破砕帯が何だ!2012年04月26日 22:27

破砕帯が何だ!
破砕帯が何だ!


破砕帯と言えば黒部、黒部と言えば破砕帯だ!。

(黒部ダム:昔はクロヨンと言っていた様な・・・)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%83%A8%E3%83%80%E3%83%A0

(大破砕帯遭遇)
http://www.shokoren-toyama.or.jp/~unazuki/shiru-hasai.html

「工事期間中の転落やトラック・トロッコなどによる労働災害による殉職者は171人にも及び、いかにダム建設工事が苦難を極めたのかがうかがえる」

「「鉛筆1本、紙1枚を節約してでも黒四の工事には不自由させないぞ。必要なものはなんでも送るからがんばってくれ」と激励」

くうーっ!、泣かせるセリフ(金で人の命を買っていた、古き良き時代だ。今でもそうか?)。

関西電力の存亡を賭けた大工事、多くの尊い犠牲を出しながらついに完成したダムは、完成から既に50年を超え、さらに250年の間ダムとして機能し続けると言う。水力発電というのは、太陽エネルギーを活用した究極のエコシステムである。

昔、一度だけ訪れたことがある。トロリーバスに乗り、関電トンネルを抜けると、そこには雄大な黒部ダムの美しいアーチがあった。想像していたよりも遥かに高く、意外に幅が狭かったような印象がある。本当に人間が造ったのかと思うような巨大な建造物である。

原発の寿命は、高々60年である。大量の放射性物質を排出し、後世に莫大なツケを残しながら発電する。しかも、ウランの埋蔵量は高が知れている。ちょこっとした破砕帯の上にあるだけで、再稼動さえ危ぶまれる脆弱な代物である。

破砕帯が何だ!。

21世紀なんだから、破砕帯のど真ん中にあっても、ちゃんと(安全に)稼動する原発、せめて500年くらい稼動し続ける原発を作ってみろ!(またまた、むちゃなことを・・・)。

で、破砕帯って何だ?(まじかよ!)。

(断層破砕帯)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E5%B1%A4#.E6.96.AD.E5.B1.A4.E7.A0.B4.E7.A0.95.E5.B8.AF

地震の巣である断層の真上(というか、断層そのもの)じゃないですか!。

うーん、ここは、脆弱な破砕帯を最新の土木工学を駆使して、微動だにしないほど固めてしまうしかないではないか。

さもなければ、近所をちょっと掘って、敢えて脆弱にして力がそっちで開放されるようにするとか。

日本原子力発電の存亡を賭けて、

「「鉛筆1本、紙1枚を節約してでも「敦賀原発2号機の再稼動」には不自由させないぞ。必要なものはなんでも送るからがんばってくれ」と激励」して欲しい!。

そして、地震に強いとかケチなこと言わずに、活火山の火口の中でも安心して発電できる原発を是非とも造ってくれ!。それが、人の命を金で買う民間企業の底力というものだろう(もう、めちゃくちゃ・・・)。