🐼嫦娥6号:明日着陸2024年06月01日 18:45

嫦娥6号:明日着陸


(中国、月探査機「嫦娥6号」による月着陸を数日以内に実施か)
https://sorae.info/space/20240601-chang-e-6.html

「嫦娥6号の着陸が日本時間2024年6月2日9時頃に予定」

スペースニュースのアンドリュー・ジョーンズの記事が元ネタなんだが、早いな・・・。

いい記事なんだが、惜しいところもある。

「直径約200kmの南極エイトケン盆地」

やれやれ・・・。

(南極エイトケン盆地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%A5%B5%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B1%E3%83%B3%E7%9B%86%E5%9C%B0

「直径 約 2500 km」

月面最大にして太陽系最大級のクレーターなわけで、この中に目指すアポロクレーターがある。

「着陸目標地点は南極エイトケン盆地にあるアポロ・クレーター(Apollo、アポロ盆地とも。直径約524km)の南部で、成功すれば月の裏側からのサンプルリターンは世界初」

アポロクレーターの直径も、ウィキでは538kmとなっていて、どこから引っ張ってきたのかは不明だ。

アンドリュー・ジョーンズの記事にもない。

単なるミスプリとは思うけど、基礎的知識がない記者が書いた記事に見えちまう。

まあ、どうでもいいんですが。

宇宙関係は、浮世離れしているところが気楽でいいんだが、最近は軍事絡みやスターリンクのような身近な実利が絡んできたりして、やや緊張感が出てきたようだ。

月面有人着陸レースとかもあるしな(NASAは、早々に白旗揚げちゃいましたけど)。

記事書く方も、緊張感持って書かないとな(おまいに言われたくない!)。

まあいい。

中国のことだから、リアルタイムの情報発信はしないだろう。

終わってから、ゆっくりお知らせすることになるのかも知れない(未確認)。

スペースニュースの元記事を読んでいて、気になることがあった。

(嫦娥6号、週末にアポロクレーターから太陽が昇る中、着陸を試みる)
https://spacenews.com/change-6-set-for-weekend-landing-attempt-as-sun-rises-over-apollo-crater/

「着陸機にはイタリアの受動型レーザー反射鏡が搭載」

「着陸機はその後、上昇モジュールの打ち上げにより損傷を受け、おそらく月面での運用は終了」

レーザー反射鏡は、だいじょうび?。

大体、そもそも月の裏側で、レーザー反射鏡って、何に使うわけ?(未確認)。

アポロ計画で運んだレーザー反射鏡は、月面との距離を正確に計測するというわかりやすい話だったがな。

裏側だぜ?。

やっぱ、謎の円盤UFOの基地(つーか、シャドウのムーンベースだな)とかあるんじゃないのかあ?。

宇宙人と交信するためとか(レーザー反射鏡でえ?)。

怪しげな装置を作ったのがイタリアというのも気になる。

バチカンとかあるしな。

きっと、宇宙人はバチカンを拠点にして、地球征服を企んでいるに違いない(キリストは処刑後に蘇って昇天しちゃうからな:かぐや姫と同じじゃん!?)。

地球外生命の存在に否定的な浮沈子だが、宇宙人やUFOの話は全く矛盾しない(そうなのかあ?)。

SFダイスキ!、陰謀論ダイスキ!。

今日も愚弟と会食した際、JAL123便の陰謀論や、アポロ計画はハリウッドのでっち上げという話で盛り上がった。

もちろん、嫦娥6号は香港のスタジオで撮影されている(そんなあ!)。

宇宙船シーンは、得意のワイヤーアクションに決まってる。

「月の裏側からのサンプルリターンは世界初」(再掲)

そのへんの石ころ拾ってきて、カプセルに詰めて「開封の儀」で盛り上げてるだけだ(そうなのかあ?)。

今日は、妄想が止まらないな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

「嫦娥5号は、掘削の問題により予想の2,000グラムから減少し、1,731グラムのサンプルを採取した。」(上記スペースニュースの記事より)

これは、一つ前(嫦娥5号)のサンプルリターンのことだ。

「サンプルは当初中国の機関に提供されたが、アクセスは国際科学者に拡大された。NASAの研究者も、NASAと中国機関の二国間活動に関する議会の禁止の例外として、サンプルの申請を許可された。」

浮沈子は、米国と中国が宇宙開発の分野で対立していることは、人類の不幸だと感じる。

これまでも、鵲橋通信衛星(嫦娥4号をサポート)の利用で、限定的な協力関係がないわけではない。

が、国家間の対立の犠牲となって、広範な協力が妨げられているのは頂けない。

ウクライナロシア紛争を背景とした政治的対立が、経済競争に伴う摩擦に輪をかけている。

ドンパチやりながら対立しているロシアとだって、ISSでは協力し合えているわけだからな(ロゴージン(前ロスコスモス親分)は、リブーストしてやんないぞとか、脅してましたけど)。

まあ、どうでもいいんですが。

嫦娥6号のサンプルにも、いずれ国際的アクセスの道が開かれるかも知れない(未調査)。

是非そうあって欲しいし、そうあるべきだと感じる。

宇宙に国境はない。

また、宇宙から地球を眺めても、そこには国境線など引かれてはいない。

ハルキウ北方からボルチャンスクへ5km侵入したとか、リプシ方面では10km入ったとか、しょぼい話ばかりだ。

月は、38万kmの彼方にある。

そこから地球を眺めれば、青い宝石が浮かんでいるように見えるといわれる。

月面に足跡を記した人類は12人(周回だけした人を除く)。

12人のイカれた男たちだ(どっかで聞いたような・・・)。

それ以外の全ての人類は、この地球上だけで過ごした。

全ての歴史、戦争、愛や憎しみ、束の間の平和の時は、この星の上の出来事だった。

火星移民を唱える変人もいるけど、そんな与太話をまともに聞く必要はない。

もちろん、人類だけじゃない。

生きとし生けるもの全て、いや、生命を持たない存在全てを内包して、46億年の間、漆黒の宇宙を飛び続けている。

月の起源は未だに論争があるけれど、ほぼ同じ期間、地球の衛星として太陽の周りをともに周回している。

嫦娥6号がほじくり返そうとしている南極エイトケン盆地は、太古の昔に巨大隕石が落下したクレーターと言われている。

月の地下深くの地層が露出している可能性が指摘されていて、そのサンプルは貴重だ。

もちろん、人類が初めて手にすることになる。

そのミッションは、38万kmの彼方で「静か」に進行中だ。

当然、真空だから音はしないけどな(そういうことかあ?)。

この技術の確立は重要だ。

重力の大きさは違うし、距離的には遥かに遠いけど、火星サンプルリターン(MSR)の練習でもある。

有無を言わせぬ人類初を、中国にみすみす取らせるのかあ?。

21世紀の有人月面着陸では、早々に白旗掲げた米国だが、下手をするとMSRでも先を越されかねない。

うかうかしてられないだろう。

いっそ、米中で協力して回収してはどうか。

災い転じて福となす発送が必要な気がするんだがな・・・。

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