🐱欧州大戦争:スイング国家 ― 2024年06月01日 19:54
欧州大戦争:スイング国家
(枢軸を形成し西側を脅かす「中露朝イラン」、今後の国際秩序の行方を左右する6つの「スイング国家」とは)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81293
「カギを握る6つの「スイング国家」」(5ページ目)
「中・露・北朝鮮・イラン」→悪の枢軸
「米欧が構築した国際システムの不満分子に過ぎなかった4カ国はますます共通の利益を認識するようになり「台頭する枢軸」として軍事・外交を連携させる。国際社会の地政学は根本的に変わりつつある。」
「一定の国力を持ち、まだ対外政策の方向性が明確に固まっておらず揺れ動いている“第3勢力”」(スイング国家)
それって、どこよ!?。
「陣営双方が世界中で影響力を競い合い、重要な国々を自国の側に引き寄せようとするだろう。ブラジル、インド、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの6カ国は地政学的に十分な重みを持ち、将来の国際秩序の方向性を左右する」(米民主党とのつながりが深いワシントンのシンクタンク、新アメリカ安全保障センター(CNAS)のリチャード・フォンテーヌ最高経営責任者(CEO)とアンドレア・ケンドール=テイラー上級研究員:たぶん)
「米国の政策立案者は貿易インセンティブ、軍事的関与、対外援助、外交を駆使して、こうした「スイング国家」が「台頭する枢軸」の軍事基地を受け入れたり、技術インフラや軍事装備にアクセスしたり、西側の制裁を回避する手助けをしたりするのを阻止するべき」
いま、米国はまさにその通りの動きをしている。
上記のスイング国家だけではなく、あらゆる軍事外交経済民間チャンネルを総動員して動いている。
それは、我が国のように、様々な事情からド派手な動きができない同盟国にも及んでいる。
西側が、第二次世界大戦後、冷戦期を通じ、その後のポスト冷戦で築き上げた世界秩序が脅かされているわけだからな。
全霊全力だ。
ここで出し惜しみしてどーする!?。
「ロシアはいま、朝鮮半島を不安定化させたくはない。北朝鮮から余分の弾薬やその他の物資を提供してもらう必要があるからだ。」(『プーチンの戦争:チェチェンからウクライナまで』の著者でシンクタンク、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)のマーク・ガレオッティ上級研究員)
なかなかユニークで、理に適った見方ではある。
が、そうシンプルに動くとは限らない。
「ロシアはウクライナだけを切り離して見ておらず、ウクライナを本質的に米国が支配する西側とのより広い政治的闘争における運動論的戦場と見ている。」
東アジア情勢についてはともかく、ロシアのウクライナ紛争に対する認識は、浮沈子的にはしっくり来るな。
ロシアにおいて外交は戦争の道具だが(そうなのかあ?)、戦争もまた政治の道具だ。
「日本から見れば、ウクライナ戦争は遠いところで起こっている話だと言える。優先順位は低い。その現実主義を認識しなければならない。北方領土や中国を巡る問題を考えると、日本ができることには明白に限界がある」
既成の世界秩序が脅かされ、ロシア中国北朝鮮が隣国である我が国が、いつまでも外野である保証などない。
西側が、ロシアを牽制するために朝鮮半島有事を仕掛けないという理由はない(そうなのかあ?)。
相手が嫌がることをするのが戦争だしな。
もう一度、朝鮮戦争の棚ぼたがやってくるとか、呑気なことを言ってる場合じゃないだろう。
不沈空母として、米軍に軍事拠点を提供している我が国は、正当な軍事目標になる。
台湾有事の際には、全国津々浦々の空港を米軍に自由に使わせることになる(そう迫ってるしな)。
港湾も同じだろう(未確認)。
マークガオレッティの見立ては、ざっくりと情勢だけで判断する危険な見方だ(浮沈子は得意です!)。
神は細部に宿る。
水から煮殺されるカエルは、緩やかな情勢の変化に気づかない。
しかし、そこには明確な兆候があり、それを見逃さないことが極めて重要だ。
東アジアの軍事的緊張はすでにエスカレートしつつある。
仮に、ロシアがそれを好まないとするなら、それこそがつけ目だろう。
西側から仕掛ける!(そうなのかあ?)。
その際の足場を提供させられる我が国は、いい面の皮だ。
たぶん、足場だけじゃすまないだろうな。
ショーtheフラッグ!。
まあいい。
米国は、既存の世界秩序を維持するために、世界中を巻き込んでいる。
ウクライナも、世界中を巻き込んで自国の存立を図ろうとしているけど、そんなレベルじゃない。
むしろ、米国がツールとして使おうとしていたわけで、どうも期待外れに終わったようだ(そうなのかあ?)。
今や、足を引っ張る厄介者扱いだな(そんなあ!)。
スイスの平和サミットには、バイデンは出ないみたいだしな(未確認:そう報道されてますけど)。
「ブラジル、インド、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ」(再掲)
人口、経済、地域における影響度、資源、地政学的周辺国に与える影響、枢軸国との関係など、いずれも極めて重要だ。
ブラジルが立場を大きく変えてきたのは痛いな。
浮沈子的には、ベトナムが枢軸国側にすり寄り始めた点に注目しているけどな。
西側も、オーストラリアを取り込むなど、見境ない感じになってきている。
欧州大戦争どころではない。
土俵は、ワールドワイドに広がっている。
気付いた時にはすでに遅過ぎる。
災厄とはそういうものだ。
戦争は忘れた頃にやってくる・・・。
(枢軸を形成し西側を脅かす「中露朝イラン」、今後の国際秩序の行方を左右する6つの「スイング国家」とは)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81293
「カギを握る6つの「スイング国家」」(5ページ目)
「中・露・北朝鮮・イラン」→悪の枢軸
「米欧が構築した国際システムの不満分子に過ぎなかった4カ国はますます共通の利益を認識するようになり「台頭する枢軸」として軍事・外交を連携させる。国際社会の地政学は根本的に変わりつつある。」
「一定の国力を持ち、まだ対外政策の方向性が明確に固まっておらず揺れ動いている“第3勢力”」(スイング国家)
それって、どこよ!?。
「陣営双方が世界中で影響力を競い合い、重要な国々を自国の側に引き寄せようとするだろう。ブラジル、インド、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの6カ国は地政学的に十分な重みを持ち、将来の国際秩序の方向性を左右する」(米民主党とのつながりが深いワシントンのシンクタンク、新アメリカ安全保障センター(CNAS)のリチャード・フォンテーヌ最高経営責任者(CEO)とアンドレア・ケンドール=テイラー上級研究員:たぶん)
「米国の政策立案者は貿易インセンティブ、軍事的関与、対外援助、外交を駆使して、こうした「スイング国家」が「台頭する枢軸」の軍事基地を受け入れたり、技術インフラや軍事装備にアクセスしたり、西側の制裁を回避する手助けをしたりするのを阻止するべき」
いま、米国はまさにその通りの動きをしている。
上記のスイング国家だけではなく、あらゆる軍事外交経済民間チャンネルを総動員して動いている。
それは、我が国のように、様々な事情からド派手な動きができない同盟国にも及んでいる。
西側が、第二次世界大戦後、冷戦期を通じ、その後のポスト冷戦で築き上げた世界秩序が脅かされているわけだからな。
全霊全力だ。
ここで出し惜しみしてどーする!?。
「ロシアはいま、朝鮮半島を不安定化させたくはない。北朝鮮から余分の弾薬やその他の物資を提供してもらう必要があるからだ。」(『プーチンの戦争:チェチェンからウクライナまで』の著者でシンクタンク、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)のマーク・ガレオッティ上級研究員)
なかなかユニークで、理に適った見方ではある。
が、そうシンプルに動くとは限らない。
「ロシアはウクライナだけを切り離して見ておらず、ウクライナを本質的に米国が支配する西側とのより広い政治的闘争における運動論的戦場と見ている。」
東アジア情勢についてはともかく、ロシアのウクライナ紛争に対する認識は、浮沈子的にはしっくり来るな。
ロシアにおいて外交は戦争の道具だが(そうなのかあ?)、戦争もまた政治の道具だ。
「日本から見れば、ウクライナ戦争は遠いところで起こっている話だと言える。優先順位は低い。その現実主義を認識しなければならない。北方領土や中国を巡る問題を考えると、日本ができることには明白に限界がある」
既成の世界秩序が脅かされ、ロシア中国北朝鮮が隣国である我が国が、いつまでも外野である保証などない。
西側が、ロシアを牽制するために朝鮮半島有事を仕掛けないという理由はない(そうなのかあ?)。
相手が嫌がることをするのが戦争だしな。
もう一度、朝鮮戦争の棚ぼたがやってくるとか、呑気なことを言ってる場合じゃないだろう。
不沈空母として、米軍に軍事拠点を提供している我が国は、正当な軍事目標になる。
台湾有事の際には、全国津々浦々の空港を米軍に自由に使わせることになる(そう迫ってるしな)。
港湾も同じだろう(未確認)。
マークガオレッティの見立ては、ざっくりと情勢だけで判断する危険な見方だ(浮沈子は得意です!)。
神は細部に宿る。
水から煮殺されるカエルは、緩やかな情勢の変化に気づかない。
しかし、そこには明確な兆候があり、それを見逃さないことが極めて重要だ。
東アジアの軍事的緊張はすでにエスカレートしつつある。
仮に、ロシアがそれを好まないとするなら、それこそがつけ目だろう。
西側から仕掛ける!(そうなのかあ?)。
その際の足場を提供させられる我が国は、いい面の皮だ。
たぶん、足場だけじゃすまないだろうな。
ショーtheフラッグ!。
まあいい。
米国は、既存の世界秩序を維持するために、世界中を巻き込んでいる。
ウクライナも、世界中を巻き込んで自国の存立を図ろうとしているけど、そんなレベルじゃない。
むしろ、米国がツールとして使おうとしていたわけで、どうも期待外れに終わったようだ(そうなのかあ?)。
今や、足を引っ張る厄介者扱いだな(そんなあ!)。
スイスの平和サミットには、バイデンは出ないみたいだしな(未確認:そう報道されてますけど)。
「ブラジル、インド、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ」(再掲)
人口、経済、地域における影響度、資源、地政学的周辺国に与える影響、枢軸国との関係など、いずれも極めて重要だ。
ブラジルが立場を大きく変えてきたのは痛いな。
浮沈子的には、ベトナムが枢軸国側にすり寄り始めた点に注目しているけどな。
西側も、オーストラリアを取り込むなど、見境ない感じになってきている。
欧州大戦争どころではない。
土俵は、ワールドワイドに広がっている。
気付いた時にはすでに遅過ぎる。
災厄とはそういうものだ。
戦争は忘れた頃にやってくる・・・。
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