🐱閏秒:誤った理解 ― 2024年03月29日 08:42
閏秒:誤った理解
(地球の自転が速くなっているため2029年までに「負のうるう秒」が必要になる可能性大、ネットやITサービスが大混乱になる危険性も)
https://gigazine.net/news/20240328-negative-leap-second/
「うるう秒は、これまではすべて1秒長くするものでしたが、2029年までに1秒減らす必要があるという計算結果が報告されました。」
まあ、この記事自体はどうでもいいんですが。
一応、確認のためにウィキを読んだんだが、浮沈子は閏秒について誤解していた。
(閏秒:閏秒挿入の理由についての間違った理解)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8F%E7%A7%92#%E9%96%8F%E7%A7%92%E6%8C%BF%E5%85%A5%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%90%86%E8%A7%A3
「地球の自転速度が徐々に遅くなっているために、これと国際原子時との差を調整するために閏秒を挿入している」(誤り)
「頻繁に閏秒が挿入されてきたのは、地球の自転が徐々に遅くなっており、この遅れを調整するためである。」(誤り)
上記のように理解しているとしたら、それは間違っている。
まあ、もちろん、完全に間違いとは言い切れない。
地球の自転が徐々に遅くなっているのは事実だし、国際原子時(TAI)との差を調整するための作業であることも事実だ。
しかし、国際原子時を決める時のいきさつとか、地球の自転を基に算出している世界時(UT1)の揺らぎの大きさとかを理解しないと、主に潮汐によって徐々に遅くなっている地球の自転が理由で、国際原子時との差が生まれていると誤解することになる。
そもそも、最近50年くらいを見れば、地球の自転はむしろ速くなっている。
まずは、長期的な変動から。
「地球の自転が長期的な傾向としては徐々に遅くなる(LODが大きくなる)のは事実であるが、それは1ユリウス世紀につき1.7ms/日 程度の変化(USNOの解説では、1ユリウス世紀につき1.4ms/日 程度の変化としている)の極めて小さなものである。」(LOD:1ユリウス世紀:3155760000 秒、USNO:米国海軍天文台)
2000年間で見ても、1日の長さ(LOD)は0.34秒しか遅くなっていないことになる(1.7ms/日で計算)。
「1972年以降の地球自転速度の変化は、上記の遅れによるものではなく、数年ないし数十年周期の、もっと大きく、不規則な変動によるものである。」
グラフ(画像参照)で見ると、1970年頃からのトレンドとしては、国際原子時との差が小さくなる傾向にある。
2020年以降ではむしろ世界時の方が速くなっている(ギガジンの記事で、将来はマイナスの閏秒を入れる必要があるという話はこれを指している)。
そもそもが、国際原子時を決めた時の経緯が、プラスの閏秒を頻発する原因になっている。
少し長いが、引用する。
「セシウム遷移の9 192 631 770周期を1秒とする国際原子時の歩度は、1750年 - 1892年の間(平均的には、1820年頃)に行われた天文観測からサイモン・ニューカムがTables of the Sunに基づいて計算した秒の長さに基づいて決められた。したがって、1958年当時の地球自転の歩度(86 400.0025 SI秒程度)とは合わなくなっていた。」
「もし、国際原子時の歩度を、セシウム遷移の9 192 631 770周期ではなく、9 192 631 997周期にしておけば、1972年以降、2回のマイナス(閏秒の削除)と1回のプラス(閏秒の挿入)の3回だけの閏秒の削除・挿入で済んでいたはずである。」
つまり、国際原子時をちっと短く定義し過ぎたということなわけだ。
「ただし、仮に1967年時点で9 192 631 997周期にしていたとすると、(9 192 631 997 - 9 192 631 770)/9 192 631 770 = 2.469×10-8だけ、秒の長さを長く定義し直すことになり、1967年までに蓄積されていた様々な物理定数の値を変更する問題が生じていたはずである。」
まあいい。
なお、ギガジンの記事には、閏秒を廃止するという記述があるが、やや正確性を欠く。
「うるう秒は2035年までに実質的に廃止されることが決定している」(ギガジン)
ウィキの解説によれば、そう言うことではなさそうだ。
「こうした論議を踏まえた上で、国際度量衡総会(CGPM)は2022年11月18日の会議にて存廃の是非を問う投票を実施し、2035年までに閏秒に替わる案を決定した。」
「2023年12月11日には国際電気通信連合(ITU)が同様の決議を行ったが、2040年まで延長可能とする猶予措置などが新たに設けられた。これらの決議は、正確には「閏秒を廃止する」としたものではない。」
代替案の概要は次の通り。
・これまでは、UT1-UTCの差分( = DUT1)が0.9秒に到達すると見込まれるときに閏秒が挿入されてきた。
・CGPMは、このDUT1の最大値(現在は0.9秒)を2035年までに増加させることを決定した。
・CGPMは、CIPMに対して、ITU、その他の機関とともに、少なくとも100年間はUTCを変動させないような、上記の最大値を提案することを求めた。
・CGPMは、2026年開催の第28回CGPMで合意を得られる提案を求めた。
「CGPMの決議はDUT1の最大値を具体的には述べていない」
それは、次回の会合(2026年開催予定)に先送りされている。
「LODの変動要因:
LODの変動に最も大きな影響を及ぼすのは、潮汐であり、朔望月の周期で0.6-0.8ミリ秒程度の変動がある。」
「1年から数年程度の周期のLOD変動の原因は、その大部分が大気(地殻と風の相互作用)によることが確かめられている。」
「一方、LODの年単位より長周期の変動の原因は分かっておらず、未解決の課題である。」
「月による潮汐摩擦、地震による地球内部の質量の分布変化、マントルと外核の相互作用、氷床の消長、地球内部の核、風、海水などによる影響が考えられているが、定量的には分かっていない。」
ギガジンの記事では、氷床(陸域の氷)の融解に伴う海水の増加で遅くなるという説明だが、どうもそれだけではない感じだな(未確認)。
人類の活動によって温暖化が進み、氷床が溶けて海水が増加して遠心力で赤道域に海水が集まり、スピンが遅くなって地球の自転に影響を与えるというストーリーだが、ちょっと眉唾な気もする(そうなのかあ?)。
ひょっとすると、2035年までマイナスの閏秒を入れずに済んで、ズレ(UT1-UTCの差分 = DUT1)の許容範囲を変更することになり(2026年決定予定)、向こう100年間は閏秒なしの時代が続く可能性もある(未確認)。
氷床の融解が更に進めば、そういう事態になるかも知れない。
2017年1月1日が、今世紀最後の閏秒になるのかもな・・・。
(地球の自転が速くなっているため2029年までに「負のうるう秒」が必要になる可能性大、ネットやITサービスが大混乱になる危険性も)
https://gigazine.net/news/20240328-negative-leap-second/
「うるう秒は、これまではすべて1秒長くするものでしたが、2029年までに1秒減らす必要があるという計算結果が報告されました。」
まあ、この記事自体はどうでもいいんですが。
一応、確認のためにウィキを読んだんだが、浮沈子は閏秒について誤解していた。
(閏秒:閏秒挿入の理由についての間違った理解)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8F%E7%A7%92#%E9%96%8F%E7%A7%92%E6%8C%BF%E5%85%A5%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E9%96%93%E9%81%95%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%90%86%E8%A7%A3
「地球の自転速度が徐々に遅くなっているために、これと国際原子時との差を調整するために閏秒を挿入している」(誤り)
「頻繁に閏秒が挿入されてきたのは、地球の自転が徐々に遅くなっており、この遅れを調整するためである。」(誤り)
上記のように理解しているとしたら、それは間違っている。
まあ、もちろん、完全に間違いとは言い切れない。
地球の自転が徐々に遅くなっているのは事実だし、国際原子時(TAI)との差を調整するための作業であることも事実だ。
しかし、国際原子時を決める時のいきさつとか、地球の自転を基に算出している世界時(UT1)の揺らぎの大きさとかを理解しないと、主に潮汐によって徐々に遅くなっている地球の自転が理由で、国際原子時との差が生まれていると誤解することになる。
そもそも、最近50年くらいを見れば、地球の自転はむしろ速くなっている。
まずは、長期的な変動から。
「地球の自転が長期的な傾向としては徐々に遅くなる(LODが大きくなる)のは事実であるが、それは1ユリウス世紀につき1.7ms/日 程度の変化(USNOの解説では、1ユリウス世紀につき1.4ms/日 程度の変化としている)の極めて小さなものである。」(LOD:1ユリウス世紀:3155760000 秒、USNO:米国海軍天文台)
2000年間で見ても、1日の長さ(LOD)は0.34秒しか遅くなっていないことになる(1.7ms/日で計算)。
「1972年以降の地球自転速度の変化は、上記の遅れによるものではなく、数年ないし数十年周期の、もっと大きく、不規則な変動によるものである。」
グラフ(画像参照)で見ると、1970年頃からのトレンドとしては、国際原子時との差が小さくなる傾向にある。
2020年以降ではむしろ世界時の方が速くなっている(ギガジンの記事で、将来はマイナスの閏秒を入れる必要があるという話はこれを指している)。
そもそもが、国際原子時を決めた時の経緯が、プラスの閏秒を頻発する原因になっている。
少し長いが、引用する。
「セシウム遷移の9 192 631 770周期を1秒とする国際原子時の歩度は、1750年 - 1892年の間(平均的には、1820年頃)に行われた天文観測からサイモン・ニューカムがTables of the Sunに基づいて計算した秒の長さに基づいて決められた。したがって、1958年当時の地球自転の歩度(86 400.0025 SI秒程度)とは合わなくなっていた。」
「もし、国際原子時の歩度を、セシウム遷移の9 192 631 770周期ではなく、9 192 631 997周期にしておけば、1972年以降、2回のマイナス(閏秒の削除)と1回のプラス(閏秒の挿入)の3回だけの閏秒の削除・挿入で済んでいたはずである。」
つまり、国際原子時をちっと短く定義し過ぎたということなわけだ。
「ただし、仮に1967年時点で9 192 631 997周期にしていたとすると、(9 192 631 997 - 9 192 631 770)/9 192 631 770 = 2.469×10-8だけ、秒の長さを長く定義し直すことになり、1967年までに蓄積されていた様々な物理定数の値を変更する問題が生じていたはずである。」
まあいい。
なお、ギガジンの記事には、閏秒を廃止するという記述があるが、やや正確性を欠く。
「うるう秒は2035年までに実質的に廃止されることが決定している」(ギガジン)
ウィキの解説によれば、そう言うことではなさそうだ。
「こうした論議を踏まえた上で、国際度量衡総会(CGPM)は2022年11月18日の会議にて存廃の是非を問う投票を実施し、2035年までに閏秒に替わる案を決定した。」
「2023年12月11日には国際電気通信連合(ITU)が同様の決議を行ったが、2040年まで延長可能とする猶予措置などが新たに設けられた。これらの決議は、正確には「閏秒を廃止する」としたものではない。」
代替案の概要は次の通り。
・これまでは、UT1-UTCの差分( = DUT1)が0.9秒に到達すると見込まれるときに閏秒が挿入されてきた。
・CGPMは、このDUT1の最大値(現在は0.9秒)を2035年までに増加させることを決定した。
・CGPMは、CIPMに対して、ITU、その他の機関とともに、少なくとも100年間はUTCを変動させないような、上記の最大値を提案することを求めた。
・CGPMは、2026年開催の第28回CGPMで合意を得られる提案を求めた。
「CGPMの決議はDUT1の最大値を具体的には述べていない」
それは、次回の会合(2026年開催予定)に先送りされている。
「LODの変動要因:
LODの変動に最も大きな影響を及ぼすのは、潮汐であり、朔望月の周期で0.6-0.8ミリ秒程度の変動がある。」
「1年から数年程度の周期のLOD変動の原因は、その大部分が大気(地殻と風の相互作用)によることが確かめられている。」
「一方、LODの年単位より長周期の変動の原因は分かっておらず、未解決の課題である。」
「月による潮汐摩擦、地震による地球内部の質量の分布変化、マントルと外核の相互作用、氷床の消長、地球内部の核、風、海水などによる影響が考えられているが、定量的には分かっていない。」
ギガジンの記事では、氷床(陸域の氷)の融解に伴う海水の増加で遅くなるという説明だが、どうもそれだけではない感じだな(未確認)。
人類の活動によって温暖化が進み、氷床が溶けて海水が増加して遠心力で赤道域に海水が集まり、スピンが遅くなって地球の自転に影響を与えるというストーリーだが、ちょっと眉唾な気もする(そうなのかあ?)。
ひょっとすると、2035年までマイナスの閏秒を入れずに済んで、ズレ(UT1-UTCの差分 = DUT1)の許容範囲を変更することになり(2026年決定予定)、向こう100年間は閏秒なしの時代が続く可能性もある(未確認)。
氷床の融解が更に進めば、そういう事態になるかも知れない。
2017年1月1日が、今世紀最後の閏秒になるのかもな・・・。
🐱スターシップ:軌道上点火 ― 2024年03月29日 11:54
スターシップ:軌道上点火
(スペースXがシップ29に再び静的射撃を実施)
https://www.teslarati.com/spacex-conducts-another-static-fire-of-ship-29/
「スペースXは太平洋時間午後1時30分に単一のラプターエンジンに点火し、今度は宇宙船の上部近くにあるヘッダータンクを使用して強力なロケットモーターに燃料を供給した。」
「これは、SpaceX が Ship 28 でとったのと同様の経路をたどります。同社がそのテストを完了したとき、現在のテスト飛行軌道ではロケットは準軌道にあるにもかかわらず、それは宇宙船の軌道離脱燃焼をシミュレートするためであると述べました。」
「過去 2 回の静的火災で、船はほんの数枚の遮熱タイルを失いましたが、交換される予定です。タイル システム全体は以前の船よりも優れたパフォーマンスを発揮し、失われたタイルはほんの数枚だけでした。」
うーん、相変わらず、タイルの脱落は気になるなあ。
まあいい。
地上でのラプター2(バキューム?)の再点火に成功したということに、どれほどの意味があるのかは知らない。
記事では、この後、2段目のテストを継続し、その後、スーパーヘビーブースターのテストに進むとある。
最終的には、積み重ねてウェットドレスリハーサルを行い、打ち上げに進むことになる。
IFT-4に向けての技術的な改良はその中で行われるんだろうが、エンジンの点火についてのテストは、真空中再点火のシミュレーションを含め、ほぼルーチンになってきている(S28の時もしているようです)。
(4回目のスターシップ統合飛行)
https://www.elonx.cz/ctvrty-integrovany-let-starship/
「2024/03/27 22:04:
ピーター・メレチン
別のスターシップ S29 静的点火が今日計画されているようです。閉鎖は中央ヨーロッパ時間の14:00から02:00までと発表されました。」
「着陸タンクからの推進剤を使用して 1 つのエンジンのみを点火する必要があり、軌道上での点火をシミュレートします。同じテストが S28 の打ち上げ前に行われました。」
「2024/03/28 05:30:
ピーター・メレチン
今日、S29 で 1 台のラプターの静的点火が発生しました。」
時期的には、5月初旬というのは、それ程ずれこまないに違いない。
「2024/03/28 09:39:
ピーター・メレチン
イーロン・マスク氏は、4回目のミッション中、スターシップは最大の熱ストレスを伴う大気圏再突入段階を、すべてのシステムがまだ動作している状態で生き残ることを目指すと述べた。」
うーん、目標としては、かなりハードルが高い気がする。
とりあえずは、制御された状態で再突入に入れれば上等ではないか。
今のところ、IFT-3で、軌道上の姿勢制御が失われたと思われる原因については言及がない。
軌道上点火試験と、制御された軌道飛行は密接に関連している。
前回は、制御が失われていた(機体の回転を制御できない状態だった)ことから、点火試験はキャンセルされた。
もちろん、1段目のランディングバーンの失敗(再点火できずに空中で爆発!)も気になる。
酸素ラインのフィルターの詰まりが解消しきれていなかったのか、別の問題が生じているのかは知らない。
そっちの方がどうなるのかも気になる。
運用的には、2段目の再突入での生き残りより、1段目の安定的な回収の方が優先な気がするんだがな。
しかし、なんといっても、軌道上でのラプター2の再点火の成功が重要だ。
テスララティの記事では、IFT-4も弾道軌道を取るという。
仮に失敗しても、自動的に再突入は行われる。
再点火テストは、テストフライトにおける軌道変更のためのものではない。
今後の運用において必要となる機能を確認するためのものだ。
地上では成功しているけどな。
宇宙でやると、何かが起こるかも知れない(なんか期待しているように聞こえたら、誤解です)。
宇宙機であるにもかかわらず、2段目にはコールドガススラスターと、メインエンジン(大気圏用×3+真空用×3)しかない(たぶん)。
軌道上給油などでランデブー&ドッキングが必要なのに、んなんで大丈夫なんだろうかと気になって仕方ない。
B社の宇宙船であるスターライナーなんかは、50個くらいのスラスターを積んでいて、ありとあらゆる操作が可能なように設計されている。
今後、追加で積まれるのかもしれないが、その試験も行わなければならない。
そういうのは、今後、おいおい行われることになるんだろう。
とりあえず、目の前のハードルに集中して取り組む。
再突入して、無事に生き延びることだな。
つーか、S社としては、ちゃんとしたマニューバリングのデータを取りたいんだろう。
4枚のフィンの操作で、ちゃんと姿勢を保つことが出来るのか(コールドガススラスターやメインエンジンを使うかどうかは不明)。
ちなみに、スペースシャトルは、姿勢制御用のスラスター積んでたからな。
(スペースシャトル周回船:姿勢制御システム)
https://en.wikipedia.org/wiki/Space_Shuttle_orbiter#Attitude_control_system
「反応制御システム( RCS) は、44 個の小型液体燃料ロケットスラスターと、高度な計算量を必要とするデジタルカルマン フィルタリングを利用した、非常に洗練されたフライバイワイヤ 飛行制御システムで構成されていました。」
「この制御システムは、打ち上げ、軌道周回、再突入のすべての飛行段階で、ピッチ、ロール、ヨー軸に沿った通常の姿勢制御を実行しました。このシステムは、軌道の高度、軌道面、離心率のすべての変化を含む、必要な軌道操作も実行しました。これらはすべて、単なる姿勢制御以上の 推力と推力を必要とする操作でした。」
詳細は割愛する。
シャトルには、メインエンジン(SSME)の他に、補助エンジンも積まれていた(3 つの補助動力装置(APU) とは異なります)。
「2 つの軌道操縦システム(OMS) スラスターは、SSME と垂直尾翼の間に位置するオービターの後部胴体の 2 つの別々の取り外し可能なポッドに取り付けられました。」
「OMS エンジンは、挿入、循環、移送、ランデブー、軌道離脱、軌道への中止、および一周中止を含むコース軌道操作に大きな推力を提供しました。」
SSMEは、宇宙空間に出ると使えなかったからな(外部燃料タンクない・・・)。
スターシップは、メインエンジンで、これらのマニューバを行うことになる。
大気圏内での操縦に、メインエンジンを使うかどうかは分からないが、推力を絞った状態で使う可能性がないとは言えない。
スターシップにもRCSがあるという記事もある。
(昨日、スペースX社の火星試作ロケットが爆発した。飛行機の中で起こったことは次のとおりです)
https://edition.cnn.com/2020/12/10/tech/spacex-starship-sn8-test-flight-recap-scn/index.html
「SN8 には、ロケットの外側に取り付けられた小型スラスターを指す反応制御システム (RCS) も搭載されています。これらも宇宙船のアクロバットをガイドするのに役立ち、ロケットの上部近くで発砲するのが見られるかもしれない。」
詳細は不明だが、何らかの姿勢制御を行わなければ、まともなマニューバはできないからな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的には、そっちの方(軌道上での姿勢制御)の可否も注目したい。
2か月以内には、多分飛ぶだろう。
墜落激突爆発炎上木っ端微塵は想定の範囲内だ。
みんな、悩んで大きくなる(そんな宣伝もあったような)。
S社の場合は、みんな、ぶっ壊してまともに動くようにするわけだ。
なに?、壊れなかったあ?。
うーん、そりゃ、開発段階としては「失敗」なんじゃね?。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロケットレポート: ノースロップ社のロケットは再利用可能ですか? 4番目のスターシップは2回解雇される)
https://arstechnica.com/space/2024/03/rocket-report-one-day-delay-for-the-final-delta-launch-orbex-patents-landing-tech/
「スターシップは4回目の試験飛行に向けて始動した。」
「最初のテストは、車両の 6 基のラプター エンジンの「全期間」静的燃焼テストでした。水曜日に行われた2回目のテストでは、メイン燃料タンクではなく、車両内のヘッダータンクを使用して単一のラプターエンジンの点火が行われた。」
さて、4回目の打ち上げで、何をテストするかが問題だ。
「この4回目の飛行の目標は、メキシコ湾の超重量ブーストステージの軟着陸とスターシップ上部ステージによる一連のマイルストーンを含む、完全なテスト体制を完了することです。」
「これには、ラプターエンジンの宇宙内での再点灯、完全に制御された飛行、そして激しい再突入プロセスを無事に生き延びることが含まれます。 Starlink 衛星は搭載されません。」
カーゴベイのドアの開閉とかは、どーなるんだろうな。
S社のショットウェルが5月上旬としている打ち上げについては、エリックバーガー的にはかなり保守的な見方をしている。
「今年後半、おそらく早ければ5月にも宇宙船の4回目の試験飛行に使用される予定」(・・・later this year, possibly as soon as May.)
6月は、後半じゃないからな。
7月以降が順当で、早ければ5月ということなわけだ。
うーん、まあ、順当な見立てかも知れない。
安全や環境についての懸念はないから、S社が技術的問題を解決して飛ばせると当局が認めれば打ち上げ許可は出るだろう。
7月まで引っ張るとすれば、何らかの問題解決の見通しが立たない事態に陥っていることになる。
軌道上での再点火は、2段目が回転していたために中止されている。
先端近くにある燃料タンクから、推進剤をエンジンに送る必要があるからな。
ぶんぶん回っていたのでは、遠心力で後部のエンジンまで燃料を送れない可能性もある(未確認)。
どの角度で噴射するかという問題もあるしな。
着火しなかったのならまだいいが、燃焼を止められずに制御不能になるとマズい。
その辺りがどうなっているのか(テスト計画として)は不明だ。
まあいい。
3月もそろそろ終わる(30日に書いています)。
あと3か月以内にケリがつかなければ、IFT-4は7月以降になる。
ショットウェルが5月上旬と言っているんだから、概ねその時期には飛ぶと見ているけどな。
飛ばない理由を探すことは難しい。
スーパーヘビーブースターB11の試験はこれからだ。
こっちも、ランディングバーンの問題がある。
スタティックファイアーテスト(静的点火試験)で、何か製造上の問題が見つかれば別だし、再点火(大気圏内ですが)で問題があれば足を引っ張る可能性もある。
ランディングバーンで、何基のラプターが点火すればいいのかは知らないが(ジンバル付きの13基全部じゃね?)、あんなデカいもん(70m×9m)が亜音速で落ちてくるんだからな。
しかも、ファルコンと異なり、エントリーバーンは行わない。
課題は山のようにあり、解決するまでは試行錯誤が続く。
壊してみなけりゃ分らんだろう・・・!?。
(スペースXがシップ29に再び静的射撃を実施)
https://www.teslarati.com/spacex-conducts-another-static-fire-of-ship-29/
「スペースXは太平洋時間午後1時30分に単一のラプターエンジンに点火し、今度は宇宙船の上部近くにあるヘッダータンクを使用して強力なロケットモーターに燃料を供給した。」
「これは、SpaceX が Ship 28 でとったのと同様の経路をたどります。同社がそのテストを完了したとき、現在のテスト飛行軌道ではロケットは準軌道にあるにもかかわらず、それは宇宙船の軌道離脱燃焼をシミュレートするためであると述べました。」
「過去 2 回の静的火災で、船はほんの数枚の遮熱タイルを失いましたが、交換される予定です。タイル システム全体は以前の船よりも優れたパフォーマンスを発揮し、失われたタイルはほんの数枚だけでした。」
うーん、相変わらず、タイルの脱落は気になるなあ。
まあいい。
地上でのラプター2(バキューム?)の再点火に成功したということに、どれほどの意味があるのかは知らない。
記事では、この後、2段目のテストを継続し、その後、スーパーヘビーブースターのテストに進むとある。
最終的には、積み重ねてウェットドレスリハーサルを行い、打ち上げに進むことになる。
IFT-4に向けての技術的な改良はその中で行われるんだろうが、エンジンの点火についてのテストは、真空中再点火のシミュレーションを含め、ほぼルーチンになってきている(S28の時もしているようです)。
(4回目のスターシップ統合飛行)
https://www.elonx.cz/ctvrty-integrovany-let-starship/
「2024/03/27 22:04:
ピーター・メレチン
別のスターシップ S29 静的点火が今日計画されているようです。閉鎖は中央ヨーロッパ時間の14:00から02:00までと発表されました。」
「着陸タンクからの推進剤を使用して 1 つのエンジンのみを点火する必要があり、軌道上での点火をシミュレートします。同じテストが S28 の打ち上げ前に行われました。」
「2024/03/28 05:30:
ピーター・メレチン
今日、S29 で 1 台のラプターの静的点火が発生しました。」
時期的には、5月初旬というのは、それ程ずれこまないに違いない。
「2024/03/28 09:39:
ピーター・メレチン
イーロン・マスク氏は、4回目のミッション中、スターシップは最大の熱ストレスを伴う大気圏再突入段階を、すべてのシステムがまだ動作している状態で生き残ることを目指すと述べた。」
うーん、目標としては、かなりハードルが高い気がする。
とりあえずは、制御された状態で再突入に入れれば上等ではないか。
今のところ、IFT-3で、軌道上の姿勢制御が失われたと思われる原因については言及がない。
軌道上点火試験と、制御された軌道飛行は密接に関連している。
前回は、制御が失われていた(機体の回転を制御できない状態だった)ことから、点火試験はキャンセルされた。
もちろん、1段目のランディングバーンの失敗(再点火できずに空中で爆発!)も気になる。
酸素ラインのフィルターの詰まりが解消しきれていなかったのか、別の問題が生じているのかは知らない。
そっちの方がどうなるのかも気になる。
運用的には、2段目の再突入での生き残りより、1段目の安定的な回収の方が優先な気がするんだがな。
しかし、なんといっても、軌道上でのラプター2の再点火の成功が重要だ。
テスララティの記事では、IFT-4も弾道軌道を取るという。
仮に失敗しても、自動的に再突入は行われる。
再点火テストは、テストフライトにおける軌道変更のためのものではない。
今後の運用において必要となる機能を確認するためのものだ。
地上では成功しているけどな。
宇宙でやると、何かが起こるかも知れない(なんか期待しているように聞こえたら、誤解です)。
宇宙機であるにもかかわらず、2段目にはコールドガススラスターと、メインエンジン(大気圏用×3+真空用×3)しかない(たぶん)。
軌道上給油などでランデブー&ドッキングが必要なのに、んなんで大丈夫なんだろうかと気になって仕方ない。
B社の宇宙船であるスターライナーなんかは、50個くらいのスラスターを積んでいて、ありとあらゆる操作が可能なように設計されている。
今後、追加で積まれるのかもしれないが、その試験も行わなければならない。
そういうのは、今後、おいおい行われることになるんだろう。
とりあえず、目の前のハードルに集中して取り組む。
再突入して、無事に生き延びることだな。
つーか、S社としては、ちゃんとしたマニューバリングのデータを取りたいんだろう。
4枚のフィンの操作で、ちゃんと姿勢を保つことが出来るのか(コールドガススラスターやメインエンジンを使うかどうかは不明)。
ちなみに、スペースシャトルは、姿勢制御用のスラスター積んでたからな。
(スペースシャトル周回船:姿勢制御システム)
https://en.wikipedia.org/wiki/Space_Shuttle_orbiter#Attitude_control_system
「反応制御システム( RCS) は、44 個の小型液体燃料ロケットスラスターと、高度な計算量を必要とするデジタルカルマン フィルタリングを利用した、非常に洗練されたフライバイワイヤ 飛行制御システムで構成されていました。」
「この制御システムは、打ち上げ、軌道周回、再突入のすべての飛行段階で、ピッチ、ロール、ヨー軸に沿った通常の姿勢制御を実行しました。このシステムは、軌道の高度、軌道面、離心率のすべての変化を含む、必要な軌道操作も実行しました。これらはすべて、単なる姿勢制御以上の 推力と推力を必要とする操作でした。」
詳細は割愛する。
シャトルには、メインエンジン(SSME)の他に、補助エンジンも積まれていた(3 つの補助動力装置(APU) とは異なります)。
「2 つの軌道操縦システム(OMS) スラスターは、SSME と垂直尾翼の間に位置するオービターの後部胴体の 2 つの別々の取り外し可能なポッドに取り付けられました。」
「OMS エンジンは、挿入、循環、移送、ランデブー、軌道離脱、軌道への中止、および一周中止を含むコース軌道操作に大きな推力を提供しました。」
SSMEは、宇宙空間に出ると使えなかったからな(外部燃料タンクない・・・)。
スターシップは、メインエンジンで、これらのマニューバを行うことになる。
大気圏内での操縦に、メインエンジンを使うかどうかは分からないが、推力を絞った状態で使う可能性がないとは言えない。
スターシップにもRCSがあるという記事もある。
(昨日、スペースX社の火星試作ロケットが爆発した。飛行機の中で起こったことは次のとおりです)
https://edition.cnn.com/2020/12/10/tech/spacex-starship-sn8-test-flight-recap-scn/index.html
「SN8 には、ロケットの外側に取り付けられた小型スラスターを指す反応制御システム (RCS) も搭載されています。これらも宇宙船のアクロバットをガイドするのに役立ち、ロケットの上部近くで発砲するのが見られるかもしれない。」
詳細は不明だが、何らかの姿勢制御を行わなければ、まともなマニューバはできないからな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的には、そっちの方(軌道上での姿勢制御)の可否も注目したい。
2か月以内には、多分飛ぶだろう。
墜落激突爆発炎上木っ端微塵は想定の範囲内だ。
みんな、悩んで大きくなる(そんな宣伝もあったような)。
S社の場合は、みんな、ぶっ壊してまともに動くようにするわけだ。
なに?、壊れなかったあ?。
うーん、そりゃ、開発段階としては「失敗」なんじゃね?。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロケットレポート: ノースロップ社のロケットは再利用可能ですか? 4番目のスターシップは2回解雇される)
https://arstechnica.com/space/2024/03/rocket-report-one-day-delay-for-the-final-delta-launch-orbex-patents-landing-tech/
「スターシップは4回目の試験飛行に向けて始動した。」
「最初のテストは、車両の 6 基のラプター エンジンの「全期間」静的燃焼テストでした。水曜日に行われた2回目のテストでは、メイン燃料タンクではなく、車両内のヘッダータンクを使用して単一のラプターエンジンの点火が行われた。」
さて、4回目の打ち上げで、何をテストするかが問題だ。
「この4回目の飛行の目標は、メキシコ湾の超重量ブーストステージの軟着陸とスターシップ上部ステージによる一連のマイルストーンを含む、完全なテスト体制を完了することです。」
「これには、ラプターエンジンの宇宙内での再点灯、完全に制御された飛行、そして激しい再突入プロセスを無事に生き延びることが含まれます。 Starlink 衛星は搭載されません。」
カーゴベイのドアの開閉とかは、どーなるんだろうな。
S社のショットウェルが5月上旬としている打ち上げについては、エリックバーガー的にはかなり保守的な見方をしている。
「今年後半、おそらく早ければ5月にも宇宙船の4回目の試験飛行に使用される予定」(・・・later this year, possibly as soon as May.)
6月は、後半じゃないからな。
7月以降が順当で、早ければ5月ということなわけだ。
うーん、まあ、順当な見立てかも知れない。
安全や環境についての懸念はないから、S社が技術的問題を解決して飛ばせると当局が認めれば打ち上げ許可は出るだろう。
7月まで引っ張るとすれば、何らかの問題解決の見通しが立たない事態に陥っていることになる。
軌道上での再点火は、2段目が回転していたために中止されている。
先端近くにある燃料タンクから、推進剤をエンジンに送る必要があるからな。
ぶんぶん回っていたのでは、遠心力で後部のエンジンまで燃料を送れない可能性もある(未確認)。
どの角度で噴射するかという問題もあるしな。
着火しなかったのならまだいいが、燃焼を止められずに制御不能になるとマズい。
その辺りがどうなっているのか(テスト計画として)は不明だ。
まあいい。
3月もそろそろ終わる(30日に書いています)。
あと3か月以内にケリがつかなければ、IFT-4は7月以降になる。
ショットウェルが5月上旬と言っているんだから、概ねその時期には飛ぶと見ているけどな。
飛ばない理由を探すことは難しい。
スーパーヘビーブースターB11の試験はこれからだ。
こっちも、ランディングバーンの問題がある。
スタティックファイアーテスト(静的点火試験)で、何か製造上の問題が見つかれば別だし、再点火(大気圏内ですが)で問題があれば足を引っ張る可能性もある。
ランディングバーンで、何基のラプターが点火すればいいのかは知らないが(ジンバル付きの13基全部じゃね?)、あんなデカいもん(70m×9m)が亜音速で落ちてくるんだからな。
しかも、ファルコンと異なり、エントリーバーンは行わない。
課題は山のようにあり、解決するまでは試行錯誤が続く。
壊してみなけりゃ分らんだろう・・・!?。
🐱桜咲く:2024/3/29:遅っそ! ― 2024年03月29日 17:49
桜咲く:2024/3/29:遅っそ!
(東京で桜開花 昨年より15日遅く 平年より5日遅い)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/03/29/28034.html
「今日3月29日(金)、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。統計開始以来1位タイの早さだった昨年より15日遅い開花となりました。平年より5日遅い開花」
やれやれ、やっと咲いたか・・・。
「開花~満開までの日数は、東京だと平均8日ですが、今日29日(金)から一気に暖かくなるため、満開までは平均より短くなる可能性が高いでしょう。」
「寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。」
へえーっ、知らなかったな・・・。
ちなみに、2001年以降の開花日(東京)は、以下の通り。
(さくらの開花日(東京:2021-2023年):過去へは、ページ内のリンクで辿れます。)
https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura003_07.html
<()内は平年開花日(3月24日)との差:(+)が遅く、(ー)が早い>
・2001:3/23(ー1)
・2002:3/16(ー8)
・2003:3/27(+3)
・2004:3/18(ー6)
・2005:3/31(+7:遅っそ!)
・2006:3/21(ー3)
・2007:3/20(ー4)
・2008:3/22(ー2)
・2009:3/21(ー3)
・2010:3/22(ー2)
・2011:3/28(+4)
・2012:3/31(+7:遅っそ!)
・2013:3/16(ー8)
・2014:3/25(+1)
・2015:3/23(ー1)
・2016:3/21(ー3)
・2017:3/21(ー3)
・2018:3/17(ー7)
・2019:3/21(ー3)
・2020:3/14(ー10:早っ!)
・2021:3/14(ー10:早っ!)
・2022:3/20(ー4)
・2023:3/14(ー10:早っ!)
・2024:3/29(+5:遅っそ!)
これを見ても分かる通り、2005年と2012年が3月31日で、それに次ぐ遅さだ。
10年毎の平均開花日は3月24日で、21世紀になってからは変わらない。
浮沈子が生まれた年(1958年)の開花日は、3月30日で、あまり変わらないな。
まあ、どうでもいいんですが。
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。
高齢の有名人は、次々と他界し、同年配でも鬼籍に入ってしまった人もいる。
(2023年に亡くなった著名人)
https://news.yahoo.co.jp/pages/20231206a
・2023年1月11日 高橋幸宏さん<YMO> 70歳
・2023年3月28日 坂本龍一さん 71歳
・2023年10月8日 谷村新司さん 74歳
・2023年10月18日 もんたよしのりさん 72歳
・2023年2月13日 松本零士さん 85歳
・2023年3月3日 大江健三郎さん 88歳
・2023年3月11日 陳建一さん 67歳
・2023年4月5日 畑正憲さん 87歳
・2023年5月19日 上岡龍太郎さん 81歳
・2023年6月16日 北別府学さん 65歳
・2023年9月8日 寺沢武一さん 68歳
・2023年11月2日 長岡末弘さん(元朝潮) 67歳
・2023年3月9日 扇千景さん 89歳
・2023年6月11日 青木幹雄さん 89歳
・2023年6月13日 牛尾治朗さん 92歳
・2023年11月10日 細田博之さん 79歳
浮沈子が、名前を知っている人だけ。
自宅でテレビを見なくなってから10年くらいになるが、たまにテレビを見ても、知っているのは監督とか親方だけで、スポーツ選手は名前も知らない。
歌手や俳優は全滅。
政治家の名前は、スキャンダルで知るだけだ。
人同じからずだな・・・。
(東京で桜開花 昨年より15日遅く 平年より5日遅い)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/03/29/28034.html
「今日3月29日(金)、東京で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。統計開始以来1位タイの早さだった昨年より15日遅い開花となりました。平年より5日遅い開花」
やれやれ、やっと咲いたか・・・。
「開花~満開までの日数は、東京だと平均8日ですが、今日29日(金)から一気に暖かくなるため、満開までは平均より短くなる可能性が高いでしょう。」
「寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。」
へえーっ、知らなかったな・・・。
ちなみに、2001年以降の開花日(東京)は、以下の通り。
(さくらの開花日(東京:2021-2023年):過去へは、ページ内のリンクで辿れます。)
https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura003_07.html
<()内は平年開花日(3月24日)との差:(+)が遅く、(ー)が早い>
・2001:3/23(ー1)
・2002:3/16(ー8)
・2003:3/27(+3)
・2004:3/18(ー6)
・2005:3/31(+7:遅っそ!)
・2006:3/21(ー3)
・2007:3/20(ー4)
・2008:3/22(ー2)
・2009:3/21(ー3)
・2010:3/22(ー2)
・2011:3/28(+4)
・2012:3/31(+7:遅っそ!)
・2013:3/16(ー8)
・2014:3/25(+1)
・2015:3/23(ー1)
・2016:3/21(ー3)
・2017:3/21(ー3)
・2018:3/17(ー7)
・2019:3/21(ー3)
・2020:3/14(ー10:早っ!)
・2021:3/14(ー10:早っ!)
・2022:3/20(ー4)
・2023:3/14(ー10:早っ!)
・2024:3/29(+5:遅っそ!)
これを見ても分かる通り、2005年と2012年が3月31日で、それに次ぐ遅さだ。
10年毎の平均開花日は3月24日で、21世紀になってからは変わらない。
浮沈子が生まれた年(1958年)の開花日は、3月30日で、あまり変わらないな。
まあ、どうでもいいんですが。
年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず。
高齢の有名人は、次々と他界し、同年配でも鬼籍に入ってしまった人もいる。
(2023年に亡くなった著名人)
https://news.yahoo.co.jp/pages/20231206a
・2023年1月11日 高橋幸宏さん<YMO> 70歳
・2023年3月28日 坂本龍一さん 71歳
・2023年10月8日 谷村新司さん 74歳
・2023年10月18日 もんたよしのりさん 72歳
・2023年2月13日 松本零士さん 85歳
・2023年3月3日 大江健三郎さん 88歳
・2023年3月11日 陳建一さん 67歳
・2023年4月5日 畑正憲さん 87歳
・2023年5月19日 上岡龍太郎さん 81歳
・2023年6月16日 北別府学さん 65歳
・2023年9月8日 寺沢武一さん 68歳
・2023年11月2日 長岡末弘さん(元朝潮) 67歳
・2023年3月9日 扇千景さん 89歳
・2023年6月11日 青木幹雄さん 89歳
・2023年6月13日 牛尾治朗さん 92歳
・2023年11月10日 細田博之さん 79歳
浮沈子が、名前を知っている人だけ。
自宅でテレビを見なくなってから10年くらいになるが、たまにテレビを見ても、知っているのは監督とか親方だけで、スポーツ選手は名前も知らない。
歌手や俳優は全滅。
政治家の名前は、スキャンダルで知るだけだ。
人同じからずだな・・・。
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