🚀アルテミス:米国の憂鬱:襷に短し ― 2025年09月05日 10:55
アルテミス:米国の憂鬱:襷に短し
(テッド・クルーズ上院議員は、NASAのロケットがなぜ「上院打ち上げシステム」と呼ばれるのかを私たちに思い出させる。)
https://arstechnica.com/space/2025/09/ted-cruz-reminds-us-why-nasas-rocket-is-called-the-senate-launch-system/
この記事のタイトルの前に付けられているキャッチがふるっている。
「$L$」
まあ、どうでもいいんですが。
記事本文の内容はいいとして、浮沈子的に気になったのはエリックバーガーの次の認識だ。
「現実には、議会が月面での持続的な滞在を望むなら、スペースXのスターシップとブルーオリジンのマークII着陸機のいずれか、あるいは両方、そしてそれらに付随するスターシップとニューグレンロケットが稼働する必要がある。これらのロケットは再利用可能なため、NASAはより頻繁に月へのミッションを打つことができる。」
「SLSロケット単体では、2年に1回、あるいはせいぜい年に1回の飛行頻度になると予想されている。」
SLS($L$?)を使った有人ミッションの場合、打ち上げ頻度を律速するのはSLSであり、月面着陸機(HLS)ではない。
エリックバーガー(EB)は、有人ミッションに限定しているわけではないから、「月へのミッション」の頻度がどうなるかは、SLS以外の民間宇宙機次第ということになる。
米国は、いずれにしても月面への関与を続ける意向のようだが、課題は山積し、将来が明るいとは言えない。
(元NASA長官、米国は第2次月宇宙開発競争で敗北する可能性が高いと発言)
https://arstechnica.com/space/2025/09/ted-cruz-criticizes-trump-plan-to-cancel-sls-and-lunar-gateway-as-folly/
「何かが変わらない限り、米国が中国が計画している月面到達のスケジュールに間に合う可能性は非常に低い」(5年前にアルテミス計画の創設を監督したブライデンスタイン氏)
EBのスパイスの効いた記事の真意を読み解くことは容易ではない。
ブライデンスタインは、月軌道ステーション(ゲートウェイ)を復活させ、継続的な月面へのアプローチの足掛かりとすることを当面の目標とすることを提案している。
が、EBはゲートウェイに必ずしも賛成してはいないようだ。
少なくとも、それを月面着陸の代替目標とすることに対しては、辛らつな評価を下している。
「もしかしたら、これは理にかなっているのかもしれない。少なくともそこからは、NASAは中国の宇宙飛行士たちがクレーターの水氷を探したり、南極に前哨基地を建設したりする様子を、よく見ることができるだろう。」
やれやれ・・・。
現在、最も可能性が高い方法としては、クルードラゴンで打ち上げた宇宙飛行士をS社のHLSに乗り移らせて月面を目指すという方式だ。
乗り移る場所が地球低軌道であること、HLSが開発中であること、運用に当たっては記事にある通り、軌道上での燃料補給が必要であることなどがネックとなる。
帰還に当たっての運用でも問題が生じる。
HLSは、月軌道上での運用を想定して設計されているはずだからな(未確認)。
地球低軌道まで帰還できるかどうかは不明だ。
それが出来なければ、クルードラゴンに乗り移って宇宙飛行士を地球に戻すことは出来ない。
NASAの月面着陸は、あくまでもSLSとオリオン宇宙船、月軌道上で運用されるHLSをベースに計画されている。
ゲートウェイもまた、継続的な月面着陸を行う上では不可欠に違いない。
ブライデンスタインがいうように、月面のどこにでも、ここを経由して有人機を降ろすことが出来る。
有人機の運用で重要になるのは、深宇宙(ここでは、シスルナ空間を含む)で放射線に暴露されている時間を最小にすることも含まれるんだろう。
無人機で貨物などを運ぶ場合は、多少長期間晒されていたとしても致命的な問題になることはないかも知れない。
その分、燃料を節約して、多くの物資を運ぶことが出来るしな。
月軌道上でのみ運用されるHLSという発想は、それを月軌道まで運ぶ時間は問わないということなのかもしれない。
S社のHLSが、どんな仕様で開発されているのかは知らない。
しかし、軌道上燃料補給を行えば、短時間で月軌道に到達することが可能になったり、月面から飛び立った後、同じように地球低軌道に戻る能力を付与することが可能になるかもしれない(未確認)。
そうでなければ、米国の有人月面探査を律速するのはSLSとオリオン宇宙船ということになる。
アルテミス2は、予定通り来年上がるかもしれないけど、アルテミス3がどうなるかは分からない。
地球低軌道でHLSとのドッキングテストをしてからという話もある。
そうなれば、月面着陸はさらに遅れる可能性もある(現在は、2027年:ありえねー・・・)。
スターシップの開発は、再び軌道に乗ったように見える。
が、軌道上給油を含め、アルテミスに必要な要素技術の確立はこれからになる。
タンカー仕様の2段目、軌道上燃料保管庫(デポ)の開発もこれからだ。
S社にとっては、これらは火星に行くためにも必要な技術だから真剣に取り組むだろうけど、HLSそのものは月面着陸に特化した製品で、イーロンマスクは重要視していない可能性もある。
可能ならスキップしたい・・・。
が、まあ、有人の2段目開発という点では、火星移民に繋がると考えることも出来るからな。
それなりには取り組んでいるんだろう(未確認)。
S社にとって必要なのは、当面スターリンクV3をペッツドアから放出すること。
それで、自社事業を賄いながら、大気圏再突入や2段目の回収技術を確立することだ。
HLSには、地球大気圏への再突入は必要ないからな。
S社が有人での運用を開始するまでには、絶対的に2段目の回収技術を取得する必要がある。
10年くらい、1度も失敗無く回収できなければ、安心して乗ることは出来ないだろう。
さもなければ、米国はスペースシャトルの悲劇を繰り返すことになる。
確認しておこう。
アルテミスは崩壊寸前だ。
米国の憂鬱は続いている。
中国に先んじて、有人月面着陸を行うことが出来ると確信している者は誰もいない。
少なくとも、現状の混乱が続けば敗北は確定だ。
敗北なのか(有人月面着陸自体は、半世紀以上前に達成済みだからな)。
中国の成功を、地球から見守るのか、月軌道上から見守るのかの違いかもしれない。
その違いは、大きいんだろうか?。
それとも、大した違いはないんだろうか・・・。
(テッド・クルーズ上院議員は、NASAのロケットがなぜ「上院打ち上げシステム」と呼ばれるのかを私たちに思い出させる。)
https://arstechnica.com/space/2025/09/ted-cruz-reminds-us-why-nasas-rocket-is-called-the-senate-launch-system/
この記事のタイトルの前に付けられているキャッチがふるっている。
「$L$」
まあ、どうでもいいんですが。
記事本文の内容はいいとして、浮沈子的に気になったのはエリックバーガーの次の認識だ。
「現実には、議会が月面での持続的な滞在を望むなら、スペースXのスターシップとブルーオリジンのマークII着陸機のいずれか、あるいは両方、そしてそれらに付随するスターシップとニューグレンロケットが稼働する必要がある。これらのロケットは再利用可能なため、NASAはより頻繁に月へのミッションを打つことができる。」
「SLSロケット単体では、2年に1回、あるいはせいぜい年に1回の飛行頻度になると予想されている。」
SLS($L$?)を使った有人ミッションの場合、打ち上げ頻度を律速するのはSLSであり、月面着陸機(HLS)ではない。
エリックバーガー(EB)は、有人ミッションに限定しているわけではないから、「月へのミッション」の頻度がどうなるかは、SLS以外の民間宇宙機次第ということになる。
米国は、いずれにしても月面への関与を続ける意向のようだが、課題は山積し、将来が明るいとは言えない。
(元NASA長官、米国は第2次月宇宙開発競争で敗北する可能性が高いと発言)
https://arstechnica.com/space/2025/09/ted-cruz-criticizes-trump-plan-to-cancel-sls-and-lunar-gateway-as-folly/
「何かが変わらない限り、米国が中国が計画している月面到達のスケジュールに間に合う可能性は非常に低い」(5年前にアルテミス計画の創設を監督したブライデンスタイン氏)
EBのスパイスの効いた記事の真意を読み解くことは容易ではない。
ブライデンスタインは、月軌道ステーション(ゲートウェイ)を復活させ、継続的な月面へのアプローチの足掛かりとすることを当面の目標とすることを提案している。
が、EBはゲートウェイに必ずしも賛成してはいないようだ。
少なくとも、それを月面着陸の代替目標とすることに対しては、辛らつな評価を下している。
「もしかしたら、これは理にかなっているのかもしれない。少なくともそこからは、NASAは中国の宇宙飛行士たちがクレーターの水氷を探したり、南極に前哨基地を建設したりする様子を、よく見ることができるだろう。」
やれやれ・・・。
現在、最も可能性が高い方法としては、クルードラゴンで打ち上げた宇宙飛行士をS社のHLSに乗り移らせて月面を目指すという方式だ。
乗り移る場所が地球低軌道であること、HLSが開発中であること、運用に当たっては記事にある通り、軌道上での燃料補給が必要であることなどがネックとなる。
帰還に当たっての運用でも問題が生じる。
HLSは、月軌道上での運用を想定して設計されているはずだからな(未確認)。
地球低軌道まで帰還できるかどうかは不明だ。
それが出来なければ、クルードラゴンに乗り移って宇宙飛行士を地球に戻すことは出来ない。
NASAの月面着陸は、あくまでもSLSとオリオン宇宙船、月軌道上で運用されるHLSをベースに計画されている。
ゲートウェイもまた、継続的な月面着陸を行う上では不可欠に違いない。
ブライデンスタインがいうように、月面のどこにでも、ここを経由して有人機を降ろすことが出来る。
有人機の運用で重要になるのは、深宇宙(ここでは、シスルナ空間を含む)で放射線に暴露されている時間を最小にすることも含まれるんだろう。
無人機で貨物などを運ぶ場合は、多少長期間晒されていたとしても致命的な問題になることはないかも知れない。
その分、燃料を節約して、多くの物資を運ぶことが出来るしな。
月軌道上でのみ運用されるHLSという発想は、それを月軌道まで運ぶ時間は問わないということなのかもしれない。
S社のHLSが、どんな仕様で開発されているのかは知らない。
しかし、軌道上燃料補給を行えば、短時間で月軌道に到達することが可能になったり、月面から飛び立った後、同じように地球低軌道に戻る能力を付与することが可能になるかもしれない(未確認)。
そうでなければ、米国の有人月面探査を律速するのはSLSとオリオン宇宙船ということになる。
アルテミス2は、予定通り来年上がるかもしれないけど、アルテミス3がどうなるかは分からない。
地球低軌道でHLSとのドッキングテストをしてからという話もある。
そうなれば、月面着陸はさらに遅れる可能性もある(現在は、2027年:ありえねー・・・)。
スターシップの開発は、再び軌道に乗ったように見える。
が、軌道上給油を含め、アルテミスに必要な要素技術の確立はこれからになる。
タンカー仕様の2段目、軌道上燃料保管庫(デポ)の開発もこれからだ。
S社にとっては、これらは火星に行くためにも必要な技術だから真剣に取り組むだろうけど、HLSそのものは月面着陸に特化した製品で、イーロンマスクは重要視していない可能性もある。
可能ならスキップしたい・・・。
が、まあ、有人の2段目開発という点では、火星移民に繋がると考えることも出来るからな。
それなりには取り組んでいるんだろう(未確認)。
S社にとって必要なのは、当面スターリンクV3をペッツドアから放出すること。
それで、自社事業を賄いながら、大気圏再突入や2段目の回収技術を確立することだ。
HLSには、地球大気圏への再突入は必要ないからな。
S社が有人での運用を開始するまでには、絶対的に2段目の回収技術を取得する必要がある。
10年くらい、1度も失敗無く回収できなければ、安心して乗ることは出来ないだろう。
さもなければ、米国はスペースシャトルの悲劇を繰り返すことになる。
確認しておこう。
アルテミスは崩壊寸前だ。
米国の憂鬱は続いている。
中国に先んじて、有人月面着陸を行うことが出来ると確信している者は誰もいない。
少なくとも、現状の混乱が続けば敗北は確定だ。
敗北なのか(有人月面着陸自体は、半世紀以上前に達成済みだからな)。
中国の成功を、地球から見守るのか、月軌道上から見守るのかの違いかもしれない。
その違いは、大きいんだろうか?。
それとも、大した違いはないんだろうか・・・。
😼欧州大戦争:ロシアの餌 ― 2025年09月05日 18:21
欧州大戦争:ロシアの餌
(米、ロシア近隣の欧州諸国向け安全保障支援を一部削減へ=関係筋)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HMNGHEL3E5ORFAVNXKBWXBLHYU-2025-09-04/
「米国はロシアとの国境に近い欧州諸国に対する安全保障支援の一部を段階的に削減する」
「主要な資金提供先にはエストニア、ラトビア、リトアニアが含まれる。」
「米議会は国防総省の管轄下にある援助計画への資金提供を承認したが、2026年9月末が期限となっている。」
「トランプ政権はプログラムの延長を求めていない」(FT)
「2期目の初日、トランプ大統領は米国の対外援助を再評価し、再編成する大統領令に署名した」「今回の措置はこの大統領令と、欧州が自国の防衛にさらなる責任を持つようにするという大統領が長らく強調してきた方針に沿って欧州諸国と調整されてきた」(コメントを求められたホワイトハウスの高官)
どうも、トランプ政権は舞台裏では着々と欧州との縁切りを画策しているようだ(そうなのかあ?)。
ウクライナ紛争が一段落すれば、ロシアの次の獲物の一つがバルト3国であることは周知だ。
米国は、撒き餌をするように、あからさまに支援を止めに掛かっているように見える。
ロ、ロ、ロシア来い!。
こっちの水は甘いぞ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
先日も、こんな報道があった。
(ウクライナの長距離攻撃制限 前政権方針を転換か―米)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025082400135&g=int
「ウクライナによるロシア領内への長距離ミサイル攻撃を、米国防総省が数カ月にわたり制限している」(WSJ)
「バイデン前政権は長距離ミサイル攻撃を容認していたが、トランプ政権が事実上、方針転換した形」
「国防総省ナンバー3のコルビー国防次官(政策担当)が主導し、ウクライナが米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」などを使用する前に、ヘグセス国防長官の許可を必要とする新ルールを決めた。このルールは対外的に発表せず、今春から運用が始まった。その後、ウクライナは少なくとも1回、ATACMSによる対ロ攻撃の許可を求めたものの、米国は認めなかった。」
トランプ大統領の不規則発言と行き当たりばったりの政策とは裏腹に、政権内部では確実に政策転換が進んでいるという印象だな(そうなのかあ?)。
欧州はいずれロシアの餌になる(これは、浮沈子の妄想です)。
いくつかの段階を踏み、その間には融和的な時期もあるだろうが、最終的にはユーラシア大陸の西から東までを統治する大ロシア帝国に呑み込まれる。
えーと、中国との統合になるかも知れないけどな(首都は、北京→ローマ)。
初出のロイターの報道が事実なら、ウクライナの停戦とは直接関係なく、欧州の孤立化は着実に進んでいることになる。
米国の欧州離れは、トランプ政権の一時的な気まぐれじゃない。
相対的に衰退する米国の不可逆的かつ不可避な選択だ。
現政権の政策は、それを加速しているだけの話で極めて自然な成り行きに映る。
もちろん、孤立化した欧州をロシアが食うかどうかは別の話だ。
が、少なくとも北欧からバルト3国、東欧(ポーランドはもちろん、ルーマニアやモルドバ、場合によってはブルガリア辺りまで)はターゲットに入っているだろう。
北極海を中心に考えた場合、スウェーデンやノルウェーも安閑とはしていられない。
ロシアの食欲がどこで止まるかは分からない。
浮沈子的には、旧ソ連構成国辺りで一時停止すると見ているけど、それは希望的観測に過ぎない。
ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなど、中欧から西欧にかけて、また、英国がどうなるかは先の話だ。
必ずしも軍事衝突を伴うとは限らないだろうが、欧州がロシア勢力圏に収まることは避けられない。
その背後に中国が暗躍し、アフリカを睨んでローマに遷都する妄想が消えない。
まあ、どうでもいいんですが。
(トランプ大統領 “ロシアから原油輸入 中国に経済的圧力を”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250905/k10014913551000.html
「トランプ大統領はヨーロッパに対しロシアの戦争の資金源となっている原油の購入をやめなければならないと主張」
欧州は、インド経由にせよ何にせよ、ロシアの石油に依存している。
この構図そのものが、欧州の立ち場を象徴しているし、中国への依存を断ち切ることも困難だ。
米国がいくら要求したとしても、おいそれとは実行できまい。
また、その効果も限られている。
ロシアの継戦能力を削いでウクライナの停戦を計ることは困難だし、これまでもその手法を試みている。
で、未だに成功していない。
既に3年半を越えた。
ロシアの経済が打撃を被っていることは確かだろうが、それが停戦に結びついていないところが問題だ。
これからの制裁は、制裁する側にとっても痛みを伴う。
それがウクライナ支援にどう影響するのか、支援する欧州にとって身を削ることになりはしないか。
欧州は、ウクライナを支援するのみならず、自らをも守らなければならないからな。
中国やインドのガッチリした後ろ盾のあるロシアと、米国の支援が先細りになっていくことが見えてきた欧州が、いつの日か直接接触する日が来ることは間違いない。
(【#佐藤優のシン世界地図探索125】「21世紀のヤルタ会談」以降のシン世界)
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2025/09/05/128216/
「佐藤 マクロン仏首相は日本を巻き込むために「日本に期待します」と言ったんですが、この時の石破茂首相の答えが素晴らしかったですね。「これは重要な問題だから、みんなで話し合いましょう」とね。」
「・・・こう答えることで、総長賭博と同じく、「見(けん)に回らせていただきます」と。これまた日本がお得意の傍観者になったわけです。」
「・・・筋が悪いので、いまはヨーロッパに近づかないことが重要です。」
佐藤氏の見解にはついていけないんだが、この点はその通りだと感じる。
君子危うきに近寄らずだな。
エサになると言っては何だが、欧州は自分の面倒は自分で見なければならなくなる。
そのために必要な措置を講じられるかどうかは、時間との戦いになってきている。
浮沈子は、2年後の2027年がXデーと見ているけど、もっと早いかも知れない。
ウクライナ紛争がその時期に影響するかどうかはビミョーになってきた。
バルト3国への支援停止は氷山の一角だろう・・・。
(米、ロシア近隣の欧州諸国向け安全保障支援を一部削減へ=関係筋)
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HMNGHEL3E5ORFAVNXKBWXBLHYU-2025-09-04/
「米国はロシアとの国境に近い欧州諸国に対する安全保障支援の一部を段階的に削減する」
「主要な資金提供先にはエストニア、ラトビア、リトアニアが含まれる。」
「米議会は国防総省の管轄下にある援助計画への資金提供を承認したが、2026年9月末が期限となっている。」
「トランプ政権はプログラムの延長を求めていない」(FT)
「2期目の初日、トランプ大統領は米国の対外援助を再評価し、再編成する大統領令に署名した」「今回の措置はこの大統領令と、欧州が自国の防衛にさらなる責任を持つようにするという大統領が長らく強調してきた方針に沿って欧州諸国と調整されてきた」(コメントを求められたホワイトハウスの高官)
どうも、トランプ政権は舞台裏では着々と欧州との縁切りを画策しているようだ(そうなのかあ?)。
ウクライナ紛争が一段落すれば、ロシアの次の獲物の一つがバルト3国であることは周知だ。
米国は、撒き餌をするように、あからさまに支援を止めに掛かっているように見える。
ロ、ロ、ロシア来い!。
こっちの水は甘いぞ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
先日も、こんな報道があった。
(ウクライナの長距離攻撃制限 前政権方針を転換か―米)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025082400135&g=int
「ウクライナによるロシア領内への長距離ミサイル攻撃を、米国防総省が数カ月にわたり制限している」(WSJ)
「バイデン前政権は長距離ミサイル攻撃を容認していたが、トランプ政権が事実上、方針転換した形」
「国防総省ナンバー3のコルビー国防次官(政策担当)が主導し、ウクライナが米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」などを使用する前に、ヘグセス国防長官の許可を必要とする新ルールを決めた。このルールは対外的に発表せず、今春から運用が始まった。その後、ウクライナは少なくとも1回、ATACMSによる対ロ攻撃の許可を求めたものの、米国は認めなかった。」
トランプ大統領の不規則発言と行き当たりばったりの政策とは裏腹に、政権内部では確実に政策転換が進んでいるという印象だな(そうなのかあ?)。
欧州はいずれロシアの餌になる(これは、浮沈子の妄想です)。
いくつかの段階を踏み、その間には融和的な時期もあるだろうが、最終的にはユーラシア大陸の西から東までを統治する大ロシア帝国に呑み込まれる。
えーと、中国との統合になるかも知れないけどな(首都は、北京→ローマ)。
初出のロイターの報道が事実なら、ウクライナの停戦とは直接関係なく、欧州の孤立化は着実に進んでいることになる。
米国の欧州離れは、トランプ政権の一時的な気まぐれじゃない。
相対的に衰退する米国の不可逆的かつ不可避な選択だ。
現政権の政策は、それを加速しているだけの話で極めて自然な成り行きに映る。
もちろん、孤立化した欧州をロシアが食うかどうかは別の話だ。
が、少なくとも北欧からバルト3国、東欧(ポーランドはもちろん、ルーマニアやモルドバ、場合によってはブルガリア辺りまで)はターゲットに入っているだろう。
北極海を中心に考えた場合、スウェーデンやノルウェーも安閑とはしていられない。
ロシアの食欲がどこで止まるかは分からない。
浮沈子的には、旧ソ連構成国辺りで一時停止すると見ているけど、それは希望的観測に過ぎない。
ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなど、中欧から西欧にかけて、また、英国がどうなるかは先の話だ。
必ずしも軍事衝突を伴うとは限らないだろうが、欧州がロシア勢力圏に収まることは避けられない。
その背後に中国が暗躍し、アフリカを睨んでローマに遷都する妄想が消えない。
まあ、どうでもいいんですが。
(トランプ大統領 “ロシアから原油輸入 中国に経済的圧力を”)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250905/k10014913551000.html
「トランプ大統領はヨーロッパに対しロシアの戦争の資金源となっている原油の購入をやめなければならないと主張」
欧州は、インド経由にせよ何にせよ、ロシアの石油に依存している。
この構図そのものが、欧州の立ち場を象徴しているし、中国への依存を断ち切ることも困難だ。
米国がいくら要求したとしても、おいそれとは実行できまい。
また、その効果も限られている。
ロシアの継戦能力を削いでウクライナの停戦を計ることは困難だし、これまでもその手法を試みている。
で、未だに成功していない。
既に3年半を越えた。
ロシアの経済が打撃を被っていることは確かだろうが、それが停戦に結びついていないところが問題だ。
これからの制裁は、制裁する側にとっても痛みを伴う。
それがウクライナ支援にどう影響するのか、支援する欧州にとって身を削ることになりはしないか。
欧州は、ウクライナを支援するのみならず、自らをも守らなければならないからな。
中国やインドのガッチリした後ろ盾のあるロシアと、米国の支援が先細りになっていくことが見えてきた欧州が、いつの日か直接接触する日が来ることは間違いない。
(【#佐藤優のシン世界地図探索125】「21世紀のヤルタ会談」以降のシン世界)
https://wpb.shueisha.co.jp/news/politics/2025/09/05/128216/
「佐藤 マクロン仏首相は日本を巻き込むために「日本に期待します」と言ったんですが、この時の石破茂首相の答えが素晴らしかったですね。「これは重要な問題だから、みんなで話し合いましょう」とね。」
「・・・こう答えることで、総長賭博と同じく、「見(けん)に回らせていただきます」と。これまた日本がお得意の傍観者になったわけです。」
「・・・筋が悪いので、いまはヨーロッパに近づかないことが重要です。」
佐藤氏の見解にはついていけないんだが、この点はその通りだと感じる。
君子危うきに近寄らずだな。
エサになると言っては何だが、欧州は自分の面倒は自分で見なければならなくなる。
そのために必要な措置を講じられるかどうかは、時間との戦いになってきている。
浮沈子は、2年後の2027年がXデーと見ているけど、もっと早いかも知れない。
ウクライナ紛争がその時期に影響するかどうかはビミョーになってきた。
バルト3国への支援停止は氷山の一角だろう・・・。
😼変異種:2025年秋のワクチン接種 ― 2025年09月05日 19:29
変異種:2025年秋のワクチン接種
(コロナワクチン定期接種に5製品 10月1日から、厚労省)
https://news.jp/i/1336631294783766738
「厚生労働省は5日、新型コロナウイルスワクチンの定期接種でオミクロン株の「LP・8.1」と「XEC」に対応した5製品を使用することを決めた。」
「米ファイザー、米モデルナ、第一三共のmRNAワクチン」
「武田薬品工業の組み換えタンパクワクチン、「Meiji Seika ファルマ」のmRNAが細胞内で複製される「レプリコン」ワクチン」
浮沈子的には、既に夏の流行に備えて7月12日に接種済みだからな。
(変異種:9回目接種:接種部位の痛み)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/07/12/9788592
「接種時刻は14時ころ。」
作用機序や持続効果、副反応の強度を考えて、第10回目接種もコスタイベ筋注用(「Meiji Seika ファルマ」のmRNAが細胞内で複製される「レプリコン」ワクチン)にしようと思っている。
いつもは、最速のワクチン接種を心掛けているんだが、今回は余裕咬ませて年末から年明けの流行期に合わせた戦略で接種時期を決めたい。
しかしだな、オミクロンの冬季流行の推移を見ると、必ずしも年末にピークが来ているとは限らない。
・2021-22:2月初旬
・2022-23:年末年始
・2023-24:2月初旬
・2024-25:年末年始
(モデルナ公開の推計値による)
これだけ見ると、隔年で年末年始と2月初旬が繰り返されているようにも見える(順番からすれば、この冬は来年2月初旬がピークか)。
うーん、悩ましいな・・・。
ピークアウト前に免疫が立ち上がっているのが望ましいので、年末のうちに接種しておこう。
レプリコンワクチンの液性免疫(抗体価)の持続期間は少なくとも6カ月以上(メーカーは12か月と主張)と言われているから、その時期にうてば春先までは余裕で持ちこたえられるだろう。
流行株については相変わらずNB.1.8.1(通称ニンバス)のようだ。
「オミクロン株の「LP・8.1」と「XEC」に対応」
「現在国内で流行する「ニンバス」と呼ばれる変異株にも効果が期待される」
まあいい。
高齢者で持病持ちの浮沈子に選択の余地はない。
副反応があろうがなかろうが、ワクチンうつしかない。
先日、この夏の流行期に新型コロナに罹っちまった方の話を聞く機会があった。
発熱と咳が主な症状で、巷で言われている「剃刀の刃を呑んだようなのどの痛み」はなかったそうだ。
浮沈子がワクチンの接種費用(1万5千円)を言ったら、治療費はその3分の1程度だったという(検査料+薬代)。
やれやれ・・・。
それでも、辛い思いをするよりは、ワクチンうって罹患しないで済む方が何倍もいい。
幸い、ロングコビッドの症状は出ていないようで何よりだ。
しかしなあ、ワクチンうつより罹患した方が安く済むという状況は、何とかならんもんかな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナウイルス感染症に対する次世代 mRNA ワクチン ...)
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2024/detail/pdf/241119_01.pdf
「「コスタイベ筋注用」の免疫応答持続性は従来型の mRNA ワクチンよりも優れており、50 歳以上の年齢層も含め、ワクチン接種後 12 カ月間持続することが確認されました。」(画像参照:)
ファイザーの製品との比較だけど、まあ、どっちも感染予防効果は限定的で、重症化予防効果しか期待できないことに変わりはない。
浮沈子から見れば、目糞鼻糞を笑うの類だ。
それでも、どっちを選ぶかの参考にはなる。
ファイザーに比べて、まだ、世界でも接種人口は少ないからな。
ワクチンの効果や副反応などは、接種人口や時間経過が重要だ。
その意味ではファイザーなどの従来型mRNAワクチンに一日の長がある。
副反応は個人差が大きいし、接種時の体調も影響するけど、浮沈子の場合は少なくともモデルナに比べれば軽かった(正直、期待したほどではないけど)。
武田のノババックス(組み換えタンパクワクチン)でも良かったんだが(副反応はこれが最も小さい)、効き目長持ちのメリットを取った。
レプリコンワクチンについては、科学的エビデンスのリング外での乱闘(!)が報じられていて、そっちの方で盛り上がっているようだけど、メーカーが宣伝するほどの効果やメリットがあるかどうかはこれからの評価を待たなければならないだろう。
他社を含め、メーカーも変異種への対応や、流通方法の改善など、改良を重ねているようだ。
過去の情報に囚われず、最新の情報の入手に努め、最良の選択を心掛けるようにしよう。
最速の接種より最良の接種だな・・・。
(コロナワクチン定期接種に5製品 10月1日から、厚労省)
https://news.jp/i/1336631294783766738
「厚生労働省は5日、新型コロナウイルスワクチンの定期接種でオミクロン株の「LP・8.1」と「XEC」に対応した5製品を使用することを決めた。」
「米ファイザー、米モデルナ、第一三共のmRNAワクチン」
「武田薬品工業の組み換えタンパクワクチン、「Meiji Seika ファルマ」のmRNAが細胞内で複製される「レプリコン」ワクチン」
浮沈子的には、既に夏の流行に備えて7月12日に接種済みだからな。
(変異種:9回目接種:接種部位の痛み)
https://kfujito2.asablo.jp/blog/2025/07/12/9788592
「接種時刻は14時ころ。」
作用機序や持続効果、副反応の強度を考えて、第10回目接種もコスタイベ筋注用(「Meiji Seika ファルマ」のmRNAが細胞内で複製される「レプリコン」ワクチン)にしようと思っている。
いつもは、最速のワクチン接種を心掛けているんだが、今回は余裕咬ませて年末から年明けの流行期に合わせた戦略で接種時期を決めたい。
しかしだな、オミクロンの冬季流行の推移を見ると、必ずしも年末にピークが来ているとは限らない。
・2021-22:2月初旬
・2022-23:年末年始
・2023-24:2月初旬
・2024-25:年末年始
(モデルナ公開の推計値による)
これだけ見ると、隔年で年末年始と2月初旬が繰り返されているようにも見える(順番からすれば、この冬は来年2月初旬がピークか)。
うーん、悩ましいな・・・。
ピークアウト前に免疫が立ち上がっているのが望ましいので、年末のうちに接種しておこう。
レプリコンワクチンの液性免疫(抗体価)の持続期間は少なくとも6カ月以上(メーカーは12か月と主張)と言われているから、その時期にうてば春先までは余裕で持ちこたえられるだろう。
流行株については相変わらずNB.1.8.1(通称ニンバス)のようだ。
「オミクロン株の「LP・8.1」と「XEC」に対応」
「現在国内で流行する「ニンバス」と呼ばれる変異株にも効果が期待される」
まあいい。
高齢者で持病持ちの浮沈子に選択の余地はない。
副反応があろうがなかろうが、ワクチンうつしかない。
先日、この夏の流行期に新型コロナに罹っちまった方の話を聞く機会があった。
発熱と咳が主な症状で、巷で言われている「剃刀の刃を呑んだようなのどの痛み」はなかったそうだ。
浮沈子がワクチンの接種費用(1万5千円)を言ったら、治療費はその3分の1程度だったという(検査料+薬代)。
やれやれ・・・。
それでも、辛い思いをするよりは、ワクチンうって罹患しないで済む方が何倍もいい。
幸い、ロングコビッドの症状は出ていないようで何よりだ。
しかしなあ、ワクチンうつより罹患した方が安く済むという状況は、何とかならんもんかな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(新型コロナウイルス感染症に対する次世代 mRNA ワクチン ...)
https://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2024/detail/pdf/241119_01.pdf
「「コスタイベ筋注用」の免疫応答持続性は従来型の mRNA ワクチンよりも優れており、50 歳以上の年齢層も含め、ワクチン接種後 12 カ月間持続することが確認されました。」(画像参照:)
ファイザーの製品との比較だけど、まあ、どっちも感染予防効果は限定的で、重症化予防効果しか期待できないことに変わりはない。
浮沈子から見れば、目糞鼻糞を笑うの類だ。
それでも、どっちを選ぶかの参考にはなる。
ファイザーに比べて、まだ、世界でも接種人口は少ないからな。
ワクチンの効果や副反応などは、接種人口や時間経過が重要だ。
その意味ではファイザーなどの従来型mRNAワクチンに一日の長がある。
副反応は個人差が大きいし、接種時の体調も影響するけど、浮沈子の場合は少なくともモデルナに比べれば軽かった(正直、期待したほどではないけど)。
武田のノババックス(組み換えタンパクワクチン)でも良かったんだが(副反応はこれが最も小さい)、効き目長持ちのメリットを取った。
レプリコンワクチンについては、科学的エビデンスのリング外での乱闘(!)が報じられていて、そっちの方で盛り上がっているようだけど、メーカーが宣伝するほどの効果やメリットがあるかどうかはこれからの評価を待たなければならないだろう。
他社を含め、メーカーも変異種への対応や、流通方法の改善など、改良を重ねているようだ。
過去の情報に囚われず、最新の情報の入手に努め、最良の選択を心掛けるようにしよう。
最速の接種より最良の接種だな・・・。
😼欧州大戦争:ロシア夏季攻勢の失敗:クピャンスク方面 ― 2025年09月06日 08:26
欧州大戦争:ロシア夏季攻勢の失敗:クピャンスク方面
(ロシア軍がほぼ全ての戦場で前進、ドネツク・ドニプロ方面は情報が錯綜)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-advance-on-almost-all-fronts-conflicting-information-on-donetsk-dnipro/
「ロシア軍がラドキフカ付近で支配地域を広げた」「この動きは長らく形成されてきたオスキル川東岸のポケット内に残存する敵殲滅の準備かもしれない」(RYBAR)
「ロシア軍がキスリブカ周辺から西に前進した」「ロシア軍がステポワ・ノヴォセリフカ方向に前進した」「グレーゾーンがペトロパブリフカ方向に伸びた」(DEEP STATE)
「ここでの抵抗力はウクライナ軍にとって圧倒的不利に見えるものの、当該地域はオスキル川西岸から20km以内=FPVドローンや榴弾砲の射程圏内なので、ロシア軍も安易にオスキル川東岸地域で前進を試みれば手痛い損害を被るかもしれないが、ここでの攻勢は「クピャンスクに対する東からの圧力」になるため中々興味深い状況だ。」(航空万能論ブログ管理人)
クピャンスクが、そう易々とは落ちない理由が明快に説明されている。
しかし、それはウクライナ軍にとっても同じ事で、「オスキル川東岸地域で前進を試みれば」オスキル川西岸のウクライナ軍は、ロシア軍の「FPVドローンや榴弾砲の射程圏内」に入るわけだ。
戦争はお互いが傷つけあう行為だから、痛みに耐えて踏ん張った方が勝利を得ることになる。
ロシア軍はモスコフカ方向からクピャンスクの西側に回り込もうとしたが、ウクライナ軍に一度は排除された。
しかし、現在は再びグレーゾーンに変わっている。
ロシア軍は、この方面からの進出を諦めてはいないし、東岸からの圧力も強化し続けている。
そう、オスキル川西岸のウクライナの攻撃拠点にダメージを与えようとしているわけだ。
(また美しい報告書が登場、ゲラシモフ参謀総長がクピャンスク包囲を発表)
https://grandfleet.info/russia-related/another-beautiful-report-has-appeared-chief-of-the-general-staff-gerasimov-announces-the-siege-of-kupyansk/
「ロシア軍によってクピャンスク市がはほぼ完全に封鎖されている」(ロシア軍のゲラシモフ参謀総長)
「ロシア軍がクピャンスク市を包囲している」(ロシア側のハルキウ州知事)
「クピャンスク方向でロシア軍の突撃部隊(歩兵部隊のこと)はソボリフカ北東部、モスコフカ南東部、クチェリョフカとペトロパブリフカに進軍し、クピャンスク市内では先遣隊がコムソモール公園に到達した」(ロシア人軍事アナリストのアンドレイ・マロチコ氏)
「この美しい報告を鵜呑みにするロシア人は多くない。」(航空万能論ブログ管理人)
「ウクライナ軍がソボリフカ方向に伸びたロシア軍の突出部を切り落とした」「ウクライナ軍がモスコフカ集落の支配をほぼとり戻した」「ウクライナ軍がクピャンスク郊外からロシア軍を押し戻した」(DEEP STATE)
ロシア軍の勝利の前借り発表はこれまでも繰り返されているし、その度にうんざりさせられるんだが、今回はいささか実態との乖離が大きい。
「クピャンスクをオスキル西岸から包囲すること自体は理に叶っており、防衛側の補給ルートを遮断して包囲するロシア軍の戦略にも合致している。しかしウクライナ軍もロシア軍の狙いの阻止に力を尽くしている。視覚的にもウクライナ軍がモスコフカ周辺に存在すると確認されているにも関わらず、クピャンスクの包囲に成功したと上層部に報告することは裏目に出る可能性が高い」(RYBAR)
上層部へ誤った報告を行えば、以後のリソースの配分や戦術的判断に影響し、必要な兵力が得られなかったりして敵に陣地を奪われかねないからな。
が、上層部がそれを承知で情報戦の一環として誤った報告をそのまま発表するということは有り得る。
ロシア軍もバカじゃないから(そうなのかあ?)、明らかに誤った情報を垂れ流すことはしないだろう。
火のないところに煙は立たない。
ロシアは、あくまでもクピャンスクを占領したがっていて、そのための包囲を実行しようとしている明確な意思表示をしたわけだ。
「モスコフカ周辺には広大なグレーゾーンが広がっている可能性が高く、ソボリフカ方向へのロシア軍前進は非常に疑わしい。なぜならソボリフカの東側にはクピャンスクが存在し、西にはコヴァリフカとネチヴォロディフカが存在する。そしてコヴァリフカとネチヴォロディフカではロシア軍の存在が確認されていない。この方向の相対的な二次性、両軍が形成する前線ラインの疎さ、ドローンの数、そしてウクライナ軍がクピャンスクを中心に強力な防衛拠点を築いていることを加味するとクピャンスク周辺の状況は「膠着状態」というのが正解で、短期間で迅速かつ大規模な突破や包囲の可能性はない」
ライバーの分析は極めて正論だ。
が、ロシア軍は膨大なリソースを投じて、その強力な防衛拠点を東西から崩しに掛かっている。
「この報告は腐敗したショイグ前国防相体制の遺産と戦っていることを示したが、同時に報告の一部についてミルブロガーや有志から批判を受けることになった。なぜなら控えめに言っても現実とかけ離れ、美化された情報(クピャンスク包囲やポクロウシク包囲のこと)が含まれていたからだ。言うまでもなく国防省自体に自浄能力はないため別レベルの政治的意思が必要だ」(ロシア人ミルブロガーのДва майора)
まあいい。
確認しておこう。
浮沈子的基準でも、ロシアの夏季攻勢は失敗に終わっている。
・ミニマムサクセス:ポクロフシク陥落→未達
・フルサクセス:コスティアンティニフカ陥落→未達
・エクストラサクセス:クピャンスク陥落→未達
ロシア軍の夏季攻勢を凌いだウクライナ軍の大勝利だ。
では、ロシア軍は白旗を掲げて占領地から撤退し、ウクライナは侵略された領土を軍事的に取り戻して戦争を終結させることが出来るかと言えば、もちろんそんな話はどこにもない。
ウクライナ軍の勝利とは、ウクライナ側が勝手に決めたロシア軍の攻撃目標を阻止したという手前味噌な勝利に過ぎない。
浮沈子的には、戦況に基づいて、まあ、このくらいは行けるだろうと見て決めた基準だけど、ポクロフシク攻略さえ実施できなかった。
ロシア軍は、夏季攻勢の成果としてポクロフシクとクピャンスクの包囲を挙げているが、逆に言えばそのくらいしか目立つ話がないということでもある。
全体の戦況を見渡すと、ロシア軍はロボティネの北方で前進し、ザポリージャ州での攻勢を強めているし、リマン方面でもジワリと圧力を強めていて、戦場の主導権を握っていることに変わりはない。
主戦場であるドネツク州においても、占領地の面積を確実に増やし、クラマトルスクなどの都市群への本格的な攻撃の体制を整えつつある。
負けているわけじゃあない。
が、ウクライナは防御戦を戦っていて、最小のリソース(領土含む)の損失で時間という貴重な資源を稼いでいる。
その時間で、ロシアに対する経済圧力が効いて来るのを待ったり、深部越境攻撃で軍需産業の疲弊を狙ったりもしている。
政治的には、米国などと共に、停戦を画策したりもする。
戦場では勝てなくても、そこで稼いだ時間を有効に使って国家存続という究極の勝利を手にしようとしているわけだ。
ロシアとしては、そういった場外乱闘に巻き込まれずに、着実に特別軍事作戦を継続し、ウクライナの政治的支配という戦略目標を達成しようとしている。
夏季攻勢は、そういった戦場を取り巻く環境の中での一つの要素に過ぎない。
単純に、勝った負けたの世界じゃない。
しかしながら、局面としては、泥濘期や冬季の進撃に不敵な時期ではなく、両軍がガチでぶつかり合う季節にどれだけの戦果を挙げられるかという点では注目に値する。
特に、今年の場合は最大の軍事支援国である米国の政治体制が変わった初年度に当たるからな。
外交的に、停戦が実現するかという点でも注目だった。
結果的に、ウクライナは停戦を手に入れることは出来なかったし、ロシアとまともな交渉も出来なかった。
領土を失い、時間を失い、得るものは何もなかったとさえいえる。
しかし、米国の支援は繋ぎ止めることが出来ているし、前線の崩壊という最悪の事態は回避されている。
ウクライナ自体のリソースを考えれば、殆ど奇跡に近い。
その綱渡りを成功させているだけでも大勝利だろう。
ロシアは、戦争を継続して戦略目標を達成する道筋を残している。
中国や北朝鮮、インドなどとの関係も強化している。
9月に入り、今年の夏季攻勢の総括を行う時期になった。
ロシアが謳うべき勝利を得られなかったことは誰の目にも明らかだが、それはロシアにとっては敗北ではないのだ。
プーチンは大満足だろうし、ゼレンスキーは胸をなでおろしているだろう(未確認)。
浮沈子的に気になっているのは、秋の大攻勢の話だ。
そう、ベラルーシとの合同演習が控えている(詳細不明)。
4年前は、それがきっかけとなって翌年の本格的な侵攻に繋がった経緯がある。
今回、4年ぶりの合同演習で何が起こるかは分からない。
クピャンスクがどうなるかは、確かに重箱の隅だが、秋の大攻勢が起こるとすれば無関係ではいられないだろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア国防省、クピャンスク市内の複数地点で国 旗を掲げる映像を公開)
https://grandfleet.info/russia-related/russian-defense-ministry-releases-video-showing-flag-raising-at-multiple-locations-in-kupyansk/
「クピャンスク方面の状況は「ロシア軍が展開するプロパガンダほど悪くはない」というだけで、DEEP STATEも3日「モスコフカが再びグレーゾーンに移行した」と報告」
「第10軍団はクピャンスク市内に侵入した敵を排除した映像を公開したが「侵入した全ての敵が排除された」という結論を下すのは時期尚早だ。少なくともロシア軍はクピャンスク北郊外に足場を築いて市内への侵入を繰り返し試み、同時並行で戦力の集結にも努めている。ロシア軍はクピャンスクをオスキル川西岸から包囲するため周辺集落の制圧を狙っており、ラドキフカと同様に歩兵の集結地点と活用できるモスコフカを巡って激しい戦闘が繰り広げられている」(DEEP STATE)
注目すべきは次の記述だ。
「ロシア軍兵士が様々な目的のため民間人に扮装することは周知の事実だが、これは国旗を掲げるためだけに起こるのではない。ロシア軍は兵士を民間人に扮装させてクピャンスクに送り込み続けているため、市内に潜伏する敵の数はどんどん蓄積されている。現地で戦う兵士らは「これが何れ不快な結果に繋がるのではないか」と懸念している。ロシア軍が兵士を民間人に扮装させて市内に送り込む計画がどれだけ大規模かは時間が経過すれば明らかになるだろう」(DEEP STATE)
「ロシア軍は「正面攻撃」や「包囲」とは異なる方法でクピャンスクを落とそうとしているのかもしれない。」(航空万能論ブログ管理人)
「敵は間近まで迫り、防衛ラインの弱点もある程度見つけた状態で、ここでの成功を素早く拡大させようとしている」(DEEP STATE)
恐れ入ったな・・・。
民間人に成りすまして市内に潜入し、内側から防御を食い破ろうとしている。
それなりにリスクを伴う際物的な戦術だが、時と場合によっては有効かもしれない。
ロシアがクピャンスクにどれ程執着しているかを示す話だ。
オスキル川西岸に足場を築くことが出来れば、ハルキウ州に緩衝地帯を設けることが出来るだけではなく、ハルキウからイジウムへの兵站ルート(E40)を遮断することにもつながる。
「正面攻撃」「包囲」に加えて、「潜入」か・・・。
そういえば、ウクライナも戦略爆撃機の破壊の際、あらかじめロシアに潜入してドローン攻撃かけてたからな。
ロシアが見習ったとしても不思議ではない(そういうことかあ?)。
ロシア軍が人的物的損耗を厭わずに、低知能な戦術で力押しだけしてると考えていると、大きな誤りを犯すだろう。
ウクライナ要人の暗殺、産業基盤の破壊、エネルギーインフラへの攻撃で、ウクライナの継戦能力を蝕んでいる。
ハンガリーやスロバキアを使って欧州の結束に楔を打ち込み、中国を引き込んで米国をけん制している。
ロシアも一筋縄ではいかないわけだ。
クピャンスクは、行政区域的にはハルキウ州に属する都市だ。
ロシアが併合した4州(とクリミア)以外に当たる。
なぜ、ロシアがこれほどまでにこの都市に拘るのかは知らない。
戦略的重要性だけではないような気がするんだがな・・・。
(ロシア軍がほぼ全ての戦場で前進、ドネツク・ドニプロ方面は情報が錯綜)
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/russian-troops-advance-on-almost-all-fronts-conflicting-information-on-donetsk-dnipro/
「ロシア軍がラドキフカ付近で支配地域を広げた」「この動きは長らく形成されてきたオスキル川東岸のポケット内に残存する敵殲滅の準備かもしれない」(RYBAR)
「ロシア軍がキスリブカ周辺から西に前進した」「ロシア軍がステポワ・ノヴォセリフカ方向に前進した」「グレーゾーンがペトロパブリフカ方向に伸びた」(DEEP STATE)
「ここでの抵抗力はウクライナ軍にとって圧倒的不利に見えるものの、当該地域はオスキル川西岸から20km以内=FPVドローンや榴弾砲の射程圏内なので、ロシア軍も安易にオスキル川東岸地域で前進を試みれば手痛い損害を被るかもしれないが、ここでの攻勢は「クピャンスクに対する東からの圧力」になるため中々興味深い状況だ。」(航空万能論ブログ管理人)
クピャンスクが、そう易々とは落ちない理由が明快に説明されている。
しかし、それはウクライナ軍にとっても同じ事で、「オスキル川東岸地域で前進を試みれば」オスキル川西岸のウクライナ軍は、ロシア軍の「FPVドローンや榴弾砲の射程圏内」に入るわけだ。
戦争はお互いが傷つけあう行為だから、痛みに耐えて踏ん張った方が勝利を得ることになる。
ロシア軍はモスコフカ方向からクピャンスクの西側に回り込もうとしたが、ウクライナ軍に一度は排除された。
しかし、現在は再びグレーゾーンに変わっている。
ロシア軍は、この方面からの進出を諦めてはいないし、東岸からの圧力も強化し続けている。
そう、オスキル川西岸のウクライナの攻撃拠点にダメージを与えようとしているわけだ。
(また美しい報告書が登場、ゲラシモフ参謀総長がクピャンスク包囲を発表)
https://grandfleet.info/russia-related/another-beautiful-report-has-appeared-chief-of-the-general-staff-gerasimov-announces-the-siege-of-kupyansk/
「ロシア軍によってクピャンスク市がはほぼ完全に封鎖されている」(ロシア軍のゲラシモフ参謀総長)
「ロシア軍がクピャンスク市を包囲している」(ロシア側のハルキウ州知事)
「クピャンスク方向でロシア軍の突撃部隊(歩兵部隊のこと)はソボリフカ北東部、モスコフカ南東部、クチェリョフカとペトロパブリフカに進軍し、クピャンスク市内では先遣隊がコムソモール公園に到達した」(ロシア人軍事アナリストのアンドレイ・マロチコ氏)
「この美しい報告を鵜呑みにするロシア人は多くない。」(航空万能論ブログ管理人)
「ウクライナ軍がソボリフカ方向に伸びたロシア軍の突出部を切り落とした」「ウクライナ軍がモスコフカ集落の支配をほぼとり戻した」「ウクライナ軍がクピャンスク郊外からロシア軍を押し戻した」(DEEP STATE)
ロシア軍の勝利の前借り発表はこれまでも繰り返されているし、その度にうんざりさせられるんだが、今回はいささか実態との乖離が大きい。
「クピャンスクをオスキル西岸から包囲すること自体は理に叶っており、防衛側の補給ルートを遮断して包囲するロシア軍の戦略にも合致している。しかしウクライナ軍もロシア軍の狙いの阻止に力を尽くしている。視覚的にもウクライナ軍がモスコフカ周辺に存在すると確認されているにも関わらず、クピャンスクの包囲に成功したと上層部に報告することは裏目に出る可能性が高い」(RYBAR)
上層部へ誤った報告を行えば、以後のリソースの配分や戦術的判断に影響し、必要な兵力が得られなかったりして敵に陣地を奪われかねないからな。
が、上層部がそれを承知で情報戦の一環として誤った報告をそのまま発表するということは有り得る。
ロシア軍もバカじゃないから(そうなのかあ?)、明らかに誤った情報を垂れ流すことはしないだろう。
火のないところに煙は立たない。
ロシアは、あくまでもクピャンスクを占領したがっていて、そのための包囲を実行しようとしている明確な意思表示をしたわけだ。
「モスコフカ周辺には広大なグレーゾーンが広がっている可能性が高く、ソボリフカ方向へのロシア軍前進は非常に疑わしい。なぜならソボリフカの東側にはクピャンスクが存在し、西にはコヴァリフカとネチヴォロディフカが存在する。そしてコヴァリフカとネチヴォロディフカではロシア軍の存在が確認されていない。この方向の相対的な二次性、両軍が形成する前線ラインの疎さ、ドローンの数、そしてウクライナ軍がクピャンスクを中心に強力な防衛拠点を築いていることを加味するとクピャンスク周辺の状況は「膠着状態」というのが正解で、短期間で迅速かつ大規模な突破や包囲の可能性はない」
ライバーの分析は極めて正論だ。
が、ロシア軍は膨大なリソースを投じて、その強力な防衛拠点を東西から崩しに掛かっている。
「この報告は腐敗したショイグ前国防相体制の遺産と戦っていることを示したが、同時に報告の一部についてミルブロガーや有志から批判を受けることになった。なぜなら控えめに言っても現実とかけ離れ、美化された情報(クピャンスク包囲やポクロウシク包囲のこと)が含まれていたからだ。言うまでもなく国防省自体に自浄能力はないため別レベルの政治的意思が必要だ」(ロシア人ミルブロガーのДва майора)
まあいい。
確認しておこう。
浮沈子的基準でも、ロシアの夏季攻勢は失敗に終わっている。
・ミニマムサクセス:ポクロフシク陥落→未達
・フルサクセス:コスティアンティニフカ陥落→未達
・エクストラサクセス:クピャンスク陥落→未達
ロシア軍の夏季攻勢を凌いだウクライナ軍の大勝利だ。
では、ロシア軍は白旗を掲げて占領地から撤退し、ウクライナは侵略された領土を軍事的に取り戻して戦争を終結させることが出来るかと言えば、もちろんそんな話はどこにもない。
ウクライナ軍の勝利とは、ウクライナ側が勝手に決めたロシア軍の攻撃目標を阻止したという手前味噌な勝利に過ぎない。
浮沈子的には、戦況に基づいて、まあ、このくらいは行けるだろうと見て決めた基準だけど、ポクロフシク攻略さえ実施できなかった。
ロシア軍は、夏季攻勢の成果としてポクロフシクとクピャンスクの包囲を挙げているが、逆に言えばそのくらいしか目立つ話がないということでもある。
全体の戦況を見渡すと、ロシア軍はロボティネの北方で前進し、ザポリージャ州での攻勢を強めているし、リマン方面でもジワリと圧力を強めていて、戦場の主導権を握っていることに変わりはない。
主戦場であるドネツク州においても、占領地の面積を確実に増やし、クラマトルスクなどの都市群への本格的な攻撃の体制を整えつつある。
負けているわけじゃあない。
が、ウクライナは防御戦を戦っていて、最小のリソース(領土含む)の損失で時間という貴重な資源を稼いでいる。
その時間で、ロシアに対する経済圧力が効いて来るのを待ったり、深部越境攻撃で軍需産業の疲弊を狙ったりもしている。
政治的には、米国などと共に、停戦を画策したりもする。
戦場では勝てなくても、そこで稼いだ時間を有効に使って国家存続という究極の勝利を手にしようとしているわけだ。
ロシアとしては、そういった場外乱闘に巻き込まれずに、着実に特別軍事作戦を継続し、ウクライナの政治的支配という戦略目標を達成しようとしている。
夏季攻勢は、そういった戦場を取り巻く環境の中での一つの要素に過ぎない。
単純に、勝った負けたの世界じゃない。
しかしながら、局面としては、泥濘期や冬季の進撃に不敵な時期ではなく、両軍がガチでぶつかり合う季節にどれだけの戦果を挙げられるかという点では注目に値する。
特に、今年の場合は最大の軍事支援国である米国の政治体制が変わった初年度に当たるからな。
外交的に、停戦が実現するかという点でも注目だった。
結果的に、ウクライナは停戦を手に入れることは出来なかったし、ロシアとまともな交渉も出来なかった。
領土を失い、時間を失い、得るものは何もなかったとさえいえる。
しかし、米国の支援は繋ぎ止めることが出来ているし、前線の崩壊という最悪の事態は回避されている。
ウクライナ自体のリソースを考えれば、殆ど奇跡に近い。
その綱渡りを成功させているだけでも大勝利だろう。
ロシアは、戦争を継続して戦略目標を達成する道筋を残している。
中国や北朝鮮、インドなどとの関係も強化している。
9月に入り、今年の夏季攻勢の総括を行う時期になった。
ロシアが謳うべき勝利を得られなかったことは誰の目にも明らかだが、それはロシアにとっては敗北ではないのだ。
プーチンは大満足だろうし、ゼレンスキーは胸をなでおろしているだろう(未確認)。
浮沈子的に気になっているのは、秋の大攻勢の話だ。
そう、ベラルーシとの合同演習が控えている(詳細不明)。
4年前は、それがきっかけとなって翌年の本格的な侵攻に繋がった経緯がある。
今回、4年ぶりの合同演習で何が起こるかは分からない。
クピャンスクがどうなるかは、確かに重箱の隅だが、秋の大攻勢が起こるとすれば無関係ではいられないだろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ロシア国防省、クピャンスク市内の複数地点で国 旗を掲げる映像を公開)
https://grandfleet.info/russia-related/russian-defense-ministry-releases-video-showing-flag-raising-at-multiple-locations-in-kupyansk/
「クピャンスク方面の状況は「ロシア軍が展開するプロパガンダほど悪くはない」というだけで、DEEP STATEも3日「モスコフカが再びグレーゾーンに移行した」と報告」
「第10軍団はクピャンスク市内に侵入した敵を排除した映像を公開したが「侵入した全ての敵が排除された」という結論を下すのは時期尚早だ。少なくともロシア軍はクピャンスク北郊外に足場を築いて市内への侵入を繰り返し試み、同時並行で戦力の集結にも努めている。ロシア軍はクピャンスクをオスキル川西岸から包囲するため周辺集落の制圧を狙っており、ラドキフカと同様に歩兵の集結地点と活用できるモスコフカを巡って激しい戦闘が繰り広げられている」(DEEP STATE)
注目すべきは次の記述だ。
「ロシア軍兵士が様々な目的のため民間人に扮装することは周知の事実だが、これは国旗を掲げるためだけに起こるのではない。ロシア軍は兵士を民間人に扮装させてクピャンスクに送り込み続けているため、市内に潜伏する敵の数はどんどん蓄積されている。現地で戦う兵士らは「これが何れ不快な結果に繋がるのではないか」と懸念している。ロシア軍が兵士を民間人に扮装させて市内に送り込む計画がどれだけ大規模かは時間が経過すれば明らかになるだろう」(DEEP STATE)
「ロシア軍は「正面攻撃」や「包囲」とは異なる方法でクピャンスクを落とそうとしているのかもしれない。」(航空万能論ブログ管理人)
「敵は間近まで迫り、防衛ラインの弱点もある程度見つけた状態で、ここでの成功を素早く拡大させようとしている」(DEEP STATE)
恐れ入ったな・・・。
民間人に成りすまして市内に潜入し、内側から防御を食い破ろうとしている。
それなりにリスクを伴う際物的な戦術だが、時と場合によっては有効かもしれない。
ロシアがクピャンスクにどれ程執着しているかを示す話だ。
オスキル川西岸に足場を築くことが出来れば、ハルキウ州に緩衝地帯を設けることが出来るだけではなく、ハルキウからイジウムへの兵站ルート(E40)を遮断することにもつながる。
「正面攻撃」「包囲」に加えて、「潜入」か・・・。
そういえば、ウクライナも戦略爆撃機の破壊の際、あらかじめロシアに潜入してドローン攻撃かけてたからな。
ロシアが見習ったとしても不思議ではない(そういうことかあ?)。
ロシア軍が人的物的損耗を厭わずに、低知能な戦術で力押しだけしてると考えていると、大きな誤りを犯すだろう。
ウクライナ要人の暗殺、産業基盤の破壊、エネルギーインフラへの攻撃で、ウクライナの継戦能力を蝕んでいる。
ハンガリーやスロバキアを使って欧州の結束に楔を打ち込み、中国を引き込んで米国をけん制している。
ロシアも一筋縄ではいかないわけだ。
クピャンスクは、行政区域的にはハルキウ州に属する都市だ。
ロシアが併合した4州(とクリミア)以外に当たる。
なぜ、ロシアがこれほどまでにこの都市に拘るのかは知らない。
戦略的重要性だけではないような気がするんだがな・・・。
😼今日は何の日:AIブログの日:白露 ― 2025年09月08日 08:52
今日は何の日:AIブログの日:白露
(白露)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%9C%B2
「年:日時 (UT):日本:中国:
2025年:9月7日08:52:9月7日:9月7日」
「初候
草露白(そうろ しろし) : 草に降りた露が白く光る(日本)」
「期間としての意味もあり、この日から、次の節気の秋分前日までである。」
ちょっと気になる記述があった。
「次候
鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒が鳴き始める(日本)」
(セキレイ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A4
「セキレイ・鶺鴒およびその別名は秋の季語である。」
ウィキには、国産みの神話に絡んでセキレイが登場するそうだ。
「・・・静岡県三島、広島県などではセキレイを神の鳥と称し、みだりに捕らえないのは神使以上に神に交道を教えた万物の師の意味があるという。」
まあいい。
暦の上では秋なんだろうが、まだまだ暑い日が続いている。
昨日(9月7日)は、日帰りで大瀬崎に行ってきたんだが、日陰は涼しいけど日向は真夏だった。
夕べは皆既月食だったそうだが、爆睡して見逃した。
次の節気は秋分になる。
季節は廻り、人の世は移ろう。
白露は、引用した通り草に降りた露が白く光るところからきているんだろうが、露と聞いて浮沈子が思い出したのはこれ・・・。
(今日は何の日 慶長3年8月18日)
https://rekishikaido.php.co.jp/detail/4220
「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」
「秀吉の辞世として知られます。裸一貫から天下人に成りあがり、位人臣を極めた男の辞世にしては、人の世のはかなさのようなものを感じます。」
高齢者の仲間入りを果たし、人生の秋を迎えている浮沈子は、何となく秀吉の気持ちが分からなくもない。
「人間が思い残すことなく笑って死ねるかどうかは、天下人も社会的名声も一切関係ないのかもしれないという気になります。」
うーん、それはどうかな。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は趣向を変えて、秀吉の辞世の句について、AIにブログを書いてもらおう。
「秀吉の辞世の句について、400文字程度のブログ記事を書いてください。」
まずはジェミニから。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
これは豊臣秀吉が死に臨んで詠んだとされる辞世の句です。一般に知られている「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」という句とは異なり、この句は死の覚悟と人生観を静かに詠んでいます。
「散るべき時をわかっているからこそ、花は美しく咲き誇り、人もまた人として立派に生きられる」という深い意味が込められています。華やかな生涯を送った秀吉が、晩年に至り、自然の摂理と人生の真理を達観した境地をうかがわせます。
天下統一を成し遂げ、権力の絶頂にいた人物が最後に残したこの句は、はかなさの中に力強さをも感じさせます。人生の終わりを静かに受け入れ、その上で生きることの価値を見出した秀吉の心境が伝わってくるようです。彼の波乱に満ちた生涯を締めくくるにふさわしい、奥深い一首と言えるでしょう。」
な、なんと!。
別の句を持ち出してきたぞお!。
他のAIはどうか。
「# 秀吉の辞世の句に込められた思い
豊臣秀吉の辞世の句は、「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」という有名な一句です。この歌には、戦国乱世を統一しながらも、すべてがはかなく消えゆくものであるという深い諦観がにじんでいます。
秀吉は農民から天下人へと登り詰め、栄華を極めました。しかし最愛の息子・鶴松の死や朝鮮出兵の失敗など、晩年は苦難も多く、自身の人生の無常を感じていたのでしょう。「露」という表現には、人の命のはかなさや、自らの成功も一時のものに過ぎないという悟りが込められています。
「夢のまた夢」という結びは、大阪(浪速)で築いた栄光さえも、結局は幻であったという心情を表しています。天下を手中に収めながらも、すべては夢のように過ぎ去ってしまうという、秀吉の深い感慨が伝わってくる名句です。」(ディープシーク)
「豊臣秀吉の辞世の句について
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、その生涯の最期に詠んだとされる辞世の句は、現在も多くの人に語り継がれています。
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」
この句は、秀吉の人生観を端的に表した名句として知られています。「露」という儚いものに自分の人生を重ね、どんなに栄華を極めても最後は消え去る運命にあることを詠んだものです。特に「浪速のことも夢のまた夢」の部分は、大阪城を築き、天下人として君臨した栄光の日々でさえも、結局は夢に過ぎなかったという深い諦観を表しています。
農民から天下人へと駆け上がった秀吉だからこそ、人生の浮き沈みを誰よりも理解していたのかもしれません。権力の頂点に立った人物が最期に見せた、人間としての素直な心境が込められた一句として、今なお多くの人の心に響き続けています。
この辞世の句は、成功と栄光の裏にある人生の無常さを教えてくれる、日本文学史に残る傑作と言えるでしょう。」(クロード)
「以下は、豊臣秀吉の辞世の句に関する400文字程度のブログ記事です:
---
**豊臣秀吉の辞世の句に込められた想い**
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」
これは、天下人・豊臣秀吉がその生涯の終わりに詠んだとされる辞世の句です。露のようにはかなく消えゆく自らの命を静かに見つめ、かつて築き上げた大坂(浪速)の繁栄さえも、今となっては夢の中の出来事のように感じられるという、無常観に満ちた一句です。農民の子として生まれ、天下統一を成し遂げた秀吉ですが、その晩年は後継者問題に悩み、徳川の台頭を許すことになります。華やかな生涯の終幕にあたり、この句は栄華の儚さと人の一生の虚しさを静かに物語っています。
---」(チャットGPT)
他は、無難に「露と落ち・・・」を選んでいる。
ふーん・・・。
ちょっと意外な展開になったな。
有性生殖をおこなう生物は、子を成して後、親は死を得る。
人間もまた、それに連なる。
白露を巡るエトセトラには、生命の本質的な無常観が漂っている気がする。
この宇宙における物質の成り立ちの中で、一種の揺らぎのような存在なんだろうが、生命という化学反応の特殊な系もまた、不動の存在ではなく、露と消えゆく運命にあるのかもしれない。
中には、他の惑星に行って生き延びようとするヤツ(誰?)もいるかもしれないけどな・・・。
(白露)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%9C%B2
「年:日時 (UT):日本:中国:
2025年:9月7日08:52:9月7日:9月7日」
「初候
草露白(そうろ しろし) : 草に降りた露が白く光る(日本)」
「期間としての意味もあり、この日から、次の節気の秋分前日までである。」
ちょっと気になる記述があった。
「次候
鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒が鳴き始める(日本)」
(セキレイ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A4
「セキレイ・鶺鴒およびその別名は秋の季語である。」
ウィキには、国産みの神話に絡んでセキレイが登場するそうだ。
「・・・静岡県三島、広島県などではセキレイを神の鳥と称し、みだりに捕らえないのは神使以上に神に交道を教えた万物の師の意味があるという。」
まあいい。
暦の上では秋なんだろうが、まだまだ暑い日が続いている。
昨日(9月7日)は、日帰りで大瀬崎に行ってきたんだが、日陰は涼しいけど日向は真夏だった。
夕べは皆既月食だったそうだが、爆睡して見逃した。
次の節気は秋分になる。
季節は廻り、人の世は移ろう。
白露は、引用した通り草に降りた露が白く光るところからきているんだろうが、露と聞いて浮沈子が思い出したのはこれ・・・。
(今日は何の日 慶長3年8月18日)
https://rekishikaido.php.co.jp/detail/4220
「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢」
「秀吉の辞世として知られます。裸一貫から天下人に成りあがり、位人臣を極めた男の辞世にしては、人の世のはかなさのようなものを感じます。」
高齢者の仲間入りを果たし、人生の秋を迎えている浮沈子は、何となく秀吉の気持ちが分からなくもない。
「人間が思い残すことなく笑って死ねるかどうかは、天下人も社会的名声も一切関係ないのかもしれないという気になります。」
うーん、それはどうかな。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は趣向を変えて、秀吉の辞世の句について、AIにブログを書いてもらおう。
「秀吉の辞世の句について、400文字程度のブログ記事を書いてください。」
まずはジェミニから。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
これは豊臣秀吉が死に臨んで詠んだとされる辞世の句です。一般に知られている「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」という句とは異なり、この句は死の覚悟と人生観を静かに詠んでいます。
「散るべき時をわかっているからこそ、花は美しく咲き誇り、人もまた人として立派に生きられる」という深い意味が込められています。華やかな生涯を送った秀吉が、晩年に至り、自然の摂理と人生の真理を達観した境地をうかがわせます。
天下統一を成し遂げ、権力の絶頂にいた人物が最後に残したこの句は、はかなさの中に力強さをも感じさせます。人生の終わりを静かに受け入れ、その上で生きることの価値を見出した秀吉の心境が伝わってくるようです。彼の波乱に満ちた生涯を締めくくるにふさわしい、奥深い一首と言えるでしょう。」
な、なんと!。
別の句を持ち出してきたぞお!。
他のAIはどうか。
「# 秀吉の辞世の句に込められた思い
豊臣秀吉の辞世の句は、「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」という有名な一句です。この歌には、戦国乱世を統一しながらも、すべてがはかなく消えゆくものであるという深い諦観がにじんでいます。
秀吉は農民から天下人へと登り詰め、栄華を極めました。しかし最愛の息子・鶴松の死や朝鮮出兵の失敗など、晩年は苦難も多く、自身の人生の無常を感じていたのでしょう。「露」という表現には、人の命のはかなさや、自らの成功も一時のものに過ぎないという悟りが込められています。
「夢のまた夢」という結びは、大阪(浪速)で築いた栄光さえも、結局は幻であったという心情を表しています。天下を手中に収めながらも、すべては夢のように過ぎ去ってしまうという、秀吉の深い感慨が伝わってくる名句です。」(ディープシーク)
「豊臣秀吉の辞世の句について
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、その生涯の最期に詠んだとされる辞世の句は、現在も多くの人に語り継がれています。
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」
この句は、秀吉の人生観を端的に表した名句として知られています。「露」という儚いものに自分の人生を重ね、どんなに栄華を極めても最後は消え去る運命にあることを詠んだものです。特に「浪速のことも夢のまた夢」の部分は、大阪城を築き、天下人として君臨した栄光の日々でさえも、結局は夢に過ぎなかったという深い諦観を表しています。
農民から天下人へと駆け上がった秀吉だからこそ、人生の浮き沈みを誰よりも理解していたのかもしれません。権力の頂点に立った人物が最期に見せた、人間としての素直な心境が込められた一句として、今なお多くの人の心に響き続けています。
この辞世の句は、成功と栄光の裏にある人生の無常さを教えてくれる、日本文学史に残る傑作と言えるでしょう。」(クロード)
「以下は、豊臣秀吉の辞世の句に関する400文字程度のブログ記事です:
---
**豊臣秀吉の辞世の句に込められた想い**
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」
これは、天下人・豊臣秀吉がその生涯の終わりに詠んだとされる辞世の句です。露のようにはかなく消えゆく自らの命を静かに見つめ、かつて築き上げた大坂(浪速)の繁栄さえも、今となっては夢の中の出来事のように感じられるという、無常観に満ちた一句です。農民の子として生まれ、天下統一を成し遂げた秀吉ですが、その晩年は後継者問題に悩み、徳川の台頭を許すことになります。華やかな生涯の終幕にあたり、この句は栄華の儚さと人の一生の虚しさを静かに物語っています。
---」(チャットGPT)
他は、無難に「露と落ち・・・」を選んでいる。
ふーん・・・。
ちょっと意外な展開になったな。
有性生殖をおこなう生物は、子を成して後、親は死を得る。
人間もまた、それに連なる。
白露を巡るエトセトラには、生命の本質的な無常観が漂っている気がする。
この宇宙における物質の成り立ちの中で、一種の揺らぎのような存在なんだろうが、生命という化学反応の特殊な系もまた、不動の存在ではなく、露と消えゆく運命にあるのかもしれない。
中には、他の惑星に行って生き延びようとするヤツ(誰?)もいるかもしれないけどな・・・。


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