😼中東情勢:真夜中の鉄槌:米国の参戦 ― 2025年06月23日 02:11
中東情勢:真夜中の鉄槌:米国の参戦
(アメリカ イランの3つの核施設攻撃 イランは報復する可能性)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250622/k10014841181000.html
「アメリカ軍はイランの3つの主要な核施設を標的とした大規模な精密攻撃を行った。われわれの目的はイランの核濃縮能力の破壊と、世界最大のテロ支援国家がもたらす核の脅威を阻止することだった。私は世界に対して、この攻撃が軍事的に見事な成功を収めたことを報告できる」(アメリカのトランプ大統領)
久しぶりに日曜日のフィットネスで、プールで軽く流して身体を目覚めさせ、数日前から再開した有酸素運動のクロストレーナーに乗って、テレビ(これが、たまに映らなかったりするんですが:見てたのはNHK)を点けたら、いきなり上記の生中継が出ていた(途端に、心拍数が増加したぜ!)。
やっちまったな・・・。
浮沈子は、ギリギリでトランプが回避すると見てたんだが、例によって大外れだ。
情報も多少錯綜しており、グアム経由と見られていた攻撃はホワイトマン空軍基地からの直行で、数回の空中給油を受ける30時間以上の連続飛行とか、爆撃を行ったB2の機数も6機とか7機とかブレがある。
投下された爆弾やミサイルの数にもブレがある。
「アメリカのFOXニュースは、フォルドゥの核施設への攻撃でバンカーバスターが6発使われたと伝えています。また、CNNテレビはアメリカ当局者の話として、フォルドゥの核施設に対して使われたバンカーバスターは12発だったとしていて、6機のB2ステルス戦略爆撃機によって投下されたと伝えています。」
使用されたのはバンカーバスター(GBU-57/B)とトマホーク(潜水艦発射:詳細不明)で、B61-11は使われなかったようだ。
(イランの核施設攻撃、米国はバンカーバスター14発とトマホーク30発を使用)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/us-uses-14-bunker-buster-missiles-and-30-tomahawk-missiles-to-attack-iranian-nuclear-facilities/
「バンカーバスター6発とトマホーク30発」(FOX News)
「7機のB-2がバンカーバスターを14発投下し、潜水艦がトマホーク30発で攻撃した」(CNNやNew York Times)
爆撃の効果については、地下の秘密の軍事施設(イランは違うって言ってますけど)ということもあり、すぐには分からない。
場合によっては、年単位の時間が必要になる可能性もある。
まあ、もちろん、トランプは壊滅させたと言ってるけどな。
当てにはならない。
軍事的な成果とは別に、政治的な成果は明白だ。
イランは窮地に陥り、イスラエルは留飲を下げ、米国は中東の泥沼に入り込んだ。
それだけは間違いない。
これは、米国の戦争だ。
米国が始め、軍隊を派遣し、兵士を投入して行った(今んとこ、空からだけですけど)。
おっと、潜水艦もあったか。
まあいい。
イスラエルとの連係プレイも見事だ。
潜入した地上部隊が防空戦力を叩き、空からの攻撃と併せて制空権を奪取、ミサイル発射台を空爆して反撃力を削ぎ、指導者層も様々な手段で殺害された。
そうして、下地を整えたところで米軍がアットーテキ戦力で参戦する。
地球の反対側から7機のステルス爆撃機で、1個13トンもある爆弾を14発(いすれも報道されている最大値)を運んで投下するなんて芸当が出来るのは、地球上で米国だけだ。
我々は、21世紀におけるパワーオブバランスの現実を見せつけられている。
核を持たない国が、核大国の意向に逆らうとどういう目に合うか。
「イランが言う「平和的な核開発」が表向きな言い訳であるのは誰もが知っているし、仮にイランの方針転換によって「平和的な核開発」が本当だったとしても、兵器級のウラン濃縮を行っていた事実があるため「核兵器を開発するつもりはない」という言葉を信じるには無理がある。」(航空万能論ブログ管理人)
浮沈子もそう思うけど、こんな報道もある。
(米情報機関の分析内容認めず? イラン核計画でトランプ氏)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025061800731&g=int
「ギャバード米国家情報長官は3月、上院公聴会で「情報機関はイランが核兵器を製造していないと、引き続き分析している。最高指導者ハメネイ師は、2003年に凍結した核兵器計画の再開を承認していない」と証言。イランの核開発が差し迫った段階にはないとの見方を示していた。」
「トランプ米大統領は17日、イランが「核兵器を保有する寸前だ」との見解を示した。イランは核兵器開発を進めていないとした米情報機関の分析内容を認めず、イランと交戦するイスラエルのネタニヤフ首相の主張に同調したとの指摘も出ている。」
トランプの認識の根拠が何なのか、3月以降、何か新たな情報を掴んでいたのかは知らない。
しかし、米国の情報機関の認識を覆して核開発施設の爆撃に踏み切ったからには、相当の確度が必要だろう。
まあ、イラクへの攻撃の際も、結局、「あるある」と言われていた大量破壊兵器は出なかったからな。
米国にありがちな話というだけのことなのかもしれない。
余談だが、ロシアのメドベージェフは、さっそくぶっ飛んだ発言をかましている。
(ロシア・メドベージェフ氏「いくつもの国がイランに核兵器を渡す用意がある」)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000434262.html
「世界の大多数の国はイスラエルとアメリカの行動に反対している」「いくつもの国がイランに核兵器を直接提供する用意がある」(ロシアの国家安全保障会議副議長で前大統領のメドベージェフ氏)
「一方、プーチン大統領は公式にコメントしていません。」
君子危うきに近寄らずだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(アメリカ軍の特殊爆弾「バンカーバスター」はイランの地下深くにある核関連施設をどんな仕組みで攻撃したのか?)
https://gigazine.net/news/20250623-bunker-buster-bomb/
「バンカーバスター」「大きくて重くて貫通力の高い爆弾」「ただ大きくて重たいだけで、地下深くへの精密な攻撃が可能なのか?」
記事の内容をまとめると、あとは「固い」ことと、「賢い」ことが必要だ。
「攻撃の中心を担ったのは7機の戦略爆撃機「B2」で、合計14発のバンカーバスターが投下されました。14発のうち2発はバンカーバスターの中でも最大級の「GBU-57」で、GBU-57が実戦で使用されたのは今回が初めてです」
へーっ、14発全部がGBU-57とばっか思ってたんだがな。
「アメリカ軍は今回の作戦を「Operation Midnight Hammer(ミッドナイトハンマー作戦、真夜中の鉄槌作戦)」と名付けています。」
「GBU-57の全長は約6.25mで、直径は約9.6メートル、重さは約1万4000kgです。」(直径は、何かの間違い)
「GBU-57の外装は硬化フェロコバルト合金」
詳しく調べていないけど、何か固そうだよな・・・。
「外装部分だけで全重量の80%を占めています。」
「火薬や信管が詰まった爆発ユニットの重さは2267kg。」
「後部には軍用レベルのGPSアンテナやバッテリーが詰め込まれています。」
「最後尾には稼働式のフィンを4個搭載。」
「フィンはバッテリーからの電力を受けて稼働し、GBU-57の進行方向を調整することができます。GBU-57にはスラスターが搭載されておらず、フィンによる落下調整のみで進行方向を調整しています。」
この辺が、賢いところだ。
炸薬量が約2トンというのは、確かに全体から見れば少ない割合だが、絶対量としては巨大な破壊力を有することに変わりはない。
「GBU-57を積載可能な爆撃機は、記事作成時点ではアメリカ軍のB2のみ」
貫通力を高めるための重量化と高硬度化、必要な爆発力を維持するための火薬量から、全体が大きく重くなることに加え、精密爆撃を可能にする動翼とGPS誘導、遅発信管などなど、地中貫通爆弾として必要な機能を有している。
標的は地中深くの固定目標で、つーことは、対空防御も行われていることが確実で、運用上もステルス機能を有する大型戦略爆撃機とかでなければならない(B52とかでも可能なんでしょうが、レーダーに丸見えになるからな)。
「GBU-57の開発費は4億ドル~5億ドル(約590億円~約730億円)で、1ユニット当たりの生産価格は350万ドル(約5億1000万円)と推定」
べらぼーめ・・・。
一言で言うなら、「高い」「デカい」「ヤバい」というところか・・・。
(アメリカ イランの3つの核施設攻撃 イランは報復する可能性)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250622/k10014841181000.html
「アメリカ軍はイランの3つの主要な核施設を標的とした大規模な精密攻撃を行った。われわれの目的はイランの核濃縮能力の破壊と、世界最大のテロ支援国家がもたらす核の脅威を阻止することだった。私は世界に対して、この攻撃が軍事的に見事な成功を収めたことを報告できる」(アメリカのトランプ大統領)
久しぶりに日曜日のフィットネスで、プールで軽く流して身体を目覚めさせ、数日前から再開した有酸素運動のクロストレーナーに乗って、テレビ(これが、たまに映らなかったりするんですが:見てたのはNHK)を点けたら、いきなり上記の生中継が出ていた(途端に、心拍数が増加したぜ!)。
やっちまったな・・・。
浮沈子は、ギリギリでトランプが回避すると見てたんだが、例によって大外れだ。
情報も多少錯綜しており、グアム経由と見られていた攻撃はホワイトマン空軍基地からの直行で、数回の空中給油を受ける30時間以上の連続飛行とか、爆撃を行ったB2の機数も6機とか7機とかブレがある。
投下された爆弾やミサイルの数にもブレがある。
「アメリカのFOXニュースは、フォルドゥの核施設への攻撃でバンカーバスターが6発使われたと伝えています。また、CNNテレビはアメリカ当局者の話として、フォルドゥの核施設に対して使われたバンカーバスターは12発だったとしていて、6機のB2ステルス戦略爆撃機によって投下されたと伝えています。」
使用されたのはバンカーバスター(GBU-57/B)とトマホーク(潜水艦発射:詳細不明)で、B61-11は使われなかったようだ。
(イランの核施設攻撃、米国はバンカーバスター14発とトマホーク30発を使用)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/us-uses-14-bunker-buster-missiles-and-30-tomahawk-missiles-to-attack-iranian-nuclear-facilities/
「バンカーバスター6発とトマホーク30発」(FOX News)
「7機のB-2がバンカーバスターを14発投下し、潜水艦がトマホーク30発で攻撃した」(CNNやNew York Times)
爆撃の効果については、地下の秘密の軍事施設(イランは違うって言ってますけど)ということもあり、すぐには分からない。
場合によっては、年単位の時間が必要になる可能性もある。
まあ、もちろん、トランプは壊滅させたと言ってるけどな。
当てにはならない。
軍事的な成果とは別に、政治的な成果は明白だ。
イランは窮地に陥り、イスラエルは留飲を下げ、米国は中東の泥沼に入り込んだ。
それだけは間違いない。
これは、米国の戦争だ。
米国が始め、軍隊を派遣し、兵士を投入して行った(今んとこ、空からだけですけど)。
おっと、潜水艦もあったか。
まあいい。
イスラエルとの連係プレイも見事だ。
潜入した地上部隊が防空戦力を叩き、空からの攻撃と併せて制空権を奪取、ミサイル発射台を空爆して反撃力を削ぎ、指導者層も様々な手段で殺害された。
そうして、下地を整えたところで米軍がアットーテキ戦力で参戦する。
地球の反対側から7機のステルス爆撃機で、1個13トンもある爆弾を14発(いすれも報道されている最大値)を運んで投下するなんて芸当が出来るのは、地球上で米国だけだ。
我々は、21世紀におけるパワーオブバランスの現実を見せつけられている。
核を持たない国が、核大国の意向に逆らうとどういう目に合うか。
「イランが言う「平和的な核開発」が表向きな言い訳であるのは誰もが知っているし、仮にイランの方針転換によって「平和的な核開発」が本当だったとしても、兵器級のウラン濃縮を行っていた事実があるため「核兵器を開発するつもりはない」という言葉を信じるには無理がある。」(航空万能論ブログ管理人)
浮沈子もそう思うけど、こんな報道もある。
(米情報機関の分析内容認めず? イラン核計画でトランプ氏)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025061800731&g=int
「ギャバード米国家情報長官は3月、上院公聴会で「情報機関はイランが核兵器を製造していないと、引き続き分析している。最高指導者ハメネイ師は、2003年に凍結した核兵器計画の再開を承認していない」と証言。イランの核開発が差し迫った段階にはないとの見方を示していた。」
「トランプ米大統領は17日、イランが「核兵器を保有する寸前だ」との見解を示した。イランは核兵器開発を進めていないとした米情報機関の分析内容を認めず、イランと交戦するイスラエルのネタニヤフ首相の主張に同調したとの指摘も出ている。」
トランプの認識の根拠が何なのか、3月以降、何か新たな情報を掴んでいたのかは知らない。
しかし、米国の情報機関の認識を覆して核開発施設の爆撃に踏み切ったからには、相当の確度が必要だろう。
まあ、イラクへの攻撃の際も、結局、「あるある」と言われていた大量破壊兵器は出なかったからな。
米国にありがちな話というだけのことなのかもしれない。
余談だが、ロシアのメドベージェフは、さっそくぶっ飛んだ発言をかましている。
(ロシア・メドベージェフ氏「いくつもの国がイランに核兵器を渡す用意がある」)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000434262.html
「世界の大多数の国はイスラエルとアメリカの行動に反対している」「いくつもの国がイランに核兵器を直接提供する用意がある」(ロシアの国家安全保障会議副議長で前大統領のメドベージェフ氏)
「一方、プーチン大統領は公式にコメントしていません。」
君子危うきに近寄らずだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(アメリカ軍の特殊爆弾「バンカーバスター」はイランの地下深くにある核関連施設をどんな仕組みで攻撃したのか?)
https://gigazine.net/news/20250623-bunker-buster-bomb/
「バンカーバスター」「大きくて重くて貫通力の高い爆弾」「ただ大きくて重たいだけで、地下深くへの精密な攻撃が可能なのか?」
記事の内容をまとめると、あとは「固い」ことと、「賢い」ことが必要だ。
「攻撃の中心を担ったのは7機の戦略爆撃機「B2」で、合計14発のバンカーバスターが投下されました。14発のうち2発はバンカーバスターの中でも最大級の「GBU-57」で、GBU-57が実戦で使用されたのは今回が初めてです」
へーっ、14発全部がGBU-57とばっか思ってたんだがな。
「アメリカ軍は今回の作戦を「Operation Midnight Hammer(ミッドナイトハンマー作戦、真夜中の鉄槌作戦)」と名付けています。」
「GBU-57の全長は約6.25mで、直径は約9.6メートル、重さは約1万4000kgです。」(直径は、何かの間違い)
「GBU-57の外装は硬化フェロコバルト合金」
詳しく調べていないけど、何か固そうだよな・・・。
「外装部分だけで全重量の80%を占めています。」
「火薬や信管が詰まった爆発ユニットの重さは2267kg。」
「後部には軍用レベルのGPSアンテナやバッテリーが詰め込まれています。」
「最後尾には稼働式のフィンを4個搭載。」
「フィンはバッテリーからの電力を受けて稼働し、GBU-57の進行方向を調整することができます。GBU-57にはスラスターが搭載されておらず、フィンによる落下調整のみで進行方向を調整しています。」
この辺が、賢いところだ。
炸薬量が約2トンというのは、確かに全体から見れば少ない割合だが、絶対量としては巨大な破壊力を有することに変わりはない。
「GBU-57を積載可能な爆撃機は、記事作成時点ではアメリカ軍のB2のみ」
貫通力を高めるための重量化と高硬度化、必要な爆発力を維持するための火薬量から、全体が大きく重くなることに加え、精密爆撃を可能にする動翼とGPS誘導、遅発信管などなど、地中貫通爆弾として必要な機能を有している。
標的は地中深くの固定目標で、つーことは、対空防御も行われていることが確実で、運用上もステルス機能を有する大型戦略爆撃機とかでなければならない(B52とかでも可能なんでしょうが、レーダーに丸見えになるからな)。
「GBU-57の開発費は4億ドル~5億ドル(約590億円~約730億円)で、1ユニット当たりの生産価格は350万ドル(約5億1000万円)と推定」
べらぼーめ・・・。
一言で言うなら、「高い」「デカい」「ヤバい」というところか・・・。
😼欧州大戦争:NATOの結束:ウクライナの排除で一致 ― 2025年06月23日 09:39
欧州大戦争:NATOの結束:ウクライナの排除で一致
(24日開幕のNATO首脳会議、ウクライナ問題の討議が下火 トランプ氏への配慮鮮明)
https://www.sankei.com/article/20250623-CO7B3NZPPNIULGYE2OWODT27SM/
「NATOの最重要懸案の一つであるロシアによるウクライナ侵略戦争を巡る議論は、(中略)大きくトーンダウンする見通し。」
産経は、この動きを「自らが提唱する和平の実現のためロシアを刺激したくないトランプ米大統領に配慮して」と解説している。
そりゃ、まあ、その通りなんだが、米国以外のNATO諸国の思惑が別にあって、でも、それを前面に出すと仲が悪いことが表面化するから、今回はぐっと堪えて米国に配慮して今だけ表ざたにならないように取り繕おうとしていると考えるのは誤りだ。
そうではない。
一連の動きから見えてくるのは、NATOの結束、ウクライナ支援縮小、将来の加盟排除への一貫した動きだ。
「昨年までゼレンスキー氏が加盟国の首脳らと直接対話する場として、本会合と別に設けられたNATO・ウクライナ会合は今回、取りやめ」
「ウクライナ関連の会合は、同国とNATOの外相による24日の実務夕食会だけ」
「ゼレンスキー氏は25日の本会合に招かれず、24日夜にオランダ国王が主催する首脳夕食会にのみ参加」
最も注目される首脳会談についても悲観的だ。
「ゼレンスキー氏は事態の打開に向け、ハーグでのトランプ氏との直接会談を求めている。だが、トランプ氏は(中略)今回も会う気はない」
トランプ本人はNATO本会合に出るのに、ゼレンスキーは招かれず、直接会談は行わないというのは、あからさまなウクライナ外しだ。
この流れは、今年だけのものでもなければ、NATO加盟問題だけのものでもない。
欧州は、NATOと米国とを天秤にかけ、当然の結論として米国を選択し、結束したのだ。
ロシアにしてみれば、NATOによるウクライナ支援の後退という点ではポイントになったかもしれないけど、NATOの結束を促すことに繋がったという点ではマイナスだ。
が、米国自体がNATOからの離脱を模索する中での動きであることを考えると、欧州が米国にすり寄っただけの話でもある。
スペインが5パーセント要求に従わないとか、ハンガリーやスロバキアが相変わらず獅子身中の虫なところは変わらないが、欧州内部の不協和音はいつものことだからな。
NATOは、米国の意に沿うことで結束した。
そこんとこは、極めて重要だろう。
欧州は揺らいでいる。
ポーランドの大統領選挙は、それを象徴する動きだ。
一見盤石の仏独だって、国内は2分されている。
NATO首脳会議は、まあ、政治的なお祭りだが、そこに見えるのは底流の変化だ。
欧州のウクライナ支援は増加しているし、米国は新たな支援を打ち切る見通しだ。
その流れも変わらないだろう。
欧州が米国を説得して、ウクライナ支援を増額させるとかいう話にはならない。
「欧州やウクライナでは、トランプ氏の圧力でウクライナ支援に向けた自由主義世界の連帯が揺さぶられることへの懸念が一層強まりつつある。」
支援は多少縮小されることになるだろうが、「自由主義世界の連帯」は揺るがない。
むしろ、米国寄りではあるけど「強化」されたと見るべきだろう。
元より、ウクライナは支援の「対象」であって、連帯の「構成要素」ではない。
話は変わるが、スムイ州のアンドリーウカを巡る情勢に変化があった。
(ウクライナ、ロシアからスムイ州の集落アンドリーウカを奪還 ゼレンスキー大統領が声明)
https://www.sankei.com/article/20250615-UZHJYVS5EBJ7HHH7GSAUCXCHGE/
「ウクライナのゼレンスキー大統領は14日夜の声明で、北東部スムイ州の集落アンドリーウカを奪還したと明らかに」
もう、10日近く前になるけど、今朝ISWの戦況地図を見たら、集落南部の接触線から北方へとウクライナ占領地域が伸びていた(約500m)。
まだ、「奪還」とは言えないけど、火のないところに煙は立たない。
これって、やっぱ、今度もNATO首脳会議向けのイベント的軍事行動なんだろうか?。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(NATO加盟国が首脳会談に向けて総額5%で合意、スペインは5%免除の可能性)
https://grandfleet.info/european-region/nato-member-states-agree-to-5-total-tax-rate-ahead-of-summit-spain-may-waive-5/
「スペインの反対を和らげるめため最終宣言文の文言を『我々が約束する』から『同盟国が約束する』に変更したため、多くの海外メディアは「スペインがNATOと5%免除で合意した」と報じている。」
「我々は主権国家として目標を達成しないと明言してきた」「我々は5%未満の支出でより良いバランスを選択する」(スペインのサンチェス首相)
浮沈子的には、米国が拘束されないとしている点の方が問題のような気がするんだがな。
「米国を含む加盟国32ヶ国が総額5.0%で合意しても、米国は5.0%の達成義務を負うべきではない。NATOとしての国防支出増額分は米国以外の加盟国で対応すべきだ」(トランプ大統領)
達成期限も問題だな。
「総額5.0%の達成時期について2032年で調整されてきたが、合意された最終宣言文に盛り込まれたのは達成時期は2035年だ」「さらに新基準=総額5.0%については2029年に見直しが予定されている」(ロイター)
まあ、どうでもいいんですが。
米国とスペインだけがまともな気もする(そうなのかあ?)。
金と見栄で揉めているNATOの姿を見るにつけ、「血の盟約」の真髄であるNATO第5条が名目通り機能すると信じる気には益々なれないんだがな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア、「欧州で新たな軍事行動」準備進める-ゼレンスキー大統領)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-23/SY9Y0RDWRGG000?srnd=cojp-v2
「ロシアが「欧州領内で新たな軍事行動を準備している証拠」をウクライナは把握している」「われわれは引き続きパートナー国に情報を提供していく」(ゼレンスキー大統領)
「シルスキー氏はキーウで記者団に対し、ロシアによるウクライナ侵攻が4年目に入り、ロシア軍は月平均で約9000人の新兵を動員できていると語った。」
「ロシアが拡大した前線に推定69万5000人の兵士を展開し、さらに12万1000人の戦略的予備兵を確保しており、ウクライナでの戦争を終結させる兆しは見られない」「彼らは長期戦、消耗戦に備えており、これが主な戦略だ。人的資源で圧力をかけ、大軍によって疲弊させようとしている」「ウクライナが今後もロシア領内深部への攻撃を継続し、その深さと規模を拡大していく方針だと説明」「前線から数百キロ離れた標的を狙うことも多い、こうした攻撃は、ロシアに軍事的打撃を与える上で最も効果的な手段だと強調」(ウクライナのシルスキー軍総司令官)
軍事的打撃として効果的なのは、ウクライナ戦線としてではなく、欧州との直接対決に向けての効果だろう。
ウクライナの戦略はますます不透明だ。
このままいけば、ウクライナはその領土を完全に失い、国家として立ち行かなくなることになる。
どうするのか。
NATOにも加盟できず、領土は蚕食されるばかり。
敵(ロシア)の内陸奥地の標的を狙って破壊したところで、前線の攻撃が衰える兆しはない。
プーチンが死んじまったら?。
うーん、イランに核兵器を渡しかねないメドベージェフの時代だからなあ。
どっちがいいのか・・・。
<また追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナ軍、北東部スムイ州でロシア軍から集落奪還か 現地メディア報道)
https://www.sankei.com/article/20250623-4C3RW4W2MFNTJNWZVQMLIFAUZM/
「ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナの有力軍事メディア「ディープステート」は22日、露軍の越境攻撃を受けているウクライナ北東部スムイ州の集落アンドリーフカをウクライナ軍が奪還したと伝えた。」
ウクライナメディアだからな。
何とも言えない。
「ウクライナが早期に「降伏」しなければ喪失する領土が拡大するだけだと威迫する狙いから、スムイ州への越境攻撃を行っているとの観測も」
アンドリーウカは、もう、10日間も前から奪還がうわさされていて(ゼレンスキーは14日に奪還したと発表している)、いささか聞き飽きた感もある。
ロシアの侵攻地の中で、最も州都スムイから近い集落だから、その攻防は注目されるところだろうが、同じスムイ州でもクルスク南部やベルゴロド州(いずれも越境侵攻地がある)への兵站を担う地域の防御が重要な気がするんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
ひたすら防御戦に徹し、兵を温存してロシアとの長期戦に耐え続けることが今のウクライナには最重要な気がしている。
攻撃や奪還では、兵力の損耗が増すばかりだ。
近々停戦の見込みがあればいいが、ウクライナ自身(シルスキー総司令官)が、その兆候はないと明言しているからな。
100年戦い続ける戦略を練らなければならないだろう・・・。
<またまた追加>ーーーーーーーーーー
(石破首相、NATO首脳会議出席取りやめへ 岩屋外相が代理=関係者)
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/RPB4U4U4HFKDHPXGGUCUK3BWOA-2025-06-23/
「石破茂首相が、24日からオランダ・ハーグで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席を取りめる方向で調整」
「韓国は米国がイランの核施設を攻撃した数時間後の22日、内政や中東情勢を理由に李在明大統領がNATO首脳会議への出席を見送ると発表した。オーストラリアもアルバニージー首相が参加しないことを決めた。」
おやおや、各国が総出で欠席見込みの嵐だ。
「同首脳会議に合わせて米国が日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドを招待して開く特別会合への参加が主目的だった」「(日本以外の)3カ国の出席状況を合わせてよく検討しながら結論を出したい」(石破首相)
こりゃあ、トランプも出ないかも知れないぞお・・・。
(24日開幕のNATO首脳会議、ウクライナ問題の討議が下火 トランプ氏への配慮鮮明)
https://www.sankei.com/article/20250623-CO7B3NZPPNIULGYE2OWODT27SM/
「NATOの最重要懸案の一つであるロシアによるウクライナ侵略戦争を巡る議論は、(中略)大きくトーンダウンする見通し。」
産経は、この動きを「自らが提唱する和平の実現のためロシアを刺激したくないトランプ米大統領に配慮して」と解説している。
そりゃ、まあ、その通りなんだが、米国以外のNATO諸国の思惑が別にあって、でも、それを前面に出すと仲が悪いことが表面化するから、今回はぐっと堪えて米国に配慮して今だけ表ざたにならないように取り繕おうとしていると考えるのは誤りだ。
そうではない。
一連の動きから見えてくるのは、NATOの結束、ウクライナ支援縮小、将来の加盟排除への一貫した動きだ。
「昨年までゼレンスキー氏が加盟国の首脳らと直接対話する場として、本会合と別に設けられたNATO・ウクライナ会合は今回、取りやめ」
「ウクライナ関連の会合は、同国とNATOの外相による24日の実務夕食会だけ」
「ゼレンスキー氏は25日の本会合に招かれず、24日夜にオランダ国王が主催する首脳夕食会にのみ参加」
最も注目される首脳会談についても悲観的だ。
「ゼレンスキー氏は事態の打開に向け、ハーグでのトランプ氏との直接会談を求めている。だが、トランプ氏は(中略)今回も会う気はない」
トランプ本人はNATO本会合に出るのに、ゼレンスキーは招かれず、直接会談は行わないというのは、あからさまなウクライナ外しだ。
この流れは、今年だけのものでもなければ、NATO加盟問題だけのものでもない。
欧州は、NATOと米国とを天秤にかけ、当然の結論として米国を選択し、結束したのだ。
ロシアにしてみれば、NATOによるウクライナ支援の後退という点ではポイントになったかもしれないけど、NATOの結束を促すことに繋がったという点ではマイナスだ。
が、米国自体がNATOからの離脱を模索する中での動きであることを考えると、欧州が米国にすり寄っただけの話でもある。
スペインが5パーセント要求に従わないとか、ハンガリーやスロバキアが相変わらず獅子身中の虫なところは変わらないが、欧州内部の不協和音はいつものことだからな。
NATOは、米国の意に沿うことで結束した。
そこんとこは、極めて重要だろう。
欧州は揺らいでいる。
ポーランドの大統領選挙は、それを象徴する動きだ。
一見盤石の仏独だって、国内は2分されている。
NATO首脳会議は、まあ、政治的なお祭りだが、そこに見えるのは底流の変化だ。
欧州のウクライナ支援は増加しているし、米国は新たな支援を打ち切る見通しだ。
その流れも変わらないだろう。
欧州が米国を説得して、ウクライナ支援を増額させるとかいう話にはならない。
「欧州やウクライナでは、トランプ氏の圧力でウクライナ支援に向けた自由主義世界の連帯が揺さぶられることへの懸念が一層強まりつつある。」
支援は多少縮小されることになるだろうが、「自由主義世界の連帯」は揺るがない。
むしろ、米国寄りではあるけど「強化」されたと見るべきだろう。
元より、ウクライナは支援の「対象」であって、連帯の「構成要素」ではない。
話は変わるが、スムイ州のアンドリーウカを巡る情勢に変化があった。
(ウクライナ、ロシアからスムイ州の集落アンドリーウカを奪還 ゼレンスキー大統領が声明)
https://www.sankei.com/article/20250615-UZHJYVS5EBJ7HHH7GSAUCXCHGE/
「ウクライナのゼレンスキー大統領は14日夜の声明で、北東部スムイ州の集落アンドリーウカを奪還したと明らかに」
もう、10日近く前になるけど、今朝ISWの戦況地図を見たら、集落南部の接触線から北方へとウクライナ占領地域が伸びていた(約500m)。
まだ、「奪還」とは言えないけど、火のないところに煙は立たない。
これって、やっぱ、今度もNATO首脳会議向けのイベント的軍事行動なんだろうか?。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(NATO加盟国が首脳会談に向けて総額5%で合意、スペインは5%免除の可能性)
https://grandfleet.info/european-region/nato-member-states-agree-to-5-total-tax-rate-ahead-of-summit-spain-may-waive-5/
「スペインの反対を和らげるめため最終宣言文の文言を『我々が約束する』から『同盟国が約束する』に変更したため、多くの海外メディアは「スペインがNATOと5%免除で合意した」と報じている。」
「我々は主権国家として目標を達成しないと明言してきた」「我々は5%未満の支出でより良いバランスを選択する」(スペインのサンチェス首相)
浮沈子的には、米国が拘束されないとしている点の方が問題のような気がするんだがな。
「米国を含む加盟国32ヶ国が総額5.0%で合意しても、米国は5.0%の達成義務を負うべきではない。NATOとしての国防支出増額分は米国以外の加盟国で対応すべきだ」(トランプ大統領)
達成期限も問題だな。
「総額5.0%の達成時期について2032年で調整されてきたが、合意された最終宣言文に盛り込まれたのは達成時期は2035年だ」「さらに新基準=総額5.0%については2029年に見直しが予定されている」(ロイター)
まあ、どうでもいいんですが。
米国とスペインだけがまともな気もする(そうなのかあ?)。
金と見栄で揉めているNATOの姿を見るにつけ、「血の盟約」の真髄であるNATO第5条が名目通り機能すると信じる気には益々なれないんだがな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア、「欧州で新たな軍事行動」準備進める-ゼレンスキー大統領)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-23/SY9Y0RDWRGG000?srnd=cojp-v2
「ロシアが「欧州領内で新たな軍事行動を準備している証拠」をウクライナは把握している」「われわれは引き続きパートナー国に情報を提供していく」(ゼレンスキー大統領)
「シルスキー氏はキーウで記者団に対し、ロシアによるウクライナ侵攻が4年目に入り、ロシア軍は月平均で約9000人の新兵を動員できていると語った。」
「ロシアが拡大した前線に推定69万5000人の兵士を展開し、さらに12万1000人の戦略的予備兵を確保しており、ウクライナでの戦争を終結させる兆しは見られない」「彼らは長期戦、消耗戦に備えており、これが主な戦略だ。人的資源で圧力をかけ、大軍によって疲弊させようとしている」「ウクライナが今後もロシア領内深部への攻撃を継続し、その深さと規模を拡大していく方針だと説明」「前線から数百キロ離れた標的を狙うことも多い、こうした攻撃は、ロシアに軍事的打撃を与える上で最も効果的な手段だと強調」(ウクライナのシルスキー軍総司令官)
軍事的打撃として効果的なのは、ウクライナ戦線としてではなく、欧州との直接対決に向けての効果だろう。
ウクライナの戦略はますます不透明だ。
このままいけば、ウクライナはその領土を完全に失い、国家として立ち行かなくなることになる。
どうするのか。
NATOにも加盟できず、領土は蚕食されるばかり。
敵(ロシア)の内陸奥地の標的を狙って破壊したところで、前線の攻撃が衰える兆しはない。
プーチンが死んじまったら?。
うーん、イランに核兵器を渡しかねないメドベージェフの時代だからなあ。
どっちがいいのか・・・。
<また追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナ軍、北東部スムイ州でロシア軍から集落奪還か 現地メディア報道)
https://www.sankei.com/article/20250623-4C3RW4W2MFNTJNWZVQMLIFAUZM/
「ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナの有力軍事メディア「ディープステート」は22日、露軍の越境攻撃を受けているウクライナ北東部スムイ州の集落アンドリーフカをウクライナ軍が奪還したと伝えた。」
ウクライナメディアだからな。
何とも言えない。
「ウクライナが早期に「降伏」しなければ喪失する領土が拡大するだけだと威迫する狙いから、スムイ州への越境攻撃を行っているとの観測も」
アンドリーウカは、もう、10日間も前から奪還がうわさされていて(ゼレンスキーは14日に奪還したと発表している)、いささか聞き飽きた感もある。
ロシアの侵攻地の中で、最も州都スムイから近い集落だから、その攻防は注目されるところだろうが、同じスムイ州でもクルスク南部やベルゴロド州(いずれも越境侵攻地がある)への兵站を担う地域の防御が重要な気がするんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
ひたすら防御戦に徹し、兵を温存してロシアとの長期戦に耐え続けることが今のウクライナには最重要な気がしている。
攻撃や奪還では、兵力の損耗が増すばかりだ。
近々停戦の見込みがあればいいが、ウクライナ自身(シルスキー総司令官)が、その兆候はないと明言しているからな。
100年戦い続ける戦略を練らなければならないだろう・・・。
<またまた追加>ーーーーーーーーーー
(石破首相、NATO首脳会議出席取りやめへ 岩屋外相が代理=関係者)
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/RPB4U4U4HFKDHPXGGUCUK3BWOA-2025-06-23/
「石破茂首相が、24日からオランダ・ハーグで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席を取りめる方向で調整」
「韓国は米国がイランの核施設を攻撃した数時間後の22日、内政や中東情勢を理由に李在明大統領がNATO首脳会議への出席を見送ると発表した。オーストラリアもアルバニージー首相が参加しないことを決めた。」
おやおや、各国が総出で欠席見込みの嵐だ。
「同首脳会議に合わせて米国が日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドを招待して開く特別会合への参加が主目的だった」「(日本以外の)3カ国の出席状況を合わせてよく検討しながら結論を出したい」(石破首相)
こりゃあ、トランプも出ないかも知れないぞお・・・。
😼謎の怪電波:絶対宇宙人だ! ― 2025年06月23日 11:00
謎の怪電波:絶対宇宙人だ!
(南極氷床の下から発せられた “謎の電波パルス” 新たな研究でも正体をつかめず)
https://sorae.info/astronomy/20250622-anita.html
「南極の氷の下から、謎の電波パルスが発せられていた」
「数多くのANITAの観測結果の中で、2006年と2014年の2回だけ、説明のつかない謎の電波パルスが捉えられていました。この2つの電波は、地平線より30度も下側から発生したように見えます。もしこの電波パルスがニュートリノによって発せられたのだとすると、地球の反対側から入射したニュートリノが、地中を6000~7000kmも貫通した後、南極氷床の下で水分子に衝突し、電波を発したことになります。しかし、理論的には、高エネルギーのニュートリノはこの1割程度の距離しか進むことができません。つまり、本来は観測できないはずの電波パルスを捉えたことになります。これが謎の電波パルスと言われる理由」
「ANITAが観測したのと同じような電波パルスは見つかりませんでした。また、高エネルギーのニュートリノが電波パルスの発生源であると仮定した場合、他の数多くの研究結果と矛盾する結果が生じるため、主張に無理があるという結論に達しました。言い換えれば今回の研究は、謎の電波パルスの発生源の正体がニュートリノであることを事実上否定しています。このため研究チームは、この電波パルスの特異さを指して「 “異常な” 電波パルス(“anomalous” radio pulse)」と表現」
「例えばANITAについて調べてみると、この電波パルスを発生させた粒子は “時間を逆行している” とか “パラレルワールドから来た” などと説明するものが出てくるかと思いますが、この噂は研究内容に対して曲解を重ねたメディア記事が火種です。どれほどの曲解かと言えば、 “氷の下に埋もれている、宇宙人が作った遺跡から発生した” と主張する方がまだマシと思えるほどです。」
そう、合理的思考と観測事実を突き合わせ、あり得ない候補を排除して残った結論がどれ程奇妙に思われようとも、それが真実であることを受け入れる態度が重要だな。
謎の電波の発信源は、 “氷の下に埋もれている、宇宙人が作った遺跡から発生した” ものに間違いはない(断定的!)。
2001年宇宙の旅には、月のチコクレーターから発見されたモノリスから木星圏に向けて電波が発射されるシーンがある。
木星圏に行ってみると、巨大モノリスが見つかり、ボーマンは時空の彼方にワープする。
二次探検隊が編成され、木星が無数のモノリスで臨界に達し、恒星となることで新たな世界が誕生するが、なんと、エウロパには生命が誕生して新たなモノリスが屹立することになる。
じゃーん!。
「真面目な解説に戻りますと、・・・」
戻らんでいい!。
「この電波パルスは、観測された当初から、「暗黒物質」を構成する粒子がその源ではないか、とする考えが真剣に検討されてきました。暗黒物質とは、普通の物質よりも宇宙を満たしているものの、重力以外の手段ではほとんど観測不能であると推定されている理論上の物質」
人類は、既に複数の重力波望遠鏡を運用しているからな。
「暗黒物質の性質には様々な説がありますが、一般的に暗黒物質は普通の物質とほとんど衝突しないと考えられています。これはニュートリノとそっくりな性質です。つまり、暗黒物質を構成する粒子が地球を貫通し、南極氷床で水分子と衝突した場合、ニュートリノが発するのと似たような電波パルスが発生してもおかしくはありません。もしも本当に暗黒物質を捉えているならば、これは物理学史上最大の発見の1つ」
「現在理解されている暗黒物質の性質からすると、電波パルスの発生源を暗黒物質だと仮定するのは、不可能ではないにしてもやはり無理な部分があります。」
記事は、こんな感じのマッチポンプな記述に溢れている。
やはり、合理的な説明は氷床の下に埋められているモノリス一択だ(そうなのかあ?)。
「よく分からない電波は、よく分からない物質によって発生した」
「いずれにしても、現時点では電波パルスの謎を解明することはできず、据え置きとなります。この謎を解き明かすには、もう少し観測データが必要」
業界は、その活動を維持するための資金獲得が必須だ。
謎が謎を呼び、業界は延命される。
まあ、トランプやイーロンマスクみたいなのが出てきて、見境なく科学予算をぶった切らない限りはな・・・。
(南極氷床の下から発せられた “謎の電波パルス” 新たな研究でも正体をつかめず)
https://sorae.info/astronomy/20250622-anita.html
「南極の氷の下から、謎の電波パルスが発せられていた」
「数多くのANITAの観測結果の中で、2006年と2014年の2回だけ、説明のつかない謎の電波パルスが捉えられていました。この2つの電波は、地平線より30度も下側から発生したように見えます。もしこの電波パルスがニュートリノによって発せられたのだとすると、地球の反対側から入射したニュートリノが、地中を6000~7000kmも貫通した後、南極氷床の下で水分子に衝突し、電波を発したことになります。しかし、理論的には、高エネルギーのニュートリノはこの1割程度の距離しか進むことができません。つまり、本来は観測できないはずの電波パルスを捉えたことになります。これが謎の電波パルスと言われる理由」
「ANITAが観測したのと同じような電波パルスは見つかりませんでした。また、高エネルギーのニュートリノが電波パルスの発生源であると仮定した場合、他の数多くの研究結果と矛盾する結果が生じるため、主張に無理があるという結論に達しました。言い換えれば今回の研究は、謎の電波パルスの発生源の正体がニュートリノであることを事実上否定しています。このため研究チームは、この電波パルスの特異さを指して「 “異常な” 電波パルス(“anomalous” radio pulse)」と表現」
「例えばANITAについて調べてみると、この電波パルスを発生させた粒子は “時間を逆行している” とか “パラレルワールドから来た” などと説明するものが出てくるかと思いますが、この噂は研究内容に対して曲解を重ねたメディア記事が火種です。どれほどの曲解かと言えば、 “氷の下に埋もれている、宇宙人が作った遺跡から発生した” と主張する方がまだマシと思えるほどです。」
そう、合理的思考と観測事実を突き合わせ、あり得ない候補を排除して残った結論がどれ程奇妙に思われようとも、それが真実であることを受け入れる態度が重要だな。
謎の電波の発信源は、 “氷の下に埋もれている、宇宙人が作った遺跡から発生した” ものに間違いはない(断定的!)。
2001年宇宙の旅には、月のチコクレーターから発見されたモノリスから木星圏に向けて電波が発射されるシーンがある。
木星圏に行ってみると、巨大モノリスが見つかり、ボーマンは時空の彼方にワープする。
二次探検隊が編成され、木星が無数のモノリスで臨界に達し、恒星となることで新たな世界が誕生するが、なんと、エウロパには生命が誕生して新たなモノリスが屹立することになる。
じゃーん!。
「真面目な解説に戻りますと、・・・」
戻らんでいい!。
「この電波パルスは、観測された当初から、「暗黒物質」を構成する粒子がその源ではないか、とする考えが真剣に検討されてきました。暗黒物質とは、普通の物質よりも宇宙を満たしているものの、重力以外の手段ではほとんど観測不能であると推定されている理論上の物質」
人類は、既に複数の重力波望遠鏡を運用しているからな。
「暗黒物質の性質には様々な説がありますが、一般的に暗黒物質は普通の物質とほとんど衝突しないと考えられています。これはニュートリノとそっくりな性質です。つまり、暗黒物質を構成する粒子が地球を貫通し、南極氷床で水分子と衝突した場合、ニュートリノが発するのと似たような電波パルスが発生してもおかしくはありません。もしも本当に暗黒物質を捉えているならば、これは物理学史上最大の発見の1つ」
「現在理解されている暗黒物質の性質からすると、電波パルスの発生源を暗黒物質だと仮定するのは、不可能ではないにしてもやはり無理な部分があります。」
記事は、こんな感じのマッチポンプな記述に溢れている。
やはり、合理的な説明は氷床の下に埋められているモノリス一択だ(そうなのかあ?)。
「よく分からない電波は、よく分からない物質によって発生した」
「いずれにしても、現時点では電波パルスの謎を解明することはできず、据え置きとなります。この謎を解き明かすには、もう少し観測データが必要」
業界は、その活動を維持するための資金獲得が必須だ。
謎が謎を呼び、業界は延命される。
まあ、トランプやイーロンマスクみたいなのが出てきて、見境なく科学予算をぶった切らない限りはな・・・。
😼今日は何の日:AIブログの日:沖縄慰霊の日 ― 2025年06月23日 14:23
今日は何の日:AIブログの日:沖縄慰霊の日
(沖縄慰霊の日(6月23日 記念日))
https://zatsuneta.com/archives/106231.html
「沖縄守備隊による80日余の激戦の末、この日6月23日に守備隊の司令官・牛島満(うしじま みつる、1887~1945年)大将らが自決して日本軍の組織的戦闘は終わった。」
「沖縄戦終結のこの日を沖縄県が「慰霊の日」と決め、1961年(昭和36年)にアメリカ施政下で「住民の祝祭日」に制定した。」
慰霊の日が米国施政下で設定され、祝祭日となっていた認識はなかった。
浮沈子自身、数年前に石垣島にダイビングに行った際、たまたまこの日を現地で迎えるまで、その存在すら知らなかったからな。
やれやれ・・・。
「沖縄慰霊の日について、400文字程度でブログ記事を作成してください。」(今日も暑いので、ジェミニにお願いしました:気温と関係あるのかあ?。)
「承知いたしました。沖縄慰霊の日についてのブログ記事を作成します。
【沖縄慰霊の日】平和への誓いを新たにする特別な一日
毎年6月23日は、沖縄にとって特別な「慰霊の日」です。1945年、第二次世界大戦における沖縄戦が終結した日とされており、この悲惨な戦いで命を落とされた20万人以上の尊い犠牲者を追悼し、恒久平和を願う日として定められています。
沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、毎年慰霊祭が執り行われます。老若男女、多くの人々が訪れ、建立された平和の礎に刻まれた犠牲者の名前を読み、手を合わせます。沖縄戦の記憶は、語り部の方々によって次世代へと語り継がれ、教科書では学びきれない戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを深く心に刻みます。
青い海と空の下、慰霊の日は沖縄の人々にとって、過去の悲劇を忘れず、平和への誓いを新たにする大切な日です。私たち一人ひとりが戦争の歴史に目を向け、平和な未来のために何ができるかを考える機会として、この日を心に留めておきたいものです。」
ちょっと気になったので、ディープシークにも書いてもらった(プロンプトは同じです)。
「# 沖縄慰霊の日 - 平和への誓いを新たに
毎年6月23日は「沖縄慰霊の日」です。これは沖縄戦の組織的戦闘が終結した日を記念し、戦没者の霊を慰め、平和を祈念する沖縄県独自の記念日です。
1945年のこの日、牛島満司令官が自決し、日本軍の組織的抵抗が終わりました。しかし、その後の民間人を含む犠牲は計り知れません。沖縄戦では県民の4人に1人、約20万人もの尊い命が失われたと言われています。
慰霊の日には、糸満市の平和祈念公園で県主催の追悼式が行われ、正午には県民一斉黙祷が捧げられます。慰霊碑が立ち並ぶ公園では、多くの人々が手を合わせ、戦争の悲惨さと平和の尊さをかみしめます。
現代を生きる私たちは、この日を単なる過去の記憶としてではなく、未来への教訓として受け継がなければなりません。沖縄が経験した苦難を風化させることなく、平和の大切さを次世代に伝えていくことが、今を生きる者の責任ではないでしょうか。」
うーん、まあ無難だな。
64天安門事件では頬かむりしてしまったが、沖縄戦はディープシークにとってはセンシティブな話題ではないようだ。
クロードではどうか。
「沖縄慰霊の日についてのブログ記事を作成しました。6月23日という日付の意味、沖縄戦の概要、現在行われている追悼行事、そして平和への思いについて、約400文字でまとめています。戦争の記憶を風化させず、平和の大切さを伝える内容となっています。」
「# 沖縄慰霊の日について
6月23日は「沖縄慰霊の日」です。この日は、1945年の沖縄戦で組織的戦闘が終結した日として定められており、沖縄戦で亡くなったすべての人々の霊を慰め、平和を祈念する大切な日となっています。
沖縄戦は太平洋戦争末期の激戦で、軍人だけでなく多くの民間人が犠牲となりました。その数は20万人以上に及び、沖縄県民の4人に1人が命を失うという悲惨な戦いでした。住民を巻き込んだ地上戦の悲劇は、今も多くの人々の心に深い傷跡を残しています。
毎年この日には、糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が行われ、知事による平和宣言が発表されます。また県内各地で慰霊祭が営まれ、戦争の記憶を風化させることなく、平和の尊さを次世代に伝える取り組みが続けられています。
戦争を知らない世代が増える中、沖縄慰霊の日は戦争の悲惨さと平和の大切さを改めて考える重要な機会です。一人ひとりが平和への思いを新たにし、二度と同じ悲劇を繰り返さない決意を持つことが大切です。」
戦争を知らない世代の増加に触れている点に注目だ。
そう、歴史はかくして風化する。
忘れ去られ、語り継がれることもなく、人々の脳裏から消え去る。
歴史書の片隅に押しやられ、一部の研究者だけがその存在を書物の中だけで認識する。
消え去るだけならまだしも、異なる認識が広まり、事実とかけ離れた物語が生まれ、そちらが正史であるかのように語り継がれたりもする。
そう、歴史はかくして創られる。
(慰霊の日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E9%9C%8A%E3%81%AE%E6%97%A5
「第二次世界大戦が終結から16年経過した1961年(昭和36年)、沖縄戦没者慰霊奉賛会が「戦没者慰霊の日」を制定するよう琉球政府へ陳情」
「琉球政府立法院で「住民の祝祭日に関する立法」が審議される過程で、23日ではなく22日を「慰霊の日」と制定(牛島と長の自決日で22日説を採用したため)。他の祝祭日(琉球政府創立記念日、国際親善の日、平和の日)と一緒に「住民の祝祭日に関する立法」を7月24日に公布、施行。」
ほほう、米国統治下で定められていた日付は、当初6月22日だったわけだ。
「1965年3月、第28回立法院議会で「住民の祝祭日に関する立法の一部を改正する立法案」が提出され、「慰霊の日」を変更審議の中で、行政法務委員会が再調査し、大蔵省官房調査課発行覚書終戦財政始末第七巻の記載事項等を元に審議し「慰霊の日」を現在の6月23日に改定した。」
「この自決した日については6月22日説と6月23日説があり、どちらが実際の日であるかは議論がある。」
「一方で、司令部が壊滅してもそれを知らされなかった兵士たちが抵抗を続けたため、散発的な戦闘は司令部自決の日以降も続いた。このため、慰霊の日を司令官自決の日と定めることに対して疑問を投げかける立場もある。」
「慰霊の日を公休日とする一方で、同年9月7日に降伏文書への調印が行なわれたことから、同日を「沖縄市民平和の日」(市民平和の日)と定めている。こちらは記念日扱いであり、公休日扱いとはなっていない。」
まあ、どうでもいいんですが。
400文字程度という制約からか、浮沈子が使ったAIは、いずれも6月23日しか示さなかった。
おっと、チャットGPTを忘れてた!。
「以下は「沖縄慰霊の日」についてのブログ記事(約400文字)です:
---
**沖縄慰霊の日:平和への誓いを新たに**
6月23日は「沖縄慰霊の日」。太平洋戦争末期、沖縄戦が終結したとされるこの日は、多くの命が失われた悲劇を忘れないための日です。沖縄戦では、民間人を含む約20万人が犠牲となり、戦争の悲惨さと平和の尊さを今に伝えています。
この日、沖縄県内では各地で追悼式や黙とうが行われ、「平和の礎(いしじ)」には国内外の戦没者の名前が刻まれ、多くの人々が祈りを捧げます。特に糸満市の平和祈念公園では、正午に県民が一斉に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにします。
過去の教訓を風化させず、戦争のない未来を築くために、私たち一人ひとりが平和の意味を考える大切な日です。沖縄慰霊の日を通じて、命の尊さと平和の重みを胸に刻みましょう。
---
ご希望があれば、トーンや対象読者に合わせた調整も可能です。」
「戦争のない未来」か・・・。
ウクライナ紛争では、前線では火にくべる薪のように兵士の命が失われ、後方では毎日のようにミサイルやドローンの空爆が続いている。
命の尊さ、平和の重みも、絵空事のような気がする。
我が国は、第二次世界大戦終戦から80年、直接の戦争経験は持たなかったが、朝鮮戦争やベトナム戦争には決定的に重要な後方支援を行ってきたし、湾岸戦争以降も国際協力の名のもとに、様々な形で海外派兵を続けている。
現実世界はきれいごとでは済まない。
そのなかで、幻のような非現実的な未来を追い求めることが、何か意味があることなのかは疑問だ。
折しも、米軍はイラン核施設にアットー的軍事力を見せつける空爆を行った。
平和とは、軍事大国の意に沿い、その示唆する統治に甘んじることなのか。
浮沈子は、個人的にはそれで一向に構わないと思っているけど、世界にはそう思わない人々は多いだろうな。
ウクライナもイランも、他の多くの国々も、自らの国家を自らが意図するように統治したいに違いない。
それは、米国もロシアも中国も欧州も同じだ。
前米国国務長官のアンソニーブリンケンは、世界の国々には2つの選択肢があると言った。
テーブルに着くか、メニューに載るか。
浮沈子が見るところ、欧州はもう、メニューに載っちまった気がする。
テーブルについているのは、ロシア中国米国だけ。
我が国は、テーブルの下で主人が与えてくれる餌を待っている犬だ(そんなあ!)。
犬には犬の知恵がある。
多くの主人に尻尾を振れば、沢山の餌にありつけることは分かっているからな。
機に臨み、変に応じて如何様にも振る舞う。
芸達者であることが重要だ。
まあいい。
死んでいった者たちに語る術はない。
残された我々は、声なき声に静かに耳を傾け、その思いを汲み取ることしかできない。
それすらもしなかったら?。
その声を聴き、思いを汲み取り、幻の平和を、戦争のない未来を希求しなかったらどうなるのか。
答えは、たぶんすぐに分かる。
沖縄県には「平和の礎(いしじ:建物などの基礎に対する沖縄の呼び方による)」というのがあるらしい(浮沈子は行ったことはありません)。
未だに判明した犠牲者の名が追加して刻まれていると言われる。
人類全体の戦争死亡者を網羅したリストはないけど、いずれその中に記載されることになる。
他人事じゃない。
過去の歴史の話ではない。
そして、遠い未来の話でもない。
「糸満市の平和祈念公園では、正午に県民が一斉に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにします。」
黙とうを捧げられる立場にはなりたくないもんだな・・・。
(沖縄慰霊の日(6月23日 記念日))
https://zatsuneta.com/archives/106231.html
「沖縄守備隊による80日余の激戦の末、この日6月23日に守備隊の司令官・牛島満(うしじま みつる、1887~1945年)大将らが自決して日本軍の組織的戦闘は終わった。」
「沖縄戦終結のこの日を沖縄県が「慰霊の日」と決め、1961年(昭和36年)にアメリカ施政下で「住民の祝祭日」に制定した。」
慰霊の日が米国施政下で設定され、祝祭日となっていた認識はなかった。
浮沈子自身、数年前に石垣島にダイビングに行った際、たまたまこの日を現地で迎えるまで、その存在すら知らなかったからな。
やれやれ・・・。
「沖縄慰霊の日について、400文字程度でブログ記事を作成してください。」(今日も暑いので、ジェミニにお願いしました:気温と関係あるのかあ?。)
「承知いたしました。沖縄慰霊の日についてのブログ記事を作成します。
【沖縄慰霊の日】平和への誓いを新たにする特別な一日
毎年6月23日は、沖縄にとって特別な「慰霊の日」です。1945年、第二次世界大戦における沖縄戦が終結した日とされており、この悲惨な戦いで命を落とされた20万人以上の尊い犠牲者を追悼し、恒久平和を願う日として定められています。
沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、毎年慰霊祭が執り行われます。老若男女、多くの人々が訪れ、建立された平和の礎に刻まれた犠牲者の名前を読み、手を合わせます。沖縄戦の記憶は、語り部の方々によって次世代へと語り継がれ、教科書では学びきれない戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを深く心に刻みます。
青い海と空の下、慰霊の日は沖縄の人々にとって、過去の悲劇を忘れず、平和への誓いを新たにする大切な日です。私たち一人ひとりが戦争の歴史に目を向け、平和な未来のために何ができるかを考える機会として、この日を心に留めておきたいものです。」
ちょっと気になったので、ディープシークにも書いてもらった(プロンプトは同じです)。
「# 沖縄慰霊の日 - 平和への誓いを新たに
毎年6月23日は「沖縄慰霊の日」です。これは沖縄戦の組織的戦闘が終結した日を記念し、戦没者の霊を慰め、平和を祈念する沖縄県独自の記念日です。
1945年のこの日、牛島満司令官が自決し、日本軍の組織的抵抗が終わりました。しかし、その後の民間人を含む犠牲は計り知れません。沖縄戦では県民の4人に1人、約20万人もの尊い命が失われたと言われています。
慰霊の日には、糸満市の平和祈念公園で県主催の追悼式が行われ、正午には県民一斉黙祷が捧げられます。慰霊碑が立ち並ぶ公園では、多くの人々が手を合わせ、戦争の悲惨さと平和の尊さをかみしめます。
現代を生きる私たちは、この日を単なる過去の記憶としてではなく、未来への教訓として受け継がなければなりません。沖縄が経験した苦難を風化させることなく、平和の大切さを次世代に伝えていくことが、今を生きる者の責任ではないでしょうか。」
うーん、まあ無難だな。
64天安門事件では頬かむりしてしまったが、沖縄戦はディープシークにとってはセンシティブな話題ではないようだ。
クロードではどうか。
「沖縄慰霊の日についてのブログ記事を作成しました。6月23日という日付の意味、沖縄戦の概要、現在行われている追悼行事、そして平和への思いについて、約400文字でまとめています。戦争の記憶を風化させず、平和の大切さを伝える内容となっています。」
「# 沖縄慰霊の日について
6月23日は「沖縄慰霊の日」です。この日は、1945年の沖縄戦で組織的戦闘が終結した日として定められており、沖縄戦で亡くなったすべての人々の霊を慰め、平和を祈念する大切な日となっています。
沖縄戦は太平洋戦争末期の激戦で、軍人だけでなく多くの民間人が犠牲となりました。その数は20万人以上に及び、沖縄県民の4人に1人が命を失うという悲惨な戦いでした。住民を巻き込んだ地上戦の悲劇は、今も多くの人々の心に深い傷跡を残しています。
毎年この日には、糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が行われ、知事による平和宣言が発表されます。また県内各地で慰霊祭が営まれ、戦争の記憶を風化させることなく、平和の尊さを次世代に伝える取り組みが続けられています。
戦争を知らない世代が増える中、沖縄慰霊の日は戦争の悲惨さと平和の大切さを改めて考える重要な機会です。一人ひとりが平和への思いを新たにし、二度と同じ悲劇を繰り返さない決意を持つことが大切です。」
戦争を知らない世代の増加に触れている点に注目だ。
そう、歴史はかくして風化する。
忘れ去られ、語り継がれることもなく、人々の脳裏から消え去る。
歴史書の片隅に押しやられ、一部の研究者だけがその存在を書物の中だけで認識する。
消え去るだけならまだしも、異なる認識が広まり、事実とかけ離れた物語が生まれ、そちらが正史であるかのように語り継がれたりもする。
そう、歴史はかくして創られる。
(慰霊の日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E9%9C%8A%E3%81%AE%E6%97%A5
「第二次世界大戦が終結から16年経過した1961年(昭和36年)、沖縄戦没者慰霊奉賛会が「戦没者慰霊の日」を制定するよう琉球政府へ陳情」
「琉球政府立法院で「住民の祝祭日に関する立法」が審議される過程で、23日ではなく22日を「慰霊の日」と制定(牛島と長の自決日で22日説を採用したため)。他の祝祭日(琉球政府創立記念日、国際親善の日、平和の日)と一緒に「住民の祝祭日に関する立法」を7月24日に公布、施行。」
ほほう、米国統治下で定められていた日付は、当初6月22日だったわけだ。
「1965年3月、第28回立法院議会で「住民の祝祭日に関する立法の一部を改正する立法案」が提出され、「慰霊の日」を変更審議の中で、行政法務委員会が再調査し、大蔵省官房調査課発行覚書終戦財政始末第七巻の記載事項等を元に審議し「慰霊の日」を現在の6月23日に改定した。」
「この自決した日については6月22日説と6月23日説があり、どちらが実際の日であるかは議論がある。」
「一方で、司令部が壊滅してもそれを知らされなかった兵士たちが抵抗を続けたため、散発的な戦闘は司令部自決の日以降も続いた。このため、慰霊の日を司令官自決の日と定めることに対して疑問を投げかける立場もある。」
「慰霊の日を公休日とする一方で、同年9月7日に降伏文書への調印が行なわれたことから、同日を「沖縄市民平和の日」(市民平和の日)と定めている。こちらは記念日扱いであり、公休日扱いとはなっていない。」
まあ、どうでもいいんですが。
400文字程度という制約からか、浮沈子が使ったAIは、いずれも6月23日しか示さなかった。
おっと、チャットGPTを忘れてた!。
「以下は「沖縄慰霊の日」についてのブログ記事(約400文字)です:
---
**沖縄慰霊の日:平和への誓いを新たに**
6月23日は「沖縄慰霊の日」。太平洋戦争末期、沖縄戦が終結したとされるこの日は、多くの命が失われた悲劇を忘れないための日です。沖縄戦では、民間人を含む約20万人が犠牲となり、戦争の悲惨さと平和の尊さを今に伝えています。
この日、沖縄県内では各地で追悼式や黙とうが行われ、「平和の礎(いしじ)」には国内外の戦没者の名前が刻まれ、多くの人々が祈りを捧げます。特に糸満市の平和祈念公園では、正午に県民が一斉に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにします。
過去の教訓を風化させず、戦争のない未来を築くために、私たち一人ひとりが平和の意味を考える大切な日です。沖縄慰霊の日を通じて、命の尊さと平和の重みを胸に刻みましょう。
---
ご希望があれば、トーンや対象読者に合わせた調整も可能です。」
「戦争のない未来」か・・・。
ウクライナ紛争では、前線では火にくべる薪のように兵士の命が失われ、後方では毎日のようにミサイルやドローンの空爆が続いている。
命の尊さ、平和の重みも、絵空事のような気がする。
我が国は、第二次世界大戦終戦から80年、直接の戦争経験は持たなかったが、朝鮮戦争やベトナム戦争には決定的に重要な後方支援を行ってきたし、湾岸戦争以降も国際協力の名のもとに、様々な形で海外派兵を続けている。
現実世界はきれいごとでは済まない。
そのなかで、幻のような非現実的な未来を追い求めることが、何か意味があることなのかは疑問だ。
折しも、米軍はイラン核施設にアットー的軍事力を見せつける空爆を行った。
平和とは、軍事大国の意に沿い、その示唆する統治に甘んじることなのか。
浮沈子は、個人的にはそれで一向に構わないと思っているけど、世界にはそう思わない人々は多いだろうな。
ウクライナもイランも、他の多くの国々も、自らの国家を自らが意図するように統治したいに違いない。
それは、米国もロシアも中国も欧州も同じだ。
前米国国務長官のアンソニーブリンケンは、世界の国々には2つの選択肢があると言った。
テーブルに着くか、メニューに載るか。
浮沈子が見るところ、欧州はもう、メニューに載っちまった気がする。
テーブルについているのは、ロシア中国米国だけ。
我が国は、テーブルの下で主人が与えてくれる餌を待っている犬だ(そんなあ!)。
犬には犬の知恵がある。
多くの主人に尻尾を振れば、沢山の餌にありつけることは分かっているからな。
機に臨み、変に応じて如何様にも振る舞う。
芸達者であることが重要だ。
まあいい。
死んでいった者たちに語る術はない。
残された我々は、声なき声に静かに耳を傾け、その思いを汲み取ることしかできない。
それすらもしなかったら?。
その声を聴き、思いを汲み取り、幻の平和を、戦争のない未来を希求しなかったらどうなるのか。
答えは、たぶんすぐに分かる。
沖縄県には「平和の礎(いしじ:建物などの基礎に対する沖縄の呼び方による)」というのがあるらしい(浮沈子は行ったことはありません)。
未だに判明した犠牲者の名が追加して刻まれていると言われる。
人類全体の戦争死亡者を網羅したリストはないけど、いずれその中に記載されることになる。
他人事じゃない。
過去の歴史の話ではない。
そして、遠い未来の話でもない。
「糸満市の平和祈念公園では、正午に県民が一斉に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにします。」
黙とうを捧げられる立場にはなりたくないもんだな・・・。
😼中東情勢:B-2:冷戦は生きている ― 2025年06月23日 21:08
中東情勢:B-2:冷戦は生きている
(B-2ステルス爆撃機はどうやって作られ、敵地の奥深くで作戦を実行できるのか?)
https://gigazine.net/news/20250623-b-2-spirit-bonber-plane/
「B-2は、冷戦真っただ中の1970年代に、アメリカの航空メーカーであるノースロップ(当時)とボーイングによって開発が始まり、1988年11月にロールアウトしたステルス爆撃機」
「ソ連への爆撃を想定した時、巨大なB-52はあっという間に制空レーダーに捕捉されてしまうことが想定されます。そのため、ソ連のレーダー網をくぐり抜けて目的地を爆撃し、そのまま速やかに帰投できるような爆撃機が求められました。」
「全翼機の形状は通常の飛行機よりもレーダーを反射しにくく、ステルス性能が高い」
「ソ連のレーダー網をくぐり抜けながら爆撃を完遂して帰投する」
「B-2のレーダー反射断面積はB-52のおよそ1000分の1」
「搭乗員はパイロットとコパイロットの2人。B-2は長距離爆撃任務に用いられるため、長時間の拘束が予想されます。そのため、機内にはトイレや仮眠スペース、ギャレーが用意されている」
配備されてから、もう30年以上が経つ。
ちょっと、新たな情報もあった。
「B-2の積載可能重量は4万ポンド(約18トン)」
あれえ?、これじゃあ、バンカーバスター1発しか積めないじゃん!?。
「今回のイランの核関連施設への空爆で使われたB-2は6万ポンド(約27.2トン)まで積載できるように改修されており、1つ3万ポンド(約13.6トン)という超重量のGBU-57を2発搭載」
どうやって、そんだけの重量増を実現したのかは知らない。
一番簡単なのは、離陸時の燃料搭載量を減らすことなわけだが、離陸直後に空中給油という離れ業を要する。
今回の空爆は、陽動を含めた大規模なもので、20機あるB-2のうち、可動可能な全機が投入されたかもしれない(未確認:囮ルート(西太平洋ルート)は、偽装だけという説も)。
(イスラエルの長い手、イランが何処に濃縮ウランを移動させた知っている)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/israels-long-arm-knows-where-iran-moved-its-enriched-uranium/
「21日早朝に複数のB-2がミズーリ州ホワイトマン空軍基地を出発、この一団は太平洋方向に向かって飛行したが、内7機が一団から離脱して大西洋横断ルートでイランに向」かったとある。
「この作戦は全体的に実行可能な論理的な方法で実施され、最も大きな驚きはB-2による太平洋への牽制展開で、オープンソースによる監視を利用して敵と世論の関心をインド洋経由の攻撃に誤誘導させた点だ。」
「さらに途中で引き換えして大西洋横断ルートでイランに向かったB-2の動向を秘密に出来たことも非常に興味深いものがある。」
「牽制展開に関与したB-2が実際に太平洋へ展開したのか、それとも通信や航空管制の通信が偽造されただけなのかは不明だが、何れにせよ太平洋への牽制展開は完璧に機能した」
「イラン攻撃作戦はB-2とバンカーバスターの組み合わせだけで成し遂げたものではなく、F-22、F-35、EA-18G、空中給油機、恐らく公開されていない1機か2機の未知の航空機、艦船、宇宙ベースの能力、これを支援する指揮統制システムなど全要素が期待された役割を果たした結果」
まあ、でも、B-2とバンカーバスターが主役なことに変わりはない。
浮沈子は、ミリオタじゃないからな。
素人受けする話だけで、十分だ。
「イランは今回の攻撃前に濃縮度60%のウランをフォルドの地下施設から移動させている可能性が高く、ネタニヤフ首相も22日「イランが保有する400kgの濃縮ウランが何処に運ばれたか『興味深い情報』を持っている」と述べており、イランにもフォルドほど強固な地下施設が存在しないため、米国の攻撃は「イランの濃縮ウランをイスラエルにも手が届く場所に移動させた」」
「問題はイランがフォルドの地下から移動させた可能性が高い濃縮ウランにイスラエルの長い手が届くかどうかで、これをイランが守りきればイスラエルは本戦争における重要な標的の破壊に失敗し、これを空爆で焼き払うことに成功すればイランにとって大打撃」
まあ、どうでもいいんですが。
今回の空爆の影響については、様々な意見が表明されている。
(アングル:イラン核開発、米軍爆撃でも知識は破壊できず 北朝鮮の二の舞懸念)
https://jp.reuters.com/world/security/DXVSQY3E7VJI7PPQUIHYSTXGCQ-2025-06-23/
「今回の攻撃でイランの核開発計画に遅れが生じたとしても、核兵器の保有に向けた動きを阻止することは困難との指摘が専門家かからでている。」
「イランの核開発は過去20年にわたって強化されており、物理的なインフラを破壊できても、同国が蓄積した知識やノウハウを消し去ることは難しい」
「イスラエルはイランの核科学者を殺害したと主張しているが、複数の当局者は、短期的に核開発に遅れが生じることはあっても、イランの核に関する知識に深刻な打撃が及ぶとは考えにくいと指摘。」
「最大のリスクは北朝鮮の二の舞になることだ。今回の攻撃を受け『体制を維持するには核兵器を保有するしかない』とイランが確信するというシナリオだ」(ある欧州の当局者)
浮沈子は、間違いなくそう確信したと見てるけどな。
つーか、これで核開発に踏み切らないのなら、今までは何だったのかということになる。
別に、イランで核実験やるとは限らないし、北朝鮮が技術供与しないとも限らないからな。
「外交官などの間では、今回の攻撃を受け、イランが遠心分離機を使って極秘の濃縮施設を設置するのではないかとの懸念がすでに浮上している。濃縮施設は倉庫のような比較的小さく目立たない建物にも設置できるためだ。」
「われわれが知らない濃縮施設が存在する可能性は十分にある。イランは大きな国だ」(ある西側当局者)
冷戦が終結してからも、既に30年以上が経っている。
ウクライナ問題は、そもそもが、そのソ連解体時の未解決問題を引きずってきたことが発端だ。
イランの核開発は、それとは異なる文脈だけど、その対応の一環としてB-2が使われたことは衝撃だ。
冷戦は終わっていない。
21世紀の今日に、まるで亡霊のように形を変えて生き残っている。
ちょっとゾクッとするな・・・。
(B-2ステルス爆撃機はどうやって作られ、敵地の奥深くで作戦を実行できるのか?)
https://gigazine.net/news/20250623-b-2-spirit-bonber-plane/
「B-2は、冷戦真っただ中の1970年代に、アメリカの航空メーカーであるノースロップ(当時)とボーイングによって開発が始まり、1988年11月にロールアウトしたステルス爆撃機」
「ソ連への爆撃を想定した時、巨大なB-52はあっという間に制空レーダーに捕捉されてしまうことが想定されます。そのため、ソ連のレーダー網をくぐり抜けて目的地を爆撃し、そのまま速やかに帰投できるような爆撃機が求められました。」
「全翼機の形状は通常の飛行機よりもレーダーを反射しにくく、ステルス性能が高い」
「ソ連のレーダー網をくぐり抜けながら爆撃を完遂して帰投する」
「B-2のレーダー反射断面積はB-52のおよそ1000分の1」
「搭乗員はパイロットとコパイロットの2人。B-2は長距離爆撃任務に用いられるため、長時間の拘束が予想されます。そのため、機内にはトイレや仮眠スペース、ギャレーが用意されている」
配備されてから、もう30年以上が経つ。
ちょっと、新たな情報もあった。
「B-2の積載可能重量は4万ポンド(約18トン)」
あれえ?、これじゃあ、バンカーバスター1発しか積めないじゃん!?。
「今回のイランの核関連施設への空爆で使われたB-2は6万ポンド(約27.2トン)まで積載できるように改修されており、1つ3万ポンド(約13.6トン)という超重量のGBU-57を2発搭載」
どうやって、そんだけの重量増を実現したのかは知らない。
一番簡単なのは、離陸時の燃料搭載量を減らすことなわけだが、離陸直後に空中給油という離れ業を要する。
今回の空爆は、陽動を含めた大規模なもので、20機あるB-2のうち、可動可能な全機が投入されたかもしれない(未確認:囮ルート(西太平洋ルート)は、偽装だけという説も)。
(イスラエルの長い手、イランが何処に濃縮ウランを移動させた知っている)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/israels-long-arm-knows-where-iran-moved-its-enriched-uranium/
「21日早朝に複数のB-2がミズーリ州ホワイトマン空軍基地を出発、この一団は太平洋方向に向かって飛行したが、内7機が一団から離脱して大西洋横断ルートでイランに向」かったとある。
「この作戦は全体的に実行可能な論理的な方法で実施され、最も大きな驚きはB-2による太平洋への牽制展開で、オープンソースによる監視を利用して敵と世論の関心をインド洋経由の攻撃に誤誘導させた点だ。」
「さらに途中で引き換えして大西洋横断ルートでイランに向かったB-2の動向を秘密に出来たことも非常に興味深いものがある。」
「牽制展開に関与したB-2が実際に太平洋へ展開したのか、それとも通信や航空管制の通信が偽造されただけなのかは不明だが、何れにせよ太平洋への牽制展開は完璧に機能した」
「イラン攻撃作戦はB-2とバンカーバスターの組み合わせだけで成し遂げたものではなく、F-22、F-35、EA-18G、空中給油機、恐らく公開されていない1機か2機の未知の航空機、艦船、宇宙ベースの能力、これを支援する指揮統制システムなど全要素が期待された役割を果たした結果」
まあ、でも、B-2とバンカーバスターが主役なことに変わりはない。
浮沈子は、ミリオタじゃないからな。
素人受けする話だけで、十分だ。
「イランは今回の攻撃前に濃縮度60%のウランをフォルドの地下施設から移動させている可能性が高く、ネタニヤフ首相も22日「イランが保有する400kgの濃縮ウランが何処に運ばれたか『興味深い情報』を持っている」と述べており、イランにもフォルドほど強固な地下施設が存在しないため、米国の攻撃は「イランの濃縮ウランをイスラエルにも手が届く場所に移動させた」」
「問題はイランがフォルドの地下から移動させた可能性が高い濃縮ウランにイスラエルの長い手が届くかどうかで、これをイランが守りきればイスラエルは本戦争における重要な標的の破壊に失敗し、これを空爆で焼き払うことに成功すればイランにとって大打撃」
まあ、どうでもいいんですが。
今回の空爆の影響については、様々な意見が表明されている。
(アングル:イラン核開発、米軍爆撃でも知識は破壊できず 北朝鮮の二の舞懸念)
https://jp.reuters.com/world/security/DXVSQY3E7VJI7PPQUIHYSTXGCQ-2025-06-23/
「今回の攻撃でイランの核開発計画に遅れが生じたとしても、核兵器の保有に向けた動きを阻止することは困難との指摘が専門家かからでている。」
「イランの核開発は過去20年にわたって強化されており、物理的なインフラを破壊できても、同国が蓄積した知識やノウハウを消し去ることは難しい」
「イスラエルはイランの核科学者を殺害したと主張しているが、複数の当局者は、短期的に核開発に遅れが生じることはあっても、イランの核に関する知識に深刻な打撃が及ぶとは考えにくいと指摘。」
「最大のリスクは北朝鮮の二の舞になることだ。今回の攻撃を受け『体制を維持するには核兵器を保有するしかない』とイランが確信するというシナリオだ」(ある欧州の当局者)
浮沈子は、間違いなくそう確信したと見てるけどな。
つーか、これで核開発に踏み切らないのなら、今までは何だったのかということになる。
別に、イランで核実験やるとは限らないし、北朝鮮が技術供与しないとも限らないからな。
「外交官などの間では、今回の攻撃を受け、イランが遠心分離機を使って極秘の濃縮施設を設置するのではないかとの懸念がすでに浮上している。濃縮施設は倉庫のような比較的小さく目立たない建物にも設置できるためだ。」
「われわれが知らない濃縮施設が存在する可能性は十分にある。イランは大きな国だ」(ある西側当局者)
冷戦が終結してからも、既に30年以上が経っている。
ウクライナ問題は、そもそもが、そのソ連解体時の未解決問題を引きずってきたことが発端だ。
イランの核開発は、それとは異なる文脈だけど、その対応の一環としてB-2が使われたことは衝撃だ。
冷戦は終わっていない。
21世紀の今日に、まるで亡霊のように形を変えて生き残っている。
ちょっとゾクッとするな・・・。
最近のコメント