😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:NATO加盟断念2025年03月22日 19:46

欧州大戦争:ウクライナ戦線:NATO加盟断念


(ウクライナがNATO加盟断念と米特使主張)
https://nordot.app/1276126735302574225

「ゼレンスキー政権は北大西洋条約機構(NATO)に加盟できないことをほぼ認めた」(米国のウィットコフ中東担当特使)

今のところ、共同通信だけ。

大ニュースだな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(ゼレンスキー大統領、ウクライナがNATOに加盟しないことをほぼ認める:米国特使)
https://thefinancialexpress.com.bd/world/zelensky-largely-concedes-ukraine-wont-join-nato-us-envoy

「NATOに加盟しないつもりであることをほぼ認めている」(ゼレンスキー大統領とウクライナ大統領府長官のアンドリー・イェルマーク氏)

「もし和平協定が結ばれるなら、ウクライナはNATOに加盟できない。これは広く受け入れられていると思う」(ドナルド・トランプ米大統領の中東担当特使スティーブン・ウィトコフ氏)

「新華社によると、特使はまた、ウクライナ指導部が選挙の実施に同意したと主張したが、詳細は明らかにしなかった。」

おっと、選挙もか・・・。

「ウクライナで選挙が行われると思いますか?」(米国人ジャーナリストのタッカー・カールソン氏)

「はい、行われます。彼らはそれに合意しました。ウクライナで選挙が行われるでしょう」(ウィトコフ氏)

急転回だな・・・。

一方で、こんな報道もある。

(NATO加盟国でなくともウクライナに第5条の保護を与えることは未解決の問題である - トランプ大統領特使ウィトコフ氏)
https://www.pravda.com.ua/eng/news/2025/03/22/7504032/

「ヴィトコフ氏は、NATO条約第5条に規定されている集団防​​衛原則をウクライナに適用する可能性について議論が続いていると指摘」

イタリアのメローニが示唆していたやつだ。

「ウクライナがNATOに加盟していなくても、米国や欧州諸国から何らかの形でそれを得ることが可能かどうかについては、さまざまな議論がなされてきました。そして、それは議論の余地があると思います。」

「3月初め、イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、ウクライナが正式にNATOに加盟することなく、北大西洋条約第5条の適用範囲をウクライナに拡大することを提案した。彼女は、これがウクライナに長期的かつ効果的な安全保障をもたらし、ロシアの潜在的な脅しを暴くのに役立つと考えている。」

しかしなあ、NATO加盟国に対してさえ、第5条の発動が懸念されているのに、非加盟のウクライナが対象になったからと言って、その実効性については疑問の余地があり過ぎる気がするんだがな。

まあ、どうでもいいんですが。

NATO非加盟に代わるNATO第5条の発動付き何らかの安全保障策が、ロシアの説得材料になるとは思えない。

鼻であしらわれるのがオチなんじゃないのかあ?。

まあいい。

ウクライナプラウダは、幻を追いかけているような気がする。

(ウクライナは大統領選挙の実施に合意した - ウィトコフ)
https://censor.net/en/news/3542598/will-presidential-elections-be-held-in-ukraine

「ウクライナの選挙は実施される。国民はそれに合意した。ウォロディミル・ゼレンスキー氏は最善を尽くしていると思う」 (ドナルド・トランプ大統領の中東担当特別代表、スティーブ・ウィトコフ氏)

「今が彼にとって取引を成立させる最良の時期だ。トランプ大統領は彼に、これまでで最良の取引をさせることができるだろう」 「ロシアはゼレンスキー氏を「非合法」とみなしており、ウクライナが大統領選挙を実施するまでは同氏といかなる合意にも署名しない」(同上)

「ウクライナで大統領選挙を実施することは必要な措置であり、同国の指導部もこれに同意した。」

「Censor.NETによると、ドナルド・トランプ大統領の中東担当特別代表、スティーブ・ウィトコフ氏が アメリカ人ジャーナリストのタッカー・カールソン氏とのインタビューでこのように語った。」

「「ウクライナの選挙は実施される。国民はそれに合意した。ウォロディミル・ゼレンスキー氏は最善を尽くしていると思う」とヴィトコフ氏は語った。」

「しかし、期限については明らかにしなかった。ヴィトコフ氏は、ゼレンスキー大統領はウクライナの人口の4倍の核保有国と対峙しており、極めて困難な状況にあると指摘した。」

「念のため言っておくと、ドナルド・トランプ・ジュニア米大統領、その義理の息子ジャレッド・クシュナー氏、テレビ司会者のタッカー・カールソン氏、および米国中東担当特別代表のスティーブ・ウィトコフ氏は、ウクライナでの大統領選挙の実施についてウォロディミル・ゼレンスキー氏の政敵らと秘密裏に協議を行っている。」

まあ、そういうこともあるだろうな。

ゼレンスキー降ろしは、トランプ政権の至上命題だ。

確認しておこう。

ウクライナは、少なくとも名目上のNATO非加盟を呑んだ。

さらには、時期不明ではあるが、大統領選挙の実施にも同意した。

これらは、米国の停戦戦略上、極めて重要な要素だ。

この件、何か続報があればまた書く。

<さらに追加>ーーーーーーーーーー

続報じゃないんだが、「NATO加盟断念」でググったら、意外な時期の記事(AFP)がヒットした。

(ウクライナ大統領、NATO加盟断念も)
https://www.afpbb.com/articles/-/3394072

「2022年3月9日 13:00 発信地:ワシントンD.C./米国」

「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は7日、同国の北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念する可能性を示唆」

「だいぶ前にNATOにはウクライナを受け入れる覚悟がないと理解し、この問題を冷静に考えられるようになった」「NATOはロシアとのいざこざや対立を恐れている」「ひざまずいて何かを懇願する国」の大統領にはなりたくない」(ゼレンスキー氏)

うーん、そうすると、この3年間は一体何だったんだという気がするな。

こんな発言も・・・。

「これは最後通告ではない。われわれは最後通告をするつもりはない。やるべきことは、プーチン大統領が情報を遮断して引きこもるのをやめて、話し合いを始めることだ」

プーチンとは交渉しないと言ってたんじゃなかったっけえ?。

まあ、どうでもいいんですが。

状況としては、その後、NATO諸国が将来の加盟を不可逆的に認める発言をしたり、プーチンが大規模な侵攻を推し進めたりという経緯はあった。

が、侵攻当初の時期に、ゼレンスキー政権がNATO加盟を断念していたという事実は重要だな。

欧米は、現実的判断に至っていたウクライナを誑かし、武器を与え、機密情報を共有してロシアとドンパチし続けるようけしかけたわけだ(そうなのかあ?)。

米国の豹変、欧州の煮え切らない態度を経て、ウクライナはようやく現実に戻った。

第5条の単独適用がどうなるかは不明だが、米国が手を引きたがっているNATOへの加盟に固執したところで、得るものは少ないと見切ったのかも知れない。

停戦後の何らかの安全保障は必要だ。

停戦監視では不十分だろう。

浮沈子的には、米ロの関係正常化そのものが十分抑止力になると見ているけどな。

少なくとも、15万人(ポドリャクはそう言ってるけど)ものNATO構成国の軍隊を配置するなどという話はないだろう。

それは、停戦という名を借りた欧州の派兵そのものだ。

ロシアとしては、むしろ、停戦後は外国からの一切の軍事支援を断ち、ウクライナ軍を解体的に縮小したいわけだからな。

で、選挙を促し、新たな政権と交渉する。

今後の展開は、プーチンの望み通りになるだろう(そうなのかあ?)。

イスタンブール合意(合意してないって、ウクライナは言うだろうけど)から変わったことは、3年間で失われた領土と多くの兵士らの命、相互の不信と米国大統領というわけだ。

AFPの記事は、ちょっとショックだったな・・・。

<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー

(ウクライナ大統領選の実施、アメリカ特使「彼らは合意した」…詳細は明かさず)
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250322-OYT1T50179/

「ウィトコフ氏はロシアが一方的に併合したウクライナ東部と南部の4州で行われた「住民投票」の結果から、「圧倒的多数がロシアの統治を望んだ」との認識を示した。」

読売は、選挙のほかに、領土問題についても報じた(なぜかNATO加盟断念は報じず)。

ちょっと面白いな・・・。

<また追加>ーーーーーーーーーー

(米特使、ウクライナ和平交渉のカギは「領土問題」)
https://www.cnn.co.jp/usa/35230820.html

「住民はロシア語を話す。住民投票で圧倒的多数がロシアへの編入を望んでいる」(トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使)

「ロシアが占領し一方的に併合を宣言したウクライナ東部ドネツク、ルハンスク両州と南部ザポリージャ、ヘルソン両州に言及」(同上)

「これらの地域はロシアが事実上支配している。問題は、世界がロシア領だと認めるかどうか、ゼレンスキー(ウクライナ大統領)がこれを認めた場合に政治生命を維持できるかどうかだ」(同上)

つーことは、あれだな、米国は認めるつもりだということだ(そういうことかあ?)。

ビミョーな言い回しだが、つまりは、ゼレンスキーに領土割譲を認めさせることが出来れば、政治生命を奪うことが可能と見ているわけだ(そんなあ!)。

「占領されたウクライナ領土をロシア領とは認めない」(ゼレンスキー氏)

タマゴが先かニワトリが先か。

「プーチン氏が悪者だとは思わない」(ウィトコフ氏)

ロシアは先日、交渉担当だったキースケロッグを外させ、意のままに操れるウィトコフを据えさせた。

プーチンは、彼をリモコンにしてトランプを操る(そうなのかあ?)。

「ロシアの著名芸術家によるトランプ大統領の肖像画を贈られた」

どこに飾られるかは知らないが、立派な額に入れられることは間違いないだろう・・・。

(米特使 “ロシアの支配地域 世界が露の領土と認めるか焦点”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250323/k10014757721000.html

「トランプ大統領も21日、完全な停戦の実現後に領土の一部割譲を含む協定が結ばれる可能性を示唆」

「ウクライナは和平合意が実現すればNATO=北大西洋条約機構のメンバーにはなれないことをほぼ受け入れていると思う」(ウィトコフ特使)

N社は、読売と異なり、NATO加盟断念を報じている一方で、大統領選挙のことには触れていない。

面白いな・・・。

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