😼欧州大戦争:パトリオット:それで兵士は守れない2025年06月27日 01:28

欧州大戦争:パトリオット:それで兵士は守れない


(「幸運祈る」とトランプ氏 夫が兵士のウクライナ記者に同情示す NATO首脳会議後)
https://www.sankei.com/article/20250626-YA7P52OB5BILXMERVOEUPRBH2E/

「記者はロシアの猛攻にさらされるウクライナに米国製の防空システム「パトリオット」を売却する用意があるかどうか質問した。」

「検討する。良い質問だ」(トランプ米大統領)

パトリオットの供与(売却)は、ウクライナにとっては悲願だ。

もちろん、うち漏らしもあるだろうが、それで防ぐことが出来たら、死者や負傷者は確実に減るからな。

トランプは、女性記者の夫が兵士だとして同情したというが、残念ながらパトリオットは前線には概ね配備されない(中規模以上の都市部に配置)。

両者は、全く別の話だ。

(ウクライナにパトリオット提供検討 ゼレンスキー氏と関係修復―トランプ氏)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025062600168&g=int&utm_source=news.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto2

「トランプ氏は会談後の記者会見で「彼ら(ウクライナ)はパトリオットを本当に欲しがっている。提供できるか検討している」と強調した。ただ、「入手が非常に難しい。われわれも必要としており、イスラエルにも供与している」として理解を求めた。」

有償無償の別、優先順位や政策選択の問題もあるんだろうが、要するにブツがないわけだ。

イスラエルは、先日、ウクライナに回したそうだが、結局それでケリがつくのかもしれない(未確認)。

産経は厳しい見方をしている。

(米ウクライナ、3回目の対面会談 トランプ氏「単なるご機嫌伺い」…誘導弾供与は「検討」)
https://www.sankei.com/article/20250626-22PVAW6MENKKLLUOI5DUDGAYWI/

「トランプ氏は記者会見で、約50分間にわたった会談について「単なるご機嫌伺いだ」と表現した。停戦問題など詳細な事柄は話さなかったと説明した上で「以前はもめたが、(今回の彼は)非常に親切だった」とし、ゼレンスキー氏との関係修復を強調」

「4月の2度目の会談では、ゼレンスキー氏がバイデン前米政権や一部の欧州諸国から供与を受けてきた米国製の地対空誘導弾「パトリオット」の追加供与を要請した。」

「今回の会談で追加供与問題が提起されたかは明らかになっていない。トランプ氏は会見で供与を「検討する」と述べるにとどめた。」

つまり、4月の第2回会談の続きの話になっているのかもしれない(未確認)。

追加供与の話自体が、ロシアにとっては問題だからな。

「トランプ氏が追加供与に消極的なのは、(中略)ロシアとの関係悪化を招けば自身が仲介する停戦が遠のくとの考え」

「この日の会見では米軍のイラン核施設攻撃を巡る自身の功績を誇示することに大半を費やすなど、トランプ氏のウクライナ情勢への関心の低下は明白」

やれやれ・・・。

追加制裁だけでなく、追加供与(売却)にも消極的(=反対!)ということになれば、欧州との足並みの乱れは明白だからな。

何より、ウクライナへの関心の低下という点で、産経の指摘はグサリと来る。

ロンドン支局長でもある黒田氏は、ハーグでの会見を直接取材している。

「趣味はプロレス観戦など」

まあ、どうでもいいんですが。

現場取材の記者が肌で感じたトランプの無関心は重大だ。

それでなくても、取り巻き連中(バンス、マルコルビオ、ピートヘグセスなど)は、一刻も早くウクライナから足を洗いたいに違いない(そうなのかあ?)。

トランプやキースケロッグ辺りだけが、まだ、ロシアを食い止める術があると信じているだけだ。

もちろん、最後はトランプが決める。

その、肝心の最終意思決定者の関心が薄れちまったら、どうしようもないだろう!?。

米国の国益はウクライナにはない。

戦争を終わらせて手を引くことが出来れば、それに越したことはない。

が、仮に終わらせることが出来ないとしても、ウクライナから手を引くことが米国の利益になることは間違いない。

少なくとも、現政権はそう考えている(半年前とは様変わりだな)。

トランプはプーチンと交渉する中で、ロシアの「決意」を直接感じているんだろう。

「プーチンは難しい相手だ。他の戦争よりも難しい」

戦争が単なる交渉ではないことは明らかだ。

国家のリソースをつぎ込み、国家の存亡を賭けて戦う。

そこでは、個々の兵士の命は運命に弄ばれることになる。

「幸運を祈る」しかないのだ。

その停戦に、大国を率いる指導者が関心を失えば、行くところまで行くしかなくなる。

プーチンが出口戦略を描けていないことは間違いない。

ウクライナ紛争という泥沼に、足を突っ込んだことを後悔しているのは確かだ。

が、中途半端に抜けられないことも確かだ。

どれだけのリソースをつぎ込もうとも、求める結果を得なければやめるわけにはいかない。

ロシアにとって東進し続けるNATOは脅威そのものであり、ウクライナはその先鋒になろうとしている。

今、米国はベラルーシにも手を伸ばし始めている。

キースケロッグは、ロシアからの引き剥がしに動き始めた(そうなのかあ?)。

その一方で、ロシアは中国を引き込もうと動き出している。

こりゃあ、停戦どころの話じゃないなあ。

戦闘の激化、関係国の拡大、軍事的脅威の増大以外の何物でもない。

プーチンさえいなくなれば・・・。

そうはいかない。

(ロシア前大統領、ウクライナのEU加盟を「危険」と反対)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/THCE5KQCQZMA7IAQ6AKTN23OXQ-2025-06-25/

「プーチン大統領は22年6月、ウクライナのEU加盟に「反対するものは何もない」とし、大統領府は今年2月にもウクライナの主権的権利だと表明」

「これに対し、メドベージェフ氏はEUが戦争を防ぐための経済ブロックから、政治化された反ロシア組織へと変化し、徐々に軍事ブロックへ変貌しつつあると指摘。」

「EUは現在のねじれた形では、NATOに勝るとも劣らない脅威」「ウクライナがNATO以外には「好きなものに自由に加盟できる」と言うのは間違っていると強調」「武器でいっぱいのEUは、ロシアにとって直接的な脅威である。(以下略)」(ロシア国家安全保障会議副議長のメドベージェフ前大統領)

やれやれ・・・。

プーチンの後釜には、メドベージェフが収まる公算が高い(まだだいぶ先ですが)。

ウクライナの統治に関心がない浮沈子的には、プーチンのうちに手打ちをしておくのが正解だと思うんだが、ウクライナも真の独立を賭けてドンパチしているわけだから、そう簡単には引けない。

こんな意地の張り合いみたいな戦争に巻き込まれるのは、誰だってご免だろう。

(EU首脳会議始まる ウクライナ支援など議論か)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250626/k10014844851000.html

「EUの首脳会議は26日、ベルギーの首都ブリュッセルで始まりました。」

「2030年1月にウクライナがEUに加盟するという政治目標を設定することも生産的だと思う」(リトアニアのナウセーダ大統領)

今度は米国に忖度する必要はないからな。

好きなだけやってくれ!。

(EU首脳会議が開幕 対ロ制裁や中東情勢協議)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025062600653&g=int

「会議では、EUとして第18弾となる対ロシア制裁が主要議題の一つとなる。ロシアの戦費調達を抑えるため、ロシア産原油の価格上限を現行の1バレル=60ドル(約8700円)から45ドル(約6500円)に引き下げることなどが検討されている。」

「EUは2027年末までにロシア産エネルギーの輸入を禁止する方針」

ドイツは、安いロシアの天然ガスが入らなくなって、成長が鈍化したと言われている。

インド経由で欧州に流れ込んでくる石油を止めることは難しいだろう。

ロシアの侵攻をくい止めるには不足だ。

今回も、ハンガリーやスロバキアが足を引っ張る可能性もあり、実効性が伴うかはビミョーな情勢だ。

痛みを伴う経済制裁を続け、その先に何があるかを見極めないと、最早先に進めなくなる。

チキンレースじゃないからな。

ロシアとのドンパチになれば、当然、経済制裁のレベルは跳ね上がる。

つーか、事実上、止まるだろう。

それで、欧州が立ちゆくことが出来るのかが問題だろう。

一方では、米国がロシアを支えることになるだろうからな。

漁夫の利とかなんとか・・・。

欧州から離脱し、対立をいとわない米国、一枚岩になれず、結束を示せなくなったEU、出口の見えないロシアとの対決に突入する欧州に待っているのは泥沼だ。

幸運を祈るとしか言えないな・・・。

😼季節ネタ:アジサイの匂いは雨の香り2025年06月26日 21:51

季節ネタ:アジサイの匂いは雨の香り
季節ネタ:アジサイの匂いは雨の香り


(アジサイ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4

「日本語で漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花、おそらくライラックに付けた名で、平安時代の学者源順がこの漢字をあてたことから誤って広まったといわれている。」

まあいい。

誤って広まった名が、今では定着して誰もそのことを疑わない例はいくらもある。

(誤用が定着、広まってしまった言葉を教えてください。)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13205060608

①「全然大丈夫」「全然いける」のように「全然」に否定打ち消しではなく肯定をつける
②「真逆(まぎゃく)」
その他
・破天荒(むちゃくちゃな様子)
・助長(悪いものを促進させる)
・間一髪(かんいっぱつではなく「かん・いっはつ」)
・パスタ(=スパゲッティではない)
・汚名挽回(名誉挽回と汚名返上の混同)
・目上の人に「ごめんなさい」を使う
・忖度(人の気持ちを思いやるという本来プラスの意味だが、ある政治事件のせいで悪いイメージが広まった)
・ら抜き言葉
・高熱にうなされる(正しくは高熱に「浮かされる」)

浮沈子も多用している気がするな・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

この季節、アジサイの記事はこれまでも何度か書いた記憶がある。

で、今年は例によって、AIに一筆書いてもらおう・・・。

「アジサイ(植物)について、季節の話題と関連付けて400文字程度でブログ記事を書いてください。」(ジェミニに依頼)

「## 梅雨の彩り、アジサイの魅力

じめじめとした梅雨の季節、気分が憂鬱になりがちな時期ですが、そんな中でも私たちの目を楽しませてくれるのが**アジサイ**です。色とりどりの花を咲かせるアジサイは、日本の梅雨には欠かせない風物詩ですよね。

アジサイの花の色は、土壌の酸性度によって変化することをご存知でしたか?酸性が強い土壌では青色に、アルカリ性が強い土壌では赤色に、そして中性であれば紫色になることが多いです。この特性から、「七変化」という別名も持っています。同じ株でも、場所によって微妙に色合いが違うのを見つけるのも楽しいですね。

雨に濡れるアジサイは、しっとりとした風情があり、より一層美しく輝いて見えます。鎌倉などではアジサイ寺として有名なお寺も多く、この時期には多くの観光客で賑わいます。

雨の日はお家でゆっくり過ごすのも良いですが、アジサイが咲き誇る場所へ出かけて、憂鬱な気分を吹き飛ばしてみませんか?きっと、その美しさに心が癒されるはずです。---」

画像の作成もついでに頼んじゃいました。

「アジサイの花が両側に咲く、雨の小道の画像を作成してください。」

アジサイの色については、ウィキに詳細な解説があるので参照されたい。

日本産のようだ。

「原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。」

結構ド派手な植物だから、あんま和風な感じはしないけど、れっきとした国産品種だ。

浮沈子が自転車で通る道にも植わっていて、この季節は邪魔なくらい繁茂している。

ところで、アジサイの匂いって嗅いだことありますか?。

ウィキにも記述はないし、そういえば、花の香りでアジサイをイメージしたことはないからな。

(ブログ-あじさいの香りって、どんなにおい?)
https://www.yobo.co.jp/blog/20220614.html

「アジサイの花には通常香りはありません。コアジサイは繁殖のために虫を寄せ付ける必要があります。そのため、花からは甘い香りがするのです。コアジサイの花期は6~7月。色はいわゆるアジサイらしい淡い青や白です。」

「あじさいに近づいても、においは感じないようです。よくよく嗅いでみると、青っぽいにおいがするようです。雨のにおいなのでしょうか。」

そりゃあ、葉っぱの匂いでしょう?。

(コアジサイ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%B5%E3%82%A4

「日本固有種で、本州の関東地方以西、四国、九州に分布し[4]、低地や山地、丘陵など山野の明るい林内や林縁などに自生する。」

「本種は山野の自生種は珍しくないが、栽培は困難」

原種に街中で出会うことはないだろう。

要するに、アジサイの花に香りはない。

見た目で勝負だ(そういうことかあ?)。

最近、中東情勢(イラン空爆)とかNATO首脳会議(ウクライナ外し)とか、うるおいとは縁のない話ばかり追いかけていて、気分が落ち込んでいる。

季節を感じる花では、秋のキンモクセイとかはキョーレツな匂いがあるけどな(トイレの消臭剤の匂い?)。

近所の花では、もう終わっちまったけど、ジャスミンとかもかなり強い香りがする。

早春ではジンチョウゲも、花の姿より香りの印象が強い。

サクラ(ソメイヨシノ)は、もちろん強い香りはない(良く嗅げばあるのかも:クマリンという香りの成分はあるようです)。

彼岸花とかも、一般的に香りはないとされているようだ。

確認しておこう。

街中で見かけるアジサイに匂いはない。

もし、そこはかとない匂いを感じることがあれば、それは雨の香りだ。

「雨に濡れるアジサイは、しっとりとした風情があり、より一層美しく輝いて見えます。」(ジェミニ:再掲)

やっぱ、見た目勝負なんだろうな・・・。

😼欧州大戦争:戦術核を撃ち合う未来2025年06月25日 21:34

欧州大戦争:戦術核を撃ち合う未来
欧州大戦争:戦術核を撃ち合う未来


(英国が戦術核兵器の運用能力を取得、F-35A導入とNATOの核任務参加を発表)
https://grandfleet.info/european-region/uk-acquires-tactical-nuclear-weapon-capability-announces-acquisition-of-f-35a-and-participation-in-nato-nuclear-missions/

「政府がまもなく発表する国防戦略の見直しの中でF-35Aと戦術核兵器=B61の取得を検討している」「この措置は英国の核抑止政策において最大の転換点になる」(Times:先月末)

「「F-35Aと戦術核兵器の取得協議」についてコメントを避けたが、それでも「英国は新たな脅威の時代に適応しなければならない」「世界が直面しているリスクは確実に拡大している」「確実に核リスクが高まっている」「我々が国家間の紛争に巻き込まれるリスクが高まっている」「ウクライナから得た教訓は『軍隊の能力と強さは国内産業の強さに等しい』ということだ」(ヒーリー国防相)

次が極めて重要だな。

「英国はヴァンガード級原潜計画を推進してV爆撃機(ヴァリアント、バルカン、ヴィクター)を廃止したため、核兵器を発射できるプラットホームが1つしかなく、ロシアが核兵器によるエスカレーションを繰り返しためNATO加盟国の東欧諸国で戦術核兵器を使用する可能性が高まっている。」

「この行為は確実に第5条発動条件を満たすためNATOと戦争を誘発するが、戦術核兵器による攻撃が全面的な核報復を誘発するかどうかは未知数だ」

タイムズの主張によれば、NATO加盟の東欧諸国で戦術核兵器でドンパチの応酬があっても、全面的な核戦争には発展するとは限らないということなわけだ。

つまり、戦術核を使った戦域レベルの攻撃は想定の範囲内で、それへの対応を怠れば軍事的怠慢ということになるわけだ(そういうことかあ?)。

やらなければ、やられるだけだからな。

「戦術核兵器の攻撃に都市をまるごと壊滅させるようなヴァンガード級のSLBMで対応すれば本格的な核戦争を招く危険があり、軍上層部は「ロシアを効果的に抑止するため英国も戦術核兵器を保有すべきだ」「戦術核兵器と戦略核兵器を保有することは強度の異なるロシアの挑発に必要不可欠だ」と考えている。」

つまり原潜対応の二次使用(報復用)の戦略核兵器だけでは、破壊力が大き過ぎて結局使えず、もっと使い勝手がいいB61-12(F-35Aをキャリアとして考えてるからな)などの破壊力を調整できる核兵器(戦術核兵器)を運用したいわけだ。

敷居を下げたい。

さもなければ、通常戦力ではロシアの戦術核に対応できず、やられちまうことなわけだ。

「F-35Aを12機取得してNATOの核任務に参加する予定だ」「NATOの核任務とは米国が提供している戦術核兵器=B61の運搬任務のことだ。」「ロシアの戦術核兵器を用いた脅威に対称的な力で対応するため、英国もF-35Aを取得してNATOのB61運搬能力の強化に貢献する」

記事は、F-35Aの取得に焦点を当てているけど、その背景にある戦術核の運用に英国が乗り出す(=NATOが戦術核の運用能力を強化する)という点が重要だ。

そして、その背景として、ロシアが東欧諸国などで戦術核を実際に使うと想定している。

んでもって、そこで通常兵器だけで防戦すれば突破さちまうということなわけだ。

従来の想定では、通常兵器で十分対応でき、ロシア軍の進軍を止めることが可能だとされていたからな。

大転換だろう。

つーか、ようやく現実に目覚めたということか(通常兵器もショボいからな)。

欧州に対するロシアの侵攻は、政治的にも軍事的にも止めようがない状況になってきている。

もちろん、ロシアにその意図はない(とプーチンは言ってるけどな)。

けどな、ウクライナ侵攻の意図もなかった(と、プーチンが言っていた)と記憶している。

要するに、何を言っていても、プーチンの言葉は当てに出来ない。

結局、その時の状況次第で、押してみて押せると分かれば押してくる。

確か、オランド(仏前大統領)がそう言っていた記憶もある。

欧州は、ようやくその対応を模索し始めたわけだ。

遅過ぎるけどな。

目には目を、歯には歯を、戦術核には戦術核を。

では、欧州が現実に目覚めて、対抗可能な核兵器や運搬手段を整備できればロシアがビビッて侵攻を諦めるかと言えば、残念ながらそうはいかないだろう。

「押してみて押せると分かれば押してくる」わけだからな。

浮沈子は、絶対押してくると見ている。

(ロシアの脅威に直面する英国が「核政策」を歴史的転換、攻撃型原潜を増強、戦術核搭載可能なステルス戦闘機の調達も)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f7315396ec2dbe39b95bee5845157319bd77ef9

元記事は、既に読めなくなっている(登録すれば読めます)。

戦術核で押してくるロシアを、欧州がどれだけ初戦で食い止められるかは極めて重要だ。

押してみて、こりゃ無理だと思わせる程度には反撃できなければ話にならない。

通常兵器で押されれば、通常兵器で押し返し、戦術核で押されれば戦術核で押し返す。

欧州に、ロシア侵略の意図はないと思うけど(未確認)、そう思わせる程度の戦力を保持することが現実の話になってきている。

モスクワやサンクトペテルブルクはいつでも取れるぞ・・・。

まあ、ロンドンやパリを取ることに比べれば、容易いかもしれない(そうなのかあ?)。

確認しておこう。

来るべき欧州大戦争は、戦術核兵器の撃ち合いになる。

ウクライナ戦線では、ロシア軍はそれを使う必要がなかった(少なくとも今までは)。

必要がなかったから使わなかっただけというのも、考えてみればヤバい話だ。

つまり、そこに禁忌(タブー)はない。

そして、おそらく、西側にもその禁忌はないだろう。

真夜中の鉄槌作戦で核兵器が使われなかったのは、その必要がなかったからだ。

完全に破壊する保証は必要ない(純軍事的には、核兵器を使わなければ完全破壊の保証は出来ないとされていたらしい)。

政治的に、イスラエルの要求を呑み、それらしい攻撃で、可能な範囲で破壊できればそれで十分だ。

核兵器を使うまでもない。

もし、米国の目的が本当に地下施設の完全破壊なら、躊躇うことなくB61-11を投入していたに違いない。

世間は、核兵器の使用について幻想を刷り込まれている。

その破壊力が余りに巨大だから、これまで使う場がなかっただけの話だ。

もうちっと使いやすい破壊力なら、バンバン使えるのにな(そんなあ!)。

B61シリーズは、そうして開発された。

ロシアは、そういうのをじゃぶじゃぶ持っているだろう。

英国の選択は、また一つ、欧州大戦争へのタガが外れたことを意味する。

しかも、それは戦術核兵器が飛び交う未来の戦場のビジョンを生み出している。

人類って、何てバカなんだろう・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

NATO首脳会議対策(そうなのかあ?)で奪還したとされる、スムイ州アンドリーウカの戦況地図を確認した(画像参照)。

ロシア軍のスムイ州緩衝地帯の創設も、そう簡単にはさせないぞ!。

クルスク州やベルゴロド州での作戦も継続しているぞ!。

だから、NATOのみんな、ウクライナ支援に投資してロシアの戦力を少しでも削減した方がお得だぞ・・・。

が、まあ、米国とスペイン以外、GDP比5パーセントの防衛+防衛関連費の約束しちゃったしな。

んな金はない!(スペインは現行の2パーセントだそうです)。

やれやれ・・・。

トランプはゼレンスキーと45分会談したらしい。

(米国はウクライナへの「パトリオット」追加提供検討、トランプ氏表明)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-06-25/SYF02ET1UM0W00

「いくつか提供できるかどうか、調べることになる。入手は極めて難しい」「ウクライナはそれを何よりも欲しがっている」「本当に重要な課題を全て協議した。どのように停戦と真の平和を成し遂げるか、ウクライナ国民を守るかについて話し合った」「詳細は追って話す」(トランプ米大統領)

「バイデン前大統領の下で承認されたウクライナ向け軍事支援の米国予算は、この夏にも尽きる見通しだが、トランプ氏は支援を更新しない意向を示している。地対空ミサイルシステム「パトリオット」など、米国しか供給できない兵器を必要とするウクライナにとっては、大きな課題」

「トランプ氏はこれまでのところ、プーチン氏に対する圧力強化には慎重な姿勢を崩していない。」

売ってくれるなら金は何とかするとしているが、自前の調達ではない。

欧州からの借金で賄う。

米国には、売れるパトリオットはないからな。

どこかから、引っぺがすことになるだろう(我が国からかも!?)。

システムも、ミサイル自身も需要ひっ迫だ。

ドローン迎撃用の近接信管さえ、在庫ひっ迫でウクライナ支援分を中東米軍に回している。

もう、ウクライナ支援は名実ともに限界なのだ(そういうことかあ?)。

欧州は、これから対ロシア戦用に兵器や砲弾を備蓄していかなければならない。

それには、国民に税負担を求めることになり、ウクライナ支援との関係で優先順位をつける必要に迫られる。

これまでとは異なる状況が生じているわけだ。

その意味でも、今回のNATO首脳会談は象徴的かもしれないな・・・。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

(ロシア軍の夏季攻勢は行き詰まっている=シルシキー宇軍総司令官、北部方面の情勢を報告)
https://www.ukrinform.jp/rubric-ato/4008525-roshia-junno-xia-ji-gong-shiha-xingki-jiematteirushirushiki-yu-jun-zong-si-ling-guan-bei-bu-fang-mianno-qing-shiwo-bao-gao.html

「ウクライナのシルシキー軍総司令官は26日、5月から6月にかけての状況を総括した上で、ロシア軍による今年のロシア領内からの夏季攻勢の試みは、現在行き詰まっていると言えると指摘」

うーん、この表現はいかがなものか・・・。

「北スロボダ方面で濃厚な1日を送った。スーミ州の防衛は、現在の主要な課題の1つだ。5月から6月にかけての総括として、ロシア領内からの今年の敵による夏季攻勢の試みの波は、昨年のハルキウ州での敵の攻勢の試みと同様に、行き詰まっていると言える。その一方で、以前に下された私たちの決定がすでに結果を出している。今週時点で、ロシア軍のスーミ州国境隣接地域での前進は停止しており、衝突ラインは安定した」

どうも、地域限定の評価をおしなべている感じだ。

「北スロボダダ方面およびクルスク方面では、私たちはロシア軍の約5万人の兵員、特にその精鋭である空挺部隊と海兵隊の旅団を再び足止めした。クルスク州グルシコヴォ地区での私たちの攻勢作戦により、敵は自国領土を防衛するために兵力の一部を派遣せざるを得なくなった。これは、スーミ方面における敵の主要な部隊の攻勢能力を大幅に低下させた」

戦線は1000kmを超える。

北部の攻勢作戦のために、その他の地域でどれだけの兵力を引っぺがし、どれだけの領土を毀損したのかは知らない(もちろん、当局は一切認めないだろう)。

夏は始まったばかりだ。

この記事には、何か空しい雰囲気が漂う・・・。

😼中東情勢:B-2:冷戦は生きている2025年06月23日 21:08

中東情勢:B-2:冷戦は生きている


(B-2ステルス爆撃機はどうやって作られ、敵地の奥深くで作戦を実行できるのか?)
https://gigazine.net/news/20250623-b-2-spirit-bonber-plane/

「B-2は、冷戦真っただ中の1970年代に、アメリカの航空メーカーであるノースロップ(当時)とボーイングによって開発が始まり、1988年11月にロールアウトしたステルス爆撃機」

「ソ連への爆撃を想定した時、巨大なB-52はあっという間に制空レーダーに捕捉されてしまうことが想定されます。そのため、ソ連のレーダー網をくぐり抜けて目的地を爆撃し、そのまま速やかに帰投できるような爆撃機が求められました。」

「全翼機の形状は通常の飛行機よりもレーダーを反射しにくく、ステルス性能が高い」

「ソ連のレーダー網をくぐり抜けながら爆撃を完遂して帰投する」

「B-2のレーダー反射断面積はB-52のおよそ1000分の1」

「搭乗員はパイロットとコパイロットの2人。B-2は長距離爆撃任務に用いられるため、長時間の拘束が予想されます。そのため、機内にはトイレや仮眠スペース、ギャレーが用意されている」

配備されてから、もう30年以上が経つ。

ちょっと、新たな情報もあった。

「B-2の積載可能重量は4万ポンド(約18トン)」

あれえ?、これじゃあ、バンカーバスター1発しか積めないじゃん!?。

「今回のイランの核関連施設への空爆で使われたB-2は6万ポンド(約27.2トン)まで積載できるように改修されており、1つ3万ポンド(約13.6トン)という超重量のGBU-57を2発搭載」

どうやって、そんだけの重量増を実現したのかは知らない。

一番簡単なのは、離陸時の燃料搭載量を減らすことなわけだが、離陸直後に空中給油という離れ業を要する。

今回の空爆は、陽動を含めた大規模なもので、20機あるB-2のうち、可動可能な全機が投入されたかもしれない(未確認:囮ルート(西太平洋ルート)は、偽装だけという説も)。

(イスラエルの長い手、イランが何処に濃縮ウランを移動させた知っている)
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/israels-long-arm-knows-where-iran-moved-its-enriched-uranium/

「21日早朝に複数のB-2がミズーリ州ホワイトマン空軍基地を出発、この一団は太平洋方向に向かって飛行したが、内7機が一団から離脱して大西洋横断ルートでイランに向」かったとある。

「この作戦は全体的に実行可能な論理的な方法で実施され、最も大きな驚きはB-2による太平洋への牽制展開で、オープンソースによる監視を利用して敵と世論の関心をインド洋経由の攻撃に誤誘導させた点だ。」

「さらに途中で引き換えして大西洋横断ルートでイランに向かったB-2の動向を秘密に出来たことも非常に興味深いものがある。」

「牽制展開に関与したB-2が実際に太平洋へ展開したのか、それとも通信や航空管制の通信が偽造されただけなのかは不明だが、何れにせよ太平洋への牽制展開は完璧に機能した」

「イラン攻撃作戦はB-2とバンカーバスターの組み合わせだけで成し遂げたものではなく、F-22、F-35、EA-18G、空中給油機、恐らく公開されていない1機か2機の未知の航空機、艦船、宇宙ベースの能力、これを支援する指揮統制システムなど全要素が期待された役割を果たした結果」

まあ、でも、B-2とバンカーバスターが主役なことに変わりはない。

浮沈子は、ミリオタじゃないからな。

素人受けする話だけで、十分だ。

「イランは今回の攻撃前に濃縮度60%のウランをフォルドの地下施設から移動させている可能性が高く、ネタニヤフ首相も22日「イランが保有する400kgの濃縮ウランが何処に運ばれたか『興味深い情報』を持っている」と述べており、イランにもフォルドほど強固な地下施設が存在しないため、米国の攻撃は「イランの濃縮ウランをイスラエルにも手が届く場所に移動させた」」

「問題はイランがフォルドの地下から移動させた可能性が高い濃縮ウランにイスラエルの長い手が届くかどうかで、これをイランが守りきればイスラエルは本戦争における重要な標的の破壊に失敗し、これを空爆で焼き払うことに成功すればイランにとって大打撃」

まあ、どうでもいいんですが。

今回の空爆の影響については、様々な意見が表明されている。

(アングル:イラン核開発、米軍爆撃でも知識は破壊できず 北朝鮮の二の舞懸念)
https://jp.reuters.com/world/security/DXVSQY3E7VJI7PPQUIHYSTXGCQ-2025-06-23/

「今回の攻撃でイランの核開発計画に遅れが生じたとしても、核兵器の保有に向けた動きを阻止することは困難との指摘が専門家かからでている。」

「イランの核開発は過去20年にわたって強化されており、物理的なインフラを破壊できても、同国が蓄積した知識やノウハウを消し去ることは難しい」

「イスラエルはイランの核科学者を殺害したと主張しているが、複数の当局者は、短期的に核開発に遅れが生じることはあっても、イランの核に関する知識に深刻な打撃が及ぶとは考えにくいと指摘。」

「最大のリスクは北朝鮮の二の舞になることだ。今回の攻撃を受け『体制を維持するには核兵器を保有するしかない』とイランが確信するというシナリオだ」(ある欧州の当局者)

浮沈子は、間違いなくそう確信したと見てるけどな。

つーか、これで核開発に踏み切らないのなら、今までは何だったのかということになる。

別に、イランで核実験やるとは限らないし、北朝鮮が技術供与しないとも限らないからな。

「外交官などの間では、今回の攻撃を受け、イランが遠心分離機を使って極秘の濃縮施設を設置するのではないかとの懸念がすでに浮上している。濃縮施設は倉庫のような比較的小さく目立たない建物にも設置できるためだ。」

「われわれが知らない濃縮施設が存在する可能性は十分にある。イランは大きな国だ」(ある西側当局者)

冷戦が終結してからも、既に30年以上が経っている。

ウクライナ問題は、そもそもが、そのソ連解体時の未解決問題を引きずってきたことが発端だ。

イランの核開発は、それとは異なる文脈だけど、その対応の一環としてB-2が使われたことは衝撃だ。

冷戦は終わっていない。

21世紀の今日に、まるで亡霊のように形を変えて生き残っている。

ちょっとゾクッとするな・・・。

😼今日は何の日:AIブログの日:沖縄慰霊の日2025年06月23日 14:23

今日は何の日:AIブログの日:沖縄慰霊の日


(沖縄慰霊の日(6月23日 記念日))
https://zatsuneta.com/archives/106231.html

「沖縄守備隊による80日余の激戦の末、この日6月23日に守備隊の司令官・牛島満(うしじま みつる、1887~1945年)大将らが自決して日本軍の組織的戦闘は終わった。」

「沖縄戦終結のこの日を沖縄県が「慰霊の日」と決め、1961年(昭和36年)にアメリカ施政下で「住民の祝祭日」に制定した。」

慰霊の日が米国施政下で設定され、祝祭日となっていた認識はなかった。

浮沈子自身、数年前に石垣島にダイビングに行った際、たまたまこの日を現地で迎えるまで、その存在すら知らなかったからな。

やれやれ・・・。

「沖縄慰霊の日について、400文字程度でブログ記事を作成してください。」(今日も暑いので、ジェミニにお願いしました:気温と関係あるのかあ?。)

「承知いたしました。沖縄慰霊の日についてのブログ記事を作成します。

【沖縄慰霊の日】平和への誓いを新たにする特別な一日
毎年6月23日は、沖縄にとって特別な「慰霊の日」です。1945年、第二次世界大戦における沖縄戦が終結した日とされており、この悲惨な戦いで命を落とされた20万人以上の尊い犠牲者を追悼し、恒久平和を願う日として定められています。

沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、毎年慰霊祭が執り行われます。老若男女、多くの人々が訪れ、建立された平和の礎に刻まれた犠牲者の名前を読み、手を合わせます。沖縄戦の記憶は、語り部の方々によって次世代へと語り継がれ、教科書では学びきれない戦争の悲惨さ、そして平和の尊さを深く心に刻みます。

青い海と空の下、慰霊の日は沖縄の人々にとって、過去の悲劇を忘れず、平和への誓いを新たにする大切な日です。私たち一人ひとりが戦争の歴史に目を向け、平和な未来のために何ができるかを考える機会として、この日を心に留めておきたいものです。」

ちょっと気になったので、ディープシークにも書いてもらった(プロンプトは同じです)。

「# 沖縄慰霊の日 - 平和への誓いを新たに

毎年6月23日は「沖縄慰霊の日」です。これは沖縄戦の組織的戦闘が終結した日を記念し、戦没者の霊を慰め、平和を祈念する沖縄県独自の記念日です。

1945年のこの日、牛島満司令官が自決し、日本軍の組織的抵抗が終わりました。しかし、その後の民間人を含む犠牲は計り知れません。沖縄戦では県民の4人に1人、約20万人もの尊い命が失われたと言われています。

慰霊の日には、糸満市の平和祈念公園で県主催の追悼式が行われ、正午には県民一斉黙祷が捧げられます。慰霊碑が立ち並ぶ公園では、多くの人々が手を合わせ、戦争の悲惨さと平和の尊さをかみしめます。

現代を生きる私たちは、この日を単なる過去の記憶としてではなく、未来への教訓として受け継がなければなりません。沖縄が経験した苦難を風化させることなく、平和の大切さを次世代に伝えていくことが、今を生きる者の責任ではないでしょうか。」

うーん、まあ無難だな。

64天安門事件では頬かむりしてしまったが、沖縄戦はディープシークにとってはセンシティブな話題ではないようだ。

クロードではどうか。

「沖縄慰霊の日についてのブログ記事を作成しました。6月23日という日付の意味、沖縄戦の概要、現在行われている追悼行事、そして平和への思いについて、約400文字でまとめています。戦争の記憶を風化させず、平和の大切さを伝える内容となっています。」

「# 沖縄慰霊の日について

6月23日は「沖縄慰霊の日」です。この日は、1945年の沖縄戦で組織的戦闘が終結した日として定められており、沖縄戦で亡くなったすべての人々の霊を慰め、平和を祈念する大切な日となっています。

沖縄戦は太平洋戦争末期の激戦で、軍人だけでなく多くの民間人が犠牲となりました。その数は20万人以上に及び、沖縄県民の4人に1人が命を失うという悲惨な戦いでした。住民を巻き込んだ地上戦の悲劇は、今も多くの人々の心に深い傷跡を残しています。

毎年この日には、糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が行われ、知事による平和宣言が発表されます。また県内各地で慰霊祭が営まれ、戦争の記憶を風化させることなく、平和の尊さを次世代に伝える取り組みが続けられています。

戦争を知らない世代が増える中、沖縄慰霊の日は戦争の悲惨さと平和の大切さを改めて考える重要な機会です。一人ひとりが平和への思いを新たにし、二度と同じ悲劇を繰り返さない決意を持つことが大切です。」

戦争を知らない世代の増加に触れている点に注目だ。

そう、歴史はかくして風化する。

忘れ去られ、語り継がれることもなく、人々の脳裏から消え去る。

歴史書の片隅に押しやられ、一部の研究者だけがその存在を書物の中だけで認識する。

消え去るだけならまだしも、異なる認識が広まり、事実とかけ離れた物語が生まれ、そちらが正史であるかのように語り継がれたりもする。

そう、歴史はかくして創られる。

(慰霊の日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E9%9C%8A%E3%81%AE%E6%97%A5

「第二次世界大戦が終結から16年経過した1961年(昭和36年)、沖縄戦没者慰霊奉賛会が「戦没者慰霊の日」を制定するよう琉球政府へ陳情」

「琉球政府立法院で「住民の祝祭日に関する立法」が審議される過程で、23日ではなく22日を「慰霊の日」と制定(牛島と長の自決日で22日説を採用したため)。他の祝祭日(琉球政府創立記念日、国際親善の日、平和の日)と一緒に「住民の祝祭日に関する立法」を7月24日に公布、施行。」

ほほう、米国統治下で定められていた日付は、当初6月22日だったわけだ。

「1965年3月、第28回立法院議会で「住民の祝祭日に関する立法の一部を改正する立法案」が提出され、「慰霊の日」を変更審議の中で、行政法務委員会が再調査し、大蔵省官房調査課発行覚書終戦財政始末第七巻の記載事項等を元に審議し「慰霊の日」を現在の6月23日に改定した。」

「この自決した日については6月22日説と6月23日説があり、どちらが実際の日であるかは議論がある。」

「一方で、司令部が壊滅してもそれを知らされなかった兵士たちが抵抗を続けたため、散発的な戦闘は司令部自決の日以降も続いた。このため、慰霊の日を司令官自決の日と定めることに対して疑問を投げかける立場もある。」

「慰霊の日を公休日とする一方で、同年9月7日に降伏文書への調印が行なわれたことから、同日を「沖縄市民平和の日」(市民平和の日)と定めている。こちらは記念日扱いであり、公休日扱いとはなっていない。」

まあ、どうでもいいんですが。

400文字程度という制約からか、浮沈子が使ったAIは、いずれも6月23日しか示さなかった。

おっと、チャットGPTを忘れてた!。

「以下は「沖縄慰霊の日」についてのブログ記事(約400文字)です:

---

**沖縄慰霊の日:平和への誓いを新たに**

6月23日は「沖縄慰霊の日」。太平洋戦争末期、沖縄戦が終結したとされるこの日は、多くの命が失われた悲劇を忘れないための日です。沖縄戦では、民間人を含む約20万人が犠牲となり、戦争の悲惨さと平和の尊さを今に伝えています。

この日、沖縄県内では各地で追悼式や黙とうが行われ、「平和の礎(いしじ)」には国内外の戦没者の名前が刻まれ、多くの人々が祈りを捧げます。特に糸満市の平和祈念公園では、正午に県民が一斉に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにします。

過去の教訓を風化させず、戦争のない未来を築くために、私たち一人ひとりが平和の意味を考える大切な日です。沖縄慰霊の日を通じて、命の尊さと平和の重みを胸に刻みましょう。

---

ご希望があれば、トーンや対象読者に合わせた調整も可能です。」

「戦争のない未来」か・・・。

ウクライナ紛争では、前線では火にくべる薪のように兵士の命が失われ、後方では毎日のようにミサイルやドローンの空爆が続いている。

命の尊さ、平和の重みも、絵空事のような気がする。

我が国は、第二次世界大戦終戦から80年、直接の戦争経験は持たなかったが、朝鮮戦争やベトナム戦争には決定的に重要な後方支援を行ってきたし、湾岸戦争以降も国際協力の名のもとに、様々な形で海外派兵を続けている。

現実世界はきれいごとでは済まない。

そのなかで、幻のような非現実的な未来を追い求めることが、何か意味があることなのかは疑問だ。

折しも、米軍はイラン核施設にアットー的軍事力を見せつける空爆を行った。

平和とは、軍事大国の意に沿い、その示唆する統治に甘んじることなのか。

浮沈子は、個人的にはそれで一向に構わないと思っているけど、世界にはそう思わない人々は多いだろうな。

ウクライナもイランも、他の多くの国々も、自らの国家を自らが意図するように統治したいに違いない。

それは、米国もロシアも中国も欧州も同じだ。

前米国国務長官のアンソニーブリンケンは、世界の国々には2つの選択肢があると言った。

テーブルに着くか、メニューに載るか。

浮沈子が見るところ、欧州はもう、メニューに載っちまった気がする。

テーブルについているのは、ロシア中国米国だけ。

我が国は、テーブルの下で主人が与えてくれる餌を待っている犬だ(そんなあ!)。

犬には犬の知恵がある。

多くの主人に尻尾を振れば、沢山の餌にありつけることは分かっているからな。

機に臨み、変に応じて如何様にも振る舞う。

芸達者であることが重要だ。

まあいい。

死んでいった者たちに語る術はない。

残された我々は、声なき声に静かに耳を傾け、その思いを汲み取ることしかできない。

それすらもしなかったら?。

その声を聴き、思いを汲み取り、幻の平和を、戦争のない未来を希求しなかったらどうなるのか。

答えは、たぶんすぐに分かる。

沖縄県には「平和の礎(いしじ:建物などの基礎に対する沖縄の呼び方による)」というのがあるらしい(浮沈子は行ったことはありません)。

未だに判明した犠牲者の名が追加して刻まれていると言われる。

人類全体の戦争死亡者を網羅したリストはないけど、いずれその中に記載されることになる。

他人事じゃない。

過去の歴史の話ではない。

そして、遠い未来の話でもない。

「糸満市の平和祈念公園では、正午に県民が一斉に黙とうを捧げ、平和への誓いを新たにします。」

黙とうを捧げられる立場にはなりたくないもんだな・・・。