🐼変異種:ワクチン接種が加速する感染拡大:風が吹けばワクチン屋が儲かる ― 2021年08月03日 08:52
変異種:ワクチン接種が加速する感染拡大:風が吹けばワクチン屋が儲かる
今朝の自販機の買い出し時の観察によれば、マスクなし3人(浮沈子含む)、顎マスク1人、マスク着用2人。
デルタは、麻疹に匹敵する空気感染のこわーい病気だって、知ってるう?。
ワクチン接種が進む暑い夏。
東京地方の最低気温は25.9度(熱帯夜)。
最高気温の予想は34度となっている。
猛暑日にはならないとはいえ、マスク着けたくなくなる気持ちは理解できる(デルタの感染防御効果も???だしな)。
ワクチンは、高齢者で75パーセントくらいが完了した様だ。
若年者はこれからだろうが、高齢者の重症者の割合は減っている。
死者も少ない。
軽症者は自宅療養で、首都圏では3万人に及んでいる(東京都は1万1千人あまり)。
入院しなくてもいいので、気軽にデルタに罹れる(そうなのかあ?)。
今後は、酸素吸入が必要な中等症も自宅療養が原則となるらしいから、益々気軽だ(そんなあ!)。
逆に、入院になったら表玄関から帰れるかどうかは保証されない。
重症が懸念される患者しか入院できなくなるからな。
デルタの病原性の高さは、既に確認されている。
感染拡大が進めば、若年者で重症化し、回復できずに死亡する人々が増えてくることも懸念される。
ワクチンうっても、一定程度の重症化は起こっている。
感染者が100倍になったら、重症化予防効果が90パーセントでも、10倍(つまり、ワクチンがない時と同等の)重症者が発生する。
東京都の昨日の感染者は、月曜日最多の2000人超だ。
20万人になれば、重症者ベッドは瞬時にパンクする。
んなになるわけないと、舐めてはいけない。
ワクチン接種が進んで、当局は感染制御を放棄したからな(表立ってそうだとは言わないけど)。
ついでに、医療崩壊の外部化を進めることにしたわけだ(これについては明言した)。
医療「体制」は守るけど、医療そのものは崩壊する。
麻疹に匹敵する空気感染で、感染制御は不可能になった。
高齢者の重症化率が下がったことで、感染爆発は止まらなくなり、移動制限がない中、デルタは全国に拡散する。
唯一の有効な防御手段は、怪しげで頼りないワクチンだけ。
期間限定(6か月未満)でも、ないよりはマシだ。
長期的安全性は未知だし、隠れた瑕疵を内包している可能性は高いし、インフルエンザワクチンの100倍の死者が報告されているトンデモワクチン(短期の副反応に目をつぶったとしても)だが、他に手はない。
ワクチンうってから罹るか、うたないで罹るかの2択になった。
当局は、もちろん、うってから罹って欲しい(罹って欲しくはないでしょうけど)。
しかし、うつかうたないかは、我が国では、あくまでも個人の選択としている。
諸外国では、ワクチン義務化の動きが出ているけど、そこは死守している。
ヤバ過ぎて、義務化は不可能だからな。
うたなければ、当然感染拡大は止まらないし、うってもブレイクスルーステルス感染は続くが、それは我が国では捕捉できない。
英国は、今日も安定した推移を見せている。
感染者は2万人強に落ち着いている。
人口の1割弱が感染し、ワクチン接種を進め、我が国の10倍の犠牲者を払った果実だ。
その後を追う。
1000万人の感染者と、1億人のワクチン接種と、15万人の犠牲者か・・・。
たぶん、そうはならない。
治療法もあるし、ワクチンは死亡率を確実に下げているし、接種態勢はワクチンが足りなくなる程整っている。
感染制御を放棄して、重症化制御に切り替えた判断は正しい。
出来もしないことにいつまでも拘って、資源を浪費することは避けるべきだ。
公共セクターが機能するためには、負担は広く薄く求めるというのが鉄則だからな。
医療と言えども聖域ではない。
浮沈子がワクチンによる免疫を失うまで、5か月と27日になった。
笑いが止まらないワクチン屋は、大繁盛だ。
高齢者接種が進んで、この夏休みに全国にデルタが行き渡る。
地方政府の要請にもかかわらず、国は強制的な移動制限には慎重だ。
口先だけのステイホームに従う人は少ない。
もう、うんざりしている。
医療崩壊させないのは、国民の責任じゃない。
当局の無策が招いた結果だって。
いいだろう、上等だ。
開き直った政府は、そのツケを国民に回すことにしたわけだ。
リソースが限られる中で、その判断は正しいが、殺される側としては釈然としない。
ブレイクスルー感染で罹患し、自宅療養になったら浮沈子は覚悟を決める。
まあ、入院になって裏口から出てくるのと、どっちがいいかという話ではあるけどな・・・。
今朝の自販機の買い出し時の観察によれば、マスクなし3人(浮沈子含む)、顎マスク1人、マスク着用2人。
デルタは、麻疹に匹敵する空気感染のこわーい病気だって、知ってるう?。
ワクチン接種が進む暑い夏。
東京地方の最低気温は25.9度(熱帯夜)。
最高気温の予想は34度となっている。
猛暑日にはならないとはいえ、マスク着けたくなくなる気持ちは理解できる(デルタの感染防御効果も???だしな)。
ワクチンは、高齢者で75パーセントくらいが完了した様だ。
若年者はこれからだろうが、高齢者の重症者の割合は減っている。
死者も少ない。
軽症者は自宅療養で、首都圏では3万人に及んでいる(東京都は1万1千人あまり)。
入院しなくてもいいので、気軽にデルタに罹れる(そうなのかあ?)。
今後は、酸素吸入が必要な中等症も自宅療養が原則となるらしいから、益々気軽だ(そんなあ!)。
逆に、入院になったら表玄関から帰れるかどうかは保証されない。
重症が懸念される患者しか入院できなくなるからな。
デルタの病原性の高さは、既に確認されている。
感染拡大が進めば、若年者で重症化し、回復できずに死亡する人々が増えてくることも懸念される。
ワクチンうっても、一定程度の重症化は起こっている。
感染者が100倍になったら、重症化予防効果が90パーセントでも、10倍(つまり、ワクチンがない時と同等の)重症者が発生する。
東京都の昨日の感染者は、月曜日最多の2000人超だ。
20万人になれば、重症者ベッドは瞬時にパンクする。
んなになるわけないと、舐めてはいけない。
ワクチン接種が進んで、当局は感染制御を放棄したからな(表立ってそうだとは言わないけど)。
ついでに、医療崩壊の外部化を進めることにしたわけだ(これについては明言した)。
医療「体制」は守るけど、医療そのものは崩壊する。
麻疹に匹敵する空気感染で、感染制御は不可能になった。
高齢者の重症化率が下がったことで、感染爆発は止まらなくなり、移動制限がない中、デルタは全国に拡散する。
唯一の有効な防御手段は、怪しげで頼りないワクチンだけ。
期間限定(6か月未満)でも、ないよりはマシだ。
長期的安全性は未知だし、隠れた瑕疵を内包している可能性は高いし、インフルエンザワクチンの100倍の死者が報告されているトンデモワクチン(短期の副反応に目をつぶったとしても)だが、他に手はない。
ワクチンうってから罹るか、うたないで罹るかの2択になった。
当局は、もちろん、うってから罹って欲しい(罹って欲しくはないでしょうけど)。
しかし、うつかうたないかは、我が国では、あくまでも個人の選択としている。
諸外国では、ワクチン義務化の動きが出ているけど、そこは死守している。
ヤバ過ぎて、義務化は不可能だからな。
うたなければ、当然感染拡大は止まらないし、うってもブレイクスルーステルス感染は続くが、それは我が国では捕捉できない。
英国は、今日も安定した推移を見せている。
感染者は2万人強に落ち着いている。
人口の1割弱が感染し、ワクチン接種を進め、我が国の10倍の犠牲者を払った果実だ。
その後を追う。
1000万人の感染者と、1億人のワクチン接種と、15万人の犠牲者か・・・。
たぶん、そうはならない。
治療法もあるし、ワクチンは死亡率を確実に下げているし、接種態勢はワクチンが足りなくなる程整っている。
感染制御を放棄して、重症化制御に切り替えた判断は正しい。
出来もしないことにいつまでも拘って、資源を浪費することは避けるべきだ。
公共セクターが機能するためには、負担は広く薄く求めるというのが鉄則だからな。
医療と言えども聖域ではない。
浮沈子がワクチンによる免疫を失うまで、5か月と27日になった。
笑いが止まらないワクチン屋は、大繁盛だ。
高齢者接種が進んで、この夏休みに全国にデルタが行き渡る。
地方政府の要請にもかかわらず、国は強制的な移動制限には慎重だ。
口先だけのステイホームに従う人は少ない。
もう、うんざりしている。
医療崩壊させないのは、国民の責任じゃない。
当局の無策が招いた結果だって。
いいだろう、上等だ。
開き直った政府は、そのツケを国民に回すことにしたわけだ。
リソースが限られる中で、その判断は正しいが、殺される側としては釈然としない。
ブレイクスルー感染で罹患し、自宅療養になったら浮沈子は覚悟を決める。
まあ、入院になって裏口から出てくるのと、どっちがいいかという話ではあるけどな・・・。
🐼変異種:ワクチン接種が加速する変異種の誕生:風が吹いてもお手上げか ― 2021年08月03日 13:47
変異種:ワクチン接種が加速する変異種の誕生:風が吹いてもお手上げか
(ワクチン効かない変異株の出現は「ほぼ確実」、英科学者が予測)
https://www.cnn.co.jp/world/35174670.html
「ワクチンがもっと広く普及すれば、ワクチンで獲得した免疫を回避できるウイルスにとって感染の優位性が高まる」
浮沈子には、新型コロナウイルスにワクチン回避変異をさせない方策は明らかな気がするんだがな。
ワクチンうつのを直ちにやめる(そんなあ!)。
しかし、デルタとかは、ワクチンが普及する前に誕生している(2020年10月)。
既存優勢種(我が国ではアルファ)に取って代われるかどうかも、勢力を拡大するのに重要な要素だ。
忽那センセは、ラムダに注目している(企画はヤフー編集部)。
(新型コロナ 南米で拡大しているラムダ型変異ウイルス 現時点で分かっていることは?)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210801-00249724
「これまでのところ、感染力が非常に強いことが分かっているデルタ型がすでに広がっている国や地域にラムダ型が侵入し広がった事例は確認されていません。」
「ラムダ型変異ウイルスについても、中和抗体に対する抵抗力が強くなっているとする実験室での研究があり、またベータ型よりもさらにワクチン効果が落ちるのではないかとする研究もあり、多少なりともワクチンの効果が落ちる可能性はあるようです。」
「ただし、リアルワールドにおいてワクチン効果がどの程度落ちるのかは現時点ではっきりと分かっていません。」
今後の動向に注目というところか。
今日は、マスク着用(携帯?)の新たなパターンを見つけた。
マスクの耳掛けにひもを通して首から掛けている。
首掛けマスクだな。
ほら、老眼鏡のつるに紐付けて首から掛けてるジジババがいるじゃん。
あれですよ、あれ!。
用がある時に、ぱっと使える優れモノだ。
しかし、老眼鏡では頭の上にずり上げて、メガネはどこ行ったというパターンがあるんだが、おでこマスクというのは見たことがない。
耳掛け紐だからな。
おでこにずり上げたら、よほどの福耳でもない限り外れてしまうだろう。
それに代わるのが、顎マスクや喉マスクに当たるのかも知れない。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、振り替え水泳教室で、リクエストして平泳ぎを指導して頂いた。
蹴った後の力の抜き具合が問題だな(力が抜けていないとのご指摘)。
綺麗な蹴伸びの姿勢に持ち込んで、グラインドの距離を稼ぐ。
ジジババの平泳ぎは、競泳のそれとは異なる。
楽に、気持ちよく、効率的に泳ぐのがよろしい。
来週は背泳ぎと予告されている。
本籍の初級が2週続けてお休みだったり、ワクチン接種だったり、極秘の都県境越えでのダイビングだったり、いろいろ手違いもあって、振り替えの方が多くなっている。
来週水曜日は、1か月以上空いて本籍の水泳教室に出られる。
新型コロナが蔓延し、緊急事態宣言が発令中というのに、屋内プールでバシャバシャしながらジジババが水遊びだ。
まあいい。
(政府、デルタ株猛威に苦慮 移動自粛要請、知事会と温度差―緊急事態、6都府県に拡大)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080200950&g=pol
「都道府県を越えた移動はできるだけ避けてほしい。どうしても必要な場合は検査を受け、小規模かつ分散で行ってほしい」
「帰省を中止する必要性はない」
ワクチンさえうてば何とかなると高をくくっている。
ワクチンの接種が、ワクチン回避の変異種を生むという穿った記事を読んだ後だと、味わい深さもひとしおだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ドイツ、9月から「ブースター」接種 コロナワクチン、高齢者対象に)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080300254&g=int
「ドイツは9月から、高齢者などを対象に、「ブースター」と呼ばれる新型コロナウイルスワクチンの追加接種を開始」
「追加接種では、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発したワクチンか、米モデルナ製を使う。」
混合接種の検証がどのように行われたのかは知らない。
次々と明らかになる現行ワクチンの限界。
米国がどこまで粘るのかは重要だ。
我が国は、追随するつもりの様だからな。
(3回目接種、効果の見極め必要 官房長官)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA303TD0Q1A730C2000000/
「よく検討する必要がある」
「科学的な知見の集積や外国の状況を注視する」
既に、先行接種した医療関係者の感染予防効果は切れかかっている(2月から接種開始)。
ステルス感染したまま医療業務に従事している可能性もあるのだ。
ぼーっと検討したり注視しているうちに、取り返しの付かない事態に突入するかもしれない(もう、してるかもな)。
イスラエルはファイザー製の追加接種だが、モデルナを使うというのはドイツが初めてかも知れない(英国がどうするかは不明)。
欧州各国が追加接種に走るのは時間の問題だ。
オーストラリアも追加のワクチンを確保している(来年からうつみたいですが:豪州は接種率低いからな)。
我が国も、モデルナを確保しているし、ファイザーとは交渉中ということだが、欧州ではどっちも値上げされたらしいからな。
国産ワクチンへの期待もあるけど、どんだけ効くかは未知数だ。
バンバン追加接種して、変異種増産するわけだ。
やれやれ・・・。
(ワクチン効かない変異株の出現は「ほぼ確実」、英科学者が予測)
https://www.cnn.co.jp/world/35174670.html
「ワクチンがもっと広く普及すれば、ワクチンで獲得した免疫を回避できるウイルスにとって感染の優位性が高まる」
浮沈子には、新型コロナウイルスにワクチン回避変異をさせない方策は明らかな気がするんだがな。
ワクチンうつのを直ちにやめる(そんなあ!)。
しかし、デルタとかは、ワクチンが普及する前に誕生している(2020年10月)。
既存優勢種(我が国ではアルファ)に取って代われるかどうかも、勢力を拡大するのに重要な要素だ。
忽那センセは、ラムダに注目している(企画はヤフー編集部)。
(新型コロナ 南米で拡大しているラムダ型変異ウイルス 現時点で分かっていることは?)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210801-00249724
「これまでのところ、感染力が非常に強いことが分かっているデルタ型がすでに広がっている国や地域にラムダ型が侵入し広がった事例は確認されていません。」
「ラムダ型変異ウイルスについても、中和抗体に対する抵抗力が強くなっているとする実験室での研究があり、またベータ型よりもさらにワクチン効果が落ちるのではないかとする研究もあり、多少なりともワクチンの効果が落ちる可能性はあるようです。」
「ただし、リアルワールドにおいてワクチン効果がどの程度落ちるのかは現時点ではっきりと分かっていません。」
今後の動向に注目というところか。
今日は、マスク着用(携帯?)の新たなパターンを見つけた。
マスクの耳掛けにひもを通して首から掛けている。
首掛けマスクだな。
ほら、老眼鏡のつるに紐付けて首から掛けてるジジババがいるじゃん。
あれですよ、あれ!。
用がある時に、ぱっと使える優れモノだ。
しかし、老眼鏡では頭の上にずり上げて、メガネはどこ行ったというパターンがあるんだが、おでこマスクというのは見たことがない。
耳掛け紐だからな。
おでこにずり上げたら、よほどの福耳でもない限り外れてしまうだろう。
それに代わるのが、顎マスクや喉マスクに当たるのかも知れない。
まあ、どうでもいいんですが。
今日は、振り替え水泳教室で、リクエストして平泳ぎを指導して頂いた。
蹴った後の力の抜き具合が問題だな(力が抜けていないとのご指摘)。
綺麗な蹴伸びの姿勢に持ち込んで、グラインドの距離を稼ぐ。
ジジババの平泳ぎは、競泳のそれとは異なる。
楽に、気持ちよく、効率的に泳ぐのがよろしい。
来週は背泳ぎと予告されている。
本籍の初級が2週続けてお休みだったり、ワクチン接種だったり、極秘の都県境越えでのダイビングだったり、いろいろ手違いもあって、振り替えの方が多くなっている。
来週水曜日は、1か月以上空いて本籍の水泳教室に出られる。
新型コロナが蔓延し、緊急事態宣言が発令中というのに、屋内プールでバシャバシャしながらジジババが水遊びだ。
まあいい。
(政府、デルタ株猛威に苦慮 移動自粛要請、知事会と温度差―緊急事態、6都府県に拡大)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080200950&g=pol
「都道府県を越えた移動はできるだけ避けてほしい。どうしても必要な場合は検査を受け、小規模かつ分散で行ってほしい」
「帰省を中止する必要性はない」
ワクチンさえうてば何とかなると高をくくっている。
ワクチンの接種が、ワクチン回避の変異種を生むという穿った記事を読んだ後だと、味わい深さもひとしおだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(ドイツ、9月から「ブースター」接種 コロナワクチン、高齢者対象に)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080300254&g=int
「ドイツは9月から、高齢者などを対象に、「ブースター」と呼ばれる新型コロナウイルスワクチンの追加接種を開始」
「追加接種では、米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックが共同開発したワクチンか、米モデルナ製を使う。」
混合接種の検証がどのように行われたのかは知らない。
次々と明らかになる現行ワクチンの限界。
米国がどこまで粘るのかは重要だ。
我が国は、追随するつもりの様だからな。
(3回目接種、効果の見極め必要 官房長官)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA303TD0Q1A730C2000000/
「よく検討する必要がある」
「科学的な知見の集積や外国の状況を注視する」
既に、先行接種した医療関係者の感染予防効果は切れかかっている(2月から接種開始)。
ステルス感染したまま医療業務に従事している可能性もあるのだ。
ぼーっと検討したり注視しているうちに、取り返しの付かない事態に突入するかもしれない(もう、してるかもな)。
イスラエルはファイザー製の追加接種だが、モデルナを使うというのはドイツが初めてかも知れない(英国がどうするかは不明)。
欧州各国が追加接種に走るのは時間の問題だ。
オーストラリアも追加のワクチンを確保している(来年からうつみたいですが:豪州は接種率低いからな)。
我が国も、モデルナを確保しているし、ファイザーとは交渉中ということだが、欧州ではどっちも値上げされたらしいからな。
国産ワクチンへの期待もあるけど、どんだけ効くかは未知数だ。
バンバン追加接種して、変異種増産するわけだ。
やれやれ・・・。
🐼ISS危機一髪!:ウォッカ入りソフトウェア:一時的誤作動の真実 ― 2021年08月03日 19:02
ISS危機一髪!:ウォッカ入りソフトウェア:一時的誤作動の真実
(ロシアは、宇宙ステーションが一時的に制御不能になった後、ソフトウェアの不具合を非難しました)
https://www.reuters.com/world/europe/dont-worry-says-moscow-after-space-station-thrown-off-course-2021-07-30/
「短期間のソフトウェア障害のため、モジュールのエンジンをオンにして撤回するように直接コマンドが誤って実装されたため、複合施設全体の方向が変更された」
・ソフトウェア障害のため→ウォッカで酔っ払ったオペレーターが
・直接コマンドが誤って実行された→へべれけで操作を間違えた
「短期間のウォッカで酔っ払ったオペレーターが、モジュールのエンジンをオンにして撤回するようにへべれけで操作を間違えたため、複合施設全体の方向が変更された」
ああ、そういうことだったのかあ(未確認!)。
「すべてが順調でしたが、人的要因がありました。(ドッキングが成功した後)多少の陶酔感があり、誰もがリラックスしました」
まあ、公に認めることは決してないだろうけど、配線間違いに匹敵する蓋然性を感じるな(そんなあ!)。
開発開始から25年、14年の遅れなど紆余曲折を経てようやく打ち上げられ、その後もトラブルの連続を切り抜けてようやくISSへのドッキングに成功。
ヤターッと、喜ぶと同時に気が抜けてしまったというのはありそうな話だ。
マンマシンシステムにおいては、人間はソフトウェアとして扱われるのかも知れない。
(ロシアの実験室モジュールとの戦いで、宇宙ステーションは「銃撃戦にナイフを持ってきた」)
https://spaceflightnow.com/2021/08/02/in-battle-with-russian-lab-module-space-station-brought-a-knife-to-a-gun-fight/
「モジュールの向きとスラスターの相対的な強さを考えると、「ISSはナイフを銃撃戦に持ち込みました」。」(“the ISS brought a knife to a gun fight.”)
(bring a knife to a gunfightとは)
https://eow.alc.co.jp/search?q=bring+a+knife+to+a+gunfight
「銃の撃ち合いにナイフを持って行く、ナイフで銃と戦おうとする、竹やりで銃に立ち向かう◆武器・手段の選択が不適切なこと(文字どおりの意味、または比喩的)。ほとんど勝ち目のない様子。」
NASAやロスコスモスは、つとめて平静を装っているが、状況は極めて深刻かつ重大で、ISSの分解に繋がる危険を秘めていたと言わざるを得ない。
「ISSが(通常の向きから)45度しか外れていないという報告は時期尚早でした」
「私たちは倒立と側転をし始めました。オリンピックの裁判官は誇りに思うでしょう。」
「すべてのソーラーアレイとラジエーターがまだ取り付けられているのを見てとても幸せでした。」
やれやれ・・・。
(Naukaモジュールのニアミスは宇宙ステーションの将来についての懸念を引き起こします
「すべてが順調でしたが、人的要因がありました。」)
https://arstechnica.com/science/2021/08/nauka-modules-near-miss-raises-concerns-about-future-of-space-station/
「2018年10月、ロシアの宇宙飛行士AlekseyOvchininとNASAの宇宙飛行士NickHagueの打ち上げは、ソユーズブースターの故障により中止され、乗組員は緊急に地球に帰還しなければなりませんでした。その後の調査で、側面に取り付けられたブースターがソユーズロケットのコアステージに不適切に結合されていたことが判明しました。」
「ほぼ同時に、ロシアは、すでに国際宇宙ステーションに取り付けられている別のソユーズの乗り物に小さな穴があると発表しました。「技術者の技術的ミスに原因を絞り込むことができます」とロゴジン氏は問題について語った。」
「これらの技術的エラーは、ロスコスモスがエンジニアや技術者に生活賃金を支払うのに苦労したために発生しました。そして今、NASAは宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに乗るためにソユーズの座席を購入する必要がなくなったため、国の宇宙予算はさらに圧力に直面しています。」
ロシアモジュールの老朽化と共に、疲弊したロシアの宇宙産業は危機に瀕している。
「NASAは、Axiomのような会社に支払いをして、ステーションにドッキングする商用モジュールの開発を加速することができます。これにより、現在ステーションに接続されているロシアのサービスモジュールの推進タスクを引き継ぐことができます。あるいは、SpaceXのような会社に、宇宙ステーションにスターシップビークルをドッキングして高度を維持する契約を結ぶこともできます。」
エリックバーガーは、民間セクターの宇宙への関与に好意的だからな。
宇宙開発がそう簡単に民営化できないことは、日本時間の今夜遅くに打ち上げられるスターライナーが2年前に明らかにしてくれている。
スターシップにリブーストさせるだってえ?。
ISSごと火星に持って行かれちまったらどーする!?。
まあ、どうでもいいんですが。
「ヒューストンのNASAミッションコントロールは、ステーションで「姿勢制御の喪失」手順を開始し、不測の宇宙飛行士とフライトコントローラーが訓練を行いました。」
「次に、モスクワのフライトコントローラーと協力して、チームはステーションに、宇宙ステーションのロシアセグメントと実験室に取り付けられたプログレス供給車両にスラスターを発射するように命令しました。」
「これらの組み合わされた行動は、ナウカがその主要な燃料供給を使い果たすまで、ステーションがあまりにも激しく転倒するのを防ぎました。」
やっぱ、ズヴェズダの推力だけじゃ足りなかったわけで、プログレスがナウカの真逆にドッキングしていなければ、ISSは回転を止めることが出来なかったということになる。
銃の撃ち合いにナイフを持って行く状態だったことは明白だ。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
ズヴェズダのエア漏れ以来の、ISS最大の危機だ。
いや、クルードラゴンデモ1の方がヤバかったかもしれない。
材料適性など、なーんも考えずに使ったチタンのバルブが、漏れ出た酸化剤と接触して炎上爆発、木っ端微塵に吹っ飛んだのがLZ-1(ランディングゾーン1)でなくて、ISSハーモニーモジュールのフォワードポートだったらと考えると、背筋が凍る。
運が良ければ(!)、今週ドッキングするスターライナーには、隠れた瑕疵はないんだろうな・・・。
(ロシアは、宇宙ステーションが一時的に制御不能になった後、ソフトウェアの不具合を非難しました)
https://www.reuters.com/world/europe/dont-worry-says-moscow-after-space-station-thrown-off-course-2021-07-30/
「短期間のソフトウェア障害のため、モジュールのエンジンをオンにして撤回するように直接コマンドが誤って実装されたため、複合施設全体の方向が変更された」
・ソフトウェア障害のため→ウォッカで酔っ払ったオペレーターが
・直接コマンドが誤って実行された→へべれけで操作を間違えた
「短期間のウォッカで酔っ払ったオペレーターが、モジュールのエンジンをオンにして撤回するようにへべれけで操作を間違えたため、複合施設全体の方向が変更された」
ああ、そういうことだったのかあ(未確認!)。
「すべてが順調でしたが、人的要因がありました。(ドッキングが成功した後)多少の陶酔感があり、誰もがリラックスしました」
まあ、公に認めることは決してないだろうけど、配線間違いに匹敵する蓋然性を感じるな(そんなあ!)。
開発開始から25年、14年の遅れなど紆余曲折を経てようやく打ち上げられ、その後もトラブルの連続を切り抜けてようやくISSへのドッキングに成功。
ヤターッと、喜ぶと同時に気が抜けてしまったというのはありそうな話だ。
マンマシンシステムにおいては、人間はソフトウェアとして扱われるのかも知れない。
(ロシアの実験室モジュールとの戦いで、宇宙ステーションは「銃撃戦にナイフを持ってきた」)
https://spaceflightnow.com/2021/08/02/in-battle-with-russian-lab-module-space-station-brought-a-knife-to-a-gun-fight/
「モジュールの向きとスラスターの相対的な強さを考えると、「ISSはナイフを銃撃戦に持ち込みました」。」(“the ISS brought a knife to a gun fight.”)
(bring a knife to a gunfightとは)
https://eow.alc.co.jp/search?q=bring+a+knife+to+a+gunfight
「銃の撃ち合いにナイフを持って行く、ナイフで銃と戦おうとする、竹やりで銃に立ち向かう◆武器・手段の選択が不適切なこと(文字どおりの意味、または比喩的)。ほとんど勝ち目のない様子。」
NASAやロスコスモスは、つとめて平静を装っているが、状況は極めて深刻かつ重大で、ISSの分解に繋がる危険を秘めていたと言わざるを得ない。
「ISSが(通常の向きから)45度しか外れていないという報告は時期尚早でした」
「私たちは倒立と側転をし始めました。オリンピックの裁判官は誇りに思うでしょう。」
「すべてのソーラーアレイとラジエーターがまだ取り付けられているのを見てとても幸せでした。」
やれやれ・・・。
(Naukaモジュールのニアミスは宇宙ステーションの将来についての懸念を引き起こします
「すべてが順調でしたが、人的要因がありました。」)
https://arstechnica.com/science/2021/08/nauka-modules-near-miss-raises-concerns-about-future-of-space-station/
「2018年10月、ロシアの宇宙飛行士AlekseyOvchininとNASAの宇宙飛行士NickHagueの打ち上げは、ソユーズブースターの故障により中止され、乗組員は緊急に地球に帰還しなければなりませんでした。その後の調査で、側面に取り付けられたブースターがソユーズロケットのコアステージに不適切に結合されていたことが判明しました。」
「ほぼ同時に、ロシアは、すでに国際宇宙ステーションに取り付けられている別のソユーズの乗り物に小さな穴があると発表しました。「技術者の技術的ミスに原因を絞り込むことができます」とロゴジン氏は問題について語った。」
「これらの技術的エラーは、ロスコスモスがエンジニアや技術者に生活賃金を支払うのに苦労したために発生しました。そして今、NASAは宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに乗るためにソユーズの座席を購入する必要がなくなったため、国の宇宙予算はさらに圧力に直面しています。」
ロシアモジュールの老朽化と共に、疲弊したロシアの宇宙産業は危機に瀕している。
「NASAは、Axiomのような会社に支払いをして、ステーションにドッキングする商用モジュールの開発を加速することができます。これにより、現在ステーションに接続されているロシアのサービスモジュールの推進タスクを引き継ぐことができます。あるいは、SpaceXのような会社に、宇宙ステーションにスターシップビークルをドッキングして高度を維持する契約を結ぶこともできます。」
エリックバーガーは、民間セクターの宇宙への関与に好意的だからな。
宇宙開発がそう簡単に民営化できないことは、日本時間の今夜遅くに打ち上げられるスターライナーが2年前に明らかにしてくれている。
スターシップにリブーストさせるだってえ?。
ISSごと火星に持って行かれちまったらどーする!?。
まあ、どうでもいいんですが。
「ヒューストンのNASAミッションコントロールは、ステーションで「姿勢制御の喪失」手順を開始し、不測の宇宙飛行士とフライトコントローラーが訓練を行いました。」
「次に、モスクワのフライトコントローラーと協力して、チームはステーションに、宇宙ステーションのロシアセグメントと実験室に取り付けられたプログレス供給車両にスラスターを発射するように命令しました。」
「これらの組み合わされた行動は、ナウカがその主要な燃料供給を使い果たすまで、ステーションがあまりにも激しく転倒するのを防ぎました。」
やっぱ、ズヴェズダの推力だけじゃ足りなかったわけで、プログレスがナウカの真逆にドッキングしていなければ、ISSは回転を止めることが出来なかったということになる。
銃の撃ち合いにナイフを持って行く状態だったことは明白だ。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
ズヴェズダのエア漏れ以来の、ISS最大の危機だ。
いや、クルードラゴンデモ1の方がヤバかったかもしれない。
材料適性など、なーんも考えずに使ったチタンのバルブが、漏れ出た酸化剤と接触して炎上爆発、木っ端微塵に吹っ飛んだのがLZ-1(ランディングゾーン1)でなくて、ISSハーモニーモジュールのフォワードポートだったらと考えると、背筋が凍る。
運が良ければ(!)、今週ドッキングするスターライナーには、隠れた瑕疵はないんだろうな・・・。
🐼変異種:専門家ほど受け入れられない不都合な真実:デルタのR0はいくつなのか ― 2021年08月03日 23:36
変異種:専門家ほど受け入れられない不都合な真実:デルタのR0はいくつなのか
(西浦博教授が描く「私が最も恐れ、怯えているシナリオ」の“中身”)
https://news.yahoo.co.jp/articles/456f5df24c78868bf1414653b1de51b54fce32a9?page=2
「米国CDCが7月末に発表したデルタ株のリスク評価結果によると、デルタ株の基本再生産数は5.0から9.5の間くらいであろうと考えられている。」
例のワシントンポストにすっぱ抜かれた内部資料だ。
「これを基に水痘(基本再生産数は8.5くらいとされる)と近いだろうとCDCのワレンスキー所長が言われたことがニュースに取り上げられた」
「ベストの推定だと、デルタ株の基本再生産数は5.0、高くても7.0くらいだと想定してきた。」
うーん、まあ、従来の想定としては、妥当な数字かも知れない。
浮沈子が見聞きした話とも整合する。
西浦教授の話は、結局、この範囲の数字をベースに展開している。
「8割削減では減らない可能性がある」(R0=6の場合)
「どうか、今回ばかりは皆で協力して一旦切り抜けることはできないだろうか。」
引用で割愛した部分が、実は浮沈子的には気になっている。
「(但し、水痘は明確に空気感染が頻発する感染症であり、5から9.5の範囲の中では下限に近いほうが尤もらしいので、水痘のたとえは誇張であった可能性は残っている)」
CDCの内部資料は、おそらく政府機関内部でのプレゼンテーション用に作成されたもので、データの一部は1か月くらい前のものを使っている(イスラエルの感染予防効果)。
素人向けに分かりやすく、脅しを入れない妥当なものに仕上げている。
西浦教授は、水痘の例えが誇張だと思っているが、浮沈子は反対にかなり控えめで、ハッキリ言えばでたらめに近いと考えている。
既に書いたけど、もう一度引用する。
(変異種:若者狙いの変異種:一国の大臣の発言としていかがなものか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/08/01/9403673
「<以下追加>ーーーーーーーーーー
(デルタ株、水痘に匹敵する感染力 CDCの内部資料が警告)
https://www.cnn.co.jp/usa/35174591.html
「ワレンスキー所長はCNNの取材に対し、デルタ株について「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」と指摘。はしかや水痘と同水準だとの認識を示した。」」
「はしか(麻疹)を引き合いに出し、「最も感染力の強いウイルスの一つ」と、最大級の警戒感を示している(麻疹の基本再生産数は12~18)。」
「ワレンスキーは、2012年から2020年までハーバード大学医学部の医学教授であり、2017年から2020年までマサチューセッツ総合病院の感染症部門の責任者を務めた。」
「知識も経験も、申し分ないな。」
つまり、素人が勘違いとかで麻疹を引き合いに出しているわけではないのだ。
「感染力について、CNNの取材に対して、その認識を示した点に注目だ。」
「米国CDCは、何らかの基礎的事実を掴んでいるのではないか。」
今のところ、これは浮沈子の妄想に過ぎない。
感染症の専門家であればあるほど、新型コロナウイルスが麻疹に匹敵する感染力を獲得したなどということは信じられないんだろう。
5から9.5というのは、まあ、従来の予想(5~7)を含み、妥当と思われる範囲でもある。
高位の数字については、西浦教授が解説しているように、スーパースプレッディングにおける特別の場合と解釈され得る。
プロを欺くのもプロの仕事だ(そうなのかあ?)。
浮沈子は騙されないぞ!。
「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」
最大級の警戒を示している。
実際のデータが示されていないんだが、CDCは麻疹に匹敵するデータを持っているのではないか(未確認)。
もしそうであれば、中途半端な接触規制などでは感染拡大を阻止することはできない。
東京都では、インドで起こったのと同レベルの感染爆発が進行中だ。
インドの3倍のワクチン接種率の東京都で、同レベルの感染拡大が継続している。
言っちゃあ悪いが、インドのワクチンの大部分は、アストラゼネカのOEM品で、我が国で接種されているmRNAワクチンよりもキレが悪い。
それでも、その接種割合に関係なく、感染拡大が続いている。
どーいうことか。
ワクチンなんて、デルタの前では無力だということさ(そうなのかあ?)。
幸い、今のところ、重症化予防効果は残っているとされる。
もしそうなら、高齢者の重症者なんて、ゼロに限りなく近くなければならないが、現在でも3割以上を占めている。
それだって、怪しいもんだ。
西浦教授もまた、ワクチンに対する過剰な期待を抱いている。
「今後、成人の希望者における予防接種が完了するところまで緊急避難的に感染リスクを小さく保って走り抜けたいならば、上記の計算からすれば、1日でも早く横這いかそれ以下の状態にして、予防接種が希望者全員に行き渡るまでに流行レベルを低く維持することが少なくとも求められる。そのほうが、いま爆発的に流行が起こってしまうよりもトータルの死亡者数は少なく済み、医療への負荷も小さく済むだろう。」
違うな。
おそらく、我が国の未来は、英国でもイスラエルでも米国でもなく、インドやインドネシアに近いのではないか。
酸素吸入が必要な中等症患者を在宅にして、医療資源を守ると言えば聞こえはいいが、中等床以下で急変して死ぬなら、医療機関に迷惑かけずに家で死んでくれということだ。
東京都では、在宅療養中の患者が急変しても、受け入れる病床はない。
保健所やコールセンターへ電話をしても繋がらないとか、数日しないと連絡が来ないという状況ではそれもやむを得ない。
数時間で急変して意識を失う。
在宅になったら、覚悟する。
同居家族もろともだからな。
ハイリスクな人は、感染者の療養期間は、家を出た方がいいかも知れない。
第1波の時は、自宅どころか路上で亡くなった方が何人も出た。
治療どころか、検査からも遮断され、4日間、普段の平熱に関わらず、37.5度以上の発熱が続かなければ、アクセスできない状況に置かれていた。
今は、自分が何の病気で死ななければならないかを知ることはできる。
幸せだ・・・。
(西浦博教授が描く「私が最も恐れ、怯えているシナリオ」の“中身”)
https://news.yahoo.co.jp/articles/456f5df24c78868bf1414653b1de51b54fce32a9?page=2
「米国CDCが7月末に発表したデルタ株のリスク評価結果によると、デルタ株の基本再生産数は5.0から9.5の間くらいであろうと考えられている。」
例のワシントンポストにすっぱ抜かれた内部資料だ。
「これを基に水痘(基本再生産数は8.5くらいとされる)と近いだろうとCDCのワレンスキー所長が言われたことがニュースに取り上げられた」
「ベストの推定だと、デルタ株の基本再生産数は5.0、高くても7.0くらいだと想定してきた。」
うーん、まあ、従来の想定としては、妥当な数字かも知れない。
浮沈子が見聞きした話とも整合する。
西浦教授の話は、結局、この範囲の数字をベースに展開している。
「8割削減では減らない可能性がある」(R0=6の場合)
「どうか、今回ばかりは皆で協力して一旦切り抜けることはできないだろうか。」
引用で割愛した部分が、実は浮沈子的には気になっている。
「(但し、水痘は明確に空気感染が頻発する感染症であり、5から9.5の範囲の中では下限に近いほうが尤もらしいので、水痘のたとえは誇張であった可能性は残っている)」
CDCの内部資料は、おそらく政府機関内部でのプレゼンテーション用に作成されたもので、データの一部は1か月くらい前のものを使っている(イスラエルの感染予防効果)。
素人向けに分かりやすく、脅しを入れない妥当なものに仕上げている。
西浦教授は、水痘の例えが誇張だと思っているが、浮沈子は反対にかなり控えめで、ハッキリ言えばでたらめに近いと考えている。
既に書いたけど、もう一度引用する。
(変異種:若者狙いの変異種:一国の大臣の発言としていかがなものか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/08/01/9403673
「<以下追加>ーーーーーーーーーー
(デルタ株、水痘に匹敵する感染力 CDCの内部資料が警告)
https://www.cnn.co.jp/usa/35174591.html
「ワレンスキー所長はCNNの取材に対し、デルタ株について「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」と指摘。はしかや水痘と同水準だとの認識を示した。」」
「はしか(麻疹)を引き合いに出し、「最も感染力の強いウイルスの一つ」と、最大級の警戒感を示している(麻疹の基本再生産数は12~18)。」
「ワレンスキーは、2012年から2020年までハーバード大学医学部の医学教授であり、2017年から2020年までマサチューセッツ総合病院の感染症部門の責任者を務めた。」
「知識も経験も、申し分ないな。」
つまり、素人が勘違いとかで麻疹を引き合いに出しているわけではないのだ。
「感染力について、CNNの取材に対して、その認識を示した点に注目だ。」
「米国CDCは、何らかの基礎的事実を掴んでいるのではないか。」
今のところ、これは浮沈子の妄想に過ぎない。
感染症の専門家であればあるほど、新型コロナウイルスが麻疹に匹敵する感染力を獲得したなどということは信じられないんだろう。
5から9.5というのは、まあ、従来の予想(5~7)を含み、妥当と思われる範囲でもある。
高位の数字については、西浦教授が解説しているように、スーパースプレッディングにおける特別の場合と解釈され得る。
プロを欺くのもプロの仕事だ(そうなのかあ?)。
浮沈子は騙されないぞ!。
「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」
最大級の警戒を示している。
実際のデータが示されていないんだが、CDCは麻疹に匹敵するデータを持っているのではないか(未確認)。
もしそうであれば、中途半端な接触規制などでは感染拡大を阻止することはできない。
東京都では、インドで起こったのと同レベルの感染爆発が進行中だ。
インドの3倍のワクチン接種率の東京都で、同レベルの感染拡大が継続している。
言っちゃあ悪いが、インドのワクチンの大部分は、アストラゼネカのOEM品で、我が国で接種されているmRNAワクチンよりもキレが悪い。
それでも、その接種割合に関係なく、感染拡大が続いている。
どーいうことか。
ワクチンなんて、デルタの前では無力だということさ(そうなのかあ?)。
幸い、今のところ、重症化予防効果は残っているとされる。
もしそうなら、高齢者の重症者なんて、ゼロに限りなく近くなければならないが、現在でも3割以上を占めている。
それだって、怪しいもんだ。
西浦教授もまた、ワクチンに対する過剰な期待を抱いている。
「今後、成人の希望者における予防接種が完了するところまで緊急避難的に感染リスクを小さく保って走り抜けたいならば、上記の計算からすれば、1日でも早く横這いかそれ以下の状態にして、予防接種が希望者全員に行き渡るまでに流行レベルを低く維持することが少なくとも求められる。そのほうが、いま爆発的に流行が起こってしまうよりもトータルの死亡者数は少なく済み、医療への負荷も小さく済むだろう。」
違うな。
おそらく、我が国の未来は、英国でもイスラエルでも米国でもなく、インドやインドネシアに近いのではないか。
酸素吸入が必要な中等症患者を在宅にして、医療資源を守ると言えば聞こえはいいが、中等床以下で急変して死ぬなら、医療機関に迷惑かけずに家で死んでくれということだ。
東京都では、在宅療養中の患者が急変しても、受け入れる病床はない。
保健所やコールセンターへ電話をしても繋がらないとか、数日しないと連絡が来ないという状況ではそれもやむを得ない。
数時間で急変して意識を失う。
在宅になったら、覚悟する。
同居家族もろともだからな。
ハイリスクな人は、感染者の療養期間は、家を出た方がいいかも知れない。
第1波の時は、自宅どころか路上で亡くなった方が何人も出た。
治療どころか、検査からも遮断され、4日間、普段の平熱に関わらず、37.5度以上の発熱が続かなければ、アクセスできない状況に置かれていた。
今は、自分が何の病気で死ななければならないかを知ることはできる。
幸せだ・・・。
🐼変異種:首都圏のデルタ9割に:都内の感染最多更新:UAEでは3か月でワクチン効果切れる ― 2021年08月05日 00:00
変異種:首都圏のデルタ9割に:都内の感染最多更新:UAEでは3か月でワクチン効果切れる
(「デルタ株」首都圏では約90%占めると推定 厚労省 専門家会合)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013181041000.html
「感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」は、首都圏では、すでに感染全体のおよそ90%を占めるに至ったと推定」
ぽんと、これだけ書かれていて、推計の根拠とかは示されていない。
が、まあ、専門家会合で出された数字なので、それなりの裏付けはあるんだろう。
浮沈子は、8割程度と見ていたんだが、もっと置き換えが進んだようだ。
英国と、ほぼ同等のスピードで置き換えられた感じか。
感染者爆増中の米国でも、おそらくは同程度のスピードで進んでいると思われる。
アルファに対する卓越した優越性の証だ。
スパイクタンパクばかりに注目して、ウイルスの増殖力に目がいかなかったわけで、そこんところは猛省しなければならない。
1260倍の増殖力だ(えーと、検出されたウイルスの量なので、増殖力の指標程度と見るべき)。
べらぼーめ・・・。
増殖力が高いことが、感染力の増加や病原性の増加に深くかかわっている。
浮沈子が怪しいと睨んでいる米国CDCのショチョーが、迂闊にもR012~18の麻疹と同等と漏らした異次元の感染力(=空気感染)が、どのようにもたらされているのかは知らない。
エアロゾル感染程度で、そんなヤバい値になるとは思えないからな。
増殖した大量のウイルスが塊を作り、乾燥した際に表面近くのウイルスがバリアーとなり、内部を保護して感染性を保持するなどのメカニズムが働いているに違いないのだ(未確認)。
そのうち、どっかが解析して明らかにするんだろうが、都内の感染状況はそんなもんを待っているわけにはいかない。
(東京都 新型コロナ 4166人感染確認 過去最多 先週より989人増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013180651000.html
「1週間前からは989人増えています。」
「・・・
60代が136人、
70代が55人、
80代が37人、
90代が10人、
100歳以上が1人です。」
ワクチン接種が進んでいるはずの60代以上でも、この人数が感染している。
ブレイクスルー感染かどうかのデータは公表されていない。
が、高齢者のワクチン接種が8割近く終了していることを考えれば、全てが未接種者とみなすのは無理があるだろう。
我が国でも、デルタのブレイクスルー感染が広がりつつあるのだ(未確認)。
最近うった人たちはまだいい(浮沈子含む)。
高齢者接種は、今年4月から始まっているから、その時期にうち始めた連中の感染防止効果が減衰し始めているのだ。
って、まだ、3か月くらいしかたっていないじゃん!?。
ファイザーは、6か月くらいはOKって、言ってなかったっけえ?。
(新型コロナ UAE ワクチン3回目となる追加の接種へ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013181851000.html
「2回目の接種から6か月が経過した人を対象に、3回目となる追加の接種を行う」
「持病があるなど重症化のリスクが高い人については、期間を短縮し、3か月が経過した人を対象に追加の接種を行います。」
おおっ!。
今までで、最短の追加接種のタイミングだ。
UAEは、シノファームのワクチンがメインと言われている。
「中国の製薬会社シノファームのワクチンを接種した人については、すでに追加の接種を始めていますが、今回の方針ではファイザーやアストラゼネカのワクチン接種を完了した人も含めるということです。」
先日も書いたけど、ファイザーの感染予防効果は、接種した途端に減衰を始める。
6か月では、わずか16パーセントになっちまうという報道もある(イスラエル)。
3か月で追加接種というのは、デルタに対する感染予防効果を持続する観点からは、有り得ない選択ではないのだ。
やれやれ・・・。
我が国では、既存の医療資源の活用を図るために、酸素吸入が必要な中等症患者を、基本的に在宅で療養することに決めた。
それ自体は正しい選択だが、運用を間違えれば、単なる棄民政策になっちまう。
本来なら、医療資源自体を増強する政策が先にあってしかるべきだが、中国みたいに1000床の病院を1か月で10個くらい突貫工事で建設するとか、2014年の西アフリカ千一基でのエボラの流行の際に、リベリア(米国の旧植民地)に対して、米軍が資材を放出して野戦病院を建設したような話は聞かない。
自衛隊は、涼しい冷房が効いた部屋の中で、民間の看護師さんたちと楽しくモデルナのワクチンうってるだけだ・・・。
オリンピックを直ちに中止して、国立競技場に仮設テントを張って野戦病院建設して、不足する医療資源を増強するなどという気の利いた戦術は絶対にできないからな。
戦う前から撤退している・・・。
ワクチン接種なんて、銃後の仕事だ。
まあいい。
英国は、今日も2万人程度の感染者で落ち着いている。
死者は微増だが、それでも毎日100人を超えている(我が国で言えば200人超)。
(GOV.UK Coronavirus (COVID-19) in the UK:死者数の欄)
https://coronavirus.data.gov.uk/details/deaths
「陽性検査から28日以内の死亡(最終更新日 2021年8月4日水曜日12:00 am):
毎日:合計
138:129,881」
彼の国は、その中でマスク着用を含めた社会規制を撤廃した。
命に対する価値観が違い過ぎる。
まあ、自宅で殺すのとどっちという話はあるけどな。
医療機関の崩壊は食い止められても、医療そのものは外部化されて崩壊する(実際に医療がひっ迫している都心で、往診なんて出来るわけないじゃないの・・・)。
それは、通常統計では観測されない事象だから、ないのと同じだ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
(自宅療養の政府方針 厚労省「重症患者優先で 考え方のひとつ」)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013182111000.html
「自宅で療養中に容体が急変した場合に備え、速やかに入院できる体制を確保し、往診などによる健康観察を強化するよう求めています。」
「経験したことがない感染拡大を踏まえて、考え方のひとつとして示したものだ」
「重症患者のほか、中等症で呼吸管理が必要な人など、重症化リスクが特に高い人に優先して入院してもらうのが目的だ」
資源の有効活用という観点からは正しいけど、感染拡大が続くというなら、この体制もいつか崩壊するわけで、医療資源の拡大無き戦術は、いつか限界を迎える。
ワクチン?。
だから、無力だって言ってんじゃん!?。
「入院患者の退院基準について、これまでは発症から10日間が経過した場合などとしていましたが、病床を確保するため、医師が軽症と判断した人などは途中で自宅療養などに切り替える」
酸素吸入続けたままの退院も出るだろうな(それは、アリだと思うけど)。
入院中は医学管理下に置かれているわけだし、退院後の病状の経過を引き続き医師が在宅医療として把握し、退院後のケアと連携できれば、十分機能させられるだろう。
問題は、運用次第なわけで、そのノウハウがないままに理念だけで議論してもダメなわけだ。
原則在宅でというのは、浮沈子から見てもヤバ過ぎる。
新型コロナウイルス、特にデルタの感染については、まだ、病状の経過などのノウハウの蓄積が少ない。
地域の診療所の医師が、直ちに適切な判断を行えるかどうかも疑問だ(出来っこないしな)。
3年間くらい掛けて、教育と体制整備を行えば、たぶん可能だろう。
角を矯めて牛を殺す・・・。
基本在宅療養の考え方は、たぶん東京都辺りから出ているんだろう。
もう、ベッドが回せないからな。
都知事は、まだ、酸素吸入が必要なら入院させると言っているけど、それも在宅になるのは時間の問題だろう。
ワクチン効果で切り抜けられると踏んでいるのは見え見えだ。
デルタを舐め切り、ワクチンを過信している。
原則在宅療養は、一時凌ぎの次善の策に過ぎない。
浮沈子は、重症化予防効果が切れるのは時間の問題だと見ている(特にデルタに対して)。
ファイザーが各国に追加接種を働きかけている本当の理由はそこに在る。
感染予防効果の経時的な低下が明らかになっている以上、発症予防効果や重症化予防効果が切れるのは当然だからな。
不都合な真実と向き合えなければ、医療崩壊の外部化だけでは済まなくなる。
在宅でぶっ殺して時間稼ぎしている間に、根本的な対策を考えておかないとな・・・。
(「デルタ株」首都圏では約90%占めると推定 厚労省 専門家会合)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013181041000.html
「感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」は、首都圏では、すでに感染全体のおよそ90%を占めるに至ったと推定」
ぽんと、これだけ書かれていて、推計の根拠とかは示されていない。
が、まあ、専門家会合で出された数字なので、それなりの裏付けはあるんだろう。
浮沈子は、8割程度と見ていたんだが、もっと置き換えが進んだようだ。
英国と、ほぼ同等のスピードで置き換えられた感じか。
感染者爆増中の米国でも、おそらくは同程度のスピードで進んでいると思われる。
アルファに対する卓越した優越性の証だ。
スパイクタンパクばかりに注目して、ウイルスの増殖力に目がいかなかったわけで、そこんところは猛省しなければならない。
1260倍の増殖力だ(えーと、検出されたウイルスの量なので、増殖力の指標程度と見るべき)。
べらぼーめ・・・。
増殖力が高いことが、感染力の増加や病原性の増加に深くかかわっている。
浮沈子が怪しいと睨んでいる米国CDCのショチョーが、迂闊にもR012~18の麻疹と同等と漏らした異次元の感染力(=空気感染)が、どのようにもたらされているのかは知らない。
エアロゾル感染程度で、そんなヤバい値になるとは思えないからな。
増殖した大量のウイルスが塊を作り、乾燥した際に表面近くのウイルスがバリアーとなり、内部を保護して感染性を保持するなどのメカニズムが働いているに違いないのだ(未確認)。
そのうち、どっかが解析して明らかにするんだろうが、都内の感染状況はそんなもんを待っているわけにはいかない。
(東京都 新型コロナ 4166人感染確認 過去最多 先週より989人増)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013180651000.html
「1週間前からは989人増えています。」
「・・・
60代が136人、
70代が55人、
80代が37人、
90代が10人、
100歳以上が1人です。」
ワクチン接種が進んでいるはずの60代以上でも、この人数が感染している。
ブレイクスルー感染かどうかのデータは公表されていない。
が、高齢者のワクチン接種が8割近く終了していることを考えれば、全てが未接種者とみなすのは無理があるだろう。
我が国でも、デルタのブレイクスルー感染が広がりつつあるのだ(未確認)。
最近うった人たちはまだいい(浮沈子含む)。
高齢者接種は、今年4月から始まっているから、その時期にうち始めた連中の感染防止効果が減衰し始めているのだ。
って、まだ、3か月くらいしかたっていないじゃん!?。
ファイザーは、6か月くらいはOKって、言ってなかったっけえ?。
(新型コロナ UAE ワクチン3回目となる追加の接種へ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013181851000.html
「2回目の接種から6か月が経過した人を対象に、3回目となる追加の接種を行う」
「持病があるなど重症化のリスクが高い人については、期間を短縮し、3か月が経過した人を対象に追加の接種を行います。」
おおっ!。
今までで、最短の追加接種のタイミングだ。
UAEは、シノファームのワクチンがメインと言われている。
「中国の製薬会社シノファームのワクチンを接種した人については、すでに追加の接種を始めていますが、今回の方針ではファイザーやアストラゼネカのワクチン接種を完了した人も含めるということです。」
先日も書いたけど、ファイザーの感染予防効果は、接種した途端に減衰を始める。
6か月では、わずか16パーセントになっちまうという報道もある(イスラエル)。
3か月で追加接種というのは、デルタに対する感染予防効果を持続する観点からは、有り得ない選択ではないのだ。
やれやれ・・・。
我が国では、既存の医療資源の活用を図るために、酸素吸入が必要な中等症患者を、基本的に在宅で療養することに決めた。
それ自体は正しい選択だが、運用を間違えれば、単なる棄民政策になっちまう。
本来なら、医療資源自体を増強する政策が先にあってしかるべきだが、中国みたいに1000床の病院を1か月で10個くらい突貫工事で建設するとか、2014年の西アフリカ千一基でのエボラの流行の際に、リベリア(米国の旧植民地)に対して、米軍が資材を放出して野戦病院を建設したような話は聞かない。
自衛隊は、涼しい冷房が効いた部屋の中で、民間の看護師さんたちと楽しくモデルナのワクチンうってるだけだ・・・。
オリンピックを直ちに中止して、国立競技場に仮設テントを張って野戦病院建設して、不足する医療資源を増強するなどという気の利いた戦術は絶対にできないからな。
戦う前から撤退している・・・。
ワクチン接種なんて、銃後の仕事だ。
まあいい。
英国は、今日も2万人程度の感染者で落ち着いている。
死者は微増だが、それでも毎日100人を超えている(我が国で言えば200人超)。
(GOV.UK Coronavirus (COVID-19) in the UK:死者数の欄)
https://coronavirus.data.gov.uk/details/deaths
「陽性検査から28日以内の死亡(最終更新日 2021年8月4日水曜日12:00 am):
毎日:合計
138:129,881」
彼の国は、その中でマスク着用を含めた社会規制を撤廃した。
命に対する価値観が違い過ぎる。
まあ、自宅で殺すのとどっちという話はあるけどな。
医療機関の崩壊は食い止められても、医療そのものは外部化されて崩壊する(実際に医療がひっ迫している都心で、往診なんて出来るわけないじゃないの・・・)。
それは、通常統計では観測されない事象だから、ないのと同じだ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
(自宅療養の政府方針 厚労省「重症患者優先で 考え方のひとつ」)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210804/k10013182111000.html
「自宅で療養中に容体が急変した場合に備え、速やかに入院できる体制を確保し、往診などによる健康観察を強化するよう求めています。」
「経験したことがない感染拡大を踏まえて、考え方のひとつとして示したものだ」
「重症患者のほか、中等症で呼吸管理が必要な人など、重症化リスクが特に高い人に優先して入院してもらうのが目的だ」
資源の有効活用という観点からは正しいけど、感染拡大が続くというなら、この体制もいつか崩壊するわけで、医療資源の拡大無き戦術は、いつか限界を迎える。
ワクチン?。
だから、無力だって言ってんじゃん!?。
「入院患者の退院基準について、これまでは発症から10日間が経過した場合などとしていましたが、病床を確保するため、医師が軽症と判断した人などは途中で自宅療養などに切り替える」
酸素吸入続けたままの退院も出るだろうな(それは、アリだと思うけど)。
入院中は医学管理下に置かれているわけだし、退院後の病状の経過を引き続き医師が在宅医療として把握し、退院後のケアと連携できれば、十分機能させられるだろう。
問題は、運用次第なわけで、そのノウハウがないままに理念だけで議論してもダメなわけだ。
原則在宅でというのは、浮沈子から見てもヤバ過ぎる。
新型コロナウイルス、特にデルタの感染については、まだ、病状の経過などのノウハウの蓄積が少ない。
地域の診療所の医師が、直ちに適切な判断を行えるかどうかも疑問だ(出来っこないしな)。
3年間くらい掛けて、教育と体制整備を行えば、たぶん可能だろう。
角を矯めて牛を殺す・・・。
基本在宅療養の考え方は、たぶん東京都辺りから出ているんだろう。
もう、ベッドが回せないからな。
都知事は、まだ、酸素吸入が必要なら入院させると言っているけど、それも在宅になるのは時間の問題だろう。
ワクチン効果で切り抜けられると踏んでいるのは見え見えだ。
デルタを舐め切り、ワクチンを過信している。
原則在宅療養は、一時凌ぎの次善の策に過ぎない。
浮沈子は、重症化予防効果が切れるのは時間の問題だと見ている(特にデルタに対して)。
ファイザーが各国に追加接種を働きかけている本当の理由はそこに在る。
感染予防効果の経時的な低下が明らかになっている以上、発症予防効果や重症化予防効果が切れるのは当然だからな。
不都合な真実と向き合えなければ、医療崩壊の外部化だけでは済まなくなる。
在宅でぶっ殺して時間稼ぎしている間に、根本的な対策を考えておかないとな・・・。
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