スピード35 ― 2014年11月20日 20:13
スピード35
(Ebola response roadmap - Situation report
19 November 2014)
http://www.who.int/csr/disease/ebola/situation-reports/en/?m=20141119
WHOの発表のまま、11月16日付で英語版のウィキが更新された。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
ただし、死者の数は、シエラレオネについては政府発表の数字を載せている。
(EBOLA OUTBREAK UPDATES---November 16, 2014)
http://ogi.gov.sl/content/ebola-outbreak-updates-november-16-2014-discharged-cases-%E2%80%A2-no-discharged-f
粘るなあ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
シエラレオネは、半端なくヤバイ。
ただ、このところ、6000人を越えた辺りから、少し増加が鈍っているようだ。
ギニアは粘り腰で、2000に踏みとどまろうとしている。
リベリアは、どうやら、発表を止めてしまったようだな。
WHOを通してしか数字を出さないことにしたらしい。
地区別の状況もわからなくなった。
また、そのうちデータが出てくるかもしれないが。
浮沈心的に気になるのは、マリでの小さな増加だ。
地域別の実態とかは、全く分からない。
ここで、感染爆発が起こると、おそらく主要3か国並になりそうな気がする。
ただし、全世界が注目している中での出来事なので、早期介入、早期治療が行われる可能性がある。
いや、本来は、主要3か国だって、同じような対応が出来たはずだ。
病人が出ても祈祷師が治療(?)し、遺体を洗い、親戚一同が地元へとお持ち帰りになることを繰り返して、全土に広がったわけだ。
マリでも同じことが起こるんだろうか?。
それとも、今回の大流行に懲りて、まともな対応になるのだろうか。
コンゴ民主共和国(DRC)では、流行が終息したという。
目出度い話である。
(コンゴ民主共和国:エボラ熱対策終了へ--警戒体制は維持)
http://www.sankei.com/economy/news/141117/prl1411170112-n1.html
「今回の同国の流行では66人が感染し、そのうち49人が亡くなった。」
まあ、エボラの流行というのは、本来、このくらいの感じで続いてきたのだ。
だから、MSFでも、しばらくは従来どおりの対応を行っていた。
5月までは。
で、爆発したわけだな。
今後、多くの研究者によって、今回の西アフリカにおける流行がなぜ起こったのか、なぜ、これほどの規模に膨れ上がったのかの検証が行われるに違いない。
今は、それどころじゃないし。
しかし、その原因を突き止め、今後の流行の発生時に生かす必要がある。
というわけで、しばらくは、マリの状況から目が離せなくなりそうだ。
(Ebola response roadmap - Situation report
19 November 2014)
http://www.who.int/csr/disease/ebola/situation-reports/en/?m=20141119
WHOの発表のまま、11月16日付で英語版のウィキが更新された。
(Timeline of reported cases and deaths)
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_epidemic_in_West_Africa#Timeline_of_reported_cases_and_deaths
ただし、死者の数は、シエラレオネについては政府発表の数字を載せている。
(EBOLA OUTBREAK UPDATES---November 16, 2014)
http://ogi.gov.sl/content/ebola-outbreak-updates-november-16-2014-discharged-cases-%E2%80%A2-no-discharged-f
粘るなあ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
シエラレオネは、半端なくヤバイ。
ただ、このところ、6000人を越えた辺りから、少し増加が鈍っているようだ。
ギニアは粘り腰で、2000に踏みとどまろうとしている。
リベリアは、どうやら、発表を止めてしまったようだな。
WHOを通してしか数字を出さないことにしたらしい。
地区別の状況もわからなくなった。
また、そのうちデータが出てくるかもしれないが。
浮沈心的に気になるのは、マリでの小さな増加だ。
地域別の実態とかは、全く分からない。
ここで、感染爆発が起こると、おそらく主要3か国並になりそうな気がする。
ただし、全世界が注目している中での出来事なので、早期介入、早期治療が行われる可能性がある。
いや、本来は、主要3か国だって、同じような対応が出来たはずだ。
病人が出ても祈祷師が治療(?)し、遺体を洗い、親戚一同が地元へとお持ち帰りになることを繰り返して、全土に広がったわけだ。
マリでも同じことが起こるんだろうか?。
それとも、今回の大流行に懲りて、まともな対応になるのだろうか。
コンゴ民主共和国(DRC)では、流行が終息したという。
目出度い話である。
(コンゴ民主共和国:エボラ熱対策終了へ--警戒体制は維持)
http://www.sankei.com/economy/news/141117/prl1411170112-n1.html
「今回の同国の流行では66人が感染し、そのうち49人が亡くなった。」
まあ、エボラの流行というのは、本来、このくらいの感じで続いてきたのだ。
だから、MSFでも、しばらくは従来どおりの対応を行っていた。
5月までは。
で、爆発したわけだな。
今後、多くの研究者によって、今回の西アフリカにおける流行がなぜ起こったのか、なぜ、これほどの規模に膨れ上がったのかの検証が行われるに違いない。
今は、それどころじゃないし。
しかし、その原因を突き止め、今後の流行の発生時に生かす必要がある。
というわけで、しばらくは、マリの状況から目が離せなくなりそうだ。
ディープなど ― 2014年11月20日 22:31
ディープなど
11月18日から、富戸でディープ講習。
19日は、ファンダイブのアシスト講習。
講師は日替わりで、ディープは18日の1本目と2本目が伊嶋さん、20日(本日)の3本目と4本目が高橋さん(PADIのスペシャルティは4ダイブ)。
19日のファンダイブのアシストは、柏崎さんが講師である。
ガイド講習の際は、まあ、トラブル出すといっても演技だし、迫真の演技とはいえ、最終的には自分で何とかできる人たちが潜っているわけだから、どこかで安心感があるが、今回は本物のお客さんを連れてのアシストになる。
オープンウォーター講習とか、レスキューダイバーの講習とかはやったが、ファンダイブは行動半径も大きく、特に今回はお客さんが高齢かつ初心者(4人中3人が今年Cカード取得)、かつ全員ドライスーツ初めて(一人は数年ぶり)という、アシスト講習にはぴったりのシチュエーション!。
浮沈子も、まだドライを始めて海で潜るのは10本程度という状態。
とりあえず使い方だけはプールで教わり、細かいノウハウは、スタッフ講習を盗み聞きしたり、他のお客さんに対するアドバイスを聞いたりして、オンザジョブトレーニング状態。
ちゃんと、スペシャルティも取るつもりなんだが、ダイブマスターの日程をこなすのが先になっている。
こういうやり方は、浮沈子のポリシーに反するのだが、まあ、とりあえず、できてしまっているからいいか・・・。
実力はともかく、形から入りたいのだ。
とはいえ、ドライは始めてみると面白い!。
ディープ講習は、浮沈子にとってはファンダイブと同じなので、エア持ちだけ気をつけて潜っていればいい。
ディープをやった2日間は、ファンダイブのアシストをやるための準備と、息抜きのようなもんだな。
ディープ初日は、いつもより2kg多いウエイトを携行する。
翌日のアシストの際の予備ウエイトの携行の練習である。
まあ、結果的には使うことはなかったが、備えあれば憂いなしである。
しかし、アンクルウエイトと併せて13kgは重い。
ネオプレーンの安物のドライを作ったことを後悔した。
しかし、今日は11kgに減らして何とか潜れたので、今のところ問題はないだろうと思っている。
あと1kgくらいは減らせるだろう。
次回は、よく外すのを忘れてしまうアンクルウエイトを付けずに潜ってみようか?。
ディープの講習は、講師の生き物探しに付き合うという感じかあ?。
普段は、18m以浅しか行かないことが殆どなので、エア持ちのいい彼らは、深場で長居を決め込む。
まあいい。
こっちは、残圧と減圧不要限界時間が減っていくのを見ながら、気が気じゃない。
計算問題も、陸上と同じ時間で解けて、とりあえずは一安心である。
20m位じゃ、ガス昏睡にはまずならない。
4本目は、ディープの総合ということで、特に課題はなく、最後の安全停止をきっちりと行う。
ドライの浮力調整も慣れてきて、5mあたりをホリゾンタルでホバリングしながら、せっかくなのでフィンワークの練習などをして時間を潰す。
エキジットで、転倒してしまったが、怪我はなかった(毛がないんで!)。
ドライは、確かに動きづらく、ウエイトも多くて大変だが、こんな季節に日本で潜ることが出来るというのは素晴らしい。
今までは考えられなかったダイビングである。
何事もチャレンジだな。
ファンのアシストも、多少じたばたしたが、ガイド講習の反省を生かして、器材の点検を入念に行い、バルブの開け忘れもチェックして、トラブルを未然に防いだ(浮沈子のバルブが開いてなくて、柏崎さんにそっと開けてもらったのは秘密です!)。
ガイドさんが、安全管理だけでなく、快適なダイビングが行えるように、細かい点まで気をつけているのが良く分かる。
結果的に、それが安全の向上にも繋がるわけで、お客さんにも喜んでもらえるという一石二鳥だな。
みんながハッピーになるための気遣いというわけだ。
むろん、Cカード保持者なんだから、そんなことは自分で何とかできるはずなんだが、みんながそんなに完璧なダイバーに仕上がっていたら、ダイビング事故なんて遥かに少ないはずで、実際にはいろいろと助言、サポート、その他もろもろがあるのだ。
ポジションの取り方、メインのガイドとのチームワークなど、まだまだ至らないところだらけのアシストだが、ダイブマスターの講習を始める前に比べれば、格段の進歩を遂げている(自画自賛!)。
浮沈子如きがダイブマスターなんて聞いて呆れるが、とりあえず、本日のディープダイバースペシャルティで、実技の全ては終わってしまった。
水中マップを再提出してOKならば、合格なのである。
8月から始めて4か月だが、実質的には9月からのスタートだったので、正味3か月ということになる。
標準よりは少し長いが、特に問題もなくすんなりと来てしまった。
懸案の持久力テストも一発でパスしたし、生まれて初めてのスノーケリングも、問題だらけではあるが、一応クリアした。
座学は落ちるはずはないと思っていたが、水中マップは、目印の指示がなかったので、一発合格ではなく、2度目の提出になる。
まあ、そういう段取りにしているのかもしれない。
おかげで、楽しいダイビングを沢山行うことが出来た。
ラッキー!。
もしも、安全なダイビングを行うスキルを身に付けたいと思ったら、プロにならなくてもいいので、ダイブマスターを受講するというのはお薦めである。
このコースを取ると、安全管理のプロセスを実際に学ぶことになる。
PADIは、そこまで明言していないが、トラブルの防止は、多段階で重層的に行い、事前に芽を摘んでしまうことによって防ぐのが効果的だ。
(HACCP)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HACCP
ダイビングの現場に於いては、効率性の観点からチェックリストのようなものは殆ど使用されていないし、各ガイドのノウハウは、なかなか共有されていない。
スタッフ講習を行って、スキル維持とレベル向上を図っているが、その記録や到達点が明示的になっているかといえば、まあ、推して知るべしである。
それでも、例えば富戸の他のダイビングサービスのブリーフィングの様子を見ていると、どこも似たり寄ったりで、これが一般的なんだろうと思う。
この方法で、どこまで安全が管理できるかといえば、実際に潜っているダイバーがしっかりするのが一番手っ取り早い。
つまりは、ちゃんと教育して、きちんと出来るようになってから認定してもらいたいわけだな。
ガイド任せにせず、自分のことは自分で行い、チェストストラップを付け忘れたりせず(誰のことだあ?)、安心してダイビングできるようになってからCカード発行してもらいたいわけだ。
次は、殆ど疎かになっているバディチェック。
まあ、この話は、いずれたっぷりと書くことにして、最後の最後に、最終的な確認をガイドが行うというのが理想だな(ガイドは、実際に、自分の目で確認する必要がある)。
それでも水中ではいろいろなことがあるので、指示を出したり、サポートしたり、明らかな危険があれば回避させたりする。
でも、それは、大変なことで、事前に芽を摘んでおくことの大切さを身にしみて知るわけだ。
今回のアシストで、浮沈子がその効果を実感したのは、残圧の確認。
お客さんが生き物に夢中になっている時に、そっとゲージを拝見!。
ゲッ、全員浮沈子よりも残圧が多いじゃん!?。
自分の残圧だけ管理してれば、概ねトラブルにはならないということが分かった。
しかし、いつもそううまくいくわけではなかろう。
だいたい、アシスタントがエア切れ起こしてちゃ、かっこつかないじゃん!。
というわけで、課題山積なのだが、有難いことにPADIの基準にはSACレート(surface air consumption rates)については定めがないらしい・・・。
浮沈子は、概ね1分間に20リットル。
ドカ食いですなあ!。
200気圧入れた10リットルのタンクを、陸上で吸って100分で空にするわけだな。
水深10メートルでは50分、20mでは、25分で空になる(実際には、もう少し持ちます)。
中には、仙人の様にエアの消費が少ない方もいる。
12リッターのタンクで、3時間潜った方もいるという!!!。
リブリーザーいらないじゃん!?。
深度にもよりますが。
しかし、まあ、どうにかお役目を終えて上がってきて、ホッとした。
本当に、ガイドはしてもらうに限るな。
明日辺り、マップを仕上げて、申請に行ってこようかな。
11月18日から、富戸でディープ講習。
19日は、ファンダイブのアシスト講習。
講師は日替わりで、ディープは18日の1本目と2本目が伊嶋さん、20日(本日)の3本目と4本目が高橋さん(PADIのスペシャルティは4ダイブ)。
19日のファンダイブのアシストは、柏崎さんが講師である。
ガイド講習の際は、まあ、トラブル出すといっても演技だし、迫真の演技とはいえ、最終的には自分で何とかできる人たちが潜っているわけだから、どこかで安心感があるが、今回は本物のお客さんを連れてのアシストになる。
オープンウォーター講習とか、レスキューダイバーの講習とかはやったが、ファンダイブは行動半径も大きく、特に今回はお客さんが高齢かつ初心者(4人中3人が今年Cカード取得)、かつ全員ドライスーツ初めて(一人は数年ぶり)という、アシスト講習にはぴったりのシチュエーション!。
浮沈子も、まだドライを始めて海で潜るのは10本程度という状態。
とりあえず使い方だけはプールで教わり、細かいノウハウは、スタッフ講習を盗み聞きしたり、他のお客さんに対するアドバイスを聞いたりして、オンザジョブトレーニング状態。
ちゃんと、スペシャルティも取るつもりなんだが、ダイブマスターの日程をこなすのが先になっている。
こういうやり方は、浮沈子のポリシーに反するのだが、まあ、とりあえず、できてしまっているからいいか・・・。
実力はともかく、形から入りたいのだ。
とはいえ、ドライは始めてみると面白い!。
ディープ講習は、浮沈子にとってはファンダイブと同じなので、エア持ちだけ気をつけて潜っていればいい。
ディープをやった2日間は、ファンダイブのアシストをやるための準備と、息抜きのようなもんだな。
ディープ初日は、いつもより2kg多いウエイトを携行する。
翌日のアシストの際の予備ウエイトの携行の練習である。
まあ、結果的には使うことはなかったが、備えあれば憂いなしである。
しかし、アンクルウエイトと併せて13kgは重い。
ネオプレーンの安物のドライを作ったことを後悔した。
しかし、今日は11kgに減らして何とか潜れたので、今のところ問題はないだろうと思っている。
あと1kgくらいは減らせるだろう。
次回は、よく外すのを忘れてしまうアンクルウエイトを付けずに潜ってみようか?。
ディープの講習は、講師の生き物探しに付き合うという感じかあ?。
普段は、18m以浅しか行かないことが殆どなので、エア持ちのいい彼らは、深場で長居を決め込む。
まあいい。
こっちは、残圧と減圧不要限界時間が減っていくのを見ながら、気が気じゃない。
計算問題も、陸上と同じ時間で解けて、とりあえずは一安心である。
20m位じゃ、ガス昏睡にはまずならない。
4本目は、ディープの総合ということで、特に課題はなく、最後の安全停止をきっちりと行う。
ドライの浮力調整も慣れてきて、5mあたりをホリゾンタルでホバリングしながら、せっかくなのでフィンワークの練習などをして時間を潰す。
エキジットで、転倒してしまったが、怪我はなかった(毛がないんで!)。
ドライは、確かに動きづらく、ウエイトも多くて大変だが、こんな季節に日本で潜ることが出来るというのは素晴らしい。
今までは考えられなかったダイビングである。
何事もチャレンジだな。
ファンのアシストも、多少じたばたしたが、ガイド講習の反省を生かして、器材の点検を入念に行い、バルブの開け忘れもチェックして、トラブルを未然に防いだ(浮沈子のバルブが開いてなくて、柏崎さんにそっと開けてもらったのは秘密です!)。
ガイドさんが、安全管理だけでなく、快適なダイビングが行えるように、細かい点まで気をつけているのが良く分かる。
結果的に、それが安全の向上にも繋がるわけで、お客さんにも喜んでもらえるという一石二鳥だな。
みんながハッピーになるための気遣いというわけだ。
むろん、Cカード保持者なんだから、そんなことは自分で何とかできるはずなんだが、みんながそんなに完璧なダイバーに仕上がっていたら、ダイビング事故なんて遥かに少ないはずで、実際にはいろいろと助言、サポート、その他もろもろがあるのだ。
ポジションの取り方、メインのガイドとのチームワークなど、まだまだ至らないところだらけのアシストだが、ダイブマスターの講習を始める前に比べれば、格段の進歩を遂げている(自画自賛!)。
浮沈子如きがダイブマスターなんて聞いて呆れるが、とりあえず、本日のディープダイバースペシャルティで、実技の全ては終わってしまった。
水中マップを再提出してOKならば、合格なのである。
8月から始めて4か月だが、実質的には9月からのスタートだったので、正味3か月ということになる。
標準よりは少し長いが、特に問題もなくすんなりと来てしまった。
懸案の持久力テストも一発でパスしたし、生まれて初めてのスノーケリングも、問題だらけではあるが、一応クリアした。
座学は落ちるはずはないと思っていたが、水中マップは、目印の指示がなかったので、一発合格ではなく、2度目の提出になる。
まあ、そういう段取りにしているのかもしれない。
おかげで、楽しいダイビングを沢山行うことが出来た。
ラッキー!。
もしも、安全なダイビングを行うスキルを身に付けたいと思ったら、プロにならなくてもいいので、ダイブマスターを受講するというのはお薦めである。
このコースを取ると、安全管理のプロセスを実際に学ぶことになる。
PADIは、そこまで明言していないが、トラブルの防止は、多段階で重層的に行い、事前に芽を摘んでしまうことによって防ぐのが効果的だ。
(HACCP)
http://ja.wikipedia.org/wiki/HACCP
ダイビングの現場に於いては、効率性の観点からチェックリストのようなものは殆ど使用されていないし、各ガイドのノウハウは、なかなか共有されていない。
スタッフ講習を行って、スキル維持とレベル向上を図っているが、その記録や到達点が明示的になっているかといえば、まあ、推して知るべしである。
それでも、例えば富戸の他のダイビングサービスのブリーフィングの様子を見ていると、どこも似たり寄ったりで、これが一般的なんだろうと思う。
この方法で、どこまで安全が管理できるかといえば、実際に潜っているダイバーがしっかりするのが一番手っ取り早い。
つまりは、ちゃんと教育して、きちんと出来るようになってから認定してもらいたいわけだな。
ガイド任せにせず、自分のことは自分で行い、チェストストラップを付け忘れたりせず(誰のことだあ?)、安心してダイビングできるようになってからCカード発行してもらいたいわけだ。
次は、殆ど疎かになっているバディチェック。
まあ、この話は、いずれたっぷりと書くことにして、最後の最後に、最終的な確認をガイドが行うというのが理想だな(ガイドは、実際に、自分の目で確認する必要がある)。
それでも水中ではいろいろなことがあるので、指示を出したり、サポートしたり、明らかな危険があれば回避させたりする。
でも、それは、大変なことで、事前に芽を摘んでおくことの大切さを身にしみて知るわけだ。
今回のアシストで、浮沈子がその効果を実感したのは、残圧の確認。
お客さんが生き物に夢中になっている時に、そっとゲージを拝見!。
ゲッ、全員浮沈子よりも残圧が多いじゃん!?。
自分の残圧だけ管理してれば、概ねトラブルにはならないということが分かった。
しかし、いつもそううまくいくわけではなかろう。
だいたい、アシスタントがエア切れ起こしてちゃ、かっこつかないじゃん!。
というわけで、課題山積なのだが、有難いことにPADIの基準にはSACレート(surface air consumption rates)については定めがないらしい・・・。
浮沈子は、概ね1分間に20リットル。
ドカ食いですなあ!。
200気圧入れた10リットルのタンクを、陸上で吸って100分で空にするわけだな。
水深10メートルでは50分、20mでは、25分で空になる(実際には、もう少し持ちます)。
中には、仙人の様にエアの消費が少ない方もいる。
12リッターのタンクで、3時間潜った方もいるという!!!。
リブリーザーいらないじゃん!?。
深度にもよりますが。
しかし、まあ、どうにかお役目を終えて上がってきて、ホッとした。
本当に、ガイドはしてもらうに限るな。
明日辺り、マップを仕上げて、申請に行ってこようかな。
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