運会社やロシアの石油輸送業向け保険会社なども含まれる。」
ちょっと気になる記述もある。
「サハリン2から日本へ輸出される原油に対する上限価格規制の適用除外措置については、2026年6月28日まで延長した。」
ははあ、我が国の取引には「適用除外措置」があるんだな。
制裁回避のための手段はいろいろあるようだが、こんなのも報じられている。
(ロシア「影の船団」が石油荷揚げできず 中国港など、米欧制裁を警戒)
https://www.asahi.com/articles/AST1G3SH0T1GUHBI026M.html
「報道によると、数十隻の船がアジアや中東の港で荷揚げできなくなる問題が発生。新たな買い手を探し、制裁対象外のタンカーに海上で移し替える必要があるとしている。」
「アジアや中東では、ウクライナ侵攻後も対ロシア制裁に参加していない国が多い。」「港の多くは、欧米企業と取引があり、制裁を受けるリスクを避ける必要がある。」
やれやれ・・・。
制裁を回避する手段を封じていこうとする動きがある一方で、制裁そのものを緩和(現状維持)しようとする動きもあるわけだ。
7か月ほど前の記事だが、こんなのもあった。
(対ロシア制裁、効果が薄いのはなぜ? スイスの専門家が語る裏事情)
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E5%A4%96%E4%BA%A4/%E5%AF%BE%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%88%B6%E8%A3%81%E3%80%81%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%8C%E8%96%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%EF%BC%9F%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E8%A3%8F%E4%BA%8B%E6%83%85/87769438
「確かに、制裁が奏功した例は歴史上わずかしかない。」(汚職問題に詳しい刑法学者マーク・ピエト氏)
「ロシアほどの大国には制裁を回避する手段がたくさんある。」
「制裁制度はよく練られたものではない。それぞれの制裁リストには独自のロジックがあり、保護される人もいれば、そうでない人もいる。」
「ロシア経済を崩壊させることは可能だと考えられていた。ロシア経済はイタリアとほぼ同じ規模だと主張する人もいた。だがロシアは資源貿易とそれへの依存という切り札を持っていた」
事実、ロシア経済は崩壊していない。
戦争は継続し、政治情勢の劇的な変化で、プーチンは我が世の春を謳っている(そうなのかあ?)。
以下は1年余り前の記事だが、その辺りの理由を上手く説明している。
(ロシア経済 なぜへたらないのか?制裁が効かない真の理由)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/15/38345.html
理由① 欧州は今もロシア産原油を買い続けている
理由② ロシア産LNGは禁止されていない
理由③ 巨額の軍事支出とトリクルダウン
理由④ 住宅政策もプラスに寄与
ロシア経済の問題点として、原油の上限価格設定の効果についても触れている。
「原油価格上限設定は成果あり?:
・・・
アメリカの財務省はこの制裁措置によってロシア産の原油価格が下落し、ロシアの原油販売による税収は2023年1月から9月までに40%減少したとする分析を2月23日に発表しました。時間はかかるものの、ロシアの外貨獲得の道を狭める一定の成果があるようです。」
経済成長も、2023年に比べて鈍化が指摘されている。
が、崩壊には程遠いし、遠からず米国の制裁が解除される見込みが出てきたことで、先行きの不安要素は減少していくだろう(そうなのかあ?)。
確かに、国債の発行で財政を賄う状況は健全とは言えない。
戦時経済をどれだけ維持できるかは、外部要因によっても決まってくる。
最大の外部要因は、戦っている敵国の軍事情勢だからな。
ロシアは、一気に攻め込んだりはしていない。
相手より、ほんの僅かだけ上回る軍事圧力をかけ続けている。
それは、政治目的がウクライナの領土獲得だけではないということの証だ。
浮沈子は、最終的には欧州の覇権獲得がその目的と見ているけど、1億5千万人のロシアが、5億人弱の欧州を席巻するというビジョンは、なかなかギャンブルなものがある(自分でもそう思います)。
米欧はウクライナ紛争をきっかけにロシアを呑み込もうとしたけど、その目論見は潰えた。
北欧や東欧は悲鳴を上げて制裁強化をぶち上げようとしているけど、大西洋を隔てた米国は、ロシアとの関係改善に関心を移している。
かなり荒っぽい話とは思ったが、今日はこんな記事も読んだ。
(【#佐藤優のシン世界地図探索110】就任100日、トランプ米大統領のスコア表<北米帝国主義と亜周辺編>)
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2025/05/23/127120/
「なぜアメリカのGDPの8%しかないロシアが、ウクライナにおいてはアメリカと互角以上に戦えるのか、ということです。このロシアの謎が、生産の哲学だということに気が付いたんです。国の発展に必要なのはGDPではなく生産力」
米国と欧州は、今、嫌と言う程このことを噛み締めているだろう。
佐藤氏の話は、浮沈子的についていけないところが多々あるが、トランプ政権の長期化については同じ見通しのようだ(米国民の選択によることが前提ですが)。
「ひとつは、4年後にトランプが潰れ、逆にまたグローバリゼーションの嵐の揺り返し」
「もうひとつはトランプ革命が成功し、それぞれの国が自国内で、地産地消で自分たちが消費するモノを作っていこうと、グローバル化に歯止めがかかる」
「後者ならトランプ政権の後はバンス大統領となり、共和党政権が更に2期、計12年続く必要があります。そうなれば転換します。」
トランプが副大統領となって、引き続き影響力を行使するというアイデアもあるようだが、年齢が年齢だからな。
現国務長官のマルコルビオの名前も取りざたされている(浮沈子はそれはないと思ってるけど)。
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
米国は、G7がロシア産原油の上限価格を引き下げる案に難色を示した(協議は継続:未発効)。
影の船団は、この制裁をかいくぐるためにも機能している。
それに対する追加制裁も行われたが、効果のほどは未定だ。
経済制裁は簡単じゃない。
少なくとも、ロシアに対して短期的な効果を求めることは出来ない。
今、ウクライナを支援するために求められているのは短期的な効果だ。
数年単位じゃなく、数か月、いや数週間の効果だ。
その意味では、欧州は無策に等しい。
が、これがウクライナ支援ではなく、ロシアに対する欧州直接な政策と見れば話は変わってくる。
数年単位でボディーブローのように効いてくる話は、大いにアリだろう。
国家は国益で動く。
欧州は、ウクライナから軸足を移し、わが身の保身を図っている(そうなのかあ?)。
少なくとも、ウクライナが求めるバレル30ドルという上限価格はスルーしたからな・・・。
(訂正 G7、過度の不均衡対処で合意 対ロ制裁計画で前進=欧州委員)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/FKBGHJSDJZNHXIED3BNFHENDE4-2025-05-22/
「同制裁計画には、ロシア産原油のG7の取引価格上限を1バレル=50ドルに引き下げる可能性が含まれるとした。」
さて、この提案が採用されたのかどうかは、今一つはっきりしない。
「ウクライナ支援に向けたロシアへの制裁強化を巡る計画を前進させた。」
バレル60ドルから50ドルに下げることで、合意したのかしないのか、どっち!?。
(G7財務相会議閉幕、ロシアへの追加制裁は合意に至らず…ウクライナに対する「揺るぎない支持」は表明)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250523-OYT1T50085/
「具体策は引き続き協議することになった。」
「欧州連合(EU)は、G7などが2022年12月からロシア産原油に設けている1バレルあたり60ドルの上限価格を、50ドル程度まで引き下げることを提案していたが、米国は難色を示した」
ははあ、まだ決まってないわけだ。
(G7のロシア産原油価格上限、米は引き下げ「納得せず」=欧州当局者)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/QJQVJD4COFOZBPOSWZYYXXCZYU-2025-05-22/
「EUは価格上限を1バレル=50ドルに引き下げることを提案。ウクライナはさらに低い30ドルに引き下げることを求めている。」
「カナダのバンフで開かれている主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席している米財務省のチームは、原油価格はすでに下落しており、ロシアは打撃を受けているとの見解を示している。」
「米国は引き下げ案を排除しておらず、協議は継続される」
ロシア産原油については、その利益が軍備増強に充てられることから、ウクライナ侵攻後に上限価格が定められた(現在の価格上限は2022年12月にG7とEU、オーストラリアの間で合意した60ドル)。
「AI による概要:
ロシア産石油の価格は、国際的な原油価格の変動と制裁の影響を受けながら推移しています。2024年4月には、ロシアの経済発展省が2024~26年の原油輸出価格見通しを1バレル65ドルに下方修正しました。一方、2025年のブレント原油の平均価格見通しは68ドル、ウラル原油は56ドルと予想されています。
詳細:
・原油価格の変動:
ロシア産原油価格は、国際的な原油価格の変動に加えて、西側諸国の制裁の影響も受けています。
・価格上限:
西側諸国はロシア産原油の取引価格上限を1バレル60ドルに設定していますが、2024年9月にはその価格をわずかに上回る価格で取引されていることもあります。
・日本への影響:
ロシアは欧米の制裁で国際指標に比べて安く販売しているが、量の増加で収入を維持できている。2023年には、日本がロシア産石油を購入した価格は1バレル70ドル弱でした。
・2025年の見通し:
ロシア経済省は、2025年のブレント原油の平均価格見通しを68ドル、ウラル原油は56ドルと予測しています。
・ウクライナ侵攻の影響:
ロシアのウクライナ侵攻は、世界的なエネルギー価格の高騰に影響を与え、原油価格も高騰しました。
・参考:
ロシアのウクライナ侵攻による影響は、現在のガソリン価格の高止まりにも影響を与えています。
ロシアは、1日あたり1000万バレルもの原油を生産しており、世界の原油生産量の約1割を占めます。
ロシアの石油・ガス収入は、国家予算の歳入全体の3分の1を占めます。
・補足:
上記の情報は、2024年4月~9月、および2025年4月~5月の情報に基づいています。
原油価格は、市場の変動や政治的な要因によって常に変動するため、最新の情報を確認することをお勧めします。
2025年の世界的な原油需給は、世界銀行の見通しによると、2025年の世界の石油供給量は需要量を日量平均で70万バレル上回ると予測されています。」
我が国の取引価格を見ると、バレル70ドル程度になっているようだ(2023年)。
実際の取引が、必ずしも上限価格の範囲内に収まっているわけじゃない。
逆に、実勢価格が取引上限を下回ったこともある。
(ロシア産ウラル原油、価格上限割り込む 世界的な相場安で)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/VRV3BVZAVFJZFNWOAUVAO7F4VY-2024-09-11/
「バルト海の港で積み込まれるウラル原油の価格は10日、FOB(本船渡し)ベースで1バレル=59.89ドルに下落した。半面、黒海のノボロシスク港から積み込まれるウラル原油は60.33ドルと、依然として上限をわずかに上回る水準だった。」
「ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、ロシアの港でのウラル原油価格は非常に堅調に推移しており、年初来では6月の一時期を除き、60ドル超の水準をほぼ維持している。」
先日来、話題になっている影の船団との関係はどうなのか。
(EU、対ロシア制裁第17弾を採択、制裁回避策「影の船団」向けに大規模追加制裁)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/05/6222c22ee4a65c2a.html
「影の船団とは、EUがG7諸国などと実施するロシア産石油製品の上限価格規制の回避に利用される石油タンカーなどの船舶」
「今回、新たに189隻を追加したことで、制裁対象は342隻となった。また、影の船団の運航に関係する58団体と17個人も、資産凍結や資産提供の禁止などの対象に追加した。これには、ロシア石油大手スルグトネフテガスや石油輸送会社ボルガ・シッピングのほか、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコ、香港などの海運会社やロシアの石油輸送業向け保険会社なども含まれる。」
ちょっと気になる記述もある。
「サハリン2から日本へ輸出される原油に対する上限価格規制の適用除外措置については、2026年6月28日まで延長した。」
ははあ、我が国の取引には「適用除外措置」があるんだな。
制裁回避のための手段はいろいろあるようだが、こんなのも報じられている。
(ロシア「影の船団」が石油荷揚げできず 中国港など、米欧制裁を警戒)
https://www.asahi.com/articles/AST1G3SH0T1GUHBI026M.html
「報道によると、数十隻の船がアジアや中東の港で荷揚げできなくなる問題が発生。新たな買い手を探し、制裁対象外のタンカーに海上で移し替える必要があるとしている。」
「アジアや中東では、ウクライナ侵攻後も対ロシア制裁に参加していない国が多い。」「港の多くは、欧米企業と取引があり、制裁を受けるリスクを避ける必要がある。」
やれやれ・・・。
制裁を回避する手段を封じていこうとする動きがある一方で、制裁そのものを緩和(現状維持)しようとする動きもあるわけだ。
7か月ほど前の記事だが、こんなのもあった。
(対ロシア制裁、効果が薄いのはなぜ? スイスの専門家が語る裏事情)
https://www.swissinfo.ch/jpn/%E5%A4%96%E4%BA%A4/%E5%AF%BE%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%88%B6%E8%A3%81%E3%80%81%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%8C%E8%96%84%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%EF%BC%9F%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AE%B6%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E8%A3%8F%E4%BA%8B%E6%83%85/87769438
「確かに、制裁が奏功した例は歴史上わずかしかない。」(汚職問題に詳しい刑法学者マーク・ピエト氏)
「ロシアほどの大国には制裁を回避する手段がたくさんある。」
「制裁制度はよく練られたものではない。それぞれの制裁リストには独自のロジックがあり、保護される人もいれば、そうでない人もいる。」
「ロシア経済を崩壊させることは可能だと考えられていた。ロシア経済はイタリアとほぼ同じ規模だと主張する人もいた。だがロシアは資源貿易とそれへの依存という切り札を持っていた」
事実、ロシア経済は崩壊していない。
戦争は継続し、政治情勢の劇的な変化で、プーチンは我が世の春を謳っている(そうなのかあ?)。
以下は1年余り前の記事だが、その辺りの理由を上手く説明している。
(ロシア経済 なぜへたらないのか?制裁が効かない真の理由)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/15/38345.html
理由① 欧州は今もロシア産原油を買い続けている
理由② ロシア産LNGは禁止されていない
理由③ 巨額の軍事支出とトリクルダウン
理由④ 住宅政策もプラスに寄与
ロシア経済の問題点として、原油の上限価格設定の効果についても触れている。
「原油価格上限設定は成果あり?:
・・・
アメリカの財務省はこの制裁措置によってロシア産の原油価格が下落し、ロシアの原油販売による税収は2023年1月から9月までに40%減少したとする分析を2月23日に発表しました。時間はかかるものの、ロシアの外貨獲得の道を狭める一定の成果があるようです。」
経済成長も、2023年に比べて鈍化が指摘されている。
が、崩壊には程遠いし、遠からず米国の制裁が解除される見込みが出てきたことで、先行きの不安要素は減少していくだろう(そうなのかあ?)。
確かに、国債の発行で財政を賄う状況は健全とは言えない。
戦時経済をどれだけ維持できるかは、外部要因によっても決まってくる。
最大の外部要因は、戦っている敵国の軍事情勢だからな。
ロシアは、一気に攻め込んだりはしていない。
相手より、ほんの僅かだけ上回る軍事圧力をかけ続けている。
それは、政治目的がウクライナの領土獲得だけではないということの証だ。
浮沈子は、最終的には欧州の覇権獲得がその目的と見ているけど、1億5千万人のロシアが、5億人弱の欧州を席巻するというビジョンは、なかなかギャンブルなものがある(自分でもそう思います)。
米欧はウクライナ紛争をきっかけにロシアを呑み込もうとしたけど、その目論見は潰えた。
北欧や東欧は悲鳴を上げて制裁強化をぶち上げようとしているけど、大西洋を隔てた米国は、ロシアとの関係改善に関心を移している。
かなり荒っぽい話とは思ったが、今日はこんな記事も読んだ。
(【#佐藤優のシン世界地図探索110】就任100日、トランプ米大統領のスコア表<北米帝国主義と亜周辺編>)
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2025/05/23/127120/
「なぜアメリカのGDPの8%しかないロシアが、ウクライナにおいてはアメリカと互角以上に戦えるのか、ということです。このロシアの謎が、生産の哲学だということに気が付いたんです。国の発展に必要なのはGDPではなく生産力」
米国と欧州は、今、嫌と言う程このことを噛み締めているだろう。
佐藤氏の話は、浮沈子的についていけないところが多々あるが、トランプ政権の長期化については同じ見通しのようだ(米国民の選択によることが前提ですが)。
「ひとつは、4年後にトランプが潰れ、逆にまたグローバリゼーションの嵐の揺り返し」
「もうひとつはトランプ革命が成功し、それぞれの国が自国内で、地産地消で自分たちが消費するモノを作っていこうと、グローバル化に歯止めがかかる」
「後者ならトランプ政権の後はバンス大統領となり、共和党政権が更に2期、計12年続く必要があります。そうなれば転換します。」
トランプが副大統領となって、引き続き影響力を行使するというアイデアもあるようだが、年齢が年齢だからな。
現国務長官のマルコルビオの名前も取りざたされている(浮沈子はそれはないと思ってるけど)。
まあ、どうでもいいんですが。
確認しておこう。
米国は、G7がロシア産原油の上限価格を引き下げる案に難色を示した(協議は継続:未発効)。
影の船団は、この制裁をかいくぐるためにも機能している。
それに対する追加制裁も行われたが、効果のほどは未定だ。
経済制裁は簡単じゃない。
少なくとも、ロシアに対して短期的な効果を求めることは出来ない。
今、ウクライナを支援するために求められているのは短期的な効果だ。
数年単位じゃなく、数か月、いや数週間の効果だ。
その意味では、欧州は無策に等しい。
が、これがウクライナ支援ではなく、ロシアに対する欧州直接な政策と見れば話は変わってくる。
数年単位でボディーブローのように効いてくる話は、大いにアリだろう。
国家は国益で動く。
欧州は、ウクライナから軸足を移し、わが身の保身を図っている(そうなのかあ?)。
少なくとも、ウクライナが求めるバレル30ドルという上限価格はスルーしたからな・・・。
😼欧州大戦争:ザルジニー:戦後の大統領 ― 2025年05月23日 22:44
欧州大戦争:ザルジニー:戦後の大統領
(ウクライナ、ソ連崩壊後の国境回復は断念やむなし=前総司令官)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NSKBPKAFJZMYRE6JWLF364LSWI-2025-05-22/
「ゼレンスキー氏を含むウクライナ政府首脳や高官は長らくロシアに対して、ソ連崩壊時のウクライナ領土から完全に軍を撤退させるよう求め、その対象にはロシアが14年に併合したクリミア半島も含まれた。」
まあ、今は昔のスタンスだが、ついこの間まではそうだったことを覚えておく必要はあるだろう。
今でも、法的にウクライナ領土であることを放棄することには反対している(クリミア含めて)。
「この部屋には、ウクライナが平和とともに1991年もしくは2022年の国境線を取り戻し、その後大変幸せになれるという奇跡や幸運の兆しをまだ期待する人々はいないと希望する」(バレリー・ザルジニー前総司令官:首都キーウで開かれた会合で)
見解を表明した場所が重要だな。
「私の見解では敵(ロシア)はなお、わが国の領土に攻撃や特殊作戦を行う資源と力、手段を有している」
「この1年消耗戦を仕掛けているロシアに対抗する上で、兵力が相対的に小さく経済的に厳しい環境にあるウクライナが唯一頼れるのは先進技術になると力説」
うーん、その説には同意しかねるけど、在任当時から戦場の現実に即した対抗手段を取る必要性を訴えていたことは事実だ。
解任の理由の一つとされるクルスク侵攻(ザルジニーは反対していたと言われる)が事実上の失敗に終わり、風向きは徐々に変わりつつある(そういうことかあ?)。
前回、メディアに登場したのは3月だった。
(「米国は世界の秩序を破壊」 ウクライナ軍前総司令官が批判)
https://www.cnn.co.jp/world/35230179.html
「ウクライナ軍の前総司令官で現在駐英国大使を務めているバレリー・ザルジニー氏は6日、米国は「世界の秩序を破壊している」と批判」
「『悪の枢軸』やロシアだけではなく、米国も世界の秩序を破壊している」
「米政府は西側諸国の結束を「疑問視」していると指摘。北大西洋条約機構(NATO)が近い将来存在しなくなる可能性や、欧州がロシアの次の標的になる恐れがある」
彼の政治スタンスは不明だけど、穏健なリベラルに近いのかもしれない。
軍人とか外交官ということであれば、その政治思想はあまり問題じゃないかも知れない。
が、政治家としてどうなのかを考える上では重要だ。
「ウクライナの将来の大統領候補と目されている。」
本人がどうするかは不明だが、嘱望されれば応じる可能性はあるからな。
キエフでの講演で、ハイテク戦争の継続を論じているうちはまだいい。
ザルジニーが、戦時下の大統領になることはない。
また、現実の話として、ロシアに対抗するための軍事力を新たに大統領として指揮することもない。
悪の枢軸やロシアや米国に破壊された世界秩序の中で、生き残ったウクライナを復興させていく仕事に就かなければならない。
ドローンも、AIも、スターリンクもそこにはない(そうなのかあ?)。
戦火を交えたロシアとの距離感を計り、西側の復興支援を受け入れながら、ウクライナの人々に希望を与え続けなければならないのだ。
ロシアに対する憎しみを煽り、支援を渋る世界中を非難し、自国の真の独立のために国民を戦場に駆り立てる役割じゃない。
新たな役割を果たすことが出来るかどうかは未知数だ。
プーチンがどう対応するかも分からない。
時か来れば、それはウクライナの人々が決める。
前大統領だったポロシェンコはじめ、ウクライナ政界には人材が豊富だ(現政権とは、必ずしもうまくいっていないみたいですが:プーチンが亡命を認めたこともあるようです)。
まあいい。
浮沈子的には、ザルジニーはいささか過去の人な印象がある。
過去の人と言えば、こんな記事も出ていた。
(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏、軍に入隊したことを報告)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-journalist-butusov-reports-joining-the-military/
「私はアキレス腱が断裂しジャンプすることができない。視力にも問題があるので照準器を使用した射撃ができないが、私は軍の報道機関で働くつもりはない」(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏)
このブログでも、その記事を何度も引用している。
「ウクライナ軍の問題を指摘して注目を集めてきた」
「私は数日前に国家親衛隊の第13特務旅団に配属され、現在は訓練を受けている最中だ」「この戦争には実質的な決断が必要で、だからこそ私は入隊することにした」
「もっと多くのことを、もっと早く行う必要がある。私は軍団の創設と旅団の発展、軍団や個々の作戦部隊内での ドローン、対ドローン、工兵部隊の発展、管理と組織の質、歩兵の訓練と作戦の質によって戦争の流れを変え、戦線を食い止めることが出来ると信じている」
ザルジニーの考えに通じるものを感じる。
戦争が技術であり組織のマネージメントだとするロジカルな思想だ。
戦歴で成り上がった軍のトップが指揮を取れば、構造的に悪しき経験主義に陥る。
「私が配属された第13特務旅団はテクノロジー、作戦手順、戦闘アルゴリズムの環境を構築し、人員や装備の数ではなく戦術、計画、部隊の運用方法を柔軟に変更でき管理と組織の質、訓練の質において優位性を生み出している。このような質の高い組織と管理の拡大こそが、この戦争における我々の優位性であり、勝利への唯一の可能性だと信じている。」
おお、正にその通りだが、それは残念ながらロシア軍も同じなのだ。
「ブトゥソフ氏の決断と信念には敬意を表するが、出来れば戦争から生き残って兵士して戦った貴重な体験を記録に残してくることを願う。」(航空万能論ブログ管理人)
・・・だな。
(ウクライナ、ソ連崩壊後の国境回復は断念やむなし=前総司令官)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NSKBPKAFJZMYRE6JWLF364LSWI-2025-05-22/
「ゼレンスキー氏を含むウクライナ政府首脳や高官は長らくロシアに対して、ソ連崩壊時のウクライナ領土から完全に軍を撤退させるよう求め、その対象にはロシアが14年に併合したクリミア半島も含まれた。」
まあ、今は昔のスタンスだが、ついこの間まではそうだったことを覚えておく必要はあるだろう。
今でも、法的にウクライナ領土であることを放棄することには反対している(クリミア含めて)。
「この部屋には、ウクライナが平和とともに1991年もしくは2022年の国境線を取り戻し、その後大変幸せになれるという奇跡や幸運の兆しをまだ期待する人々はいないと希望する」(バレリー・ザルジニー前総司令官:首都キーウで開かれた会合で)
見解を表明した場所が重要だな。
「私の見解では敵(ロシア)はなお、わが国の領土に攻撃や特殊作戦を行う資源と力、手段を有している」
「この1年消耗戦を仕掛けているロシアに対抗する上で、兵力が相対的に小さく経済的に厳しい環境にあるウクライナが唯一頼れるのは先進技術になると力説」
うーん、その説には同意しかねるけど、在任当時から戦場の現実に即した対抗手段を取る必要性を訴えていたことは事実だ。
解任の理由の一つとされるクルスク侵攻(ザルジニーは反対していたと言われる)が事実上の失敗に終わり、風向きは徐々に変わりつつある(そういうことかあ?)。
前回、メディアに登場したのは3月だった。
(「米国は世界の秩序を破壊」 ウクライナ軍前総司令官が批判)
https://www.cnn.co.jp/world/35230179.html
「ウクライナ軍の前総司令官で現在駐英国大使を務めているバレリー・ザルジニー氏は6日、米国は「世界の秩序を破壊している」と批判」
「『悪の枢軸』やロシアだけではなく、米国も世界の秩序を破壊している」
「米政府は西側諸国の結束を「疑問視」していると指摘。北大西洋条約機構(NATO)が近い将来存在しなくなる可能性や、欧州がロシアの次の標的になる恐れがある」
彼の政治スタンスは不明だけど、穏健なリベラルに近いのかもしれない。
軍人とか外交官ということであれば、その政治思想はあまり問題じゃないかも知れない。
が、政治家としてどうなのかを考える上では重要だ。
「ウクライナの将来の大統領候補と目されている。」
本人がどうするかは不明だが、嘱望されれば応じる可能性はあるからな。
キエフでの講演で、ハイテク戦争の継続を論じているうちはまだいい。
ザルジニーが、戦時下の大統領になることはない。
また、現実の話として、ロシアに対抗するための軍事力を新たに大統領として指揮することもない。
悪の枢軸やロシアや米国に破壊された世界秩序の中で、生き残ったウクライナを復興させていく仕事に就かなければならない。
ドローンも、AIも、スターリンクもそこにはない(そうなのかあ?)。
戦火を交えたロシアとの距離感を計り、西側の復興支援を受け入れながら、ウクライナの人々に希望を与え続けなければならないのだ。
ロシアに対する憎しみを煽り、支援を渋る世界中を非難し、自国の真の独立のために国民を戦場に駆り立てる役割じゃない。
新たな役割を果たすことが出来るかどうかは未知数だ。
プーチンがどう対応するかも分からない。
時か来れば、それはウクライナの人々が決める。
前大統領だったポロシェンコはじめ、ウクライナ政界には人材が豊富だ(現政権とは、必ずしもうまくいっていないみたいですが:プーチンが亡命を認めたこともあるようです)。
まあいい。
浮沈子的には、ザルジニーはいささか過去の人な印象がある。
過去の人と言えば、こんな記事も出ていた。
(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏、軍に入隊したことを報告)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-journalist-butusov-reports-joining-the-military/
「私はアキレス腱が断裂しジャンプすることができない。視力にも問題があるので照準器を使用した射撃ができないが、私は軍の報道機関で働くつもりはない」(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏)
このブログでも、その記事を何度も引用している。
「ウクライナ軍の問題を指摘して注目を集めてきた」
「私は数日前に国家親衛隊の第13特務旅団に配属され、現在は訓練を受けている最中だ」「この戦争には実質的な決断が必要で、だからこそ私は入隊することにした」
「もっと多くのことを、もっと早く行う必要がある。私は軍団の創設と旅団の発展、軍団や個々の作戦部隊内での ドローン、対ドローン、工兵部隊の発展、管理と組織の質、歩兵の訓練と作戦の質によって戦争の流れを変え、戦線を食い止めることが出来ると信じている」
ザルジニーの考えに通じるものを感じる。
戦争が技術であり組織のマネージメントだとするロジカルな思想だ。
戦歴で成り上がった軍のトップが指揮を取れば、構造的に悪しき経験主義に陥る。
「私が配属された第13特務旅団はテクノロジー、作戦手順、戦闘アルゴリズムの環境を構築し、人員や装備の数ではなく戦術、計画、部隊の運用方法を柔軟に変更でき管理と組織の質、訓練の質において優位性を生み出している。このような質の高い組織と管理の拡大こそが、この戦争における我々の優位性であり、勝利への唯一の可能性だと信じている。」
おお、正にその通りだが、それは残念ながらロシア軍も同じなのだ。
「ブトゥソフ氏の決断と信念には敬意を表するが、出来れば戦争から生き残って兵士して戦った貴重な体験を記録に残してくることを願う。」(航空万能論ブログ管理人)
・・・だな。

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