🪓キーボード:鉞を投げる:ハンダ付けの極意2026年04月02日 19:15

キーボード:鉞を投げる:ハンダ付けの極意
キーボード:鉞を投げる:ハンダ付けの極意


(基板から自作キーボードを作った!脱Pro Micro!)
https://qiita.com/kakudo415/items/0b8c07e30ee52c34cdf7

「Pro Microに頼らない自作キーボード作りに挑戦しました。」

てっきり、ラズパイ関係の記事だと思って読み始めて驚いた。

「使ったもの:
・ATmega32U4-AU
・USB Type-C レセプタクル (CX70M-24P1)
・各種抵抗・コンデンサ・水晶発振子
(以下略)」

なんと、マイクロチップ(開発用基板ではない)を、自分でプリント基板に実装する話だった(マジか?)。

設計自体に特に変わったことはない。

左右分割配置だけど、キーマップが示されているわけでもなく、そこはこの作者のメインのこだわりではないということか。

「はんだ付け:
細かいパーツが多いので小さい場所をも見通す心の目と気合いが重要です。」

いやあ、もう、無理!。

「マイクロコントローラー
ATmega32U4には0.5mm間隔で44本のピンが付いているのでそれを全て正確にランドに固定しなければなりません。
このような細かい間隔で足が並んでいる場合ははんだゴテにはんだを付けてからフラックスを塗った足の上を滑らせるように一気にはんだ付けすると上手くいきます。」

昔、テレビか何かでプロの職人さん(確か、女性でした)が、そのやり方でチップの足をハンダ付けしているのを見た記憶が蘇った。

この方も苦労している。

「はんだ失敗!
息をするように失敗したのでまとめます。

マイクロコントローラー
そもそもの位置合わせに失敗して、正方形のチップの3辺をはんだ付けしたところで最後の1辺がどうしてもずれることに気づいて焦りました。
足が折れたら終わりなので曲げる時は気が気ではありませんでしたが、ずれた11本を少しずつずらして対処しました。

更には4箇所しっかりブリッジしたので、フラックスを付け直しもう一度はんだゴテで撫でるようにして直しました。」

USB Type-C レセプタクル(直付けのメス側)は更に悲惨だ。

「大半のレセプタクルがリフローを前提にした構造になっているので、手ではんだ付けする方は必ずデータシートなどをよく読んで手ではんだ付け可能かどうかを調べるようにしてください。
今回使ったCX70M-24P1は0.4mm間隔で18の足が並んでいて中々にはんだ付けが難しかったです。
正直、目では上手くいったか確認不能なので10倍くらいのルーペを用意されたほうが良いです。」

「この部品は6本のスルーホールの足と18本の表面実装の足で構成されているのですが、先にやりやすい方からやって固定したほうが楽かと思ってスルーホールから手を付けましたが、表面実装側がずれてしまいやりなおしました。
精度がシビアな側(今回なら表面実装)を先にやるべきですね。」

「USBデバイスが無効です
上手くはんだ付けできた!とMacに繋いでみるとこのメッセージが出て、更にはUSB端子付近がだんだん熱くなってきたので慌てて抜きました。
これはVCC-GND間がショートしていることが原因でした(そりゃ熱くなりますね、危ない...)」

図を見ても良く分からないんだが、とにかくこのUSBソケットの端子をハンダ付けするというのは想定を超えている。

これに比べれば、遊舎工房の練習用基板で浮沈子が付けそこなったLEDなんざ、バケツでハンダ付けしてたようなもんだろう(1mm間隔くらいだからな:倍以上か)。

まあいい。

記事を読んでいてワケワカの用語が出てきた。

「ファームウェアプログラミング
・・・
LAYOUTマクロついて良く分かっておらず雰囲気でやっているので、ご存じの方がいらっしゃればマサカリを投げていただけると嬉しいです。」

んっ?、「マサカリを投げる」って、なに?。

(マサカリを投げる)
https://wiki.infra-workshop.tech/5a7d4f0983d28c11a37ff25e

「マサカリを投げるとは、(主に技術的な)コメントを投稿する。
という意味である。

起源は不明だが、最初は批判的かつ高圧的な意見を指していてネガティブな言葉として使われていた。
現在もその意味で利用されることはあるが、質問を快く受け取り訂正していくことでより良い学びにする習慣やマインドが浸透してきたのか「間違ってるところは遠慮なく言ってくれ!」という意味で「マサカリ投げてください」と言われるシーンが増えてきた。」

「なお、これは現状のところ @0Delta の個人的主観なので、マサカリを歓迎します。」

この方のノリもいいな・・・。

「最下段の左右3つずつは作っていて使わない気がしたので外しました」

キーマトリクス上は4×12の48キーだが、最終的には42キーとなっている。

バランス的にもこの辺りがいいに違いない。

基板上にマイコン本体(コンデンサや抵抗、水晶発振子等含む)というのは、浮沈子には想定の範囲外だ(物理的にも(手が震える)、生理的にも(目がよく見えない)にも不可能)。

この方のデザインでは、ちょうど中央部に、左右にキーを分離させるスペースとして配置している。

直付けでなくても、それこそプロマイクロの開発ボードでも良かったのかもしれないけど、脱プロマイクロに拘りがあったんだろう(未確認)。

シンプルな構成なので、配線図も見やすく分かりやすい。

キーマトリクス配線のサンプルのようだ。

今日は、アルテミス2号の打ち上げを見て(直前に寝落ちして、ライブでは見損ないました:やれやれ・・・)、午前中は雨でうだうだし、午後からもこの記事読んだり、練習用基板のマクロを弄ったりして過ごした。

USBソケット(開発ボードに付いてるやつ)への抜き差しで、固定が緩んだりするのが不安だったので、近所の100均で「タイプCオス↔タイプAオス」と「タイプAメス↔タイプAオス」のケーブルを買ってきて、その間で挿抜して力が掛からないようにする仕掛け(という程のものかあ?)を施した。

が、「タイプCオス↔タイプAオス」がに差しっぱなしになり、それでかえってソケットに力が掛かるのではないかと不安になりだす。

まあいい。

ケース側に引きまわして、ガッチリねじ止めするソケットにしない限り、何をやっても同じだからな。

ハンダ付けの練習用基板にそこまで要求するというのは酷だ。

もし、自作キーボードを本気で作ることになれば、そこは拘りたいところだ。

最近は無線接続が流行っている。

市販品ではそれが当たり前になっているし(USB(有線)、2.4GHz、ブルートゥースの3方式)、分割キーボードを中心に、ブルートゥース接続も増えてきている(2つを繋げるケーブルも煩わしいからな)。

じゃあ、有線接続は消えて無くなるのかといえばそうでもない。

モニターとの適切な配置、接続の安定性、電源関係の管理など、業務用を中心とした需要が消えることはないからな。

まあ、今時は殆どがノートパソコンになってるけどな。

それに、無線方式だとしても、乾電池やボタン電池でない限りは、充電経路としてUSB接続の端子(ソケット)は必要になる。

自作キーボードの場合、むき出しでケースレスで使われることが多いので、そこのところは難しいところだ。

解決方法がないわけではなく、ソケットをにねじ止めし、配線は一度リボンケーブルなどで浮かせて、マイコン直付けの端子から取るか、開発ボードをつかうならそのUSB端子から取るかすればいい。

コストと手間に見合うメリットは十分あるだろう。

ソケットが壊れればお釈迦だ。

まあ、コストの半分はキースイッチとキャップで、制御用マイコンはごく一部に過ぎないからな。

コンスルーやキーソケット仕様にしておけば、開発ボード買いなおせば、手間さえかければ修理可能だ。

直付けの時はどーする!?。

中国の製造業者は最低発注数が5枚らしいから、まだ、4枚もあるからな。

問題ない(そういうことかあ?)。

譲れない一線が見えて来て、浮沈子理想のキーボードの骨格が出来上がり始めている。

・一体型
・「ー」キー、カーソルキーの独立
・親指でかな漢字変換
・40パーセントキーボード
・ロースタッガード配列
・QWERTY配列
・チェリーMX互換(クリッキー)
・防水・防塵仕様(最大の難関か)

結構、コンサバな感じだ。

持ち運びせず、人様に使って頂くことも考えていない。

浮沈子の、浮沈子による、浮沈子のための自作キーボード。

それを求める旅はこれから始まるけど、道は遠いな・・・。