🐼嫦娥6号打ち上げ ― 2024年05月03日 07:29
嫦娥6号打ち上げ
(中国 月裏側の無人探査機 あす打ち上げへ 岩石など採取目指す)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240502/k10014439281000.html
「「嫦娥6号」とは
今回、中国が打ち上げる無人の月面探査機「嫦娥6号」は地球からは見えない月の裏側に回り込んで、岩石などのサンプルを採取し地球に持ち帰る「サンプルリターン」を目指しています。」
「中国は、月の裏側と地球の間で通信を行えるようにするため、ことし3月に打ち上げた中継衛星を用いて「嫦娥6号」との間で通信を行うことにしていますが、こうした通信上の問題もあって、月の裏側からの「サンプルリターン」は難易度が高いとされています。」
「また、月の南極周辺には、飲み水や燃料としての利用が期待される水が、氷の状態で存在する可能性が指摘されていて、今回得られたデータをもとに今後の月探査や開発をリードしていくねらいもあるとみられます。」
うーん、月の南極周辺と、今回の探査機とは関係ないような気がするんだがな。
それは、さらに次の嫦娥7号の打ち上げを待たなければならない。
(中国の月探査4期が承認 嫦娥6号の製品生産がほぼ完了)
https://spc.jst.go.jp/news/220903/topic_3_01.html
「月探査4期には嫦娥6・7・8号任務が含まれる。この3つの任務は今後10年内に実施される。うち6号は、サンプルリターンの機能を持ち、月の裏側に向かう。」
「嫦娥7号は開発中だ。今後は月の南極の探査を行い、さらに国際月科学研究ステーションの基本形を構築する」
嫦娥6号についての情報は少ない。
(史上初–月の裏側からのサンプルリターン、5月3日に打ち上げと報道)
https://uchubiz.com/article/new46056/
「嫦娥6号は中国の海南島にある、文昌衛星発射場から打ち上げられる。重量8.2tの探査機は「長征5号」ロケットに搭載され、月の南極の「エイトケン」盆地への着陸を目指す。」
「着陸機(ランダー)、上昇機(アセンダー)、周回機(オービター)、再突入モジュールの4つのコンポーネントで構成」
プロセスは、嫦娥5号と同様なはずだ(もともと予備機だからな)。
ネタ元のスペースコムの記事が比較的詳しい。
(中国、月の裏側へのサンプル帰還ミッションを5月3日に開始へ)
https://www.space.com/china-preparing-launch-change-6-moon-sample-return-mission
「嫦娥6号は、金曜日(5月3日)東部夏時間午前3時50分(日本時間0759、北京時間午後3時50分)に打ち上げられる予定だと伝えられている。」(日本時間とあるのは、自動翻訳の誤り)
「環境条件を考慮し、海南島の天候に適応するための台風予防計画もいくつか準備しました。」
やや意味不明だが、今のところ台風の情報はない。
「嫦娥6号ミッションの特徴は、主に月周回軌道のため、打ち上げウィンドウに非常に高い要件があることです。最適なエネルギーを達成するために、ロケットの打ち上げ時間にも高い要件があります」
「月転移軌道[LTO]への配達時間も考慮されているため、打ち上げ期間は比較的狭い」
「嫦娥6号は近地点(最接近点)125マイル(200キロ)、遠地点(最遠点)25万5000マイル(41万キロ)でLTOに突入する必要があり、軌道突入精度の要求も極めて厳しい。」
「探査機とその運用戦略の点で嫦娥5号と非常に似ており、スクープとドリルのサンプルを取得する予定で、合計はおそらく最大4.4ポンドになるという。 (2キログラム)。」(ブラウン大学の著名な月科学者ジェームス・ヘッド氏)
「最近打ち上げられたQueqiao 2ファーサイド通信衛星は月周回軌道上でテストされており、嫦娥6号ミッションだけでなく、後続の嫦娥7号と嫦娥8号のロボット探査をサポートするために完全に機能している。」(同上)
月探査といえば、我が国のスリムが逆立ちして着陸している。
何度か越夜しているようだが、もう、トレースしてない。
予定では、日本時間の午後3時ころの打ち上げになりそうだ。
火星サンプルリターンに向けて、着々と準備は進んでいる。
宇宙ネタ的に注目なのは、なんといってもスターライナーのCFTだが、中国の月探査からも目が離せない。
天宮宇宙ステーションは順調に運用されているようだし、中国にしては珍しく、月探査はオンスケジュールで進んでいる。
当初は、嫦娥6号は2025年と言われていたから、むしろ早まっているともいえる。
米国のアルテミス計画の遅れが取りざたされている昨今、羨ましい話だ。
(NASA、監察総監によるアルテミスII報告書は役に立たず冗長だと主張)
https://arstechnica.com/space/2024/05/nasa-seems-unhappy-to-be-questioned-about-its-artemis-ii-readiness/
「これは我々の商業プログラムの一部であり、スペースX社は2026年9月に着陸契約を結んだ」とネルソン氏は、2026年9月に宇宙飛行士をスターシップに着陸させるというNASAの計画に言及しながら答えた。「現在、それが契約に規定されている。」」
「あなたが参照している記事は推測です。 では、準備ができていない場合はどうなるのでしょうか? まあ、当然のことながら、人々はこれらのことを考えます。」
「しかし、計画では着陸する予定であり、4人の乗組員のうち2人の宇宙飛行士が着陸船に乗り込み、降下して着陸することになる。」
苦し紛れの答弁だな。
まあいい。
アルテミス計画による、今世紀初の月面着陸が中国にぶち抜かれることは確定的だ(そうなのかあ?)。
火星サンプルリターンも、おそらく逆転されるだろう。
そして、それはひょっとすると、不可逆的な逆転かも知れない。
有人火星探査まで?。
そう考えながら、嫦娥6号の人類初の月の裏側からのサンプルリターンの打ち上げを眺めると、なかなか味わい深いものがあるな・・・。
(中国 月裏側の無人探査機 あす打ち上げへ 岩石など採取目指す)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240502/k10014439281000.html
「「嫦娥6号」とは
今回、中国が打ち上げる無人の月面探査機「嫦娥6号」は地球からは見えない月の裏側に回り込んで、岩石などのサンプルを採取し地球に持ち帰る「サンプルリターン」を目指しています。」
「中国は、月の裏側と地球の間で通信を行えるようにするため、ことし3月に打ち上げた中継衛星を用いて「嫦娥6号」との間で通信を行うことにしていますが、こうした通信上の問題もあって、月の裏側からの「サンプルリターン」は難易度が高いとされています。」
「また、月の南極周辺には、飲み水や燃料としての利用が期待される水が、氷の状態で存在する可能性が指摘されていて、今回得られたデータをもとに今後の月探査や開発をリードしていくねらいもあるとみられます。」
うーん、月の南極周辺と、今回の探査機とは関係ないような気がするんだがな。
それは、さらに次の嫦娥7号の打ち上げを待たなければならない。
(中国の月探査4期が承認 嫦娥6号の製品生産がほぼ完了)
https://spc.jst.go.jp/news/220903/topic_3_01.html
「月探査4期には嫦娥6・7・8号任務が含まれる。この3つの任務は今後10年内に実施される。うち6号は、サンプルリターンの機能を持ち、月の裏側に向かう。」
「嫦娥7号は開発中だ。今後は月の南極の探査を行い、さらに国際月科学研究ステーションの基本形を構築する」
嫦娥6号についての情報は少ない。
(史上初–月の裏側からのサンプルリターン、5月3日に打ち上げと報道)
https://uchubiz.com/article/new46056/
「嫦娥6号は中国の海南島にある、文昌衛星発射場から打ち上げられる。重量8.2tの探査機は「長征5号」ロケットに搭載され、月の南極の「エイトケン」盆地への着陸を目指す。」
「着陸機(ランダー)、上昇機(アセンダー)、周回機(オービター)、再突入モジュールの4つのコンポーネントで構成」
プロセスは、嫦娥5号と同様なはずだ(もともと予備機だからな)。
ネタ元のスペースコムの記事が比較的詳しい。
(中国、月の裏側へのサンプル帰還ミッションを5月3日に開始へ)
https://www.space.com/china-preparing-launch-change-6-moon-sample-return-mission
「嫦娥6号は、金曜日(5月3日)東部夏時間午前3時50分(日本時間0759、北京時間午後3時50分)に打ち上げられる予定だと伝えられている。」(日本時間とあるのは、自動翻訳の誤り)
「環境条件を考慮し、海南島の天候に適応するための台風予防計画もいくつか準備しました。」
やや意味不明だが、今のところ台風の情報はない。
「嫦娥6号ミッションの特徴は、主に月周回軌道のため、打ち上げウィンドウに非常に高い要件があることです。最適なエネルギーを達成するために、ロケットの打ち上げ時間にも高い要件があります」
「月転移軌道[LTO]への配達時間も考慮されているため、打ち上げ期間は比較的狭い」
「嫦娥6号は近地点(最接近点)125マイル(200キロ)、遠地点(最遠点)25万5000マイル(41万キロ)でLTOに突入する必要があり、軌道突入精度の要求も極めて厳しい。」
「探査機とその運用戦略の点で嫦娥5号と非常に似ており、スクープとドリルのサンプルを取得する予定で、合計はおそらく最大4.4ポンドになるという。 (2キログラム)。」(ブラウン大学の著名な月科学者ジェームス・ヘッド氏)
「最近打ち上げられたQueqiao 2ファーサイド通信衛星は月周回軌道上でテストされており、嫦娥6号ミッションだけでなく、後続の嫦娥7号と嫦娥8号のロボット探査をサポートするために完全に機能している。」(同上)
月探査といえば、我が国のスリムが逆立ちして着陸している。
何度か越夜しているようだが、もう、トレースしてない。
予定では、日本時間の午後3時ころの打ち上げになりそうだ。
火星サンプルリターンに向けて、着々と準備は進んでいる。
宇宙ネタ的に注目なのは、なんといってもスターライナーのCFTだが、中国の月探査からも目が離せない。
天宮宇宙ステーションは順調に運用されているようだし、中国にしては珍しく、月探査はオンスケジュールで進んでいる。
当初は、嫦娥6号は2025年と言われていたから、むしろ早まっているともいえる。
米国のアルテミス計画の遅れが取りざたされている昨今、羨ましい話だ。
(NASA、監察総監によるアルテミスII報告書は役に立たず冗長だと主張)
https://arstechnica.com/space/2024/05/nasa-seems-unhappy-to-be-questioned-about-its-artemis-ii-readiness/
「これは我々の商業プログラムの一部であり、スペースX社は2026年9月に着陸契約を結んだ」とネルソン氏は、2026年9月に宇宙飛行士をスターシップに着陸させるというNASAの計画に言及しながら答えた。「現在、それが契約に規定されている。」」
「あなたが参照している記事は推測です。 では、準備ができていない場合はどうなるのでしょうか? まあ、当然のことながら、人々はこれらのことを考えます。」
「しかし、計画では着陸する予定であり、4人の乗組員のうち2人の宇宙飛行士が着陸船に乗り込み、降下して着陸することになる。」
苦し紛れの答弁だな。
まあいい。
アルテミス計画による、今世紀初の月面着陸が中国にぶち抜かれることは確定的だ(そうなのかあ?)。
火星サンプルリターンも、おそらく逆転されるだろう。
そして、それはひょっとすると、不可逆的な逆転かも知れない。
有人火星探査まで?。
そう考えながら、嫦娥6号の人類初の月の裏側からのサンプルリターンの打ち上げを眺めると、なかなか味わい深いものがあるな・・・。
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