船上2016年01月12日 00:37

船上
船上


陸地への着陸を果たした後に、船の上への着陸を再開しようとしているのは、ファルコン9の一段目だ。

(米スペースX社の「ファルコン9」ロケット、次の打ち上げで船への着地に挑戦か)
http://sorae.jp/030201/2016_01_11_falcon-9.html

「同ロケットの打ち上げ日時は現時点で、太平洋標準時1月17日10時42分18秒(日本時間1月18日3時42分18秒)に設定されている。打ち上げは米カリフォーニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地から行われ、着地は太平洋上で実施される。」

(FEDERAL COMMUNICATIONS COMMISSION
APPLICATION FOR SPECIAL TEMPORARY AUTHORITY:FCCの告示)
https://apps.fcc.gov/oetcf/els/reports/STA_Print.cfm?mode=initial&application_seq=69074&RequestTimeout=1000

「Experimental offshore recovery operation, following launch from Vandenberg AFB.」

「The current launch planning date is NET 17 JAN 2016.」

ソラエの記事には、船上で回収する利点について、解説がある。

「昨年12月21日に発射した場所に近い地上に着陸させることに成功」

「この場合、設備の整った地上施設ですぐに点検や修理などができる」

「第1段機体は第2段との分離後、上空で反転し、それまで飛んできた飛行経路を戻るようにして飛ぶ必要があり、その分多くの推進剤を積まなくてはならない。」

「分離後の機体が落ちていく先に回収用の船を配備しておけば、着地・回収に必要な推進剤は少なくて済み、その分打ち上げ能力の向上に充てることができる。」

ははあ、推進剤の多寡の問題なのか。

「船自体に点検や修理のための設備を積んでおけば、陸まで戻る時間で整備を行ったり、そのまま船上から再打ち上げを行うことも可能になる。」

再打ち上げがあるかどうかは、考え物だな。

そこから打ち上げたロケットは、いったいどこに着陸するんだあ?。

まあいい。

こんな記事も出ている。

(SpaceX: 打ち上げ後に地上に帰還したFalcon 9ロケットの再使用を表明)
http://www.businessnewsline.com/news/201601041524190000.html

「地上に軟着陸を果たすことで回収されたFalcon 9ロケットのファーストステージについて、再検査の結果、問題個所は見つからず、再利用することを発表した。」

ホントに大丈夫なのかあ?。

「SpaceXでは、Falcon 9ロケットのファーストステージは、無傷で回収に成功した場合には30回程度は再利用することは可能と説明しており、Falcon 9ロケットは、打ち上げコストが安価なことで定評のあるロシア、中国、インドでも対応できない、ロケット打ち上げ事業の価格破壊を成し遂げることが可能となることとなる。」

うーん、30回というのは、思っていたよりも少ないなあ。

100回くらい使えないと、真の価格破壊にはならんのじゃないかあ?。

燃料代と、整備費用、打ち上げ費用など、再使用でも下がらないコストはある。

ここに、再使用回数に伴う減価償却費が乗ってくるわけだ。

2段目や、カプセルなどの完全再利用が実現すれば、費用は100分の1になるとかイーロンマスクは豪語していたらしいが、実際にどの程度の価格になるのかは、明らかにされていない。

今回の回収実験で再使用されることになった1段目を使って、どんな打ち上げに使用するかは知らないが、その際の価格設定が注目だな。

(Confident SpaceX plans third attempt at sea-barge rocket landing)
http://www.digitaltrends.com/cool-tech/confident-spacex-to-try-again-for-a-sea-barge-landing/

「SpaceX said the attempted sea-landing feat, part of a mission to launch NASA’s Jason-3 ocean-monitoring satellite into orbit, will involve an older version of the more powerful Falcon 9 rocket used in December’s successful effort.」

NASAの衛星打ち上げがメインのミッションだが、例によって、船上への着陸(着艦?)の方がメインに思えるな。

(MISSION TO EARTH Jason 3)
http://www.jpl.nasa.gov/missions/jason-3/

「ジェイソン3は、海洋循環と気候変動への洞察を得るために、地球上の海面の非常に詳細な測定を行います。」(自動翻訳のまま)

「科学機器:
-高度計
-マイクロ波放射計
-ドップラーOrbitographyと衛星によってRadiopositioning統合(DORIS)
-レーザーレトロリフレクタアレイ(LRA)
-全地球測位システム(GPS)受信機」(自動翻訳のまま)

(Jason-3:ミッションのページ)
http://sealevel.jpl.nasa.gov/missions/jason3/

「ジェイソン-3の主要機器は、レーダ高度計です。高度計は、非常に高い精度で世界的な海の海面変動を測定します」(自動翻訳のまま)

(NOAAのサイト)
http://www.nesdis.noaa.gov/jason-3/

「The Jason-3 mission is scheduled for launch aboard a SpaceX Falcon 9 rocket on January 17, 2016 at 10:42:18 am PST from Vandenberg Air Force Base in California.」

PSTというのは、太平洋沿岸標準時間のことのようだな。

(太平洋沿岸標準時間 (PST))
http://ja.thetimenow.com/pst/pacific_standard_time

「The launch window allows for a second attempt on January 18 at 10:31:04 am PST」

予備の打ち上げウインドウは、翌日のおほぼ同時刻になっている。

うーん、また夜中に起きて、生中継をネットで見ることになるのか。

今度も、吹っ飛ばないでほしいもんだな。

高齢化2016年01月12日 10:58

高齢化


基礎疾患の問題で、ダイビングでは目の敵にされている高齢者。

ダイビングの世界では、いろいろな統計において、40歳以上は、高齢者とされている。

今時、40代でジジババでは、怒られるに決まっている。

健康を維持して、ダイビングを続けられるようにしたいものだ。

若いころから続けていて、熟練し、安定して、さらに、もう若くないからと、無茶なことはせず、今までよりも控えめで、環境の良いところで潜るようになり、むしろ、トータルでの安全性が高まるというのが理想だ。

しかし、肉体的な問題だけが高齢者のダイビングの問題点ではない。

物忘れが激しくなったり、新しいことが覚えられなくなったりする。

浮沈子は、若いころからそういう傾向があるので(若年性の、何とかかあ?)、最近のもの忘れの程度が、増したのか、変わらないのか、むしろ、改善したのか(絶対、有り得ねー!)は、良く分からない。

もの忘れだけではない。

注意力が散漫になるということもある。

心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず。

(「心ここに在らざれば視れども見えず」『大学』)
http://ameblo.jp/love-mesopotamia/entry-11718303314.html

「「見」は目を開けたら自然と見えてしまうような「見る」で、「視」は注意して見るときの「見る」という違いがあるそうです。」

注意力というより、己の過信を戒めるような話である。

心の持ちようの重要さを説いていると、浮沈子は読んだ。

人は、誰でも過ちを犯す。

見落としや、思い違いで事故につながる。

何かに夢中になっていると、他のことが疎かになる。

その、夢中になっていることさえ、正しく行うことが出来なくなってしまう。

ダイビングのように、人間が生きていけない環境で行う遊びでは、その辺が特に重要だ。

陸上の生活ですら、様々な問題を同時に抱え込んだりすると、簡単に許容量をオーバーして、穴だらけになる。

程度の差はあれ(まあ、それが重要なんですが)、人間は誰しもそうなる。

そこで、プライオリティをしっかりと付けて、最低限の安全を確保しながら、優先順位の高い事柄を、確実に行えるようになるまで、繰り返し練習していくしかない。

パラオでのCCRでは、そういう事態が頻発して、イントラを呆れさせる・・・。

こいつ、一体、何を考えてんだあ?。

すいません、何も考えてません・・・。

お題をこなすことだけに集中して、その行為の意味や、周りの環境に目が行かず、浮力のバランスを崩したり、優先順位を誤ったりする。

もちろん、トレーニングなので、軽い負荷を掛けながら、新しいことを行うわけで、初めからうまくいくとは限らないし、イントラはそのためにいるので、想定の範囲内ではあるが、浮沈子的にはずいぶん凹んだ。

以前は出来ていたことが、うまくできなかったり、このくらいのことは出来そうだと見込んで取り組んでも、全くうまくいかなかったりもする。

透視度もそこそこで、流れもほとんどない環境なので、ストレスは少ないはずなのだが、それが出来ない。

繰り返して練習するしかないのだと、頭ではわかっているのに、気持ちは焦るばかりだ。

心の持ちようが良くない。

乱れに乱れている。

平常心を保つことが、いかに難しいか、いかに重要か、身にしみてわかる。

経験値を上げながら、押し寄せる加齢と戦い続けるしかない。

それでも、新しいことに取り組むことができるというのは幸せだ。

しかも、義務的に取り組むのではなく、自分の意志で、自分のペースで行うことができる。

今朝のニュースで、70代のドライバーが、70代の歩行者をはねて死亡させてしまったという話をしていた。

ぶつかって、初めて気付いたという。

心、ここに在らざれば、視れども見えず・・・。

身につまされるような話である。

自動車が自動運転になり、CCRが自動化されていくのも分かるような気がするな。

何でもマニュアルでやれば安心だとか、仕組みが見えていないと不安だとか、そんな贅沢は言っていられなくなる。

自動化されているものを使うことすら、危うい。

先日のダイビングで、一緒に潜った初心者が、ボソッとつぶやいた一言が忘れられない。

毎回、命がけのダイビングしてる・・・。

まあ、ロジカルには間違いではないんだが、精神的にゆとりがないということになる。

ダイビングのスキル自体は、他のダイバーと遜色ない程度には出来ている。

マスクに水が入りやすいとか、そういうところが気になって、十分に楽しめないのだ。

経験を積んだり、ちょっとしたコツを教えてもらったりすると、徐々に解消されていくんだろうが、他人事とは思えなかったな。

新しいことに挑戦し続けて、その困難さを身をもって感じるということは、レベルの差はあれ、悩みを抱えている方への共感が持てるという意味でも重要だ。

そのうえで、アドバイスができれば、伝わる力も大きいし、何より精神的に救いになるに違いない。

あ、この人、分かってるんだ・・・。

浮沈子には、そういう立場の人が少なく、概ね自分で何とかしなければならない。

イントラは、テクニカルレベルになったとたん、段違いに評価が厳しくなった。

柏崎さんも、テックサイドマウントでは、見る目が違うような気がする。

浮沈子にとってはチャレンジなので、それはそれでいいし、甘い評価は望んでいない。

タンクの運搬など、サポートも十分受けている。

出来ないことを出来ないと認識させることも、インストラクションの重要なプロセスだ。

中途半端に出来ているというのは、マスタリーとはいえないからな。

そのハードルが高くなり、超える力は徐々に衰えていく。

経験値の向上を武器に、困難を乗り越えた後の達成感をニンジンにして、歯を食いしばって凌ぐしかない。

周りには、浮沈子などよりスキルがあり、物覚えも良く、何の苦労もせずにマスターしていくダイバーがうようよいる。

ダイビングは、競争ではないので、他者と比較するということに意味はない。

自身のスキルや知識の向上だけが、比較すべき対象であり、基準を満たしたかどうかが評価の全てだ。

誰かより上手いかどうかは、関係ない。

教える方も本気なら、教えられる方も本気だ。

そういう関係が心地良い。

この歳になっても、そういう関係を築けることは幸せだ。

自分のメンタルケアくらいは、自分で何とかしなければなるまい。

「心ここに在らざれば、・・・、食らえどもその味を知らず。」

ああ、それだけは心配ないかも!。

体脂肪率22016年01月12日 16:07

体脂肪率2


体重の増加が止まらない。

昨年の9月に最低を記録してから、増える一方だ。

まあ、IEの直後だったからな。

その後は、多少緩んでも仕方ない。

体脂肪率も、激増した。

3パーセント落ちたと思ったら、5パーセント増えた。

ヤッバ!。

で、暮れから年明けにかけては、フィットネスに通うこともしないで、ダイビングに明け暮れながら(年末年始だから、暮れ明けかあ?)、ひたすら食った(1ポンドステーキも、2回食った!!←2回)。

で、本日、恐る恐るフィットネスクラブで計測すると、なんと2パーセントほど減っている。

ダイビングは、ダイエットにも効き目があるんだろうか。

体重も、最低時の1キロ増しまで戻した。

このまま、トレーニングを続けて、体脂肪を燃やしていけばいいと、トレーナーの方にアドバイスを受ける。

筋肉量は十分なので、有酸素運動を中心に組み立てるといいらしい。

有酸素運動って、ハアハアするやつで、浮沈子は苦手なのだ。

もちろん、筋トレは、もっと苦手だがな。

何が得意かといえば、食っちゃ寝というわけだ。

まあ、どうでもいいんですが。

体脂肪率については、このブログでも既に触れた。

(体脂肪率)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/08/05/7725244

「ダイエットの成果はないが、フィットネスの成果は上がっている。」

この時期から、体重は1kg程度落ちている。

体脂肪率は変わっていない。

3か月で落とした体脂肪を、3か月で溜め込んだ。

筋肉量は、それと相補的に付いたり減ったりしている。

運動が習慣になっていないで、止めると体重はすぐに増える。

食い過ぎる傾向は、しっかりと習慣になっているし、朝寝坊と夜更かしも同様だ。

小人閑居してなんとやらだな。

インスピが治ってきたら、プールでの練習を再開して、4月のパラオ行きに備えなければならない。

器材は、セブではローカルが運んでくれたが、パラオではボートへ積み込むとき以外は、全て自分で行う。

スチールのシリンダーが恨めしい・・・。

おっも!。

その代わり、水中でのどっしりした安定感はある。

ポセイドンとは異なる背負い心地だ。

体脂肪を筋肉に変えるということは、自分の身体の浮力が変わるということだが、2パーセントとか、3パーセントは誤差のうちで、ウエイトの量は以前と変わらない。

20パーセントを切って、標準体重プラスアルファ(このアルファが問題なんだがな)くらいになれば、1kgとか2ポンドくらいは変わるかもしれないがな。

パラオでは、浮力を生じるものは着ていないので、自前の浮力が全てであり、何の言い訳もできない・・・。

浮いたら体脂肪の勝ち、沈めば筋肉の勝ち。

分かりやすい。

今のところ、3ポンドのウエイトを筐体に付けている。

それを2ポンドに減らそうとしている。

とりあえず、それを目指そう。

前後のトリムの調整は、最終的にはブラダーの絞りを使ってやればいい。

脱ウエイト。

やっぱ、インスピは重いよな。

グアム3DAの上田さんも、ウエイトレスで潜っている。

ポセイドンだって、それでバランスする。

筋肉ウエイトさえあれば。

ダイビングをしていると、体脂肪率には敏感になるなあ・・・

初雪2016年01月12日 18:37

初雪


今朝は、起きるのが辛く、布団の中でうだうだした。

(都心などで初雪 北・東日本で寒い1日に)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160112/k10010368541000.html

昼間も冷たい小雨がちの空模様で、気温が上がらず、冷え切った1日となった。

「上空の寒気の影響で、12日は北日本や東日本の各地で気温が下がり、東京の都心などでは初雪を観測しました。」

(初雪)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9B%AA

「その冬初めて降る雪、または新年になってから初めて降る雪のこと。あるいは、その雪が降った日(雪の初日)のこと。反意語は終雪(しゅうせつ)である。」

終雪というのは知らなかったな。

あまり関係ないが、なごり雪というのは、フォークソングの名曲である。

(なごり雪 - イルカ - 歌詞 : 歌ネット)
http://www.uta-net.com/song/3382/

失われていく初々しさへの惜別、花開く乙女の美しさに気付く驚きを、春の訪れや季節外れの雪、別れの情緒に託した歌である(男の子って、何て繊細なんだろう・・・)。

(なごり雪)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%81%94%E3%82%8A%E9%9B%AA

「「なごり雪」(なごりゆき)は、伊勢正三が作詞・作曲したかぐや姫の楽曲。」

浮沈子は、ついさっきまで、イルカの曲だとばっかり・・・。

その時代にしか感じられない、唯一無二の感覚が、時を経て蘇る。

「リリース:1974年3月12日」

「1975年11月、イルカの歌によるカバーバージョンがシングルとして発売。翌1976年に掛けて、オリコンの集計で55万枚近いセールスを記録した。累計売上は80万枚」

浮沈子の、青春ど真ん中である。

(22才の別れ / なごり雪 (720P))
https://www.youtube.com/watch?v=CC9sQpzeT4g

伊勢正三が歌う22才の別れが聞ける(浮沈子のレパートリーですな)。

歌はヘタッピだな(天は二物を与えず・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

ちなみに、名残り雪というのは、春の季語。

初雪には、まあ、そういう情緒はない。

だいたい、初雪でドカ雪とかはない。

ちらちらと舞うだけだ。

浮沈子が起きた時には、冷たい雨になっていた。

初雪や 起き抜けてみれば 氷雨かな(浮沈子)

氷雨というのも、浮沈子のカラオケレパートリーにある。

(氷雨 - 日野美歌 - 歌詞 : 歌ネット)
http://www.uta-net.com/song/42679/

結構難しい歌だ。

カラオケなんて、もう、15年くらい行ってないなあ。

歌詞の中に、傘がないわけじゃないけれど・・・、というのが出てくる。

傘がない、といえば陽水だな。

(井上陽水 傘がない 歌詞)
http://j-lyric.net/artist/a00071f/l000b0f.html

まあ、このくらいにすっかな。

この手のパターンにハマると、キリがなくなる。

初雪が降った東京の、現在(17時)の気温は、4.2度だ。

明日の朝は、今日よりもさらに低く、1度くらいになるという。

勘弁してくれ!。

ウィキの解説を見ると、時期的には、まあ、妥当な線だ。

「東京など関東南部から九州南部にかけての太平洋沿岸部は初雪の観測が遅く、年明けの1月以降の地域が多い。これらの地域では南岸低気圧によりもたらされる雪が初雪となる場合がほとんど」

「日本国内主要都市における初雪および終雪の平年値:
都市:初雪:初雪から終雪までの期間:終雪:備考
・稚内:10月22日:193日:5月2日:観測が行われている地点では最も初雪が早い。
・網走:10月31日:191日:5月9日:観測が行われている地点では最も終雪が遅い。
・札幌:10月28日:174日:4月19日:ー
・仙台:11月24日:135日:4月7日:ー
・新潟:11月24日:127日:3月30日:ー
・東京:1月3日:68日:3月11日:ー
・横浜:1月7日:64日:3月11日:ー
・長野:11月21日:137日:4月6日:ー
・名古屋:12月20日:78日:3月7日:ー
・金沢:11月29日:120日:3月28日:ー
・京都:12月15日:91日:3月15日:ー
・大阪:12月22日:80日:3月11日:ー
・高松:12月23日:69日:3月1日:ー
・広島:12月11日:91日:3月11日:ー
・福岡:12月15日:81日:3月5日:ー
・宮崎:1月21日:18日:2月7日:観測が行われている地点では最も初雪が遅く、終雪が早い。
・鹿児島:1月5日:43日:2月16日:ー
・那覇:なし:0日:なし:観測開始以来雪が観測された事がない。」

ほほう、横浜って、一部(宮崎、鹿児島、那覇)を除いては、最も降雪期間が短い都市ということになるんだな。

東京も短い。

10センチも積もれば大騒ぎで、20センチなんて積もったら、交通機関は大混乱し、都市の機能がマヒしかねない。

最も雪に弱い都市でもある。

今年の初雪は、今朝降った。

これから終雪までの2か月余り、雪の予報が出る度に、ドキドキすることになるわけだ。

まあ、名残り雪は別にしてもだ。

落ちては溶ける雪、春の雪である。

今から、春の訪れが待ち遠しいな。

そうだ、今夜は、何か温かいもんでも食べに行こうかな・・・。

バディズベル2016年01月12日 23:39

バディズベル
バディズベル


浮沈子が、まだ、ダイバーになる前、たぶん2004年ころだろうか。

伊豆大島の野田浜に行ったときに、このモニュメントに出会った。

(神子元と伊豆大島とバディーズ・ベル)
http://internetman.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-3e65.html

「伊豆大島の北西側の海岸に「Buddy's Bell(信頼の鐘)」というモニュメントが建っています。(野田浜)」

写真が掲載されているが、プレートの本文を、文字に起こしておく(著作権等で、問題があればお問い合わせください)。

「Buddy's Bell(信頼の鐘)設立趣意

 1999年10月15日、伊豆大島のダイバー金満雅剛(かねみつただよし)(当時21歳)は伊豆下田沖神子元島近海で海中撮影中、巨大な下方への潮流に飲み込まれた。バディを組んでいたNHK情報ネットワークのカメラマンと互いの安否を気遣いながら懸命の脱出を試みたが、遂に力尽き二人は帰らぬ人となった。

 この危機に際し、ダイバーとして最後までパートナーを信頼し、バディとしての使命を果たすために行動した彼の勇気と人柄を偲び、多くのダイビング仲間の支援を受け、この地にBuddy's Bell(信頼の鐘)を設置し、大島町に寄贈することにした。

 彼が愛して止まなかったこの大島の海の安穏と、この地を訪れる全ての人々の幸せを願い、永遠にこの鐘の鳴り響かんことを。

 2002年11月 父 金満俊一」

だめだ・・・。

浮沈子の涙腺のバルブは、今日は故障だ・・・。

「Buddy's Bell

この鐘は「信頼の輪」をテーマとし、中央の火は「永遠」をイメージして造られました。

ダイビングでは、意気のあった信頼できるパートナーをバディと呼び、お互いに助け合い、喜びや辛さを共有します。

あなたの大切なバディへの思いをこの鐘の音にのせ、響かせてください。」

バディズベルについては、このブログでも2年前に触れている。

(グアム潜脱)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/01/05/7178543

「浮沈子は、伊豆大島のバディズベルに初めて行った時、そこに書かれた建立の由来の意味が、実は良く分からなかった。」

「伊豆でダウンカレントに掴まったバディを助けようとして、自らも帰らぬ人となった、大島出身の若いダイバーの父親が立てた碑である。」

今、読み返すとちょっと恥ずかしい。

しかし、状況は2年前と全く変わっていないだろう。

PADIは、同じ状況を放置している。

が、まあ、それは仕方ないことなのかもしれないし、バディシステムについては、現実のダイビングにおける運用が難しいことも確かだ。

(安全ダイビングの基本 第1回:バディ・システム)
http://www.padi.co.jp/visitors/column/anzen_1.asp

講習用のテキストなどには書いていないが、残圧を教えあうということが出ている。

「水中でも、自分の残圧をこまめにバディに知らせ、バディの残圧も認識する。」

PADIジャパンのトレーニング部長のコラムなので、まあ、準公式見解と考えていいだろう。

法的にどうかは、ビミョーだがな。

相変わらず、テキストにはそのことは書かれていないし、トレーニングブルティン等で、改定されたという記事も見ない。

水中で、残圧をチェックする際のハンドシグナルもない・・・。

未だに正式のスキルにはなっていないと、浮沈子は考えている。

ほとんど全てのインストラクターは、バディ間での残圧チェックの励行は、指導していないのではないか。

浮沈子は、ファンダイブの時に、一度、バディをロストしたことがある。

ヤバイ!、と思った。

お互いに残圧が厳しいダイビングだったし、そのダイビングの最大深度に近かった。

透視度も悪く、互いの位置の確認にはライトを点けていた。

マニュアル通り、1分間その場に留まって、周りを見回す。

ガイドが気付いて浮沈子のところに戻ってきたとき、バディも現れた。

よかったー・・・。

二度とロスとすることはしまいと、固く決意したが、その後もはぐれかかることは何度かあった。

完全にロストしたと思ったのは、その1回だけである。

「グループでダイビングしたときでも、二人だけでダイビングしたときでも、あなたの一番近くにいるのはバディであり、あなたもバディとの位置関係をいつも意識している。そうすることで、お互いに何か起こったときも、一番近くにいるバディが真っ先に気づき、即座に対応できるので、トラブルは最小限に、または未然に防ぐことができるのです。」

先ほど挙げた浮沈子の2年前のブログは、そのバディシステムの限界について考えた時のものだ。

シビアアクシデントの際(ダウンカレントなど)、二人が協力し合うより、それぞれが個別に助かろうとする方がいい場合もあるのではないか。

それは、究極の選択であり、バディシステムを否定するものではない。

最近、大島にダイビングに行った方に、バディズベルの話を聞いた。

その方は、銘板等は読まなかったそうだが、ガイドの方は最近ベルを鳴らすのは、ダイバーではなく、ふつーのカップルだという。

ちと嘆かわしい気もするが、それはそれでいいような気もする。

人生という長い長いダイビングで、お互いのそばに寄り添い、苦楽を共にしようとと誓い合うことは、設立趣意に悖ることではなかろう。

建立から13年が過ぎた。

大島町に寄贈されたとあるが、ホームページを見ても記載はない。

(大島町トップページ)
http://www.town.oshima.tokyo.jp/

知る人ぞ知る・・・。

伊豆大島ジオパーク・データミュージアム:バディーズ・ベル)
http://oshima.georepublic.jp/%E3%83%90%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB

「ダイビングではバディとの信頼が不可欠だ。
多くの危険が伴う海の中で、「何かあった時」にバディーと助け合わなくてはならない。
私たちはお互いの命を託しているのだ。」

「大きな輪のモミュメントの中で、美しき音色と共に男女が夕陽に溶けていく。」

「あなたも大切なバディへの想いを、この鐘にのせて響かせてみませんか?」

うーん、やっぱ、違和感が残るなあ。

まあ、どうでもいいんですが。

大島も、しばらく(8年くらい)行ってないなあ。

リブリーザーでのダイビングもできるようだし。

(PADIリブリーザーダイバーコース)
https://www.diver-online.com/course/detail/id/1250/

「所用日数:4日
料金:¥178,200(税込)」

安いな。

ホントに取れんのかな。

今度、ファンダイブで行ってみようかな(器材送っておいて船で行けば、目いっぱい潜れるしな)。

まあいい。

このお店、講習がメインのようだ。

バディズベル鳴らしに行くだけでもいい。

久々に行ってみたいもんだな。