🐼変異種:教訓:ワクチンうってマスクしてたら防げたか ― 2021年09月03日 05:49
変異種:教訓:ワクチンうってマスクしてたら防げたか
(アメリカ マスク非着用の教師から児童・家族にコロナ感染拡大)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210830/k10013231701000.html
「ことし5月下旬に教師ひとりが変異ウイルスの「デルタ株」に感染」
「校内ではマスクの着用が義務づけられていましたが、この教師は本の読み聞かせの際、マスクを外すことがあった」
「この教師はワクチンを接種しておらず、症状が出てからも、検査を受けるまでの2日間、通常どおり勤務」
「CDCはワクチンを接種できる年齢に達していない子どもへの感染を防ぐために、周囲の大人がワクチンを接種することに加えてマスクや換気などの感染対策を徹底することが重要」
さすがNHKの記事は、綺麗にまとまっていて、要点を押さえて無難な結論で締めている。
上手いな・・・。
しかし、浮沈子的にはいくつか気になる点もある。
最後のCDCのコメントにもあるが、多段階で対応しなければ、デルタの感染は防げないということだ。
特に、換気という点に注目だな。
朗読の際にマスク外してたって、教室では当然必要な距離は取っていただろうから、飛沫感染でないことは明らかだ。
この頃(5月下旬)は、米国では、デルタが空気感染だということはまだオーソライズされていなかったからな。
集団感染が起こった学校が、公立か私立かは不明だが、公立学校の教員にワクチンの義務化が行われたのは最近の話だ。
しかし、ワクチンうっていれば避けられたかどうかは分からない。
ブレイクスルー感染は、今となっては当たり前だ。
症状が出てからも勤務していた点が問題とされているが、新型コロナウイルスの感染時期は、発症の数日前からと言われている。
無症状の時期にも感染させまくる。
熱計ったってムリポ!(熱出ない人もいる)。
おそらくは、PCR検査でも、その時期(感染させ始めの頃)は駄々洩れに違いない(半分も引っ掛からないんじゃないのかあ?:従来種(旧欧州産変異種)では、発症時点で6割と言われていた)。
PCRは万能じゃない。
2割は偽陰性ですり抜ける。
もちろん、感染初期の症状は単なる風邪と区別が付かない(味覚や嗅覚の喪失があるとヤバいけどな)。
感染を事前に察知することはできないし、検査しても二次感染を完全に防ぐことはできない。
この事案の場合、ワクチン、マスク、発症後の対策以外にも、考慮すべき点があるような気がする。
たとえば、12歳未満が接種できない状況を改善して、0歳時からワクチン接種を行えるようにするとか。
ワクチンうっても、免疫つかない教師もいるだろうから、ちゃんと抗体値を測って、毎日記録するとか。
教師と生徒を完全に分離して、透明なアクリル(ポリカーボネートでもいいですが)の仕切りで気密性を確保し、強制換気して、生徒と同じ空気を吸えないようにするとか。
いっそのこと、生徒は通学させるが、教師は在宅でリモート授業するとか(いみねー・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
強力なロックダウンを掛ける以外に、デルタを完全に封じ込めることはできない。
ワクチンでもダメ。
マスクしてもダメ。
社会的距離取ってもダメ。
ゼロコロナ政策を採ってきたシンガポールが、ワクチン接種が進んだことから、社会規制を解除しようとしているけれど、内内だけでやるならともかく、検疫を緩めた途端に感染爆発になることは間違いない(そうなのかあ?)。
イスラエルは、アリの一穴から、現在1万人(1日当たり)の感染者を出している(3回目のワクチンもうち始めているけど)。
死者も、50人を超える日が出てきている(8月30日:53人、これまでの最多は1月24日の76人)。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
オーストラリアは、ゼロコロナ政策を放棄して、どうやら我が国と同じく、ワクチンうって感染制御放棄し重症化制御へ向かって舵を切り出したようだ(NSW州だけかも)。
(シドニーのロックダウンは『モックダウン』? ロックダウン 2ヶ月間を振り返る)
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/hirano/2021/08/-2_2.php
「州政府は、自らの判断の誤りで感染拡大が制御不能になってしまったにも関わらず、専門家や識者らの他州並みの強いロックダウンを求める声を一蹴し、今回このような感染拡大になってしまう前までしっかり行ってきた感染制御対策をすべてドブに捨て、高いワクチン接種率を達成させることでロックダウンを終わらせ、すべてを再開したい考えだ。」
「しかし、他州は、接種率に関係なく、感染拡大している限り、入州を拒否する構えを見せており、現在、ニューサウスウェールズ州は、他のすべての州から州境を閉鎖されている」
まあいい。
オーストラリア(NSW)は、ゼロコロナから重症化制御への移行事例になるかも知れない。
仕方なくだけどな。
シンガポールが上手くいくかどうか。
来年辺り、検疫を緩和するというニュージーランドがどうなるかも注目だ。
何より、世界最大のゼロコロナ大国である中国の動向から目が離せない。
特効薬やスーパーワクチンを喉から手が出るほど欲しがっているのは、中国が一番だろう。
政権の威信をかけて、ゼロコロナを撤回するわけにはいかなだろうしな。
世界は、徐々に重症化制御へ移行しつつある。
もう、感染制御は困難になってきている。
ミュー変異種とかも出てきたしな。
(【詳しく】“ミュー株”とは コロナ変異株 最新情報まとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238451000.html
「WHOによりますと予備的なデータでは「ベータ株」と同様にワクチンなどで得られた免疫の働きが下がるという報告がある」
詳しいことはこれから分かってくるだろうし、これが蔓延しだせば、否応なくお目にかかることになる。
「「N501Y」という変異や抗体の攻撃から逃れる「E484K」という変異などが含まれ・・・」
易感染変異やワクチン逃避変異があるからと言って、必ずしもメジャーになれるとは限らない。
ラムダが蔓延するペルーでは、デルタは2%しかないそうだ。
一寸先は闇の新型コロナ。
加州の学校の集団感染は、氷山の一角に過ぎない。
新学期が始まり(米国では新学年)、学校というインキュベーターが稼働し始める。
デルタは、一点突破全面展開のパターンで広がる。
感染力(増殖力)が強いからな。
その流行を食い止めてしまうラムダも侮れない。
実際、ミューはどうなんだろう?。
もう、国内への侵入は果たしている。
(変異ウイルス「ミュー株」国内初確認 “ワクチンに影響も”WHO)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238331000.html
「▽ことし6月26日にUAE=アラブ首長国連邦から成田空港に到着した40代の女性
▽7月5日にイギリスから羽田空港に到着した50代の女性」
これは、あくまで検疫で陽性判明したケースだけだ。
あるいは、これから入ってくるルートが生き延びることになるのかも知れない。
我が国の検疫体制では、空気感染する変異種を水際で食い止めることはできない。
オーストラリアはやられてしまった。
中国もいつか重症化制御に切り替えるんだろう。
14億人をワクチンで疑似感染させて、たっぷり免疫つけた後、更なる追加のワクチンでどぶ漬けにしてからな。
それでも、何か起これば再び強権発動して鎖国になる。
大変だな・・・。
(アメリカ マスク非着用の教師から児童・家族にコロナ感染拡大)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210830/k10013231701000.html
「ことし5月下旬に教師ひとりが変異ウイルスの「デルタ株」に感染」
「校内ではマスクの着用が義務づけられていましたが、この教師は本の読み聞かせの際、マスクを外すことがあった」
「この教師はワクチンを接種しておらず、症状が出てからも、検査を受けるまでの2日間、通常どおり勤務」
「CDCはワクチンを接種できる年齢に達していない子どもへの感染を防ぐために、周囲の大人がワクチンを接種することに加えてマスクや換気などの感染対策を徹底することが重要」
さすがNHKの記事は、綺麗にまとまっていて、要点を押さえて無難な結論で締めている。
上手いな・・・。
しかし、浮沈子的にはいくつか気になる点もある。
最後のCDCのコメントにもあるが、多段階で対応しなければ、デルタの感染は防げないということだ。
特に、換気という点に注目だな。
朗読の際にマスク外してたって、教室では当然必要な距離は取っていただろうから、飛沫感染でないことは明らかだ。
この頃(5月下旬)は、米国では、デルタが空気感染だということはまだオーソライズされていなかったからな。
集団感染が起こった学校が、公立か私立かは不明だが、公立学校の教員にワクチンの義務化が行われたのは最近の話だ。
しかし、ワクチンうっていれば避けられたかどうかは分からない。
ブレイクスルー感染は、今となっては当たり前だ。
症状が出てからも勤務していた点が問題とされているが、新型コロナウイルスの感染時期は、発症の数日前からと言われている。
無症状の時期にも感染させまくる。
熱計ったってムリポ!(熱出ない人もいる)。
おそらくは、PCR検査でも、その時期(感染させ始めの頃)は駄々洩れに違いない(半分も引っ掛からないんじゃないのかあ?:従来種(旧欧州産変異種)では、発症時点で6割と言われていた)。
PCRは万能じゃない。
2割は偽陰性ですり抜ける。
もちろん、感染初期の症状は単なる風邪と区別が付かない(味覚や嗅覚の喪失があるとヤバいけどな)。
感染を事前に察知することはできないし、検査しても二次感染を完全に防ぐことはできない。
この事案の場合、ワクチン、マスク、発症後の対策以外にも、考慮すべき点があるような気がする。
たとえば、12歳未満が接種できない状況を改善して、0歳時からワクチン接種を行えるようにするとか。
ワクチンうっても、免疫つかない教師もいるだろうから、ちゃんと抗体値を測って、毎日記録するとか。
教師と生徒を完全に分離して、透明なアクリル(ポリカーボネートでもいいですが)の仕切りで気密性を確保し、強制換気して、生徒と同じ空気を吸えないようにするとか。
いっそのこと、生徒は通学させるが、教師は在宅でリモート授業するとか(いみねー・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
強力なロックダウンを掛ける以外に、デルタを完全に封じ込めることはできない。
ワクチンでもダメ。
マスクしてもダメ。
社会的距離取ってもダメ。
ゼロコロナ政策を採ってきたシンガポールが、ワクチン接種が進んだことから、社会規制を解除しようとしているけれど、内内だけでやるならともかく、検疫を緩めた途端に感染爆発になることは間違いない(そうなのかあ?)。
イスラエルは、アリの一穴から、現在1万人(1日当たり)の感染者を出している(3回目のワクチンもうち始めているけど)。
死者も、50人を超える日が出てきている(8月30日:53人、これまでの最多は1月24日の76人)。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
オーストラリアは、ゼロコロナ政策を放棄して、どうやら我が国と同じく、ワクチンうって感染制御放棄し重症化制御へ向かって舵を切り出したようだ(NSW州だけかも)。
(シドニーのロックダウンは『モックダウン』? ロックダウン 2ヶ月間を振り返る)
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/hirano/2021/08/-2_2.php
「州政府は、自らの判断の誤りで感染拡大が制御不能になってしまったにも関わらず、専門家や識者らの他州並みの強いロックダウンを求める声を一蹴し、今回このような感染拡大になってしまう前までしっかり行ってきた感染制御対策をすべてドブに捨て、高いワクチン接種率を達成させることでロックダウンを終わらせ、すべてを再開したい考えだ。」
「しかし、他州は、接種率に関係なく、感染拡大している限り、入州を拒否する構えを見せており、現在、ニューサウスウェールズ州は、他のすべての州から州境を閉鎖されている」
まあいい。
オーストラリア(NSW)は、ゼロコロナから重症化制御への移行事例になるかも知れない。
仕方なくだけどな。
シンガポールが上手くいくかどうか。
来年辺り、検疫を緩和するというニュージーランドがどうなるかも注目だ。
何より、世界最大のゼロコロナ大国である中国の動向から目が離せない。
特効薬やスーパーワクチンを喉から手が出るほど欲しがっているのは、中国が一番だろう。
政権の威信をかけて、ゼロコロナを撤回するわけにはいかなだろうしな。
世界は、徐々に重症化制御へ移行しつつある。
もう、感染制御は困難になってきている。
ミュー変異種とかも出てきたしな。
(【詳しく】“ミュー株”とは コロナ変異株 最新情報まとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238451000.html
「WHOによりますと予備的なデータでは「ベータ株」と同様にワクチンなどで得られた免疫の働きが下がるという報告がある」
詳しいことはこれから分かってくるだろうし、これが蔓延しだせば、否応なくお目にかかることになる。
「「N501Y」という変異や抗体の攻撃から逃れる「E484K」という変異などが含まれ・・・」
易感染変異やワクチン逃避変異があるからと言って、必ずしもメジャーになれるとは限らない。
ラムダが蔓延するペルーでは、デルタは2%しかないそうだ。
一寸先は闇の新型コロナ。
加州の学校の集団感染は、氷山の一角に過ぎない。
新学期が始まり(米国では新学年)、学校というインキュベーターが稼働し始める。
デルタは、一点突破全面展開のパターンで広がる。
感染力(増殖力)が強いからな。
その流行を食い止めてしまうラムダも侮れない。
実際、ミューはどうなんだろう?。
もう、国内への侵入は果たしている。
(変異ウイルス「ミュー株」国内初確認 “ワクチンに影響も”WHO)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210902/k10013238331000.html
「▽ことし6月26日にUAE=アラブ首長国連邦から成田空港に到着した40代の女性
▽7月5日にイギリスから羽田空港に到着した50代の女性」
これは、あくまで検疫で陽性判明したケースだけだ。
あるいは、これから入ってくるルートが生き延びることになるのかも知れない。
我が国の検疫体制では、空気感染する変異種を水際で食い止めることはできない。
オーストラリアはやられてしまった。
中国もいつか重症化制御に切り替えるんだろう。
14億人をワクチンで疑似感染させて、たっぷり免疫つけた後、更なる追加のワクチンでどぶ漬けにしてからな。
それでも、何か起これば再び強権発動して鎖国になる。
大変だな・・・。
🐼変異種:3回接種が標準?:WHOへのけん制 ― 2021年09月04日 08:25
変異種:3回接種が標準?:WHOへのけん制
(「ワクチン3回接種が標準の可能性も」米ファウチ首席医療顧問)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210903/k10013240561000.html
「長期的に高い効果を維持するために3回の接種が標準となる可能性もある」
ははあ・・・。
FDAでの承認を巡る議論の中で、3回目の接種を最後の接種とすることで、ワクチンの効果への信頼と、予防効果の経時的減弱を防ぐという話があった。
苦肉の策と思われたが、表立ってそういう話にはならなかった。
米国は、9月20日から、全対象年齢(12歳以上)に渡り、ふつーに「3回目」の接種を行う。
しかし、WHOは、現在のワクチン接種で十分な免疫が継続していること、少なくとも重症化予防効果に対する経時的減弱のエビデンスが乏しいことなどを理由に、ワクチン先進国での広範囲な追加接種に否定的だ(欧州事務局では、免疫不全者への追加接種は認めているようです)。
ファウチの、3回が標準という考え方は、こういう状況の中で新たな意味を持ってくる。
つまり、ワクチン先進国と言えども、まだ標準接種を終えていないということなわけだ。
だから、標準接種未達の現状で、3回目接種を行うということは、別に贅沢な話ではないぞと・・・。
もちろん、これは詭弁に過ぎない(そうなのかあ?)。
来年になれば、4回が標準になるわけだからな(そういうことかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
「3回目の接種を開始したイスラエルでは、感染や重症化のリスクが大幅に下がるというデータが出ている」
ファウチが、どういうデータを見ているかは知らない。
イスラエルは、今週に入って1万人を超える感染者を出している。
アルファの時のピークを超えて、史上最大の感染者を出しているのだ。
死者は、増減が激しいが、一定程度の規模で続いている(今回の最大は53人:史上最多は76人)。
追加接種しても、少なくとも感染者の減少には繋がっていない。
今月に入って、フランスで追加接種が始まった。
英国は、免疫不全者に対する追加接種から始まる模様だが、一般の追加接種については開始が遅れている。
欧州は、これから追加接種になだれ込むだろう。
ワクチン接種後の抗体値は、1ミリリットル当たり250ユニット(上限値)を超えて上がる(2回目接種後2週間程度:人によっては、それほど上がらないこともあるようです)。
概ね3か月で、4分の1くらいに下がるようだが、それでも十分免疫は付いている。
人によっては、もっと落ちる例もあるようだが、業界では15ユニットが閾値とされているようだ(未確認:免疫の保証になるかどうかは不明)。
免疫細胞に記憶されたりする仕組みもあり、抗体値の減少が直ちに免疫の減弱に直結しているわけではなさそうだが、少ないよりは多い方がいい感じはする。
イスラエルの感染者の増加は、デルタの流行と被っている可能性はある。
ワクチン先進国とはいえ、人口の30パーセント以上は、未だに未接種だからな。
いくら追加接種で免疫を増強しても、1度も接種していない人々には意味はない。
罹る人は罹る。
死者数が増えているのは、もちろん、感染者数が増えているからだが、仮にファウチが見ているデータが本当なら、死んでいるのはワクチン未接種者ということになるんだろう。
我が国でも、当面は追加接種よりも、通常ワクチン接種の普及を優先するという。
社会政策的には、それが正解かも知れない。
浮沈子の免疫が切れるまで、あと4か月と26日。
ワクチンうちたい人は、さっさとうってもらって、早く追加接種の予約を取りたいもんだ。
英国は、じりじりと感染者数が増え、とうとう、規制解除後初の4万人超え(42,076人)となった。
死者は、アベレージで114人。
こっちもじりじりと増加中。
米国の増加は、ようやく2日続けて減少した(アベレージで145,622人:死者は増加して平均1505人)。
ワクチン先進国は、追加接種を巡って、様々な動きをしている。
ハッキリしているのは、追加接種をしないと決めたところはないということだけ。
まあ、3回が標準ということなら、追加接種じゃないって言うかもな。
(「ワクチン3回接種が標準の可能性も」米ファウチ首席医療顧問)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210903/k10013240561000.html
「長期的に高い効果を維持するために3回の接種が標準となる可能性もある」
ははあ・・・。
FDAでの承認を巡る議論の中で、3回目の接種を最後の接種とすることで、ワクチンの効果への信頼と、予防効果の経時的減弱を防ぐという話があった。
苦肉の策と思われたが、表立ってそういう話にはならなかった。
米国は、9月20日から、全対象年齢(12歳以上)に渡り、ふつーに「3回目」の接種を行う。
しかし、WHOは、現在のワクチン接種で十分な免疫が継続していること、少なくとも重症化予防効果に対する経時的減弱のエビデンスが乏しいことなどを理由に、ワクチン先進国での広範囲な追加接種に否定的だ(欧州事務局では、免疫不全者への追加接種は認めているようです)。
ファウチの、3回が標準という考え方は、こういう状況の中で新たな意味を持ってくる。
つまり、ワクチン先進国と言えども、まだ標準接種を終えていないということなわけだ。
だから、標準接種未達の現状で、3回目接種を行うということは、別に贅沢な話ではないぞと・・・。
もちろん、これは詭弁に過ぎない(そうなのかあ?)。
来年になれば、4回が標準になるわけだからな(そういうことかあ?)。
まあ、どうでもいいんですが。
「3回目の接種を開始したイスラエルでは、感染や重症化のリスクが大幅に下がるというデータが出ている」
ファウチが、どういうデータを見ているかは知らない。
イスラエルは、今週に入って1万人を超える感染者を出している。
アルファの時のピークを超えて、史上最大の感染者を出しているのだ。
死者は、増減が激しいが、一定程度の規模で続いている(今回の最大は53人:史上最多は76人)。
追加接種しても、少なくとも感染者の減少には繋がっていない。
今月に入って、フランスで追加接種が始まった。
英国は、免疫不全者に対する追加接種から始まる模様だが、一般の追加接種については開始が遅れている。
欧州は、これから追加接種になだれ込むだろう。
ワクチン接種後の抗体値は、1ミリリットル当たり250ユニット(上限値)を超えて上がる(2回目接種後2週間程度:人によっては、それほど上がらないこともあるようです)。
概ね3か月で、4分の1くらいに下がるようだが、それでも十分免疫は付いている。
人によっては、もっと落ちる例もあるようだが、業界では15ユニットが閾値とされているようだ(未確認:免疫の保証になるかどうかは不明)。
免疫細胞に記憶されたりする仕組みもあり、抗体値の減少が直ちに免疫の減弱に直結しているわけではなさそうだが、少ないよりは多い方がいい感じはする。
イスラエルの感染者の増加は、デルタの流行と被っている可能性はある。
ワクチン先進国とはいえ、人口の30パーセント以上は、未だに未接種だからな。
いくら追加接種で免疫を増強しても、1度も接種していない人々には意味はない。
罹る人は罹る。
死者数が増えているのは、もちろん、感染者数が増えているからだが、仮にファウチが見ているデータが本当なら、死んでいるのはワクチン未接種者ということになるんだろう。
我が国でも、当面は追加接種よりも、通常ワクチン接種の普及を優先するという。
社会政策的には、それが正解かも知れない。
浮沈子の免疫が切れるまで、あと4か月と26日。
ワクチンうちたい人は、さっさとうってもらって、早く追加接種の予約を取りたいもんだ。
英国は、じりじりと感染者数が増え、とうとう、規制解除後初の4万人超え(42,076人)となった。
死者は、アベレージで114人。
こっちもじりじりと増加中。
米国の増加は、ようやく2日続けて減少した(アベレージで145,622人:死者は増加して平均1505人)。
ワクチン先進国は、追加接種を巡って、様々な動きをしている。
ハッキリしているのは、追加接種をしないと決めたところはないということだけ。
まあ、3回が標準ということなら、追加接種じゃないって言うかもな。
🐼水泳ネタ:平泳ぎとバタフライ:左右対称以外は似て非なる泳法 ― 2021年09月04日 19:01
水泳ネタ:平泳ぎとバタフライ:左右対称以外は似て非なる泳法
浮世の雑事に振り回された先月が終わり、9月になった途端に、気温が10度も下がって体調不良。
それでも、頑張ってフィットネスに通って減量に励む。
今月から、水曜日の水泳教室は平泳ぎになった。
まずは、キックと蹴伸びのカタチ。
股関節が固いババ達を指導するおねーさんセンセは大変だ。
まずは、股関節の動きを柔らかくする体操から。
ついでに、肩甲骨周りもほぐす。
蹴伸びの練習は、キックと併せて行い、蹴った後、3つから4つ数えるように言われる(どっち!?)。
浮沈子は、唯一のジジなので、足が沈みやすい。
がんばって体幹を固めて、5つ数えるまで粘る。
25mを壁蹴りして、6キックで泳ぐ。
まあまあかな。
水曜日の午前中の水泳教室で使っている西端のレーン(入口に近い方)は、他のレーンとの関係で流れが出来ていて、どっち向きに泳ぐかによって回数が変わる。
南行(ジャグジーを背にして泳ぐ)するときはいいんだが、北行(ジャグジーに向かって泳ぐ)する時はつらい。
一通りのキックを練習して、伸びを重視する視点を養う。
初級平泳ぎは、手は補助的に使うから、キック中心になる。
それで、飽きさせずに上達させるのは大変だ。
引き出しの多さが必要だな。
手をおろして、その場ジャンプで外側のくるぶしに触るという定番の練習もこなす。
立ったままならできるんだが、水平になるとなぜかできない。
練習課題としてはこなせても、それが目指すところの泳ぎの改善に繋がらない。
ダイビングも同じだな。
実践の蓄積とトレーニングを交互に繰り返して、縦糸と横糸を織りなすようにスキルを上げていくのは何でも同じなのかもしれない。
まして、頭と身体のつながりが怪しい浮沈子の場合はなおさらだ。
頭では分かったつもりでいても、身体で表現できない。
水泳もダイビングも、水中で行うお遊戯のようなもので、滑らかで美しい動きにするのは大変だ。
概ねぎこちなく、無駄が多く、肝心のところで力が入らない・・・。
まあいい。
今月は、あと3回の教室がある(5週目はお休み)。
平泳ぎは、ババ達に不人気で、2か月続けることはないだろうから、来月はバタフライだな(未確認)。
水曜日は、午後にテクニカルプログラムで、バタフライベーシックに出ている。
ベーシックだから呼吸は教えない。
ドルフィンキックと片手回しくらい。
参加者は、片手回しまでできる方が多いので、リクエストして両手回しを中心にお願いしてみた。
教える方も試行錯誤だから、教わる方は混乱している。
第一キックと第二キックが染みついていて、そのタイミングでないと手が回らなくなっているのに、歩きながら手だけ回す練習を繰り返す。
キックに手を付けるのではなく、手の回しにキックをつけようという戦略なわけだ。
今週の練習ではちょこっと進化していて、1歩踏み出しながら手を回して、入水したら、そのまま潜るというパターンをやった。
うーん、考えたな・・・。
次は、それに第二キックをつけて、手の掻きのタイミングを繋げるだろう(たぶん)。
リカバリーのタイミングは、歩きながらの方が正確に取れるから、そこまではやらない。
斜め後ろ(つーか、真横?)に掻くところまで。
バタフライで一番難しいフィニッシュからリカバリー、その時のタイミングとうねりの動作との関連を、歩きながら両手で身に着けようという試みだ。
さて、上手くいくかどうか・・・。
ジジババのバタフライは、筋力や肩周りの可動に限界があるので、どうしても浮き沈みを大きくしてリカバリーを中心とした泳ぎになる。
競泳のように、ほぼ水平を保って、浅い水深でフィニッシュを後ろに掻いてガンガン進むというわけにはいかないのだ。
たぶん、違う泳ぎと考えてもいいかも知れない。
ジタバタフライとか・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
左右対称で泳ぐ以外に共通点はないような気がするんだが、バタフライは平泳ぎから派生したそうだ。
面白いと感じたのは、競泳では平泳ぎが上下の移動が激しく、バタフライがそうでないのに対して、ジジババ泳ぎでは、平泳ぎが上下動を少なくして、バタフライがうねりを大きくとっている点だな。
もちろん、それなりの理由があるんだろうが、似て非なる泳法という観点からは興味深い。
平泳ぎもバタフライも、自転車に初めて乗るようなものかもしれない。
タイミングや形を覚えるまでは、なかなか上手にはいかないものだ。
効率的に体を使い、柔らかくしなやかな動きが出来るようななるまで、お遊戯の練習を繰り返す。
動きのパーツを寄せ集めても、スムーズな泳ぎにはならないが、パーツが出来ていなければそもそも形にならない。
動きの正確さとタイミングが組み合わさって、連続した流れになるためには、どこかでカチッとスイッチが入る必要だあるのだ。
それは、人によっても、年齢によっても異なるかも知れない。
身体の使い方が未熟な子供たちに教える教え方と、もう、これ以外に動かしようがなくなったジジババとでは異なるだろう(未確認)。
ご一緒した参加者のひとりが、死ぬまでにバタフライで泳ぎたいとおっしゃっていた。
生涯を賭けた夢・・・。
蝶のように舞うという見果てぬ夢を追って、週に1度、バタフライベーシックのテクニカルプログラムに通う。
何かに情熱を傾け、挑戦し続ける姿こそが美しい。
華麗に飛ぶことが出来なくても、蝶のように羽を広げてみたい。
羽根を広げ、空を見上げることで、夢を育むことはできる。
ゴールすることだけが意義ではない。
ゴールを目指して泳ぎ続けることが大切だろう。
残り時間を数えながら生きるようになれば、この人生で達成できなかったことが山のようにあることは自然と見えてくる。
その中で、自分自身が最後まで追求したいことが何なのかを見いだせた者は幸いだ。
まあ、それがバタフライであれなんであれ、その人にとって価値があればそれでいい。
ジジババの水泳教室は難しい。
出来るようになることより、満足してその練習を終えることの方が重要だったりする。
文字通り、参加することに意義があるわけだな。
有意義な時間を過ごしに、来週もサボらず通おう・・・。
浮世の雑事に振り回された先月が終わり、9月になった途端に、気温が10度も下がって体調不良。
それでも、頑張ってフィットネスに通って減量に励む。
今月から、水曜日の水泳教室は平泳ぎになった。
まずは、キックと蹴伸びのカタチ。
股関節が固いババ達を指導するおねーさんセンセは大変だ。
まずは、股関節の動きを柔らかくする体操から。
ついでに、肩甲骨周りもほぐす。
蹴伸びの練習は、キックと併せて行い、蹴った後、3つから4つ数えるように言われる(どっち!?)。
浮沈子は、唯一のジジなので、足が沈みやすい。
がんばって体幹を固めて、5つ数えるまで粘る。
25mを壁蹴りして、6キックで泳ぐ。
まあまあかな。
水曜日の午前中の水泳教室で使っている西端のレーン(入口に近い方)は、他のレーンとの関係で流れが出来ていて、どっち向きに泳ぐかによって回数が変わる。
南行(ジャグジーを背にして泳ぐ)するときはいいんだが、北行(ジャグジーに向かって泳ぐ)する時はつらい。
一通りのキックを練習して、伸びを重視する視点を養う。
初級平泳ぎは、手は補助的に使うから、キック中心になる。
それで、飽きさせずに上達させるのは大変だ。
引き出しの多さが必要だな。
手をおろして、その場ジャンプで外側のくるぶしに触るという定番の練習もこなす。
立ったままならできるんだが、水平になるとなぜかできない。
練習課題としてはこなせても、それが目指すところの泳ぎの改善に繋がらない。
ダイビングも同じだな。
実践の蓄積とトレーニングを交互に繰り返して、縦糸と横糸を織りなすようにスキルを上げていくのは何でも同じなのかもしれない。
まして、頭と身体のつながりが怪しい浮沈子の場合はなおさらだ。
頭では分かったつもりでいても、身体で表現できない。
水泳もダイビングも、水中で行うお遊戯のようなもので、滑らかで美しい動きにするのは大変だ。
概ねぎこちなく、無駄が多く、肝心のところで力が入らない・・・。
まあいい。
今月は、あと3回の教室がある(5週目はお休み)。
平泳ぎは、ババ達に不人気で、2か月続けることはないだろうから、来月はバタフライだな(未確認)。
水曜日は、午後にテクニカルプログラムで、バタフライベーシックに出ている。
ベーシックだから呼吸は教えない。
ドルフィンキックと片手回しくらい。
参加者は、片手回しまでできる方が多いので、リクエストして両手回しを中心にお願いしてみた。
教える方も試行錯誤だから、教わる方は混乱している。
第一キックと第二キックが染みついていて、そのタイミングでないと手が回らなくなっているのに、歩きながら手だけ回す練習を繰り返す。
キックに手を付けるのではなく、手の回しにキックをつけようという戦略なわけだ。
今週の練習ではちょこっと進化していて、1歩踏み出しながら手を回して、入水したら、そのまま潜るというパターンをやった。
うーん、考えたな・・・。
次は、それに第二キックをつけて、手の掻きのタイミングを繋げるだろう(たぶん)。
リカバリーのタイミングは、歩きながらの方が正確に取れるから、そこまではやらない。
斜め後ろ(つーか、真横?)に掻くところまで。
バタフライで一番難しいフィニッシュからリカバリー、その時のタイミングとうねりの動作との関連を、歩きながら両手で身に着けようという試みだ。
さて、上手くいくかどうか・・・。
ジジババのバタフライは、筋力や肩周りの可動に限界があるので、どうしても浮き沈みを大きくしてリカバリーを中心とした泳ぎになる。
競泳のように、ほぼ水平を保って、浅い水深でフィニッシュを後ろに掻いてガンガン進むというわけにはいかないのだ。
たぶん、違う泳ぎと考えてもいいかも知れない。
ジタバタフライとか・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
左右対称で泳ぐ以外に共通点はないような気がするんだが、バタフライは平泳ぎから派生したそうだ。
面白いと感じたのは、競泳では平泳ぎが上下の移動が激しく、バタフライがそうでないのに対して、ジジババ泳ぎでは、平泳ぎが上下動を少なくして、バタフライがうねりを大きくとっている点だな。
もちろん、それなりの理由があるんだろうが、似て非なる泳法という観点からは興味深い。
平泳ぎもバタフライも、自転車に初めて乗るようなものかもしれない。
タイミングや形を覚えるまでは、なかなか上手にはいかないものだ。
効率的に体を使い、柔らかくしなやかな動きが出来るようななるまで、お遊戯の練習を繰り返す。
動きのパーツを寄せ集めても、スムーズな泳ぎにはならないが、パーツが出来ていなければそもそも形にならない。
動きの正確さとタイミングが組み合わさって、連続した流れになるためには、どこかでカチッとスイッチが入る必要だあるのだ。
それは、人によっても、年齢によっても異なるかも知れない。
身体の使い方が未熟な子供たちに教える教え方と、もう、これ以外に動かしようがなくなったジジババとでは異なるだろう(未確認)。
ご一緒した参加者のひとりが、死ぬまでにバタフライで泳ぎたいとおっしゃっていた。
生涯を賭けた夢・・・。
蝶のように舞うという見果てぬ夢を追って、週に1度、バタフライベーシックのテクニカルプログラムに通う。
何かに情熱を傾け、挑戦し続ける姿こそが美しい。
華麗に飛ぶことが出来なくても、蝶のように羽を広げてみたい。
羽根を広げ、空を見上げることで、夢を育むことはできる。
ゴールすることだけが意義ではない。
ゴールを目指して泳ぎ続けることが大切だろう。
残り時間を数えながら生きるようになれば、この人生で達成できなかったことが山のようにあることは自然と見えてくる。
その中で、自分自身が最後まで追求したいことが何なのかを見いだせた者は幸いだ。
まあ、それがバタフライであれなんであれ、その人にとって価値があればそれでいい。
ジジババの水泳教室は難しい。
出来るようになることより、満足してその練習を終えることの方が重要だったりする。
文字通り、参加することに意義があるわけだな。
有意義な時間を過ごしに、来週もサボらず通おう・・・。
🐼変異種:インクリメント演算子:たった四杯で夜も寝られず ― 2021年09月04日 20:56
変異種:インクリメント演算子:たった四杯で夜も寝られず
現行の新型コロナウイルスに、後数回の変異が加われば、ワクチン回避能力をゲットするという話はよく出てくる。
米国CDCのワレンスキーも、そんな話をしていた。
(新型コロナウイルスは「あと数回の突然変異で」ワクチンから逃れる恐れも —— CDCが警鐘)
https://www.businessinsider.jp/post-239326
「現れるかもしれない次の変異株 —— あとほんの数回の突然変異で現れる可能性もある —— がわたしたちのワクチンを逃れる恐れがあるというのが大きな懸念」
現在のワクチン(mRNAワクチンを初め)が、スパイクタンパク質に憑りつき、細胞への侵入を阻止することをメインに開発されていることを考えれば、変異を繰り返すうちに、作られる抗体が作用しなくなる奴が出てくる可能性はある。
それでも、抗体は複数種類作られるようだから、どれかが当たれば感染や増殖、発症は押さえられる可能性がある。
数うちゃ当たる・・・。
しかしなあ、これだけ次々と変異が繰り返されると、いつ、ワクチン回避変異種が出てくるかというのは心配になる。
ベータとかは、アストラゼネカの発症予防効果を10%まで低下させたしな。
(変異株の新型コロナウイルスにも効果はありますか。)
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0012.html
「B.1.351(ベータ株)に対するワクチン有効率が10.4%にまで低下することも確認」
ベータが広まらなくて、ホントに良かったな(デルタの方が良かったのかあ?)。
まあいい。
ワクチン回避変異は、ウイルスが生き残るために選択される。
つーか、ワクチンでブロックされた奴が淘汰されて、そうでないやつが生き残る。
その変異機会を与え続ければ、ある日ある時、スーパー逃避変異を獲得した変異種が誕生してもおかしくない。
それは、1000年後かも知れないし、もう、誕生していて、まん延を待っているだけかもしれない。
もういくつ寝るとお正月・・・。
(デルタ株に変異4つ加わると、現行ワクチンの効果が大幅減…3つの変異はすでにトルコで確認)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210904-OYT1T50223/
「デルタ株に人工的に四つの変異を加えた「デルタ4+」で調べると、従来株でできる大半の抗体が結合できず、ウイルスの感染力も強まった。」
「デルタ4+は世界で未検出だが、うち三つの変異があるデルタ株はトルコで見つかっているという。」
4ー3=1
あと一つか。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「デルタ株をもとに作られた抗体は、従来株、デルタ株、デルタ4+の働きをいずれも抑えることを確認」
現行のワクチンはどれも、武漢産変異種を基に開発されている。
改良型のワクチンは、まだ投入されていない。
ワクチンの改良を重ねてコストを掛けるよりは、現行ワクチンが効く限り、回数を重ねて接種した方が得策だ。
もちろん、経済的なメリットもあるんだろうが、早々に改良型ワクチンを投入すれば、それを回避する変異を促しかねないからな(未確認)。
使えるうちは、従来のワクチンで凌ぐというのは、戦術的にはあり得る話だ。
しかし、あと1回というのはヤバ過ぎだな。
ワレンスキーは、この話を知っていたに違いない(未確認)。
ヤバいのが出てるぞって・・・。
改良型ワクチンの投入が不可避になれば、その瞬間からワクチンに対する信頼は揺らぐ。
つーか、改良型が出てからうとうとする動きが出始めるしな。
もちっと待ってからうった方がいいんじゃね?。
在庫整理とか、変異種の入れ替わりの速度とか、難しい対応を迫られることになる。
重症化予防効果は、単純にスパイクタンパク質に対する抗体によるブロックだけではないようだが、重症化しなくても感染を広げる新型コロナの場合、感染そのものを抑制する効果は重要だ。
感染が爆発していけば、重症者は一定の確率で発生し、医療資源を圧迫し続ける。
ワクチンの効き目の内訳(感染予防効果、発症予防効果、重症化予防効果)は、社会規制の強度(ワクチンパスポート、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言及びそれらの内容)や医療資源の内訳(自宅療養、宿泊施設療養、酸素ステーション、入院患者待機ステーション、感染症病床、重症化病床)に強く影響を与える。
もちろん、接種状況(ワクチンの種類、1回目、2回目、追加接種、年齢、性別、持病の有無、接種割合、接種時期、人口密度エトセエトセ)は重要だが、年内にほぼほぼうちきれば、そこは安定していく。
変化し続けるのは、変異そのものと、ワクチンによって獲得した免疫との相性だな。
効き目(キレ)の問題と、持続性(持ち)の問題は、たぶん相関関係はないのかも知れないけど、スプレー式みたいに気軽に使えるなら、持続性はある程度犠牲にしても、変異種に対する効果を重視するという考え方もある。
あらゆる変異種に対応できるなら、3日も持てば十分だ・・・。
開発速度も問題だな。
ファイザーは、95日以内で開発できると豪語しているが、遅過ぎねーかあ?。
(ファイザー社「コロナワクチンの “耐性変異種”が登場する可能性あり」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0d81e87d27461033d05b21102dbd612ab796712
「ただ 変異株の発見から95日以内に、この変異株に対応するワクチンを生産できるプロセスを構築した」
変異種対ワクチンの攻防は続く。
もう、生身の身体では、新型コロナウイルスに立ち向かえなくなるかもしれない。
後は、特効薬だな。
万が一、罹っちまっても、のど飴舐めれば重症化しないとか(どーせ、味覚は失われるかもしれないので、飴の味は何でもいい?)。
社会規制を開くには、ワクチンパスポートと、抗原検査くらいは併用してもらわんとな。
街角の自販機で買えて、舐めれば5分で分かるやつ。
ワクチンは期限切れの個人差もあるから、検査と併用しないとな。
陽性になったら、自宅療養なんてテキトーなことしないで、24時間継続された医学管理下に置いて、急変しないか監視しないとな。
新型コロナの病態(つーか、人間の免疫)は、不明な所が多い。
なぜ、一瞬で重症化するのか。
誰がそうなるのか(重症化因子は何か)。
検査で特定して監視できるのか。
未解明の謎を抱えたまま、冬の大流行に向かってなだれ込む世界。
ワクチン先進国では、3回目の接種が始まり、後進国にはワクチンそのものがない。
ワクチン逃避変異種は、あと1回の変異で出てくるし、特効薬はなく、医療資源も乏しい。
こんな状態で社会規制を解けば、その結果は見えている。
それでも、新型コロナの状況に応じて、社会を活性化させようという動きは止まらないだろう。
英国(人口6700万人)は、毎日100人の死者を受け入れ、米国(人口3.3億人)は1500人の死者を受け入れている。
イスラエル(人口930万人)は、統計が動くので何とも言えないけど、概ね30人前後で推移している。
我が国も、数百人規模の死者を容認すれば、安心してマスク外して暮らすことができるだろう(安心かあ?)。
浮沈子は詳しくないけど、プログラミング言語のC++(シープラスプラス)の名前は、C言語のインクリメント演算子(1増やす)からの命名だそうだ。
へえー・・・。
デルタ4+は、さぞかし高性能なんだろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(英諮問機関、12─15歳へのコロナワクチン接種推奨せず 心筋炎を懸念)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-children-idJPKBN2FZ1T9
「12─15歳に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨しない方針」
英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)の決定として報じられた。
「接種後に若い世代を中心にまれな副反応として心筋炎の発症が報告されているため」
BBCの記事とかも読んだんだが、概ね同じことが書かれている。
もちろん、持病持ちとかは接種すべきとされている。
アストラゼネカ製では心筋炎の懸念はないとされているから、ファイザーかモデルナだろうな。
BBCの記事では、その世代にとって、接種のメリットが少ないというのが背景にある。
もちろん、リスクはゼロではないし、未発症のまま他の世代に感染させるという厄介な話もあるし、下手をすれば循環する感染の連鎖の中で、新たな変異種を生む懸念もある。
他の世代にとっては、うってくれた方がいいに決まっている。
だが、JCVIは推奨しない決定を下した。
浮沈子が知る限り、米国CDCが追加接種に当初取っていた態度を別にすれば、ワクチン接種に部分的であれネガティブな話が出たのは初めてだ。
「米国やイスラエルなどは子どもに対する広範なワクチン接種を開始しているが、JCVIの見解を受け、英国が異なる対応を取る可能性も出てきた。」
浮沈子が棲息する東京都大田区でも、バッタバッタと重症化している40代50代に先駆け、12歳から18歳の世代が接種予約を優先的に開始していた。
夏休みを利用して、接種完了を促進しようというのが趣旨だったんだろうが(未確認)、その後の感染状況を見ると、バカな決定したもんだと情けなくなるな。
先日も、10代の子供を残して亡くなった50代の父親(ワクチン未接種)の話が出ていた。
やれやれ・・・。
子どもをないがしろにしろと言っているわけではない。
JCVIの決定は、子供の健康「だけ」を重視して決めている。
最終決定は、各国(英国は、連合王国ですから)の医療顧問が広範囲に検討し、大臣に対して具申する。
ガーディアンは、JCVIの決定が覆る公算が高いと報じている。
9月に入って(スコットランドは8月11日からだそうです)、学校が始まり、当然、感染者も増加している。
学校現場は、ワクチン接種を歓迎するはずだが、逆に副反応による欠席の方が心配という話も出ていた。
まあいい。
どっちに転んでも、感染状況に大差はない。
英国の追加接種の情報は出ていない。
今回も、そっちを探していて見つけた。
ワクチン先進国も、いろいろ苦労しているようだ。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(英諮問機関、健康な12~15歳へのワクチン接種推奨せず)
https://www.afpbb.com/articles/-/3364779
「主に健康面から見た有益性は、現時点で健康な12~15歳全員へのワクチン接種プログラムの勧告を支持するには小さすぎると考えられる」
「潜在的な副反応に関する長期的なデータが蓄積されれば、確実性が高まり、有益性と有害性を再検討できる可能性がある」
定量的な比較を行うなら、有益性に対する確実性の問題も出てくると思うんだがな。
そこはクリアなんだろうか?。
たとえば、流行状況によってもワクチン接種のメリットは変わってくる。
年長者のワクチン接種が進んで流行が抑えられれば、年少者がワクチンを接種するメリットは減少する。
もともと重症化しにくい世代のワクチン接種は、他の世代の接種に伴う流行の減少によって、益々少なくなってくるということなわけだ。
その一方、年少世代は、感染性は有する。
年長世代にとっては、厄介な存在だな。
えーい、うっちまえ!(ということになるかどうかは未定ですが)。
英国では、インフルエンザとかでは、若年世代への接種で高齢者の感染を抑制することに成功している。
世代間の交流の密度、感染力、ワクチンの有効率などに違いがあるから一概には言えないが、英国が総合判断として年少者へのワクチン接種に踏み切る公算は高いと見られている。
米国では、12歳未満への接種も模索されている。
妊婦への接種により、胎児への垂直接種(?)も行われ、全人類的新型コロナワクチン接種が推進される中で、英国だけが異なる判断を下すだろうか?。
逆に、そうだとしたら画期的だ。
するずるとしたワクチン推奨の流れに、ガツンとくさびを打つことになる。
我々の社会が、何を価値として上位に置くのか。
健康なのか、社会の活性なのか(そういう選択かあ?)。
JCVIの勧告が投げかけた波紋は大きく広がっている。
現行の新型コロナウイルスに、後数回の変異が加われば、ワクチン回避能力をゲットするという話はよく出てくる。
米国CDCのワレンスキーも、そんな話をしていた。
(新型コロナウイルスは「あと数回の突然変異で」ワクチンから逃れる恐れも —— CDCが警鐘)
https://www.businessinsider.jp/post-239326
「現れるかもしれない次の変異株 —— あとほんの数回の突然変異で現れる可能性もある —— がわたしたちのワクチンを逃れる恐れがあるというのが大きな懸念」
現在のワクチン(mRNAワクチンを初め)が、スパイクタンパク質に憑りつき、細胞への侵入を阻止することをメインに開発されていることを考えれば、変異を繰り返すうちに、作られる抗体が作用しなくなる奴が出てくる可能性はある。
それでも、抗体は複数種類作られるようだから、どれかが当たれば感染や増殖、発症は押さえられる可能性がある。
数うちゃ当たる・・・。
しかしなあ、これだけ次々と変異が繰り返されると、いつ、ワクチン回避変異種が出てくるかというのは心配になる。
ベータとかは、アストラゼネカの発症予防効果を10%まで低下させたしな。
(変異株の新型コロナウイルスにも効果はありますか。)
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0012.html
「B.1.351(ベータ株)に対するワクチン有効率が10.4%にまで低下することも確認」
ベータが広まらなくて、ホントに良かったな(デルタの方が良かったのかあ?)。
まあいい。
ワクチン回避変異は、ウイルスが生き残るために選択される。
つーか、ワクチンでブロックされた奴が淘汰されて、そうでないやつが生き残る。
その変異機会を与え続ければ、ある日ある時、スーパー逃避変異を獲得した変異種が誕生してもおかしくない。
それは、1000年後かも知れないし、もう、誕生していて、まん延を待っているだけかもしれない。
もういくつ寝るとお正月・・・。
(デルタ株に変異4つ加わると、現行ワクチンの効果が大幅減…3つの変異はすでにトルコで確認)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20210904-OYT1T50223/
「デルタ株に人工的に四つの変異を加えた「デルタ4+」で調べると、従来株でできる大半の抗体が結合できず、ウイルスの感染力も強まった。」
「デルタ4+は世界で未検出だが、うち三つの変異があるデルタ株はトルコで見つかっているという。」
4ー3=1
あと一つか。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
「デルタ株をもとに作られた抗体は、従来株、デルタ株、デルタ4+の働きをいずれも抑えることを確認」
現行のワクチンはどれも、武漢産変異種を基に開発されている。
改良型のワクチンは、まだ投入されていない。
ワクチンの改良を重ねてコストを掛けるよりは、現行ワクチンが効く限り、回数を重ねて接種した方が得策だ。
もちろん、経済的なメリットもあるんだろうが、早々に改良型ワクチンを投入すれば、それを回避する変異を促しかねないからな(未確認)。
使えるうちは、従来のワクチンで凌ぐというのは、戦術的にはあり得る話だ。
しかし、あと1回というのはヤバ過ぎだな。
ワレンスキーは、この話を知っていたに違いない(未確認)。
ヤバいのが出てるぞって・・・。
改良型ワクチンの投入が不可避になれば、その瞬間からワクチンに対する信頼は揺らぐ。
つーか、改良型が出てからうとうとする動きが出始めるしな。
もちっと待ってからうった方がいいんじゃね?。
在庫整理とか、変異種の入れ替わりの速度とか、難しい対応を迫られることになる。
重症化予防効果は、単純にスパイクタンパク質に対する抗体によるブロックだけではないようだが、重症化しなくても感染を広げる新型コロナの場合、感染そのものを抑制する効果は重要だ。
感染が爆発していけば、重症者は一定の確率で発生し、医療資源を圧迫し続ける。
ワクチンの効き目の内訳(感染予防効果、発症予防効果、重症化予防効果)は、社会規制の強度(ワクチンパスポート、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言及びそれらの内容)や医療資源の内訳(自宅療養、宿泊施設療養、酸素ステーション、入院患者待機ステーション、感染症病床、重症化病床)に強く影響を与える。
もちろん、接種状況(ワクチンの種類、1回目、2回目、追加接種、年齢、性別、持病の有無、接種割合、接種時期、人口密度エトセエトセ)は重要だが、年内にほぼほぼうちきれば、そこは安定していく。
変化し続けるのは、変異そのものと、ワクチンによって獲得した免疫との相性だな。
効き目(キレ)の問題と、持続性(持ち)の問題は、たぶん相関関係はないのかも知れないけど、スプレー式みたいに気軽に使えるなら、持続性はある程度犠牲にしても、変異種に対する効果を重視するという考え方もある。
あらゆる変異種に対応できるなら、3日も持てば十分だ・・・。
開発速度も問題だな。
ファイザーは、95日以内で開発できると豪語しているが、遅過ぎねーかあ?。
(ファイザー社「コロナワクチンの “耐性変異種”が登場する可能性あり」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0d81e87d27461033d05b21102dbd612ab796712
「ただ 変異株の発見から95日以内に、この変異株に対応するワクチンを生産できるプロセスを構築した」
変異種対ワクチンの攻防は続く。
もう、生身の身体では、新型コロナウイルスに立ち向かえなくなるかもしれない。
後は、特効薬だな。
万が一、罹っちまっても、のど飴舐めれば重症化しないとか(どーせ、味覚は失われるかもしれないので、飴の味は何でもいい?)。
社会規制を開くには、ワクチンパスポートと、抗原検査くらいは併用してもらわんとな。
街角の自販機で買えて、舐めれば5分で分かるやつ。
ワクチンは期限切れの個人差もあるから、検査と併用しないとな。
陽性になったら、自宅療養なんてテキトーなことしないで、24時間継続された医学管理下に置いて、急変しないか監視しないとな。
新型コロナの病態(つーか、人間の免疫)は、不明な所が多い。
なぜ、一瞬で重症化するのか。
誰がそうなるのか(重症化因子は何か)。
検査で特定して監視できるのか。
未解明の謎を抱えたまま、冬の大流行に向かってなだれ込む世界。
ワクチン先進国では、3回目の接種が始まり、後進国にはワクチンそのものがない。
ワクチン逃避変異種は、あと1回の変異で出てくるし、特効薬はなく、医療資源も乏しい。
こんな状態で社会規制を解けば、その結果は見えている。
それでも、新型コロナの状況に応じて、社会を活性化させようという動きは止まらないだろう。
英国(人口6700万人)は、毎日100人の死者を受け入れ、米国(人口3.3億人)は1500人の死者を受け入れている。
イスラエル(人口930万人)は、統計が動くので何とも言えないけど、概ね30人前後で推移している。
我が国も、数百人規模の死者を容認すれば、安心してマスク外して暮らすことができるだろう(安心かあ?)。
浮沈子は詳しくないけど、プログラミング言語のC++(シープラスプラス)の名前は、C言語のインクリメント演算子(1増やす)からの命名だそうだ。
へえー・・・。
デルタ4+は、さぞかし高性能なんだろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(英諮問機関、12─15歳へのコロナワクチン接種推奨せず 心筋炎を懸念)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-children-idJPKBN2FZ1T9
「12─15歳に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨しない方針」
英政府の諮問機関であるワクチン・予防接種合同委員会(JCVI)の決定として報じられた。
「接種後に若い世代を中心にまれな副反応として心筋炎の発症が報告されているため」
BBCの記事とかも読んだんだが、概ね同じことが書かれている。
もちろん、持病持ちとかは接種すべきとされている。
アストラゼネカ製では心筋炎の懸念はないとされているから、ファイザーかモデルナだろうな。
BBCの記事では、その世代にとって、接種のメリットが少ないというのが背景にある。
もちろん、リスクはゼロではないし、未発症のまま他の世代に感染させるという厄介な話もあるし、下手をすれば循環する感染の連鎖の中で、新たな変異種を生む懸念もある。
他の世代にとっては、うってくれた方がいいに決まっている。
だが、JCVIは推奨しない決定を下した。
浮沈子が知る限り、米国CDCが追加接種に当初取っていた態度を別にすれば、ワクチン接種に部分的であれネガティブな話が出たのは初めてだ。
「米国やイスラエルなどは子どもに対する広範なワクチン接種を開始しているが、JCVIの見解を受け、英国が異なる対応を取る可能性も出てきた。」
浮沈子が棲息する東京都大田区でも、バッタバッタと重症化している40代50代に先駆け、12歳から18歳の世代が接種予約を優先的に開始していた。
夏休みを利用して、接種完了を促進しようというのが趣旨だったんだろうが(未確認)、その後の感染状況を見ると、バカな決定したもんだと情けなくなるな。
先日も、10代の子供を残して亡くなった50代の父親(ワクチン未接種)の話が出ていた。
やれやれ・・・。
子どもをないがしろにしろと言っているわけではない。
JCVIの決定は、子供の健康「だけ」を重視して決めている。
最終決定は、各国(英国は、連合王国ですから)の医療顧問が広範囲に検討し、大臣に対して具申する。
ガーディアンは、JCVIの決定が覆る公算が高いと報じている。
9月に入って(スコットランドは8月11日からだそうです)、学校が始まり、当然、感染者も増加している。
学校現場は、ワクチン接種を歓迎するはずだが、逆に副反応による欠席の方が心配という話も出ていた。
まあいい。
どっちに転んでも、感染状況に大差はない。
英国の追加接種の情報は出ていない。
今回も、そっちを探していて見つけた。
ワクチン先進国も、いろいろ苦労しているようだ。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(英諮問機関、健康な12~15歳へのワクチン接種推奨せず)
https://www.afpbb.com/articles/-/3364779
「主に健康面から見た有益性は、現時点で健康な12~15歳全員へのワクチン接種プログラムの勧告を支持するには小さすぎると考えられる」
「潜在的な副反応に関する長期的なデータが蓄積されれば、確実性が高まり、有益性と有害性を再検討できる可能性がある」
定量的な比較を行うなら、有益性に対する確実性の問題も出てくると思うんだがな。
そこはクリアなんだろうか?。
たとえば、流行状況によってもワクチン接種のメリットは変わってくる。
年長者のワクチン接種が進んで流行が抑えられれば、年少者がワクチンを接種するメリットは減少する。
もともと重症化しにくい世代のワクチン接種は、他の世代の接種に伴う流行の減少によって、益々少なくなってくるということなわけだ。
その一方、年少世代は、感染性は有する。
年長世代にとっては、厄介な存在だな。
えーい、うっちまえ!(ということになるかどうかは未定ですが)。
英国では、インフルエンザとかでは、若年世代への接種で高齢者の感染を抑制することに成功している。
世代間の交流の密度、感染力、ワクチンの有効率などに違いがあるから一概には言えないが、英国が総合判断として年少者へのワクチン接種に踏み切る公算は高いと見られている。
米国では、12歳未満への接種も模索されている。
妊婦への接種により、胎児への垂直接種(?)も行われ、全人類的新型コロナワクチン接種が推進される中で、英国だけが異なる判断を下すだろうか?。
逆に、そうだとしたら画期的だ。
するずるとしたワクチン推奨の流れに、ガツンとくさびを打つことになる。
我々の社会が、何を価値として上位に置くのか。
健康なのか、社会の活性なのか(そういう選択かあ?)。
JCVIの勧告が投げかけた波紋は大きく広がっている。
🐼一粒の塩:或いは背水の陣:ULAの正念場 ― 2021年09月04日 22:37
一粒の塩:或いは背水の陣:ULAの正念場
ブルーオリジンの開発するBE-4エンジンが、遅れている話は先月書いた。
(再使用という名の毒:ULAはBE-4で飛べるのか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/07/09/9396200
「英語の慣用句に、「バスの下に投げる」(Throw under the bus)というのがあるそうだ。」
「ULAは最終的にこれらのエンジンを再利用する可能性がありますが、今のところ、消耗モードで飛行します。したがって、ULAとスペースフォースのエンジニアは、便宜の名の下に、再利用しにくい最終設計を求めています。」
同じアルスの記事に引用されていたんだが、今日は引用元の記事を読んだ。
(ULAはその目玉であるアトラスVの販売を停止し、ロケットの引退への道を切り開きました)
https://www.theverge.com/2021/8/26/22641048/ula-boeing-lockheed-end-sales-atlas-v-rocket-russia-rd180
「ULAがさらに購入する計画がないため、RD-180プログラムは終了する可能性が高いとブルーノ氏は語った。彼はロシアの申し出を一粒の塩で受け止め、RD-180の国営メーカーであるエネゴマシュが閉鎖後にエンジン生産ラインとテスト体制を再開できるかどうかについて懐疑的でした。」
今日の慣用句のお勉強は、「take ~ with a grain of salt」だな。
([連載] 英語フレーズ 第6回 "Take something with a grain of salt")
https://beo.jp/en-phrase/take-something-with-a-grain-of-salt/
「半信半疑で聞く、疑ってかかる」
由来が詳しかったので引用した。
「“乾いたクルミとイチジクをふたつずつ。ルーの葉っぱを20枚。それらをすり潰して、塩粒を付け足す。この混合物を口にすれば、どんな毒でも解毒できる。” 上記の様に、「博物誌」では解毒剤になるというニュアンスで使われていました。」
「それが、17世紀頃になると、「塩粒をかけて何かを受け入れる」→「疑いをもって物事を受け入れる」という意味で使われるようになっていったのです。」
“To be careful about believing that something is completely true”(ワクチンさえうてば、新型コロナは克服できる:浮沈子訳?)
まあ、どうでもいいんですが。
「これらのペンタゴンミッションでは、ULAは主に次世代の低コストのバルカンロケットを使用し、アトラスVの代わりに使用します。バルカンはジェフベゾスのブルーオリジンが開発中のBE-4エンジンを使用します」(ザバージの記事:以下同じ)
「エンジンのターボポンプの開発上の問題と、エンジンのテスト発射中に発生する過度の振動が遅延の主な要因でした、とブルーノ氏は言いましたが、その後解決されました。」
「今私たちのペースを上げているのは、ハードウェアを構築することだけです」
先月の記事でも見たように、年内に納入されることはなさそうだ。
アトラスVは、もう、新たな契約は取らないだろう。
残る29回の打ち上げが終わって(3年くらいはかかるでしょうが)、それまでにバルカンが飛べなければ、ULAには打ち上げるロケットが無くなる。
背水の陣。
退路を断つ。
後がない・・・。
国防総省が打ち上げるロケットは、別にある。
「BE-4の遅延が来年も続く場合、宇宙軍は「バックアップオプション」を考え出す必要があるかどうかを検討している」
「明らかに私たちは懸念していますが、私たちはULAと関わっており、彼らはそれを実現するためにBlue Originと深く関わっています」
「SpaceXにシフトすることが含まれる可能性」
年内に飛行用BE-4が納入されることについては、一粒の塩を振り掛けなければならないが、RD-180をぶった切ったということは、3年以内には確実に新しいロケットをゲットできることを確信したに違いない。
アトラスVは、カウントダウンを始める。
そのことは、バルカンロケットの完成に対する最大のプレッシャーだ。
先月の記事でも書いたように、ブルーオリジン(ジェフベゾス)は再使用可能なエンジンに拘っている。
とりもなおさず、自社のニューグレンロケットへの拘泥があるからだ。
それは、ある意味で、ULAに対する対抗措置でもある。
使い捨て専用エンジンをバルカン用に先行してリリースし、その後、自社資金でニューグレン用の再使用エンジンの開発を続ければ、敵に塩を送ることになりかねない。
BE-4の値上げ交渉をして、断られたというから、余計に足を引っ張りたくなっているのかもな(未確認)。
使い捨てエンジンを売って、その金で再使用エンジンを開発することは困難なんだろう。
空軍の打ち上げや月面着陸宇宙船用のロケットを開発する公的資金も断たれて、ブルーオリジンは窮地に立たされている。
このままでは、ニューグレンの開発はとん挫しかねない。
エンジン屋として、ULAの下請けとして細々と食いつないでいくしかないのだ(そうなのかあ?)。
ああ、ニューシェパードとかもあったし、そういえば、プロジェクトカイパーも、アマゾンの資金で始めるみたいだけどな。
打上げは、たぶん、使い捨てエンジンのバルカンロケットに頼むんだろう。
バルカンが、そのうち、エンジンユニットを切り離して回収・再使用するという話もあるけど、それは話としてあるだけで、実際どうなるかは分からない。
米国の打ち上げが、スペースX一色となり、ULAが独占的地位どころか、そのおこぼれを拾わされる羽目になる時代が近づいている。
後発のロケット打ち上げ会社は、あと10年くらいしなければ、まともな打ち上げはできないかもしれない。
しかも、彼らが拾う市場は、ULAのさらに落穂ひろいだ。
ロケットラボくらいかなあ・・・。
再使用打ち上げロケットは、21世紀のパスポートだ。
ベゾスには、そのことは分かっている。
だからこそ、恥も外聞もなく、スペースシップの真似をしてでも、完全再使用へのこだわりを見せている。
BE-4の遅延は、全て、そこに繋がっている。
21世紀の宇宙開発でメインストリームに残るのか、サプライヤーとして傍流に終わるのかの境目だ。
RDー180を切ることがULAにとって正念場であること以上に、再使用型BR-4に拘り続けることがブルーオリジンにとっての死活問題になる。
ベゾスは、あらゆる手段を使ってきている。
それが必要だと感じているからな。
ビジネスだから、出来ることはやる。
やり尽くす。
ULAは、どうするんだろうな・・・。
ブルーオリジンの開発するBE-4エンジンが、遅れている話は先月書いた。
(再使用という名の毒:ULAはBE-4で飛べるのか)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/07/09/9396200
「英語の慣用句に、「バスの下に投げる」(Throw under the bus)というのがあるそうだ。」
「ULAは最終的にこれらのエンジンを再利用する可能性がありますが、今のところ、消耗モードで飛行します。したがって、ULAとスペースフォースのエンジニアは、便宜の名の下に、再利用しにくい最終設計を求めています。」
同じアルスの記事に引用されていたんだが、今日は引用元の記事を読んだ。
(ULAはその目玉であるアトラスVの販売を停止し、ロケットの引退への道を切り開きました)
https://www.theverge.com/2021/8/26/22641048/ula-boeing-lockheed-end-sales-atlas-v-rocket-russia-rd180
「ULAがさらに購入する計画がないため、RD-180プログラムは終了する可能性が高いとブルーノ氏は語った。彼はロシアの申し出を一粒の塩で受け止め、RD-180の国営メーカーであるエネゴマシュが閉鎖後にエンジン生産ラインとテスト体制を再開できるかどうかについて懐疑的でした。」
今日の慣用句のお勉強は、「take ~ with a grain of salt」だな。
([連載] 英語フレーズ 第6回 "Take something with a grain of salt")
https://beo.jp/en-phrase/take-something-with-a-grain-of-salt/
「半信半疑で聞く、疑ってかかる」
由来が詳しかったので引用した。
「“乾いたクルミとイチジクをふたつずつ。ルーの葉っぱを20枚。それらをすり潰して、塩粒を付け足す。この混合物を口にすれば、どんな毒でも解毒できる。” 上記の様に、「博物誌」では解毒剤になるというニュアンスで使われていました。」
「それが、17世紀頃になると、「塩粒をかけて何かを受け入れる」→「疑いをもって物事を受け入れる」という意味で使われるようになっていったのです。」
“To be careful about believing that something is completely true”(ワクチンさえうてば、新型コロナは克服できる:浮沈子訳?)
まあ、どうでもいいんですが。
「これらのペンタゴンミッションでは、ULAは主に次世代の低コストのバルカンロケットを使用し、アトラスVの代わりに使用します。バルカンはジェフベゾスのブルーオリジンが開発中のBE-4エンジンを使用します」(ザバージの記事:以下同じ)
「エンジンのターボポンプの開発上の問題と、エンジンのテスト発射中に発生する過度の振動が遅延の主な要因でした、とブルーノ氏は言いましたが、その後解決されました。」
「今私たちのペースを上げているのは、ハードウェアを構築することだけです」
先月の記事でも見たように、年内に納入されることはなさそうだ。
アトラスVは、もう、新たな契約は取らないだろう。
残る29回の打ち上げが終わって(3年くらいはかかるでしょうが)、それまでにバルカンが飛べなければ、ULAには打ち上げるロケットが無くなる。
背水の陣。
退路を断つ。
後がない・・・。
国防総省が打ち上げるロケットは、別にある。
「BE-4の遅延が来年も続く場合、宇宙軍は「バックアップオプション」を考え出す必要があるかどうかを検討している」
「明らかに私たちは懸念していますが、私たちはULAと関わっており、彼らはそれを実現するためにBlue Originと深く関わっています」
「SpaceXにシフトすることが含まれる可能性」
年内に飛行用BE-4が納入されることについては、一粒の塩を振り掛けなければならないが、RD-180をぶった切ったということは、3年以内には確実に新しいロケットをゲットできることを確信したに違いない。
アトラスVは、カウントダウンを始める。
そのことは、バルカンロケットの完成に対する最大のプレッシャーだ。
先月の記事でも書いたように、ブルーオリジン(ジェフベゾス)は再使用可能なエンジンに拘っている。
とりもなおさず、自社のニューグレンロケットへの拘泥があるからだ。
それは、ある意味で、ULAに対する対抗措置でもある。
使い捨て専用エンジンをバルカン用に先行してリリースし、その後、自社資金でニューグレン用の再使用エンジンの開発を続ければ、敵に塩を送ることになりかねない。
BE-4の値上げ交渉をして、断られたというから、余計に足を引っ張りたくなっているのかもな(未確認)。
使い捨てエンジンを売って、その金で再使用エンジンを開発することは困難なんだろう。
空軍の打ち上げや月面着陸宇宙船用のロケットを開発する公的資金も断たれて、ブルーオリジンは窮地に立たされている。
このままでは、ニューグレンの開発はとん挫しかねない。
エンジン屋として、ULAの下請けとして細々と食いつないでいくしかないのだ(そうなのかあ?)。
ああ、ニューシェパードとかもあったし、そういえば、プロジェクトカイパーも、アマゾンの資金で始めるみたいだけどな。
打上げは、たぶん、使い捨てエンジンのバルカンロケットに頼むんだろう。
バルカンが、そのうち、エンジンユニットを切り離して回収・再使用するという話もあるけど、それは話としてあるだけで、実際どうなるかは分からない。
米国の打ち上げが、スペースX一色となり、ULAが独占的地位どころか、そのおこぼれを拾わされる羽目になる時代が近づいている。
後発のロケット打ち上げ会社は、あと10年くらいしなければ、まともな打ち上げはできないかもしれない。
しかも、彼らが拾う市場は、ULAのさらに落穂ひろいだ。
ロケットラボくらいかなあ・・・。
再使用打ち上げロケットは、21世紀のパスポートだ。
ベゾスには、そのことは分かっている。
だからこそ、恥も外聞もなく、スペースシップの真似をしてでも、完全再使用へのこだわりを見せている。
BE-4の遅延は、全て、そこに繋がっている。
21世紀の宇宙開発でメインストリームに残るのか、サプライヤーとして傍流に終わるのかの境目だ。
RDー180を切ることがULAにとって正念場であること以上に、再使用型BR-4に拘り続けることがブルーオリジンにとっての死活問題になる。
ベゾスは、あらゆる手段を使ってきている。
それが必要だと感じているからな。
ビジネスだから、出来ることはやる。
やり尽くす。
ULAは、どうするんだろうな・・・。
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