🚀2024 YR4:衝突確率2025年02月15日 00:52

2024 YR4:衝突確率


(2%で地球に衝突する小惑星「2024 YR4」のリスクはいずれほぼ0%になると専門家)
https://gigazine.net/news/20250214-why-asteroid-2024-yr4-unlikely-hit-earth/

「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で2024 YR4のサイズを正確に計測することができれば、「この小惑星がもたらす衝撃がどれほど深刻か、またこの小惑星を逸らすのがどれほど難しいかが予測できるようになります」と言及」

2月6日の恒星の掩蔽では、正確な軌道を確定することは出来なかったようだ。

「NASAが欧州宇宙機関などと共同で運用するジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を用い、2025年3月に2024 YR4の観測を行う予定で、この中で同小惑星のサイズなどの計測が行われます。」

「2025年3月以降になると2024 YR4は地球から観測不可能な位置へと移動してしまうため、この機会を逃すと次に観測できるのは2028年頃」

この小惑星については、2月3日にブログ記事を上げている。

(2024 YR4:2032年12月22日の衝撃)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/02/04/9752201

「2025年2月2日現在、 2024 YR 4はトリノスケールで3と評価されており2032年12月22日に地球に衝突する確率は1.4%」

現在(2月13日観測)は2.1パーセントで、ここ数日は変わっていない。

「それでも衝突の可能性は極めて低い」(NASA)

「何も心配する必要はありません。これは好奇心の産物です」「あわてないでください。プロセスが進むのを待ちましょう。そうすれば確実な答えが得られるはずです」(2024 YR4を発見したハワイ大学の小惑星衝突警報システムで上級ソフトウェアエンジニアを務めるラリー・デノー氏)

「衝突確率が上昇していることを心配する人はいないはずです。これは我々のチームが予想していた通りです」「誤解のないように言うと、衝突確率はある時点でゼロに下がると予想しています」(NASAの地球近傍天体研究センターで所長を務めるポール・チョーダス氏)

小惑星の大きさ(54m)も、現在は推測に過ぎない。

今のところ、観測は毎日続いていて、JWSTでの観測が予定されているという点だけが目新しい。

正確な軌道観測が出来るのかどうかも不明だがな(未確認)。

この件、何かあればまた書く。

👀デジタル生物:実験生物学の新たな形2025年02月15日 02:59

デジタル生物:実験生物学の新たな形


(バーチャル空間に生きるデジタル生物がゼロから「目」を進化させる様子を観察する研究をMITが行っている)
https://gigazine.net/news/20250214-computationally-recreating-vision-evolution/

「マサチューセッツ工科大学(MIT)がバーチャル空間に生きるデジタル生物を用いて、目の進化を観察する研究を行っています。」

デジタル生物って何?。

バーチャル空間で生きてるってどーゆーこと??。

(もの進化を再現しながら、目をゼロから進化させる仮想ペトリ皿を作成しました。)
https://eyes.mit.edu/

・視覚のカンブリア爆発をコンピューターで再現
・単一の光感受性光受容体からの眼の出現
・なぜ目にはレンズがあるのでしょうか?
・もし目が...?視覚の進化を計算で再現
・人工カンブリア知能: シミュレーターで独自の生物を進化させましょう!
・視覚知能のジェネレーティブデザインへのロードマップ
・MIT 博物館の夜間展示イベント: バーチャル リアリティで進化する動物の目!

ざっくり目を通して分かったのは、生物の「目」の進化に特化したコンピューターの内部環境におけるシミュレーションプログラムをぐりぐりして、いろいろ実験的に調べる作業をしているようだ。

「自然界の視覚システムは単純な感光性のパッチからレンズ付きの複雑なカメラタイプの眼球まで、驚くべき多様性を示しています。自然淘汰(とうた)は数百万年にわたって、無数の突然変異を通じてこれらの目を生み出してきましたが、それらは実際に起きた進化の道筋のうち1つのセットに過ぎません。『環境の圧力が目の進化をどのように形成したのか』という仮説を検証することは、個々の要因を実験的に分離できないため依然として困難です」(MITの研究チーム)

浮沈子が若いころは、生物学というのは観察がメインで、実験というレベルの話は盛んではなかった。

まして、「進化」というのは1度きりで再現性がなく、実験の対象にすらなっていなかったからな。

プログラムは汎用機のOSかマイコン上で動いており、パンチカードかカセットテープから読み込ませる時代だ。

隔世の感があるな。

「研究チームは、さまざまな環境のバーチャル空間に生息するデジタル生物を作り出し、そのデジタル生物が物理的な目の構造と神経処理の両方を共進化させる人工的な進化フレームワークを通じ、どのように目を進化させるのかを観察する実験を始めました。」

進化を実験するというのは、新しい試みだ。

「私たちの研究は、身体化されたエージェントが視覚システムを進化させ、複雑な行動を学習する必要があるターゲットを絞ったシングルプレイヤーゲームを作成することにより、視覚を形成する進化の原理を明らかにする新しいパラダイムを導入しています」

機能の発現の揺らぎや、自然選択の仕組みをどのように実装しているのかは知らない。

静的な生命機能をシミュレーションする話は聞いたことがある。

また、プログラムを生命に見立てて、増殖させたり進化させたりという話はある。

が、実際の生命機能(ここでは「目」)をシミュレーションして、その進化の仕組みを調べるというのは初めてだな。

ここで重要なのは、複数の進化経路とか、複数の環境圧を再現できるという点だろう。

実際に、それが分かったところで、何がどうなるという話ではないのかも知れないが、進化という現象の本質的な理解につながる可能性はある。

環境への適応は、生命の生命たる所以だ。

宇宙空間への進出が果たせるかどうかもまた、その理解に掛かっているのかもしれない(浮沈子は懐疑的ですが)。

我々の子孫は、どうなっちまうのかな・・・。

😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:決断の時2025年02月15日 22:09

欧州大戦争:ウクライナ戦線:決断の時


(ウクライナメディア、トランプ1人に戦争終結を決めさせていいのか?)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-media-should-trump-be-the-one-to-decide-whether-to-end-the-war/

「今週のニュースから導きだせる我々の結論は「トランプ政権はロシアに勝利を与える準備が出来ている」で、トランプ政権が厳しい態度でプーチンに望むだろうと期待していた人がいたとしたら失望させて申し訳ない。」(kyivIndependent:以下同じ:それ以外は付記します。)

今日の航空万能論のブログは、格別に印象深い。

kyivIndependent紙(以下、「KI」)の記事の紹介だが、コメント欄まで舐めるように読んだ。

「彼らはプーチンを交渉テーブルに戻し、ウクライナにNATO加盟の道を閉ざし、侵攻前の国境線に戻すことは非現実的だと言及」

「最も注目すべきはトランプ大統領がウクライナを和平交渉の対等なパートナーと呼ぶことを拒否し、あたかもウクライナが「ロシアとの戦争」を選択したと非難した点」

「さらに鉱物資源に対するアクセスも要求し、戦争でボロボロになったウクライナの弱みにつけ込み何かを奪おうとしている。」

極悪非道のトランプ政権を糾弾し、米国の支援に頼らずにロシアを屈服させるまでウクライナが戦い続けるということなのかあ?。

「米国はウクライナにとって最大かつ最も裕福なパートナーかもしれないが、唯一のパートナーではない。つまりウクライナには欧州のパートナーがいるという意味だ。この戦争の勝者を決定するのはトランプではなく欧州だ。」

「ウクライナのNATO加盟は不可逆的な道を歩み始めている」「ロシアとの交渉はウクライナを中心に据えるべきだ」(英国のスターマー首相)

「ドイツのショルツ首相やフランスのマクロン大統領といった他の首脳らも英国の主張に合流すべき」

「米国が欧州から手を引きウクライナがロシアに敗れれば、欧州は1人でロシアと対峙することになる」

この点は、浮沈子的にも同感だな。

そして、おそらくは、欧州の政治的意思とは関係なく、米国の衰退と中国の影響力の拡大の中で、間違いなくそうなるだろう。

KIは、「欧州は1人で」と言ってるけど、寄り合い所帯であるところがむしろ問題だ。

「これはウクライナだけの問題ではない。2つの世界、相反する価値観の衝突だ。もしプーチンが勝利すれば貴方たちの世界も負けるだろう。それは今日や明日のことではないかもしれない。それでもその日は確実にやってくる」

今、この言葉に触れると、対立を演出し、恐怖を利用して引き込もうとする罠であったことがハッキリと分かる。

しかし、ウクライナの我田引水は別としても、西側やロシアの意図、そして来るべき未来への洞察は確かだ。

世界は、この言葉の通りになろうとしている。

「ロシアはウクライナと戦争しているのではなく西側諸国と戦争しているのであって、幾つかの国が我先に逃げ出せば、残された国は必ず戦争に巻き込まれるはずだ」

うーん、つーことは、一刻も早く逃げ出した方がいいってことかあ?。

米国は、正に、一番乗りで逃げ出したわけだな(そういうことかあ?)。

逃げ出しただけならまだしも、ロシア側に付いて、一緒になって欧州とウクライナを蚕食し出している(そういうことかあ?)。

「トランプはロシアが戦争に勝利するのを黙認するだけでなく、ロシアが勝利するのを手助けする用意があるかのように振る舞っている」

「この戦争に妥協はあり得ない。ロシアが勝利し西側が負けるか、西側が勝利しロシアが負けるかのどちらかだ。」

ハッキリ言って、もう、勝負はついちまった。

米国が降りた舟に取り残された欧州は、生き残りを賭けてウクライナを舟から突き落とすしかない(そ、そんなあ!)。

「欧州よ、決断するなら今しかない」(そういうことかあ?)

まあいい。

欧州にとって、米国の裏切り(寝返り?)は許せないに違いない。

トランプ政権の政策選択が一時的なもので、4年後には元に戻ると考えることは危険だ。

まして、2年後の中間選挙までが凌ぎどころなどというのは甘過ぎる。

最低でも、バンスが跡目を継いで向こう12年は続くと見ておくべきだろうな。

それは最低の話で、実際には後戻りのない一本道の可能性が高い。

今回の航空万能論ブログ管理人のコメントにも注目だ・・・。

「世界には幾つもの正義と都合が渦巻いている。」(航空万能論ブログ管理人)

「非常時における力の根源は軍事力」(同上)

「欧州は武器システムの主権を取り戻すためITAR Free化を進めているものの、結果出るまでには相当時間がかかるだろう。」(同上)

ITARって何?。

「ITAR規制とは何ですか?
AI による概要(一部加筆)

ITAR(国際武器取引規則:International Traffic in Arms Regulations)とは、米国政府が管理する規制で、米国製の武器や技術の輸出をコントロールするためのものです。

【ITARの主な内容】
・米国軍需品リスト(USML:United States Munitions List)に記載されている製品や技術の輸出、再輸出、再移転を規制する
・米国国外で防衛技術データを外国人へ提供することも規制する
・ITAR環境に保管されている防衛関連品について、ライセンスやその他の認可を得ることができるのは米国人に限られる

【ITARの適用範囲】
・日本企業であっても、販売代理店契約などにより米国製の規制品目を取り扱う場合、ライセンス契約により国産化する場合、米国の技術者からのコンサルティングを継続して受ける場合などはITARの適用行為となる
【ITARの管理主体】
・米国国務省の武器取引管理局(DDTC:The Directorate of Defense Trade Controls at. U.S. Department of State)が所管している
・米国輸出改革(ECP:?)により改正が頻繁であるため、最新の法令の確認に注意が必要です

【ITARの違反】
・違反が発生した場合、罰金または懲役またはその両方が科せられます。」

航空万能論の関係記事もある。

(欧州が取り組む武器システムの主権回復、ITAR Freeがトレンドに浮上)
https://grandfleet.info/european-region/european-efforts-to-regain-sovereignty-over-weapons-systems-itar-free-becomes-a-trend/

「ITARに指定された米国の技術や部品を1つでも採用すると「開発した武器システムの主権が保てなくなる」」

「欧州はウクライナとロシアの戦争を通じて「武器システムの主権確保が如何に重要か」を再認識し、米国の国際武器取引規制=ITARを回避する代替技術の開発、既存システムから当該技術や部品の排除、ITAR Freeで設計した武器システムの開発を進めている。」

詳細は割愛する。

つまりだな、ウクライナのみならず、欧州の運命もまた米国に握られちまっているわけで、ウクライナなんて二進も三進も(にっちもさっちも)いかなくなることは明白だ。

命運は尽きている。

「kyivIndependentの訴えは「表面的な政治的行動」のみ」(航空万能論ブログ管理人)

「実現させる能力が欧州の防衛産業(実際には西側諸国の全防衛産業)には欠けている」(同上)

「基本的に米国抜きでウクライナへの武器支援は成り立たないため、米国の調停を拒否して「欧州だけでやる」というは無謀」(同上)

航空万能論は、戦場観察(主に陸戦ですが)の貴重な情報源の一つで、兵器についても詳しい記事が載る。

ウクライナ側の情報源は限られているけど、現政権に批判的な記事も取り上げ、ウクライナ軍の問題点(あまり突かれたくはないんでしょうが)を知る上では、日本語メディアとしては唯一な感じだ(未調査)。

心情的には、ウクライナに寄り添っている感じがするな。

「トランプ政権の登場によって「ウクライナ人が追いやられた立場」は十分理解できるし、単独で対抗できない以上「誰かに依存するのも仕方がない」と分かっているし、切実な状況を訴える文面からは「悲痛な叫び」が伝わってくる」(同上)

が、戦場は気分では動かない。

砲弾で動く(そうなのかあ?)。

「政治的に決断したところで「砲弾100万発の供給」と同じ結果に陥るだけだ。」(同上)

北朝鮮は、800万発の砲弾をロシアに供給したと言われている。

ロシアの年間生産力の2倍だ。

欧州が、100万発の砲弾をウクライナに供給できたのは、1年遅れの話だ。

いや、もう、話にも何にもならない。

コメントも初めて全部読んだが(普段は読みません)、印象に残ったのは、ウクライナが足抜けしようとして失敗したという見方だ。

「現実は甘くは無かった
2025年 2月 15日」

「ウクライナは歴史的にずっと東側の国家」

「西側に鞍替えしようとして足抜けが上手く出来ずに元宗主国のロシアと揉めた結果こうなっている。」

「ロシアに勝てていたなら話は全く別で新たな西側諸国の一員としてデビュー出来ていただろうけど、残念ながらその未来は訪れそうもない」

まあ、先のことは分からないけど、バルト3国とかは上手くやった(足抜け出来た)わけで、欧州はせめてここだけはキープしておきたいかも知れない。

浮沈子的には、ムリポと見ているけど(カリーニングラードやスバルキギャップ、バルト海の制海権など)、少なくとも欧州が自前でロシアと対抗できるまでの時間稼ぎとして機能させておかなければならないだろう。

うーん、足抜けに失敗したわけかあ。

なんか、こう、妙に腑に落ちた感があるんだがな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ、米の支援なしで存続できる可能性「低い」=ゼレンスキー氏)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/PX7LI4K47BLSXIA6KLZZONZPSU-2025-02-15/

「プーチン氏が交渉のテーブルに着いたのは戦争を終わらせるためではなく、ロシアに対する世界的な制裁を一部解除し、軍の再編成を可能にする停戦合意を得るためだ」(ウクライナのゼレンスキー大統領)

停戦交渉だからな。

長期に渡る休戦でもなければ、戦争を終結させる終戦でもない。

「これがまさに彼が望んでいることだ。停戦のために一時停止し、準備し、訓練し、制裁の一部解除を望んでいる」(同上)

「米国の支援なしにはロシアの攻撃に耐え抜く見込みはほとんどない」「おそらく非常に困難になるだろう。そしてもちろん、どんな困難な状況でもチャンスはある。しかし、米国の支援なしに生き残れる可能性は低いだろう」(同上)

この発言がどういう文脈で出てきたものかは知らないが、トランプなりバンスなり、或いは他のルートから米国の支援が打ち切られることを告げられたに違いない(未確認)。

「トランプ大統領は12日、ロシアのプーチン大統領、ゼレンスキー氏とそれぞれ電話でウクライナ戦争終結について協議した。」

ゼレンスキーが制裁解除に触れているのが目新しい。

ロシアに対する徹底的な経済制裁とウクライナに対する更なる支援で形勢逆転を狙っていたわけだが、その目論見は潰えた(たぶん)。

重要なのは、欧州の支援だけじゃダメという点だろうな(そうは明言してないけど)。

この記事を取り上げたのは、そのことが確認できたからでもある。

米国の支援がなければ、継戦能力を失うことについては、これまでも報道されたことがあると記憶している。

また、昨年の今頃は、米国下院の予算審議の停滞で、CIAの見立てでも敗戦濃厚な事態に陥っている。

ゼレンスキーの認識は正しいだろう。

欧州の支援だけじゃ勝てないどころか、「生き残れる可能性は低い」だとさ!。

やれやれ・・・。

(対米交渉に大物3人と報道 ロシア、大統領補佐官ら)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/385954

「戦争終結に向けた対米交渉のロシア側代表団に、ウシャコフ大統領補佐官やナルイシキン対外情報局(SVR)長官、ドミトリエフ・ロシア直接投資基金総裁の「大物」3人が入る」

記事は、ドミトリエフ氏に注目している。

「交渉の鍵を握る人物になる可能性」

経済制裁の解除へ向けての地ならしというところか。

(ロ大統領府が高官級の交渉チーム編成中、ウクライナ巡る米国との直接協議にらみ 情報筋)
https://www.cnn.co.jp/world/35229451.html

「米国とロシアがロシア・ウクライナ間の和平合意締結に取り組む中、プーチン大統領の側近のキリル・ドミトリエフ氏が米国との経済関係の修復に注力する見通し」(チームの任命に詳しい複数の情報筋)

交渉メンバーもほぼ決まり、ウクライナを置き去りにして停戦条件が決まっていく。

もちろん、メニューに載る欧州も同じだ。

確認しておこう。

欧州がこれからどれだけジタバタしても、米国が手を引いた後のウクライナを支えることは出来ない(断定的!)。

米国が要求する安全保障も提供できないだろう(未確認)。

欧州の選択肢はただ一つ。

ウクライナをボートから突き落とすことだけだ(そんなあ!)。

それだけじゃ済まないだろうしな。

バルト3国が再度併合されるのも時間の問題になった(そうなのかあ?)。

浮沈子は、ルーマニアとかも怪しいと見ていたけど、やっぱ本命のバルト3国の方が蓋然性が高い気がしてきている(テキトーです)。

トランス二ストリア(沿ドニエストル共和国)の件があるから、まだ、完全に消えたわけじゃないけどな(いずれは併合されるだろう)。

まあ、どうでもいいんですが。

欧州は、KIの記事とは異なる文脈で、決断を迫られている。

ロシアとのドンパチを3年間続けてきたゼレンスキーの見立ては正確だ。

ロシアは停戦はするだろうが、戦争を止めることはない。

欧州がどんな決断をしたとしても、ロシアとの直接対決の日は必ず来る。

そこには米国の影も形もないだろう・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ゼレンスキー大統領、欧州軍の創設提言 ミュンヘン安全保障会議)
https://mainichi.jp/articles/20250215/k00/00m/030/217000c

「欧州と米国の古い関係は終わった。欧州のために警告する。欧州の軍隊を創設する時がきた。自分の未来を自分で決めるべきだ」(ウクライナのゼレンスキー大統領)

「トランプ米大統領について「欧州を市場として見ているが、同盟相手としては分からない」とも発言」

名前を変えても、実態は何も変わらないだろう。

欧州軍だろうが、米国抜きNATOだろうが、ロシアに対する十分な抵抗勢力とはならない(物理的にムリポ)。

NATOが抑止力として機能するためには、米軍の関与が死活的に重要になるからな。

骨抜きのNATOは、何の役にも立たないだろう。

さらに、ウクライナを支援するかどうかは、正に欧州自身が決めることだ(おまいに言われたくない!)。

それより、米国が欧州から手を引くことを前提としたゼレンスキーの発言は、逆に欧州のウクライナに対する態度を硬化させる恐れがある。

欧州は、一丸となって米国を引き留めに掛かるはずだからな(そこんとこでは、一致団結間違いない!)。

しかし、ゼレンスキーは相変わらず、上から目線だなあ・・・。

まあいい。

それより、欧州=市場オンリー発言(そうなのかあ?)は、ビミョーな米国批判を含んでいるっぽい点が気になる。

ウクライナは、米国を敵に回す気なのかあ?。

それは、反応の鈍い欧州を、同時に敵に回すことになりかねない。

今までの恩を仇で返す気なのかあ?。

まあ、恩とは思ってないだろうけどな(逆に、これまでロシアを痛めつけてきたことを西側に対して恩着せがましくアピールしているしな)。

国家は国益で動く。

ウクライナは、あくまで自国の国益を追求する。

それでいいし、それしかない。

浮沈子は、別にゼレンスキーやウクライナを非難しているわけじゃない。

誰が何と言ったかよりも、何がどうなっているかが重要だ。

トランプは、わが物顔にふるまっているように見えるかもしれないが、米国もまた国益で動いている。

何が国益かは、国によっても時代によっても千差万別だ。

米国の国益は変わっちまった。

それにどう対応するかが問われている。

ウクライナが米国から欧州に軸足を移そうとしていることは間違いないが、その方向性が正しいかどうかは分からない。

同じ舟の上にいるのは、もう欧州だけだからな。

何としても、抱き着いてでもしがみついてでも、突き落とされないようにしなければならない。

「ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は選択肢から外されてはならない」(ゼレンスキー大統領)

いささか聞き飽きたフレーズも、この状況では違って聞こえるような気がする・・・。