神のみぞ知る2012年05月18日 20:01

神のみぞ知る


宗教を持たない私が、軽々に神を語ってはならないだろう。

そんな僭越な(というか、罰当たりな)ことを考えているわけではない。

先行きの不安の中、何かにすがりたい思いが日に日に募っていく。原発にしても、自身の健康のことについても、はたまたギリシャの選挙の行方や、北朝鮮の核実験のことも。

誰も、お前にそんなことまで心配してくれ、と頼んだ覚えはない、ということになるのだろうが、インターネットやラジオのニュース(といっても、ネットを通して聞いているのだが)で、次から次へと心配の種を蒔いてくれるので、憂いのネタに困ることはない。

相変わらず抗うつ剤のお世話になっているほか、糖尿病の悪化で、そろそろインシュリンの世話になりそうである。

自業自得だなあ・・・。

そんな中で、ふっと心を過ぎった思いがあったので書き留めておこうと思った。

「神は、人間には未来を知る力をお与えにならなかった。そんな力を持っても、どうせろくなことに使わないからだと思う。
 その代わり、素晴らしい力を与えてくれた。未来を造る力、未来を拓く力を与えてくださったのだ。」

しかし、人間はその力をまだ上手に使いこなせてはいないようだ。未熟なのである。

いつの日か、人間は「正しい未来」に向かって歩むことを始めることができるのだろうか?。

それこそ、神のみぞ知るところであろう。