カラヤンとカレラ2013年03月25日 00:39

カラヤンとカレラ
カラヤンとカレラ


ヘルベルト・フォン・カラヤンといえば、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーとともに20世紀ドイツに君臨した大指揮者として名高い。

(ヘルベルト・フォン・カラヤン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%83%B3

「大変な車好きでありスピード狂としても知られ、さまざまなスポーツカーや高性能車、高級車を所有し乗り継いでいた。歴代の愛車はメルセデス・ベンツ 300SL、ポルシェ・356、ポルシェ・911、アウディ・クワトロ、BMW、フェラーリ、ジャガー、ロールス・ロイスなど。日本車(スバル・レオーネツーリングワゴン)を友人のスイス人医師にプレゼントしたこともある。運転技術はF1ドライバーのニキ・ラウダ直伝。最晩年には赤いポルシェ・959に乗っていた。」とある。

ハンパない、カーキチ(差別用語か?)である。

画像の解説にあるとおり、カラヤンが所有していた911は、カレラRS3.0である。

(VISION - Porsche 911 Carrera RS 3.0 発売予定 !!!!)
http://blog.goo.ne.jp/makeup_eidolon/e/199c13f001faf69a7a9489de52fa8714

まあ、模型ですが予価17,850円(税込)で買えるようだ。

実車は109台の生産とされるが、レーシングマシンとしてのRSRでなく、カレラRS3.0として登録された台数は、51台とも44台ともいわれる。

(Sold! $349,000 USD - 1974 Porsche 911 RS, sn 911.460.9028:細部の画像が見られます)
http://www.pbase.com/slidevalve911rsr/911_market_rs_factory_forsale_74rs_sn9114609028

車重900kgに対して230馬力のエンジンを積み、0-100km5.3秒、最高時速250kmを誇る。

これ、約40年前ですからね!。

228馬力の03ボクスターとどっこいで、最高速だって殆んど同じだろう。

しかし、900kgというのは魅力だ。軽量化に勝るパワーアップはない。FRP製の前後フードやスポイラー、もちろんリア・シートはない。

ドアも軽量化されているそうだが、浮沈子スペシャルに応用できそうなのは、パワーウインドウの撤去とガラスの軽量化(ポリカ製に交換?)くらいか。紐を引いて上げ下げするというのは、いかにもショボイので、ちょっと躊躇われる。

カラヤンは、このスポーツカーを操りながら、楽想を練っていたのかしらん!?。

オーケストラを、一つの楽器のように操り、緻密な構成で音響的に優れた録音を数多く残したことで知られる指揮者としては、自動車もまた、自らのタクトに従う楽器であったのかもしれない。

最晩年には959に乗っていたというから、筋金入りのポルシェ好きだったのであろう。

(ポルシェ・959)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB959

パリダカの活躍は、今でも鮮明に覚えている。

ちなみに、959のベース車両となっているのは当然のことながら930である。ただし、ボディパネルは全てオリジナル。

まあ、959なんて一生縁がないだろうが、同じ型式の930の中古に乗ることでガマンしよう。

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