😼欧州大戦争:西と東 ― 2024年07月05日 06:34
欧州大戦争:西と東
(ウクライナ軍、ドネツク州要衝の一部地区から撤退 ロシア軍侵入)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/L47PX5JPOFNVHEKHIAWZTDRFEU-2024-07-04/
「ロシア国防省によると、同国軍はチャソフヤールの東側を流れる運河の西に位置する地区を掌握した。」
ええっ、それって運河の「東」の間違いじゃないのかあ?。
「敵が侵入しており、運河地区を保持することは現実的ではなくなった。軍人が生命と健康を脅かされており、守備陣地が破壊されたためだ」(ウクライナ軍報道官)
運河地区(カナル地区)は、シヴェルスキー・ドネツ・ドンバス運河の東側の市街だ。
(ウクライナ軍がチャシブ・ヤール東地区からの撤退を発表、カナル地区を失う)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-announce-withdrawal-from-eastern-chasib-yar-lose-kanal-area/
「DEEP STATEとRYBARは3日「ロシア軍がカナル地区を占領した」と報告していたが、ホルティツィア作戦軍も「カナル地区を失った」と公式に認め、ウクライナメディアも一斉に「チャシブ・ヤールのカナル地区からウクライナ軍が撤退した」と報じている。」
添付されている地図を見ても、運河の西側にロシア軍の進出は認められていない。
浮沈子は、当然、ロイターの誤報(つーか、いずれそうなるという予報?)だとおもったんだが、ISW(戦争研究所)の地図には、運河西側の南部(航空万能論の地図では「ノヴィ地区」)が交戦範囲として描かれている(画像参照)。
うーん、まあ、それはそれとして、やっぱロイターの誤報だろうな(未確認)。
チャシブヤールの運河から西にロシア軍が進出し、掌握したというのはどう考えても気が早い。
まあ、どうでもいいんですが。
欧州大戦争から見たら、針の先でつついたほどの話だしな。
が、戦争の神様は細部に宿る。
「ウクライナ軍は相対的に安全な地域に撤退したが、そこでも敵が積極的な戦闘行為を続けている」(ウ軍報道官:ロイター)
「ロシア軍がチャソフヤールを完全に掌握した場合、クラマトルスクやスラビャンスクに向けて西進するための中継点となり得る。」
重要なのは、それら主要都市の占領ではない。
そこから西には、ろくな防御線がないのだ(そうなのかあ?)。
そりゃあ、ヤバくなってくれば急遽作ることはあるかもしれないけどな。
アウディーイウカをはじめ、今年になってから2014年以来破られてこなかった要塞が次々と突破されている。
そして、その背後に建設されているとされる防衛線の能力は未定だ。
アウディーイウカの西では、ロシア軍がその防衛線に到達している。
そこで防ぎきることが出来るかどうかが問題だ。
ポクロフシクの場合は、兵站の拠点ということもあり、4重の要塞に囲まれている。
ドネツク州のウクライナ側の州都であるクラマトルスクも4重だ。
ロシア軍は、犠牲を顧みずに、これらの都市を攻撃するだろう。
チャシブヤールは、それら主要都市群へ進撃する際の拠点となる。
守るウクライナに攻めるロシアの構図だが、そう単純でもない。
一部では、ウクライナ軍が押し返しているからな(クレミンナ方面)。
しかし、それらはほんの一部に過ぎない(ロシア側も、戦略的優先度が低い反抗は織り込み済みかも知れない)。
全体の傾向として、ロシアが押していることは間違いない。
西側の軍事援助が強化されても、それを使ってロシア軍とドンパチやっているのはウクライナ軍だ。
NATO軍派兵話も現れたり消えたりしているけど、当分の間はウクライナが自前でドンパチせざるを得ず、新しい軍隊とローテーションで入れ替わる度に、km単位の大幅な侵攻を許している(にわか作りの軍隊で、戦力が落ちちゃうから仕方ないけど)。
ドンバス地域の戦況は、こんな感じで続いていくんだろうな。
いつになったらウクライナ軍の反撃が始まるのかは知らない。
もしトラになれば、ウクライナは窮地に陥る(その可能性は高まってきている)。
欧州が独自に支援を拡大しようとしても、こちらも極右の台頭で足並みが揃うかどうかは不透明だ。
ロシアは中国との関係を深め、欧州をまるっと手に入れようと大戦争の準備を進めている(今のところ、浮沈子の妄想ですが)。
ウクライナ紛争の強度は、その戦争準備に影響を及ぼさない程度に制御されている(たぶん)。
極端にロシアが押し込まれない限り、現在の状況が継続する公算は高い。
もしトラのたなぼたを待っているに違いない(そうなのかあ?)。
労せずして、ウクライナが手に入るわけだからな。
無理して戦果を上げる必要もない。
やれやれ・・・。
チャシブヤールの運河の西側がどうなるか。
早ければ、今月中にも何かが変わるかもしれない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(侵攻862日目、ロシア軍がハルキウ、ホルリウカ、アウディーイウカ方面で前進)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-862nd-day-of-the-invasion-russian-troops-advance-towards-kharkiv-horlivka-and-audiivka/
「ロシア国境沿いのハルキウ州ソトニツキー・コザチョクでは部隊のローテーション後に状況が悪化し、ロシア軍との交戦が続いている」「この敵は侵攻目的の部隊ではなく破壊工作の集団だ」(DEEP STATE:6月末)
「ロシア軍がソトニツキー・コザチョクに進軍した」(DEEP STATE:7月4日)
「DEEP STATEは戦況マップの中でソトニツキー・コザチョクをロシア軍支配地域に指定したが、同集落について「占領」とは述べておらず、これが何を意味しているのかは今のところ不明」
ハルキウの北西方向の国境付近では、以前にも小規模なロシア軍(チェチェンの特殊部隊?)による侵入が行われている(その後撤退したようです)。
今回の侵入が拡大するのか、それとも単なる破壊工作に留まるのかは分からない。
針の先でつついたような話が、やがて大規模な侵入につながる恐れもある。
ハルキウ州で新たな侵入が本格的に行われれば、薄く引き伸ばされているといわれるウクライナ軍が、さらなる困難に見舞われることは明らかだ。
ハルキウ北部や北東部の侵入に効果的に対応できたようなわけにはいかないかも知れない。
また、そうしようとすれば、東部戦線や南部戦線で兵員不足に見舞われる恐れもある。
ロシアの攻撃は、全方位的になってきている。
都市部(州都レベルの大都市)への空爆、ウクライナ空軍施設への空爆、発電所などのインフラ施設への空爆、前線への空爆、戦略的攻撃軸の強化、その他地域での前進などなど・・・。
ハルキウ北部の新たな侵入点が、それらに加えてウクライナに負荷をかけることになる。
ウクライナの暑い夏が続く・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ゼレンスキー大統領はシュミハリ首相にうんざり? 首相解任の可能性)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/us-announces-new-ukraine-aid-package-president-zelensky-may-fire-pm/
「ウクライナ軍と比較的してロシア軍の兵力は本当に多いが、現在の東部と北部では1人のウクライナ人に対して6人のロシア人が死亡している」「以前の比率は1対4だったが、ポクロウシクやハルキウの状況が加わって1対6になった」(ゼレンスキー大統領)
これに対して、ブログ管理人は重要な指摘を行っている。
「両陣営が主張する自軍及び敵軍の人的損失数は信憑性が担保されていないため無意味」
「架空の数字を比較して「敵の人的損害の方が多い」と主張しても意味がなく、重要のは敵の補充能力を上回る損害を与えているかどうか、戦場で成功(領土の奪還及び占領)を収めているかどうか」
実にその通りだと感じる。
「人的損害の比較で勝っているのに「戦争に負けました」では何の慰めにもならない。」
まあ、そこまで言わなくてもいいとは思うけどな(まだ、負けたと決まったわけじゃないし)。
浮沈子的には、この記事の別の記述も気になった。
「敵はカナル地区を完全に制圧した」「ロシア軍は莫大な損失を被りながら建物を完全に破壊して成功を収めた」「敵の成功と損失は不釣り合いに見えるもののチャシブ・ヤールの喪失は現実のものになろうとしている」「チャシブ・ヤールの喪失を長期的な視点で見るとドネツク地域の作戦地図を大幅に書き換える」(国防省情報総局に属する戦闘大隊(Реванш)の指揮官:テレグラムへの投稿)
投稿の内容はどうということはないんだが、問題は次だな・・・。
「これをDEEP STATEが取り上げていたが、指揮官の投稿は現在消されてしまった。」
別記事(7月4日付)で、ディープステートは辛らつな表現をしている。
「ウクライナ軍は6月9日『敵はチャシブ・ヤール市内に存在しない』と、6月27日『全ての敵を市外に追い払った』と述べたが、ロシア軍はカナル地区を占領した。残念ながら過ちは人員と土地で償わなければならず、このまま全て上手くいっているふりを続ければ事態は大惨事になりかねない。見習う価値のある部隊や旅団もあれば誰かの出世の生贄になるような部隊もある。主な戦術のミスは無意味な陣地の奪還、不利な位置での防衛、包囲された状況での防衛だ」
現場指揮官の投稿を削除することはできるが、占領の事実を削除することはできない(ああ、削除したい気持ちは分かるんだがな)。
戦争だから、情報を統制し、味方の士気を落とさないようにすることは重要だ。
しかし、現代の情報社会でそれがどれだけ通用するかは疑問だ。
内政の失敗を外交で糊塗しようとする愚を重ねているウクライナは、NATO首脳会議への働きかけに注力しているようだが、んなもんで誤魔化せるかどうか・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア議員、キューバにミサイル配備の可能性示唆 軍拡に対応)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/H2CXFYX6TBN4JCEFCILFCXA2YQ-2024-07-04/
「現在、ロシアの陸、空、海軍の最新兵器を考慮すれば、キューバ危機はどこでも起こり得る」
この記事を、キューバへのミサイル配置と読んではいけないだろう。
「プーチン大統領は先週、核兵器の搭載が可能な短・中距離の地上配備型ミサイルの製造を再開すると表明。米国が欧州とアジアにこうしたミサイルを持ち込んでいることへの対応とした。」
つまりだな、我が国の北方領土にだって、ロシアが核ミサイルを配備する可能性はあり、その目標はサイパンやグアムなわけだ(グアムはともかく、サイパンもかあ?)。
やれやれ・・・。
もちろん、キューバやベネズエラは配備の対象となる。
我が国は米国の同盟国だから、当然、目標の一つにもなるだろう。
こんなヤバい話が、ニュースになって世界中を飛び交う事態は想定の範囲外だ。
単なる脅しとか、どーせできっこないとか、そういう捉え方もあるだろう。
ロシアは、欧州大戦争で手いっぱいで、米国相手にドンパチやる気はないとかな。
そういう思考的怠慢が、今日のウクライナ情勢を生じさせたことを忘れてはならない。
もしトラで停戦になったとしても、4年後には米国が政権交代してウクライナ側から停戦を破って、再度領土奪還の反転攻勢をかけることになる。
もちろん、ロシア全土を射程内に収める核弾頭付き弾道ミサイルを供与する(そうなのかあ?)。
モスクワ攻撃も容認し、ロシア帝国を壊滅させるまでウクライナに戦わせるに違いない!。
ウクライナはただでは済まないだろうが、元からそんなことに関心はない(そんなあ!)。
ワシントンも攻撃されて、それどころじゃないしな。
中距離弾道ミサイルの前方展開はヤバい!(到達までの時間が短すぎる)。
だからこそ、冷戦終了の象徴として製造を禁じたわけだ。
この話は、パンドラの箱なんてもんじゃない。
お互いの喉元に刃物の切っ先を突きつけあう、必殺の状況だ。
頼むから、誰か大騒ぎしてくれ・・・。
(ウクライナ軍、ドネツク州要衝の一部地区から撤退 ロシア軍侵入)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/L47PX5JPOFNVHEKHIAWZTDRFEU-2024-07-04/
「ロシア国防省によると、同国軍はチャソフヤールの東側を流れる運河の西に位置する地区を掌握した。」
ええっ、それって運河の「東」の間違いじゃないのかあ?。
「敵が侵入しており、運河地区を保持することは現実的ではなくなった。軍人が生命と健康を脅かされており、守備陣地が破壊されたためだ」(ウクライナ軍報道官)
運河地区(カナル地区)は、シヴェルスキー・ドネツ・ドンバス運河の東側の市街だ。
(ウクライナ軍がチャシブ・ヤール東地区からの撤退を発表、カナル地区を失う)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-announce-withdrawal-from-eastern-chasib-yar-lose-kanal-area/
「DEEP STATEとRYBARは3日「ロシア軍がカナル地区を占領した」と報告していたが、ホルティツィア作戦軍も「カナル地区を失った」と公式に認め、ウクライナメディアも一斉に「チャシブ・ヤールのカナル地区からウクライナ軍が撤退した」と報じている。」
添付されている地図を見ても、運河の西側にロシア軍の進出は認められていない。
浮沈子は、当然、ロイターの誤報(つーか、いずれそうなるという予報?)だとおもったんだが、ISW(戦争研究所)の地図には、運河西側の南部(航空万能論の地図では「ノヴィ地区」)が交戦範囲として描かれている(画像参照)。
うーん、まあ、それはそれとして、やっぱロイターの誤報だろうな(未確認)。
チャシブヤールの運河から西にロシア軍が進出し、掌握したというのはどう考えても気が早い。
まあ、どうでもいいんですが。
欧州大戦争から見たら、針の先でつついたほどの話だしな。
が、戦争の神様は細部に宿る。
「ウクライナ軍は相対的に安全な地域に撤退したが、そこでも敵が積極的な戦闘行為を続けている」(ウ軍報道官:ロイター)
「ロシア軍がチャソフヤールを完全に掌握した場合、クラマトルスクやスラビャンスクに向けて西進するための中継点となり得る。」
重要なのは、それら主要都市の占領ではない。
そこから西には、ろくな防御線がないのだ(そうなのかあ?)。
そりゃあ、ヤバくなってくれば急遽作ることはあるかもしれないけどな。
アウディーイウカをはじめ、今年になってから2014年以来破られてこなかった要塞が次々と突破されている。
そして、その背後に建設されているとされる防衛線の能力は未定だ。
アウディーイウカの西では、ロシア軍がその防衛線に到達している。
そこで防ぎきることが出来るかどうかが問題だ。
ポクロフシクの場合は、兵站の拠点ということもあり、4重の要塞に囲まれている。
ドネツク州のウクライナ側の州都であるクラマトルスクも4重だ。
ロシア軍は、犠牲を顧みずに、これらの都市を攻撃するだろう。
チャシブヤールは、それら主要都市群へ進撃する際の拠点となる。
守るウクライナに攻めるロシアの構図だが、そう単純でもない。
一部では、ウクライナ軍が押し返しているからな(クレミンナ方面)。
しかし、それらはほんの一部に過ぎない(ロシア側も、戦略的優先度が低い反抗は織り込み済みかも知れない)。
全体の傾向として、ロシアが押していることは間違いない。
西側の軍事援助が強化されても、それを使ってロシア軍とドンパチやっているのはウクライナ軍だ。
NATO軍派兵話も現れたり消えたりしているけど、当分の間はウクライナが自前でドンパチせざるを得ず、新しい軍隊とローテーションで入れ替わる度に、km単位の大幅な侵攻を許している(にわか作りの軍隊で、戦力が落ちちゃうから仕方ないけど)。
ドンバス地域の戦況は、こんな感じで続いていくんだろうな。
いつになったらウクライナ軍の反撃が始まるのかは知らない。
もしトラになれば、ウクライナは窮地に陥る(その可能性は高まってきている)。
欧州が独自に支援を拡大しようとしても、こちらも極右の台頭で足並みが揃うかどうかは不透明だ。
ロシアは中国との関係を深め、欧州をまるっと手に入れようと大戦争の準備を進めている(今のところ、浮沈子の妄想ですが)。
ウクライナ紛争の強度は、その戦争準備に影響を及ぼさない程度に制御されている(たぶん)。
極端にロシアが押し込まれない限り、現在の状況が継続する公算は高い。
もしトラのたなぼたを待っているに違いない(そうなのかあ?)。
労せずして、ウクライナが手に入るわけだからな。
無理して戦果を上げる必要もない。
やれやれ・・・。
チャシブヤールの運河の西側がどうなるか。
早ければ、今月中にも何かが変わるかもしれない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(侵攻862日目、ロシア軍がハルキウ、ホルリウカ、アウディーイウカ方面で前進)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-862nd-day-of-the-invasion-russian-troops-advance-towards-kharkiv-horlivka-and-audiivka/
「ロシア国境沿いのハルキウ州ソトニツキー・コザチョクでは部隊のローテーション後に状況が悪化し、ロシア軍との交戦が続いている」「この敵は侵攻目的の部隊ではなく破壊工作の集団だ」(DEEP STATE:6月末)
「ロシア軍がソトニツキー・コザチョクに進軍した」(DEEP STATE:7月4日)
「DEEP STATEは戦況マップの中でソトニツキー・コザチョクをロシア軍支配地域に指定したが、同集落について「占領」とは述べておらず、これが何を意味しているのかは今のところ不明」
ハルキウの北西方向の国境付近では、以前にも小規模なロシア軍(チェチェンの特殊部隊?)による侵入が行われている(その後撤退したようです)。
今回の侵入が拡大するのか、それとも単なる破壊工作に留まるのかは分からない。
針の先でつついたような話が、やがて大規模な侵入につながる恐れもある。
ハルキウ州で新たな侵入が本格的に行われれば、薄く引き伸ばされているといわれるウクライナ軍が、さらなる困難に見舞われることは明らかだ。
ハルキウ北部や北東部の侵入に効果的に対応できたようなわけにはいかないかも知れない。
また、そうしようとすれば、東部戦線や南部戦線で兵員不足に見舞われる恐れもある。
ロシアの攻撃は、全方位的になってきている。
都市部(州都レベルの大都市)への空爆、ウクライナ空軍施設への空爆、発電所などのインフラ施設への空爆、前線への空爆、戦略的攻撃軸の強化、その他地域での前進などなど・・・。
ハルキウ北部の新たな侵入点が、それらに加えてウクライナに負荷をかけることになる。
ウクライナの暑い夏が続く・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ゼレンスキー大統領はシュミハリ首相にうんざり? 首相解任の可能性)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/us-announces-new-ukraine-aid-package-president-zelensky-may-fire-pm/
「ウクライナ軍と比較的してロシア軍の兵力は本当に多いが、現在の東部と北部では1人のウクライナ人に対して6人のロシア人が死亡している」「以前の比率は1対4だったが、ポクロウシクやハルキウの状況が加わって1対6になった」(ゼレンスキー大統領)
これに対して、ブログ管理人は重要な指摘を行っている。
「両陣営が主張する自軍及び敵軍の人的損失数は信憑性が担保されていないため無意味」
「架空の数字を比較して「敵の人的損害の方が多い」と主張しても意味がなく、重要のは敵の補充能力を上回る損害を与えているかどうか、戦場で成功(領土の奪還及び占領)を収めているかどうか」
実にその通りだと感じる。
「人的損害の比較で勝っているのに「戦争に負けました」では何の慰めにもならない。」
まあ、そこまで言わなくてもいいとは思うけどな(まだ、負けたと決まったわけじゃないし)。
浮沈子的には、この記事の別の記述も気になった。
「敵はカナル地区を完全に制圧した」「ロシア軍は莫大な損失を被りながら建物を完全に破壊して成功を収めた」「敵の成功と損失は不釣り合いに見えるもののチャシブ・ヤールの喪失は現実のものになろうとしている」「チャシブ・ヤールの喪失を長期的な視点で見るとドネツク地域の作戦地図を大幅に書き換える」(国防省情報総局に属する戦闘大隊(Реванш)の指揮官:テレグラムへの投稿)
投稿の内容はどうということはないんだが、問題は次だな・・・。
「これをDEEP STATEが取り上げていたが、指揮官の投稿は現在消されてしまった。」
別記事(7月4日付)で、ディープステートは辛らつな表現をしている。
「ウクライナ軍は6月9日『敵はチャシブ・ヤール市内に存在しない』と、6月27日『全ての敵を市外に追い払った』と述べたが、ロシア軍はカナル地区を占領した。残念ながら過ちは人員と土地で償わなければならず、このまま全て上手くいっているふりを続ければ事態は大惨事になりかねない。見習う価値のある部隊や旅団もあれば誰かの出世の生贄になるような部隊もある。主な戦術のミスは無意味な陣地の奪還、不利な位置での防衛、包囲された状況での防衛だ」
現場指揮官の投稿を削除することはできるが、占領の事実を削除することはできない(ああ、削除したい気持ちは分かるんだがな)。
戦争だから、情報を統制し、味方の士気を落とさないようにすることは重要だ。
しかし、現代の情報社会でそれがどれだけ通用するかは疑問だ。
内政の失敗を外交で糊塗しようとする愚を重ねているウクライナは、NATO首脳会議への働きかけに注力しているようだが、んなもんで誤魔化せるかどうか・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア議員、キューバにミサイル配備の可能性示唆 軍拡に対応)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/H2CXFYX6TBN4JCEFCILFCXA2YQ-2024-07-04/
「現在、ロシアの陸、空、海軍の最新兵器を考慮すれば、キューバ危機はどこでも起こり得る」
この記事を、キューバへのミサイル配置と読んではいけないだろう。
「プーチン大統領は先週、核兵器の搭載が可能な短・中距離の地上配備型ミサイルの製造を再開すると表明。米国が欧州とアジアにこうしたミサイルを持ち込んでいることへの対応とした。」
つまりだな、我が国の北方領土にだって、ロシアが核ミサイルを配備する可能性はあり、その目標はサイパンやグアムなわけだ(グアムはともかく、サイパンもかあ?)。
やれやれ・・・。
もちろん、キューバやベネズエラは配備の対象となる。
我が国は米国の同盟国だから、当然、目標の一つにもなるだろう。
こんなヤバい話が、ニュースになって世界中を飛び交う事態は想定の範囲外だ。
単なる脅しとか、どーせできっこないとか、そういう捉え方もあるだろう。
ロシアは、欧州大戦争で手いっぱいで、米国相手にドンパチやる気はないとかな。
そういう思考的怠慢が、今日のウクライナ情勢を生じさせたことを忘れてはならない。
もしトラで停戦になったとしても、4年後には米国が政権交代してウクライナ側から停戦を破って、再度領土奪還の反転攻勢をかけることになる。
もちろん、ロシア全土を射程内に収める核弾頭付き弾道ミサイルを供与する(そうなのかあ?)。
モスクワ攻撃も容認し、ロシア帝国を壊滅させるまでウクライナに戦わせるに違いない!。
ウクライナはただでは済まないだろうが、元からそんなことに関心はない(そんなあ!)。
ワシントンも攻撃されて、それどころじゃないしな。
中距離弾道ミサイルの前方展開はヤバい!(到達までの時間が短すぎる)。
だからこそ、冷戦終了の象徴として製造を禁じたわけだ。
この話は、パンドラの箱なんてもんじゃない。
お互いの喉元に刃物の切っ先を突きつけあう、必殺の状況だ。
頼むから、誰か大騒ぎしてくれ・・・。
😼変異種:JN.1系統100% ― 2024年07月05日 08:19
変異種:JN.1系統100%
(ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和6年7月4日12時時点))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu_20240704_01.pdf
ほぼ毎週確認している東京都のゲノム解析。
今週発表のハイライトは、JN.1系統が100パーセントになったことか。
毎日6千人を超える新規感染者(都内)を出している中での席巻である点が注目だな。
米国でも、JN.1の亜種であるKP.3の流行が報告されているようで、今年の夏の流行株は決定的になった。
速報時点で、東京都では8割を超えている(サンプル数が少ないので、傾向的にはいかがなものか)。
しかし、JN.1系統以外が消えたというのは注目だ(他の亜種を凌駕する感染力!)。
全国の陽性率も40パーセントに届き、今月中旬の夏休みの開始にむけて、本格的な加速状態に移っている。
こっちの方も、暑い夏になりそうだな・・・。
(ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和6年7月4日12時時点))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu_20240704_01.pdf
ほぼ毎週確認している東京都のゲノム解析。
今週発表のハイライトは、JN.1系統が100パーセントになったことか。
毎日6千人を超える新規感染者(都内)を出している中での席巻である点が注目だな。
米国でも、JN.1の亜種であるKP.3の流行が報告されているようで、今年の夏の流行株は決定的になった。
速報時点で、東京都では8割を超えている(サンプル数が少ないので、傾向的にはいかがなものか)。
しかし、JN.1系統以外が消えたというのは注目だ(他の亜種を凌駕する感染力!)。
全国の陽性率も40パーセントに届き、今月中旬の夏休みの開始にむけて、本格的な加速状態に移っている。
こっちの方も、暑い夏になりそうだな・・・。
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