潜水病のカメだあ?2016年04月03日 03:13

潜水病のカメだあ?


(「潜水病」のウミガメに米国で高圧酸素療法、海へ帰れる日待つ)
http://jp.reuters.com/article/sea-turtle-idJPKCN0WY3S5

昔、小笠原に行った時に、ウミガメのステーキを食わせる店があった。

浮沈子は、島ずしを注文して、ステーキは食わなかった。

そう、カメは、食い物なのだ・・・。

「タッカーは人間に保護されたままで暮らすこともできるが、それはわれわれの目標ではない」

やっぱ、毛唐も食っちまうに違いない・・・。

しかし、高圧酸素療法で潜水病を直してから食わないといけないのかあ?。

気泡があると、美味くないのかもしれない。

「「タッカー」と名付けられたこのウミガメは「オリーブヒメウミガメ」という絶滅危惧種」

(ヒメウミガメ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A1%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%83%A1

「卵が食用とされることもあり、皮も利用されることがある」

「ヒメウミガメ(オリーブヒメウミガメ)とケンプヒメウミガメは、大群で上陸し産卵をする「アリバダ」 (arribada) という現象を起こすことがある。他の種類のウミガメはアリバダは起こさない。」

「アリバダが起こる理由は、一斉産卵で一度に大量の子ガメを孵化させることにより子ガメの生存率を高める戦略だといわれる。」

「地域組織によるウミガメの卵の計画的な採集と販売が行われ、その収益をウミガメの保護と海浜の保全活動の予算とする」

生贄、人身御供、何でもいいが、人間って、残酷だな・・・。

「30日には、サンディエゴのシーワールドにあるプールで「試運転」。31日に検査を受けた後、回復していれば海へ戻されることになるという。」

なんだ、食わないのか。

肉を食う話は出てこないので、あまり美味くないのかもしれない。

タッカーも、少しは中性浮力の練習して、急浮上とか気を付けなければならんな。

1分間に18m以下(浮沈子は、9m以下を推奨)。

自分の吐いた、最も小さい泡を追い越さない速度といわれる。

CCRも、浮上の際は回路の体積を減らさなければならないので、泡を吐く。

浮沈子は、鼻から吐いてマスクの下から出すようにしているが、上手な方はマウスピースから水を入れずに泡だけ吐くそうだ。

さて、タッカーは、どこから吐くんだろうな。

息堪え潜水だから、吐かなくてもいいのか・・・。

長時間息堪え潜水をしていて、急激に浮上すると、やはり潜水病(ここでは、減圧症)を引き起こす。

高圧下で肺胞を通して、肺の中の空気が血液中に溶け込むわけだ。

スクーバを使ったときの現象と同じことが起こる。

スクーバダイバーは、残圧を管理して、ゆっくり浮上することが出来るが、アプネアのダイバーは、さっさと浮上したいに違いない・・・。

タッカーも、水中で食い意地が張って、ギリギリまで粘っていたのかもしれない。

いきなり浮上して、減圧症かあ・・・。

それにしても、高圧酸素治療で、気泡を圧縮した程度で、浮力に影響するほどの気泡を取り除けるものなんだろうか?。

「ライフジャケットを着ているようなものだった」

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子は、さっさと成仏させて、食っちまうのがいいと思うんだがな。

クジラもカメも、人間に食われるために生きている動物であることは紛れもない事実だ。

もちろん、そんなことは、聖書とか言う西洋のお経には書いてない。

浮沈子のブログの中だけの、秘密である・・・。

(アオウミガメ:れっきとした東京都のホームページです)
http://www.ifarc.metro.tokyo.jp/27,1135,55,227.html

「アオウミガメの内臓や肉を野菜と一緒に煮込み、塩で味付けする“カメの煮込み”は小笠原の郷土料理。肉は脂が少なくステーキなどで非常においしい。」

「欧米では、ウミガメのスープが高級品とされており、アオウミガメの骨と腹甲を同時に煮つめると、甲板が溶けて濃厚なゼラチンが溶け出す。これに、香辛料と塩、ワインなどで味を整える。さらに冷やすと、ゼラチンがかたまって、ぷりぷりとした食感がありおいしい。」

スピード972016年04月03日 09:26

スピード97
スピード97


例によって、浮沈子のヤマカンは外れ、リベリアの感染者は、首都モンロビア近くのペインズビルというところらしい(未確認)。

少なくとも、以前にここで入院していたという。

(Liberia suffers new Ebola death, months after outbreak declared over)
http://www.reuters.com/article/us-health-ebola-liberia-idUSKCN0WY4I3

「A health official said that she had previously been admitted to a clinic in Paynesville, just east of Monrovia.」

エボラで入院していたとすると、それはそれで、新たな問題になる。

生存者の再発。

後遺症については、結構報告されているが、再発という話は聞かない。

一般的には、むしろ、感染者にはウイルスに対する抗体が出来て、以後は罹りにくくなるといわれている。

一時期、この感染して回復した患者の血液から、生の抗体(たぶん血清)を取り出して治療を行うという、相当ヤバイ治療が一部で行われていた。

今回の患者の入院歴は、もちろんわからないが、記事の内容からエボラに罹患していたことが推測される。

やれやれ、ギニアからの国際感染でなかったと思って、一瞬ホッとしたが、逆によけいヤバイ事例かもしれない。

このことは、医学的にはもちろんだが、社会的にも問題を生み出す。

エボラに感染して生き延びた人々に対する差別だ。

多くの生存者は、近親者を失っているに違いない。

自分自身も苦しみ、後遺症にも苛まれながら、さらに再発の恐怖と差別を受ける・・・。

泣きっ面に蜂、踏んだり蹴ったり、これでもか状態だが、このことは、ある問題を白日の下に晒す。

ウイルスの変異だ。

今までのエボラの流行では、それが納まった後に、患者が再発したということはなかった(たぶん)。

不顕性キャリアの問題はあるにしても、「不顕性」というくらいだから、もちろん再発はしていない。

そして、不顕性キャリアからの感染という事態も起こっていない。

だが、再発となれば、話は別だ。

発症しているわけだから、当然、新たな感染源になる。

後遺症も、残存するウイルスからの感染も、確かにヤバイ。

しかし、それは散発的に起こる事象で、現地でも対応可能ということになる。

だが、ウイルスが変異し、再発が高頻度で起こったら、事態は深刻だろう。

17323人の生存者が、主要3か国だけではなく、欧州や北アメリカ大陸、ナイジェリアを含む近隣のアフリカ大陸にばら撒かれている(画像参照)。

リベリアのこの感染例は、たった1例だが、本質的な問題を内包している。

世界的な公衆衛生上の危機は去った。

そのはずだった・・・。

人間は、浅はかな存在だ。

致死性の高い感染症(今夏の流行は、約40パーセントの死亡率)が大流行を起こすことは有り得ないという、従来のパラダイムはあっさりと崩され、今回の大流行は起こった。

今、我々は、もう一つのパラダイム、すなわち、エボラの治癒者は再発しないという神話が、ガラガラと音を立てて崩壊していくのを目撃しているのかもしれない(もちろん、インフルエンザに毎年罹る人もいるように、ものによります)。

少なくとも、エボラでは、初の事例になる。

これは、フィクションではない。

事実だ。

ねえ、ホントに、現地の対応だけでだいじょうび?。

マリンダイビングフェア20162016年04月03日 20:31

マリンダイビングフェア2016
マリンダイビングフェア2016


頭痛とダルさ(たぶん、軽い熱発)、鼻詰まりを押して、電車に乗って久々に池袋に行く。

駅からてれてれと歩いて、今年から無料になった会場にたどり着いたのは、11時前くらいだった。

殆ど興味をひかないカメラとか写真関係を素っ飛ばして、何か目ぼしいものはないかと探し回る。

最終日だし、ブログに書いても仕方ないんだが、しかし、半病人同然の絶悪なコンディションの中で行った甲斐があったのは、何人かの知り合いに、向こうから声を掛けられたこと(村上さんとか、高久さんとか、スキューバプロショップの面々とか)。

MDFで、今までそんなことは一度もなかった。

ちっとは、顔を覚えてもらえるようになったということか。

しかし、まあ、人繋がりはいいとして、ガッカリだったのは、リブリーザーの出店が、一つもなかったということだ。

ショック!。

ガガーーン!。

ガックリ・・・。

サイドマウントも、スティングレーが出していただけ・・・。

その代わりに見つけたのが、中性浮力自動調節装置(VERTICAL CRUISE CONTROL FOR DIVERS:フランスのニースで開発中らしいが、日本語のリーフレットもある)。

それと、救難信号を発するアイテム2種。

救難信号は、衛星受信ではなく、5kmを範囲とするショボい方が携帯電話位の親機に通信するという、音声なしのトランシーバーのようなもので、20万円近くするのが、船舶受信のがっちりしたヤツ。

こっちは、20kmまで届く。

来年から免許を取得して使えるようになるヤツは、39800円の子機で、緊急用のみだが、まあ、一生に一度使えれば十分だろう。

これらについては、資料ももらってきたので、改めて書く。

3階のイベント会場では、ソニーの系列会社が作った沖縄の水中、水上映像を観た。

慶良間と石垣で撮ったらしい(4k映像だというが、浮沈子にはピンと来なかったな:綺麗なことは綺麗です)。

BGMのおかげというのもあるが、ザトウクジラのブリーチング(ジャンプですな)シーンには感動する。

小笠原で、実際にしぶきを浴びるほど近くで飛び上がった時の驚きと感動が蘇る。

ブリーチングには、いろいろな説があるらしいが、浮沈子には、ボートと一緒に遊んでいるようにしか見えないな。

哺乳類というのは、遊ぶことが出来る唯一の種族だ(鳥類も遊ぶかもしれない)。

まあいい。

人出も多く、賑やかで良かった。

今回は、袋物の買い出しはしなかった。

屋台のカレーとホットドッグを食べただけ。

カレーは、美味かったな。

帰りに、東急ハンズで、スパイダーゴムを2m仕入れておく(税抜き単価515円×2)。

池袋の4階左奥に量り売りコーナーがあり、そこで売っていた。

色は黒しかないが、まあいいだろう。

浮沈子のサイドマウントには、欠かせないアイテムだな。

池袋駅近くのビルの中の献血センターで、400mlの献血までした。

体調悪いのに、血なんか抜いてだいじょうび?。

血圧が高めだったが、基準値内とのことで、無事に献血出来た。

面白かったのは、事前の検査採血の際に、肩に指先を置いて、肘を上げさせるチェックを行う。

1分くらい肘を張って上げていて、痺れや痛みが出ないかを見ている。

これで何が分かるんだろうと思うんだが、最近始めたらしい(採血に伴う、献血者の首の神経の障害リスクを確認するためのようだ)。

しばらくぶりの献血だったが、あっという間に終わってしまう。

献血のバッグの方も、最初の採血分は、皮膚常在菌による汚染があるので、検査用の血を採るための小袋の方に回す(ここから、検査用の試験管4本に入れる)。

それを採り終わったら、まず、先行採血したチューブをワンウエイ式のクリップで止栓し、逆流しないようにした上で、製品用バッグに繋がるチューブ内の活栓を、ペキッと折って開栓して血を送る。

ほほう、考えたな。

採血針を刺す皮膚の領域も、比較的広範囲に、念入りに消毒していて、汚染には相当気を使っているようだ。

チューブはY字になっていて、一連のオペレーションを、1回の穿刺で効率よく行えるように設計されている。

担当者の話では、だから、操作に失敗すると、その献血はお終いになってしまうんだそうだ。

ごめんなさい・・・。

いろいろな仕掛けについて、担当の方に聞きながら、しきりに感心しているうちにつつがなく完了した。

水分補給し、30分くらい休憩して、具合が悪くならないことを確認して退出する。

レンジでチンするパックのお米を、お土産にくれたのだが、丁重に辞退した。

大井町に回って、アトレでフィットネスクラブの会員申し込みをする(フィットネスクラブの変更のため)。

とりあえず、月4回の一番安いコース。

やっぱ、プール付きの方がいいしな。

ウォームアップと、有酸素運動を兼ねて、自転車で通おう。

往復の自転車も、いい運動になる(当然、そのメニューはさぼる・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

体調は、出かける前よりも、かえって良くなってきたので、部屋の中でワケワカのブログを打っているよりも良かったかもしれない。

この怪しさがスキ!2016年04月03日 22:38

この怪しさがスキ!
この怪しさがスキ!


今年のマリンダイビングフェアで、ひときわ異彩を放っていたブースがあった。

浮沈子は、最初、何のブースか分からなかったが、怪しい雰囲気を漂わせている。

近寄ると、外人の男が2人いるだけ。

一人は、片言の日本語と流ちょうな英語を話すが、もう一人は寡黙だ。

これだけでも、縁日のような雰囲気を漂わせている、2階の国内ダイブショップのそれとは大違いだ(外人二人にとっては、こっちの方が異様に違いない・・・)。

テーブルの上には、モックアップのアイテムが置いてあり、ホバリングを自動でコントロールするという(画像参照)。

ホントかあ?。

もう、この時点で、浮沈子は釘づけ状態である。

夢の器材、ダイバーの福音、BCの次に来る真の革新(浮沈子に言わせれば、ダイビングコンピューターなんて、子供騙し、減圧症製造装置だ!)。

ブースの壁には、そのBCにセットされた状態でのデバイスも飾ってある。

主催者は、出店者に対して、ちゃんと審査してるんだろうか?。

こんなキワモノを展示させていいのかあ?。

日本語が多少話せる方と、片言の英語交じりで話すと、浮上速度もコントロールできるという。

とりあえず、会場全体の展示を見てから、再度来ることにしてその場を離れた。

日本語のチラシだけもらって、よく読みもしないで、その場を離れた。

他の展示などを見て、食事も済ませてから、入り口に戻って入りなおす。

間口が狭いブースだったので、通り過ぎてしまい、2度も戻る羽目に・・・。

スティングレーのお店の人に、あのブースの展示みましたか?、などと、つい問いただしてしまったりして!。

「いや、内容はよくわかりませんが・・・」

そう、まともなダイバーは、避けて通るような代物なのだ。

ようやくたどり着いてみると、女性のスタッフがいて、ちゃんと日本語話せる。

話してみると、彼女は単に通訳をしているだけで、ダイバーですらないようだ。

寡黙な方の外人は、フランス人だそうだ。

そう、彼女はフランス語の通訳なわけだ。

浮沈子がパリに行ったことあると伝えてもらうと、彼はニースなんだと。

メールアドレスを残して、込み入った話はしないで退散した。

帰ってきて、チラシを見て、腰を抜かした!。

「酸素使用量を節約」

「ホバリング時の酸素使用量を抑えます。」

「オクトパス酸素タンクへの接続にも対応。」

酸素タンクかよ!?。

まあ、ダイビングに無知な一般の方にはありがちな誤解なんだが、このデバイスは、浮力コントローラーと謳っている。

もう、怪しさ120パーセントだな。

URLが書いてあったので、ホームページも見てみる。

(BCDmaster:怪しいページ)
http://www.bcdmaster.com/ja/

チラシの内容は、このページとは異なっている。

続きは、また書く。