グアム潜脱 ― 2014年01月05日 22:43
グアム潜脱
出国手続きを終え、グアムの空港でビーフカレーを平らげた(まーた食ったのかあ?)。
「てんてこ舞」という店名の割には、暇そうなんだが・・・。
ここのビーフカレーは、一応食える。
美味いといってもいい。
アーモンド型の型抜きのライスが、昔懐かしい。
もっとも、浮沈子の近所の中華屋で、マーボーライスを頼むと、同じような型抜きのライスが付いてくる。
中華屋だぜ!?。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングを終えて、24時間以上たっても、陸酔いが直らないで困る。
このブログを書きながらも、ゆーらゆーらと揺れている。
脳の回路が、シー・スピナー(Vハルのダイビングボート)の揺れに同期しているのだろう。
フライトまで、あと2時間程あるのだが、ボーッと待つしかない。
インターネットも繋がらないし(みんなパスワードが掛っている)、暇つぶしといえば、このブログを書くだけ・・・。
そう、サイドマウントについて、再考してみるよい機会だ。
水平姿勢になりやすいとか、陸上での負担が少ないとか、浮沈子も感じる様々なメリットは、しかし、導入を図ろうとしている指導団体の謳うメリットであって、ダイバーにとって、真のメリットではないのではないか。
そもそも、バックマウントでシングルタンク、バディシステムでオクトパス装備という現在のスタイルも、そうやって指導団体が作り上げたものだ。
それが、彼らにとって、ダイビングをビジネスとして展開する上で都合が良かったからに他ならない。
浮沈子の感覚からすれば、リブリーザーでなくたって、ベイルアウト用のステージボトルを持たずにダイビングさせるなんて、安全管理を考えたら有り得ないだろう。
実際にバディシステムが機能するためには、最低でも中性浮力の維持は必須だし、自分の残圧が少ない時に、ファーストが壊れたバディには貴重なエアをくれてやらない、という緊急避難的な選択も有り得る。
裁判になっても、浮沈子は勝てると思っている。
それが証拠に、パディのショップで記入させられる誓約書には、バディシステムの遵守についての記述は一切ない(少なくとも、浮沈子は読んだことがない)。
エア切れや、ファーストの故障、高圧ホースの破裂などに対するエクスキューズとしてのバディシステムについて、指導団体自らが、最初から機能しないことを認めているのだ。
歯に衣着せずに言えば、どうせ死ぬなら、一人で死んでくれ!、というのが、パディの姿勢なのである。
その方が、下手にバディを道連れにされるよりは、保険の支払いが少なくて済むのだ(二人死なれると、倍かかる!!)。
浮沈子は、伊豆大島のバディズベルに初めて行った時、そこに書かれた建立の由来の意味が、実は良く分からなかった。
伊豆でダウンカレントに掴まったバディを助けようとして、自らも帰らぬ人となった、大島出身の若いダイバーの父親が立てた碑である。
そのころは、浮沈子はダイバーではなかったし、今でも人の子の親ではない。
しかし、今は、はっきりとわかる。
若いダイバーはバディシステムの犠牲者であり、相方を見殺しにしてでも帰ってきて欲しかったというのが、父親の絶叫にも近い本音であり、しかし、その自己犠牲の姿を称揚することによって自らを慰め、息子を弔おうとしているということが。
もちろん、これは浮沈子の勝手な想像だし、当事者が不快な思いをされるなら、平に謝るしかないが、ここで言いたいのは、シビアアクシデントの際には、バディシステムは裏目に出ることがあるということだ。
もちろん、互いをチェックし合い、行動を共にすることによるトラブル回避の効果が大きいことを否定するつもりはない。
また、ダブルタンクであったとしても、ダウンカレントなどには対処できないだろ?、という突っ込みも分かる。
しかし、現在のバディシステムの限界を知り、こういう場合には、バディを見殺しにしてもいいということは、明確に意識すべきであると考える。
それを伝えずに、バディシステムだから安全だと謳うことは、犯罪に等しい。
レジャーダイビングに対する、当局の公式な規制は一部の国を除いてはないと聞いている。
民間企業である、指導団体のやりたい放題である。
規制当局にしても、業務潜水の規制に精一杯で、余程の政治問題にでもならない限り、レジャーダイビングに手を出す気はないようだ。
自由放任、自己責任の世界である。
死して屍、拾う者なし。
そもそもが、そんな過酷なレジャーを商売のタネにして、広く普及させるなんて、元々考えられない話なのである。
まあ、この話を始めると、ダイビングなんか止めちまえ!、という究極の選択になるので、これ以上は踏み込まない(浮沈子は、基本的にはそう考えている)。
話をサイドマウントに戻す。
浮沈子は、サイドマウントのダイバーにとっての最大の利点は、ダブルタンクの運用が比較的楽に出来るということに尽きると考えている。
そして、2ダイブ目には、新しいタンクに付け替えるのだ。
毎回、満充填のタンクを2本、持って入るのである。
そして、明確に、バディシステムの限界と、自己責任について指導していただくわけだな。
ガスについては、バディ同士、互いに依存することなく、チェックや、その他のトラブルについてのみ、限界を踏まえて協力し合えば、安全性はより高くなる。
長時間の潜水に対する抑制については、それこそ、タンク容量に依存するのではなく、知識として教え、遵守を指導すべきだ。
ダイビング自体を金儲けの手段にするなどという不埒な考えは捨てて、ビフォアダイブや、アフターダイブで稼いでいただいた方がよい。
もちろん、2ダイブでタンク4本使っても、同じ料金でやっていただければ、なおよろしい(できれば、ナイトロックスで!)。
サイドマウント講習の海洋ダイブを行って、いささかインデペンデントダブルタンクの使い心地の良さを味わったくらいで、大きな口を叩くのもいかがなものかと思うが、以上が現在の偽らざる感想である。
ちなみに、浮沈子のレジャーダイブでのオープンサーキットの本数は、生涯で40本程度であり、いわゆるセルフダイビングの経験はない。
金魚の○ンのように、他人様の後を付いて泳ぐのがせいぜいである(たまに、息切れして付いていけないことも・・・)。
出国手続きを終え、グアムの空港でビーフカレーを平らげた(まーた食ったのかあ?)。
「てんてこ舞」という店名の割には、暇そうなんだが・・・。
ここのビーフカレーは、一応食える。
美味いといってもいい。
アーモンド型の型抜きのライスが、昔懐かしい。
もっとも、浮沈子の近所の中華屋で、マーボーライスを頼むと、同じような型抜きのライスが付いてくる。
中華屋だぜ!?。
まあ、どうでもいいんですが。
ダイビングを終えて、24時間以上たっても、陸酔いが直らないで困る。
このブログを書きながらも、ゆーらゆーらと揺れている。
脳の回路が、シー・スピナー(Vハルのダイビングボート)の揺れに同期しているのだろう。
フライトまで、あと2時間程あるのだが、ボーッと待つしかない。
インターネットも繋がらないし(みんなパスワードが掛っている)、暇つぶしといえば、このブログを書くだけ・・・。
そう、サイドマウントについて、再考してみるよい機会だ。
水平姿勢になりやすいとか、陸上での負担が少ないとか、浮沈子も感じる様々なメリットは、しかし、導入を図ろうとしている指導団体の謳うメリットであって、ダイバーにとって、真のメリットではないのではないか。
そもそも、バックマウントでシングルタンク、バディシステムでオクトパス装備という現在のスタイルも、そうやって指導団体が作り上げたものだ。
それが、彼らにとって、ダイビングをビジネスとして展開する上で都合が良かったからに他ならない。
浮沈子の感覚からすれば、リブリーザーでなくたって、ベイルアウト用のステージボトルを持たずにダイビングさせるなんて、安全管理を考えたら有り得ないだろう。
実際にバディシステムが機能するためには、最低でも中性浮力の維持は必須だし、自分の残圧が少ない時に、ファーストが壊れたバディには貴重なエアをくれてやらない、という緊急避難的な選択も有り得る。
裁判になっても、浮沈子は勝てると思っている。
それが証拠に、パディのショップで記入させられる誓約書には、バディシステムの遵守についての記述は一切ない(少なくとも、浮沈子は読んだことがない)。
エア切れや、ファーストの故障、高圧ホースの破裂などに対するエクスキューズとしてのバディシステムについて、指導団体自らが、最初から機能しないことを認めているのだ。
歯に衣着せずに言えば、どうせ死ぬなら、一人で死んでくれ!、というのが、パディの姿勢なのである。
その方が、下手にバディを道連れにされるよりは、保険の支払いが少なくて済むのだ(二人死なれると、倍かかる!!)。
浮沈子は、伊豆大島のバディズベルに初めて行った時、そこに書かれた建立の由来の意味が、実は良く分からなかった。
伊豆でダウンカレントに掴まったバディを助けようとして、自らも帰らぬ人となった、大島出身の若いダイバーの父親が立てた碑である。
そのころは、浮沈子はダイバーではなかったし、今でも人の子の親ではない。
しかし、今は、はっきりとわかる。
若いダイバーはバディシステムの犠牲者であり、相方を見殺しにしてでも帰ってきて欲しかったというのが、父親の絶叫にも近い本音であり、しかし、その自己犠牲の姿を称揚することによって自らを慰め、息子を弔おうとしているということが。
もちろん、これは浮沈子の勝手な想像だし、当事者が不快な思いをされるなら、平に謝るしかないが、ここで言いたいのは、シビアアクシデントの際には、バディシステムは裏目に出ることがあるということだ。
もちろん、互いをチェックし合い、行動を共にすることによるトラブル回避の効果が大きいことを否定するつもりはない。
また、ダブルタンクであったとしても、ダウンカレントなどには対処できないだろ?、という突っ込みも分かる。
しかし、現在のバディシステムの限界を知り、こういう場合には、バディを見殺しにしてもいいということは、明確に意識すべきであると考える。
それを伝えずに、バディシステムだから安全だと謳うことは、犯罪に等しい。
レジャーダイビングに対する、当局の公式な規制は一部の国を除いてはないと聞いている。
民間企業である、指導団体のやりたい放題である。
規制当局にしても、業務潜水の規制に精一杯で、余程の政治問題にでもならない限り、レジャーダイビングに手を出す気はないようだ。
自由放任、自己責任の世界である。
死して屍、拾う者なし。
そもそもが、そんな過酷なレジャーを商売のタネにして、広く普及させるなんて、元々考えられない話なのである。
まあ、この話を始めると、ダイビングなんか止めちまえ!、という究極の選択になるので、これ以上は踏み込まない(浮沈子は、基本的にはそう考えている)。
話をサイドマウントに戻す。
浮沈子は、サイドマウントのダイバーにとっての最大の利点は、ダブルタンクの運用が比較的楽に出来るということに尽きると考えている。
そして、2ダイブ目には、新しいタンクに付け替えるのだ。
毎回、満充填のタンクを2本、持って入るのである。
そして、明確に、バディシステムの限界と、自己責任について指導していただくわけだな。
ガスについては、バディ同士、互いに依存することなく、チェックや、その他のトラブルについてのみ、限界を踏まえて協力し合えば、安全性はより高くなる。
長時間の潜水に対する抑制については、それこそ、タンク容量に依存するのではなく、知識として教え、遵守を指導すべきだ。
ダイビング自体を金儲けの手段にするなどという不埒な考えは捨てて、ビフォアダイブや、アフターダイブで稼いでいただいた方がよい。
もちろん、2ダイブでタンク4本使っても、同じ料金でやっていただければ、なおよろしい(できれば、ナイトロックスで!)。
サイドマウント講習の海洋ダイブを行って、いささかインデペンデントダブルタンクの使い心地の良さを味わったくらいで、大きな口を叩くのもいかがなものかと思うが、以上が現在の偽らざる感想である。
ちなみに、浮沈子のレジャーダイブでのオープンサーキットの本数は、生涯で40本程度であり、いわゆるセルフダイビングの経験はない。
金魚の○ンのように、他人様の後を付いて泳ぐのがせいぜいである(たまに、息切れして付いていけないことも・・・)。
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