スタミナ ― 2014年10月12日 14:23
スタミナ
(ダイブマスター・コース)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/cu_0210.asp
400mスイム。
何十年ぶりに泳いでみて、体力の衰えを感じる。
とりあえず、ほとんど平泳ぎで、なんとか泳ぎきって、2点をゲット(泳ぎ切れればいいや・・・)。
10分の休憩を挟んで、続く800mシュノーケリングは、これも泳ぎ切れればいいということで、手抜きで2点(長くて飽きるが、適当に泳げば疲れはない)。
5分の休憩で、器材着けたダイバーを100m曳航する。
今日は800mシュノーケルだけリベンジされていた方に、疲労ダイバー役をお願いして、これは、がんばって3点(タイムを稼ごうとしたので、結構しんどい)。
既に終わっている立ち泳ぎと、器材交換は、両方とも5点満点なので、合わせて17点となり、見事クリアである。
やれやれ、ジジイがダイブマスターを目指すと、碌なことにはならない(ヘロヘロです)。
終わってから、しばしの休憩の後、ペーパーテストの2回目を受ける。
頭の中は、完全に酸欠状態だが、とりあえず適当に答えて95点(3問間違い)。
1問は、答えの欄を書き違えた単純ミスだが、残りの2問は回答した記憶がない!(2つとも、間違えるはずのない問題)。
これは、大問題だなあ・・・。
まあいい。
終わってみれば、あっけないほどのスタミナテストだが、事前のプレッシャーは相当なものだ。
400mを泳げれば、後はどうにでもなる。
シュノーケルは、スピードさえ出さなければ、クーリングダウンのようなものだ。
曳航だって、藤上さんが、「頑張ってタイム出しましょう!」とかいわなければ楽勝だったのに・・・(まんまと乗せられてしまう浮沈子!)。
これをクリアしたことによって、ダイブマスターへの道が、グッと近づいてきたような気がする(酸欠による幻覚かあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
台風が通り過ぎれば、再び富戸に行って、地図作りの追加データの収集を行う予定である。
後は、緊急対応プランの作成と、ティーチングスキル、コンファインドウォーターでのオープンウォーター講習のアシスト、ファンダイブのアシストを行う必要がある。
ファンダイブのアシストは比較的機会があるが、オープンのプール講習は、オフシーズンになるのでチャンスを逃さないようにしたい。
とりあえず、今月に予定されている講習に参加させてもらえるように予約を入れる(レスキュー評価も?)。
ティーチングスキルはインストラクター相手に行うので、時間があるときにいつでも可能だ。
だんだんと先が見えてきたな。
緊急対応プランは、レスキューの時に作ったが、タイのピピ島でのもので、役には立たないので作り直そう。
富戸のバージョンで作っておけば、実際に役に立つことがあるかも知れない(そんなことにはなって欲しくないですが)。
しかし、ダイブマスターは、あくまでも通過地点に過ぎない。
だいたい、オープンサーキットを担いで日本の海で潜るというのは、浮沈子が目指しているダイビングシーンではない!。
南の島の浅く明るく温かい海で、気の向いた時だけ、CCRでも教えながら余生を過ごすというのが狙いなのだ。
そのための、ほんの小さな一歩なのである。
先は長いし、そんな都合のいい生活が出来るものなのかどうかは分からない。
しかし、前に進み続けていれば、やがてはゴールに到達する(かもしれない・・・)。
唯一確かなのは、進むことを止めてしまえば、永遠に辿り着くことはないということだ。
スタミナテストのようなもんだな。
千里の道も一歩から。
そして、残りの道のりが困難であることを考え続けているだけでは、ダメだということ。
途中で人生の時間切れや、体力(知力も!?)の限界が来るかもしれないが。
それでも、前進し続けることに意義がある。
その一歩を確実に踏み出したような気がする(だけかも・・・)。
(ダイブマスター・コース)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/cu_0210.asp
400mスイム。
何十年ぶりに泳いでみて、体力の衰えを感じる。
とりあえず、ほとんど平泳ぎで、なんとか泳ぎきって、2点をゲット(泳ぎ切れればいいや・・・)。
10分の休憩を挟んで、続く800mシュノーケリングは、これも泳ぎ切れればいいということで、手抜きで2点(長くて飽きるが、適当に泳げば疲れはない)。
5分の休憩で、器材着けたダイバーを100m曳航する。
今日は800mシュノーケルだけリベンジされていた方に、疲労ダイバー役をお願いして、これは、がんばって3点(タイムを稼ごうとしたので、結構しんどい)。
既に終わっている立ち泳ぎと、器材交換は、両方とも5点満点なので、合わせて17点となり、見事クリアである。
やれやれ、ジジイがダイブマスターを目指すと、碌なことにはならない(ヘロヘロです)。
終わってから、しばしの休憩の後、ペーパーテストの2回目を受ける。
頭の中は、完全に酸欠状態だが、とりあえず適当に答えて95点(3問間違い)。
1問は、答えの欄を書き違えた単純ミスだが、残りの2問は回答した記憶がない!(2つとも、間違えるはずのない問題)。
これは、大問題だなあ・・・。
まあいい。
終わってみれば、あっけないほどのスタミナテストだが、事前のプレッシャーは相当なものだ。
400mを泳げれば、後はどうにでもなる。
シュノーケルは、スピードさえ出さなければ、クーリングダウンのようなものだ。
曳航だって、藤上さんが、「頑張ってタイム出しましょう!」とかいわなければ楽勝だったのに・・・(まんまと乗せられてしまう浮沈子!)。
これをクリアしたことによって、ダイブマスターへの道が、グッと近づいてきたような気がする(酸欠による幻覚かあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
台風が通り過ぎれば、再び富戸に行って、地図作りの追加データの収集を行う予定である。
後は、緊急対応プランの作成と、ティーチングスキル、コンファインドウォーターでのオープンウォーター講習のアシスト、ファンダイブのアシストを行う必要がある。
ファンダイブのアシストは比較的機会があるが、オープンのプール講習は、オフシーズンになるのでチャンスを逃さないようにしたい。
とりあえず、今月に予定されている講習に参加させてもらえるように予約を入れる(レスキュー評価も?)。
ティーチングスキルはインストラクター相手に行うので、時間があるときにいつでも可能だ。
だんだんと先が見えてきたな。
緊急対応プランは、レスキューの時に作ったが、タイのピピ島でのもので、役には立たないので作り直そう。
富戸のバージョンで作っておけば、実際に役に立つことがあるかも知れない(そんなことにはなって欲しくないですが)。
しかし、ダイブマスターは、あくまでも通過地点に過ぎない。
だいたい、オープンサーキットを担いで日本の海で潜るというのは、浮沈子が目指しているダイビングシーンではない!。
南の島の浅く明るく温かい海で、気の向いた時だけ、CCRでも教えながら余生を過ごすというのが狙いなのだ。
そのための、ほんの小さな一歩なのである。
先は長いし、そんな都合のいい生活が出来るものなのかどうかは分からない。
しかし、前に進み続けていれば、やがてはゴールに到達する(かもしれない・・・)。
唯一確かなのは、進むことを止めてしまえば、永遠に辿り着くことはないということだ。
スタミナテストのようなもんだな。
千里の道も一歩から。
そして、残りの道のりが困難であることを考え続けているだけでは、ダメだということ。
途中で人生の時間切れや、体力(知力も!?)の限界が来るかもしれないが。
それでも、前進し続けることに意義がある。
その一歩を確実に踏み出したような気がする(だけかも・・・)。
ダイブマスターのスキル ― 2014年10月12日 17:17
ダイブマスターのスキル
念のために、ダイブマスターのスキルを復習しておく。
(ダイブマスター・コース)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/cu_0210.asp
「コース内容:
PADIダイブ・マスター・コースは、3つのモジュールに分けられます。」
「知識開発モジュール(自習、クラスルーム):
○ナレッジリビューの提出(9項目)
○エグザム(8トピック、各20問中15問以上の正解)
×緊急アシストプランの作成」
「水中スキルとスタミナ・モジュール:
○400m水泳
○15分間立ち泳ぎ
○800mスノーケル・スイム
○100m疲労ダイバー曳航
×レスキュー評価」
「現場での応用モジュール:
△水中地図の作成
○器材の交換
×ダイブマスターが実施するプログラムの実施
△インターンシップ1もしくはインターンシップ2のどちらかを終了」
○は終了、△は進行中、×はこれから。
今日、スタミナテストをやってみて、こういうスキルが本当に必要なのか、疑問に感じる。
レスキューとかを考えれば、その一環としての曳航とかはやった方がいいことは確かだが、400mスイムと800mスノーケル、そして15分間立ち泳ぎというのは考え物だ。
他団体との均衡を図る上で、止むを得ないのかもしれないが、あまり意味はないような気がする。
浮沈子のように、スタミナはなくても、浮力に自信のある方なら、ある程度はこなせてしまう。
ということは、正確なスタミナテストになっていないということだ。
これは問題だな。
ダイブマスターに必要なスタミナというのは、たぶん、陸上でタンクを運んだり、お客さんの器材を運んだりする体力なんだろうが、その辺は、このテストでは分からない。
浮沈子のように、自分の体重を支える筋力も危ない輩が、重力を浮力で相殺する水中や水上の環境で、いくら浮き身をやってみせたって、何の役にも立たないのだ。
まあ、レスキューの時の救命浮環の代わりにはなるんじゃないか(冗談です!)。
そもそも、ダイブマスターを目指そうという初期の目的は、プロフェッショナルレベルでの安全管理を学ぶということであった。
レスキューを受講して、その感を一層強くした。
実際、ダイブマスターのテキストを読んだり、スキルの練習をしたり、インストラクターに付いて学んでみると、安全管理の99パーセントは事前準備やダイビング環境の評価であることが分かる。
水に飛び込む時には、少なくとも想定される対応は、十分に行われていて、安全が確保されている状況なのだ。
残りの1パーセントは、実際の水中環境での安全管理になるが、それにしたって、必要な器材を準備したり、ロケーションを選んだりという事前作業が行われていて、事故が起こらないように配慮されている。
お客さん(生徒さん)が感じているストレスに配慮したり、軽減したりすることを含めて、安全管理の殆ど全ては陸上で為される。
段取り命!。
しかし、それでもなお、自然の中での遊びには不測の事態が生じることがある。
そのための水中スキルということになるんだろうが、浮沈子が考えるには、水中で最も危険な存在は、他のダイバーということになるのではないか。
マスクやレギュレーターをフィンで蹴られたり、めったにないことではあるが、器材が故障してオクトパスブリージングをやるハメになったり。
ガンガゼや、たまたま通り過ぎようとしているウツボの上に落下しそうになることもあるが。
そういった事態に対応するための基本的なスキルは、個々のダイバーが磨いていくしかない。
ダイブマスターは、少なくとも、自分のことは自分で出来るようになっている(ことになっている)。
その上で、認定ダイバーに対しては、情報提供したり、サポートすることによって、プロフェッショナルとしての対価を要求するわけだし、講習をアシストして、より多くの生徒を効率よく教えることによって生じる付加価値を得るわけだ。
スタミナテストは、そういったスキルとは縁遠いものである。
水中での運動機能が伴わなければ、水中ガイドとしてはやっていけないだろうし、レスキューにしたって役には立たないだろうから、一連のダイビングに必要な体力があるかどうかを定量的に測定するという意味では、必ずしも無意味とは言い切れない面もある。
器材を着けて、水中を一定時間泳いでみれば、そんなことはたちどころに分かるわけだが、なかなか定量化は難しいだろう。
そこで、スキルチェックの方法として、スイムやスノーケルというのは分かるんだが、立ち泳ぎってのは、どう考えても腑に落ちないな。
特に、最後の2分間で、手首を水面に出すというのはいかがなものか。
浮沈子のような、浮力オリエンテッドなダイバーは、苦もなくやり遂げるだろうが、それって意味があるのだろうか。
まあ、どうでもいいんですが。
もう、終わっちゃったから。
これから行う予定の、レスキュー評価や、残っているコンファインドウォーターでのオープンウォーターのアシスト、ティーチングスキルの練習は、実質的な意味がある。
つべこべ言わずに、さっさと終わらせちまおう!。
念のために、ダイブマスターのスキルを復習しておく。
(ダイブマスター・コース)
http://www.padi.co.jp/visitors/program/cu_0210.asp
「コース内容:
PADIダイブ・マスター・コースは、3つのモジュールに分けられます。」
「知識開発モジュール(自習、クラスルーム):
○ナレッジリビューの提出(9項目)
○エグザム(8トピック、各20問中15問以上の正解)
×緊急アシストプランの作成」
「水中スキルとスタミナ・モジュール:
○400m水泳
○15分間立ち泳ぎ
○800mスノーケル・スイム
○100m疲労ダイバー曳航
×レスキュー評価」
「現場での応用モジュール:
△水中地図の作成
○器材の交換
×ダイブマスターが実施するプログラムの実施
△インターンシップ1もしくはインターンシップ2のどちらかを終了」
○は終了、△は進行中、×はこれから。
今日、スタミナテストをやってみて、こういうスキルが本当に必要なのか、疑問に感じる。
レスキューとかを考えれば、その一環としての曳航とかはやった方がいいことは確かだが、400mスイムと800mスノーケル、そして15分間立ち泳ぎというのは考え物だ。
他団体との均衡を図る上で、止むを得ないのかもしれないが、あまり意味はないような気がする。
浮沈子のように、スタミナはなくても、浮力に自信のある方なら、ある程度はこなせてしまう。
ということは、正確なスタミナテストになっていないということだ。
これは問題だな。
ダイブマスターに必要なスタミナというのは、たぶん、陸上でタンクを運んだり、お客さんの器材を運んだりする体力なんだろうが、その辺は、このテストでは分からない。
浮沈子のように、自分の体重を支える筋力も危ない輩が、重力を浮力で相殺する水中や水上の環境で、いくら浮き身をやってみせたって、何の役にも立たないのだ。
まあ、レスキューの時の救命浮環の代わりにはなるんじゃないか(冗談です!)。
そもそも、ダイブマスターを目指そうという初期の目的は、プロフェッショナルレベルでの安全管理を学ぶということであった。
レスキューを受講して、その感を一層強くした。
実際、ダイブマスターのテキストを読んだり、スキルの練習をしたり、インストラクターに付いて学んでみると、安全管理の99パーセントは事前準備やダイビング環境の評価であることが分かる。
水に飛び込む時には、少なくとも想定される対応は、十分に行われていて、安全が確保されている状況なのだ。
残りの1パーセントは、実際の水中環境での安全管理になるが、それにしたって、必要な器材を準備したり、ロケーションを選んだりという事前作業が行われていて、事故が起こらないように配慮されている。
お客さん(生徒さん)が感じているストレスに配慮したり、軽減したりすることを含めて、安全管理の殆ど全ては陸上で為される。
段取り命!。
しかし、それでもなお、自然の中での遊びには不測の事態が生じることがある。
そのための水中スキルということになるんだろうが、浮沈子が考えるには、水中で最も危険な存在は、他のダイバーということになるのではないか。
マスクやレギュレーターをフィンで蹴られたり、めったにないことではあるが、器材が故障してオクトパスブリージングをやるハメになったり。
ガンガゼや、たまたま通り過ぎようとしているウツボの上に落下しそうになることもあるが。
そういった事態に対応するための基本的なスキルは、個々のダイバーが磨いていくしかない。
ダイブマスターは、少なくとも、自分のことは自分で出来るようになっている(ことになっている)。
その上で、認定ダイバーに対しては、情報提供したり、サポートすることによって、プロフェッショナルとしての対価を要求するわけだし、講習をアシストして、より多くの生徒を効率よく教えることによって生じる付加価値を得るわけだ。
スタミナテストは、そういったスキルとは縁遠いものである。
水中での運動機能が伴わなければ、水中ガイドとしてはやっていけないだろうし、レスキューにしたって役には立たないだろうから、一連のダイビングに必要な体力があるかどうかを定量的に測定するという意味では、必ずしも無意味とは言い切れない面もある。
器材を着けて、水中を一定時間泳いでみれば、そんなことはたちどころに分かるわけだが、なかなか定量化は難しいだろう。
そこで、スキルチェックの方法として、スイムやスノーケルというのは分かるんだが、立ち泳ぎってのは、どう考えても腑に落ちないな。
特に、最後の2分間で、手首を水面に出すというのはいかがなものか。
浮沈子のような、浮力オリエンテッドなダイバーは、苦もなくやり遂げるだろうが、それって意味があるのだろうか。
まあ、どうでもいいんですが。
もう、終わっちゃったから。
これから行う予定の、レスキュー評価や、残っているコンファインドウォーターでのオープンウォーターのアシスト、ティーチングスキルの練習は、実質的な意味がある。
つべこべ言わずに、さっさと終わらせちまおう!。
富戸の生き物 ― 2014年10月12日 18:29
富戸の生き物
6日間も富戸にいて、そのうち3日間は、富戸のヨコバマ(横浜)というビーチポイントに潜っているのに、何の記事も載せないというのは、いささか手抜きというものだろう(手抜きそのものですな)。
まあ、富戸で最も目に付く生き物は、城ヶ崎海岸の観光船に乗るジジババの群れで、それに次いで、陸上をうろつくダイバー共だな。
水中も大勢いるんだろうが、透視度が低いので、余り目立たない(そういう問題かあ?)。
ゲレンデは十分な広さがあるし、ハイシーズンのピークは過ぎているので、ダイバーの数は少ない。
ただ、生き物が付いているところは限られているので、それを目当てに集まってくる習性があるダイバーという生物の行動は、概ね共通だ。
特に、珍しい魚が流れ着いているという情報が飛び交うと、ガイドはお客さんそっちのけで、珍客の方を優先的に探し回ることになる。
まあ、一応、お客さんに見せるためとかいっているが、絶対自分が見たいからに決まっている。
中には、そういう季節回遊魚的な珍客を喜ぶお客もいるのだろうが、たいがいのダイバーは、イソギンチャクに張り付いているアネモネフィッシュ(クマノミ)や、ミノカサゴ、ウツボ、イカ、キンギョハナダイの群れなどを見て喜ぶわけだ。
誰も、ジンベイが出たり、マンタが現われたりすることを期待してはいない。
そんな中で、浮沈子が感動したのは、この魚。
(ハナハゼ)
http://www.sea-fishes.com/seafishes/hanahaze.html
「特徴は尾鰭軟条が糸状に長くのびていることである。体色は透明な青色で腹部はやや紫がかる。」
「自分の巣穴は作らず、テッポウエビの巣穴をダテハゼと共に利用していて、3者が共同生活をしていることがよくある。ダテハゼのように着底しておらず、巣穴の少し上でホバーリングをして、流れてくるプランクトンなどを食べている。」
「ダテハゼとテッポウエビの関係は見張りと巣穴の提供として知られているが、ハナハゼの役割はよくわかっていない。」
(富戸:ダイビングポイント:ビーチ)
http://www.izu-ito.jp/futo/beach.html
図の右端の上下の中央にあるエントリー口(上側の方がエントリー口、下側はエキジット口)から、砂場と書かれた入り江のような地形(もちろん、水中ですが)を右(図の上方)に転石エリアを辿っていくと、テッポウエビの巣穴と入り口に着底しているダテハゼと、その上方を竜宮城の乙姫様のように、尾びれを漂わせながら舞っているハナハゼのカップルを見ることができる。
繁殖期なのかもしれない。
その、ペアで泳ぐ様(正に、舞っているというのがピッタリ!)が美しい。
尾びれの先が糸状になっていて、ゆらゆらと漂う様に揺れて、なかなかの美形である。
色も水色の体色で、グラディエーションがあり、透明感もあって美しい。
近づくと、巣穴の中に、2匹揃って頭から入ってしまうというのも麗しい。
いけずうずうしく、餌をぱくつくようなマネはしない。
控えめで、しとやかで、仲睦まじいのである。
サイパンなどでも、ハゼとエビとの共生は見られる。
しかし、ハナハゼの共生というのは、ここではじめて見た。
ガイドさんに聞いたら、ほぼ1年中いるそうだ。
その転石エリアの先の辺りから、図では左側の方に細いロープが延びて、砂地の向こうに消えている。
アトランティスという小さな漁礁へと続く案内ロープである。
30m以上なので、長居は出来ないが、残圧とデコに気をつけて、1度くらいは行ってみてもいいかもしれない。
浮沈子が行った時には、キンギョハナダイの群れが着いていた。
キンギョハナダイと双璧を為す群れを作っているのが、これ。
(ソラスズメダイ)
http://www.sea-fishes.com/seafishes/sorasuzumedai.html
「体高は低く長楕円形で、コバルト色の体色に尾鰭が黄色いのが特徴である。」
「青い色の魚には実は色素胞に青い色素は存在せず、皮膚から青い光が選択的に反射され、私たちの目に青い魚として認識していることが分かっている。これは鱗上の皮膚にある「虹色素胞」という色素胞の中に、ブラインドの羽根のように配置された5nm(ナノメートル)という極めて薄い「グアニン」という結晶が100nm前後の等間隔で並んでいて、それが反射する光によるものである。」
薀蓄ですな。
グアニンといえば、DNA。
まあ、どうでもいいんですが。
鮮やかな体色で、いかにも熱帯魚という風情である。
何度か、この2種類の群れが混ざっているところを見た。
スキューバプロショップ富戸店のブログにも、そんな写真が掲載されている。
(富戸の海 9月17日)
http://scubaproshop.livedoor.biz/?p=4
「キンギョハナダイとソラスズメダイも増えてきて、混ざってキレイです」
異なる魚種の群れが混ざっているなどというのは、浮沈子的には理解し難いのだが、地元のダイバー共は、疑問に思わんのかあ?。
まあいい。
ハナハゼの撮影について、詳しく書いてあるページも見つけた。
(“絵”になる身近な被写体~ハナハゼ)
http://dive-tail.cocolog-nifty.com/watching/2007/11/post_85c0.html
「いつも見かける魚や景色でも十分絵になる被写体があるはずです。もっと身近な被写体にレンズを向けてみてはいかがですか?」
まっこと、そのとおりであると、浮沈子も思う。
しかし、まあ、なんだな、このブログも、こういう記事を書くようになって、普通のダイバー向けのページになってきたな。
残念ながら、富戸ではリブリーザーで潜ることは出来ないらしい。
ダイブマスター取れたら、アルミタンクでもサイドマウントして、ダブルで潜ってみっかな。
それでも、ガス持ちの良いガイドさんと、同じくらいしか潜れないだろうけど。
6日間も富戸にいて、そのうち3日間は、富戸のヨコバマ(横浜)というビーチポイントに潜っているのに、何の記事も載せないというのは、いささか手抜きというものだろう(手抜きそのものですな)。
まあ、富戸で最も目に付く生き物は、城ヶ崎海岸の観光船に乗るジジババの群れで、それに次いで、陸上をうろつくダイバー共だな。
水中も大勢いるんだろうが、透視度が低いので、余り目立たない(そういう問題かあ?)。
ゲレンデは十分な広さがあるし、ハイシーズンのピークは過ぎているので、ダイバーの数は少ない。
ただ、生き物が付いているところは限られているので、それを目当てに集まってくる習性があるダイバーという生物の行動は、概ね共通だ。
特に、珍しい魚が流れ着いているという情報が飛び交うと、ガイドはお客さんそっちのけで、珍客の方を優先的に探し回ることになる。
まあ、一応、お客さんに見せるためとかいっているが、絶対自分が見たいからに決まっている。
中には、そういう季節回遊魚的な珍客を喜ぶお客もいるのだろうが、たいがいのダイバーは、イソギンチャクに張り付いているアネモネフィッシュ(クマノミ)や、ミノカサゴ、ウツボ、イカ、キンギョハナダイの群れなどを見て喜ぶわけだ。
誰も、ジンベイが出たり、マンタが現われたりすることを期待してはいない。
そんな中で、浮沈子が感動したのは、この魚。
(ハナハゼ)
http://www.sea-fishes.com/seafishes/hanahaze.html
「特徴は尾鰭軟条が糸状に長くのびていることである。体色は透明な青色で腹部はやや紫がかる。」
「自分の巣穴は作らず、テッポウエビの巣穴をダテハゼと共に利用していて、3者が共同生活をしていることがよくある。ダテハゼのように着底しておらず、巣穴の少し上でホバーリングをして、流れてくるプランクトンなどを食べている。」
「ダテハゼとテッポウエビの関係は見張りと巣穴の提供として知られているが、ハナハゼの役割はよくわかっていない。」
(富戸:ダイビングポイント:ビーチ)
http://www.izu-ito.jp/futo/beach.html
図の右端の上下の中央にあるエントリー口(上側の方がエントリー口、下側はエキジット口)から、砂場と書かれた入り江のような地形(もちろん、水中ですが)を右(図の上方)に転石エリアを辿っていくと、テッポウエビの巣穴と入り口に着底しているダテハゼと、その上方を竜宮城の乙姫様のように、尾びれを漂わせながら舞っているハナハゼのカップルを見ることができる。
繁殖期なのかもしれない。
その、ペアで泳ぐ様(正に、舞っているというのがピッタリ!)が美しい。
尾びれの先が糸状になっていて、ゆらゆらと漂う様に揺れて、なかなかの美形である。
色も水色の体色で、グラディエーションがあり、透明感もあって美しい。
近づくと、巣穴の中に、2匹揃って頭から入ってしまうというのも麗しい。
いけずうずうしく、餌をぱくつくようなマネはしない。
控えめで、しとやかで、仲睦まじいのである。
サイパンなどでも、ハゼとエビとの共生は見られる。
しかし、ハナハゼの共生というのは、ここではじめて見た。
ガイドさんに聞いたら、ほぼ1年中いるそうだ。
その転石エリアの先の辺りから、図では左側の方に細いロープが延びて、砂地の向こうに消えている。
アトランティスという小さな漁礁へと続く案内ロープである。
30m以上なので、長居は出来ないが、残圧とデコに気をつけて、1度くらいは行ってみてもいいかもしれない。
浮沈子が行った時には、キンギョハナダイの群れが着いていた。
キンギョハナダイと双璧を為す群れを作っているのが、これ。
(ソラスズメダイ)
http://www.sea-fishes.com/seafishes/sorasuzumedai.html
「体高は低く長楕円形で、コバルト色の体色に尾鰭が黄色いのが特徴である。」
「青い色の魚には実は色素胞に青い色素は存在せず、皮膚から青い光が選択的に反射され、私たちの目に青い魚として認識していることが分かっている。これは鱗上の皮膚にある「虹色素胞」という色素胞の中に、ブラインドの羽根のように配置された5nm(ナノメートル)という極めて薄い「グアニン」という結晶が100nm前後の等間隔で並んでいて、それが反射する光によるものである。」
薀蓄ですな。
グアニンといえば、DNA。
まあ、どうでもいいんですが。
鮮やかな体色で、いかにも熱帯魚という風情である。
何度か、この2種類の群れが混ざっているところを見た。
スキューバプロショップ富戸店のブログにも、そんな写真が掲載されている。
(富戸の海 9月17日)
http://scubaproshop.livedoor.biz/?p=4
「キンギョハナダイとソラスズメダイも増えてきて、混ざってキレイです」
異なる魚種の群れが混ざっているなどというのは、浮沈子的には理解し難いのだが、地元のダイバー共は、疑問に思わんのかあ?。
まあいい。
ハナハゼの撮影について、詳しく書いてあるページも見つけた。
(“絵”になる身近な被写体~ハナハゼ)
http://dive-tail.cocolog-nifty.com/watching/2007/11/post_85c0.html
「いつも見かける魚や景色でも十分絵になる被写体があるはずです。もっと身近な被写体にレンズを向けてみてはいかがですか?」
まっこと、そのとおりであると、浮沈子も思う。
しかし、まあ、なんだな、このブログも、こういう記事を書くようになって、普通のダイバー向けのページになってきたな。
残念ながら、富戸ではリブリーザーで潜ることは出来ないらしい。
ダイブマスター取れたら、アルミタンクでもサイドマウントして、ダブルで潜ってみっかな。
それでも、ガス持ちの良いガイドさんと、同じくらいしか潜れないだろうけど。
シエラレオネの憂鬱 ― 2014年10月12日 20:41
シエラレオネの憂鬱
カイラフンとケネマの感染が終息しつつある。
いい知らせは、それだけだ。
(Government of Sierra Leone
Ministry of Health and Sanitation
EBOLA VIRUS DISEASE - SITUATION REPORT (Sit-Rep) – 05 October, 2014)
http://www.humanitarianresponse.info/system/files/documents/files/Ebola-Situation-Report_Vol-130.pdf
10月4日時点での集計を見ると、2727人の感染者だが、11日では3064となっている。
(The Republic of Sierra Leone
EBOLA OUTBREAK UPDATES---October 11, 2014)
http://ogi.gov.sl/content/press-release-35
シエラレオネは、従来から、確定例の割合が高く、浮沈子はその実態を疑っていたのだが、11日の疑い例は327人となっていて、当初からの可能性例37人と合わせて、未確定分が364例と、12パーセント近くになっている。
ラボの分析が追いつかないのだろう。
それにしても、首都圏を擁するウエスタン地区の増加は著しいものがある。
人口密集地での感染拡大が、如何に悲惨な状況になるかは、リベリアの首都モンロビアを擁するモンテセラド郡の狂気のような増加を見ても明らかだ。
この地域の感染者の実態は、おそらく正確に把握されているとはいえないだろう。
9月から展開の準備に入ったはずの米軍の医療施設がどうなったのか、情報は見えていない。
1700床のベッドを運用し、一気に終息させる手はずのはずだ。
既に半月が過ぎている。
シエラレオネについては、その後の情報がなく、闇の中である。
この国は、英国が資源を投入していくと表明していたのではなかったか。
旧宗主国としての関与を、しっかりとしてもらいたいもんだな。
フリータウン周辺だけではなく、ポルトロコ、ボンバリ地区の増加も止まらない。
(Sierra Leone Districts:シエラレオネの地図)
http://en.wikipedia.org/wiki/Sierra_Leone#mediaviewer/File:Sierra_Leone_Districts.png
この2地区の増加が首都から派生したのか、別の感染なのかは不明だ。
今、もっとも憂鬱なのは、シエラレオネかもしれない。
コンスタントな増加が、一転して感染爆発になっている。
死亡率の低さは相変わらずで、相当のモレがあるとみていい。
10月11日時点での疑い、可能性を含む死亡率は、37.7パーセントに過ぎない。
ほぼ毎日更新される数字なのだが、どこまで信じてよいものやら・・・。
カイラフンとケネマの感染が終息しつつある。
いい知らせは、それだけだ。
(Government of Sierra Leone
Ministry of Health and Sanitation
EBOLA VIRUS DISEASE - SITUATION REPORT (Sit-Rep) – 05 October, 2014)
http://www.humanitarianresponse.info/system/files/documents/files/Ebola-Situation-Report_Vol-130.pdf
10月4日時点での集計を見ると、2727人の感染者だが、11日では3064となっている。
(The Republic of Sierra Leone
EBOLA OUTBREAK UPDATES---October 11, 2014)
http://ogi.gov.sl/content/press-release-35
シエラレオネは、従来から、確定例の割合が高く、浮沈子はその実態を疑っていたのだが、11日の疑い例は327人となっていて、当初からの可能性例37人と合わせて、未確定分が364例と、12パーセント近くになっている。
ラボの分析が追いつかないのだろう。
それにしても、首都圏を擁するウエスタン地区の増加は著しいものがある。
人口密集地での感染拡大が、如何に悲惨な状況になるかは、リベリアの首都モンロビアを擁するモンテセラド郡の狂気のような増加を見ても明らかだ。
この地域の感染者の実態は、おそらく正確に把握されているとはいえないだろう。
9月から展開の準備に入ったはずの米軍の医療施設がどうなったのか、情報は見えていない。
1700床のベッドを運用し、一気に終息させる手はずのはずだ。
既に半月が過ぎている。
シエラレオネについては、その後の情報がなく、闇の中である。
この国は、英国が資源を投入していくと表明していたのではなかったか。
旧宗主国としての関与を、しっかりとしてもらいたいもんだな。
フリータウン周辺だけではなく、ポルトロコ、ボンバリ地区の増加も止まらない。
(Sierra Leone Districts:シエラレオネの地図)
http://en.wikipedia.org/wiki/Sierra_Leone#mediaviewer/File:Sierra_Leone_Districts.png
この2地区の増加が首都から派生したのか、別の感染なのかは不明だ。
今、もっとも憂鬱なのは、シエラレオネかもしれない。
コンスタントな増加が、一転して感染爆発になっている。
死亡率の低さは相変わらずで、相当のモレがあるとみていい。
10月11日時点での疑い、可能性を含む死亡率は、37.7パーセントに過ぎない。
ほぼ毎日更新される数字なのだが、どこまで信じてよいものやら・・・。
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