熱いタルガ2013年03月12日 01:54

熱いタルガ
熱いタルガ


伊豆某所のダイビングプールから、西湘バイパス経由で帰ってきて、速攻で車庫証明の手続きを済ませる。

不動産屋と所轄署に出向き、14日交付ということで、2100円を納める。不動産屋は無料だ(良心的である。ハンコ押すだけだし・・・)。

帰宅後は、洗濯したり、寛いだりする。

なにしろ、この3日間は、空冷ポルシェの購入と、サイドマウントリブリーザーの稼動テストという2大イベントをこなしたわけだ。

お疲れ様・・・。

で、今日は、こんなページを見つけてしまった。

(ポルセキ新聞 タルガ万歳)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/

雑誌の編集者の個人的なブログである。

購入した83タルガと同じ、黒の89タルガを、10年に渡って維持している。

元の車の程度もいいし、6万キロの走行距離も羨ましい。

浮沈子の購入した車と比較するのは、フェアではない。

しかし、250回に及ぶ記事を一気読みして、タルガを選んで本当に良かったと思った。

ちなみに、川口の84クーペは、売れてしまったようだ。悔いはない。

ボディが強化された89タルガと、鉄板が4分の3の厚さの83タルガでは、乗り味もまた違うことだろう。

ガラスのクラッチは、同じなのだろうか。

オイル漏れとバッテリー上がりに悩むブログは、現実の930ライフが順風満帆ではないことを、如実に語りかけてくる。

その一方で、930タルガが似合うジジイになりたい、などと、一生モノの入れ込みようだ。

そこまで夢中にさせる、タルガの魅力とは何なのだろうか。

911のスポーツカーとしての魅力と、オープンドライブを満喫させてくれるファンカーの魅力を兼ね備えているからだろう。

その意味では、スピードスターも同じだが、日常使いもできるファミリーカー(?)としては、タルガに軍配が上がる。

著者のお子さんの成長が、随所に現れていて、10年のときの流れを感じさせる。しかも、その間、愛車に対する情熱は、冷めるどころか益々熱くなる。

小修理のティップスなどは、大いに参考になりそうだ。

今後の記事にも期待したい。

SMCCR構成図2013年03月12日 23:29

SMCCR構成図
SMCCR構成図


なんだかんだいって、構想3か月、製作2週間で作り上げたサイドマウントリブリーザー、名付けて「浮沈子号」(ダセー!)。

画像は、その構成図である(オリジナルとの違い、分かります?)。

材料は、APD製のインスピレーションを一式(エボリューション、またはエボリューション+でも可)、XsScuba製のBCインフレーター用のカプラー3セット、その他、フタマタのマニフォールドなど、怪しげな部品多数・・・。

純正部品としては、1本70cmで売ってくれる蛇腹ホースを2本使った。

何としても、世界初のサイドマウント・インスピレーションを作るのだ、という気迫を少々加えて、グツグツと煮込むと出来上がる。

まだ、中圧ホースの長さを決めていないので、イカスミ・スパゲッティのように、余ったホースがとぐろを巻く。

この週末で、伊豆の某ダイビングプールで、無事にデビューを果たし、なんとか水中で使い物になることは、わかった。

これから詰める箇所も多い。

たとえば、純正のゲージは、ホースが固く長さも長く、いい位置に収まらない。マイフレックスの高圧をゲットして、ついでにダサイ純正ゲージにもおさらばして、かっこよく決めてみたい。

まあ、水中でゲージのオシャレしても、しょうがないんですけど。機械式腕時計じゃないんだから。

2本抱き合わせにしたタンクの位置も問題だ。

今回は、ケースもなく、浮沈子の目論見である本体と直列に繋ぐコンフィギュレーションが試せなかったのは痛いが、背中側にキャニスターを追いやって、その下にタンクを付けるというのも有りだ。

こんないい加減な構成で潜っても、水中の抵抗は明らかに減る。

フィンで蹴っても、惰性が付いて、止まることなくユルユルと長い距離を進むことができる。

気分は世界水泳選手権である。スピードの水着を着た、イアンソープになった気分だ!(オーバーですが)。

流れがあったり、長い距離を移動しなければならなかったり、水中スクーターを使う時でさえも、水の抵抗が少ないことが、ガス持ちの良さや、疲労の軽減につながり、バッテリーの消費少なく、長距離の移動を可能にするなど、いいこと尽くめである。

なぜ、みんなサイドマウントにしないのだろうか(よく言うよ・・・)。

どーせ、今のところ、ベイルアウト用のオープンサーキットのタンクは持ち込まざるを得ないのだから(今に、デュアルCCRで潜ってみせる!)、左右のバランスなどを考慮しても、サイドマウントリブリーザーという選択は、大いに有りである。

浮沈子が人柱になって試した限りにおいては、極めて快適かつ、合理的である。

犠牲になることは、水中では何もない。

最終日には、深いほうのプールが貸しきり状態だったので、いろいろスキルもやってみたが、マーカーブイとリールの取り付け位置は、変更が必要である事が分かった。

バックプレートが出来てきたら、そこに付けるのが良さそうである。

成せば成る、とはよく言ったものだ。頭で考えているだけでは、何も変わらない。小さくても、一歩を踏み出すことが大切である。

もちろん、他にも問題は山積みである。腕につけるディスプレーの文字盤が、右手だと逆さになる。肘を曲げてみるという裏技も試してみたが、どうもしっくり来ない。

イントラは、左側に本体やタンクを持ってくるほうがいいのでは、という意見だったが、いずれはデュアルなので、右の運用をやっておくことも大切である。

胸の前を通して、左手に付けるというのを試したが、あまりしっくりといかない。

今後の課題が沢山見つかる。

前にも書いたが、課題が見えてきているということは、前進している証拠なのだ。基本骨格は固まっているので(しかも、思いの外快適である)、細部の詰めは楽しみながら一つ一つ確実に潰していけばいい。

次回は、いよいよ海デビューである。

元々、セブでの運用を考慮してのデザインなので、どうなるか楽しみである。

問題は、ケースがそれまでに出来ているかということだ。1か月たっても、段ボールの型紙のままという、冗談のような、信じられないハナシである。

海では、何が起こるかわからないので、キャニスターをハダカでぶらぶらさせておくわけにはいかない。

まさか、ゴールデンウイークになっても、段ボールの型紙だけなんてことはないよね?(トホホ・・・)。