バッテリー交換2012年04月11日 05:35

バッテリー交換


ボクスターのバッテリーは、結局交換になった。

原因はFMトランスミッターを挿しっぱなしにしておいたためと判明。即刻、引き抜いてグローブボックスに収監する。

問題のポルシェ価格だが、
バッテリー本体:26,460円
電解液:1,890円
工賃:6,930円
合計:35,280円
であった(いずれも、税込み)。

想定の範囲内ではあるが、痛い出費である。サービスの人は、「毎日乗られていたら、気づかなかったでしょうね」と慰めて(?)くれたのだが、そういうわけにもいかない。

お店から駐車場までの道すがら、小気味良いエンジン音と会話をするように走る。

「あんまり、乗ってやれなくて、ゴメンな。」
「いえいえ、お気になさらずに。たまに連れ出して頂ければ、もう・・・。」
「ほんじゃ、とばすでぇ!」
「あいよ!!」

ってな感じ?。

桜の花散る季節にオープンで走る。気持ちよい一時を過ごした。これで、少しは気が晴れたというものだ。

同意見2012年04月11日 06:30

同意見


例の「衛星」を搭載するタイミングが不自然だ、ということについては、既に触れた。

(衛星は積むの?)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/04/09/6405564

このことについては、専門家からも指摘されていた。

(専門家“ミサイル試験”と指摘)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120409/k10014323951000.html

「人工衛星であれば、すでにロケットの先端に搭載されている時期で、いったん取り付けたカバーを外して改めて衛星を載せるというのはありえないわけではないが、一般的な手順ではない」

専門家らしい、慎重な表現ですな。こういう方の意見は、なんとなく信頼が置けるような気がする。

ま、元ネタがJAXAで同じ、ということもあるんですが。

話は違うが、前回は燃料をドラム缶から注入したという記事もあった。

(北朝鮮「組み立て完了」 ミサイル実験、燃料注入は不明)
http://www.asahi.com/international/update/0410/TKY201204100365.html

今回は地下から注入するという情報もある。非対称ジメチルヒドラジンなどという危険な燃料を使用しているのだから、作業員の安全のためにもそのほうがいい(いつ、注入したのかが分からなくなるけど)。

(“衛星”ミサイル 北朝鮮が公開)
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/0409.html

さて、各国が「やめたら?」というなかで実施されようとしている打ち上げなのだが、早ければ明日にも行われる予定だ。

同感?同感!2012年04月11日 12:31

同感?同感!


「人工衛星」打ち上げと、その対応について見てきたが、こんな記事があった。

(【特別寄稿】北の衛星発射で多忙な軍事評論家-神浦元彰)
http://blogos.com/article/36320/?axis=b:123

「SM3・PAC3では迎撃できない」と書いている割に、PAC3の話がないのが気になるが・・・。

まあいい。

自衛隊の配備については同意見だが、「アメリカから貢ぎ物を得るのが狙い」というのは逆ではないのか?。

先日、NHKの番組で、「弾道核ミサイルの配備によって米国を牽制し、朝鮮半島支配(朝鮮戦争は現在休戦中だが、戦争状態である)に際して、米国を中立化させる(介入させない)ことが目的」と話していた人がいたのだが、私はこの見方に納得する。

同じく「先軍政治」を行う米国が、このシナリオどおりにさせてくれるかどうかには(はなはだ)疑問が残るし、中国の出方も気になるが、「貢ぎ物」よりはマシというものだ。

これだけ非難を浴びつつ強行するには、長期的な戦略があると考えるのが自然であろう。半島統一は民族の悲願であり、国家の目標でもある。それに対する布石ということであれば、何があっても強行する。

だが、161か国と国交を持つ国家が、そんな賭けに踏み切るだろうか。そんなことを強行すれば、本当に国際的な孤立は避けられないのではないか。

そう考えると、「新指導者誕生のお祝いで、打ち上げ花火を上げる意味」程度ではないのか。そう考えて安心したいのがホンネである。

前段に出てくる「在京キー局」がどの局かは誰でも予想がつくだろうが、呆れたはなしだ。「お前には真実を追究するジャーナリスト魂はないのか」という意見には、全くもって同感である。

米国は何を考えているのか2012年04月11日 13:35

米国は何を考えているのか


弾道ミサイルの打ち上げ停止とウラン濃縮の停止でビスケットを与えるとの約束をした米国は、一体何を考えているのだろうか。

そもそも、こうなることを計算に入れていたのではないか。

周到な観測網を敷き、冷静な対応に終始している。北朝鮮のロケット技術を見極めるために、敢えて発射させようとしているようにも思える。

挑発しているのは、米国なのではないか。何より、止めさせようという本気が感じられない。日本も韓国も同じだ。

何かあるのではないか。

分からない。分からないが、故意の不作為を感じる。

「おおすみ」2012年04月11日 18:14

「おおすみ」
「おおすみ」


某国の人工衛星がショボイとか、本当に成功するのかなどと気を揉んでいるのだが、人のことは言えない。

私は、我が国初の人工衛星である「おおすみ」の発射を、生中継で見ていた記憶が、今でも鮮明に残っている。

(おおすみ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%BF

(L-4Sロケット)
http://ja.wikipedia.org/wiki/L-4S%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

実に、6回目にしてようやく軌道投入に成功している。衛星の重さは24キロ位だし、打ち上げに使用したラムダ4S型5号機にしても、9.4トンと、今回打ち上げようとしているロケットの10分の1位の規模である。

逆に言えば、そんなロケットでよく打ち上げたもんだと感心する。40年以上も前の話だ。そのころの打ち上げ技術や、管制システムがどの程度であったかについては、以下のとおり。

(栄光のラムダ:涙なしには読めませんなあ)
http://www.isas.ac.jp/j/japan_s_history/chapter03/03/03.shtml

なんと、ロケットは無誘導だったと書いてある!。

だから、ピョンヤンにある衛星管制総合指揮所について、コメントは差し控える(1つだけ。正面左下の縦に三段に並んだオシログラフは、一体何なんだ?)。

(北朝鮮、ミサイル燃料注入開始)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5001121.html

おそらく、かの国の担当者たちにも、言い尽くせない思いがあるに違いない。また、それらは我々の知るところとはなりえずに、封印されていくのかもしれない。

米国は、日本がおおすみを打ち上げるよりも先に、月に人類を送り込んでいた。とてつもない技術の差があったものだ。

上層部の政治的意図や、軍事技術との関連、国際環境の違いはあれど、かの国の技術者たちは(1日1.2キロの米とブタ肉で)、青春を賭けた事業にチャレンジしているのだ(失敗したら、どうなるんだろう・・・?)。

(北朝鮮の衛星打ち上げは成功するか?)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20120410/Searchina_20120410030.html

立場上、成功を祈る、とは言いづらいが、何度も言うように、是非、安全に飛行させてもらいたい。