桜の気持ち ― 2013年04月01日 07:17
桜の気持ち
桜(ソメイヨシノ)は、花を咲かせてから葉っぱが出る。
ふつー、逆じゃね?。
チューリップでも何でも、葉っぱが先に出て、後から花が咲くのに、随分せっかちに思える。
しかも、一気に咲いて、1週間かそこらで散ってしまう。
んでもって、後は葉っぱだけ・・・。
目立ちたがりの性格だ。
(ソメイヨシノ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%8E
単一の遺伝子を持つクローンであるため、咲くのも散るのも一斉である。
余計目立つ!。
今年の桜の開花は、ずいぶんと早かった。4月になった今日当たりは、既に相当散って、葉っぱも出ている。
地球温暖化の影響と言われている。
この時期の開花は、かつての九州や四国のそれである。
まあいい。
花が散ると、樹の周りの地面は桜色の絨毯のようになる。
ちょっと、感動ものである。
桜は、散るために咲く。
或いは、散ることを想定して咲く。
雪が舞うように散る桜の花びらを、掌に受け止めながら、散ることを知る桜の気持ちに思いを寄せる。
ソメイヨシノが実生で増えることはない。
「被子植物の自家受精を防ぐ数種類の遺伝的性質の総称である。ある植物個体の正常に発育した花粉が同じ個体の正常な柱頭に受粉しても受精に至らないこと、あるいは正常種子形成に至らないことを自家不和合と呼ぶ」とあるのは、このページ。
(自家不和合性 (植物))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%AE%B6%E4%B8%8D%E5%92%8C%E5%90%88%E6%80%A7_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
「自家不和合性(じかふわごうせい、英語:self-incompatibility, SI)は、被子植物において自殖(自家生殖)を防ぐ最も重要な手段であり、新しい遺伝子型を作成し、地球上に被子植物が広がった成功の要因の一つであると考えられている。」
「自家不和合性は種子植物で一般的とは限らない。かなり多くの植物種は自家和合性(self-compatible , SC)である。被子植物種の半分が自家不和合性であり、残り半分が自家和合性であると推定されている。」
まあ、遺伝子の多様性を確保して、病気や環境の変化に対応するための戦略的な性質だな。
接木によってクローンで増やされるなんてことは、想定の範囲外であるということだ。
そう、ソメイヨシノは人間の手による繁殖を前提として植えられた、園芸品種なのである。
(園芸:文化としての園芸)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%92%E8%8A%B8#.E6.96.87.E5.8C.96.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.AE.E5.9C.92.E8.8A.B8
「・・・つまりもともと食糧や実用として栽培されていた植物を、次第に視覚や嗅覚の充足のため、つまり実用と食欲以外の人間の精神的欲求を満たすために栽培するようになったことが園芸の始まりであろう。」とある。
とすると、春、一斉に花を咲かせてあっという間に散ってしまうソメイヨシノを植えまくった日本人の精神的欲求というのは、一体何なのだろうか。
桜の気持ち、それは、われわれ日本人の心の中の根源的な欲求と相通じるものがあるに違いない。
今朝も、その桜越しの春の霞んだ空を見上げて、遥かな思いに浸っている。
桜(ソメイヨシノ)は、花を咲かせてから葉っぱが出る。
ふつー、逆じゃね?。
チューリップでも何でも、葉っぱが先に出て、後から花が咲くのに、随分せっかちに思える。
しかも、一気に咲いて、1週間かそこらで散ってしまう。
んでもって、後は葉っぱだけ・・・。
目立ちたがりの性格だ。
(ソメイヨシノ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%8E
単一の遺伝子を持つクローンであるため、咲くのも散るのも一斉である。
余計目立つ!。
今年の桜の開花は、ずいぶんと早かった。4月になった今日当たりは、既に相当散って、葉っぱも出ている。
地球温暖化の影響と言われている。
この時期の開花は、かつての九州や四国のそれである。
まあいい。
花が散ると、樹の周りの地面は桜色の絨毯のようになる。
ちょっと、感動ものである。
桜は、散るために咲く。
或いは、散ることを想定して咲く。
雪が舞うように散る桜の花びらを、掌に受け止めながら、散ることを知る桜の気持ちに思いを寄せる。
ソメイヨシノが実生で増えることはない。
「被子植物の自家受精を防ぐ数種類の遺伝的性質の総称である。ある植物個体の正常に発育した花粉が同じ個体の正常な柱頭に受粉しても受精に至らないこと、あるいは正常種子形成に至らないことを自家不和合と呼ぶ」とあるのは、このページ。
(自家不和合性 (植物))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%AE%B6%E4%B8%8D%E5%92%8C%E5%90%88%E6%80%A7_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
「自家不和合性(じかふわごうせい、英語:self-incompatibility, SI)は、被子植物において自殖(自家生殖)を防ぐ最も重要な手段であり、新しい遺伝子型を作成し、地球上に被子植物が広がった成功の要因の一つであると考えられている。」
「自家不和合性は種子植物で一般的とは限らない。かなり多くの植物種は自家和合性(self-compatible , SC)である。被子植物種の半分が自家不和合性であり、残り半分が自家和合性であると推定されている。」
まあ、遺伝子の多様性を確保して、病気や環境の変化に対応するための戦略的な性質だな。
接木によってクローンで増やされるなんてことは、想定の範囲外であるということだ。
そう、ソメイヨシノは人間の手による繁殖を前提として植えられた、園芸品種なのである。
(園芸:文化としての園芸)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%92%E8%8A%B8#.E6.96.87.E5.8C.96.E3.81.A8.E3.81.97.E3.81.A6.E3.81.AE.E5.9C.92.E8.8A.B8
「・・・つまりもともと食糧や実用として栽培されていた植物を、次第に視覚や嗅覚の充足のため、つまり実用と食欲以外の人間の精神的欲求を満たすために栽培するようになったことが園芸の始まりであろう。」とある。
とすると、春、一斉に花を咲かせてあっという間に散ってしまうソメイヨシノを植えまくった日本人の精神的欲求というのは、一体何なのだろうか。
桜の気持ち、それは、われわれ日本人の心の中の根源的な欲求と相通じるものがあるに違いない。
今朝も、その桜越しの春の霞んだ空を見上げて、遥かな思いに浸っている。
エイプリルフール ― 2013年04月01日 20:25
エイプリルフール
まずは、この記事から。
(警察庁、完全自動運転車向け免許制度を創設へ)
http://response.jp/article/2013/04/01/194956.html
「第一種普通運転免許に自動運転車専用のカテゴリーが新た設けられる見込み」とある。
ホントかよ!?。
ネットで関連情報を探してみても、何も出てこない。
内容にも矛盾が多く(完全自動運転なら、寝ててもいいじゃん!)、まともな記事ではない。
浮沈子は、エイプリルフールとみた!。
大体、自動運転車で「若者のクルマ離れ抑止にも期待がかかる」ということ自体が、有り得ない発想である。
そもそも、完全自動運転なら、免許証なんて、いらないじゃん!。
記事自体はどうでもいいが、自動運転車の開発の方は、どうなっているんだろうか。
(「副操縦士」として自動運転技術を目指す、慎重なトヨタ)
http://wired.jp/2013/01/09/ces-2013-toyota-lexus/
(車の中の時間を何に使わせるのか 全自動運転の先に見えるもの)
http://diamond.jp/articles/-/30746
まだまだ、実験段階だし、グーグルにしても、公道走行というのは開発のためのプロセスに過ぎない。
トヨタは、あくまでも運転補助であると明確に言っている。
自動運転は夢の技術だし、安全に貢献することができればこれ以上のことはない。
年間1万人と言われた交通事故死が、4500人を切ってきた。喜ばしいことである。このことに異議を唱える気は毛頭ない。
しかしだ、本当にこれでいいのか。
乗用車の90パーセントがオートマになって、マニュアルでもDSGになって、シフトレバーをコキコキする必要も、坂道発進でサイドブレーキを引く必要もない(最近のクルマは、サイドにサイドブレーキがないので、パーキングブレーキとかいうようだ)。
道は人に聞くものだったが、最近は星に聞くそうだな(GPS)。
まあ、どうでもいいんですが。
30年前の、しかもマニュアルの中古車を買ったばかりの浮沈子としては、複雑な心境である。
確かに、30年後には完全自動運転車が、普通に街中を走るようになるかもしれない。
ドライビングの喜びというのは、クルマと連動したスマホでルートを設定することだったり、移動中に外の景色を見ることなく、モバゲーに熱中することだったりするわけだ。
勝手にしやがれい!。
まあいい。
人それぞれで、楽しみ方は違うだろうが、人間が高速で移動するという喜びを、機械に取られてたまるか、という思いはある。
安全は全てに優先する、と、先日書いたばかりだが、運転の自由は残しておいて貰いたい。
身勝手でスマン・・・。
まずは、この記事から。
(警察庁、完全自動運転車向け免許制度を創設へ)
http://response.jp/article/2013/04/01/194956.html
「第一種普通運転免許に自動運転車専用のカテゴリーが新た設けられる見込み」とある。
ホントかよ!?。
ネットで関連情報を探してみても、何も出てこない。
内容にも矛盾が多く(完全自動運転なら、寝ててもいいじゃん!)、まともな記事ではない。
浮沈子は、エイプリルフールとみた!。
大体、自動運転車で「若者のクルマ離れ抑止にも期待がかかる」ということ自体が、有り得ない発想である。
そもそも、完全自動運転なら、免許証なんて、いらないじゃん!。
記事自体はどうでもいいが、自動運転車の開発の方は、どうなっているんだろうか。
(「副操縦士」として自動運転技術を目指す、慎重なトヨタ)
http://wired.jp/2013/01/09/ces-2013-toyota-lexus/
(車の中の時間を何に使わせるのか 全自動運転の先に見えるもの)
http://diamond.jp/articles/-/30746
まだまだ、実験段階だし、グーグルにしても、公道走行というのは開発のためのプロセスに過ぎない。
トヨタは、あくまでも運転補助であると明確に言っている。
自動運転は夢の技術だし、安全に貢献することができればこれ以上のことはない。
年間1万人と言われた交通事故死が、4500人を切ってきた。喜ばしいことである。このことに異議を唱える気は毛頭ない。
しかしだ、本当にこれでいいのか。
乗用車の90パーセントがオートマになって、マニュアルでもDSGになって、シフトレバーをコキコキする必要も、坂道発進でサイドブレーキを引く必要もない(最近のクルマは、サイドにサイドブレーキがないので、パーキングブレーキとかいうようだ)。
道は人に聞くものだったが、最近は星に聞くそうだな(GPS)。
まあ、どうでもいいんですが。
30年前の、しかもマニュアルの中古車を買ったばかりの浮沈子としては、複雑な心境である。
確かに、30年後には完全自動運転車が、普通に街中を走るようになるかもしれない。
ドライビングの喜びというのは、クルマと連動したスマホでルートを設定することだったり、移動中に外の景色を見ることなく、モバゲーに熱中することだったりするわけだ。
勝手にしやがれい!。
まあいい。
人それぞれで、楽しみ方は違うだろうが、人間が高速で移動するという喜びを、機械に取られてたまるか、という思いはある。
安全は全てに優先する、と、先日書いたばかりだが、運転の自由は残しておいて貰いたい。
身勝手でスマン・・・。
高速走行 ― 2013年04月01日 22:13
高速走行
これは、架空の物語であり、事実ではない。
と、明確に断っておいて、以下のブログを記す。
昨日は、車検を通った500Eを駆って、千葉までアクアラインをぶっ飛ばす。
金田の料金所を過ぎると、前が空いた。
待ってましたとばかりに、オイル交換を行い、いつにも増して軽やかに回るV8エンジンに思い切り鞭をくれる。
タイヤが安物なのと、16インチのホイールということもあり、メーターの針が振り切れるところまで(260km)加速することは出来ない。
しかし、エンジンは、もっと回せといわんばかりの咆哮を上げて1.7トンの車体を空気の壁に叩きつけていく。
前方に他の車が見えてくると、さすがにアクセルを戻す。
それでも追い越していく車との相対速度は、100キロを優に超えている。
一群の車たちを追い越すと、再びアクセルペダルを深々と踏み込む。
道路の継ぎ目を越えるショックが、明らかに小さい。
80km程度では、やや大きな振動があるが、今回の速度域では殆んどショックを感じないほどである。
この車が作られた国での想定速度が、どの辺りにあるかが明確に分かる。
ホイールバランスを取ってもらったはずなのだが、やはりハンドルに振動が伝わってくる。
タイヤの真円度の問題かもしれない。
BSも、この速度域での走行は想定していないに違いない。
館山道へ至る分岐が見えて減速し、今度は少し速度を抑えて走る。路面がうねっており、路盤が荒れているのが分かる。
館山道の設計速度が低いことは明らかだ。
アクアラインの千葉側の取り付け道路は、延伸されて圏央道の一部になっていく予定になっている。クオリティの違いが、高速走行にもハッキリ現れる。
(圏央道(首都圏中央連絡自動車道))
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/3kanjo/kenoudo/
500Eが生まれた国には、ご存知、アウトバーンが縦横に走っている。
(アウトバーン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3
「休日には低所得者層が自動車に乗ってピクニックに出られる」暮らしが必要であると唱えたのは、アドルフ・ヒトラーであった。
1933年のことである。
80年前に構想された「モータリゼーションと自動車道路網」が、このクルマを作った。
おっと、この500Eは21年前のクルマだった・・・。
とんでもないクルマを作ったものだと感心する。
現在は、もっと過激な車たちが、アウトバーンを走っているに違いない。各自動車メーカーのトップブランドの最高速度は、軒並み300kmを超えている。
(メルセデス・ベンツ SLS AMG:317km:2650万円)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_SLS_AMG
(フェラーリ・F12ベルリネッタ:340km:3590万円)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BBF12%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%BF
(ベントレー:GTスピード:326km:2415万円)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%ABGT#GT.E3.82.B9.E3.83.94.E3.83.BC.E3.83.89
(ポルシェ911:GT3:315km:18,590,000 円)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-gt3/
値段もさほど高くはなく(なんか、一桁まちがえてんじゃね?)、ポルシェ911GT3は、2000万円を切る価格で売られている(といっても、何だかんだ付ければ、あっという間に超えちゃうでしょうが・・・)。
こんな車たちが、追い越し車線をぶっ飛ばすアウトバーンは、弱肉強食の世界だ。
21年前の500Eなんて、すごすごと道を譲らなければならない。
「アウトバーンの設計は高速走行に適したようになされており、勾配は原則的に4%以内に抑えられている。また、建設時に航空機の発着を想定したため、舗装の厚みが平均75cmとアメリカの高速道路に比べて約2倍と厚くなっている。」とある。
超高速で走行するためのインフラが、整っているのだ。
貧乏国家、日本の高速道路の事情はお寒い限りである。
新東名の設計速度が、ようやく140kmになったという。
(新東名高速道路)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9D%B1%E5%90%8D%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF
表向きは120kmの規格ということになっているらしい。
まあ、どうでもいいんですが。
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その238.タルガで新東名を走って考えた)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/238/
そんな、120kmとか140kmとか、せこいレベルの話じゃないと思うんだが・・・。
ここは一つ、400km規格の道路を作っていただいて、スピード違反、出来るもんならやってみい!、と太っ腹なところを、是非とも見せていただきたい!。
まあいい。
このブログが、当局に目を付けられているのは分かっている(きっと、「ふわわ」とかで検索してるに決まってんだ!)。
だから、架空の話だって、ことわってんじゃん!。
これは、架空の物語であり、事実ではない。
と、明確に断っておいて、以下のブログを記す。
昨日は、車検を通った500Eを駆って、千葉までアクアラインをぶっ飛ばす。
金田の料金所を過ぎると、前が空いた。
待ってましたとばかりに、オイル交換を行い、いつにも増して軽やかに回るV8エンジンに思い切り鞭をくれる。
タイヤが安物なのと、16インチのホイールということもあり、メーターの針が振り切れるところまで(260km)加速することは出来ない。
しかし、エンジンは、もっと回せといわんばかりの咆哮を上げて1.7トンの車体を空気の壁に叩きつけていく。
前方に他の車が見えてくると、さすがにアクセルを戻す。
それでも追い越していく車との相対速度は、100キロを優に超えている。
一群の車たちを追い越すと、再びアクセルペダルを深々と踏み込む。
道路の継ぎ目を越えるショックが、明らかに小さい。
80km程度では、やや大きな振動があるが、今回の速度域では殆んどショックを感じないほどである。
この車が作られた国での想定速度が、どの辺りにあるかが明確に分かる。
ホイールバランスを取ってもらったはずなのだが、やはりハンドルに振動が伝わってくる。
タイヤの真円度の問題かもしれない。
BSも、この速度域での走行は想定していないに違いない。
館山道へ至る分岐が見えて減速し、今度は少し速度を抑えて走る。路面がうねっており、路盤が荒れているのが分かる。
館山道の設計速度が低いことは明らかだ。
アクアラインの千葉側の取り付け道路は、延伸されて圏央道の一部になっていく予定になっている。クオリティの違いが、高速走行にもハッキリ現れる。
(圏央道(首都圏中央連絡自動車道))
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/3kanjo/kenoudo/
500Eが生まれた国には、ご存知、アウトバーンが縦横に走っている。
(アウトバーン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%B3
「休日には低所得者層が自動車に乗ってピクニックに出られる」暮らしが必要であると唱えたのは、アドルフ・ヒトラーであった。
1933年のことである。
80年前に構想された「モータリゼーションと自動車道路網」が、このクルマを作った。
おっと、この500Eは21年前のクルマだった・・・。
とんでもないクルマを作ったものだと感心する。
現在は、もっと過激な車たちが、アウトバーンを走っているに違いない。各自動車メーカーのトップブランドの最高速度は、軒並み300kmを超えている。
(メルセデス・ベンツ SLS AMG:317km:2650万円)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%84_SLS_AMG
(フェラーリ・F12ベルリネッタ:340km:3590万円)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BBF12%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%BF
(ベントレー:GTスピード:326km:2415万円)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%ABGT#GT.E3.82.B9.E3.83.94.E3.83.BC.E3.83.89
(ポルシェ911:GT3:315km:18,590,000 円)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-gt3/
値段もさほど高くはなく(なんか、一桁まちがえてんじゃね?)、ポルシェ911GT3は、2000万円を切る価格で売られている(といっても、何だかんだ付ければ、あっという間に超えちゃうでしょうが・・・)。
こんな車たちが、追い越し車線をぶっ飛ばすアウトバーンは、弱肉強食の世界だ。
21年前の500Eなんて、すごすごと道を譲らなければならない。
「アウトバーンの設計は高速走行に適したようになされており、勾配は原則的に4%以内に抑えられている。また、建設時に航空機の発着を想定したため、舗装の厚みが平均75cmとアメリカの高速道路に比べて約2倍と厚くなっている。」とある。
超高速で走行するためのインフラが、整っているのだ。
貧乏国家、日本の高速道路の事情はお寒い限りである。
新東名の設計速度が、ようやく140kmになったという。
(新東名高速道路)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9D%B1%E5%90%8D%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF
表向きは120kmの規格ということになっているらしい。
まあ、どうでもいいんですが。
(ポルセキ新聞 タルガ万歳 その238.タルガで新東名を走って考えた)
http://www.911days.com/poruseki/editorial/targa/238/
そんな、120kmとか140kmとか、せこいレベルの話じゃないと思うんだが・・・。
ここは一つ、400km規格の道路を作っていただいて、スピード違反、出来るもんならやってみい!、と太っ腹なところを、是非とも見せていただきたい!。
まあいい。
このブログが、当局に目を付けられているのは分かっている(きっと、「ふわわ」とかで検索してるに決まってんだ!)。
だから、架空の話だって、ことわってんじゃん!。
タイヤの日 ― 2013年04月02日 21:32
タイヤの日
ちょっと先になるが、4月8日は「タイヤの日」なんだそうだ。
(タイヤの日)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%81%AE%E6%97%A5
「4月8日とされたのは、4月は春の全国交通安全運動が行われる月であり、8は輪(タイヤ)をイメージさせることからきている。」とある。
安易だ。実に安易だ・・・。
(JATMAのページ)
http://www.jatma.or.jp/tyreday/
「中国4千年の歴史という言葉があるが、タイヤの歴史はそれを更に1千年も上回る5千年の歴史を持っている。」という、いきなり力が抜けそうなセリフを吐いているのは、このページ。
(タイヤ5千年の歴史)
http://www.jatma.or.jp/tyre5000/
タイヤの歴史の大部分は、獣の皮や、鉄の輪を使ったものだ。ゴムが使われるようになってから130年、空気入りのタイヤを発明したダンロップが1888年、ミシュランが自動車に使用したのが1895年である。
「1 カーボンブラックの使用(1912年頃)
2 すだれ織りコードの使用(1920年前後)
3 タイヤコードに化学繊維、合成繊維の使用(1937年 ~ 1962年)
4 バイヤスタイヤからラジアルタイヤに(1948年)」
4のバイヤスというのは、明らかな誤植で、後段にはちゃんと「バイアス」(斜め)と書いてある。
まあいい。
「今後のタイヤに要求されているのは、予備タイヤを積んでおく必要のないタイヤの実用化、転がり抵抗の小さい省エネルギータイヤ、低騒音タイヤの開発等である。更には環境問題に関連してライフサイクルアセスメント(LCA)の観点からの検討も必要視され始めている。」と締めくくられていて、最後はビシッと決めている。
そんでもって、画像は83タルガの千切れそうなタイヤ(というか、手前のブロックは千切れて欠けている!。ショエーッ!)。
早く換えないと、ヤバイことになってしまいそうだ。しかも、コレ、前輪である。
ということは、全部換えないといけないってこと・・・。
後輪は5分山なんで(トホホ)。
せっかくのタイヤの日なんだから、点検キャンペーンじゃなくって、激安セールをやってもらいたい!。
ポルシェのNタイヤについては、このブログでも取り上げたことがある。
(オトナ買い!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/03/20/6752916
911デイズのVol.23には、Nタイヤの記事がある。
記事の方は、雑誌を買って読んでもらうとして、ネットではこんなページがあった。
(タイヤのお話し)
http://www.imec.co.jp/old_aki/2005_03_16/index.html
「最近ポルシェの中古を購入された方、又、最近タイヤを交換された方、何かステアリングフィールが…まっすぐ走らないな!アライメントが狂ってきたかな…と悩まれている方は、それが正常な場合が多いです。
N指定でないタイヤが現在装着されている車両、最近N指定外のタイヤに交換された方、まっすぐ走らないで当り前なのです。」
「ポルシェ911シリーズは、930以降3.0L以上の重い重量のエンジンを後輪車軸以降の後方に付いておりまして、タイヤの重量方向の負担は、FR車、及びミッドシップ車に比べ1.5倍以上に大きいのです。
これがどういうことかと説明しますと、タイヤのサイドフォースに加速時、減速時、言い換えれば、アクセルを踏んだ時(特にハーフスロットル以上の)、放した時にエンジンの重量分の負担が増し、結論としてタイヤを大きく変形させます。 そうすると、リヤ側が腰砕け状態となり、瞬間に振られます。
ステアリングにそれが伝わりますので直進していますと、特に100㎞以上の高速道路では、それが謙虚に表れ、振られた反対方向に修正舵をあてますから、片手運転で鼻歌なんか歌ってられません。」とある。
(タイヤ問答 用語集編)
http://www.tirefactory.jp/info/quest/word.html
「「N」はドイツ語の「NORM」(規格、規定、基準)の頭文字です。」
「「N0」から始まって、ポルシェのモデルチェンジなどでタイヤのスペックが変更される度に、N1,N2,N3… と数字が大きくなっていきます。」とある。
N指定って、そういう意味なんだ!。
これを読む限り、N指定以外のタイヤを履く気にはならない。
83タルガの120kmからのふらつきの原因も、フロントタイヤのせいかもしれない。
現在は、BSのS-02(前輪:205/55ZR16 N3、後輪:225/50ZR16 N3)しか選べないが、作ってくれているだけでも有り難いと思わなくてはならないだろう。
30年前のクルマである。
明後日には、プレステージに持ち込んで、ブリヂストンの装着について、掛田さんを説得しなくてはならない。
高速で(といっても、大して高速ではない)ふらつくのはゴメンだ。床まで踏みたいし!。
このタイヤを履いてみて、それから他のを履けばいい。
標準を知らなければ、応用も利かない。
N指定のタイヤは、ポルシェが履く、ポルシェのためのタイヤである。リアオーバーハングに重いエンジンを搭載するクルマの、動的特性を考慮した、特別な専用タイヤである(サイズが合えば、ほかのクルマでも履けますが、意味はないでしょう)。
この味がいいねと、ポルシェが言ったから、4月8日はタイヤ記念日(関係ないか・・・)。
ちょっと先になるが、4月8日は「タイヤの日」なんだそうだ。
(タイヤの日)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%81%AE%E6%97%A5
「4月8日とされたのは、4月は春の全国交通安全運動が行われる月であり、8は輪(タイヤ)をイメージさせることからきている。」とある。
安易だ。実に安易だ・・・。
(JATMAのページ)
http://www.jatma.or.jp/tyreday/
「中国4千年の歴史という言葉があるが、タイヤの歴史はそれを更に1千年も上回る5千年の歴史を持っている。」という、いきなり力が抜けそうなセリフを吐いているのは、このページ。
(タイヤ5千年の歴史)
http://www.jatma.or.jp/tyre5000/
タイヤの歴史の大部分は、獣の皮や、鉄の輪を使ったものだ。ゴムが使われるようになってから130年、空気入りのタイヤを発明したダンロップが1888年、ミシュランが自動車に使用したのが1895年である。
「1 カーボンブラックの使用(1912年頃)
2 すだれ織りコードの使用(1920年前後)
3 タイヤコードに化学繊維、合成繊維の使用(1937年 ~ 1962年)
4 バイヤスタイヤからラジアルタイヤに(1948年)」
4のバイヤスというのは、明らかな誤植で、後段にはちゃんと「バイアス」(斜め)と書いてある。
まあいい。
「今後のタイヤに要求されているのは、予備タイヤを積んでおく必要のないタイヤの実用化、転がり抵抗の小さい省エネルギータイヤ、低騒音タイヤの開発等である。更には環境問題に関連してライフサイクルアセスメント(LCA)の観点からの検討も必要視され始めている。」と締めくくられていて、最後はビシッと決めている。
そんでもって、画像は83タルガの千切れそうなタイヤ(というか、手前のブロックは千切れて欠けている!。ショエーッ!)。
早く換えないと、ヤバイことになってしまいそうだ。しかも、コレ、前輪である。
ということは、全部換えないといけないってこと・・・。
後輪は5分山なんで(トホホ)。
せっかくのタイヤの日なんだから、点検キャンペーンじゃなくって、激安セールをやってもらいたい!。
ポルシェのNタイヤについては、このブログでも取り上げたことがある。
(オトナ買い!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/03/20/6752916
911デイズのVol.23には、Nタイヤの記事がある。
記事の方は、雑誌を買って読んでもらうとして、ネットではこんなページがあった。
(タイヤのお話し)
http://www.imec.co.jp/old_aki/2005_03_16/index.html
「最近ポルシェの中古を購入された方、又、最近タイヤを交換された方、何かステアリングフィールが…まっすぐ走らないな!アライメントが狂ってきたかな…と悩まれている方は、それが正常な場合が多いです。
N指定でないタイヤが現在装着されている車両、最近N指定外のタイヤに交換された方、まっすぐ走らないで当り前なのです。」
「ポルシェ911シリーズは、930以降3.0L以上の重い重量のエンジンを後輪車軸以降の後方に付いておりまして、タイヤの重量方向の負担は、FR車、及びミッドシップ車に比べ1.5倍以上に大きいのです。
これがどういうことかと説明しますと、タイヤのサイドフォースに加速時、減速時、言い換えれば、アクセルを踏んだ時(特にハーフスロットル以上の)、放した時にエンジンの重量分の負担が増し、結論としてタイヤを大きく変形させます。 そうすると、リヤ側が腰砕け状態となり、瞬間に振られます。
ステアリングにそれが伝わりますので直進していますと、特に100㎞以上の高速道路では、それが謙虚に表れ、振られた反対方向に修正舵をあてますから、片手運転で鼻歌なんか歌ってられません。」とある。
(タイヤ問答 用語集編)
http://www.tirefactory.jp/info/quest/word.html
「「N」はドイツ語の「NORM」(規格、規定、基準)の頭文字です。」
「「N0」から始まって、ポルシェのモデルチェンジなどでタイヤのスペックが変更される度に、N1,N2,N3… と数字が大きくなっていきます。」とある。
N指定って、そういう意味なんだ!。
これを読む限り、N指定以外のタイヤを履く気にはならない。
83タルガの120kmからのふらつきの原因も、フロントタイヤのせいかもしれない。
現在は、BSのS-02(前輪:205/55ZR16 N3、後輪:225/50ZR16 N3)しか選べないが、作ってくれているだけでも有り難いと思わなくてはならないだろう。
30年前のクルマである。
明後日には、プレステージに持ち込んで、ブリヂストンの装着について、掛田さんを説得しなくてはならない。
高速で(といっても、大して高速ではない)ふらつくのはゴメンだ。床まで踏みたいし!。
このタイヤを履いてみて、それから他のを履けばいい。
標準を知らなければ、応用も利かない。
N指定のタイヤは、ポルシェが履く、ポルシェのためのタイヤである。リアオーバーハングに重いエンジンを搭載するクルマの、動的特性を考慮した、特別な専用タイヤである(サイズが合えば、ほかのクルマでも履けますが、意味はないでしょう)。
この味がいいねと、ポルシェが言ったから、4月8日はタイヤ記念日(関係ないか・・・)。
新型潜水艦 ― 2013年04月02日 23:04
![新型潜水艦 新型潜水艦](http://kfujito2.asablo.jp/blog/img/2013/04/02/27e945.jpg)
新型潜水艦
(海自横須賀基地に新型の潜水艦配備)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130402/k10013614401000.html
「「ずいりゅう」は全長が84メートルで、タンクに積んだ液体酸素を空気の代わりに使う特殊なエンジンを搭載することで、従来よりも長時間、潜水ができるということです。」とある。
うーん、液体酸素かあ!。
(ずいりゅう (潜水艦))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9A%E3%81%84%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86_(%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
「そうりゅう型潜水艦の5番艦」とある。
(そうりゅう型潜水艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E5%9E%8B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
「非大気依存推進(Air-Independent Propulsion, AIP)」というのが、液体酸素の使い道というわけだな。
(非大気依存推進)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%A4%A7%E6%B0%97%E4%BE%9D%E5%AD%98%E6%8E%A8%E9%80%B2
スウェーデンはコックムス社のスターリングエンジンを積んでいる。
(コックムス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%82%B9
(スターリングエンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
潜水艦では、ヘリウムを使うとあるが、あんまり浪費しないで貰いたい。
ずいりゅうは、お値段510億円だというから、大した金額である。もちろん、運用コストもベラボウに高いに違いない。
2週間程度の潜行能力があるようだが、余程低速で航行しなければならない。液体酸素を使い切ってしまえば、充電した電池で動かすしかないし、バッテリーが上がればおしまい。戦闘速力で推進してナンボじゃね?。
こんなもんに金かけるくらいなら、最初から原子力潜水艦を所有してしまえばいいものを・・・。
(ディーゼル・エレクトリック方式)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
一方、静粛性では、原潜よりも優位に立つ(バッテリー航行の場合)。
運用を工夫すれば、隠密性の高さを生かして、偵察や敵深部への侵攻による攻撃が可能となる。
リチウムイオンバッテリーの採用は、見送られたようだが、そのうち手を出すことは間違いない。
B787問題の再燃か?(文字通り、「再び燃えちゃう」のかあ?)。
まあいい。
我が国は四方を海に囲まれた島国であり、海上防衛は国家の重要事項である。潜水艦隊は、その重要な役割を果たす。
そうりゅう型潜水艦の建造は、三菱と川重が分担して、全て神戸で造船されている。
全部で9隻が配備されるという。
何が本当に必要な防衛力なのか。専門家のいうことを鵜呑みにしていればいいのか。相手のあることなので、バランスも重要である。
中国とか、これから大艦隊を作ろうとしているし、ロシアだって、これから日本に天然ガスを売って儲けた金で、日本を包囲する極東艦隊を再構築するかもしれない。
510億円×9隻だから、5千億円弱になる。それらを運用するコストは、同額か、それ以上になる(就役期間中の合計)。
1兆円を、安いと見るか、高いと思うか。
日本を巡る、水中の見えない戦いは、今後、益々エスカレートしそうだ。
(海自横須賀基地に新型の潜水艦配備)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130402/k10013614401000.html
「「ずいりゅう」は全長が84メートルで、タンクに積んだ液体酸素を空気の代わりに使う特殊なエンジンを搭載することで、従来よりも長時間、潜水ができるということです。」とある。
うーん、液体酸素かあ!。
(ずいりゅう (潜水艦))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9A%E3%81%84%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86_(%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6)
「そうりゅう型潜水艦の5番艦」とある。
(そうりゅう型潜水艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%82%8A%E3%82%85%E3%81%86%E5%9E%8B%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
「非大気依存推進(Air-Independent Propulsion, AIP)」というのが、液体酸素の使い道というわけだな。
(非大気依存推進)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E5%A4%A7%E6%B0%97%E4%BE%9D%E5%AD%98%E6%8E%A8%E9%80%B2
スウェーデンはコックムス社のスターリングエンジンを積んでいる。
(コックムス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%82%B9
(スターリングエンジン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3
潜水艦では、ヘリウムを使うとあるが、あんまり浪費しないで貰いたい。
ずいりゅうは、お値段510億円だというから、大した金額である。もちろん、運用コストもベラボウに高いに違いない。
2週間程度の潜行能力があるようだが、余程低速で航行しなければならない。液体酸素を使い切ってしまえば、充電した電池で動かすしかないし、バッテリーが上がればおしまい。戦闘速力で推進してナンボじゃね?。
こんなもんに金かけるくらいなら、最初から原子力潜水艦を所有してしまえばいいものを・・・。
(ディーゼル・エレクトリック方式)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
一方、静粛性では、原潜よりも優位に立つ(バッテリー航行の場合)。
運用を工夫すれば、隠密性の高さを生かして、偵察や敵深部への侵攻による攻撃が可能となる。
リチウムイオンバッテリーの採用は、見送られたようだが、そのうち手を出すことは間違いない。
B787問題の再燃か?(文字通り、「再び燃えちゃう」のかあ?)。
まあいい。
我が国は四方を海に囲まれた島国であり、海上防衛は国家の重要事項である。潜水艦隊は、その重要な役割を果たす。
そうりゅう型潜水艦の建造は、三菱と川重が分担して、全て神戸で造船されている。
全部で9隻が配備されるという。
何が本当に必要な防衛力なのか。専門家のいうことを鵜呑みにしていればいいのか。相手のあることなので、バランスも重要である。
中国とか、これから大艦隊を作ろうとしているし、ロシアだって、これから日本に天然ガスを売って儲けた金で、日本を包囲する極東艦隊を再構築するかもしれない。
510億円×9隻だから、5千億円弱になる。それらを運用するコストは、同額か、それ以上になる(就役期間中の合計)。
1兆円を、安いと見るか、高いと思うか。
日本を巡る、水中の見えない戦いは、今後、益々エスカレートしそうだ。
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