🐱SLC-6:ヘビーかスターシップか ― 2023年05月07日 02:25
SLC-6:ヘビーかスターシップか
(SpaceX は、カリフォルニアの SLC-6 ランプをリースしました。スターシップはここから発進しますか?)
https://www.elonx.cz/spacex-si-pronajalo-kalifornskou-rampu-slc-6-bude-odtud-startovat-starship/
「SpaceX は最近、カリフォルニアの SLC-6 ランプをリースしました。」
「それとも、同社は開発中のスターシップ ロケットのためにこのランプを準備していますか?」
この件については、いくつか記事が上がっている。
(米空軍、SpaceXに発射施設を貸与へ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a11f8df560e4f925d13f0cdfad4cc4c9e9cccd8
「同社はSLC-6にて、「Falcon」シリーズのロケットを打ち上げることになる。」
塚本さんはそう断言しているが、イジーハダチはスターシップもありうるとしているな。
最近、テスララティの記事を書いているリチャードアングル(従来から、写真の提供をしていた)も、その可能性を示唆している。
(スペースXがバンデンバーグ宇宙軍基地のスペース・ローンチ・コンプレックス6を引き継ぐ)
https://www.teslarati.com/spacex-take-over-space-launch-complex-6-vandenberg-space-force-base/
「SpaceXがフロリダのケネディ宇宙センターのLC-39Aで行ったのと同様に、SLC-6で別のスターシップ発射台を建設するかどうかはまだ不明です.」
軍事関係に強いスペースニュースのサンドラアーウィンは、スターシップなんておくびにも出していない。
(SpaceX、以前ULAが使用していた西海岸の発射台を引き継ぐ)
https://spacenews.com/spacex-to-take-over-west-coast-launch-pad-previously-used-by-ula/
「西海岸の発射範囲を管理する宇宙軍ユニットであるスペース ローンチ デルタ 30 は、4 月 24 日、スペース X がこのパッドを使用してファルコン ロケットを発射すると発表しました。」
塚本さんの記事も、この情報を基にしているんだろう。
アルスのエリックバーガーは、以前、ブルーオリジンがゲットするだろうと報じていたが、誤報に終わった。
(ロケットレポート:連邦政府はスターシップの放射性降下物を評価します。スウェーデンが誤ってノルウェーを爆撃)
https://arstechnica.com/science/2023/04/rocket-report-feds-assess-starship-fallout-sweden-accidentally-bombs-norway/
「SpaceX は 2 番目の Vandenberg パッドを取得します。」
「このニュースレターの宣伝文では、パッドが SpaceX ではなく Blue Origin によって使用されている可能性があることを示唆していたことに注意してください。それは私の残念なエラーの壁に行きます、あなたは安心することができます. 悪い情報ばかりで申し訳ありません。」
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、昨年のデルタ4ヘビーの、このパッドからの最後の打ち上げの記事を覚えていた。
(西海岸デルタ 4 の最後のミッションの後、歴史的な発射台は不確かな未来に直面しています)
https://spaceflightnow.com/2022/09/23/historic-california-launch-pad-faces-uncertain-future-after-final-west-coast-delta-4-mission/
「SLC-6で新しいテナントを探している宇宙軍」
「現在、SLC-6発射台(一般に「Slick Six」として知られている)に並ぶ将来のユーザーはいません。」
もちろん、軍の施設をリースするからと言って、軍事利用しかできないわけではない。
S社は、より多くのスターリンク衛星を打ち上げられるし、極軌道に相乗りするミッションにも使える。
ここ(バンデンバーグ)は、中緯度程度の傾斜角へ打ち上げるのには向かない。
スターリンクでは、傾斜角70度のグループ2や97.66度のグループ3が主に使っている。
浮沈子的には、スターシップが使うかどうかはともかく、ファルコンヘビーが使う可能性は高いと見ている。
垂直組み立て施設があるからな(改修は必要でしょうが)。
「おそらく同社は、貨物をデルタロケットに接続するために使用された地元の垂直統合タワーに主に関心を持っています。」(イーロンXの記事より:以下同じ)
「SpaceX はフロリダ ランプ LC-39A でのみ垂直統合のためのインフラストラクチャを構築することを計画しているため、この機能はまだありません。」
とはいっても、現にデルタ4ヘビーは、ここから打ち上げられていたからな。
需要(垂直組み立てが必要な重量級スパイ衛星の極軌道への投入)は必ずある。
もちろん、ULAはバルカンロケットで代替しようとするだろうが、極軌道重量衛星の独占を許すほど、S社が気前がいいかどうかは知らない。
そういう需要についても、米軍が2つの選択肢を持ちたいと考えていてもおかしくはないしな。
まあいい。
スターシップについては、軍事需要を取り込む観点から、このパッドの活用が見込まれている。
「結局のところ、ランプはこれまで世界で最も強力なロケットの 1 つによって使用されてきたので、将来、スターシップ用に再設計することは問題にならないかもしれません。」
「その後、SpaceX は Starshield 衛星を打ち上げることができます。これは、Starlink 技術に基づいて構築された、政府または軍事目的の潜在的な衛星コンステレーションです。」
スターシールドについては、限られた情報しか出ていないが、衛星が巨大化し、スターシップでないと打ち上げられそうもないことは、公開画像からも明らかになっているからな。
全く脈がないわけではない。
ボカチカのような自然保護団体などのうるさい連中は、ここにはいない(たぶん)。
米国における民間打ち上げを、事実上独占しているS社が、ULAを蹴散らして軍事需要を独占したとしても、浮沈子は驚かない(まあ、米軍が塩梅するでしょうけど)。
結論としては、ヘビーも、スターシップも、両方がここから上がる可能性があるということだ。
スターシップについては、垂直組み立て棟は不要だからな。
メカジラが、2段目を釣り上げてスーパーヘビーブースターに据え付けるわけで、それ自体が垂直組み立てなわけだ。
とはいえ、衛星を積み込むにしても、2段目を縦にして保管する施設は必要だ(50mもあるからな)。
まあ、どうでもいいんですが。
少なくとも、当面はヘビーだけが上がることになるんだろう。
もちろん、これまでどおり、既にある打ち上げパッド(SLC-4)では、ファルコン9が上がることになる。
問題は、ヘビーを上げることにした際、ブースターの回収をどうするかという話が残る。
ドローン船を、それだけ(数年に1回?)のために調達するのは非効率だし、回収しなければもったいない話だからな。
2機のサイドブースターのうち、1機をドローン船で回収し、もう1機をLZ-4に降ろすという変則的な選択肢もある。
センターコアは、重量衛星だから回収せずに使い捨てということになるだろう。
それとも、全部使い捨てにして、回収は考えないでもいいのかもしれない。
ライバルのバルカンも使い捨てだからな。
それもこれも、スターシップが飛ぶまでのつなぎだ。
部屋の中のゾウが解き放たれれば、軍事衛星の打ち上げも様変わりする。
米軍(国家偵察局?)は、スターシップでなければ上がらないほどの重量スパイ衛星を建造する可能性もある(使い捨てでの低軌道への打ち上げ能力は250トンだそうです)。
べらぼーめ・・・。
ちなみに、ISSはせいぜい420トンくらいだからな。
容積の問題を別にすれば、重量だけなら2回の打ち上げで済んでしまうことになる。
べ、べっ、べらぼーめい・・・。
取らぬ狸の話をしても仕方ない。
そんなのは、たぶん、2020年代終わりころの話だ。
下手をすれば、2030年代になるかもしれない。
それまでは、ヘビーが大活躍することになるんだろう。
SLC-6は、ヘビーによる利用が第一選択になりそうだな・・・。
(SpaceX は、カリフォルニアの SLC-6 ランプをリースしました。スターシップはここから発進しますか?)
https://www.elonx.cz/spacex-si-pronajalo-kalifornskou-rampu-slc-6-bude-odtud-startovat-starship/
「SpaceX は最近、カリフォルニアの SLC-6 ランプをリースしました。」
「それとも、同社は開発中のスターシップ ロケットのためにこのランプを準備していますか?」
この件については、いくつか記事が上がっている。
(米空軍、SpaceXに発射施設を貸与へ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a11f8df560e4f925d13f0cdfad4cc4c9e9cccd8
「同社はSLC-6にて、「Falcon」シリーズのロケットを打ち上げることになる。」
塚本さんはそう断言しているが、イジーハダチはスターシップもありうるとしているな。
最近、テスララティの記事を書いているリチャードアングル(従来から、写真の提供をしていた)も、その可能性を示唆している。
(スペースXがバンデンバーグ宇宙軍基地のスペース・ローンチ・コンプレックス6を引き継ぐ)
https://www.teslarati.com/spacex-take-over-space-launch-complex-6-vandenberg-space-force-base/
「SpaceXがフロリダのケネディ宇宙センターのLC-39Aで行ったのと同様に、SLC-6で別のスターシップ発射台を建設するかどうかはまだ不明です.」
軍事関係に強いスペースニュースのサンドラアーウィンは、スターシップなんておくびにも出していない。
(SpaceX、以前ULAが使用していた西海岸の発射台を引き継ぐ)
https://spacenews.com/spacex-to-take-over-west-coast-launch-pad-previously-used-by-ula/
「西海岸の発射範囲を管理する宇宙軍ユニットであるスペース ローンチ デルタ 30 は、4 月 24 日、スペース X がこのパッドを使用してファルコン ロケットを発射すると発表しました。」
塚本さんの記事も、この情報を基にしているんだろう。
アルスのエリックバーガーは、以前、ブルーオリジンがゲットするだろうと報じていたが、誤報に終わった。
(ロケットレポート:連邦政府はスターシップの放射性降下物を評価します。スウェーデンが誤ってノルウェーを爆撃)
https://arstechnica.com/science/2023/04/rocket-report-feds-assess-starship-fallout-sweden-accidentally-bombs-norway/
「SpaceX は 2 番目の Vandenberg パッドを取得します。」
「このニュースレターの宣伝文では、パッドが SpaceX ではなく Blue Origin によって使用されている可能性があることを示唆していたことに注意してください。それは私の残念なエラーの壁に行きます、あなたは安心することができます. 悪い情報ばかりで申し訳ありません。」
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、昨年のデルタ4ヘビーの、このパッドからの最後の打ち上げの記事を覚えていた。
(西海岸デルタ 4 の最後のミッションの後、歴史的な発射台は不確かな未来に直面しています)
https://spaceflightnow.com/2022/09/23/historic-california-launch-pad-faces-uncertain-future-after-final-west-coast-delta-4-mission/
「SLC-6で新しいテナントを探している宇宙軍」
「現在、SLC-6発射台(一般に「Slick Six」として知られている)に並ぶ将来のユーザーはいません。」
もちろん、軍の施設をリースするからと言って、軍事利用しかできないわけではない。
S社は、より多くのスターリンク衛星を打ち上げられるし、極軌道に相乗りするミッションにも使える。
ここ(バンデンバーグ)は、中緯度程度の傾斜角へ打ち上げるのには向かない。
スターリンクでは、傾斜角70度のグループ2や97.66度のグループ3が主に使っている。
浮沈子的には、スターシップが使うかどうかはともかく、ファルコンヘビーが使う可能性は高いと見ている。
垂直組み立て施設があるからな(改修は必要でしょうが)。
「おそらく同社は、貨物をデルタロケットに接続するために使用された地元の垂直統合タワーに主に関心を持っています。」(イーロンXの記事より:以下同じ)
「SpaceX はフロリダ ランプ LC-39A でのみ垂直統合のためのインフラストラクチャを構築することを計画しているため、この機能はまだありません。」
とはいっても、現にデルタ4ヘビーは、ここから打ち上げられていたからな。
需要(垂直組み立てが必要な重量級スパイ衛星の極軌道への投入)は必ずある。
もちろん、ULAはバルカンロケットで代替しようとするだろうが、極軌道重量衛星の独占を許すほど、S社が気前がいいかどうかは知らない。
そういう需要についても、米軍が2つの選択肢を持ちたいと考えていてもおかしくはないしな。
まあいい。
スターシップについては、軍事需要を取り込む観点から、このパッドの活用が見込まれている。
「結局のところ、ランプはこれまで世界で最も強力なロケットの 1 つによって使用されてきたので、将来、スターシップ用に再設計することは問題にならないかもしれません。」
「その後、SpaceX は Starshield 衛星を打ち上げることができます。これは、Starlink 技術に基づいて構築された、政府または軍事目的の潜在的な衛星コンステレーションです。」
スターシールドについては、限られた情報しか出ていないが、衛星が巨大化し、スターシップでないと打ち上げられそうもないことは、公開画像からも明らかになっているからな。
全く脈がないわけではない。
ボカチカのような自然保護団体などのうるさい連中は、ここにはいない(たぶん)。
米国における民間打ち上げを、事実上独占しているS社が、ULAを蹴散らして軍事需要を独占したとしても、浮沈子は驚かない(まあ、米軍が塩梅するでしょうけど)。
結論としては、ヘビーも、スターシップも、両方がここから上がる可能性があるということだ。
スターシップについては、垂直組み立て棟は不要だからな。
メカジラが、2段目を釣り上げてスーパーヘビーブースターに据え付けるわけで、それ自体が垂直組み立てなわけだ。
とはいえ、衛星を積み込むにしても、2段目を縦にして保管する施設は必要だ(50mもあるからな)。
まあ、どうでもいいんですが。
少なくとも、当面はヘビーだけが上がることになるんだろう。
もちろん、これまでどおり、既にある打ち上げパッド(SLC-4)では、ファルコン9が上がることになる。
問題は、ヘビーを上げることにした際、ブースターの回収をどうするかという話が残る。
ドローン船を、それだけ(数年に1回?)のために調達するのは非効率だし、回収しなければもったいない話だからな。
2機のサイドブースターのうち、1機をドローン船で回収し、もう1機をLZ-4に降ろすという変則的な選択肢もある。
センターコアは、重量衛星だから回収せずに使い捨てということになるだろう。
それとも、全部使い捨てにして、回収は考えないでもいいのかもしれない。
ライバルのバルカンも使い捨てだからな。
それもこれも、スターシップが飛ぶまでのつなぎだ。
部屋の中のゾウが解き放たれれば、軍事衛星の打ち上げも様変わりする。
米軍(国家偵察局?)は、スターシップでなければ上がらないほどの重量スパイ衛星を建造する可能性もある(使い捨てでの低軌道への打ち上げ能力は250トンだそうです)。
べらぼーめ・・・。
ちなみに、ISSはせいぜい420トンくらいだからな。
容積の問題を別にすれば、重量だけなら2回の打ち上げで済んでしまうことになる。
べ、べっ、べらぼーめい・・・。
取らぬ狸の話をしても仕方ない。
そんなのは、たぶん、2020年代終わりころの話だ。
下手をすれば、2030年代になるかもしれない。
それまでは、ヘビーが大活躍することになるんだろう。
SLC-6は、ヘビーによる利用が第一選択になりそうだな・・・。
🐱変異種:総括している場合かあ? ― 2023年05月07日 09:59
変異種:総括している場合かあ?
(新型コロナはこれからどうなっていくのか?私たちは新型コロナとどのように付き合っていけば良いのか?)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230507-00348127
「流行時にはこれからも注意喚起をさせていただきますので感染対策のご参考にしてください。」
浮沈子的には、今こそ、最大限の注意喚起が必要なタイミングだと思うんだがな。
国民の半数が罹患していない状況で、ワクチンの追加接種も低調(初回接種の効果は、既に皆無と言われている)、罹患後や追加接種による感染予防効果も、主流となってきたXBB系統では回避されると言われている。
「それでも5類感染症に移行すること自体は皆さんの3年間の努力があったからこそです。
医療従事者を勝手に代表して感謝申し上げます。」
感謝とか、悠長なことをしてる場合じゃないと思うんだがな。
自身でも、いくつか重要な点を指摘している。
・オミクロン株に感染した人が増えたとしても、全く新しい変異株が現れてしまえば、過去にオミクロン株に感染した人も含めて流行が起こる
・致死率は下がっているとは言っても、亡くなられる方の数はむしろ増え続けている
・現時点で「コロナはこのまま弱毒化していく」とたかをくくるのは危険
・今後も流行は起こりますし、高齢者や基礎疾患のある人は重症化する
・これからは、一人ひとりが考えて、必要な感染対策を実施する
そのための情報発信を続けてきたことは素晴らしいと思うが、ここで一段落されたのではたまらない。
ジジババの一人としては、今からが本当の啓発活動になるという覚悟で臨んでもらいたい。
明日からは、公式の情報がほとんど出なくなる。
マスコミは、賑わいが戻ったとか、人出が増えたとか、そういう情報だけを流すことになる。
マスクなんかして出歩いていると、石を投げつけられる雰囲気だ(そうなのかあ?)。
若年者にとっては、確かに現在の状況は悪くない。
重症化予防効果はある程度持続しているようだ。
感染しても、ただの風邪で終わるか、下手すれば、何の症状も出ない(半数以上は、これかも!?)。
何を恐れる必要があるのか。
浮沈子も、自分が高齢になるまでは、インフルエンザの予防接種を積極的には受けなかった(注射、大っ嫌いです!)。
昨年、ほとんど10年ぶりくらいでインフルのワクチンをうった。
人のことは言えない。
だから、新型コロナに罹って死ぬ奴は死んで良し、という言葉をこの耳で聞いた時にも、それはそれで一理あると納得できた。
若年者が次の世代を養ったり、社会を回していくことができなければ、どうしようもなくなるからな。
5類感染症に移行することは、当然と言えば当然だが、ジジババが若年者の真似をして流行の真っただ中で、しかもワクチンの効果がスカになっている状況の中でマスクを外したりしているのを見ると、真逆だろうと感じる。
今は、ジジババは万全の感染予防策を取って、外出を控えるのが常識というものだ。
世間は、新型コロナにあふれている・・・。
ワクチンをうつかどうかは、さらに個人の選択の問題だろうが、浮沈子的にはジジババに選択の余地はないと思っている。
若年者が、自分自身の感染予防や重症化予防のためではなく、高齢者に感染させないように、副反応のリスクを取って接種するというのは本末転倒のような気がするけど、ジジババは自分の問題だからな。
ワクチンの付きが悪いとか、せっかく接種しても、効果の経時的減弱が速いとか(年齢階層別のエビデンスは見たことありませんが)、接種自体の効果も怪しいけど、ないよりマシな新型コロナワクチンだ。
さらにいえば、若年者が安心して活動できるようにするためにも、接種の意義はある(もちろん、自分の利益が第一ですけど)。
マスクなんて、外すどころか二重化したいところだ(浮沈子は一重ですが)。
周りがしなくなる分、自分が予防を強化しないでどーする!?。
浮沈子も、何か強化策を講じなければならないな。
フィットネスでの滞在時間を半分にするくらいか(それって、単なるサボリじゃね?)。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、新型コロナが2類相当の感染症区分である最終日だ。
明日からは、感染者の報告は出なくなる(次回は5月19日に、定点報告数だけの発表)。
死者に至っては、速報値で1か月後、病名別で5か月後、超過死亡に至っては、出るのか出ないのかも分からない(未確認)。
インフルと同じだからな。
致死率なんて、1年経ってみなければ集計されない。
新型コロナのような、変異の激しいウイルス感染症に対しては、いささか心もとない対応になる。
ハッキリ言って、無謀だ・・・。
流行の度に死者は増え続け、第8波では2万人以上が亡くなっている。
季節性インフルエンザは、多い年でも1万人程度といわれているからな。
べらぼーめ・・・。
令和5年秋開始接種は、若年者を含めて対象となる(少なくとも、今年は無料だそうです)。
が、まあ、あの副反応と、それに比べてショボい効果では、金をくれると言われてもうつ人はいないだろう。
浮沈子が、二十歳前後なら、絶対うたないに違いない(断定的)。
もちろん、今は絶対うつけどな。
最速の7回目接種だ。
次は、副反応が軽いからといって、再度ノババックスをうつわけにはいかない。
半年のインターバルが必要だからな(最速にはならない)。
次回は9月から接種開始といわれているから、4か月しか空かない。
ファイザーか、モデルナか、新たなワクチンか(開発している話は聞かないけど)。
キレがよく、持ちもいい、副反応少なく、あらゆる変異種に対応するユニバーサルワクチンよ、出でよ!。
まあ、どうでもいいんですが。
画期的な治療薬の登場にも期待したいものだ。
ウイルス感染症に特効薬はないとされるが、少しでも軽減されるのなら、それに越したことはない。
世界的にも、WHOが緊急事態宣言を解除するなど、低調な雰囲気が漂っている。
(WHO 新型コロナ「緊急事態宣言」終了を発表 “今後も警戒を”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230506/k10014058681000.html
「これで新型コロナは心配ないというメッセージを国民に送ってはいけない」
んなこといったって、ムリポだ。
「感染した場合に重症化したり、亡くなったりする人の割合は下がっています。」
割合が下がったって、流行の規模は増え続けているからな。
流行の度に死亡する絶対数は増加の一途だ。
「これで新型コロナの感染が終わった、終息したという訳ではない。」
大型連休で、感染者の報告は滞っている。
類型の移行時期を、このタイミングに設定した厚労省のセコイ判断は有効に機能している。
騙されてはいけない。
今は、第9波の真っただ中だ。
ジジババは、ワクチンうってマスクして、3密回避で引きこもるのがよろしい。
さて、そろそろ雨の中、フィットネスでも行こうかな(そんなあ!)・・・。
<以下追加>----------
(【詳しく】新型コロナ きょうから「5類」に移行 何が変わる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230508/k10014059791000.html
・8日から高齢者など重症化リスクの高い人への追加接種が始まりました。
・通院する患者の多くが高齢者で、高血圧や糖尿病、呼吸器疾患など持病を抱えていて、感染したら重症化するリスクが高い
・今後も地域で流行が広がっている場合には高齢者など重症化リスクの高い人を守ることを心がける必要
・重症化リスクが高い人が多い医療機関や高齢者施設、障害者施設で陽性者が発生した場合に、周囲の人への検査や従事者への集中的検査を都道府県等が実施する場合は、行政検査として無料で実施
・10日間が経過するまではウイルスを排出する可能性があることから、マスクの着用や高齢者などとの接触は控える
・医療機関や高齢者施設などでクラスターなどが発生した場合は濃厚接触者かどうか判断したうえで、行動制限への協力を求める可能性
・高齢者や妊婦の療養のための宿泊療養施設については、入院とのバランスを踏まえ、一定の自己負担をすることを前提に自治体の判断で9月末まで継続
・高齢者や基礎疾患のある人などについては医療機関が発生届を保健所に提出し、保健所が健康観察を行っていますが、5類への移行後は発生届は不要になり、健康観察も行われなくなります。
・医療機関や高齢者施設、学校などでの複数人の感染事例、「クラスター」については、インフルエンザなどほかの感染症と同じように病院や福祉施設には保健所への報告を求めますが、国による一律の公表は行われなくなります。
・高齢者の退院に向けたリハビリなどの支援を行う「地域包括ケア病棟」での受け入れを積極的に推進
・重症化リスクの高い高齢者などへの感染を防ぐため厚生労働省は、医療機関の受診をする時や▽重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問する時、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時は着用を呼びかけ
・高齢者や、がんなどの基礎疾患のある人、そして妊娠している女性など重症化リスクの高い人は、流行期に混雑した場所に行くときにマスクの着用が効果的
・重症化リスクの高い人が多くいる医療機関や高齢者施設などの職員については勤務中のマスクの着用を推奨
・5月8日から高齢者や基礎疾患のある人のほか、医療従事者や介護従事者などを対象に、今のオミクロン株対応ワクチンで接種が開始
記事中、「高齢者」を検索して、関連のところをピックアップした。
つまるところ、高齢者にとっては新型コロナは全く変わっていないということ、周りが対策しなくなる分、リスクは増えるということ、周りの気遣いについては、一切の強制力はないこと(推奨、呼びかけ、控える、心がけるのみ)などが明らかになっている。
唯一、有効と思われるワクチン(まあ、どの程度有効かは別として)接種のみが、その他大勢と高齢者等を分ける施策だな。
現に継続している在宅罹患者の「健康観察」をぶった切るというのも、なかなかな対応だ。
巷では、感染者の急増が始まった。
東京都の今日8日の感染者は1331人(前週月曜日から494人増加)で、月曜日で久しぶりに1000人を超えた。
が、もう、明日からは目隠し状態だからな。
次回の感染者数を推定する目安となる定点報告は、19日だそうだ。
べらぼーめ・・・。
死者数の病名別の詳細は、5か月後にならなければ分からない。
そこに、死因として新型コロナウイルス感染症という記載がなされることは、まずないだろう。
ほとんどのケースでは、遺族がそれを望まないだろうし、肺炎とか心不全とか、当たり障りのない病名が付くのだ。
名目上の致死率はさらに下がり、新型コロナはますます遠くなっていく。
まあいい。
それは、我々が望んだことだしな。
社会が正常化するということは、悪いことじゃない。
ウイルスの方は、一向に「正常化」してくれないけどな。
ジジババにとっては、何も変わらない。
つーか、悪化している。
常にマスクを着用し、3密を避け、社会的距離を取り、人込みに出かけず、買い物も3日に一度で済ませ、不要不急の外出を避け、あてにならないワクチンをうち、副反応でのたうち回るしかないのだ。
「9月からは重症化リスクの高い人の今年度2回目の接種が開始されるほか、重症化リスクの高くない5歳以上の人の1回目の接種も開始されます。」
「9月からの具体的なスケジュールや使用するワクチンについては今後、ウイルスの変異などを考慮して決定するとしています。」
よほどの改良がなされない限り、接種者が過半数を超えることはないだろう。
(インフルエンザワクチンの需要に関する研究)
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/dl/s0618-9a.pdf
・1歳未満:23.5%
・1~6歳:48.3%
・6~13歳:39.2%
・13~65歳:23.3%
・65歳以上:54.8%
・全年齢:32.6%
(平成19年度のサンプル調査による)
やれやれ・・・。
ジジババでも半数ちょっと、全体では3割ちょっとだとさ。
ワクチンの効果は同程度で、副反応は激烈、有料か無料かの違いはあるが、あんなワクチンは金くれると言われてもうちたくないに違いない。
浮沈子は、インフルワクチンがこれほど低いとは思っていなかったが、新型コロナの今年の秋開始接種は、それを下回る公算が高い。
全年齢で、3割を切るのではないか。
高齢者の5割切りは、ほぼ間違いないだろうしな。
したがって、今年から来年にかけての死者数は、数万人に及ぶと推測される(第8波で既に2万人以上)。
下手をすると、10万人超えもありうる。
インフルは、多くても年間2万人といわれていたからな。
数倍の規模は固い。
冬場に限らずに、人流の増加に伴い、季節を問わず年がら年中流行する。
2回3回は当たり前だ。
社会の正常化は、その上に成り立つことになる。
新型コロナで死ぬ奴は死んで良し。
そう言ってしまえば身も蓋もないが、我々の社会はその道を選んだ。
今後、新たな変異種が登場して、疾病構造がどう変わるかは分からない。
その都度、胸に手を当てて、自らの問題として考え、選択を繰り返していくしかないのだ。
新型コロナの時代は終わったわけではない。
新しい時代が始まっただけの話に過ぎない。
「ウイルスはいまもそこにある。」
まあ、新型インフルエンザの流行の前に、予行演習ができたようなもんだろうけどな。
ざっくり10億人の感染者と1千万人の死者を出して、緊急事態宣言は解かれた。
新型コロナの新たな変異種の登場で、再度、緊急事態が宣言されないとは限らないし、今度は新たな新型インフルエンザが対象になるかもしれない。
また、新型コロナがそうであったように、想定外の未知のウイルスが登場するのかもしれない。
一寸先は闇の感染症。
武漢で流行が始まった時には、既に欧州にも感染が広がっていたと思われる(下水の調査で判明済み)。
そこから米国へと渡り、全世界へと伝播していった(我が国への感染ルートは、欧州直接というよりはメインはこっちだろう:未確認)。
インフルエンザと異なり、無症候性キャリアからの感染ルートを持ち、あらゆる検疫を突破して、国境を越えて広がった。
オミクロンの大流行前夜、浮沈子はメキシコに渡り、その検疫を体験して、こりゃあ阻止するのはムリポだと感じた。
ザルだしな・・・。
想定外だったのは、ワクチンの登場が早かったことくらいか。
当初の有効率も、想定外に高かった(95パーセント以上!)。
が、変異種に対して効果が薄れていくのと、経時的減弱の速度が速すぎるのは、さらに想定外だったけどな。
無症候性キャリアからの感染という性質は、変異を繰り返す中でも維持され続けている。
新型コロナウイルスにとって、その能力は生存するため(感染し続けるため)に不可欠な能力なわけだ。
病原性や感染力、免疫回避能力はいろいろ変化している。
免疫回避能力は、ほぼ一貫して強化されているがな。
病原性については、減少してきているが、それが継続するかどうかは分からない。
従来の自然宿主(コウモリ?、タヌキ?)にとっては、痛くも痒くもない感染症だったわけで、たまたま感染しちまったヒトとの相性の問題だからな。
長い時間が経てば(数万年とか)、人類との遺伝子レベルでの折り合いも付くんだろう。
それにしたって、いつまでも続くとは限らないからな。
将来的には、ワクチンではなくて、ウイルスそのものを変異させる仕掛けを手に入れることができるようになるかも知れない。
その仕掛けを人体に施しておけば、感染したウイルスを逆に変異させて、無害化することができるようになり、その無害化されたウイルスを他者に感染させることによって、根本的な感染症対策を取ることができる。
そんな夢のような話でもない限り、人類はショボい効果と激烈な副反応のワクチンを、未来永劫うち続けることになるわけだ(1万年もかあ?)。
人類の文明の歴史なんて、せいぜい数千年だからな。
我々は、21世紀初頭において、新たな人類史を刻んでいるのかもしれない。
1万年後の歴史家は、現代の人類の選択をどう評価するんだろうか?。
なんとも、やりきれない思いがするんだがな・・・。
(新型コロナはこれからどうなっていくのか?私たちは新型コロナとどのように付き合っていけば良いのか?)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230507-00348127
「流行時にはこれからも注意喚起をさせていただきますので感染対策のご参考にしてください。」
浮沈子的には、今こそ、最大限の注意喚起が必要なタイミングだと思うんだがな。
国民の半数が罹患していない状況で、ワクチンの追加接種も低調(初回接種の効果は、既に皆無と言われている)、罹患後や追加接種による感染予防効果も、主流となってきたXBB系統では回避されると言われている。
「それでも5類感染症に移行すること自体は皆さんの3年間の努力があったからこそです。
医療従事者を勝手に代表して感謝申し上げます。」
感謝とか、悠長なことをしてる場合じゃないと思うんだがな。
自身でも、いくつか重要な点を指摘している。
・オミクロン株に感染した人が増えたとしても、全く新しい変異株が現れてしまえば、過去にオミクロン株に感染した人も含めて流行が起こる
・致死率は下がっているとは言っても、亡くなられる方の数はむしろ増え続けている
・現時点で「コロナはこのまま弱毒化していく」とたかをくくるのは危険
・今後も流行は起こりますし、高齢者や基礎疾患のある人は重症化する
・これからは、一人ひとりが考えて、必要な感染対策を実施する
そのための情報発信を続けてきたことは素晴らしいと思うが、ここで一段落されたのではたまらない。
ジジババの一人としては、今からが本当の啓発活動になるという覚悟で臨んでもらいたい。
明日からは、公式の情報がほとんど出なくなる。
マスコミは、賑わいが戻ったとか、人出が増えたとか、そういう情報だけを流すことになる。
マスクなんかして出歩いていると、石を投げつけられる雰囲気だ(そうなのかあ?)。
若年者にとっては、確かに現在の状況は悪くない。
重症化予防効果はある程度持続しているようだ。
感染しても、ただの風邪で終わるか、下手すれば、何の症状も出ない(半数以上は、これかも!?)。
何を恐れる必要があるのか。
浮沈子も、自分が高齢になるまでは、インフルエンザの予防接種を積極的には受けなかった(注射、大っ嫌いです!)。
昨年、ほとんど10年ぶりくらいでインフルのワクチンをうった。
人のことは言えない。
だから、新型コロナに罹って死ぬ奴は死んで良し、という言葉をこの耳で聞いた時にも、それはそれで一理あると納得できた。
若年者が次の世代を養ったり、社会を回していくことができなければ、どうしようもなくなるからな。
5類感染症に移行することは、当然と言えば当然だが、ジジババが若年者の真似をして流行の真っただ中で、しかもワクチンの効果がスカになっている状況の中でマスクを外したりしているのを見ると、真逆だろうと感じる。
今は、ジジババは万全の感染予防策を取って、外出を控えるのが常識というものだ。
世間は、新型コロナにあふれている・・・。
ワクチンをうつかどうかは、さらに個人の選択の問題だろうが、浮沈子的にはジジババに選択の余地はないと思っている。
若年者が、自分自身の感染予防や重症化予防のためではなく、高齢者に感染させないように、副反応のリスクを取って接種するというのは本末転倒のような気がするけど、ジジババは自分の問題だからな。
ワクチンの付きが悪いとか、せっかく接種しても、効果の経時的減弱が速いとか(年齢階層別のエビデンスは見たことありませんが)、接種自体の効果も怪しいけど、ないよりマシな新型コロナワクチンだ。
さらにいえば、若年者が安心して活動できるようにするためにも、接種の意義はある(もちろん、自分の利益が第一ですけど)。
マスクなんて、外すどころか二重化したいところだ(浮沈子は一重ですが)。
周りがしなくなる分、自分が予防を強化しないでどーする!?。
浮沈子も、何か強化策を講じなければならないな。
フィットネスでの滞在時間を半分にするくらいか(それって、単なるサボリじゃね?)。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、新型コロナが2類相当の感染症区分である最終日だ。
明日からは、感染者の報告は出なくなる(次回は5月19日に、定点報告数だけの発表)。
死者に至っては、速報値で1か月後、病名別で5か月後、超過死亡に至っては、出るのか出ないのかも分からない(未確認)。
インフルと同じだからな。
致死率なんて、1年経ってみなければ集計されない。
新型コロナのような、変異の激しいウイルス感染症に対しては、いささか心もとない対応になる。
ハッキリ言って、無謀だ・・・。
流行の度に死者は増え続け、第8波では2万人以上が亡くなっている。
季節性インフルエンザは、多い年でも1万人程度といわれているからな。
べらぼーめ・・・。
令和5年秋開始接種は、若年者を含めて対象となる(少なくとも、今年は無料だそうです)。
が、まあ、あの副反応と、それに比べてショボい効果では、金をくれると言われてもうつ人はいないだろう。
浮沈子が、二十歳前後なら、絶対うたないに違いない(断定的)。
もちろん、今は絶対うつけどな。
最速の7回目接種だ。
次は、副反応が軽いからといって、再度ノババックスをうつわけにはいかない。
半年のインターバルが必要だからな(最速にはならない)。
次回は9月から接種開始といわれているから、4か月しか空かない。
ファイザーか、モデルナか、新たなワクチンか(開発している話は聞かないけど)。
キレがよく、持ちもいい、副反応少なく、あらゆる変異種に対応するユニバーサルワクチンよ、出でよ!。
まあ、どうでもいいんですが。
画期的な治療薬の登場にも期待したいものだ。
ウイルス感染症に特効薬はないとされるが、少しでも軽減されるのなら、それに越したことはない。
世界的にも、WHOが緊急事態宣言を解除するなど、低調な雰囲気が漂っている。
(WHO 新型コロナ「緊急事態宣言」終了を発表 “今後も警戒を”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230506/k10014058681000.html
「これで新型コロナは心配ないというメッセージを国民に送ってはいけない」
んなこといったって、ムリポだ。
「感染した場合に重症化したり、亡くなったりする人の割合は下がっています。」
割合が下がったって、流行の規模は増え続けているからな。
流行の度に死亡する絶対数は増加の一途だ。
「これで新型コロナの感染が終わった、終息したという訳ではない。」
大型連休で、感染者の報告は滞っている。
類型の移行時期を、このタイミングに設定した厚労省のセコイ判断は有効に機能している。
騙されてはいけない。
今は、第9波の真っただ中だ。
ジジババは、ワクチンうってマスクして、3密回避で引きこもるのがよろしい。
さて、そろそろ雨の中、フィットネスでも行こうかな(そんなあ!)・・・。
<以下追加>----------
(【詳しく】新型コロナ きょうから「5類」に移行 何が変わる)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230508/k10014059791000.html
・8日から高齢者など重症化リスクの高い人への追加接種が始まりました。
・通院する患者の多くが高齢者で、高血圧や糖尿病、呼吸器疾患など持病を抱えていて、感染したら重症化するリスクが高い
・今後も地域で流行が広がっている場合には高齢者など重症化リスクの高い人を守ることを心がける必要
・重症化リスクが高い人が多い医療機関や高齢者施設、障害者施設で陽性者が発生した場合に、周囲の人への検査や従事者への集中的検査を都道府県等が実施する場合は、行政検査として無料で実施
・10日間が経過するまではウイルスを排出する可能性があることから、マスクの着用や高齢者などとの接触は控える
・医療機関や高齢者施設などでクラスターなどが発生した場合は濃厚接触者かどうか判断したうえで、行動制限への協力を求める可能性
・高齢者や妊婦の療養のための宿泊療養施設については、入院とのバランスを踏まえ、一定の自己負担をすることを前提に自治体の判断で9月末まで継続
・高齢者や基礎疾患のある人などについては医療機関が発生届を保健所に提出し、保健所が健康観察を行っていますが、5類への移行後は発生届は不要になり、健康観察も行われなくなります。
・医療機関や高齢者施設、学校などでの複数人の感染事例、「クラスター」については、インフルエンザなどほかの感染症と同じように病院や福祉施設には保健所への報告を求めますが、国による一律の公表は行われなくなります。
・高齢者の退院に向けたリハビリなどの支援を行う「地域包括ケア病棟」での受け入れを積極的に推進
・重症化リスクの高い高齢者などへの感染を防ぐため厚生労働省は、医療機関の受診をする時や▽重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問する時、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時は着用を呼びかけ
・高齢者や、がんなどの基礎疾患のある人、そして妊娠している女性など重症化リスクの高い人は、流行期に混雑した場所に行くときにマスクの着用が効果的
・重症化リスクの高い人が多くいる医療機関や高齢者施設などの職員については勤務中のマスクの着用を推奨
・5月8日から高齢者や基礎疾患のある人のほか、医療従事者や介護従事者などを対象に、今のオミクロン株対応ワクチンで接種が開始
記事中、「高齢者」を検索して、関連のところをピックアップした。
つまるところ、高齢者にとっては新型コロナは全く変わっていないということ、周りが対策しなくなる分、リスクは増えるということ、周りの気遣いについては、一切の強制力はないこと(推奨、呼びかけ、控える、心がけるのみ)などが明らかになっている。
唯一、有効と思われるワクチン(まあ、どの程度有効かは別として)接種のみが、その他大勢と高齢者等を分ける施策だな。
現に継続している在宅罹患者の「健康観察」をぶった切るというのも、なかなかな対応だ。
巷では、感染者の急増が始まった。
東京都の今日8日の感染者は1331人(前週月曜日から494人増加)で、月曜日で久しぶりに1000人を超えた。
が、もう、明日からは目隠し状態だからな。
次回の感染者数を推定する目安となる定点報告は、19日だそうだ。
べらぼーめ・・・。
死者数の病名別の詳細は、5か月後にならなければ分からない。
そこに、死因として新型コロナウイルス感染症という記載がなされることは、まずないだろう。
ほとんどのケースでは、遺族がそれを望まないだろうし、肺炎とか心不全とか、当たり障りのない病名が付くのだ。
名目上の致死率はさらに下がり、新型コロナはますます遠くなっていく。
まあいい。
それは、我々が望んだことだしな。
社会が正常化するということは、悪いことじゃない。
ウイルスの方は、一向に「正常化」してくれないけどな。
ジジババにとっては、何も変わらない。
つーか、悪化している。
常にマスクを着用し、3密を避け、社会的距離を取り、人込みに出かけず、買い物も3日に一度で済ませ、不要不急の外出を避け、あてにならないワクチンをうち、副反応でのたうち回るしかないのだ。
「9月からは重症化リスクの高い人の今年度2回目の接種が開始されるほか、重症化リスクの高くない5歳以上の人の1回目の接種も開始されます。」
「9月からの具体的なスケジュールや使用するワクチンについては今後、ウイルスの変異などを考慮して決定するとしています。」
よほどの改良がなされない限り、接種者が過半数を超えることはないだろう。
(インフルエンザワクチンの需要に関する研究)
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/dl/s0618-9a.pdf
・1歳未満:23.5%
・1~6歳:48.3%
・6~13歳:39.2%
・13~65歳:23.3%
・65歳以上:54.8%
・全年齢:32.6%
(平成19年度のサンプル調査による)
やれやれ・・・。
ジジババでも半数ちょっと、全体では3割ちょっとだとさ。
ワクチンの効果は同程度で、副反応は激烈、有料か無料かの違いはあるが、あんなワクチンは金くれると言われてもうちたくないに違いない。
浮沈子は、インフルワクチンがこれほど低いとは思っていなかったが、新型コロナの今年の秋開始接種は、それを下回る公算が高い。
全年齢で、3割を切るのではないか。
高齢者の5割切りは、ほぼ間違いないだろうしな。
したがって、今年から来年にかけての死者数は、数万人に及ぶと推測される(第8波で既に2万人以上)。
下手をすると、10万人超えもありうる。
インフルは、多くても年間2万人といわれていたからな。
数倍の規模は固い。
冬場に限らずに、人流の増加に伴い、季節を問わず年がら年中流行する。
2回3回は当たり前だ。
社会の正常化は、その上に成り立つことになる。
新型コロナで死ぬ奴は死んで良し。
そう言ってしまえば身も蓋もないが、我々の社会はその道を選んだ。
今後、新たな変異種が登場して、疾病構造がどう変わるかは分からない。
その都度、胸に手を当てて、自らの問題として考え、選択を繰り返していくしかないのだ。
新型コロナの時代は終わったわけではない。
新しい時代が始まっただけの話に過ぎない。
「ウイルスはいまもそこにある。」
まあ、新型インフルエンザの流行の前に、予行演習ができたようなもんだろうけどな。
ざっくり10億人の感染者と1千万人の死者を出して、緊急事態宣言は解かれた。
新型コロナの新たな変異種の登場で、再度、緊急事態が宣言されないとは限らないし、今度は新たな新型インフルエンザが対象になるかもしれない。
また、新型コロナがそうであったように、想定外の未知のウイルスが登場するのかもしれない。
一寸先は闇の感染症。
武漢で流行が始まった時には、既に欧州にも感染が広がっていたと思われる(下水の調査で判明済み)。
そこから米国へと渡り、全世界へと伝播していった(我が国への感染ルートは、欧州直接というよりはメインはこっちだろう:未確認)。
インフルエンザと異なり、無症候性キャリアからの感染ルートを持ち、あらゆる検疫を突破して、国境を越えて広がった。
オミクロンの大流行前夜、浮沈子はメキシコに渡り、その検疫を体験して、こりゃあ阻止するのはムリポだと感じた。
ザルだしな・・・。
想定外だったのは、ワクチンの登場が早かったことくらいか。
当初の有効率も、想定外に高かった(95パーセント以上!)。
が、変異種に対して効果が薄れていくのと、経時的減弱の速度が速すぎるのは、さらに想定外だったけどな。
無症候性キャリアからの感染という性質は、変異を繰り返す中でも維持され続けている。
新型コロナウイルスにとって、その能力は生存するため(感染し続けるため)に不可欠な能力なわけだ。
病原性や感染力、免疫回避能力はいろいろ変化している。
免疫回避能力は、ほぼ一貫して強化されているがな。
病原性については、減少してきているが、それが継続するかどうかは分からない。
従来の自然宿主(コウモリ?、タヌキ?)にとっては、痛くも痒くもない感染症だったわけで、たまたま感染しちまったヒトとの相性の問題だからな。
長い時間が経てば(数万年とか)、人類との遺伝子レベルでの折り合いも付くんだろう。
それにしたって、いつまでも続くとは限らないからな。
将来的には、ワクチンではなくて、ウイルスそのものを変異させる仕掛けを手に入れることができるようになるかも知れない。
その仕掛けを人体に施しておけば、感染したウイルスを逆に変異させて、無害化することができるようになり、その無害化されたウイルスを他者に感染させることによって、根本的な感染症対策を取ることができる。
そんな夢のような話でもない限り、人類はショボい効果と激烈な副反応のワクチンを、未来永劫うち続けることになるわけだ(1万年もかあ?)。
人類の文明の歴史なんて、せいぜい数千年だからな。
我々は、21世紀初頭において、新たな人類史を刻んでいるのかもしれない。
1万年後の歴史家は、現代の人類の選択をどう評価するんだろうか?。
なんとも、やりきれない思いがするんだがな・・・。
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