🐱欧州大戦争:道連れ ― 2024年05月21日 12:35
欧州大戦争:道連れ
(インタビュー:ウクライナ、同盟国の支援加速・直接関与を働きかけ=ゼレンスキー氏)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/XASPP5J34ZINFKAT3EYO7S4TEM-2024-05-20/
「ロシア国境地帯やロシア領内のロシア軍事装備を西側同盟国から提供された兵器で攻撃できるよう同盟国と交渉している」
「今のところ、前向きな動きは何もない」
まあ、この話はこれまでも出ていたし、英国も米国も、外交的リップサービスに終始していることもあり、実質的な進展がないことは分かっている。
記事には出てこないが、マクロンの派兵発言や、エストニアの非戦闘部隊の派兵の話も、検討レベルの話で、具体な計画はない。
ぶっ飛んだのは、次のくだりだ。
「ウクライナ近隣の北大西洋条約機構(NATO)加盟国がウクライナ上空でロシア軍のミサイルを迎撃して防衛を支援することを提案。」
なんだってえ!?。
「ロシアはウクライナ領内で(軍用機)300機を動員している。上空で抵抗するには少なくとも120─130機が必要」
その話は、すでに出ていた。
が、ウクライナに、そんな大編隊を運用する能力はない(ウクライナ空軍の固定翼機は、練習機29機を含めても120機程度)。
「西側諸国が軍用機をすぐに供給できなくても 近隣のNATO加盟国から軍機を飛行させてロシアのミサイルを撃ち落とすことは可能だと述べた。」
これは、NATOをロシアとの直接戦闘に引きずり込む行為だ。
ミサイル対ミサイルで迎撃するわけにはいかない(未確認)。
ミサイルを運んでいる戦闘機や爆撃機を、空対空ミサイルで撃墜することになる。
んなことしなくても、地対空ミサイルを使えばいいわけで、そっちの方が効率もいいし、運用も簡単だ(そうなのかあ?)。
これまでも、そうやってロシア側の戦闘機や爆撃機を落としてきた。
相手だって、空対空ミサイル持ってるだろうから、こっちの航空機も撃墜される危険がある。
ウクライナの下請けで飛ばしても、ロシアに撃墜されれば自軍のパイロットが戦死することになる。
そもそも、運用する空港が自国内だから、ロシアの標的にされることは目に見えている。
ウクライナにしてみれば、どーせいずれはロシアとドンパチやることになるわけだから、有利に仕掛けられる(自国上空ではなく、ウクライナ上空を戦闘空域に出来る)状況で運用した方が得策だと言いたいんだろう。
アリ地獄に落ちたアリのように、ロシアとの戦争に引きずり込まれていく欧州・・・。
こんなヤバい提案に、欧州がおいそれと乗ってくるとは思えないが、ポーランド辺りは危ないかもしれない(未確認)。
ルーマニアだって、ゆくゆくは早期警戒管制機を上空で運用することになるだろうから、引きずり込まれる可能性はある。
ウクライナは、ロシアの攻撃を退けるためなら何でもアリだからな。
関が原で小早川秀秋の参戦を促すために、家康が松尾山に威嚇射撃したように、NATOを引きずり込むために逆に攻撃してくるかもしれない(松尾山への撃ちかけは、史実かどうか疑われてますけど)。
外交的「口撃」は、既に頻繁に行われている。
ウクライナのこうしたやり口は、いささか癇に障る気もするけど、国家の存在を脅かされれば、どの国も同じことをするに違いない。
ロシアなんて、人類を滅亡させてやるとうそぶいているしな。
やれやれ・・・。
ウクライナは、戦略的に、海外からの支援を受けてロシアとドンパチすることに決めた。
それを打ち切られれば、戦争を継続できない事は、初めから分かっている。
欧州単独では、それは不可能だと証明された。
米国単独でも、おそらくは続かない。
西側は、とんでもないことに手を出しちまったと気づき始めている。
(米国防長官 ウクライナ東部でのロシア軍の攻勢に危機感)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000350314.html
「我々は今、挑戦の時を迎えている。ロシア軍は今後数週間でさらに前進し、ウクライナとの国境に沿って、緩衝地帯を確保しようとするだろう。これは困難で危険な戦いだ」(アメリカのオースティン国防長官)
「これから数週間、数カ月が極めて重要だ」
「防空システムの提供などウクライナが必要とする軍事支援を各国が継続していくことの意義を強調」
ウクライナが必要としているのは、ロシア領内を攻撃できる西側兵器だ。
例えばこれとか・・・。
(B-2 (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/B-2_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)#%E6%A9%9F%E4%BD%93%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%A8%E6%90%AD%E8%BC%89%E6%A9%9F%E5%99%A8
「航続距離:約12,000km」
ホワイトマン空軍基地(ミズーリ州)からモスクワまでは8600kmくらいだからな。
余裕だ・・・。
或いは、こんなんでもいい。
(F/A-18E/F (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/F/A-18E/F_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
「航続距離:3,710km」
短いってえ?。
忘れちゃいけない。
これは空母に搭載される艦載機だ。
「近隣のNATO加盟国から軍機を飛行させてロシアのミサイルを撃ち落とすことは可能」(ロイター:再掲)
黒海上の空母から発進させれば、ウクライナ領空なんてケチなこと言わずに、ロシア領内をいくらでも攻撃できるだろう。
既に、ウクライナ軍はこの機種を米国に要求してるしな。
(ウクライナ、米にTHAADやF18戦闘機の供与要請=文書)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/24M7L2PTXRJCXEFBZOOQLXYY74-2023-12-07/
「ウクライナ国防省当局者は6日、米政府当局者や防衛産業幹部が出席してワシントンで開かれた非公開の会合で、必要とする兵器リストを提示した。」
「リストには既に供与を受けている米主力戦車エイブラムスや、これまでにも要請したF16戦闘機、長射程の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」などに加え、C17輸送機、C130輸送機、攻撃型ヘリコプター「アパッチ」、多目的ヘリ「ブラックホーク」などが含まれている。」
「さらにF18戦闘機、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)、ゼネラル・アトミックス製のドローン(無人機)3種も要請している。」
まあ、B-2はムリポでも、F/A-18E/F辺りは、リアルな話だ。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
過剰防衛とも取れる装備は、単にロシアを撃退するためだけじゃない。
核大国ロシアを屈服させ、未来永劫(少なくとも向こう数十年)二度とウクライナに進攻しようなどという気を起こさせないだけのダメージを与えるために必要なのだ。
そして、安全保障を形成するに当たっては、ウクライナ単独でもロシアを撃退できる装備を備えた軍隊を維持する必要がある(NATOは当てにならんからな)。
そのコストは、ウクライナだけでは到底負担しきれない。
ウクライナと個別に同盟を結んでいる各国は、ウクライナという国が存在し続ける限り、そのコストを負担し続けることになるのだ。
場合によっては、ロシアと直接ドンパチするリスクも、おそらく漏れなく付いてくるに違いない(いらないって!)。
余りにヤバ過ぎる話に、浮沈子はついていけない。
もちろん、次は弾道ミサイルをよこせと言う話になる(そうなのかあ?)。
制空権を確保しても、ロシア国内の軍事目標や重要経済目標を破壊しても、地上戦力の劣勢はカバーしきれるものではない。
戦略的に、ダメージを与える切り札が必要だ。
実際、ロシアは弾道ミサイルを使って、ウクライナ領内を日々攻撃しているからな。
これもまた、対称戦に持ち込む必要がある。
首都キエフを爆撃された回数と同等の報復を、モスクワに与えなければならない。
数百発の弾道ミサイルの供与が直ちに困難ならば、近隣のNATO諸国の発射基地や移動発射車両から攻撃することを提案するに違いないのだ。
どーする!?。
アリ地獄にますますハマっていく西側各国・・・。
ウクライナは、理不尽な侵略を受け、それに耐えて徹底抗戦を続けている。
全世界は、全てをウクライナに提供すべきだ(そうなのかあ?)。
ウクライナと犠牲を分かち合い、ロシアの攻撃に耐え、市民の犠牲も許容すべきだ(そんなあ!)。
全世界がロシアに宣戦布告するなら、ウクライナの勝利も見えてくる。
アリ地獄、みんなで落ちれば怖くない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
ちょっと興奮して書いてしまったんだが、初出のロイターの記事には気になることもある。
「ドンバスは非常に強力な(戦闘の)波に見舞われている」( ウクライナのゼレンスキー大統領)
「同地方のクラホフ、ポクロフスク、チャソフヤールで特に激しい戦闘が繰り広げられている」
チャシブヤールについては、正に激戦地だが、ポクロフシクは最前線からまだ20kmくらい離れているし、マリンカの北西10kmほどに位置するクラホフは、その手前にマクシミリアニフカという町があって、そこはまだ戦闘区域になっていない。
(クラホフ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Kurakhove
「この都市は露ウクライナ戦争の最前線から西に 10.0 キロメートル (6.2 マイル) の位置にあります。」(2014年頃の話)
現在は、5kmほどしか離れていない。
この距離では砲弾が届くし、報道されてはいないものの、何らかの被害が生じているのかもしれない。
が、少なくとも「激戦地」ではない。
本日時点では、2つ手前のヘオリフカが、戦闘地域に入っている。
つまり、ゼレンスキーは正確な情報を得ていないか、意図的に誤情報を西側報道機関に流しているということになる(そうなのかあ?)。
後者なら、まあ、こうして素人の浮沈子でさえ検証できるわけだから問題は少ないが、前者だとすればいささか懸念されるところだ。
このことは、ザルジニーの「膠着状態」発言を掲載した英誌エコノミストも気になるようで、航空万能論でも紹介されている。
(大統領執務室と戦場の溝、ゼレンスキーは正しい情報を受け取っていない)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/between-the-oval-office-and-the-battlefield-zelenskyy-is-not-receiving-the-correct-information/
「ゼレンスキー大統領は前線の状況を把握していない」(ウクライナ人将校や政府関係者)
「大金が防衛強化に投入されると信じていたが実際には無いもない。誰かが大統領に『この地域は要塞化されている』とデタラメを吹き込んだんだ。ボルチャンスクやストリレチャを再び奪還する?これは何だ?サボタージュか?愚かな窃盗か?この事態に誰が責任を負うのか?この地域を2年前に取り戻した軍人の殆どは生き残っていない。どうしてなんだ?」(諜報部隊の指揮官を務めるデニス・ヤロスラフスキー氏)
「大統領には耳障りの良い情報しか届けられていない」「もっと大統領は前線の状況に耳を傾けるべきだ」「プーチンと同じ書類中心のやり方を真似るべきではない」
例の砲弾潤沢発言もあるからな(時期的には、そっちが後ですが)。
「この数年の戦争で初めて全旅団から『砲弾がない』と不満を言われなくなった。(砲弾不足が解消された)状況は約2ヶ月間ほど続いている」(ゼレンスキー大統領)
「この発言は前線にいた軍人のほぼ全員を唖然とさせた」「前線の実情を知らない最高司令官は側近の間違った助言を口にしただけだ」(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏)
「ゼレンスキーは正しい情報を受け取っていないと感じているようだ」「少なくともゼレンスキーは将軍にそう怒鳴っている」(匿名の政府関係者)
「ウクライナ軍の精強さに関する楽観的な報道が住民避難に様々な問題を引き起こしている」「2022年に占領されたハルキウ州は他の地域よりも占領政策が緩やかだったため、再び占領されても自身の生活に大きな影響が出ないだろうと誤解している人も多い」(ハルキウの州当局者)
ロイターの報道は、むしろ、悲観的誤謬なんだが、それはそれで問題だ。
記事の内容が西側の支援に関わる話だから、危機を煽って支援を引き出そうとする情報戦ともいえる。
まあいい。
楽観論の方は、戦闘地域からの住民避難に直接の弊害をもたらしている。
「ロシア軍の再侵攻を受けてハルキウ州北東部では住民の避難が始まっているものの、生まれ育った土地や家から離れたくない、年金生活のため避難資金がないなど様々な理由から避難を拒否する高齢者も多く、対象者の親族、州、警察、軍関係者が粘り付く良く説得を続けているが、ハルキウ州北東部に住む75歳のウクライナ人男性は「これ以上悪くならないとテレビもラジオも言っている。ロシア軍は負けているし、増援も来るので敵はここまでやって来ない」と娘の説得に反論したらしい。」
ボルチャンスクでは、そうして残っていた高齢の住民を地下に閉じ込めて監禁し、その際に一人が死亡するという悲劇まで起こっている(現在、ウクライナ側で捜査中)。
組織の中で、正確な情報が漏れなく、必要なタイミングで指導者に届けられるかどうかは重要だ。
ドンパチしている国家においては、特にそうだ。
開戦当初、プーチンもまた、混乱の中に置かれていた。
イエスマンばっかし集めた弊害で、ウクライナ侵攻を決定したからな。
軍事的には、欠陥だらけの侵攻だったが、誤った状況判断でゴーサインを出した感じだ(情報関係のトップが更迭されちまったしな)。
まあ、どうでもいいんですが。
イケイケドンドンな状況の中では、そうした組織的欠陥が覆い隠され、結果オーライということになることもあるけど、現在のウクライナのように、ネガティブな状況に置かれている時のミスリードは致命的だ。
それでなくても、ゼレンスキー政権は、あの手この手を繰り出して、世界中から支援を集めることに熱心な集団だからな。
外相は、全てをよこせと恫喝している始末だ。
まあ、どうでもいいんですが。
正しい情報伝達の中での恣意的な情報発信であれば、その善悪はともかく、当事者が混乱して致命的な状況になることは避けられる可能性があるが、元ネタが正しく伝わってなければ、フォローしきれない話になる可能性が高い。
軍の最高司令官としてのウクライナの大統領職が、どの程度前線の状況を把握すべきなのかは知らない(シルスキー総司令官だって、全部知ってるわけじゃない)。
詳細を全て知ることは不可能だが、内外に情報を発信する際には、慎重であることを求められるだろう。
「執務室で受ける報告と前線の状況に異差が生じている」(ブログ管理人)
側近は、気を付けて見ていないとな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナにロシア領をもっと自由に攻撃させるべき リトアニア外相)
https://www.afpbb.com/articles/-/3520394
「ウクライナを支援する西側諸国は供与している兵器に付けた制限を解除し、ウクライナにもっと自由にロシア領内の標的を攻撃させるべきだと主張した。」(バルト3国リトアニアのガブリエリウス・ランズベルギス(Gabrielius Landsbergis)外相)
「また、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macro)仏大統領のウクライナに軍事教官を派遣する案を支持するとも述べた。」
供与兵器による越境攻撃と直接支援の拡大を求める。
バルト3国共通のスタンスだが、浮沈子的に注目したのはこれだな。
「まず自国がリトアニアに防空部隊を配備し、それから他の同盟諸国に輪番を務めるよう説得することで、フランスは実際にリーダー的地位を得ることができるだろう」
NATO第5条の空文化を避けるために、重層的な安全保障の枠組みを求めている。
欧州各国は、NATOのスキームによって、バルト3国の侵攻を機に自動的にアリ地獄に落ちる運命にある。
が、ウクライナ支援で見せた各国の足並みの乱れは、「自国だけはアリ地獄を免れたい」というご都合主義丸出しだ。
特に、フランスの独善が光る(そうなのかあ?)。
そのフランスを取り込んで、足抜け出来ないようにがんじがらめにしておきたいわけだ。
エストニアも、リトアニアも、最早、欧州がロシアと直接ドンパチすることは避けられないと見ている。
で、もちろん、自分たちが真っ先に餌食になるわけで、ウクライナがあっさり負けちまって、自分たちの番が回ってくるのが早まったりすることは可能な限り避けたい。
どーせ、いつかはドンパチするわけだから、多少リスクが増えたって、その間に少しでもロシアの戦力を削いでくれたり、欧州が軍備を増強する時間を稼いでくれた方が得策だ。
バルト3国とウクライナは一心同体。
ドイツやフランスは、もしかすると動かないかも知れないし、英国も怪しい。
欧州の結束なんて、絵に描いた餅で、当てにはならない。
ウクライナと同じで、リトアニアには後がないのだ。
欧州大戦争突入不可避だな。
自分たちでリスクを取って見せて、他の欧州諸国が追随することを期待する。
越境攻撃容認も、直接支援の拡大も、明日は我が身ならではの悲しい選択なわけだ。
が、浮沈子的に見れば、それこそがロシアの思うつぼということになる。
ウクライナという生餌に、まんまと食いついてきたわけで、まあ、多少規格外の小魚だけど、今度はこっちを生餌にして、もう少し大きな奴を狙おうということになる(そうなのかあ?)。
ここは、心を鬼にして、アリ地獄に落ちていくウクライナへの支援は限定的なものに留め、長期的に支援し続けるスタンスを取るのが正解だろう。
戦域がウクライナに留まるなら、越境攻撃もいいだろうが、提供国に及ぶようならやはり抑制すべきだろう。
ロシアは、何とか理由を付けて、ドンパチ始めたくてウズウズしてるわけだからな。
だが、バルト3国を止めることは出来ない。
彼らもまた、ウクライナ同様、国家の存続が掛かっているのだ。
で、結局どういうことになるかと言えば、ウクライナと同じように、ロシアに翻弄されて、その勢力圏に取り込まれていくことになる。
おそらく、ドンパチも限定的だろう(1年持たないに違いない)。
新たな線引きが行われ、東欧諸国を自国勢力圏に取り込んだロシアが、欧州大戦争の本番に向けて牙を研ぐことになる。
もう、ガチだからな。
鞘当ても、試し切りもない。
バルト3国は、もろ戦場となり、国家の存続どころではなくなるに違いない。
最悪だな・・・。
バルト3国がウクライナという生餌に食いついて、一緒になってアリ地獄に落ちることは確実だ。
ロシアの思うつぼだ。
それを止めることは誰にもできない。
ウクライナは、全世界がロシアに宣戦布告すれば、自国の存続と安全保障が手に入るという妄想に捉われている(そういうことかあ?)。
弾道ミサイルをロシアに向けて思いっきりぶっぱなしたい!(だって、ロシアはそうしてるしな:北朝鮮のミサイルまで!)。
対称戦を認めるということなら、西側は当然、弾道ミサイルを供与すべきだろう。
そうでなければ、理屈に合わない。
もちろん、戦略爆撃機も供与すべきだ。
だって、ロシアもそうしてるからな。
米国には、B-2がある。
直ちにウクライナに供与できないということなら(もちろん、ムリポ!)、近くの飛行場から飛ばしてもいい。
本国(ミズーリ州:ホワイトマン空軍基地)から飛ばしても、モスクワまで余裕で来られるからな。
戦闘機も120機から130機必要だそうだからな。
黒海に原子力空母を乗り入れて、F/A-18E/F(どっちでも)を発信させて、ミグと空中戦やってもらいたい。
イスラエルには、直接戦闘を提供しているのに、どーしてウクライナにはできないのか。
生餌は、元気なうちだけが使い時だ。
弱った生餌に、餌はやらない。
戦場で勝てないウクライナは、どこかでリリースされてしまうだけだ(そんなあ!)。
国家(間)に真の友人はいないと言ったのはだれだったっけ?(ドゴール)。
ギター弾いても、それは変わらない。
エストニアもリトアニアもたぶんラトビアも(未確認)、一蓮托生でウクライナを支援しながら、一方では厳しい要求を突き付けていくことになるだろう。
自国の存続が掛かっているからな。
西側による支援は複雑で、麗しい民主的手続きに満ちている。
それは、一方では強固で長期に渡る支援を保証するが、タイミングの遅れやちぐはぐな内容になるリスクを負っている。
ボタンの掛け違いやバスの乗り遅れは日常茶飯事。
供与兵器による越境攻撃禁止なんてのは、その最たるものかもしれない。
欧州は、リスクを取って身を切る支援を求められている。
どーせいつかはロシアとドンパチやることになるのだ。
そろそろ、そのリスクを織り込んだウクライナ支援を始めないとな・・・。
(インタビュー:ウクライナ、同盟国の支援加速・直接関与を働きかけ=ゼレンスキー氏)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/XASPP5J34ZINFKAT3EYO7S4TEM-2024-05-20/
「ロシア国境地帯やロシア領内のロシア軍事装備を西側同盟国から提供された兵器で攻撃できるよう同盟国と交渉している」
「今のところ、前向きな動きは何もない」
まあ、この話はこれまでも出ていたし、英国も米国も、外交的リップサービスに終始していることもあり、実質的な進展がないことは分かっている。
記事には出てこないが、マクロンの派兵発言や、エストニアの非戦闘部隊の派兵の話も、検討レベルの話で、具体な計画はない。
ぶっ飛んだのは、次のくだりだ。
「ウクライナ近隣の北大西洋条約機構(NATO)加盟国がウクライナ上空でロシア軍のミサイルを迎撃して防衛を支援することを提案。」
なんだってえ!?。
「ロシアはウクライナ領内で(軍用機)300機を動員している。上空で抵抗するには少なくとも120─130機が必要」
その話は、すでに出ていた。
が、ウクライナに、そんな大編隊を運用する能力はない(ウクライナ空軍の固定翼機は、練習機29機を含めても120機程度)。
「西側諸国が軍用機をすぐに供給できなくても 近隣のNATO加盟国から軍機を飛行させてロシアのミサイルを撃ち落とすことは可能だと述べた。」
これは、NATOをロシアとの直接戦闘に引きずり込む行為だ。
ミサイル対ミサイルで迎撃するわけにはいかない(未確認)。
ミサイルを運んでいる戦闘機や爆撃機を、空対空ミサイルで撃墜することになる。
んなことしなくても、地対空ミサイルを使えばいいわけで、そっちの方が効率もいいし、運用も簡単だ(そうなのかあ?)。
これまでも、そうやってロシア側の戦闘機や爆撃機を落としてきた。
相手だって、空対空ミサイル持ってるだろうから、こっちの航空機も撃墜される危険がある。
ウクライナの下請けで飛ばしても、ロシアに撃墜されれば自軍のパイロットが戦死することになる。
そもそも、運用する空港が自国内だから、ロシアの標的にされることは目に見えている。
ウクライナにしてみれば、どーせいずれはロシアとドンパチやることになるわけだから、有利に仕掛けられる(自国上空ではなく、ウクライナ上空を戦闘空域に出来る)状況で運用した方が得策だと言いたいんだろう。
アリ地獄に落ちたアリのように、ロシアとの戦争に引きずり込まれていく欧州・・・。
こんなヤバい提案に、欧州がおいそれと乗ってくるとは思えないが、ポーランド辺りは危ないかもしれない(未確認)。
ルーマニアだって、ゆくゆくは早期警戒管制機を上空で運用することになるだろうから、引きずり込まれる可能性はある。
ウクライナは、ロシアの攻撃を退けるためなら何でもアリだからな。
関が原で小早川秀秋の参戦を促すために、家康が松尾山に威嚇射撃したように、NATOを引きずり込むために逆に攻撃してくるかもしれない(松尾山への撃ちかけは、史実かどうか疑われてますけど)。
外交的「口撃」は、既に頻繁に行われている。
ウクライナのこうしたやり口は、いささか癇に障る気もするけど、国家の存在を脅かされれば、どの国も同じことをするに違いない。
ロシアなんて、人類を滅亡させてやるとうそぶいているしな。
やれやれ・・・。
ウクライナは、戦略的に、海外からの支援を受けてロシアとドンパチすることに決めた。
それを打ち切られれば、戦争を継続できない事は、初めから分かっている。
欧州単独では、それは不可能だと証明された。
米国単独でも、おそらくは続かない。
西側は、とんでもないことに手を出しちまったと気づき始めている。
(米国防長官 ウクライナ東部でのロシア軍の攻勢に危機感)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000350314.html
「我々は今、挑戦の時を迎えている。ロシア軍は今後数週間でさらに前進し、ウクライナとの国境に沿って、緩衝地帯を確保しようとするだろう。これは困難で危険な戦いだ」(アメリカのオースティン国防長官)
「これから数週間、数カ月が極めて重要だ」
「防空システムの提供などウクライナが必要とする軍事支援を各国が継続していくことの意義を強調」
ウクライナが必要としているのは、ロシア領内を攻撃できる西側兵器だ。
例えばこれとか・・・。
(B-2 (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/B-2_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)#%E6%A9%9F%E4%BD%93%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%A8%E6%90%AD%E8%BC%89%E6%A9%9F%E5%99%A8
「航続距離:約12,000km」
ホワイトマン空軍基地(ミズーリ州)からモスクワまでは8600kmくらいだからな。
余裕だ・・・。
或いは、こんなんでもいい。
(F/A-18E/F (航空機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/F/A-18E/F_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
「航続距離:3,710km」
短いってえ?。
忘れちゃいけない。
これは空母に搭載される艦載機だ。
「近隣のNATO加盟国から軍機を飛行させてロシアのミサイルを撃ち落とすことは可能」(ロイター:再掲)
黒海上の空母から発進させれば、ウクライナ領空なんてケチなこと言わずに、ロシア領内をいくらでも攻撃できるだろう。
既に、ウクライナ軍はこの機種を米国に要求してるしな。
(ウクライナ、米にTHAADやF18戦闘機の供与要請=文書)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/24M7L2PTXRJCXEFBZOOQLXYY74-2023-12-07/
「ウクライナ国防省当局者は6日、米政府当局者や防衛産業幹部が出席してワシントンで開かれた非公開の会合で、必要とする兵器リストを提示した。」
「リストには既に供与を受けている米主力戦車エイブラムスや、これまでにも要請したF16戦闘機、長射程の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」などに加え、C17輸送機、C130輸送機、攻撃型ヘリコプター「アパッチ」、多目的ヘリ「ブラックホーク」などが含まれている。」
「さらにF18戦闘機、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)、ゼネラル・アトミックス製のドローン(無人機)3種も要請している。」
まあ、B-2はムリポでも、F/A-18E/F辺りは、リアルな話だ。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
過剰防衛とも取れる装備は、単にロシアを撃退するためだけじゃない。
核大国ロシアを屈服させ、未来永劫(少なくとも向こう数十年)二度とウクライナに進攻しようなどという気を起こさせないだけのダメージを与えるために必要なのだ。
そして、安全保障を形成するに当たっては、ウクライナ単独でもロシアを撃退できる装備を備えた軍隊を維持する必要がある(NATOは当てにならんからな)。
そのコストは、ウクライナだけでは到底負担しきれない。
ウクライナと個別に同盟を結んでいる各国は、ウクライナという国が存在し続ける限り、そのコストを負担し続けることになるのだ。
場合によっては、ロシアと直接ドンパチするリスクも、おそらく漏れなく付いてくるに違いない(いらないって!)。
余りにヤバ過ぎる話に、浮沈子はついていけない。
もちろん、次は弾道ミサイルをよこせと言う話になる(そうなのかあ?)。
制空権を確保しても、ロシア国内の軍事目標や重要経済目標を破壊しても、地上戦力の劣勢はカバーしきれるものではない。
戦略的に、ダメージを与える切り札が必要だ。
実際、ロシアは弾道ミサイルを使って、ウクライナ領内を日々攻撃しているからな。
これもまた、対称戦に持ち込む必要がある。
首都キエフを爆撃された回数と同等の報復を、モスクワに与えなければならない。
数百発の弾道ミサイルの供与が直ちに困難ならば、近隣のNATO諸国の発射基地や移動発射車両から攻撃することを提案するに違いないのだ。
どーする!?。
アリ地獄にますますハマっていく西側各国・・・。
ウクライナは、理不尽な侵略を受け、それに耐えて徹底抗戦を続けている。
全世界は、全てをウクライナに提供すべきだ(そうなのかあ?)。
ウクライナと犠牲を分かち合い、ロシアの攻撃に耐え、市民の犠牲も許容すべきだ(そんなあ!)。
全世界がロシアに宣戦布告するなら、ウクライナの勝利も見えてくる。
アリ地獄、みんなで落ちれば怖くない・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
ちょっと興奮して書いてしまったんだが、初出のロイターの記事には気になることもある。
「ドンバスは非常に強力な(戦闘の)波に見舞われている」( ウクライナのゼレンスキー大統領)
「同地方のクラホフ、ポクロフスク、チャソフヤールで特に激しい戦闘が繰り広げられている」
チャシブヤールについては、正に激戦地だが、ポクロフシクは最前線からまだ20kmくらい離れているし、マリンカの北西10kmほどに位置するクラホフは、その手前にマクシミリアニフカという町があって、そこはまだ戦闘区域になっていない。
(クラホフ)
https://en.wikipedia.org/wiki/Kurakhove
「この都市は露ウクライナ戦争の最前線から西に 10.0 キロメートル (6.2 マイル) の位置にあります。」(2014年頃の話)
現在は、5kmほどしか離れていない。
この距離では砲弾が届くし、報道されてはいないものの、何らかの被害が生じているのかもしれない。
が、少なくとも「激戦地」ではない。
本日時点では、2つ手前のヘオリフカが、戦闘地域に入っている。
つまり、ゼレンスキーは正確な情報を得ていないか、意図的に誤情報を西側報道機関に流しているということになる(そうなのかあ?)。
後者なら、まあ、こうして素人の浮沈子でさえ検証できるわけだから問題は少ないが、前者だとすればいささか懸念されるところだ。
このことは、ザルジニーの「膠着状態」発言を掲載した英誌エコノミストも気になるようで、航空万能論でも紹介されている。
(大統領執務室と戦場の溝、ゼレンスキーは正しい情報を受け取っていない)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/between-the-oval-office-and-the-battlefield-zelenskyy-is-not-receiving-the-correct-information/
「ゼレンスキー大統領は前線の状況を把握していない」(ウクライナ人将校や政府関係者)
「大金が防衛強化に投入されると信じていたが実際には無いもない。誰かが大統領に『この地域は要塞化されている』とデタラメを吹き込んだんだ。ボルチャンスクやストリレチャを再び奪還する?これは何だ?サボタージュか?愚かな窃盗か?この事態に誰が責任を負うのか?この地域を2年前に取り戻した軍人の殆どは生き残っていない。どうしてなんだ?」(諜報部隊の指揮官を務めるデニス・ヤロスラフスキー氏)
「大統領には耳障りの良い情報しか届けられていない」「もっと大統領は前線の状況に耳を傾けるべきだ」「プーチンと同じ書類中心のやり方を真似るべきではない」
例の砲弾潤沢発言もあるからな(時期的には、そっちが後ですが)。
「この数年の戦争で初めて全旅団から『砲弾がない』と不満を言われなくなった。(砲弾不足が解消された)状況は約2ヶ月間ほど続いている」(ゼレンスキー大統領)
「この発言は前線にいた軍人のほぼ全員を唖然とさせた」「前線の実情を知らない最高司令官は側近の間違った助言を口にしただけだ」(ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏)
「ゼレンスキーは正しい情報を受け取っていないと感じているようだ」「少なくともゼレンスキーは将軍にそう怒鳴っている」(匿名の政府関係者)
「ウクライナ軍の精強さに関する楽観的な報道が住民避難に様々な問題を引き起こしている」「2022年に占領されたハルキウ州は他の地域よりも占領政策が緩やかだったため、再び占領されても自身の生活に大きな影響が出ないだろうと誤解している人も多い」(ハルキウの州当局者)
ロイターの報道は、むしろ、悲観的誤謬なんだが、それはそれで問題だ。
記事の内容が西側の支援に関わる話だから、危機を煽って支援を引き出そうとする情報戦ともいえる。
まあいい。
楽観論の方は、戦闘地域からの住民避難に直接の弊害をもたらしている。
「ロシア軍の再侵攻を受けてハルキウ州北東部では住民の避難が始まっているものの、生まれ育った土地や家から離れたくない、年金生活のため避難資金がないなど様々な理由から避難を拒否する高齢者も多く、対象者の親族、州、警察、軍関係者が粘り付く良く説得を続けているが、ハルキウ州北東部に住む75歳のウクライナ人男性は「これ以上悪くならないとテレビもラジオも言っている。ロシア軍は負けているし、増援も来るので敵はここまでやって来ない」と娘の説得に反論したらしい。」
ボルチャンスクでは、そうして残っていた高齢の住民を地下に閉じ込めて監禁し、その際に一人が死亡するという悲劇まで起こっている(現在、ウクライナ側で捜査中)。
組織の中で、正確な情報が漏れなく、必要なタイミングで指導者に届けられるかどうかは重要だ。
ドンパチしている国家においては、特にそうだ。
開戦当初、プーチンもまた、混乱の中に置かれていた。
イエスマンばっかし集めた弊害で、ウクライナ侵攻を決定したからな。
軍事的には、欠陥だらけの侵攻だったが、誤った状況判断でゴーサインを出した感じだ(情報関係のトップが更迭されちまったしな)。
まあ、どうでもいいんですが。
イケイケドンドンな状況の中では、そうした組織的欠陥が覆い隠され、結果オーライということになることもあるけど、現在のウクライナのように、ネガティブな状況に置かれている時のミスリードは致命的だ。
それでなくても、ゼレンスキー政権は、あの手この手を繰り出して、世界中から支援を集めることに熱心な集団だからな。
外相は、全てをよこせと恫喝している始末だ。
まあ、どうでもいいんですが。
正しい情報伝達の中での恣意的な情報発信であれば、その善悪はともかく、当事者が混乱して致命的な状況になることは避けられる可能性があるが、元ネタが正しく伝わってなければ、フォローしきれない話になる可能性が高い。
軍の最高司令官としてのウクライナの大統領職が、どの程度前線の状況を把握すべきなのかは知らない(シルスキー総司令官だって、全部知ってるわけじゃない)。
詳細を全て知ることは不可能だが、内外に情報を発信する際には、慎重であることを求められるだろう。
「執務室で受ける報告と前線の状況に異差が生じている」(ブログ管理人)
側近は、気を付けて見ていないとな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ウクライナにロシア領をもっと自由に攻撃させるべき リトアニア外相)
https://www.afpbb.com/articles/-/3520394
「ウクライナを支援する西側諸国は供与している兵器に付けた制限を解除し、ウクライナにもっと自由にロシア領内の標的を攻撃させるべきだと主張した。」(バルト3国リトアニアのガブリエリウス・ランズベルギス(Gabrielius Landsbergis)外相)
「また、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macro)仏大統領のウクライナに軍事教官を派遣する案を支持するとも述べた。」
供与兵器による越境攻撃と直接支援の拡大を求める。
バルト3国共通のスタンスだが、浮沈子的に注目したのはこれだな。
「まず自国がリトアニアに防空部隊を配備し、それから他の同盟諸国に輪番を務めるよう説得することで、フランスは実際にリーダー的地位を得ることができるだろう」
NATO第5条の空文化を避けるために、重層的な安全保障の枠組みを求めている。
欧州各国は、NATOのスキームによって、バルト3国の侵攻を機に自動的にアリ地獄に落ちる運命にある。
が、ウクライナ支援で見せた各国の足並みの乱れは、「自国だけはアリ地獄を免れたい」というご都合主義丸出しだ。
特に、フランスの独善が光る(そうなのかあ?)。
そのフランスを取り込んで、足抜け出来ないようにがんじがらめにしておきたいわけだ。
エストニアも、リトアニアも、最早、欧州がロシアと直接ドンパチすることは避けられないと見ている。
で、もちろん、自分たちが真っ先に餌食になるわけで、ウクライナがあっさり負けちまって、自分たちの番が回ってくるのが早まったりすることは可能な限り避けたい。
どーせ、いつかはドンパチするわけだから、多少リスクが増えたって、その間に少しでもロシアの戦力を削いでくれたり、欧州が軍備を増強する時間を稼いでくれた方が得策だ。
バルト3国とウクライナは一心同体。
ドイツやフランスは、もしかすると動かないかも知れないし、英国も怪しい。
欧州の結束なんて、絵に描いた餅で、当てにはならない。
ウクライナと同じで、リトアニアには後がないのだ。
欧州大戦争突入不可避だな。
自分たちでリスクを取って見せて、他の欧州諸国が追随することを期待する。
越境攻撃容認も、直接支援の拡大も、明日は我が身ならではの悲しい選択なわけだ。
が、浮沈子的に見れば、それこそがロシアの思うつぼということになる。
ウクライナという生餌に、まんまと食いついてきたわけで、まあ、多少規格外の小魚だけど、今度はこっちを生餌にして、もう少し大きな奴を狙おうということになる(そうなのかあ?)。
ここは、心を鬼にして、アリ地獄に落ちていくウクライナへの支援は限定的なものに留め、長期的に支援し続けるスタンスを取るのが正解だろう。
戦域がウクライナに留まるなら、越境攻撃もいいだろうが、提供国に及ぶようならやはり抑制すべきだろう。
ロシアは、何とか理由を付けて、ドンパチ始めたくてウズウズしてるわけだからな。
だが、バルト3国を止めることは出来ない。
彼らもまた、ウクライナ同様、国家の存続が掛かっているのだ。
で、結局どういうことになるかと言えば、ウクライナと同じように、ロシアに翻弄されて、その勢力圏に取り込まれていくことになる。
おそらく、ドンパチも限定的だろう(1年持たないに違いない)。
新たな線引きが行われ、東欧諸国を自国勢力圏に取り込んだロシアが、欧州大戦争の本番に向けて牙を研ぐことになる。
もう、ガチだからな。
鞘当ても、試し切りもない。
バルト3国は、もろ戦場となり、国家の存続どころではなくなるに違いない。
最悪だな・・・。
バルト3国がウクライナという生餌に食いついて、一緒になってアリ地獄に落ちることは確実だ。
ロシアの思うつぼだ。
それを止めることは誰にもできない。
ウクライナは、全世界がロシアに宣戦布告すれば、自国の存続と安全保障が手に入るという妄想に捉われている(そういうことかあ?)。
弾道ミサイルをロシアに向けて思いっきりぶっぱなしたい!(だって、ロシアはそうしてるしな:北朝鮮のミサイルまで!)。
対称戦を認めるということなら、西側は当然、弾道ミサイルを供与すべきだろう。
そうでなければ、理屈に合わない。
もちろん、戦略爆撃機も供与すべきだ。
だって、ロシアもそうしてるからな。
米国には、B-2がある。
直ちにウクライナに供与できないということなら(もちろん、ムリポ!)、近くの飛行場から飛ばしてもいい。
本国(ミズーリ州:ホワイトマン空軍基地)から飛ばしても、モスクワまで余裕で来られるからな。
戦闘機も120機から130機必要だそうだからな。
黒海に原子力空母を乗り入れて、F/A-18E/F(どっちでも)を発信させて、ミグと空中戦やってもらいたい。
イスラエルには、直接戦闘を提供しているのに、どーしてウクライナにはできないのか。
生餌は、元気なうちだけが使い時だ。
弱った生餌に、餌はやらない。
戦場で勝てないウクライナは、どこかでリリースされてしまうだけだ(そんなあ!)。
国家(間)に真の友人はいないと言ったのはだれだったっけ?(ドゴール)。
ギター弾いても、それは変わらない。
エストニアもリトアニアもたぶんラトビアも(未確認)、一蓮托生でウクライナを支援しながら、一方では厳しい要求を突き付けていくことになるだろう。
自国の存続が掛かっているからな。
西側による支援は複雑で、麗しい民主的手続きに満ちている。
それは、一方では強固で長期に渡る支援を保証するが、タイミングの遅れやちぐはぐな内容になるリスクを負っている。
ボタンの掛け違いやバスの乗り遅れは日常茶飯事。
供与兵器による越境攻撃禁止なんてのは、その最たるものかもしれない。
欧州は、リスクを取って身を切る支援を求められている。
どーせいつかはロシアとドンパチやることになるのだ。
そろそろ、そのリスクを織り込んだウクライナ支援を始めないとな・・・。
🐱欧州大戦争:川中島 ― 2024年05月21日 19:20
欧州大戦争:川中島
(ロシア攻撃キャンペーンの評価、2024 年 5 月 20 日)
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-may-20-2024
「ロシア軍は最近、ヴォフチャンスク、チャシフ・ヤル、アヴディウカ、ドネツク市付近、ザポリージャ州西部とドニプロ川デルタ地帯への進軍を確認した。」
最近、手抜きして太字のアブストラクトしか読まなくなっちまったISWレポート。
「ドニプロ川デルタ地帯への進軍」が気になって、ちょっと調べた。
「ロシア軍は最近、ドニプロ川デルタのヴェリキ・ポチョムキン島にかろうじて進軍した。 5月19日に公開された位置情報映像は、ロシア軍が最近ヴェリーキ・ポチョムキン島の南部に進軍したことを示している。ロシアの著名なミルブロガーは、ウクライナ軍が5月18日と19日にドニプロ川デルタのネストリハ島への足がかりを得ようとしたと主張した。」(IWS詳細)
(オストリフ・ヴェリキ・ポトムキン)
https://en.wikipedia.org/wiki/Ostriv_Velykyi_Potomkin
「2023年6月6日、ノヴァ・カホフカダムの崩壊の結果、オストリフ・ヴェリキ・ポトムキンはドニプロ川の下に部分的に水没し、双方の軍隊の撤退を余儀なくされ、それによって戦闘は一時的に終了した」
(軍事:ロシアはヘルソン州ネストリハ島の支配権回復を目指している:2024年5月6日)
https://kyivindependent.com/military-russia-trying-to-regain-control-of-nestryha-island/
「ロシア軍はヘルソン州で最近解放されたネストリハ島を奪回するために繰り返し攻撃を開始したと軍当局者が5月6日に発表した。」
「4月28日、オレクサンドル・シルシキー最高司令官は、ウクライナ軍がネストリハ島を制圧し、ヴェレテンスケ村近くまで進軍したと発表した。」
ISWの戦況マップでは、ネストリハ島はロシア軍の支配地域になっている。
ヴェレテンスケ村というのは、ヘルソン市側にある村だからな(今のところ、ウクライナ軍支配地域)。
なんか変・・・。
「ヘルソン州のドニプロ川デルタ地帯に位置するネストリハ島は、ロシア軍がウクライナ陣地への攻撃を開始するために利用してきたため、プレテンチュク氏は以前、ネストリハ島は「戦術的に重要」であると述べた。」(南部国防軍のドミトロ・プレテンチュク報道官)
ロシア軍が最近進軍したエリアとしては、デカい方だ。
ハルキウ方面に匹敵するかもしれない。
クリンキ方面は、相変わらずドニエプル川東岸に攻撃を掛けているというエクスキューズのためだけの戦闘が続いている。
「ロシアのミルブロガーは、ロシア第76VDV師団の部隊がザポリージャ州西部からヘルソン州東岸(左岸)のクリンキ地域に再配置されたという以前の主張を確認した。ロシアのミリブロガーは、ロシア第76VDV師団の一部がウクライナ軍をクリンキから追い出し、入植地を占領したと主張した。ロシアのミルブロガーは、一部のロシア情報筋がロシア軍が村を掃討していると主張しているにもかかわらず、ロシア軍はクリンキに対する完全な支配を再確立していないと指摘した。」
「クリンキ付近での陣地交戦は続き、ウクライナ軍参謀本部はドニプロ方面(ヘルソン方面としても知られる)へのロシアの攻撃の激しさが若干減少したことを観察した。」
「ISWは以前、ロシア軍が第76および第7VDV師団の部隊をザポリージャ州からウクライナ東部やヘルソン州を含む様々な新しい方向に再配置しているという未確認の報告を観察しており、多数のミルブロガーの主張は、第76VDV師団の少なくとも一部が再配置されたことを示唆している。」
ドニエプル川東岸では、何か動いている気がする。
ハルキウや東部戦線(チャシブヤールなど)の、ド派手な戦闘とは異なり、ショボい交戦が続いている。
ロシア軍は、必ずヘルソンを再占領する。
就任早々、苦渋の撤退を強いられたゲラシモフは、ハルキウとヘルソンを取り戻すことに拘りがあるに違いない(そうなのかあ?)。
アイシャルリターン・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
南部の支配は、ロシアにとって戦略的に極めて重要だ。
ウクライナにとっては死活問題だしな。
この地域での動きには、引き続き注目というところか・・・。
(ロシア攻撃キャンペーンの評価、2024 年 5 月 20 日)
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-may-20-2024
「ロシア軍は最近、ヴォフチャンスク、チャシフ・ヤル、アヴディウカ、ドネツク市付近、ザポリージャ州西部とドニプロ川デルタ地帯への進軍を確認した。」
最近、手抜きして太字のアブストラクトしか読まなくなっちまったISWレポート。
「ドニプロ川デルタ地帯への進軍」が気になって、ちょっと調べた。
「ロシア軍は最近、ドニプロ川デルタのヴェリキ・ポチョムキン島にかろうじて進軍した。 5月19日に公開された位置情報映像は、ロシア軍が最近ヴェリーキ・ポチョムキン島の南部に進軍したことを示している。ロシアの著名なミルブロガーは、ウクライナ軍が5月18日と19日にドニプロ川デルタのネストリハ島への足がかりを得ようとしたと主張した。」(IWS詳細)
(オストリフ・ヴェリキ・ポトムキン)
https://en.wikipedia.org/wiki/Ostriv_Velykyi_Potomkin
「2023年6月6日、ノヴァ・カホフカダムの崩壊の結果、オストリフ・ヴェリキ・ポトムキンはドニプロ川の下に部分的に水没し、双方の軍隊の撤退を余儀なくされ、それによって戦闘は一時的に終了した」
(軍事:ロシアはヘルソン州ネストリハ島の支配権回復を目指している:2024年5月6日)
https://kyivindependent.com/military-russia-trying-to-regain-control-of-nestryha-island/
「ロシア軍はヘルソン州で最近解放されたネストリハ島を奪回するために繰り返し攻撃を開始したと軍当局者が5月6日に発表した。」
「4月28日、オレクサンドル・シルシキー最高司令官は、ウクライナ軍がネストリハ島を制圧し、ヴェレテンスケ村近くまで進軍したと発表した。」
ISWの戦況マップでは、ネストリハ島はロシア軍の支配地域になっている。
ヴェレテンスケ村というのは、ヘルソン市側にある村だからな(今のところ、ウクライナ軍支配地域)。
なんか変・・・。
「ヘルソン州のドニプロ川デルタ地帯に位置するネストリハ島は、ロシア軍がウクライナ陣地への攻撃を開始するために利用してきたため、プレテンチュク氏は以前、ネストリハ島は「戦術的に重要」であると述べた。」(南部国防軍のドミトロ・プレテンチュク報道官)
ロシア軍が最近進軍したエリアとしては、デカい方だ。
ハルキウ方面に匹敵するかもしれない。
クリンキ方面は、相変わらずドニエプル川東岸に攻撃を掛けているというエクスキューズのためだけの戦闘が続いている。
「ロシアのミルブロガーは、ロシア第76VDV師団の部隊がザポリージャ州西部からヘルソン州東岸(左岸)のクリンキ地域に再配置されたという以前の主張を確認した。ロシアのミリブロガーは、ロシア第76VDV師団の一部がウクライナ軍をクリンキから追い出し、入植地を占領したと主張した。ロシアのミルブロガーは、一部のロシア情報筋がロシア軍が村を掃討していると主張しているにもかかわらず、ロシア軍はクリンキに対する完全な支配を再確立していないと指摘した。」
「クリンキ付近での陣地交戦は続き、ウクライナ軍参謀本部はドニプロ方面(ヘルソン方面としても知られる)へのロシアの攻撃の激しさが若干減少したことを観察した。」
「ISWは以前、ロシア軍が第76および第7VDV師団の部隊をザポリージャ州からウクライナ東部やヘルソン州を含む様々な新しい方向に再配置しているという未確認の報告を観察しており、多数のミルブロガーの主張は、第76VDV師団の少なくとも一部が再配置されたことを示唆している。」
ドニエプル川東岸では、何か動いている気がする。
ハルキウや東部戦線(チャシブヤールなど)の、ド派手な戦闘とは異なり、ショボい交戦が続いている。
ロシア軍は、必ずヘルソンを再占領する。
就任早々、苦渋の撤退を強いられたゲラシモフは、ハルキウとヘルソンを取り戻すことに拘りがあるに違いない(そうなのかあ?)。
アイシャルリターン・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
南部の支配は、ロシアにとって戦略的に極めて重要だ。
ウクライナにとっては死活問題だしな。
この地域での動きには、引き続き注目というところか・・・。
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