サイドマウントCCR ― 2012年08月01日 21:31
サイドマウントCCR
最近のダイビングの流行りは、サイドマウントである。
低迷する業界の救世主となるのか、はたまた、ナイトロックスの二の舞になるのか・・・。
業界人でもないお客さんのくせに、いらぬ心配をしてしまう。健全な業界の発展あってこそのレクリエーションなので、ご容赦願いたい。
(サイドマウント・スペシャルティ・コース新登場!)
http://www.padi.co.jp/visitors/news/pn12079.asp
世界の潮流に3周遅れのパディジャパンも、とりあえず、ホームページには載せてみたのだが、いったい誰が教えるのだろうか???。
まあ、単に小脇にシリンダーを抱えて潜るというだけではサイドマウントではないらしい。
(サイドマウント・ダイビングとは?)
http://shishitec.com/styled/whatsidemount.html
イントラは、このところサイドマウントにはまっていて、どこに行ってもこんなカッコをしている。
私のプール講習の時だけ、いわゆるバックマウントになるので、しきりと「違和感」を訴えている。
そんなに優れものなのかしらん?。
CCRでばかり潜っている(軽く200本は超えたでしょう)私にしてみれば、背中の黄色い箱をどうすることもできないのだから、ベイルアウト用のシリンダーのマウントをいじくって、「なんちゃってサイドマウント」で気分を味わうくらいか?。
と思って、ググッてみたらこんなページを見つけた。
(Sidemount Rebreather CCR)
http://www.divingsidemount.com/?p=584&lang=en
この気軽さが、脳髄を刺激する!。
旧型のインスピのキャニスターに、ハンマーヘッドで決めているのはいいが、あの本体を「裸で」むき出しのまま潜る勇気は私にはない。
酸素シリンダーとの接続も、そのままねじ込んであるような、黒いカバーが付いているような、ビミョーな感じである。
せめて、これくらいはカバーしてくれないと。
(FLEX Sidemount CCR by Golem Gear)
http://vimeo.com/42528363
ビデオの中でも言っていたが、ベイルアウト用のCCRとしても使える。シリンダーは2本外出しになるが、そこんところを何とかしてくれるアイテムもある。
(Sphere Holder for Sidemount CCR)
http://www.golemgear.com/p-540-sphere-holder-for-sidemount-ccr.aspx
球形の酸素シリンダーを収めて、ヘッドユニットと一体化して片側に集められる。反対側には、ディリュエントを抱えてバランスがいい。しかし、ベイルアウトは必要だ。
そもそもCCRをサイドマウント化するメリットは、オープンサーキットのそれと大差ない。
パディ曰く、
・器材を流線形にしやすいので、環境への配慮がしやすい。
・水平姿勢がとりやすい。
・器材の持ち運びが便利。
・目の前にファーストステージとバルブがあるのでトラブルに対応しやすい(注:CCRの場合は、コンフィギュレーションによります)。
・自分に合った器材配置にアジャストしやすい。
・2本のシリンダーを使用する場合はエア切れに対応しやすい。
・1本のシリンダーでのダイビングの選択も可能(注:CCRでは、ちょっと・・・)。
・腰への負担が少ない。
私的に注目するメリットは、水中での抵抗軽減と、腰への負担軽減である。老体向けのコンフィギュレーションというわけである。
なんだかんだいって、まだまだCCRは重い。セットアップしたインスピの重量は、40kg近くになっている(ウエイトとかあるし)。分割して運べるメリットも、無視できない。
今、目の前にあるインスピの黄色い蓋を見つめながら、「昔は、こんな器材で潜っていたんだよ」と、若い後輩たちに説明する自分を空想した。
うへっ、おもーい!、なにこれ?・・・。
で、どの位の時間潜れたの?。
3時間・・・。
えっ?、それっぽっち?。
物好きだったんだねえ!。
うるさい!、余計なお世話だ!。
と、例によって、年寄りの癇癪玉を爆発させて、現実に帰る。
物好きであることは否定しない。変人と言われても、悪い気はしない。そのうち、CCRもサイドマウントの流れに呑まれていくに違いない。
先駆者とは、いつの時代も風当たり(潮当たり?)が強いものなのだ。
最近のダイビングの流行りは、サイドマウントである。
低迷する業界の救世主となるのか、はたまた、ナイトロックスの二の舞になるのか・・・。
業界人でもないお客さんのくせに、いらぬ心配をしてしまう。健全な業界の発展あってこそのレクリエーションなので、ご容赦願いたい。
(サイドマウント・スペシャルティ・コース新登場!)
http://www.padi.co.jp/visitors/news/pn12079.asp
世界の潮流に3周遅れのパディジャパンも、とりあえず、ホームページには載せてみたのだが、いったい誰が教えるのだろうか???。
まあ、単に小脇にシリンダーを抱えて潜るというだけではサイドマウントではないらしい。
(サイドマウント・ダイビングとは?)
http://shishitec.com/styled/whatsidemount.html
イントラは、このところサイドマウントにはまっていて、どこに行ってもこんなカッコをしている。
私のプール講習の時だけ、いわゆるバックマウントになるので、しきりと「違和感」を訴えている。
そんなに優れものなのかしらん?。
CCRでばかり潜っている(軽く200本は超えたでしょう)私にしてみれば、背中の黄色い箱をどうすることもできないのだから、ベイルアウト用のシリンダーのマウントをいじくって、「なんちゃってサイドマウント」で気分を味わうくらいか?。
と思って、ググッてみたらこんなページを見つけた。
(Sidemount Rebreather CCR)
http://www.divingsidemount.com/?p=584&lang=en
この気軽さが、脳髄を刺激する!。
旧型のインスピのキャニスターに、ハンマーヘッドで決めているのはいいが、あの本体を「裸で」むき出しのまま潜る勇気は私にはない。
酸素シリンダーとの接続も、そのままねじ込んであるような、黒いカバーが付いているような、ビミョーな感じである。
せめて、これくらいはカバーしてくれないと。
(FLEX Sidemount CCR by Golem Gear)
http://vimeo.com/42528363
ビデオの中でも言っていたが、ベイルアウト用のCCRとしても使える。シリンダーは2本外出しになるが、そこんところを何とかしてくれるアイテムもある。
(Sphere Holder for Sidemount CCR)
http://www.golemgear.com/p-540-sphere-holder-for-sidemount-ccr.aspx
球形の酸素シリンダーを収めて、ヘッドユニットと一体化して片側に集められる。反対側には、ディリュエントを抱えてバランスがいい。しかし、ベイルアウトは必要だ。
そもそもCCRをサイドマウント化するメリットは、オープンサーキットのそれと大差ない。
パディ曰く、
・器材を流線形にしやすいので、環境への配慮がしやすい。
・水平姿勢がとりやすい。
・器材の持ち運びが便利。
・目の前にファーストステージとバルブがあるのでトラブルに対応しやすい(注:CCRの場合は、コンフィギュレーションによります)。
・自分に合った器材配置にアジャストしやすい。
・2本のシリンダーを使用する場合はエア切れに対応しやすい。
・1本のシリンダーでのダイビングの選択も可能(注:CCRでは、ちょっと・・・)。
・腰への負担が少ない。
私的に注目するメリットは、水中での抵抗軽減と、腰への負担軽減である。老体向けのコンフィギュレーションというわけである。
なんだかんだいって、まだまだCCRは重い。セットアップしたインスピの重量は、40kg近くになっている(ウエイトとかあるし)。分割して運べるメリットも、無視できない。
今、目の前にあるインスピの黄色い蓋を見つめながら、「昔は、こんな器材で潜っていたんだよ」と、若い後輩たちに説明する自分を空想した。
うへっ、おもーい!、なにこれ?・・・。
で、どの位の時間潜れたの?。
3時間・・・。
えっ?、それっぽっち?。
物好きだったんだねえ!。
うるさい!、余計なお世話だ!。
と、例によって、年寄りの癇癪玉を爆発させて、現実に帰る。
物好きであることは否定しない。変人と言われても、悪い気はしない。そのうち、CCRもサイドマウントの流れに呑まれていくに違いない。
先駆者とは、いつの時代も風当たり(潮当たり?)が強いものなのだ。
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