🚴自転車:フェラーリ号:前輪パンク修理 ― 2025年02月17日 09:38
自転車:フェラーリ号:前輪パンク修理
2日前に、乗ろうとしたら前輪の空気が抜けていた。
買い出しに行こうとしていたので、空気入れで給気し、とりあえず急場をしのいだんだが、翌朝、また抜けていた。
昨日、パンク修理キットの手持ちを探し(うーん、大捜索!)、バルブのムシを交換しようと思ってよく見たら、なんと、画鋲がタイヤに刺さったままになっていた(ガビョーン!)。
まあ、どうでもいいんですが。
バルブのムシは健在だったので、さっそくパンク修理に入る。
いつも、どこから漏れているかをマーキングするのに苦労するんだが、今回もなんも考えずに、テキトーにゴムパッチを貼り(この辺かな?)、バケツの水につけて位置を確認して貼りなおすという作業になった(2回も失敗!)。
タイヤをリムから外すのに手間取り(パンク修理キットのヘラの使い方を忘れている!)、1時間もかかったが、何とか無事に漏れは止まり、今朝も空気はパンパンに入っている。
やれやれ・・・。
ゴムパッチはまだ在庫があるから、今回のように漏れの箇所が分かりやすいパンクには対応できるだろう。
数年に1度のパンク修理。
その度に、朧げな記憶を頼りに苦労する。
タイヤの山はまだあるけど、ゴムがボロボロでひび割れている。
前輪のタイヤは、早めに交換した方がいいかもな・・・。
2日前に、乗ろうとしたら前輪の空気が抜けていた。
買い出しに行こうとしていたので、空気入れで給気し、とりあえず急場をしのいだんだが、翌朝、また抜けていた。
昨日、パンク修理キットの手持ちを探し(うーん、大捜索!)、バルブのムシを交換しようと思ってよく見たら、なんと、画鋲がタイヤに刺さったままになっていた(ガビョーン!)。
まあ、どうでもいいんですが。
バルブのムシは健在だったので、さっそくパンク修理に入る。
いつも、どこから漏れているかをマーキングするのに苦労するんだが、今回もなんも考えずに、テキトーにゴムパッチを貼り(この辺かな?)、バケツの水につけて位置を確認して貼りなおすという作業になった(2回も失敗!)。
タイヤをリムから外すのに手間取り(パンク修理キットのヘラの使い方を忘れている!)、1時間もかかったが、何とか無事に漏れは止まり、今朝も空気はパンパンに入っている。
やれやれ・・・。
ゴムパッチはまだ在庫があるから、今回のように漏れの箇所が分かりやすいパンクには対応できるだろう。
数年に1度のパンク修理。
その度に、朧げな記憶を頼りに苦労する。
タイヤの山はまだあるけど、ゴムがボロボロでひび割れている。
前輪のタイヤは、早めに交換した方がいいかもな・・・。
😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:停戦交渉:米ロ信頼醸成 ― 2025年02月17日 10:52
欧州大戦争:ウクライナ戦線:停戦交渉:米ロ信頼醸成
(米「4月20日までに停戦」意向、ウクライナ巡り 通信社)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB170OC0X10C25A2000000/
「「停戦」を4月20日の復活祭(イースター)までに実現したい」(トランプ政権)
「サウジアラビアでロシア側と協議を始める」(ウィットコフ中東担当特使)
「交渉は18日に行われる」(ロシア主要紙コメルサント)
「ウクライナは今回の米ロ協議には参加しない」
「ウィットコフ氏はFOXニュースのインタビューで、ウォルツ大統領補佐官と共に現地時間17日中にサウジに入ると明らかにした。ルビオ国務長官も訪問先のイスラエルからサウジへ向かう。」
動きは速い。
4月20日の停戦というのは、トランプ政権発足後90日ということになる。
期限として設定していた6か月よりも大幅に短いことになる(半分だな)。
欧州やウクライナはおいてけぼりだ。
「ウィットコフ氏はロシア側との初回協議について「信頼の構築」を主眼に置くと強調し「良い進展を得たい」と述べた。」
「今後数日間でロシアのプーチン大統領が和平にどれだけ真剣なのかを判断する」「交渉にウクライナが参加する段階ではない」「「真の交渉」に至ればウクライナや欧州も関与することになる」(ルビオ国務長官)
うーん、「関与」って何だろうな・・・。
まあいい。
現段階では、米ロの信頼醸成とプーチンの腹の内を確かめるのが先で、停戦条件などを話し合う段階じゃないということなわけだ。
だから、べつに蚊帳の外に置いているわけではないと言いたいんだろう。
「ウクライナ抜きの合意は受け入れられない」(ウクライナのイエルマーク大統領府長官)
「ロシア当局者との会談予定はない」(ゼレンスキー大統領)
しかしなあ、米国の先走りを、交渉の環境作りだから黙って見ていろと言われてもなあ・・・。
そこで、内々に停戦条件が詰められて、後々押し付けられたのではたまらない
既に、欧州は後始末を押し付けられることに決まっちまってるからな。
米軍は派兵しない(米国防長官が断言)。
平和維持軍は欧州(米国関係者全員)。
NATO加盟はない(トランプ)。
ゼレンスキーは、欧州軍の創設を提案したらしいが、まあ、不発だろうな。
(ポーランド外相、ゼレンスキーが呼びかけた欧州軍創設は実現しない)
https://grandfleet.info/european-region/polands-foreign-minister-says-zelenskys-call-for-european-army-will-not-come-to-fruition/
「正直に言おう。私達は欧州が直面する課題に米国がNOを突きつける可能性を否定出来なくなっている。これまでも多くの指導者が『欧州には独自の軍隊が必要だ』と言ってきたが、私はその時がやって来たと信じており、欧州は独自の軍を創設する必要がある」(ゼレンスキー大統領)
「NATOとは別の枠組みで各国の軍を統一運用する組織=欧州軍創設を指しており、フランスのマクロン大統領など一部の欧州指導者が提唱してきた構想」
「大半の国はNATOと役割りが重複するため欧州軍創設には否定的」
米国のNATO離脱がささやかれる中、どうなるかは分からいけど実現可能性は小さい。
「これが欧州諸国の軍隊を統合するものなら実現しない」「EUは欧州の防衛力強化を政策面で支援すべきだ」「NATO加盟国としての我々の義務はベラルーシと接した国境ラインを守ることで、ウクライナへのポーランド軍派遣はない」(ポーランドのシコルスキ外相)
それでなくても、有事の反応が鈍い民主的な国々が、30以上も集まって一斉に動こうというのがムリポというものだ。
米国が離脱した後の欧州の安全保障は、砂上の楼閣となる・・・。
「トランプ政権の登場で欧州の安全保障に転機が訪れており、欧州が独自の安全保障体制=欧州軍を創設する絶好のチャンスだ」(ゼレンスキー大統領)
「ゼレンスキーは欧州軍が米支援削減のギャップを埋めてくれることに期待している」(KyivIndependent)
我笛吹けど、汝ら踊らず。
「「世界や世論を焚きつけるゼレンスキー大統領の魔法」は効果を失っており、この手のアプローチを仕掛ければ仕掛けるほど「冷めた反応=現実的な反応」しか返ってこない。」(航空万能論ブログ管理人)
欧州が対応できるのは、数年から数十年掛けて構築される恒久的なスキームであって、数週間とか数か月で動く米国トランプ政権のダイナミズムには対応できない。
唯一出来ることがあるとすれば、何もしないという態度を示すだけだろう(そうなのかあ?)。
この停戦交渉で、時間という要素が極めて大きな影響を与えることが見えてきている。
4月20日までの停戦合意が可能かどうかは分からない。
欧州が参画(単なる「関与」じゃない!)することは出来ないし、ウクライナが望む条件で折り合うこともできないだろう。
米国の仲介は失敗に終わる公算が高い。
キースケロッグは、ミュンヘンで停戦プロセスを秘密裏に明かしたそうだが、ウルトラCは出ないだろう。
(米、停戦戦略を同盟国に提示 ポーランド外相明かす―ミュンヘン安保会議)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021600421&g=int
「トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ・ロシア担当)が同盟国に、ロシアとウクライナの停戦交渉に向けた戦略を提示」(ポーランドのシコルスキ外相:ロイター報道:未確認)
「ケロッグ氏が水面下で示した。シコルスキ氏は内容には触れなかったが、「型破り」と評価。」
「いくらか希望をもたらす。うまくいくことを願っている」(シコルスキ氏)
どうだかな・・・。
(米「4月20日までに停戦」意向、ウクライナ巡り 通信社)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB170OC0X10C25A2000000/
「「停戦」を4月20日の復活祭(イースター)までに実現したい」(トランプ政権)
「サウジアラビアでロシア側と協議を始める」(ウィットコフ中東担当特使)
「交渉は18日に行われる」(ロシア主要紙コメルサント)
「ウクライナは今回の米ロ協議には参加しない」
「ウィットコフ氏はFOXニュースのインタビューで、ウォルツ大統領補佐官と共に現地時間17日中にサウジに入ると明らかにした。ルビオ国務長官も訪問先のイスラエルからサウジへ向かう。」
動きは速い。
4月20日の停戦というのは、トランプ政権発足後90日ということになる。
期限として設定していた6か月よりも大幅に短いことになる(半分だな)。
欧州やウクライナはおいてけぼりだ。
「ウィットコフ氏はロシア側との初回協議について「信頼の構築」を主眼に置くと強調し「良い進展を得たい」と述べた。」
「今後数日間でロシアのプーチン大統領が和平にどれだけ真剣なのかを判断する」「交渉にウクライナが参加する段階ではない」「「真の交渉」に至ればウクライナや欧州も関与することになる」(ルビオ国務長官)
うーん、「関与」って何だろうな・・・。
まあいい。
現段階では、米ロの信頼醸成とプーチンの腹の内を確かめるのが先で、停戦条件などを話し合う段階じゃないということなわけだ。
だから、べつに蚊帳の外に置いているわけではないと言いたいんだろう。
「ウクライナ抜きの合意は受け入れられない」(ウクライナのイエルマーク大統領府長官)
「ロシア当局者との会談予定はない」(ゼレンスキー大統領)
しかしなあ、米国の先走りを、交渉の環境作りだから黙って見ていろと言われてもなあ・・・。
そこで、内々に停戦条件が詰められて、後々押し付けられたのではたまらない
既に、欧州は後始末を押し付けられることに決まっちまってるからな。
米軍は派兵しない(米国防長官が断言)。
平和維持軍は欧州(米国関係者全員)。
NATO加盟はない(トランプ)。
ゼレンスキーは、欧州軍の創設を提案したらしいが、まあ、不発だろうな。
(ポーランド外相、ゼレンスキーが呼びかけた欧州軍創設は実現しない)
https://grandfleet.info/european-region/polands-foreign-minister-says-zelenskys-call-for-european-army-will-not-come-to-fruition/
「正直に言おう。私達は欧州が直面する課題に米国がNOを突きつける可能性を否定出来なくなっている。これまでも多くの指導者が『欧州には独自の軍隊が必要だ』と言ってきたが、私はその時がやって来たと信じており、欧州は独自の軍を創設する必要がある」(ゼレンスキー大統領)
「NATOとは別の枠組みで各国の軍を統一運用する組織=欧州軍創設を指しており、フランスのマクロン大統領など一部の欧州指導者が提唱してきた構想」
「大半の国はNATOと役割りが重複するため欧州軍創設には否定的」
米国のNATO離脱がささやかれる中、どうなるかは分からいけど実現可能性は小さい。
「これが欧州諸国の軍隊を統合するものなら実現しない」「EUは欧州の防衛力強化を政策面で支援すべきだ」「NATO加盟国としての我々の義務はベラルーシと接した国境ラインを守ることで、ウクライナへのポーランド軍派遣はない」(ポーランドのシコルスキ外相)
それでなくても、有事の反応が鈍い民主的な国々が、30以上も集まって一斉に動こうというのがムリポというものだ。
米国が離脱した後の欧州の安全保障は、砂上の楼閣となる・・・。
「トランプ政権の登場で欧州の安全保障に転機が訪れており、欧州が独自の安全保障体制=欧州軍を創設する絶好のチャンスだ」(ゼレンスキー大統領)
「ゼレンスキーは欧州軍が米支援削減のギャップを埋めてくれることに期待している」(KyivIndependent)
我笛吹けど、汝ら踊らず。
「「世界や世論を焚きつけるゼレンスキー大統領の魔法」は効果を失っており、この手のアプローチを仕掛ければ仕掛けるほど「冷めた反応=現実的な反応」しか返ってこない。」(航空万能論ブログ管理人)
欧州が対応できるのは、数年から数十年掛けて構築される恒久的なスキームであって、数週間とか数か月で動く米国トランプ政権のダイナミズムには対応できない。
唯一出来ることがあるとすれば、何もしないという態度を示すだけだろう(そうなのかあ?)。
この停戦交渉で、時間という要素が極めて大きな影響を与えることが見えてきている。
4月20日までの停戦合意が可能かどうかは分からない。
欧州が参画(単なる「関与」じゃない!)することは出来ないし、ウクライナが望む条件で折り合うこともできないだろう。
米国の仲介は失敗に終わる公算が高い。
キースケロッグは、ミュンヘンで停戦プロセスを秘密裏に明かしたそうだが、ウルトラCは出ないだろう。
(米、停戦戦略を同盟国に提示 ポーランド外相明かす―ミュンヘン安保会議)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021600421&g=int
「トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ・ロシア担当)が同盟国に、ロシアとウクライナの停戦交渉に向けた戦略を提示」(ポーランドのシコルスキ外相:ロイター報道:未確認)
「ケロッグ氏が水面下で示した。シコルスキ氏は内容には触れなかったが、「型破り」と評価。」
「いくらか希望をもたらす。うまくいくことを願っている」(シコルスキ氏)
どうだかな・・・。
😼欧州大戦争:ウクライナ戦線:停戦の当事者 ― 2025年02月17日 23:39
欧州大戦争:ウクライナ戦線:停戦の当事者
(欧州、ウクライナ「頭越し」のトランプ交渉に衝撃 焦るゼレンスキー氏も便乗して叱咤)
https://www.sankei.com/article/20250217-24ZLHL4ATVOGRHDHI6DHXL6E5E/
「欧州は参加するのか」(司会者)
「答えはノーです」(ウクライナ・ロシア担当のケロッグ米特使)
「欧州のウクライナ支援額は米国を上回った」(司会者)
「正直に言う。あなたたちは実効力がなく、無残に失敗した。われわれは同じ道はたどらない」(ケロッグ氏)
15日の昼食会でのやりとりだそうだ。
やれやれ・・・。
さぞかし、美味な昼食だったろうな(そうなのかあ?)。
で、この欧州締め出し路線が頭にこびりついているところで、こんな発言が出てきている。
(米ロ外相、18日にサウジで協議 ウクライナは警戒姿勢)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NG23KUIYRZKZNHJN273LEMZXNY-2025-02-17/
「ラブロフ外相は、ロシアが実効支配しているウクライナへ領土につて譲歩する協議はしないと指摘。また、交渉の席で欧州が果たす役割はないと述べた。」(原文ママ)
浮沈子が注目したのは、ロシアも米国も、欧州を交渉の場に置かないことで一致している。
キースケロッグの発言は、もちろんウクライナ紛争の停戦に係わる話「全般」だが、ラブロフの発現はサウジでの両国高官の交渉に限ってのものだ。
サウジの高官交渉は、米ロの信頼醸成のためという位置づけだが(ホントかあ?)、ケロッグはあらゆる段階で欧州の関与を露骨に排除しようとしている(そうなのかあ?)。
船頭多くして船山に上るというわけだ。
おまいら、黙って見てろ!。
欧州外しのスキームは、おそらく米ロの合意事項に違いない。
本格交渉が始まれば関与させるという話もあるけど、その時には手遅れな状態だろう。
ウクライナですら、この「予備交渉」に顔出しできない。
この戦争が、どことどことの戦いだったかを象徴するような話だ。
「欧州のウクライナ支援額は米国を上回った」(再掲)
そういう問題じゃないんだがな・・・。
まあいい。
米国の支援は打ち切られる。
ウクライナに対してだけではなく、やがては欧州に対しても同じ事になる。
「現状打開に向けた具体的な提案は皆無」(産経)
ゼレンスキーは、ここぞとばかりに欧州軍構想をぶち上げたけど、不発に終わることは目に見えている。
「欧州各国軍を統一するなど、ありえない」(ポーランドのシコルスキ外相)
この話は既にふれた。
欧州もウクライナも、この紛争の真の当事者ではない。
ウクライナ外しとか、欧州外しなんかじゃない。
元から当事者能力を持たなかっただけの話だ(そんなあ!)。
代理戦争を戦った国と、その代理戦争に金をつぎ込んだ国というだけの話だ。
「欧州のウクライナ支援額は米国を上回った」(またまた再掲)
そういう問題じゃないんだがな・・・。
戦争の継続なのか、停戦するのかは、真の当事者が決める。
いや、真の当事者「だけ」で決める。
今起きていることを理解するための唯一の視点だろう(たぶん)。
良し悪しの問題じゃないし、正義と不正義の問題でもない。
最悪なのはもちろんロシアだろうし、米国が手のひら返したのだって、それに劣らず許しがたいだろうけど、んじゃあ、米国相手にドンパチやるかと言えば、テロを含めて第二次世界大戦後に挑んだ国は限られている。
まあ、ウクライナがロシアになって、パルチザンをどこかの国が抱え込めば、トランプ暗殺くらいは試みるかもしれないけどな。
(ウクライナは「ロシアになるかも」 トランプ米大統領発言)
https://www.cnn.co.jp/usa/35229297.html
「彼ら(ウクライナ)は取引するかもしれないし、取引しないかもしれない。彼らはいつかロシアになるかもしれないし、ロシアにならないかもしれない」(米国のドナルド・トランプ大統領)
「ウクライナのかなりの部分がロシアになることを望んでいる。事実として、既にロシアになっている(ことは否定できない)」(ロシア政府のドミトリー・ぺスコフ報道官)
「彼らはレアアース(希土類)や石油、ガスなどに関してとてつもなく貴重な土地を持っている。私は我々の金を確保したい」「私は、例えば5000億ドル相当のレアアースなど、相応を望むと伝えた。彼らは基本的に同意したので、我々は少なくとも馬鹿な思いをせずに済む。そうでなければ我々は馬鹿者だ。我々も得るものが必要だと私は告げた。このままこの金を払い続けるわけにはいかない」(トランプ)
いやいや、もう、何と言うか、言葉にならない。
もしかすると、仮に欧州軍が結成されたとしても、戦う相手はロシアだけじゃないかも知れないな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーー
いくつか気になる報道があって、上記の見立てと併せて、浮沈子の頭の中で妄想の暴風雨が吹き荒れている。
(“ロシア大統領府がトランプ大統領報道控えるよう指示”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250216/k10014723911000.html
「大統領府がロシアメディアに対し、今後の米ロの交渉などについて国民に過度に楽観的な期待を抱かせないよう管理するよう指示」(関係者)
素直に読めば、停戦を求める世論が過熱してウクライナ紛争(特別軍事作戦?)や、ひいてはプーチン政権への批判に繋がることを避けたい意向があるからと捉えられなくもない。
停戦交渉は長期化する可能性があり、その間はウクライナ戦線で十分な圧力をかけ続けなければならず、クルスクの奪還も進めなければならないからな。
しかし、別の見方をすれば、文字通り戦闘の長期化、停戦の失敗、戦線の更なる拡大(欧州戦線)の可能性に備えるためとも受け取れる。
ひょっとしたら、ウクライナ戦線を維持したまま、シームレスに欧州大戦争に繋がるのではないのか(そうなのかあ?)。
(ロシア元首相“米ロ首脳 思惑に隔たり 交渉は困難なものに”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250217/k10014725021000.html
「トランプ大統領や彼の政権は、プーチン大統領の交渉の目的をよく理解しているとは思えない」「ソビエト時代のように2つの大国で世界の運命を決めたいと考えている」「今後数か月で合意に達するとは思えない」(プーチン大統領の1期目に首相を務めたカシヤノフ氏)
「ロシアはウクライナに比べ人的資源や財政的・経済的資源において大きくまさっている。プーチン大統領は欧米がウクライナを支援したとしても、この消耗戦に勝利し、ウクライナを従属させることができると信じている」(同上)
まあ、これはこれで一つの可能性としては残っているけど、停戦してワンクッション置いた方がロシアにとっては有利という話もあるからな(それ自体が怪しい・・・)。
まあいい。
(西側諸国の存続には「自国優先」が不可欠=米下院議長)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/LSLZVW3WINOSRPHMMHRFOTWSJQ-2025-02-17/
「米国の外交政策は国益を中心に据えて初めて「強さとリーダーシップ」を維持できる」(ジョンソン米下院議長)
「近隣の世話をする前に、まず自分の家の世話をしなければならないと各国が認識するのは常識だ」「われわれは米国をより安全で、より強く、より繁栄したものにするべく努めるとともに、全ての友好国と同盟国に対し、自国のために同じことを行うよう奨励する。西側諸国の存続はこれにかかっている」(同上)
1年前、トランプの意向を受けて、ジョンソンは下院におけるウクライナ予算の審議を数か月に渡って止めた張本人だ。
彼の発言は、トランプ大統領の腹の内を読む参考になる。
浮沈子的には「西側諸国の存続」というところで引っかかった。
「全ての友好国と同盟国に対し、自国のために同じことを行うよう奨励」というのも気になる。
もしかするともしかして、トランプは欧州をメニューに載せようと本気で考えているのではないか。
しかも、ウクライナ停戦は目的ではなく、そのための手段だとしたら?。
もちろん、米国は自国の国益で動いている。
では、米国の国益とは何か。
核大国ロシアとの緊張を緩和し、世界中で自国の権益を維持拡張することだろう。
急速に影響力を増してきている中国と対峙するためにも、ロシアとの緊張緩和は重要かつ速やかに行わなければならない(ロシアと中国との結びつきを、これ以上強固にさせないためにも必要だしな)。
現在のロシアとの冷え切った関係を打開するためには、何らかの手土産が必要だ。
そりゃあ、ウクライナを差し出すというのが最も手っ取り早いだろうけど、ロシアが自前で獲得できるものを、恩着せがましく差し出したところで有難味はない。
もっと、こう、大きくて食べ応えのあるエサでなければ食いついては来ない。
欧州を与えると約束すれば、ロシアはウクライナとの停戦にだって応じるだろう(停戦それ自体は、必ずしもロシアにとってメリットじゃないからな)。
が、そんなことが出来るんだろうか?。
(欧州派遣軍がロシアの攻撃受ければどうする、米国が詳細要求)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-17/SRTSX7T1UM0W00
「欧州の同盟国がウクライナへの安全保障提供と将来のロシア抑止にどのように寄与できるのか、詳細を求めている。」
「平和的な解決策の一部として欧州諸国がウクライナに派兵することにどの程度意欲的なのか知りたい考え。その実現に必要だと欧州側が考えている米国の支援や、ウクライナの交渉上の立場を強化するために現時点で欧州に何ができるのかについても、把握したい意向」
ウクライナへの欧州各国の派兵というのは、どういう名目であれ、ロシアにとっては好ましからざる事態のはずだ。
停戦して、欧州の軍隊をウクライナに入れ、なおかつロシアが有利になり、米国と縒りを戻すなどという話は通常ではありえない。
ロシアが欧州に攻め込み、ウクライナに派兵した欧州の防衛線が手薄になり、そこに米軍の関与がなく、特に欧州に展開する核兵器が機能しなくなるということなら話は別だ。
(コラム:アングル:安全保障で正念場迎えた欧州、団結が唯一の道)
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/MHDW4LEOB5JULAKRFPBATXEUXE-2025-02-17/
「最も厄介なのは、欧州が防衛面で米国を当てにできなくなっても「核の傘」に入り続けられるかという問題だ。フランスと英国は独自の核戦力を持つが、ロシアが他の欧州諸国を攻撃しても、両国がそのために積極的に核兵器を使うかどうかは極めて不確実」
ワオッ!。
記事は、欧州が自衛出来たらという仮定の話だが、そうでなければ猶更だ。
ウクライナに軍を送り、米国からはしごを外され、軍事的に売り物になっている欧州をロシアが買う。
もちろん、無償じゃない。
ドンパチやれば、血で贖うことになる。
欧州は、停戦状況にあるウクライナから兵を引き上げて欧州戦線を手当てするだろうか?。
そうは出来ないだろう。
ウクライナは、欧州にとってクルスクと似たような位置づけになるだろう。
引くに引けない足枷だ。
んなとこに兵力展開しなきゃよかったのに・・・。
やれやれ・・・。
米国は、欧州に武器弾薬を支援するかもしれない。
もちろん、タダじゃない。
支払い能力がないウクライナと違って、金は唸るほどあるからな。
が、武器の売却は米国のさじ加減でどうにでもなる。
制御可能だ。
これじゃあ、まるでウクライナ紛争の欧州版じゃないか。
戦争は金になる。
それ自体が消費行為だし、破壊を伴うから復興需要も生む。
武器を使って行うスクラップ&ビルドだ(コスパ悪いけど)。
もちろん、平和の元で商売した方がいいに決まっているが、定期的に兵器も更新しなけりゃならないしな。
ただ捨てるのはもったいない(そういうことかあ?)。
ああっ、今朝(2月18日朝)は、ワケワカの妄想が止まらない・・・。
確認しておこう。
ウクライナ紛争の停戦交渉から欧州が外されているのは、欧州がテーブルについているのではなく、メニューに載っているからだ。
ウクライナの停戦は実現するかもしれないが、その代償は欧州が身体で払うことになる。
米国の支援が完全に絶たれることはない。
心配には及ばない。
が、それは制御され、しかも有償だ。
金を払えば平和を買うことが出来るかもしれない。
(【解説】 欧州は団結してトランプ氏を説得できるのか ウクライナの未来に自分たちは重要だと)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cm212vqy10no
「欧州の指導者たちは、停戦をめぐる交渉にウクライナを直接参加させるよう強く求めている。前々から、「ウクライナ抜きで、ウクライナに関する決定は出せない」との見解を維持している。
しかし、欧州にとってはそれ以上に重要なことがある。
それは、トランプ政権が欧州のパートナーたちとの関係も、その防衛も優先していないという、恐ろしくも、全く予想外とは言えない厳しい現実だ。」
「ロシアが合意条件を破った場合、欧州の兵士がロシアと直接戦うことになるのか。そうなった場合、アメリカは支援してくれるのか。」
「アメリカが安全保障という点において、ウクライナから、そして欧州のより広範囲から目を背けるつもりでいるなら、欧州はいずれにしても、自分たちの防衛体制を大幅に強化する必要がある」
「ドナルド・トランプ氏が欧州に注目していないとしても、ウラジーミル・プーチン氏は確実に注視している。」
BBCは、欧州の中から真の答えを探っている。
欧州防衛についての当事者でもあり、それに関する溢れる情報に圧倒されながら、ひょっとしたら米国が欧州を餌にしてロシアを釣ろうとしているのではないかと薄々感づいている。
ウクライナに派兵し、停戦後の条件を整え、停戦を維持することが欧州に課せられた役割だが、その先に何があるのかは見通せない。
ウクライナへの派兵は両刃の剣だ。
米国に見捨てらるだけならまだいいが、ロシアを釣るエサにされたのでは堪らんからな・・・。
(欧州、ウクライナ「頭越し」のトランプ交渉に衝撃 焦るゼレンスキー氏も便乗して叱咤)
https://www.sankei.com/article/20250217-24ZLHL4ATVOGRHDHI6DHXL6E5E/
「欧州は参加するのか」(司会者)
「答えはノーです」(ウクライナ・ロシア担当のケロッグ米特使)
「欧州のウクライナ支援額は米国を上回った」(司会者)
「正直に言う。あなたたちは実効力がなく、無残に失敗した。われわれは同じ道はたどらない」(ケロッグ氏)
15日の昼食会でのやりとりだそうだ。
やれやれ・・・。
さぞかし、美味な昼食だったろうな(そうなのかあ?)。
で、この欧州締め出し路線が頭にこびりついているところで、こんな発言が出てきている。
(米ロ外相、18日にサウジで協議 ウクライナは警戒姿勢)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/NG23KUIYRZKZNHJN273LEMZXNY-2025-02-17/
「ラブロフ外相は、ロシアが実効支配しているウクライナへ領土につて譲歩する協議はしないと指摘。また、交渉の席で欧州が果たす役割はないと述べた。」(原文ママ)
浮沈子が注目したのは、ロシアも米国も、欧州を交渉の場に置かないことで一致している。
キースケロッグの発言は、もちろんウクライナ紛争の停戦に係わる話「全般」だが、ラブロフの発現はサウジでの両国高官の交渉に限ってのものだ。
サウジの高官交渉は、米ロの信頼醸成のためという位置づけだが(ホントかあ?)、ケロッグはあらゆる段階で欧州の関与を露骨に排除しようとしている(そうなのかあ?)。
船頭多くして船山に上るというわけだ。
おまいら、黙って見てろ!。
欧州外しのスキームは、おそらく米ロの合意事項に違いない。
本格交渉が始まれば関与させるという話もあるけど、その時には手遅れな状態だろう。
ウクライナですら、この「予備交渉」に顔出しできない。
この戦争が、どことどことの戦いだったかを象徴するような話だ。
「欧州のウクライナ支援額は米国を上回った」(再掲)
そういう問題じゃないんだがな・・・。
まあいい。
米国の支援は打ち切られる。
ウクライナに対してだけではなく、やがては欧州に対しても同じ事になる。
「現状打開に向けた具体的な提案は皆無」(産経)
ゼレンスキーは、ここぞとばかりに欧州軍構想をぶち上げたけど、不発に終わることは目に見えている。
「欧州各国軍を統一するなど、ありえない」(ポーランドのシコルスキ外相)
この話は既にふれた。
欧州もウクライナも、この紛争の真の当事者ではない。
ウクライナ外しとか、欧州外しなんかじゃない。
元から当事者能力を持たなかっただけの話だ(そんなあ!)。
代理戦争を戦った国と、その代理戦争に金をつぎ込んだ国というだけの話だ。
「欧州のウクライナ支援額は米国を上回った」(またまた再掲)
そういう問題じゃないんだがな・・・。
戦争の継続なのか、停戦するのかは、真の当事者が決める。
いや、真の当事者「だけ」で決める。
今起きていることを理解するための唯一の視点だろう(たぶん)。
良し悪しの問題じゃないし、正義と不正義の問題でもない。
最悪なのはもちろんロシアだろうし、米国が手のひら返したのだって、それに劣らず許しがたいだろうけど、んじゃあ、米国相手にドンパチやるかと言えば、テロを含めて第二次世界大戦後に挑んだ国は限られている。
まあ、ウクライナがロシアになって、パルチザンをどこかの国が抱え込めば、トランプ暗殺くらいは試みるかもしれないけどな。
(ウクライナは「ロシアになるかも」 トランプ米大統領発言)
https://www.cnn.co.jp/usa/35229297.html
「彼ら(ウクライナ)は取引するかもしれないし、取引しないかもしれない。彼らはいつかロシアになるかもしれないし、ロシアにならないかもしれない」(米国のドナルド・トランプ大統領)
「ウクライナのかなりの部分がロシアになることを望んでいる。事実として、既にロシアになっている(ことは否定できない)」(ロシア政府のドミトリー・ぺスコフ報道官)
「彼らはレアアース(希土類)や石油、ガスなどに関してとてつもなく貴重な土地を持っている。私は我々の金を確保したい」「私は、例えば5000億ドル相当のレアアースなど、相応を望むと伝えた。彼らは基本的に同意したので、我々は少なくとも馬鹿な思いをせずに済む。そうでなければ我々は馬鹿者だ。我々も得るものが必要だと私は告げた。このままこの金を払い続けるわけにはいかない」(トランプ)
いやいや、もう、何と言うか、言葉にならない。
もしかすると、仮に欧州軍が結成されたとしても、戦う相手はロシアだけじゃないかも知れないな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーー
いくつか気になる報道があって、上記の見立てと併せて、浮沈子の頭の中で妄想の暴風雨が吹き荒れている。
(“ロシア大統領府がトランプ大統領報道控えるよう指示”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250216/k10014723911000.html
「大統領府がロシアメディアに対し、今後の米ロの交渉などについて国民に過度に楽観的な期待を抱かせないよう管理するよう指示」(関係者)
素直に読めば、停戦を求める世論が過熱してウクライナ紛争(特別軍事作戦?)や、ひいてはプーチン政権への批判に繋がることを避けたい意向があるからと捉えられなくもない。
停戦交渉は長期化する可能性があり、その間はウクライナ戦線で十分な圧力をかけ続けなければならず、クルスクの奪還も進めなければならないからな。
しかし、別の見方をすれば、文字通り戦闘の長期化、停戦の失敗、戦線の更なる拡大(欧州戦線)の可能性に備えるためとも受け取れる。
ひょっとしたら、ウクライナ戦線を維持したまま、シームレスに欧州大戦争に繋がるのではないのか(そうなのかあ?)。
(ロシア元首相“米ロ首脳 思惑に隔たり 交渉は困難なものに”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250217/k10014725021000.html
「トランプ大統領や彼の政権は、プーチン大統領の交渉の目的をよく理解しているとは思えない」「ソビエト時代のように2つの大国で世界の運命を決めたいと考えている」「今後数か月で合意に達するとは思えない」(プーチン大統領の1期目に首相を務めたカシヤノフ氏)
「ロシアはウクライナに比べ人的資源や財政的・経済的資源において大きくまさっている。プーチン大統領は欧米がウクライナを支援したとしても、この消耗戦に勝利し、ウクライナを従属させることができると信じている」(同上)
まあ、これはこれで一つの可能性としては残っているけど、停戦してワンクッション置いた方がロシアにとっては有利という話もあるからな(それ自体が怪しい・・・)。
まあいい。
(西側諸国の存続には「自国優先」が不可欠=米下院議長)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/LSLZVW3WINOSRPHMMHRFOTWSJQ-2025-02-17/
「米国の外交政策は国益を中心に据えて初めて「強さとリーダーシップ」を維持できる」(ジョンソン米下院議長)
「近隣の世話をする前に、まず自分の家の世話をしなければならないと各国が認識するのは常識だ」「われわれは米国をより安全で、より強く、より繁栄したものにするべく努めるとともに、全ての友好国と同盟国に対し、自国のために同じことを行うよう奨励する。西側諸国の存続はこれにかかっている」(同上)
1年前、トランプの意向を受けて、ジョンソンは下院におけるウクライナ予算の審議を数か月に渡って止めた張本人だ。
彼の発言は、トランプ大統領の腹の内を読む参考になる。
浮沈子的には「西側諸国の存続」というところで引っかかった。
「全ての友好国と同盟国に対し、自国のために同じことを行うよう奨励」というのも気になる。
もしかするともしかして、トランプは欧州をメニューに載せようと本気で考えているのではないか。
しかも、ウクライナ停戦は目的ではなく、そのための手段だとしたら?。
もちろん、米国は自国の国益で動いている。
では、米国の国益とは何か。
核大国ロシアとの緊張を緩和し、世界中で自国の権益を維持拡張することだろう。
急速に影響力を増してきている中国と対峙するためにも、ロシアとの緊張緩和は重要かつ速やかに行わなければならない(ロシアと中国との結びつきを、これ以上強固にさせないためにも必要だしな)。
現在のロシアとの冷え切った関係を打開するためには、何らかの手土産が必要だ。
そりゃあ、ウクライナを差し出すというのが最も手っ取り早いだろうけど、ロシアが自前で獲得できるものを、恩着せがましく差し出したところで有難味はない。
もっと、こう、大きくて食べ応えのあるエサでなければ食いついては来ない。
欧州を与えると約束すれば、ロシアはウクライナとの停戦にだって応じるだろう(停戦それ自体は、必ずしもロシアにとってメリットじゃないからな)。
が、そんなことが出来るんだろうか?。
(欧州派遣軍がロシアの攻撃受ければどうする、米国が詳細要求)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-17/SRTSX7T1UM0W00
「欧州の同盟国がウクライナへの安全保障提供と将来のロシア抑止にどのように寄与できるのか、詳細を求めている。」
「平和的な解決策の一部として欧州諸国がウクライナに派兵することにどの程度意欲的なのか知りたい考え。その実現に必要だと欧州側が考えている米国の支援や、ウクライナの交渉上の立場を強化するために現時点で欧州に何ができるのかについても、把握したい意向」
ウクライナへの欧州各国の派兵というのは、どういう名目であれ、ロシアにとっては好ましからざる事態のはずだ。
停戦して、欧州の軍隊をウクライナに入れ、なおかつロシアが有利になり、米国と縒りを戻すなどという話は通常ではありえない。
ロシアが欧州に攻め込み、ウクライナに派兵した欧州の防衛線が手薄になり、そこに米軍の関与がなく、特に欧州に展開する核兵器が機能しなくなるということなら話は別だ。
(コラム:アングル:安全保障で正念場迎えた欧州、団結が唯一の道)
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/MHDW4LEOB5JULAKRFPBATXEUXE-2025-02-17/
「最も厄介なのは、欧州が防衛面で米国を当てにできなくなっても「核の傘」に入り続けられるかという問題だ。フランスと英国は独自の核戦力を持つが、ロシアが他の欧州諸国を攻撃しても、両国がそのために積極的に核兵器を使うかどうかは極めて不確実」
ワオッ!。
記事は、欧州が自衛出来たらという仮定の話だが、そうでなければ猶更だ。
ウクライナに軍を送り、米国からはしごを外され、軍事的に売り物になっている欧州をロシアが買う。
もちろん、無償じゃない。
ドンパチやれば、血で贖うことになる。
欧州は、停戦状況にあるウクライナから兵を引き上げて欧州戦線を手当てするだろうか?。
そうは出来ないだろう。
ウクライナは、欧州にとってクルスクと似たような位置づけになるだろう。
引くに引けない足枷だ。
んなとこに兵力展開しなきゃよかったのに・・・。
やれやれ・・・。
米国は、欧州に武器弾薬を支援するかもしれない。
もちろん、タダじゃない。
支払い能力がないウクライナと違って、金は唸るほどあるからな。
が、武器の売却は米国のさじ加減でどうにでもなる。
制御可能だ。
これじゃあ、まるでウクライナ紛争の欧州版じゃないか。
戦争は金になる。
それ自体が消費行為だし、破壊を伴うから復興需要も生む。
武器を使って行うスクラップ&ビルドだ(コスパ悪いけど)。
もちろん、平和の元で商売した方がいいに決まっているが、定期的に兵器も更新しなけりゃならないしな。
ただ捨てるのはもったいない(そういうことかあ?)。
ああっ、今朝(2月18日朝)は、ワケワカの妄想が止まらない・・・。
確認しておこう。
ウクライナ紛争の停戦交渉から欧州が外されているのは、欧州がテーブルについているのではなく、メニューに載っているからだ。
ウクライナの停戦は実現するかもしれないが、その代償は欧州が身体で払うことになる。
米国の支援が完全に絶たれることはない。
心配には及ばない。
が、それは制御され、しかも有償だ。
金を払えば平和を買うことが出来るかもしれない。
(【解説】 欧州は団結してトランプ氏を説得できるのか ウクライナの未来に自分たちは重要だと)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cm212vqy10no
「欧州の指導者たちは、停戦をめぐる交渉にウクライナを直接参加させるよう強く求めている。前々から、「ウクライナ抜きで、ウクライナに関する決定は出せない」との見解を維持している。
しかし、欧州にとってはそれ以上に重要なことがある。
それは、トランプ政権が欧州のパートナーたちとの関係も、その防衛も優先していないという、恐ろしくも、全く予想外とは言えない厳しい現実だ。」
「ロシアが合意条件を破った場合、欧州の兵士がロシアと直接戦うことになるのか。そうなった場合、アメリカは支援してくれるのか。」
「アメリカが安全保障という点において、ウクライナから、そして欧州のより広範囲から目を背けるつもりでいるなら、欧州はいずれにしても、自分たちの防衛体制を大幅に強化する必要がある」
「ドナルド・トランプ氏が欧州に注目していないとしても、ウラジーミル・プーチン氏は確実に注視している。」
BBCは、欧州の中から真の答えを探っている。
欧州防衛についての当事者でもあり、それに関する溢れる情報に圧倒されながら、ひょっとしたら米国が欧州を餌にしてロシアを釣ろうとしているのではないかと薄々感づいている。
ウクライナに派兵し、停戦後の条件を整え、停戦を維持することが欧州に課せられた役割だが、その先に何があるのかは見通せない。
ウクライナへの派兵は両刃の剣だ。
米国に見捨てらるだけならまだいいが、ロシアを釣るエサにされたのでは堪らんからな・・・。
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