🐱スターシップ:耐熱タイル ― 2024年03月28日 05:26
スターシップ:耐熱タイル
(SpaceX、Starshipの静的射撃に成功)
https://www.teslarati.com/spacex-conducts-successful-static-fire-of-starship/
「粉塵が晴れると、シップ 29 はまだ立っていたのですが、熱シールド タイルが数枚欠けているだけでした。」
うーん、気になる。
今までは、「打ち上げ」そのものに課題があり、再突入はエクストラサクセスみたいなもんだったが、2段目の再突入が現実的な課題となってくると、耐熱タイルは死活問題だからな。
スペースシャトルを引退に追い込んだ、コロンビアの事故の亡霊が蘇る気がする。
(コロンビア号空中分解事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2%E5%8F%B7%E7%A9%BA%E4%B8%AD%E5%88%86%E8%A7%A3%E4%BA%8B%E6%95%85
「事故原因は、発射の際に外部燃料タンク(External Tank, ET)の発泡断熱材が空力によって剥落し、手提げ鞄ほどの大きさの破片が左主翼前縁を直撃して、大気圏再突入の際に生じる高温から機体を守る耐熱システムを損傷させたことだった。」
「大半の打ち上げにおいて剥落した断熱材の衝突による耐熱タイルの損傷が記録されていた」
耐熱タイルの損傷が日常化し、致命的な結果を招く事態になっていなかったことが、事態を悪化させた。
「しかしながら、技術者たちは破片が剥落し機体に当たるのは不可避かつ解決不能と考えるようになった」
やれやれ・・・。
「外部燃料タンクは安全に飛行可能であり、新たな問題(やリスクの増大)はない」(2つ前の飛行での外部燃料タンクからの断熱材剥落による耐熱タイルの損傷を受けて)
「当時も今も(危険性の)根拠は乏しい」(ミッション管理班 (MMT) 議長のリンダ・ハム)
「チャレンジャー号事故で最終的に大惨事を招くことになったOリングの欠陥の問題と同様に、これらの現象についてNASA幹部の間ではそれまで重大な結果が発生せずに来たことから慣れが生じた。社会学者ダイアン・ヴォーン(Diane Vaughan)は、チャレンジャー号の発射決定過程に関する著書の中で、この現象を「逸脱の標準化(normalization of deviance)」と呼んだ。」
スターシップの2段目には、外部燃料タンクなどはない。
しかし、スタティックファイアーテストで剥がれ落ちる耐熱タイルは、重大な懸念事項だ。
「耐熱タイルは剥がれるもの」というのが、「逸脱の標準化」につながることがないことを願うのみだな・・・。
(SpaceX、Starshipの静的射撃に成功)
https://www.teslarati.com/spacex-conducts-successful-static-fire-of-starship/
「粉塵が晴れると、シップ 29 はまだ立っていたのですが、熱シールド タイルが数枚欠けているだけでした。」
うーん、気になる。
今までは、「打ち上げ」そのものに課題があり、再突入はエクストラサクセスみたいなもんだったが、2段目の再突入が現実的な課題となってくると、耐熱タイルは死活問題だからな。
スペースシャトルを引退に追い込んだ、コロンビアの事故の亡霊が蘇る気がする。
(コロンビア号空中分解事故)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2%E5%8F%B7%E7%A9%BA%E4%B8%AD%E5%88%86%E8%A7%A3%E4%BA%8B%E6%95%85
「事故原因は、発射の際に外部燃料タンク(External Tank, ET)の発泡断熱材が空力によって剥落し、手提げ鞄ほどの大きさの破片が左主翼前縁を直撃して、大気圏再突入の際に生じる高温から機体を守る耐熱システムを損傷させたことだった。」
「大半の打ち上げにおいて剥落した断熱材の衝突による耐熱タイルの損傷が記録されていた」
耐熱タイルの損傷が日常化し、致命的な結果を招く事態になっていなかったことが、事態を悪化させた。
「しかしながら、技術者たちは破片が剥落し機体に当たるのは不可避かつ解決不能と考えるようになった」
やれやれ・・・。
「外部燃料タンクは安全に飛行可能であり、新たな問題(やリスクの増大)はない」(2つ前の飛行での外部燃料タンクからの断熱材剥落による耐熱タイルの損傷を受けて)
「当時も今も(危険性の)根拠は乏しい」(ミッション管理班 (MMT) 議長のリンダ・ハム)
「チャレンジャー号事故で最終的に大惨事を招くことになったOリングの欠陥の問題と同様に、これらの現象についてNASA幹部の間ではそれまで重大な結果が発生せずに来たことから慣れが生じた。社会学者ダイアン・ヴォーン(Diane Vaughan)は、チャレンジャー号の発射決定過程に関する著書の中で、この現象を「逸脱の標準化(normalization of deviance)」と呼んだ。」
スターシップの2段目には、外部燃料タンクなどはない。
しかし、スタティックファイアーテストで剥がれ落ちる耐熱タイルは、重大な懸念事項だ。
「耐熱タイルは剥がれるもの」というのが、「逸脱の標準化」につながることがないことを願うのみだな・・・。
🐱洪水玄武岩の恐怖:次はどこ? ― 2024年03月28日 10:49
洪水玄武岩の恐怖:次はどこ?
(約6600万年前に恐竜を絶滅に追いやった「デカン・トラップの火山活動」とは?)
https://gigazine.net/news/20240327-dinosaurs-extinction-deccan-traps/
「約6600万年前に小惑星が地球に激突したことがわかっており、これが恐竜絶滅の原因になったといわれています。」
「この小惑星の激突だけで地球上の恐竜が一斉に滅んだわけではなく、あくまでも小惑星は恐竜の繁栄にとどめを刺しただけではないかというのが近年の学説」
じゃあ、他には何があったのよ・・・。
「インド半島の西部に広がるデカン高原はこの約6600万年前にかけて起きた大規模な火山活動で形成されたといわれており、この火山活動の痕跡は「デカントラップ」と呼ばれています。」
「デカントラップの火山からは水銀と塩化水素を含む有毒なガスが噴き出し続け、地球を覆い尽くします。この時点で地球上の生物の多くが死滅していたと考えられています。」
「そこにとどめを刺すように、地球を挟んでインドの裏にあるメキシコのユカタン半島に直径10kmの小惑星が激突した」
「デカントラップの火山活動が沈静化した段階で、地球上の生物の75%が死滅していたと考えられています。」
そこに、直径10kmの隕石来襲か(ダメ押し!?)。
泣きっ面に蜂だな。
やれやれ・・・。
「地球上では大規模な生物絶滅が5回あったといわれており、そのほとんどの原因が火山活動だったと考えられています。」
(大量絶滅)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85
「多細胞生物が現れたエディアカラン以降、オルドビス紀末(O-S境界)、デボン紀末(F-F境界)、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末(T-J境界)、白亜紀末(K-Pg境界)の5度の大量絶滅(ビッグファイブとも呼ばれる)」
「その原因や原因についての仮説は一定しているわけではない。」
洪水玄武岩と呼ばれる大規模噴火、巨大隕石の落下など、内憂外患な環境変化の中で地球生命は生き延びてきた。
記事にあったデカントラップについても調べる。
(デカン・トラップ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97
「インドのデカン高原に分布する地球上でもっとも広大な火成活動の痕跡である。2,000メートル以上の厚さを有する洪水玄武岩の何枚もの層から成り、面積は50万平方キロメートル。「トラップ」とは階段を意味するスウェーデン語で、この地域の景観が階段状の丘を示すことに由来する。」
「6800万年前から6000万年前の間に何回かの噴火によって形成された。浸食と大陸移動により減少する前の面積は150万平方キロメートルにおよんだと推定される。」
洪水玄武岩について、再確認する。
(洪水玄武岩)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E7%8E%84%E6%AD%A6%E5%B2%A9
「地中から比較的短い期間で、非常に膨大な量の玄武岩質熔岩が噴出し形成されたと考えられている、玄武岩の巨大な岩体」
いくつか事例が掲載されていた。
・シベリア・トラップ(ロシア東北部中央シベリア高原)、ペルム紀、700万 km2、400万 km3
・カルー玄武岩 (南アフリカ、ドラケンスバーグ山脈)、三畳紀、14万 km2
・パラナ玄武岩 (ブラジル)、白亜紀、120万 km2
・デカントラップ(インド、デカン高原)、白亜紀〜暁新世、50万 km2
・コロンビア川台地(アメリカ合衆国)、中新世、20万 km2
やっぱ、シベリアトラップは破格だな。
と思ったら、こんな記述もある。
「同様な玄武岩質溶岩の大量噴出は海中でも起こってきた。海底の場合は、巨大火成岩岩石区と呼ばれている。その代表例として、南太平洋に存在するオントンジャワ海台(白亜紀、150万 km2、500万 km3)が挙げられる。」
面積は狭いが、噴出量が大きい。
(オントンジャワ海台)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AF%E6%B5%B7%E5%8F%B0
「太平洋のソロモン諸島の北にある巨大な海台。ほとんど洪水玄武岩から成る火山起源の海台である。」
「現在は離れているマニヒキ海台とヒクランギ海台も含め元は一つの火成区で、世界最大の海台があった。これはこの2億年間での地球上最大の火山活動で、8,000万立方kmのマグマが地球の約1%を覆ったものである。」
8,000万立方kmだってえ?。
桁違いの流出量にビビる。
上には上があるもんだな。
地球は生きている。
内部の熱を未だに火山の噴火という形で放出し続けている。
最近数億年だけを見ても、何度も声明を大量絶滅に追いやる程度の影響はある。
人類みたいにヤワな生物は、あっという間に絶滅しちまうに違いない。
以前にも、トバカタストロフについて調べた。
(トバ・カタストロフ理論)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E7%90%86%E8%AB%96
「約7万年から7万5千年前に、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こし、その後の人類の進化に大きな影響を与えたという学説」
「現世人類もトバ事変の気候変動によって総人口が1万人以下にまで激減し、生物学的にほぼ絶滅寸前近くまで追い込まれた、とされる。」
「かろうじて生き残った現世人類も人口減少によってボトルネック効果が生じ、その遺伝的多様性はほぼ失われた。現在、人類の総人口は76億人にも達するが、遺伝学的に見て、現世人類の個体数に比して遺伝的特徴が均質であるのは、トバ事変のボトルネック効果による影響であるという。遺伝子の解析によれば、現世人類は極めて少ない人口(1000組-1万組ほどの夫婦)から進化したことが想定されている。遺伝子変化の平均速度から推定された人口の極小時期はトバ事変の時期と一致する。」(ちなみに人類は、とっくに80億人を超えています。)
ちなみに、「噴出物の容量は2,000 km3」とあるけど、上記のオントンジャワ海台(他の2つと合わせた合計)の8000万km3と比べると、4万分の1に過ぎない「小規模な」破局噴火だ。
しかしだな、地球生命にとって最大の危機は、火山の噴火でもなければ巨大隕石でもない。
次の大量絶滅の最大の原因は、なんと、「人類」の存在そのものだという。
(6度目の大絶滅。人類は生き延びられるか?:2015.06.29)
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/062600161/
「今回が大量絶滅になるとすれば、その原因は私たち人類によるものだ。」
「現在の生物種の絶滅ペースは100倍も速いという。」
「この大絶滅に歯止めをかけることはできるのか? それとも、無頓着に環境を破壊し続けてきた人類は、みずからの所業によって破滅するしかないのだろうか?」
「とくに若い世代は、最初からこうした数字を聞きながら育ったこともあって、深く考えることなく異常な現実を受け入れてしまうのでしょう。」
「人類はみずから引き起こした大絶滅を生き延びられるのか?」
まあ、おそらくはムリポだ。
「脊椎動物の種が平均100万年続くと考えても、現生人類が誕生して20万年の時点で既に大絶滅が始まっていたと考えれば、次回の大絶滅から地球が多様性を回復する頃には、人類はもう存在していないかもしれません。」
この記事に登場するジャーナリストのエリザベス・コルバート氏は、必ずしもそうとは考えていない。
「たくさんの生物種が絶滅するのだから、人類も生き延びることはできない、とまでは言えません。事実、私たちはこうして生き延びています。人類は適応性が高いのです。」
ただ、断言はしていない。
・これまで、他の生物種が失われる事態のなかでも、人類は生き延びてきた。だから、今後も同じように生き延びられるはずだ
・人類はやがて自分たちを生かしてきたシステム自体を破壊し絶滅する
落としどころは、実に悩ましい。
「人類が大量絶滅を生き延びたとしても、多くの生物種が失われた世界で生きていきたいですか? あるいは、私たちの子孫が、そうした世界で暮らしてほしいと思いますか? どちらも、きわめて深刻な問題だと、私は考えています。」
火星に植民して、多惑星種として生き延びたい連中がいるくらいだから、我々の子孫はそんなことは意に介さないかも知れない。
その頃には、遺伝子を弄って、過去に絶滅した種を蘇らせることがふつーに行われていて、むしろ、種が増えすぎちまって問題になっている可能性もある(そうなのかあ?:未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
カンブリア紀以降の6度目の大量絶滅が、人類によるものというのはいささか皮肉だが、「小規模な破局噴火」でも起こって、人類だけが滅亡してくれるのが、他の生物種にとっては一番かもしれないな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(イエローストーンが噴火したら人類は滅亡?火山活動の前兆か:2019年2月19日)
https://ecotopia.earth/article-978/
「イエローストーンはいつ噴火してもおかしくない、という話もあります。なぜなら、イエローストーンは60万年から70万年の周期で噴火を起こすと言われているからです。 調査によると、イエローストーンが最後に噴火したのは64万年前であり、周期だけで考えると、いつ噴火してもおかしくない、と言えるのです。」
「専門家によると、イエローストーンの巨大火山が噴火した場合、アメリカの3分の2が居住不可能な状態になると言われています。 もちろん、多くの人間が被害に合うことになるでしょう。」
「イエローストーンの規模で噴火が起こった場合は、世界的な氷河期になってしまう恐れもあるのです。 さらに酸性雨が降り注ぎ、農作物にダメージを与えることも考えられています。 そうなってしまえば、世界が滅亡してしまうこともあり得る」
まあ、イエローストーンの噴火程度では、地球が滅びることはない。
人類は多大な被害を被ることになるだろうが、大量絶滅とは程遠い。
単発の火山の噴火で、歴史上記録があるのは1815年のタンボラ山の噴火だそうだ。
(1815年のタンボラ山噴火)
https://ja.wikipedia.org/wiki/1815%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%B1%B1%E5%99%B4%E7%81%AB
「記録の残る中では人類史上世界最大の火山噴火である」
「噴火そのものの規模だけでなく犠牲者数も世界噴火史上最大であり、史上最悪の火山災害となった。」
「直接の死者はおよそ1万人に達した。その後世界中で蔓延した飢餓や疫病なども含めて、約7万1,000人〜12万1,000人が犠牲になったといわれる(正確な犠牲者数については諸説あり)」
せいぜいそんなもんだ。
新型コロナでは数百万人が犠牲になっていることを考えれば、大した話ではない。
が、イエローストーンは規模が違うからな。
(日本にも存在「破局噴火」で壊滅リスクある火山6つ)
https://toyokeizai.net/articles/-/642292?page=2
「もしも最悪の破局噴火が起きるとしたら、その最有力の候補は「地上最大の活火山」といわれるアメリカのイエローストーン国立公園だ。」
「これまで、約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回、破局噴火を起こした。」
「イエローストーン国立公園が噴火した際には、人類の存亡の危機になると火山学者から警告されている。それは最大10億人の命を奪い、北米大陸を荒廃させる可能性がある。英国の科学者によるシミュレーションは、もしもイエローストーン国立公園で破局噴火が発生した場合、火砕流だけでも雲仙普賢岳噴火の1000万倍以上になり、3~4日以内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸にまで運ばれる。」
「火山から半径1000キロ以内に住む90%の人が有毒ガスや火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は10~12℃下がり、寒冷化は6~10年つづくと考える研究者もいる。「世界のパン籠(かご)」といわれるアメリカの農業地帯は崩壊することになる。」
10億人程度か・・・。
思ったより少ないな。
今後数万年以内の噴火は間違いないだろう。
人類の人口は、あと60年くらいでピークに達する(国連中位推計では104億人程度)。
その後は減少に転じ、どこでバランスするかは分からない。
放っておいてもそうなる。
そこに、災害というイベントや、疫病というネガも重なる。
火星に植民するかどうかは知らないが、少なくとも地球上の人類が滅亡に向かっていることは確かだ。
起死回生の一手はあるのか。
世界中が知恵を出し合い、力を合わせていかなければならない時に、ドンパチの予算だけが膨れ上がっていくのを見ると、やりきれない思いがするな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(プルームテクトニクス)
https://imidas.jp/genre/detail/K-121-0014.html
「現在の地球では、南太平洋とアフリカの下に大規模なマントルの上昇運動があり、スーパープルーム(super plume)と呼ばれている。」
一応、ヤバそうなのはアフリカと南太平洋ということになっているらしい。
超大陸の形成と分離というやつもある。
(超大陸)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%A4%A7%E9%99%B8
「現在の超大陸は次の二つである。」
・アフロ・ユーラシア大陸 : アフリカ=ユーラシア大陸、世界島ともいう。
・アメリカ大陸
ちょっとまとめ過ぎな気もするけど、オーストラリアとか南極は、ただの大陸ということか。
「古地磁気を使った研究(古地磁気学)により、過去の大陸移動の様子は6億年ほど前まで詳細に分かっている。」
「また、それ以前についても大まかな大陸移動の様子が推定され、過去に何度か超大陸が形成されていた。現在は、超大陸パンゲアが分裂・四散して、再び次の超大陸の形成に向けまとまり始めた時点であると考えられている。」
じゃあ、未来の大陸も、おおよそのところは推測できるかもな。
「数億年後には再び超大陸が出現すると予測されている。ただし、それがどのように形成されるかについては諸説ある。」
・アメイジア大陸:
現在の東アジアを中心にユーラシア、オーストラリア、アメリカが衝突するという説。
・パンゲア・ウルティマ大陸:
アフリカがヨーロッパにめり込みながら大きく北上する一方、大西洋が再び縮小して北アメリカがアフリカ南部に衝突するという説。
アメイジア大陸だと、日本は潰されちまうからな。
日本海を東海と呼ぶべきだという議論があるようだが、数億年後には問題は解決しているかもしれない(なくなっちゃうし・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
いずれにしても、洪水玄武岩や巨大火成岩岩石区(海底の場合)の噴出で、気候大変動が起こって地球上の生物が絶滅状態になることは確かなようだ。
その時に、人類が生き残ることが出来るかどうかは分からない。
もっとも、それまで生きながらえているかどうかも怪しい。
それ以前に、破局噴火で滅んじまうかもしれないしな。
いや、火星に植民すれば大丈夫って話になるのかもな(そういう問題かあ?)。
現在の火星には、プレートテクトニクスはないからな。
やっぱ、多惑星種にならないと、地球環境の大変動は乗り切れないかも知れない。
暑いのもあるし、寒いのもある。
全球凍結(スノーボールアース)だって、気温50度くらいの酷暑にだってなる可能性はあるからな。
それでも、火星で生き延びることに比べれば、地球に留まっていた方が生き延びる確率は高いかもしれない。
自給自足の生活が営めるとは思えないしな。
地下に潜って人工環境を作って生き延びる方が無難だ。
火星に行きたい奴ぁ、勝手に行ってくれ・・・。
(約6600万年前に恐竜を絶滅に追いやった「デカン・トラップの火山活動」とは?)
https://gigazine.net/news/20240327-dinosaurs-extinction-deccan-traps/
「約6600万年前に小惑星が地球に激突したことがわかっており、これが恐竜絶滅の原因になったといわれています。」
「この小惑星の激突だけで地球上の恐竜が一斉に滅んだわけではなく、あくまでも小惑星は恐竜の繁栄にとどめを刺しただけではないかというのが近年の学説」
じゃあ、他には何があったのよ・・・。
「インド半島の西部に広がるデカン高原はこの約6600万年前にかけて起きた大規模な火山活動で形成されたといわれており、この火山活動の痕跡は「デカントラップ」と呼ばれています。」
「デカントラップの火山からは水銀と塩化水素を含む有毒なガスが噴き出し続け、地球を覆い尽くします。この時点で地球上の生物の多くが死滅していたと考えられています。」
「そこにとどめを刺すように、地球を挟んでインドの裏にあるメキシコのユカタン半島に直径10kmの小惑星が激突した」
「デカントラップの火山活動が沈静化した段階で、地球上の生物の75%が死滅していたと考えられています。」
そこに、直径10kmの隕石来襲か(ダメ押し!?)。
泣きっ面に蜂だな。
やれやれ・・・。
「地球上では大規模な生物絶滅が5回あったといわれており、そのほとんどの原因が火山活動だったと考えられています。」
(大量絶滅)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85
「多細胞生物が現れたエディアカラン以降、オルドビス紀末(O-S境界)、デボン紀末(F-F境界)、ペルム紀末(P-T境界)、三畳紀末(T-J境界)、白亜紀末(K-Pg境界)の5度の大量絶滅(ビッグファイブとも呼ばれる)」
「その原因や原因についての仮説は一定しているわけではない。」
洪水玄武岩と呼ばれる大規模噴火、巨大隕石の落下など、内憂外患な環境変化の中で地球生命は生き延びてきた。
記事にあったデカントラップについても調べる。
(デカン・トラップ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97
「インドのデカン高原に分布する地球上でもっとも広大な火成活動の痕跡である。2,000メートル以上の厚さを有する洪水玄武岩の何枚もの層から成り、面積は50万平方キロメートル。「トラップ」とは階段を意味するスウェーデン語で、この地域の景観が階段状の丘を示すことに由来する。」
「6800万年前から6000万年前の間に何回かの噴火によって形成された。浸食と大陸移動により減少する前の面積は150万平方キロメートルにおよんだと推定される。」
洪水玄武岩について、再確認する。
(洪水玄武岩)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E7%8E%84%E6%AD%A6%E5%B2%A9
「地中から比較的短い期間で、非常に膨大な量の玄武岩質熔岩が噴出し形成されたと考えられている、玄武岩の巨大な岩体」
いくつか事例が掲載されていた。
・シベリア・トラップ(ロシア東北部中央シベリア高原)、ペルム紀、700万 km2、400万 km3
・カルー玄武岩 (南アフリカ、ドラケンスバーグ山脈)、三畳紀、14万 km2
・パラナ玄武岩 (ブラジル)、白亜紀、120万 km2
・デカントラップ(インド、デカン高原)、白亜紀〜暁新世、50万 km2
・コロンビア川台地(アメリカ合衆国)、中新世、20万 km2
やっぱ、シベリアトラップは破格だな。
と思ったら、こんな記述もある。
「同様な玄武岩質溶岩の大量噴出は海中でも起こってきた。海底の場合は、巨大火成岩岩石区と呼ばれている。その代表例として、南太平洋に存在するオントンジャワ海台(白亜紀、150万 km2、500万 km3)が挙げられる。」
面積は狭いが、噴出量が大きい。
(オントンジャワ海台)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AF%E6%B5%B7%E5%8F%B0
「太平洋のソロモン諸島の北にある巨大な海台。ほとんど洪水玄武岩から成る火山起源の海台である。」
「現在は離れているマニヒキ海台とヒクランギ海台も含め元は一つの火成区で、世界最大の海台があった。これはこの2億年間での地球上最大の火山活動で、8,000万立方kmのマグマが地球の約1%を覆ったものである。」
8,000万立方kmだってえ?。
桁違いの流出量にビビる。
上には上があるもんだな。
地球は生きている。
内部の熱を未だに火山の噴火という形で放出し続けている。
最近数億年だけを見ても、何度も声明を大量絶滅に追いやる程度の影響はある。
人類みたいにヤワな生物は、あっという間に絶滅しちまうに違いない。
以前にも、トバカタストロフについて調べた。
(トバ・カタストロフ理論)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E7%90%86%E8%AB%96
「約7万年から7万5千年前に、インドネシアのスマトラ島にあるトバ火山が大噴火を起こして気候の寒冷化を引き起こし、その後の人類の進化に大きな影響を与えたという学説」
「現世人類もトバ事変の気候変動によって総人口が1万人以下にまで激減し、生物学的にほぼ絶滅寸前近くまで追い込まれた、とされる。」
「かろうじて生き残った現世人類も人口減少によってボトルネック効果が生じ、その遺伝的多様性はほぼ失われた。現在、人類の総人口は76億人にも達するが、遺伝学的に見て、現世人類の個体数に比して遺伝的特徴が均質であるのは、トバ事変のボトルネック効果による影響であるという。遺伝子の解析によれば、現世人類は極めて少ない人口(1000組-1万組ほどの夫婦)から進化したことが想定されている。遺伝子変化の平均速度から推定された人口の極小時期はトバ事変の時期と一致する。」(ちなみに人類は、とっくに80億人を超えています。)
ちなみに、「噴出物の容量は2,000 km3」とあるけど、上記のオントンジャワ海台(他の2つと合わせた合計)の8000万km3と比べると、4万分の1に過ぎない「小規模な」破局噴火だ。
しかしだな、地球生命にとって最大の危機は、火山の噴火でもなければ巨大隕石でもない。
次の大量絶滅の最大の原因は、なんと、「人類」の存在そのものだという。
(6度目の大絶滅。人類は生き延びられるか?:2015.06.29)
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/062600161/
「今回が大量絶滅になるとすれば、その原因は私たち人類によるものだ。」
「現在の生物種の絶滅ペースは100倍も速いという。」
「この大絶滅に歯止めをかけることはできるのか? それとも、無頓着に環境を破壊し続けてきた人類は、みずからの所業によって破滅するしかないのだろうか?」
「とくに若い世代は、最初からこうした数字を聞きながら育ったこともあって、深く考えることなく異常な現実を受け入れてしまうのでしょう。」
「人類はみずから引き起こした大絶滅を生き延びられるのか?」
まあ、おそらくはムリポだ。
「脊椎動物の種が平均100万年続くと考えても、現生人類が誕生して20万年の時点で既に大絶滅が始まっていたと考えれば、次回の大絶滅から地球が多様性を回復する頃には、人類はもう存在していないかもしれません。」
この記事に登場するジャーナリストのエリザベス・コルバート氏は、必ずしもそうとは考えていない。
「たくさんの生物種が絶滅するのだから、人類も生き延びることはできない、とまでは言えません。事実、私たちはこうして生き延びています。人類は適応性が高いのです。」
ただ、断言はしていない。
・これまで、他の生物種が失われる事態のなかでも、人類は生き延びてきた。だから、今後も同じように生き延びられるはずだ
・人類はやがて自分たちを生かしてきたシステム自体を破壊し絶滅する
落としどころは、実に悩ましい。
「人類が大量絶滅を生き延びたとしても、多くの生物種が失われた世界で生きていきたいですか? あるいは、私たちの子孫が、そうした世界で暮らしてほしいと思いますか? どちらも、きわめて深刻な問題だと、私は考えています。」
火星に植民して、多惑星種として生き延びたい連中がいるくらいだから、我々の子孫はそんなことは意に介さないかも知れない。
その頃には、遺伝子を弄って、過去に絶滅した種を蘇らせることがふつーに行われていて、むしろ、種が増えすぎちまって問題になっている可能性もある(そうなのかあ?:未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
カンブリア紀以降の6度目の大量絶滅が、人類によるものというのはいささか皮肉だが、「小規模な破局噴火」でも起こって、人類だけが滅亡してくれるのが、他の生物種にとっては一番かもしれないな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(イエローストーンが噴火したら人類は滅亡?火山活動の前兆か:2019年2月19日)
https://ecotopia.earth/article-978/
「イエローストーンはいつ噴火してもおかしくない、という話もあります。なぜなら、イエローストーンは60万年から70万年の周期で噴火を起こすと言われているからです。 調査によると、イエローストーンが最後に噴火したのは64万年前であり、周期だけで考えると、いつ噴火してもおかしくない、と言えるのです。」
「専門家によると、イエローストーンの巨大火山が噴火した場合、アメリカの3分の2が居住不可能な状態になると言われています。 もちろん、多くの人間が被害に合うことになるでしょう。」
「イエローストーンの規模で噴火が起こった場合は、世界的な氷河期になってしまう恐れもあるのです。 さらに酸性雨が降り注ぎ、農作物にダメージを与えることも考えられています。 そうなってしまえば、世界が滅亡してしまうこともあり得る」
まあ、イエローストーンの噴火程度では、地球が滅びることはない。
人類は多大な被害を被ることになるだろうが、大量絶滅とは程遠い。
単発の火山の噴火で、歴史上記録があるのは1815年のタンボラ山の噴火だそうだ。
(1815年のタンボラ山噴火)
https://ja.wikipedia.org/wiki/1815%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%A9%E5%B1%B1%E5%99%B4%E7%81%AB
「記録の残る中では人類史上世界最大の火山噴火である」
「噴火そのものの規模だけでなく犠牲者数も世界噴火史上最大であり、史上最悪の火山災害となった。」
「直接の死者はおよそ1万人に達した。その後世界中で蔓延した飢餓や疫病なども含めて、約7万1,000人〜12万1,000人が犠牲になったといわれる(正確な犠牲者数については諸説あり)」
せいぜいそんなもんだ。
新型コロナでは数百万人が犠牲になっていることを考えれば、大した話ではない。
が、イエローストーンは規模が違うからな。
(日本にも存在「破局噴火」で壊滅リスクある火山6つ)
https://toyokeizai.net/articles/-/642292?page=2
「もしも最悪の破局噴火が起きるとしたら、その最有力の候補は「地上最大の活火山」といわれるアメリカのイエローストーン国立公園だ。」
「これまで、約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回、破局噴火を起こした。」
「イエローストーン国立公園が噴火した際には、人類の存亡の危機になると火山学者から警告されている。それは最大10億人の命を奪い、北米大陸を荒廃させる可能性がある。英国の科学者によるシミュレーションは、もしもイエローストーン国立公園で破局噴火が発生した場合、火砕流だけでも雲仙普賢岳噴火の1000万倍以上になり、3~4日以内に大量の火山灰がヨーロッパ大陸にまで運ばれる。」
「火山から半径1000キロ以内に住む90%の人が有毒ガスや火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は10~12℃下がり、寒冷化は6~10年つづくと考える研究者もいる。「世界のパン籠(かご)」といわれるアメリカの農業地帯は崩壊することになる。」
10億人程度か・・・。
思ったより少ないな。
今後数万年以内の噴火は間違いないだろう。
人類の人口は、あと60年くらいでピークに達する(国連中位推計では104億人程度)。
その後は減少に転じ、どこでバランスするかは分からない。
放っておいてもそうなる。
そこに、災害というイベントや、疫病というネガも重なる。
火星に植民するかどうかは知らないが、少なくとも地球上の人類が滅亡に向かっていることは確かだ。
起死回生の一手はあるのか。
世界中が知恵を出し合い、力を合わせていかなければならない時に、ドンパチの予算だけが膨れ上がっていくのを見ると、やりきれない思いがするな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(プルームテクトニクス)
https://imidas.jp/genre/detail/K-121-0014.html
「現在の地球では、南太平洋とアフリカの下に大規模なマントルの上昇運動があり、スーパープルーム(super plume)と呼ばれている。」
一応、ヤバそうなのはアフリカと南太平洋ということになっているらしい。
超大陸の形成と分離というやつもある。
(超大陸)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%A4%A7%E9%99%B8
「現在の超大陸は次の二つである。」
・アフロ・ユーラシア大陸 : アフリカ=ユーラシア大陸、世界島ともいう。
・アメリカ大陸
ちょっとまとめ過ぎな気もするけど、オーストラリアとか南極は、ただの大陸ということか。
「古地磁気を使った研究(古地磁気学)により、過去の大陸移動の様子は6億年ほど前まで詳細に分かっている。」
「また、それ以前についても大まかな大陸移動の様子が推定され、過去に何度か超大陸が形成されていた。現在は、超大陸パンゲアが分裂・四散して、再び次の超大陸の形成に向けまとまり始めた時点であると考えられている。」
じゃあ、未来の大陸も、おおよそのところは推測できるかもな。
「数億年後には再び超大陸が出現すると予測されている。ただし、それがどのように形成されるかについては諸説ある。」
・アメイジア大陸:
現在の東アジアを中心にユーラシア、オーストラリア、アメリカが衝突するという説。
・パンゲア・ウルティマ大陸:
アフリカがヨーロッパにめり込みながら大きく北上する一方、大西洋が再び縮小して北アメリカがアフリカ南部に衝突するという説。
アメイジア大陸だと、日本は潰されちまうからな。
日本海を東海と呼ぶべきだという議論があるようだが、数億年後には問題は解決しているかもしれない(なくなっちゃうし・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
いずれにしても、洪水玄武岩や巨大火成岩岩石区(海底の場合)の噴出で、気候大変動が起こって地球上の生物が絶滅状態になることは確かなようだ。
その時に、人類が生き残ることが出来るかどうかは分からない。
もっとも、それまで生きながらえているかどうかも怪しい。
それ以前に、破局噴火で滅んじまうかもしれないしな。
いや、火星に植民すれば大丈夫って話になるのかもな(そういう問題かあ?)。
現在の火星には、プレートテクトニクスはないからな。
やっぱ、多惑星種にならないと、地球環境の大変動は乗り切れないかも知れない。
暑いのもあるし、寒いのもある。
全球凍結(スノーボールアース)だって、気温50度くらいの酷暑にだってなる可能性はあるからな。
それでも、火星で生き延びることに比べれば、地球に留まっていた方が生き延びる確率は高いかもしれない。
自給自足の生活が営めるとは思えないしな。
地下に潜って人工環境を作って生き延びる方が無難だ。
火星に行きたい奴ぁ、勝手に行ってくれ・・・。
🐱久米島ツアー:2024年3月 ― 2024年03月28日 14:36
久米島ツアー:2024年3月
羽田発:2024年3月22日朝7時20分。
那覇経由で久米島着。
町営バスでホテルへ。
・郵便番号901-3112
・沖縄県島尻郡久米島町字真我里411
・リゾートホテル久米島アイランド
・098ー985ー8001
器材準備後、現地ショップ(プラスアルファ)のピックアップで港へ。
(プラスアルファ)
https://ds-plusalpha.com/shop/
「「ゲストのみなさんに心から楽しんでもらえるようなプラスアルファなおもてなし」という想いが店名の由来となっております。」
「2023年9月に就航したダイビング専用船にてご案内いたします!」
初日2本、2日と3日目は3本、合計8本潜ってきた。
最大水深30m。
概ね、15m程度のアベレージ。
マンタ、カメ、サメ、コブシメ、ナポレオンなどなど。
ウミウシ、クマノミ多数。
カエルウオもいたようだが、浮沈子の視力ではムリポ。
ポイントは、ハテの浜方面のドロップオフなど。
・3月22日:
・・1本目 トンバラザシ 透明度30m
・・2本目 ウーマガイ 透明度30m
・3月23日:
・・1本目 ウーマガイ 透明度30m
・・2本目 一文字 透明度30m
・・3本目 阿嘉下 透明度30m
・3月24日:
・・1本目 シチューガマ 透明度30m
・・2本目 イマズニ 透明度25m
・・3本目 赤灯台 透明度30m
24日の昼飯は、港(泊フィッシャリーナ)で沖縄そばなどを堪能。
夜は、ホテルから徒歩圏内の店で会食。
トラブルもなく、メインのセカンドのマウスピースを噛み切っちまって、ずーとオクトをくわえていた以外は、問題なく終了した。
久米島への飛行機は、DHC-8だった。
(新機材DHC8-Q400CC(カーゴ・コンビ)の導入についてご紹介します!!)
https://rac-okinawa.com/churac/%e6%96%b0%e6%a9%9f%e6%9d%90dhc8-q400cc%ef%bc%88%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%b4%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%93%ef%bc%89%e3%81%ae%e5%b0%8e%e5%85%a5%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%94%e7%b4%b9/
「話し合いを重ねていく中で、地元のお客さま、働く仲間の双方の意見を取り入れた世界初の貨物室拡張型の飛行機が誕生することとなり、名前はQ400CC(カーゴ・コンビ)と名付けられ、RAC路線のニーズに合った飛行機の誕生です!」
この機体は、琉球エアコミューターオリジナルなわけだ。
「設計前に搭載方法や如何に荷物や貨物をスムーズに搭載できるか、搭載時間の短縮などカナダにて検証が多く行われ、従来機の約2.5倍に拡張した貨物室が完成したのです。」
「いよいよ2015年12月、全てのチェックをクリアした1号機の受領式が行われました。」(カナダで行われた受領式)
「年をまたいで2016年1月に入り、新しい飛行機はいよいよ沖縄に向け出発!!
数各国を経由し、約1週間かけ、遂に第1号機が那覇空港に到着しました。」
「4月15日、いよいよ就航の日!」
もう、8年近く前になる。
前回来た時も乗っているはずなんだが、記憶にない・・・。
まあいい。
(新機材Q400CCのご紹介)
https://rac-okinawa.com/churac/%E6%96%B0%E6%A9%9F%E6%9D%90%EF%BD%91%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BD%83%EF%BD%83%E3%81%AE%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B/
「現在は5機すべて揃いました\(^^)/
今日も沖縄の空を元気に飛び回っております♪」
「このDHC8-Q400CCは、名前にもCC(カーゴコンビ)とあるように、貨物室を大きくとっているのが特徴で、なんと胴体の約3分の1が貨物室です!」
うーん、貨物室の自慢かあ・・・。
「名前にCCの付かないQ400機材は世界中で運航しておりますが、「客室と貨物室」の双方をメインに持ち合わせたこのタイプは世界初です。」
「離島を行き来するRACだからこそ実現した地元のニーズを踏まえて作られた飛行機です。」
「これまでの機材では、貨物室にはお客さまのお手荷物を搭載すると、離島で獲れたカジキマグロは2~3本しか積むことができませんでしたが、新機材Q400CCは、最大7本程度を一度に輸送することが可能となりました!!」
積載量のアピールが、カジキマグロというところがミソだな。
南の島モード・・・。
「現在は各離島で生産された特産品のみならず、各離島への宅配便を含めた日常生活用品等もたくさん積み込んで、皆さまへ早くお届け出来るように離島の空をつないでおります。」
今回、羽田との往復は自転車で、器材も積みこんで手運びした。
(デ・ハビランド カナダ ダッシュ 8)
https://en.wikipedia.org/wiki/De_Havilland_Canada_Dash_8
「Q400CC:
カーゴコンビ。座席数は 50 名で、積載量は 3,720 kg (8,200 ポンド) です。 2015年にローンチカスタマーの琉球エアコミューターに初納入。」
のんびりした久米島ツアー。
来年も行けたらいいな・・・。
羽田発:2024年3月22日朝7時20分。
那覇経由で久米島着。
町営バスでホテルへ。
・郵便番号901-3112
・沖縄県島尻郡久米島町字真我里411
・リゾートホテル久米島アイランド
・098ー985ー8001
器材準備後、現地ショップ(プラスアルファ)のピックアップで港へ。
(プラスアルファ)
https://ds-plusalpha.com/shop/
「「ゲストのみなさんに心から楽しんでもらえるようなプラスアルファなおもてなし」という想いが店名の由来となっております。」
「2023年9月に就航したダイビング専用船にてご案内いたします!」
初日2本、2日と3日目は3本、合計8本潜ってきた。
最大水深30m。
概ね、15m程度のアベレージ。
マンタ、カメ、サメ、コブシメ、ナポレオンなどなど。
ウミウシ、クマノミ多数。
カエルウオもいたようだが、浮沈子の視力ではムリポ。
ポイントは、ハテの浜方面のドロップオフなど。
・3月22日:
・・1本目 トンバラザシ 透明度30m
・・2本目 ウーマガイ 透明度30m
・3月23日:
・・1本目 ウーマガイ 透明度30m
・・2本目 一文字 透明度30m
・・3本目 阿嘉下 透明度30m
・3月24日:
・・1本目 シチューガマ 透明度30m
・・2本目 イマズニ 透明度25m
・・3本目 赤灯台 透明度30m
24日の昼飯は、港(泊フィッシャリーナ)で沖縄そばなどを堪能。
夜は、ホテルから徒歩圏内の店で会食。
トラブルもなく、メインのセカンドのマウスピースを噛み切っちまって、ずーとオクトをくわえていた以外は、問題なく終了した。
久米島への飛行機は、DHC-8だった。
(新機材DHC8-Q400CC(カーゴ・コンビ)の導入についてご紹介します!!)
https://rac-okinawa.com/churac/%e6%96%b0%e6%a9%9f%e6%9d%90dhc8-q400cc%ef%bc%88%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%b4%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%93%ef%bc%89%e3%81%ae%e5%b0%8e%e5%85%a5%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%94%e7%b4%b9/
「話し合いを重ねていく中で、地元のお客さま、働く仲間の双方の意見を取り入れた世界初の貨物室拡張型の飛行機が誕生することとなり、名前はQ400CC(カーゴ・コンビ)と名付けられ、RAC路線のニーズに合った飛行機の誕生です!」
この機体は、琉球エアコミューターオリジナルなわけだ。
「設計前に搭載方法や如何に荷物や貨物をスムーズに搭載できるか、搭載時間の短縮などカナダにて検証が多く行われ、従来機の約2.5倍に拡張した貨物室が完成したのです。」
「いよいよ2015年12月、全てのチェックをクリアした1号機の受領式が行われました。」(カナダで行われた受領式)
「年をまたいで2016年1月に入り、新しい飛行機はいよいよ沖縄に向け出発!!
数各国を経由し、約1週間かけ、遂に第1号機が那覇空港に到着しました。」
「4月15日、いよいよ就航の日!」
もう、8年近く前になる。
前回来た時も乗っているはずなんだが、記憶にない・・・。
まあいい。
(新機材Q400CCのご紹介)
https://rac-okinawa.com/churac/%E6%96%B0%E6%A9%9F%E6%9D%90%EF%BD%91%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BD%83%EF%BD%83%E3%81%AE%E3%81%94%E7%B4%B9%E4%BB%8B/
「現在は5機すべて揃いました\(^^)/
今日も沖縄の空を元気に飛び回っております♪」
「このDHC8-Q400CCは、名前にもCC(カーゴコンビ)とあるように、貨物室を大きくとっているのが特徴で、なんと胴体の約3分の1が貨物室です!」
うーん、貨物室の自慢かあ・・・。
「名前にCCの付かないQ400機材は世界中で運航しておりますが、「客室と貨物室」の双方をメインに持ち合わせたこのタイプは世界初です。」
「離島を行き来するRACだからこそ実現した地元のニーズを踏まえて作られた飛行機です。」
「これまでの機材では、貨物室にはお客さまのお手荷物を搭載すると、離島で獲れたカジキマグロは2~3本しか積むことができませんでしたが、新機材Q400CCは、最大7本程度を一度に輸送することが可能となりました!!」
積載量のアピールが、カジキマグロというところがミソだな。
南の島モード・・・。
「現在は各離島で生産された特産品のみならず、各離島への宅配便を含めた日常生活用品等もたくさん積み込んで、皆さまへ早くお届け出来るように離島の空をつないでおります。」
今回、羽田との往復は自転車で、器材も積みこんで手運びした。
(デ・ハビランド カナダ ダッシュ 8)
https://en.wikipedia.org/wiki/De_Havilland_Canada_Dash_8
「Q400CC:
カーゴコンビ。座席数は 50 名で、積載量は 3,720 kg (8,200 ポンド) です。 2015年にローンチカスタマーの琉球エアコミューターに初納入。」
のんびりした久米島ツアー。
来年も行けたらいいな・・・。
🐱SLIM:またまた再起動!! ― 2024年03月28日 15:07
SLIM:またまた再起動!!
(月面探査機SLIM、2度目の再起動に成功 設計性能上回る)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC282GO0Y4A320C2000000/
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、日本初の月面着陸に成功した無人探査機「SLIM(スリム)」が再起動したと明らかにした。」
「2度も越夜できたことになる。」
「どこまで機体が機能できるか確認することで、今後の月探査機の開発に役立つとみている。」
ほほう、耐久性テストになっているわけだ。
「取得データによると、温度を測るセンサーや使用していないバッテリーで不調が出始めているものの、機体の機能を維持している」
「着陸時に使ったカメラで周囲を撮影」
マルチバンド分光カメラでの撮影が出来るかどうかは不明だ。
「2023年夏に着陸したインドの探査機は通信を確立できなかった。2月に民間初の着陸に成功した米インテュイティブ・マシンズも翌月に運用を終了した。」
わが国の技術は優れていると言いたいんだろうが、過剰性能というのは、重量やコスト管理上は逆に問題があるともいえる。
F1マシンのエンジンは、ゴールした直後にぶっ壊れるのがよろしい(ウイニングランできないけど・・・)。
まあいい。
今後、再起動できなくなるまで、運用を継続するのかもしれない(未確認)。
温度センサーがイカれているということから、どの程度の運用が再開できるかはビミョーだ。
昼間の高温(昼の温度はセ氏110度、夜はマイナス170度)で回路を作動させて、焼き切ってしまっては元も子もないからな(どっちかといえば、バッテリーが問題かもな)。
とはいえ、既に設計寿命は超えているので、ギャンブルして科学成果を追求してもいいかもしれない。
続報が出たら、また書くかもしれない。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(【速報】JAXA月探査機「SLIM」2回目の越夜に成功したことを確認:【最終更新:2024年3月29日11時台】)
https://sorae.info/space/20240328-jaxa-slim.html
「着陸地点はまだ太陽が高く、機器が高温であることから、この夜の運用は短時間で終了しています。また、温度センサーの一部や、着陸直後にシステムから切り離して使用していないバッテリーセルに不調が出始めているものの、1回目の越夜成功時に確認された主要な機能は今回も維持されているようだとしています。」
ほほう、温度センサーは、全部だめになったわけじゃないんだ・・・。
「前回越夜後の日本時間2024年2月29日夜の運用ではMBCが正常に動作しなかったとされていることから、今回もMBCによる観測は行えない可能性があります。」(MBC:マルチバンド分光カメラ)
やれやれ・・・。
まあいい。
「SLIMについては新しい情報が発表され次第お伝えします。」
だってさ・・・。
(月面探査機SLIM、2度目の再起動に成功 設計性能上回る)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC282GO0Y4A320C2000000/
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、日本初の月面着陸に成功した無人探査機「SLIM(スリム)」が再起動したと明らかにした。」
「2度も越夜できたことになる。」
「どこまで機体が機能できるか確認することで、今後の月探査機の開発に役立つとみている。」
ほほう、耐久性テストになっているわけだ。
「取得データによると、温度を測るセンサーや使用していないバッテリーで不調が出始めているものの、機体の機能を維持している」
「着陸時に使ったカメラで周囲を撮影」
マルチバンド分光カメラでの撮影が出来るかどうかは不明だ。
「2023年夏に着陸したインドの探査機は通信を確立できなかった。2月に民間初の着陸に成功した米インテュイティブ・マシンズも翌月に運用を終了した。」
わが国の技術は優れていると言いたいんだろうが、過剰性能というのは、重量やコスト管理上は逆に問題があるともいえる。
F1マシンのエンジンは、ゴールした直後にぶっ壊れるのがよろしい(ウイニングランできないけど・・・)。
まあいい。
今後、再起動できなくなるまで、運用を継続するのかもしれない(未確認)。
温度センサーがイカれているということから、どの程度の運用が再開できるかはビミョーだ。
昼間の高温(昼の温度はセ氏110度、夜はマイナス170度)で回路を作動させて、焼き切ってしまっては元も子もないからな(どっちかといえば、バッテリーが問題かもな)。
とはいえ、既に設計寿命は超えているので、ギャンブルして科学成果を追求してもいいかもしれない。
続報が出たら、また書くかもしれない。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(【速報】JAXA月探査機「SLIM」2回目の越夜に成功したことを確認:【最終更新:2024年3月29日11時台】)
https://sorae.info/space/20240328-jaxa-slim.html
「着陸地点はまだ太陽が高く、機器が高温であることから、この夜の運用は短時間で終了しています。また、温度センサーの一部や、着陸直後にシステムから切り離して使用していないバッテリーセルに不調が出始めているものの、1回目の越夜成功時に確認された主要な機能は今回も維持されているようだとしています。」
ほほう、温度センサーは、全部だめになったわけじゃないんだ・・・。
「前回越夜後の日本時間2024年2月29日夜の運用ではMBCが正常に動作しなかったとされていることから、今回もMBCによる観測は行えない可能性があります。」(MBC:マルチバンド分光カメラ)
やれやれ・・・。
まあいい。
「SLIMについては新しい情報が発表され次第お伝えします。」
だってさ・・・。
🐱デルタ4ヘビー:白鳥の歌 ― 2024年03月28日 17:07
デルタ4ヘビー:白鳥の歌
(ライブ中継:ULAとNROが最後のデルタ4ヘビーロケットを打ち上げる)
https://spaceflightnow.com/2024/03/28/live-coverage-ula-nro-to-launch-final-delta-4-heavy-rocket/
「デルタ 4 ロケットは、白鳥の歌が流れるまでに合計 15 回、重い構成で飛行しました。」
・2004 年 12 月 21 日 – デモサット
・2007 年 11 月 11 日 – DSP-23
・2009 年 1 月 18 日 – USA-202/NROL-26
・2010 年 11 月 21 日 – USA-223/NROL-32
・2011 年 1 月 20 日 – USA-224/NROL-49
・2012 年 6 月 29 日 – USA-237/NROL-15
・2013 年 8 月 26 日 – USA-245/NROL-65
・2014 年 12 月 5 日 – NASA のオリオン探査飛行テスト-1 (EFT-1)
・2016 年 6 月 11 日 – USA-268/NROL-37
・2018 年 8 月 12 日 – NASA のパーカー太陽探査機
・2019 年 1 月 19 日 – NROL-71
・2020 年 12 月 11 日 – USA-268/NROL-44
・2021 年 4 月 26 日 – NROL-82
・2022年9月24日 – NROL-91 (ヴァンデンバーグ最後のミッション)
・2023 年 6 月 22 日 – NROL-68
世界一が大好きな米国人としては、このロケットには思い入れがあるんだろう。
「これはとても素晴らしいテクノロジーです。 23 階建てで、50 万ガロンの推進剤、250 万ポンドの推力、すべてのロケットの中で最も金属が多く、宇宙に行く前に発火します」
実際、SLSが飛ぶまで、大きさでは現役最大だったからな(ファルコンヘビーは、推力ではともかく、大きさは一回り小さい)。
また、垂直組み立てが出来ることから、偵察衛星など、精密な光学系を持つ重量級ペイロードを軌道に上げることが出来るロケットとして唯一のものだったわけだ。
ところで、「白鳥の歌」ってなーに?。
(白鳥の歌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%AD%8C
「人が亡くなる直前に人生で最高の作品を残すこと、またその作品を表す言葉」
「ヨーロッパの伝承で、白鳥は死ぬ時に美しい声で鳴くと言われている。「白鳥の歌」とはつまり「瀕死の白鳥の歌」であり、人が亡くなる直前に人生で最高の作品を残すことを例え」
NROL-70が最高のペイロードであるかどうかは知らない。
ここでは、「最後の打ち上げ」を指す意味以上のものはない。
「したがって、それを引退させ、より安価で高性能なロケットであるバルカンに移行するのは明らかに未来ですが、それでも悲しいことです。」(トリーブルーノ)
まあいい。
記事では、デルタロケットの過去からの流れについて、丁寧な記述が続いている。
「無数のソーデルタミッションのさなか、ロケットの第 1 段のバージョンがスピンオフされ、日本の N-1、N-2、H-1 ロケット用に日本でライセンスに基づいて製造され、合計 24 機が種子島宇宙センターから打ち上げられました。 1975年から1987年の間。」
わが国の宇宙開発事業団が米国の技術を導入する際に選んだのは、ソーデルタロケットだった。
「ULAの責任者であるブルーノ氏は、バルカンの次に何が起こるかを楽しみにしているとしながらも、これは間違いなく時代の終わりだと述べた。」
白鳥の歌が聞こえているのかもな・・・。
(ライブ中継:ULAとNROが最後のデルタ4ヘビーロケットを打ち上げる)
https://spaceflightnow.com/2024/03/28/live-coverage-ula-nro-to-launch-final-delta-4-heavy-rocket/
「デルタ 4 ロケットは、白鳥の歌が流れるまでに合計 15 回、重い構成で飛行しました。」
・2004 年 12 月 21 日 – デモサット
・2007 年 11 月 11 日 – DSP-23
・2009 年 1 月 18 日 – USA-202/NROL-26
・2010 年 11 月 21 日 – USA-223/NROL-32
・2011 年 1 月 20 日 – USA-224/NROL-49
・2012 年 6 月 29 日 – USA-237/NROL-15
・2013 年 8 月 26 日 – USA-245/NROL-65
・2014 年 12 月 5 日 – NASA のオリオン探査飛行テスト-1 (EFT-1)
・2016 年 6 月 11 日 – USA-268/NROL-37
・2018 年 8 月 12 日 – NASA のパーカー太陽探査機
・2019 年 1 月 19 日 – NROL-71
・2020 年 12 月 11 日 – USA-268/NROL-44
・2021 年 4 月 26 日 – NROL-82
・2022年9月24日 – NROL-91 (ヴァンデンバーグ最後のミッション)
・2023 年 6 月 22 日 – NROL-68
世界一が大好きな米国人としては、このロケットには思い入れがあるんだろう。
「これはとても素晴らしいテクノロジーです。 23 階建てで、50 万ガロンの推進剤、250 万ポンドの推力、すべてのロケットの中で最も金属が多く、宇宙に行く前に発火します」
実際、SLSが飛ぶまで、大きさでは現役最大だったからな(ファルコンヘビーは、推力ではともかく、大きさは一回り小さい)。
また、垂直組み立てが出来ることから、偵察衛星など、精密な光学系を持つ重量級ペイロードを軌道に上げることが出来るロケットとして唯一のものだったわけだ。
ところで、「白鳥の歌」ってなーに?。
(白鳥の歌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%B3%A5%E3%81%AE%E6%AD%8C
「人が亡くなる直前に人生で最高の作品を残すこと、またその作品を表す言葉」
「ヨーロッパの伝承で、白鳥は死ぬ時に美しい声で鳴くと言われている。「白鳥の歌」とはつまり「瀕死の白鳥の歌」であり、人が亡くなる直前に人生で最高の作品を残すことを例え」
NROL-70が最高のペイロードであるかどうかは知らない。
ここでは、「最後の打ち上げ」を指す意味以上のものはない。
「したがって、それを引退させ、より安価で高性能なロケットであるバルカンに移行するのは明らかに未来ですが、それでも悲しいことです。」(トリーブルーノ)
まあいい。
記事では、デルタロケットの過去からの流れについて、丁寧な記述が続いている。
「無数のソーデルタミッションのさなか、ロケットの第 1 段のバージョンがスピンオフされ、日本の N-1、N-2、H-1 ロケット用に日本でライセンスに基づいて製造され、合計 24 機が種子島宇宙センターから打ち上げられました。 1975年から1987年の間。」
わが国の宇宙開発事業団が米国の技術を導入する際に選んだのは、ソーデルタロケットだった。
「ULAの責任者であるブルーノ氏は、バルカンの次に何が起こるかを楽しみにしているとしながらも、これは間違いなく時代の終わりだと述べた。」
白鳥の歌が聞こえているのかもな・・・。

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