乾坤一擲2012年05月29日 01:10

乾坤一擲


「けんこんいってき」というのだそうだ。

(乾坤一擲)
http://homepage1.nifty.com/kjf/China-koji/P-108.htm

なんだ、講和した敵(項羽)を後ろから襲って天下を手にした高祖劉邦の話じゃん!。

(劉邦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%89%E9%82%A6

天下を賭けた大博打のことなのだそうだ。

で、今話題の野田ドジョウとブルドッグ小沢の一騎打ちである。乾坤一擲の会談なんだそうだが、アホらしくて見ておれない。

好きにしてくれ!。

消費税とは、民から財を搾り取る最も愚かな手法であると信じて疑わない。そんな税金を払うのはご免被りたい。きちんと納税者に還元される政策を行えば、誰だって脱税しようとは思わない。それができないから卑劣な一律課税を行うのだ。

悪税と言えども、税は税というところか。

庶民に辛く、金持ちに優しい税制である。もっとも、庶民に優しい税制などはあり得ない。金儲けは、貧乏人から少しずつ、というのは昔からの定法だ。そもそも課税を行う権力者の多くは庶民ではない。

まあ、悪たれをつくのはこの辺にして、本当に大切なことは、集めた税金を何に、どのように使うかということである。税によって賄われる事業は、誰にとって必要なのか、それは国民全体の福祉の向上のためになるのか、その方法で良いのか、もっと良い方法はないのか。

乾坤一擲の会談は、そのことについての真剣な話し合いの場であって欲しい。