PCCB2012年08月06日 01:27

PCCB
PCCB


(画像は、ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)

(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB))
http://www.911days.com/dictionary/articles/pccb/

ブレーキというのは、制動装置ともいわれる。運動、移動する物体の減速、あるいは停止を行う装置であるから、乗り物にはおおむね搭載されている。

また、高速な稼動部を有したり、精密な停止制御が必要な機械類などでも、ブレーキを持つものがある。

(ブレーキ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AD

まあ、どこを読んでも、「心のブレーキ」なんて言葉は出てきませんなあ。

(Start Your Engines ポルシェ究極のブレーキ、PCCB:動画出ます)
http://gyao.yahoo.co.jp/player/01009/v00001/v0000000000000000006/

時代によって、ポルシェのオプション価格は異なるが、150万円くらいで取り付けられる(素のボクスターはダメみたいだ)。

後付の価格は、倍以上である。

(PCCBネタ 続報)
http://minkara.carview.co.jp/userid/657953/blog/22640815/

なんでこんなに高いのか。

(How It's Made - Ceramic Brake Discs (Brembo):動画出ます)
http://www.youtube.com/watch?v=LrhVHA-3ZBU&feature=related

むちゃくちゃ低い生産性が、最大の原因である。

材料費なんか、タダみたいなもんだろう(よく知らないが)。開発費とか、その辺も絡んでるんだろうが、早く特許が切れてくれないと、庶民のブレーキにはなりませんな。

(PCCB........for ケイマン..........)
http://porschewbs.exblog.jp/15320387/

いつも(毎日)拝見しているページでも、何度か取り上げられている。

(PCCBの魔力........Final Answer..........)
http://porschewbs.exblog.jp/16191459/

(真紅のボクスタースパイダー........納車..........)
http://porschewbs.exblog.jp/15010779/

(美しすぎるケイマン........)
http://porschewbs.exblog.jp/15597948/

黄色いキャリパーを夢に見そうだ。

なんとか500Eに付けられないものか(素のボクスターじゃなくて?)。

しかし、値段がハンパではない。

キャリパーだけ付けて、ディスクは鋳鉄にするというセコイ話もある。それだけは、止めておきたい(エンブレムチューンと同じじゃん!)。

夢は、夢のままがいいのかもしれない。

火星自動車?2012年08月06日 11:25

火星自動車?
火星自動車?


自動車といえば、自動車である。

キュリオシティ(愛称:「好奇心」の意)という火星探査ランダーを吊り下げて火星に着陸させようというのだ。

(マーズ・サイエンス・ラボラトリー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC

(NASA's Seven Minutes of Terror: Curiosity's precarious Mars landing explained (video))
http://www.engadget.com/2012/06/25/nasas-seven-minutes-of-terror-curiositys-precarious-mars-land/

(Mars Science Laboratory:NASAのページ:今はカウントダウンが出てます)
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/index.html

今日中には、成功したか失敗に終わったかが明らかになるだろうが、久々の宇宙ネタである。

自動車が、地球上で走るだけだと思っていると、本質を見誤ることになるかもしれない。

通信には14分近くかかるので、自動操縦にするしかない。この技術がスピンオフすれば、21世紀版「流星号」も夢ではないかもしれない(あちらは、30世紀ですが)。

続きは、結果が出てから書くことにする。

リアル宇宙2012年08月06日 15:14

リアル宇宙
リアル宇宙


NASA-TVにかじりついて、1時間も管制官がピーナッツを食べたり、情報のキャッチボールをやっているのを見たりして、ようやく着陸した。

画像は、ツイッターに配信された、火星のファ-ストサイトである。ランダーの影が手前に映っている。

「I'm safely on the surface of Mars. GALE CRATER I AM IN YOU!!!」

Curiosity Roverの第一声(?)である。

インターネットを通じて、宇宙の彼方の映像が、瞬時に手元に届く。

「It once was one small step... now it's six big wheels. Here's a look at one of them on the soil of Mars」

こういう、ユーモアのセンスは、日本にはないんだよなあ。

「That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.」

「a」を付けたか付けなかったかで物議を醸した、アームストロングのセリフを捩ったコメントである。今度は6個の大きなホイールがあるんだから、というわけである。

久々の快挙、JPLの面目躍如である。

アメリカは、やるときはやる。変な国だ。

車輪の下2012年08月06日 21:09

車輪の下
車輪の下


(画像は、キュリオシティから送られてきた、ランダーの車輪が写っている写真)

ヘルマン・ヘッセといえば、少年のころ、貪るように読んだ作家の一人である。

(車輪の下)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E8%BC%AA%E3%81%AE%E4%B8%8B

とは、何の関係もない!。

車輪の下にあるのは、地面に決まってるだろうが、ボケイ!。

今回の場合、火星の地面であるところが一味違う。車両重量約1トン(火星では3分の1)、原子力電池で、燃料補給なしに14年は活動できると書いてあった。

カメのように遅い。

最高時速90mだという。

いいじゃないの、オフロード車なんだから。

そこで、どんなクルマなのかを見てみる。

(サイエンスコーナー:デバイスの解説が詳細に書いてあるが、当然英語)
http://msl-scicorner.jpl.nasa.gov/

(マーズ・サイエンス・ラボラトリー探査機の諸元:日本語)
http://moonstation.jp/ja/mars/exploration/MSL/spec.html

(3Dでぐりぐり動きます:重いです)
http://mars.jpl.nasa.gov/explore/curiosity/

所詮、アメ車である。でかいだけがとりえに決まっている。

いろいろな、観測機器や分析装置を積んでいるが、まともに動くのだろうか(まあ、アメ車ですから)。

(キュリオシティのツイッター)
https://twitter.com/MarsCuriosity/

よくしゃべるやつだ。カラー画像は、マストカメラが稼動する今週末までお預けだそうだ。

仕事しろよ!。

(FYIとはどういう意味?何の略?−For Your Information)
http://www.relief.jp/itnote/archives/002482.php

こんな、知識も仕入れられますな。

(Mars Rover Curiosity in Artist's Concept, Close-up)
http://mars.jpl.nasa.gov/msl/multimedia/images/?ImageID=3514

ここには、モバイルロボットという言葉が出てくるが、自動車というよりは、移動可能な地上観測機というのがコンセプトなんだろう。

月面車とは違う。

(月面車:アメリカ合衆国の月面車(ルナビークル))
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E9%9D%A2%E8%BB%8A#.E3.82.A2.E3.83.A1.E3.83.AA.E3.82.AB.E5.90.88.E8.A1.86.E5.9B.BD.E3.81.AE.E6.9C.88.E9.9D.A2.E8.BB.8A.EF.BC.88.E3.83.AB.E3.83.8A.E3.83.93.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.83.AB.EF.BC.89

このルナビークルは、ポルシェの設計なんだから、自動車でしょう!。インホイールモーターの電気自動車で、人間無しでは、1ミリも動かない。最高速度は16km/h、ポルシェの自動車の中で、(たぶん)最も遅いクルマだ(ボーイングが製作したから、ではない)。

キュリオシティでは、原子力電池が積まれているというのだが、プルトニウム238の崩壊熱を電気に変換するという。放射能漏れとか、大丈夫なんでしょうな。

観測機器にアルファ線が当たっても平気なんだろうか。

(アルファ粒子:紙1枚で遮蔽できます)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E7%B2%92%E5%AD%90

ボーイング社の製造によるそうだが、御巣鷹の悲劇の原因企業(後部圧力隔壁の修理不良)であり、V-22(オスプレイ)のメーカー、ジェットフォイルの設計でも知られる。

製造業というのは、モノを作る企業なので、何でもやるといえばそのとおりなのだが、見境がない。

三菱とか、川重とか、富士重とか、新明和だって、おんなじである。

みんな、自動車に関わっている。

そのうち、日本車の進出が始まり、宇宙でも自動車摩擦がおこって、排斥運動とか広がって、リコールするのに火星まで行くか、地球の販売店まで持ち込みになるのかで揉めて・・・。