スピード31 ― 2014年11月04日 09:20
スピード31
リベリアの集計値がぶっ壊れて、全体の傾向が少しおかしくなったので、ウィキの更新後も様子を見ていた。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
過去にも、何回か集計値が壊れていることもあって、またかと思ったが、今回は大規模な修正だったのでグラフ化するとごちゃごちゃする。
絶対数はともかく、増加の傾向とかを見るには差し支えないので、従来のグラフに接木して、地域別のグラフを作ってみた(画像参照)。
リベリアのモンセラード郡が、相変わらず突出しているが、よく見ると増加傾向はそれ程変わっているわけではない。
シエラレオネのウェスタンエリアについては、首都フリータウンを抱える地域で人口も多く、増加の勢いがある。
ボンバリ、ポルトロコ地区についても、一定程度の増加が見られる。
しかし、絶対数はともかく、その他の地域での目立った増加は見られない。
感染の勢いが落ちていることは確かだ。
潜在化している可能性は否定できないので楽観は出来ないが、地域毎に分解してみると3つのパターンに分かれていることがはっきりする。
①増加が爆発的な地域
②一定の増加はあるが、爆発はしていない地域
③殆ど増加が見られない地域
③については、絶対数の多寡に応じて、さらに分けることは可能だ。
絶対数が少ない地域での微増というのは、これから感染が拡大していく可能性もあって見のがせない。
ある程度の感染があり、その地域で終息しつつある状態であれば、五月雨式に微増しても余り心配ないかもしれない。
医療機関やトレースが機能していて、感染抑止の圧力が十分働いているということが前提である。
まあ、ある程度感染が起こった地域には、医療資源が投入されているので抑止力は働いていると考えていい。
限られた資源を投入していく時に、①と②のどちらを優先すべきだろうか。
戦術的には当然①だが、②も無視は出来ない。
爆発的感染がないということは、既に何らかの抑止力が働いているはずなので、それを増強する手立てが必要だ。
既に投入されている資源が、どの程度機能しているのか、何をどれほど補えば、終息に向かわせることが出来るのか。
ちっと丁寧で高度な戦略が求められる。
グラフは、感染者が100を越えた地域を全て表示しているが、ギニアのンゼレコレ、ケロアネ県は、それに迫っている。
感染者が少ない地域をどうカバーしていくかも問題だ。
たった1人の感染者から、3500人を超える爆発まで、モンセラード郡は半年余りであった。
その意味では、相変わらず、ギニアのコナクリは要注意だな。
戦略的な資源投下も重要な要素だ。
本当は、もう少し細かいデータも考慮しなければならないだろう。
それは、各国の保健当局が個別の対応に使っている。
シエラレオネは、9月下旬に禁足令を敷き、大規模な調査を行って有効な対策を立てたはずだが、感染者の増加は一向に治まる気配がない。
皮肉な話だ。
あれは、やっぱパフォーマンスに過ぎなかったということなのか。
結局、感染者が医療機関等に捕捉されずに、在宅のまま亡くなるケースが続いているのかもしれない。
そこでの感染が止まらない限り、シエラレオネの終息はない。
まあいい。
この状況を打破するには、やはり十分な、いや、過剰な資源の投入が鍵だろう。
集計上は、まだエボラのスピードに追いついたわけではないのだ。
リベリアの集計値がぶっ壊れて、全体の傾向が少しおかしくなったので、ウィキの更新後も様子を見ていた。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
過去にも、何回か集計値が壊れていることもあって、またかと思ったが、今回は大規模な修正だったのでグラフ化するとごちゃごちゃする。
絶対数はともかく、増加の傾向とかを見るには差し支えないので、従来のグラフに接木して、地域別のグラフを作ってみた(画像参照)。
リベリアのモンセラード郡が、相変わらず突出しているが、よく見ると増加傾向はそれ程変わっているわけではない。
シエラレオネのウェスタンエリアについては、首都フリータウンを抱える地域で人口も多く、増加の勢いがある。
ボンバリ、ポルトロコ地区についても、一定程度の増加が見られる。
しかし、絶対数はともかく、その他の地域での目立った増加は見られない。
感染の勢いが落ちていることは確かだ。
潜在化している可能性は否定できないので楽観は出来ないが、地域毎に分解してみると3つのパターンに分かれていることがはっきりする。
①増加が爆発的な地域
②一定の増加はあるが、爆発はしていない地域
③殆ど増加が見られない地域
③については、絶対数の多寡に応じて、さらに分けることは可能だ。
絶対数が少ない地域での微増というのは、これから感染が拡大していく可能性もあって見のがせない。
ある程度の感染があり、その地域で終息しつつある状態であれば、五月雨式に微増しても余り心配ないかもしれない。
医療機関やトレースが機能していて、感染抑止の圧力が十分働いているということが前提である。
まあ、ある程度感染が起こった地域には、医療資源が投入されているので抑止力は働いていると考えていい。
限られた資源を投入していく時に、①と②のどちらを優先すべきだろうか。
戦術的には当然①だが、②も無視は出来ない。
爆発的感染がないということは、既に何らかの抑止力が働いているはずなので、それを増強する手立てが必要だ。
既に投入されている資源が、どの程度機能しているのか、何をどれほど補えば、終息に向かわせることが出来るのか。
ちっと丁寧で高度な戦略が求められる。
グラフは、感染者が100を越えた地域を全て表示しているが、ギニアのンゼレコレ、ケロアネ県は、それに迫っている。
感染者が少ない地域をどうカバーしていくかも問題だ。
たった1人の感染者から、3500人を超える爆発まで、モンセラード郡は半年余りであった。
その意味では、相変わらず、ギニアのコナクリは要注意だな。
戦略的な資源投下も重要な要素だ。
本当は、もう少し細かいデータも考慮しなければならないだろう。
それは、各国の保健当局が個別の対応に使っている。
シエラレオネは、9月下旬に禁足令を敷き、大規模な調査を行って有効な対策を立てたはずだが、感染者の増加は一向に治まる気配がない。
皮肉な話だ。
あれは、やっぱパフォーマンスに過ぎなかったということなのか。
結局、感染者が医療機関等に捕捉されずに、在宅のまま亡くなるケースが続いているのかもしれない。
そこでの感染が止まらない限り、シエラレオネの終息はない。
まあいい。
この状況を打破するには、やはり十分な、いや、過剰な資源の投入が鍵だろう。
集計上は、まだエボラのスピードに追いついたわけではないのだ。
地球温暖化 ― 2014年11月04日 10:55
地球温暖化
このブログでは、敢えて温暖化の話はしないようにしている。
(雲と温暖化)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/03/30/6394142
これも、どっちかといえば宇宙ネタだな。
いや、そもそも、地球温暖化というのは宇宙ネタ以外の何物でもない。
冷えるとか温まるというのは、外部との熱のやり取りがあっての話なので、地球外部といえば宇宙に決まっているからだ。
もちろん、地球を暖めているのは太陽だけではなく、地球自身の内部の熱を放出するということもある。
(地球温暖化)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96
「この項目では、20世紀後半から顕著になった温暖化について説明しています。一般的な「気候の温暖化」については「気候史」をご覧ください。」
(古気候学:地球の気候の歴史)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%B0%97%E5%80%99%E5%AD%A6#.E5.9C.B0.E7.90.83.E3.81.AE.E6.B0.97.E5.80.99.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2
リンクを辿ると、全球凍結という言葉が出てくる。
(スノーボールアース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9
「地球全体が赤道付近も含め完全に氷床や海氷に覆われた状態である。スノーボールアース現象とも呼ばれる。」
「原生代初期のヒューロニアン氷河時代(約24億5000万年前から約22億年前)の最終期と、原生代末期のスターチアン氷河時代およびマリノニアン氷河時代(約7億3000万年前~約6億3500万年前)に、地球表面全体が凍結するほどの激しい氷河時代が存在したという考え方が地球史の研究者の間で主流となりつつある」
「この仮説において注目するべき点は、それまで「ありえない」と考えられてきた「全球凍結」という壮絶な環境変動が実際に起こったらしいこと、それが原因となって原生生物の大量絶滅(大絶滅)とそれに続く跳躍的な生物進化をもたらしたとされることであろう。たとえば酸素呼吸をする生物の誕生や、エディアカラ生物群と呼ばれる多細胞生物の出現などがスノーボールアース・イベントと密接に関わっていると考えられている。」
この辺りの話というのは、サイエンスチャンネルで観たことがある。
((3)全球凍結 Snowball Earth)
http://sciencechannel.jst.go.jp/B022504/detail/B022504003.html
この中でも触れられているが、全球凍結という事象は、当初、なかなか受け入れられなかった。
「仮に地球全体が凍結したならば、地表はすべて白い氷雪で覆われてしまい、太陽光エネルギーの大半を宇宙空間へ反射してしまう(この状態をアルベドが高いという)ため、地表温度はさらに低下する(正のフィードバックが起こる)。その結果、地球史上で一度地球全体が凍結し白い氷雪で覆われれば、以後は太陽光で溶ける事はありえず、永遠にその状態から抜け出せないと考えられた。」
これを打ち破ったのが、二酸化炭素の増加による地球温暖化のプロセスである。
「現在の地球に見られる液体の海は大気中の二酸化炭素を吸収するため、大気中の温暖化ガスの濃度はある程度に抑えられ温室効果による温度上昇も抑制される。しかし、全球凍結状態では海が凍り付いてしまうことから、二酸化炭素をほとんど吸収せず、火山から放出された二酸化炭素は海に吸収されることなく大気中に蓄積していく。これが大きな温室効果を発揮して大気の温度を上げ、氷床を溶かすに至り全球凍結状態を脱出したと考えられている。」
海が凍りつくということは、そのまま二酸化炭素が大気中に留まることを意味するという、うまい説明になっている。
しかし、これによって、複数回にわたる全球凍結を説明できるんだろうか?。
また、今後も全球凍結が起こることはあるのだろうか?。
浮沈子には良く分からないな。
最近(6億4千万年前以降)は、何度か氷期があるが、全球凍結には至っていない。
アンデス・サハラ氷期、カルー氷期、第四紀氷期(現在)は、いずれもそれ以前の過酷な氷期に比べれば温暖だったといえる。
気候変動に関する研究は、最近のものほど詳細になっていて、最初の表では億年単位だったが、第四期氷期の項では万年単位になり、最終間氷期では、千年単位になっている。
今、問題になっている地球温暖化は、もちっと最近の話だ。
「地球の平均気温は1906年–2005年の100年間で0.74℃(誤差は±0.18°C)上昇しており、長期的に上昇傾向にある事は「疑う余地が無い」と評価されている」
十年単位の話である。
それは、人間の活動が活発になってきた時代と符合するので、犯人は人間だということになっていて、さらには、途上国に言わせるとみんな先進国のせいだということになる。
「地球温暖化の影響要因としては、「人為的な温室効果ガスの放出、なかでも二酸化炭素やメタンの影響が大きい」とされる。その一方で太陽放射等の自然要因による変化の寄与量は人為的な要因の数%程度でしかなく、自然要因だけでは現在の気温の上昇は説明できないことが指摘されている」
人間も随分偉くなったもんだ。
などと、感心している場合ではない。
「温暖化を放置した場合、今世紀末に5–6°Cの温暖化が発生し、「世界がGDPの約20%に相当する損失を被るリスクがある」とされる(スターン報告)。」
異常気象、海面の上昇、農林水産業への影響など、短期的に見ても大きな影響がある。
(IPCC報告書:温暖化、30年で許容上限 迅速対応迫る:画像参照)
http://mainichi.jp/feature/news/20141103k0000m040066000c.html
「今のペースで温室効果ガス排出が続けば、今世紀末には人々の健康や生態系に「深刻で広範囲にわたる後戻りできない影響が出る恐れ」が高まり、被害を軽減する適応策にも限界が生じると予測。」
再生可能エネルギーとか言っても、そう簡単に普及させることはできないし、化石燃料に頼るしかない我が国としては、「深刻で広範囲にわたる後戻りできない影響」とやらを受け入れるしかなかろう。
まあ、他の国ががんばって削減してくれて、自国はやりたい放題というのが一番いい!。
って、みんなが思ってるんだもんなあ・・・。
このブログでは、敢えて温暖化の話はしないようにしている。
(雲と温暖化)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/03/30/6394142
これも、どっちかといえば宇宙ネタだな。
いや、そもそも、地球温暖化というのは宇宙ネタ以外の何物でもない。
冷えるとか温まるというのは、外部との熱のやり取りがあっての話なので、地球外部といえば宇宙に決まっているからだ。
もちろん、地球を暖めているのは太陽だけではなく、地球自身の内部の熱を放出するということもある。
(地球温暖化)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96
「この項目では、20世紀後半から顕著になった温暖化について説明しています。一般的な「気候の温暖化」については「気候史」をご覧ください。」
(古気候学:地球の気候の歴史)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E6%B0%97%E5%80%99%E5%AD%A6#.E5.9C.B0.E7.90.83.E3.81.AE.E6.B0.97.E5.80.99.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2
リンクを辿ると、全球凍結という言葉が出てくる。
(スノーボールアース)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9
「地球全体が赤道付近も含め完全に氷床や海氷に覆われた状態である。スノーボールアース現象とも呼ばれる。」
「原生代初期のヒューロニアン氷河時代(約24億5000万年前から約22億年前)の最終期と、原生代末期のスターチアン氷河時代およびマリノニアン氷河時代(約7億3000万年前~約6億3500万年前)に、地球表面全体が凍結するほどの激しい氷河時代が存在したという考え方が地球史の研究者の間で主流となりつつある」
「この仮説において注目するべき点は、それまで「ありえない」と考えられてきた「全球凍結」という壮絶な環境変動が実際に起こったらしいこと、それが原因となって原生生物の大量絶滅(大絶滅)とそれに続く跳躍的な生物進化をもたらしたとされることであろう。たとえば酸素呼吸をする生物の誕生や、エディアカラ生物群と呼ばれる多細胞生物の出現などがスノーボールアース・イベントと密接に関わっていると考えられている。」
この辺りの話というのは、サイエンスチャンネルで観たことがある。
((3)全球凍結 Snowball Earth)
http://sciencechannel.jst.go.jp/B022504/detail/B022504003.html
この中でも触れられているが、全球凍結という事象は、当初、なかなか受け入れられなかった。
「仮に地球全体が凍結したならば、地表はすべて白い氷雪で覆われてしまい、太陽光エネルギーの大半を宇宙空間へ反射してしまう(この状態をアルベドが高いという)ため、地表温度はさらに低下する(正のフィードバックが起こる)。その結果、地球史上で一度地球全体が凍結し白い氷雪で覆われれば、以後は太陽光で溶ける事はありえず、永遠にその状態から抜け出せないと考えられた。」
これを打ち破ったのが、二酸化炭素の増加による地球温暖化のプロセスである。
「現在の地球に見られる液体の海は大気中の二酸化炭素を吸収するため、大気中の温暖化ガスの濃度はある程度に抑えられ温室効果による温度上昇も抑制される。しかし、全球凍結状態では海が凍り付いてしまうことから、二酸化炭素をほとんど吸収せず、火山から放出された二酸化炭素は海に吸収されることなく大気中に蓄積していく。これが大きな温室効果を発揮して大気の温度を上げ、氷床を溶かすに至り全球凍結状態を脱出したと考えられている。」
海が凍りつくということは、そのまま二酸化炭素が大気中に留まることを意味するという、うまい説明になっている。
しかし、これによって、複数回にわたる全球凍結を説明できるんだろうか?。
また、今後も全球凍結が起こることはあるのだろうか?。
浮沈子には良く分からないな。
最近(6億4千万年前以降)は、何度か氷期があるが、全球凍結には至っていない。
アンデス・サハラ氷期、カルー氷期、第四紀氷期(現在)は、いずれもそれ以前の過酷な氷期に比べれば温暖だったといえる。
気候変動に関する研究は、最近のものほど詳細になっていて、最初の表では億年単位だったが、第四期氷期の項では万年単位になり、最終間氷期では、千年単位になっている。
今、問題になっている地球温暖化は、もちっと最近の話だ。
「地球の平均気温は1906年–2005年の100年間で0.74℃(誤差は±0.18°C)上昇しており、長期的に上昇傾向にある事は「疑う余地が無い」と評価されている」
十年単位の話である。
それは、人間の活動が活発になってきた時代と符合するので、犯人は人間だということになっていて、さらには、途上国に言わせるとみんな先進国のせいだということになる。
「地球温暖化の影響要因としては、「人為的な温室効果ガスの放出、なかでも二酸化炭素やメタンの影響が大きい」とされる。その一方で太陽放射等の自然要因による変化の寄与量は人為的な要因の数%程度でしかなく、自然要因だけでは現在の気温の上昇は説明できないことが指摘されている」
人間も随分偉くなったもんだ。
などと、感心している場合ではない。
「温暖化を放置した場合、今世紀末に5–6°Cの温暖化が発生し、「世界がGDPの約20%に相当する損失を被るリスクがある」とされる(スターン報告)。」
異常気象、海面の上昇、農林水産業への影響など、短期的に見ても大きな影響がある。
(IPCC報告書:温暖化、30年で許容上限 迅速対応迫る:画像参照)
http://mainichi.jp/feature/news/20141103k0000m040066000c.html
「今のペースで温室効果ガス排出が続けば、今世紀末には人々の健康や生態系に「深刻で広範囲にわたる後戻りできない影響が出る恐れ」が高まり、被害を軽減する適応策にも限界が生じると予測。」
再生可能エネルギーとか言っても、そう簡単に普及させることはできないし、化石燃料に頼るしかない我が国としては、「深刻で広範囲にわたる後戻りできない影響」とやらを受け入れるしかなかろう。
まあ、他の国ががんばって削減してくれて、自国はやりたい放題というのが一番いい!。
って、みんなが思ってるんだもんなあ・・・。
シンクパッド10 ― 2014年11月04日 19:01
シンクパッド10
浮沈子にとっては、久々のガジェットである。
レノボのシンクパッド10を選んだ。
ドスパラのDiginnos DG-D10IWは、売り切れ製造終了だそうだ(店舗にて確認済み)。
中古もなかったな(今日のヤフオクでは、即決48,800円で出ている)。
(新品税込★ ドスパラ タブレットPC DG-D10IW)
http://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s419179779
で、シンクパッド10は、税込みで56,800円(もちろん中古)。
予算は多少オーバーしたが、欲しかったものを直ぐに、しかも安価に手に入れられたので満足している(中古自体が余りない)。
メインメモリー4ギガ、SSDは64ギガだ。
もちろん、スタイラスペンがついている。
(ThinkPad 10)
http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/thinkpad/thinkpad-10/
元々は、法人向けに開発して、外歩きしたり、社内の会議に資料持ち込んだりするためのモバイルパソコンとしての位置付けだから、基本的にキーボードとかを使って入力することを想定している。
OSは64ビット版で、オフィスは付かない。
で、スタイラスペンが使える。
(スタイラス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9
「現在では、携帯情報端末(PDA)などのタッチパネル式のポインティングデバイスを操作するものが知られるが、本来は、柔らかい素材に溝を彫ることで文字や図画を書いた。」
これは、相当薀蓄があるな。
「ギリシャ語で柱を意味する stulos が語源で、エトルリア語の stilus、ラテン語のステュルス stylus を経て英語に入った。」
ここでは、感圧式と静電容量式しかないが、シンクパッド10は、電磁誘導式である。
(ThinkPad 10 に付属のThinkPad Tablet ペンで文字やイラストを描いてみる 使い心地は?)
http://ykr.ykr414.com/2014/08/28/thinkpad10-review04/
「デジタイザペン対応の液晶を選択した場合、ワコム製のデジタイザを採用した「ThinkPad Tablet ペン(4X80F22107)」が標準で付属します。」
(タッチとペン、そのデバイス筆圧対応ですか?)
http://inktechja.wordpress.com/tag/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3/
「電磁誘導式はペン入力に対応したデバイスに搭載されているパネルで、ペン側で発生させた磁界をパネル側のセンサーで感知し座標を取得しています。また、ペン側コンデンサやICチップを組み込み筆圧や傾きといったより多様な情報をタブレット側に送信することも可能です。」
なんであんなプラスチックのペンが4000円以上もするのかと思ったら、コンデンサとかICチップが入ってるんですねえ!。
「筆圧対応と書いてあるデバイスは電磁誘導式のパネルとデジタイザペンを採用しているデバイスのことを指しています。」
「最近では筆圧対応しているデバイスの多くはタッチにも対応しているので、電磁誘導式と静電容量式の二つのパネルを搭載しているデバイスも増えています。」
シンクパッド10には、静電式のみ(スタイラスペンなし)と電磁誘導式(スタイラスペン付き)があるが、電磁誘導式は静電式にも対応している(指で動きますから)。
感圧式でないことは、爪楊枝などで突いてみると分かる。
反応しない!。
しかし、指ではしっかり反応する。
設定で苦労したのがメールだ。
ウインドウズライブメールとかをダウンロードしないと、使い物にならない。
ネットで調べてやっと分かった。
そのほかの設定は、現在進行中だが、初め買ったばかりの時は、画面の自動回転が効かなかった。
システムのアップデートをしたからかどうかは不明だが、現在はきちんと使えている。
単体重量は約600グラムということだが、レッツノートのCF-J9と同じ大きさの画面でこの重さなら許せる気がする。
ユーチューブの動画再生程度なら、余裕でこなす。
十分だな。
持ち歩きには、既存のショルダーバッグでいい。
正確に測ったわけではないが、本体だけならPADIのダイブマスターのマニュアルとほぼ同じ重さだ(一部の方しか、ご理解いただけないのは仕方ない・・・)。
要は、薄くてキーボードが付いていない小ぶりのパソコンというわけである。
ソフトキーは、タッチタイピングに辛うじて対応しているが、長文を入力するのは厳しい。
この中にデータを落としこんでいたら、あっという間に満杯になる。
ワンドライブとか、外付けのストレージは必須だ。
浮沈子はこのブログの原稿をパソコンに保管しているが、画像データコミで、9か月で120メガバイト程度である。
このくらいなら問題ないが、動画とか入れたらあっという間だな。
浮沈子が使うソフトはとりあえず放り込んでおくつもりだが、データさえ溜め込まなければ大丈夫だろう。
オフィススイートはオープンオフィスでガマン!。
流石にワンドライブのファイルをダイレクトに弄ると遅いな。
それでも、十分使い物にはなるだろう。
これは、パソコンであってタブレットではない。
単体でも十分使えるノートパソコンだと思えばいい。
純正のキーボードを付けると、1kgを超える。
浮沈子の使い方なら、ソフトキーボードで十分だな。
しかし、高解像度の画面には問題もある。
老眼鏡がないと見えない・・・。
幸い、拡大鏡というツールがあって、デスクトップ画面の拡大をしてくれる(レンズ表示で使用中)。
悲しいな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
このタブレットPCでコンテンツを作るということになれば、おそらく画像中心のブログとか、SNSになるだろう。
テキストを画面から打つのは厳しいし、「ウルトラブックキーボード」(520グラム)を持ち歩くとなると、ノートパソコン並に重くなる。
ノートパソコンを持ち歩く代わりに購入したのだから、それでは意味がない。
コンテンツは、基本的にノートパソコンで作って、手直しとかビュワーとしての利用に徹した方が正解だな。
そうなると、ウインドウズタブレットにした意味すらなくなる・・・。
アンドロイドで十分だ。
2万円も出せば、性能のいいモデルが手に入るだろう。
しかし、オフィススイートは走らない(動くのもあるようですが)。
(KINGSOFT Office Premium)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.kingsoft.officekdrive&hl=ja
(KINGSOFT Office KEY)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.kingsoft.officekey&hl=ja
こっちは、980円。
(OfficeSuiteのプロ7 +(PDF&HD))
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mobisystems.editor.office_registered&hl=ja
こっちは、767円である。
他にもいろいろあるようだ。
ちと早まったかな。
しかし、今後はこの窓板(ウインドウズタブレット)を、どう使いこなしていくかだな。
浮沈子にとっては、久々のガジェットである。
レノボのシンクパッド10を選んだ。
ドスパラのDiginnos DG-D10IWは、売り切れ製造終了だそうだ(店舗にて確認済み)。
中古もなかったな(今日のヤフオクでは、即決48,800円で出ている)。
(新品税込★ ドスパラ タブレットPC DG-D10IW)
http://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s419179779
で、シンクパッド10は、税込みで56,800円(もちろん中古)。
予算は多少オーバーしたが、欲しかったものを直ぐに、しかも安価に手に入れられたので満足している(中古自体が余りない)。
メインメモリー4ギガ、SSDは64ギガだ。
もちろん、スタイラスペンがついている。
(ThinkPad 10)
http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/thinkpad/thinkpad-10/
元々は、法人向けに開発して、外歩きしたり、社内の会議に資料持ち込んだりするためのモバイルパソコンとしての位置付けだから、基本的にキーボードとかを使って入力することを想定している。
OSは64ビット版で、オフィスは付かない。
で、スタイラスペンが使える。
(スタイラス)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9
「現在では、携帯情報端末(PDA)などのタッチパネル式のポインティングデバイスを操作するものが知られるが、本来は、柔らかい素材に溝を彫ることで文字や図画を書いた。」
これは、相当薀蓄があるな。
「ギリシャ語で柱を意味する stulos が語源で、エトルリア語の stilus、ラテン語のステュルス stylus を経て英語に入った。」
ここでは、感圧式と静電容量式しかないが、シンクパッド10は、電磁誘導式である。
(ThinkPad 10 に付属のThinkPad Tablet ペンで文字やイラストを描いてみる 使い心地は?)
http://ykr.ykr414.com/2014/08/28/thinkpad10-review04/
「デジタイザペン対応の液晶を選択した場合、ワコム製のデジタイザを採用した「ThinkPad Tablet ペン(4X80F22107)」が標準で付属します。」
(タッチとペン、そのデバイス筆圧対応ですか?)
http://inktechja.wordpress.com/tag/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3/
「電磁誘導式はペン入力に対応したデバイスに搭載されているパネルで、ペン側で発生させた磁界をパネル側のセンサーで感知し座標を取得しています。また、ペン側コンデンサやICチップを組み込み筆圧や傾きといったより多様な情報をタブレット側に送信することも可能です。」
なんであんなプラスチックのペンが4000円以上もするのかと思ったら、コンデンサとかICチップが入ってるんですねえ!。
「筆圧対応と書いてあるデバイスは電磁誘導式のパネルとデジタイザペンを採用しているデバイスのことを指しています。」
「最近では筆圧対応しているデバイスの多くはタッチにも対応しているので、電磁誘導式と静電容量式の二つのパネルを搭載しているデバイスも増えています。」
シンクパッド10には、静電式のみ(スタイラスペンなし)と電磁誘導式(スタイラスペン付き)があるが、電磁誘導式は静電式にも対応している(指で動きますから)。
感圧式でないことは、爪楊枝などで突いてみると分かる。
反応しない!。
しかし、指ではしっかり反応する。
設定で苦労したのがメールだ。
ウインドウズライブメールとかをダウンロードしないと、使い物にならない。
ネットで調べてやっと分かった。
そのほかの設定は、現在進行中だが、初め買ったばかりの時は、画面の自動回転が効かなかった。
システムのアップデートをしたからかどうかは不明だが、現在はきちんと使えている。
単体重量は約600グラムということだが、レッツノートのCF-J9と同じ大きさの画面でこの重さなら許せる気がする。
ユーチューブの動画再生程度なら、余裕でこなす。
十分だな。
持ち歩きには、既存のショルダーバッグでいい。
正確に測ったわけではないが、本体だけならPADIのダイブマスターのマニュアルとほぼ同じ重さだ(一部の方しか、ご理解いただけないのは仕方ない・・・)。
要は、薄くてキーボードが付いていない小ぶりのパソコンというわけである。
ソフトキーは、タッチタイピングに辛うじて対応しているが、長文を入力するのは厳しい。
この中にデータを落としこんでいたら、あっという間に満杯になる。
ワンドライブとか、外付けのストレージは必須だ。
浮沈子はこのブログの原稿をパソコンに保管しているが、画像データコミで、9か月で120メガバイト程度である。
このくらいなら問題ないが、動画とか入れたらあっという間だな。
浮沈子が使うソフトはとりあえず放り込んでおくつもりだが、データさえ溜め込まなければ大丈夫だろう。
オフィススイートはオープンオフィスでガマン!。
流石にワンドライブのファイルをダイレクトに弄ると遅いな。
それでも、十分使い物にはなるだろう。
これは、パソコンであってタブレットではない。
単体でも十分使えるノートパソコンだと思えばいい。
純正のキーボードを付けると、1kgを超える。
浮沈子の使い方なら、ソフトキーボードで十分だな。
しかし、高解像度の画面には問題もある。
老眼鏡がないと見えない・・・。
幸い、拡大鏡というツールがあって、デスクトップ画面の拡大をしてくれる(レンズ表示で使用中)。
悲しいな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
このタブレットPCでコンテンツを作るということになれば、おそらく画像中心のブログとか、SNSになるだろう。
テキストを画面から打つのは厳しいし、「ウルトラブックキーボード」(520グラム)を持ち歩くとなると、ノートパソコン並に重くなる。
ノートパソコンを持ち歩く代わりに購入したのだから、それでは意味がない。
コンテンツは、基本的にノートパソコンで作って、手直しとかビュワーとしての利用に徹した方が正解だな。
そうなると、ウインドウズタブレットにした意味すらなくなる・・・。
アンドロイドで十分だ。
2万円も出せば、性能のいいモデルが手に入るだろう。
しかし、オフィススイートは走らない(動くのもあるようですが)。
(KINGSOFT Office Premium)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.kingsoft.officekdrive&hl=ja
(KINGSOFT Office KEY)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.kingsoft.officekey&hl=ja
こっちは、980円。
(OfficeSuiteのプロ7 +(PDF&HD))
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mobisystems.editor.office_registered&hl=ja
こっちは、767円である。
他にもいろいろあるようだ。
ちと早まったかな。
しかし、今後はこの窓板(ウインドウズタブレット)を、どう使いこなしていくかだな。
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