タルガ2013年03月05日 01:00

タルガ
タルガ


タルガってなに?。

(タルガトップ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97

「頭上のルーフパネルのみを外せるようになっており、Bピラーは固定されている。」

「名称の由来はイタリアでかつて行われていたタルガ・フローリオ耐久レース。1966年から1970年まで大会5連覇を飾ったポルシェが、これを記念してポルシェ・911のセミコンバーチブル仕様に「タルガ」と名付けたのが最初である。」とある。

(タルガ・フローリオ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%AA

「1906年から1977年にかけてイタリアシチリア島で行われた公道自動車レースである。国際的なスポーツカーレース大会としては最も歴史が古く、2度の中断期間を挟んで計61回開催された。」とある。

「タルガはイタリア語で「楯」を意味し、タルガ・フローリオとは大会後援者のフローリオ家から優勝者に贈られた「フローリオ牌」のことを指す。」

やれやれ、やっと意味が分かった。イタリヤ語の「楯」のことか。

そのレースに優勝した記念に、タルガトップねえ・・・。

ポルシェにしては、ダサいネーミングですなあ。

930とかは、ブットイBピラーがあり、その後方はガラスセクションになっている。Bピラーは、多少は剛性に寄与しているかの知れないが、基本はスピードスターと同じボディだろう。

ゆるい・・・。

オープンカーであり、つまりは、スポーツカーとは、異なる種類のクルマである。

走るために、走る喜びのために、走りの性能のために、他の全てを捨てることが求められるスポーツカー。

走る、曲がる、止まる。クルマの運動性能のためには、エアコンとか、乗り降りのしやすさとか、カーステとか、後席とか、ネエチャンにモテるとか、そんなもんは取っ払って、求道者のように走りまくる。

それが、スポーツカーであり、屋根がないオープンタイプのものは、モノコック構造による剛性の確保を必要としないパイプフレームや、バスタブ構造のボディとなっていて、むしろ軽量化のために屋根を付けないという理由からオープンになっている。

自然との一体感とか、生ぬるい理由でオープン構造にしようとしている、某メーカーの86のようなクルマは、スポーツカーではないと断言できる。ドリフトできるのがスポーツカーだというなら、トレーラーだってスポーツカーである(ジャックナイフできるし)。

だから、930タルガは、911であって911でない。

911の形をして、911と同じエンジンを積んだ別のクルマである。

ただし、オープンカーは楽しい!。目を剥いて血眼で走るクルマでないから、カーステとか、ネーチャンとかが許されるわけだな(そうじゃないって!)。

エアコンの効きが悪いと評判の930には、持って来いだ。ロードスターは、さすがに維持が大変そうだが、タルガは屋根のリペアもできるらしい。

(5.タルガトップの張り替え)
http://www011.upp.so-net.ne.jp/p911sctarga/mente.html#e

楽しんで乗れたほうがいい。リセールのことを考えて乗るなんて、つまらない。改造もできないし、洗車などというスポーツカーと無縁な行為にも及ばなければならない(浮沈子は、洗車しない人です)。

(1982年式のポルシェ911SCタルガを購入した方のページ)
http://911sc.fc2web.com/index.html

みなさん、フツーの空冷911乗りとは、少しアプローチが違う方のようにお見受けする。

浮沈子のように、私走る人、あなた直す人という、分業制ではなく、直し直しして、たまに走ると大喜びという、控えめなオーナーさんが多い。

この世界にも、様々な住人がいらっしゃるようですな。

(ポルシェ・タルガ・トップ!)
http://minkara.carview.co.jp/userid/305594/blog/10833572/

「930タルガが活躍する映画「ノーマンズ・ランド」。
これは1987年・米の作品であり、86年式までの930が多数登場する。
ポルシェ専門の窃盗団の話だが、いきなり930タルガが盗まれるシーンから始まる。」

これは、是非観てみなければ・・・。

「911の呼び名「ナイン・イレヴン」は誰もが知っていることだが、映画の中のポルシェは「ナイン・サーティ」と呼ばれていた。」とある。

うーん、このティップスは使えるかも!。

「日本では人気が無かったタルガだが、米ではオープン・エアの人気は高い。
剛性ではクーペに及ばないが、タルガのシナリも味方に変える「ポルシェ使い」も居るようだ。」

ボクスター乗りには、ビンビンくる話ですな!。

物に宿る魂2013年03月05日 20:45

物に宿る魂
物に宿る魂


長く使われてきた物には、魂が宿っている。

(物に魂が宿る話を知りませんか?)
http://okwave.jp/qa/q5133747.html

(付喪神:九十九神が正しいようだ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%98%E5%96%AA%E7%A5%9E

「多種多様な万物が長い時間や経験を経て神に至る物(者)」とある。

空冷ポルシェなどは、相当神がかっている(930で、24年以上)。

500Eなんかは、これからというところだな(まだ、21年)。

ボクスターは、まだ脂ぎっていて、神の気配も無い(10年)。

まあ、クルマに限らず、長く付き合っているものには愛着が湧く。擬人化して話しかけたり、お供えして大切にしたり。

物が貴重であった頃の、消耗品ではなく、備品であり、財産であった頃の名残だ。

今や、車は消耗品に近い。

中には、十分長く乗れる車もあるかもしれないが、メーカーが10年で壊れて直せなくなる車を平気で作るようになった。

それが、当たり前だと思って、平気で買う客がいるからだが。

物に命を預けている割には、いい加減なメンテナンスで、荒っぽく使う。すぐに飽きる(人のことは言えませんが)。

まるで、次々と新しい物を買い求めることが正義で、古くても大切に使い続けることは、経済原則に反する悪行であるかの如くである。

原料も加工のエネルギーも使用しないのだから、燃費の悪い昔の車の方が、どれ程エコであることか。

まあ、新車を買う人がいればこその、中古車であるわけだから、浮沈子のように、10年20年落ちのクルマが空から降ってくるのを、ポカンと口を開けて待っているような輩は、大きなことは言えないのだが。

魂が宿るためには、古いだけではダメだ。

作り手の魂がなければ、作った物に魂が宿るわけはない。

精魂こめて作られた物は、作り手の手を離れ、時間や空間を越えて独自の価値を持つ。

人は、それを芸術と呼ぶ。

作られたばかりの物は、芸術ではないのか。

そうではない。それは、凡人には芸術かどうかが分からないので、時の流れの中で、判断するしかないのだ。

しかし、どんなに優れた芸術作品であっても、それを味わう人間がいなければ、結局ただの物に過ぎない。魂を宿していても、それを感得する側の人間がいればこそ、である。

空冷ポルシェも、乗ってナンボの物である。

今日も、幻聴が聞こえている・・・。

「俺に乗ってくれ!」「俺に、乗ってくれえ!」「俺に、乗って、くれーい!」・・・。

呪い殺されてしまいそうなほどの、凄まじい妖気を感じる。

魂が宿るクルマ、作り手と乗り手の間にあって、時間と空間を越える存在。

浮沈子にとっては、ある意味で、生きるための道具である自動車だが、魂を(金と時間も)吸い取る妖怪でもある。

しかし、浮沈子は知っている。

神ならぬ人が作りし物に、神が宿ることは決してない。

神に似せて作られたという人間が、神のマネをして物を作ってみても、それは所詮、不完全で拙いものである。いつかは壊れ、朽ち果て、土に還る。

在るがままに在り、成るがままに成る。

自然の造形や、風景、光や闇の中にこそ、本物の魂が宿っているのであり、人間は、そこに神の偉大さを見出し、心打たれ、跪くのだ。

浮沈子に信仰はない。ただ、そう信じて疑わないだけである。

オープン大好き!2013年03月05日 22:32

オープン大好き!
オープン大好き!


なぜ、オープンカーがいいのか。

風を感じて走れるから?。

光を浴びて走れるから?。

花粉を浴びて走れるから???。

目立つから?。

キザだから?。

1台しか持ってなくても、2台持ちに見えるから?。

しなるボディが好きだから?。

雨漏りが好きだから?。

人それぞれで、いいと思うが、浮沈子は、バイク乗りだったから、ヘルメット無しで風に吹かれるというのが気持ちいいから。

風になびかせる髪もなくなり、さすがにこの季節は帽子を被っているので、あんまり気持ちよくないかも。

花粉症もないので、暖かい日が待ち遠しい。

クローズドボディの方が、走りには絶対に有利だ。サスペンションが付いているボディ・シャシーの剛性高く、ジオメトリーの変化少なく(サスの形式にもよるが)、タイヤの接地性良く、したがって、コーナーリングが速い。

でもね、サーキット走行しなきゃ、そんな違いは、分かんないよ。首都高バトルでも差はつくだろうけど、元々環状線は50km規制だからね。

直線でハンドル取られるようなら、それはボディの形式のせいじゃない。事故車か、下手なセッティングか、アライメントが取れていないか、ハンドルのリンクが曲がってるかだ。

ストリートで速いかどうかは、踏めるか踏めないか、自分の乗ってる車の限界知ってて、ギリギリまで持っていけるかどうか、そこまでもっていく度胸があるかどうか、それを裏付ける日頃のメンテがされているかどうかが全てである。

もちろん、腕前も必要だが、プロのレーサーじゃないから、クルマの限界まで引き出すことはできないし、公道では、他の交通もあるし、マージン取るし、タイヤやブレーキ勿体無いし、ガソリン食うし。

だから、クーペじゃなくても、タルガでもいいってことにはならないんだが、SCの吹け上がりよいエンジンをファンファンいわせてみたいし、風を受けて走ってみたいし、ストローク大きく、シンクロの甘いシフトノブを叩き込んでみたいし、クーラー効かないって嘆かなくていいし。

もう、買うならタルガしかないって決めてしまった。

「俺に乗ってくれ!」

おお、乗ってやろうじゃないの!。

ボクスター叩き売って、軍資金作って、駐車場に引き取って、直して乗って、乗って直して、走って走って、オイル交換して、タイヤ交換して、そんでもって、タペット調整したり、ガスケット換えたり、バルブガイド換えたり、ピストンリング換えたり、折れたスタッドボルト対策品に変えたり、デスビオーバーホールしたり、ドライブシャフト交換したり、画像の引っ込まないアンテナロッド直したり、箱根駆け上がったり、東名ぶっ飛ばしたり、首都高流したり、袖ヶ浦でスピンしたり、いっぱいいっぱい走って走って走りまくって・・・。

あれえ?、今週はクーリングするって言ってなかったっけ?。

引き合いが多いクルマだから、ハマッタ人が出てくれば売れてしまうかもしれないが、その時は縁がなかったと諦めよう。

イジリもんで、エンジンも換装してるし、中古並行距離不明、保管状態はいいが、たぶんオールペンしている個体だ。

来週の月曜に、ダイビングの帰りにでも寄って、試乗させてもらおうかな。

来週なら、クーリング期間も終わるので、ガンガンに入れ込んで勝負してもいい。

プレステージという、空冷ポルシェの専門店が近くにあるので、安心して危ない橋が渡れる。

500Eがあるので、安心して道楽車を選べる。

浮沈子が乗ってやるのが、このクルマの為にもなる(と、勝手に思い込んでいる)。

ディーラー物の完調のボクスターも、実に捨てがたい魅力がある。普通なら、絶対に手放さないだろう。乗り潰すまで乗ってもいいクルマだ。

増車にしようか!?。

車庫代の安いところにボクスター預けて、そこまでタルガで乗りに行ってもいい。

よし、そうしよう!。

いやいや、今週は、クーリング期間だ・・・。

LaFerrari2013年03月05日 23:29

LaFerrari
LaFerrari


まずは、このビデオを観よ!(そして、泣け!)。

(LaFerrari - official launch video:動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iRsV6YpLsKA

そして、この記事を読む。

(【ジュネーブモーターショー13】ラ・フェラーリ初公開の現場は騒然!)
http://response.jp/article/2013/03/05/192862.html

フェラーリ、やるときゃやる!。

(【ジュネーブモーターショー13】フェラーリ初の市販ハイブリッド、ラ・フェラーリを世界初公開)
http://response.jp/article/2013/03/05/192850.html

待ってました、V12ミッドシップフェラーリである。FRのF12ベルリネッタもいいらしいが、エンスーはやっぱMRでなけりゃ・・・。

特設ページもできた。

(The maximum expression of excellence)
http://www.laferrari.com/en/

すっかり、スーパーカーオヤジになっている。

5分前まで、空冷ポルシェの妖怪に騙されていたが、最新のフェラーリは、最高のフェラーリだ!(君子(?)豹変!)。

ビデオのエンジン音(どうせ、合成だろうけど)に痺れる。

911なんか、どうがんばったって、半分の6気筒である。

12気筒ですよ、12気筒!!!!!!!!!!!!。

多いことは、いいことだ!。

うなされながら、寝るとするか。