熊本地震2016年04月16日 07:56

熊本地震


連続する地震で、甚大な被害が出ている。

多数の死者、行方不明者、けが人の報告がある。

遠く離れたパラオからは、手も足も出ない。

建物や橋梁、ダム(!)の被害も出ているようだ。

熊本空港は、ターミナルビルが危険な状態ということで、全面閉鎖になったそうだ。

14日から続く地震で、16日1時過ぎの地震が本震だという。

その前は、前震だったということになるのだが、本当にそうなんだろうか?。

今後、今以上の規模で地震が起これば、この揺れも、実は前震だったということになりはしないのか。

陸上の断層の活動で発生しているようだが、その予兆はなかったんだろうか。

計り知れない自然の活動に、人間が出来ることは限られている。

その限られた対策は十分だったのか・・・。

いつものパターンだな。

何かが起こると、後知恵で問題を指摘して、その対応を非難する。

食堂で、朝のニュースを見ていると、余震が立て続けに発生している。

九州中部全域が揺れに見舞われている。

押しつぶされたような建物の様子が流れている。

救助活動は、全く追い付いていない。

諦めないで、続けるしかない。

時間との勝負が始まっている。

そのニュースを聞きながら、浮沈子は今日もCCRで潜る。

なんとも複雑な心境だな・・・。

楽しいことは2016年04月16日 16:55

楽しいことは


25人の死者が報じられている熊本地震。

震源が東に移動しており、他の断層への影響も懸念されている。

そんな中、DD前でインスピレーションのテクニカルレベルのコースということで、今日も器材のトラブルにもめげず、輪ゴム付き弁当からチョイスした野菜炒め弁当に、サキさんのおばさんからの小魚の佃煮を加えて、ガッツリと栄養を付けて潜っている。

オープンサーキットで潜る回数が増え、頭の中がそっち寄りになっているところを、強制的に切り替えようとしている。

4日目になり、コンフィギュレーションも徐々に煮詰まってきた。

明日は、別の調整をしてみようと思っている。

ドヨーンとしたDD前の小さな生き物たちが、徐々に目に入るようになってきた。

相変わらずジタバタしてはいるが、ハイセットポジションのままの安全停止、バックアップのペトレルの切り替えなどは、かなり慣れてきた(出来るようになったというのとは、別の話ですが)。

テッセラクトのブラダーが、サイレントダイビングのトラベルフレームでは広がってしまい、左右のバランスがとりにくくなっている。

今後の課題だな。

新しいコンフィギュレーションには、新しい工夫を、というところか(スキルが付いていかないんで・・・)。

深度維持の精度が限りなく求められていて、もう、ビタッと止まれないとOKが出ない。

トリムを維持しようとして、スカーリングすると、バツ印を食らう・・・。

力を抜くと、直立する(つーか、ベイルアウト側に傾く)。

ゆっくりと泳いでいる分には、全く問題ない。

今回のトレーニングも、あと2日。

明日はボートが使えそうだ。

楽しいことは、早く過ぎていく。

それでいい。

次回の日程は未定だが、なるべく早く来て、続きをやりたいな。

その頃までには、熊本地震も収まっていて欲しいものだ。

やはり、気になって仕方ない。

何が出来るわけでもない。

災害と向き合って暮らさざるを得ない。

恐怖と不安。

しかし、その中で生活し、泣いたり笑ったりして生きていく。

そういうものなんだと、頭では分かっていても、やはり釈然としない。

涼しい海風に吹かれながら、もっともらしいことを書いても、どこか実感がない。

午後の傾いた陽に照らされている眩しい海、白い船、緑の島、明るい空・・・。

南の島にどっぷり漬かって、浮沈子の脳細胞はふにゃふにゃになっている。

BGMを聞きながら、運動の後の心地良い眠気に抗い難い状況だ。

夕食には、まだ早いな。

ひと眠りしよう・・・。