🚀スターシップ:IFT-12:待てど暮らせど2026年01月27日 12:05

スターシップ:IFT-12:待てど暮らせど
スターシップ:IFT-12:待てど暮らせど


(SpaceXのスターシップV3、イーロン・マスクから打ち上げ日に関する最新情報を受け取る)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-v3-gets-launch-date-update-from-elon-musk/

「スターシップ バージョン 3 とその新しいラプター V3 エンジンの初飛行は、早ければ 3 月にも行われる可能性があります。」(記事のリード)

「イーロン・マスク氏は、スペースXのスターシップの次回打ち上げとなるフライト12が約6週間後に予定されていると発表しました。」

テスララティは、「フライト12」と呼んでいる(統合飛行試験12)。

大して飛ばなかったのもあるけどな。

まあいい。

もうほとんど、「そーいえばあれはどーなった」状態だったが、ようやく情報が出てきた感じだ。

「マスク氏は、スペースXが次回の打ち上げでスーパーヘビーブースターの捕捉を試みるかどうかについては言及しなかった。」

「今回の飛行は、スターシップV3のデビューとなります。改良された設計には、新型ラプターV3エンジンが搭載されており、従来のラプター1の約2倍の推力を発揮すると予想されていますが、コストは大幅に削減され、重量も大幅に軽減されています。スターシップV3プラットフォームは、製造性も最適化される予定です。 」
(This will be the first launch of Starship version 3, including the debut of the Raptor V3 engine:
• Almost 2x the thrust of Raptor 1
• Costs 4x less
• Much lighter. Will save 2,425 lbs of weight per engine, or 94,575 lbs (42.9 metric tons) per launch
• No heat shield
• Optimized for manufacturability)

「地上試験中に最初のV3ブースターに構造上の異常が見つかったなどの問題があった」

知らなかったな・・・。

V3(機体の方)では、ホットステージ用の段間構造が1段目に組み込まれ、投棄されることがなくなっている。

上記の構造上の異常が、それに起因するものかどうかは知らない(たぶん、出力が上がったエンジンマウント周りかも:未確認)。

3月かあ・・・。

まだまだ先だな。

機体もエンジンも初物だから、墜落激突爆発炎上木っ端微塵は大いに期待できるだろう(そんなあ!)。

V2の機体では、燃料系周りを中心に、相当難航したからな。

それらを克服し、満を持して登場するV3なわけだ。

ラプターも刷新され、エンジン回りの配管が鋳込まれてシンプルになった。

将来は再使用が前提だけど、運用される機体数が半端ない可能性があるから、エンジンの製造性は重要だ。

ブースターV4では42基、シップV4では9基の搭載が予定されている。

ブースターは1000回、貨物用シップは100回程度の再使用が予定されていても、100機程度を運用すれば、あっという間に数百基のエンジンが消えて無くなる(100機を週2回飛ばすと、年間100回として10年間で42(基/機)×1(回)×100(機)+9(基/機)×10(回)×100(機)=13200基を消費する。交換修理や製造不良、将来の拡張まで見込むと、年間で最低でも2千基程度の製造性を確保したいところだ:テキトーです)。

下手な使い捨てロケットより、シビアな製造性が要求される(未確認)。

今だって、ファルコン9のマーリン1Dエンジン(真空用は使い捨て)は、年間300基程度は生産されているに違いない(未確認)。

再使用といっても、S社のように高頻度打ち上げの場合は、使い捨てエンジンに匹敵するかそれ以上の消耗になる。

ラプターエンジンは、V3から更に進化すると思われる(以前はリート(LEET:1337のもじり)エンジンと呼ばれていた)。

更に低コストになり、更に製造性を高めることになる。

高温ハイパワーに晒されたエンジンは、一定のメンテナンス後に交換するのが好ましい。

多くのエンジンを束ねて使い(クラスター化)、ロバスト性を高めたとしても、物理の神様を完全になだめることは難しい。

幸運の女神さまのお出ましを、毎回期待するわけにはいかないからな。

V3(機体)が飛行するIFT-12のハイライトは、このラプター3のデビューだ。

トリーブルーノ(一応、技術者上がりです)が、ぱっと見で「補器類が付いていない」と誤解した、シンプルな外観(画像参照:タービン1基は本体向こう側に隠れています)。

V2からアップした推力、十分な冷却性能、耐熱性(再突入時におけるヒートシールドが不要)、そして製造性。

このエンジンを備えたスターシップは、半世紀前の設計を引きずるSLSとは別物だ。

そこにノスタルジーはない。

まあ、たまに木っ端微塵になる程度だろう・・・。

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