セルワールド ― 2012年05月16日 23:46
セルワールド
細胞といえば、共産党の下部組織だと思ってしまう方は、きっと辛い時代を経験しておられるのでしょう。
(細胞 (政党))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E_(%E6%94%BF%E5%85%9A)
で、今回は生物のモト(基本単位)である「細胞」の話。
(細胞)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E
ウイルスが生物であるか、もっと言えばプリオンが生物であるかは別にして、(少なくとも地球上の)生物は細胞からできている。細胞が1つだけでできているのが、単細胞生物である(そう呼ばれる人もいるが、もちろん比喩的な表現。成人は約60兆個の細胞からできているといわれている)。
2つ以上の細胞からできているのが多細胞生物だが、別に多いから偉いという訳でもない。上記のウィキペディアの記事は、あまり良質の記事とは言えないし、内容も少し古い。
多少偏りはあるが、このページは学校の先生が作ったので、高校生レベルの知識を概括して復習するにはちょうどいいかも知れない。
(細胞生物学の世界へようこそ)
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/celltop.htm
ちなみに、どちらかといえば単細胞生物に近い私は、およそ理解できていない。冒頭で宣伝している教科書を買い求める気もさらさらない。
「生命とは何か?」という問いは、誰でも一度は発したことがあるだろう。デカルト的手法で、どこまでも生命(生物)を細分化していくと、分子、原子の世界に行き着く。それじゃあ、その分子や原子を組み合わせていけば、簡単に生命(生物)が出来上がるかというと、そうは問屋が卸さない。
そこには、単なる偶然とは思えない、驚異の構造や働きがあって、いったい誰がどのようにして考えたんだろう!と思うような巧妙細緻な仕掛けになっている。
気の遠くなるような時間と、膨大な試行錯誤を繰り返して辿りついた神秘の世界がそこにある。こんなビデオを見つけたので紹介する。
(驚異の小空間「細胞」~大きく発展をとげた生命科学の10年~:フラッシュビデオ出ます)
http://sc-smn.jst.go.jp/playprg/index/971
生命科学の世界は日進月歩である。今、最もホットな話題はiPS細胞だろうが、それさえもいずれは過去へと置き去られる運命にある。
(人工多能性幹細胞)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
文字通り、生命をデザインする時代は目前に迫っているのだ。
(合成生物学)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%88%90%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6
こんな怪しげな大会も開かれている(知りませんでした!)。
(iGEM)
http://ja.wikipedia.org/wiki/IGEM
こんなのもある。
(BioBrick)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BioBrick
細胞は、その絶妙な仕組みを工学的に利用して、人間にとって有用な物質を得るための工場になっているようだ。
因みに、ブリックとは「レンガ」のことである。
(ボルボ・240)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BB240
レースカーの活躍で、フライング・ブリックと異名をとった名車である(細胞の話とは関係ありません)。ボルボといえば、安全神話。かつてのコマーシャル、覚えてますか?。
(VOLVO Safety CM '85:ビデオ出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=WnM6GRLldP8
850が崖から落ちるのもある(ここまでやるか?)。
(Volvo 850 crash:ビデオ出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=aN4o8TERuoY
細胞工学は、下手をするとバイオテロリズムに悪用されかねない。いや、野放図に商業主義に委ねることすら危うい。例えば、種苗会社が自分の商品であるタネ以外の種を駆逐するウイルス(細胞ではないが)を開発してばらまいたら、寡占状態になってぼろ儲けができる。
すでに殆どの種苗会社が売るタネは、交配した種子から育った雑種第1代(F1)でしか、その優れた形質を発現できないように設計されている。雑種第1代の種子から育った雑種第2代はダメなのだ。農家は永遠にタネを買い続けなければならないことになってしまっている。
(タネが危ない理由)
http://www.eco-online.org/2012/01/12/%E3%82%BF%E3%83%8D%E3%81%8C%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1/
ボルボのように(崖から飛び降りろとは言わないが)、徹底した安全試験を行って、アクシデントが起こらないようにしてもらいたいものだ。
細胞といえば、共産党の下部組織だと思ってしまう方は、きっと辛い時代を経験しておられるのでしょう。
(細胞 (政党))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E_(%E6%94%BF%E5%85%9A)
で、今回は生物のモト(基本単位)である「細胞」の話。
(細胞)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E
ウイルスが生物であるか、もっと言えばプリオンが生物であるかは別にして、(少なくとも地球上の)生物は細胞からできている。細胞が1つだけでできているのが、単細胞生物である(そう呼ばれる人もいるが、もちろん比喩的な表現。成人は約60兆個の細胞からできているといわれている)。
2つ以上の細胞からできているのが多細胞生物だが、別に多いから偉いという訳でもない。上記のウィキペディアの記事は、あまり良質の記事とは言えないし、内容も少し古い。
多少偏りはあるが、このページは学校の先生が作ったので、高校生レベルの知識を概括して復習するにはちょうどいいかも知れない。
(細胞生物学の世界へようこそ)
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/celltop.htm
ちなみに、どちらかといえば単細胞生物に近い私は、およそ理解できていない。冒頭で宣伝している教科書を買い求める気もさらさらない。
「生命とは何か?」という問いは、誰でも一度は発したことがあるだろう。デカルト的手法で、どこまでも生命(生物)を細分化していくと、分子、原子の世界に行き着く。それじゃあ、その分子や原子を組み合わせていけば、簡単に生命(生物)が出来上がるかというと、そうは問屋が卸さない。
そこには、単なる偶然とは思えない、驚異の構造や働きがあって、いったい誰がどのようにして考えたんだろう!と思うような巧妙細緻な仕掛けになっている。
気の遠くなるような時間と、膨大な試行錯誤を繰り返して辿りついた神秘の世界がそこにある。こんなビデオを見つけたので紹介する。
(驚異の小空間「細胞」~大きく発展をとげた生命科学の10年~:フラッシュビデオ出ます)
http://sc-smn.jst.go.jp/playprg/index/971
生命科学の世界は日進月歩である。今、最もホットな話題はiPS細胞だろうが、それさえもいずれは過去へと置き去られる運命にある。
(人工多能性幹細胞)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
文字通り、生命をデザインする時代は目前に迫っているのだ。
(合成生物学)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%88%90%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6
こんな怪しげな大会も開かれている(知りませんでした!)。
(iGEM)
http://ja.wikipedia.org/wiki/IGEM
こんなのもある。
(BioBrick)
http://ja.wikipedia.org/wiki/BioBrick
細胞は、その絶妙な仕組みを工学的に利用して、人間にとって有用な物質を得るための工場になっているようだ。
因みに、ブリックとは「レンガ」のことである。
(ボルボ・240)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%BB240
レースカーの活躍で、フライング・ブリックと異名をとった名車である(細胞の話とは関係ありません)。ボルボといえば、安全神話。かつてのコマーシャル、覚えてますか?。
(VOLVO Safety CM '85:ビデオ出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=WnM6GRLldP8
850が崖から落ちるのもある(ここまでやるか?)。
(Volvo 850 crash:ビデオ出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=aN4o8TERuoY
細胞工学は、下手をするとバイオテロリズムに悪用されかねない。いや、野放図に商業主義に委ねることすら危うい。例えば、種苗会社が自分の商品であるタネ以外の種を駆逐するウイルス(細胞ではないが)を開発してばらまいたら、寡占状態になってぼろ儲けができる。
すでに殆どの種苗会社が売るタネは、交配した種子から育った雑種第1代(F1)でしか、その優れた形質を発現できないように設計されている。雑種第1代の種子から育った雑種第2代はダメなのだ。農家は永遠にタネを買い続けなければならないことになってしまっている。
(タネが危ない理由)
http://www.eco-online.org/2012/01/12/%E3%82%BF%E3%83%8D%E3%81%8C%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1/
ボルボのように(崖から飛び降りろとは言わないが)、徹底した安全試験を行って、アクシデントが起こらないようにしてもらいたいものだ。
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