宇宙開発の意義2015年10月25日 00:57

宇宙開発の意義


今夜は、月が綺麗だ。

満月とかではないが、澄み切った秋の夜空にかかる月は美しい。

今、あの星の上には、アポロやルノホートの残骸が転がっているだけで、宴の後状態になっている(最近は、かぐやの残骸や嫦娥3号とかもあるな)。

そのうち、中国が月面基地を作って、せっせと活動するようになるのかもしれないが、それまではひと時の平和を貪ることになるんだろう。

人類が宇宙開発(宇宙進出、宇宙探査、何でもいいんですが)することの意義について考えてみた。

集団としての人類を纏めて行こうという時、何か象徴的なことに取り組むというのは効果的な手法なのではないかと思った。

政治的利用というやつだな。

国内問題がうまくいかないときにやる、例のあれだ。

外敵を作って対抗するということにして、世論を纏める。

TPPに参加する時に政府が使った手だ。

日本が参加しなくて、中国が出て来たらどうするんだ!?。

まあ、どうでもいいんですが。

その、同じ発想で、宇宙開発をやってるのかもしれない。

人類統合の象徴・・・。

まあ、ISSに中国入れてあげなかったり、ロシアが2020年で離脱するとか、地上のしがらみを引きずってることはあるけどな。

だから、浮沈子が、宇宙開発なんてそこそこにして、地上の話をしようといっても、そう簡単に引くことは出来ない。

この星に生まれ、この星で生きていかなければならないとしても、宇宙を見据えて何かするということを止めるということは出来ない。

月の上に基地を作るというのは、あるいは、月周回軌道(月軌道とは異なる)に宇宙ステーションを作るというのは、そういう意味からいえば、分かりやすい象徴を置くということになる。

浮沈子は、月軌道と月周回軌道を混同していたが、たぶん、地球ー月ラグランジュ点のことだろう。

(ラグランジュ点に存在する物体の一覧:地球-月 ラグランジュ点)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E7%82%B9%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E7%89%A9%E4%BD%93%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E5.9C.B0.E7.90.83.EF.BC.8D.E6.9C.88_.E3.83.A9.E3.82.B0.E3.83.A9.E3.83.B3.E3.82.B8.E3.83.A5.E7.82.B9

「L4 / L5:
L2に人工衛星が置かれた場合、それをサポートするためにこの位置にTDRS(データ中継衛星)が置かれると予想される。」

L2とかに置いて、運用するのかもしれない(もちろん、通信の中継用に、L4かL5に衛星を置く)。

地球からは見えないところで、こそこそやるわけだな。

まあいい。

いずれにしても、地球を見下ろす視点を置くというところに意義があるわけだ。

浮沈子は、アポロ世代なので、その後のスペースシャトルとかは、あまりインパクトを感じない(爆発とかくらいかな)。

我が国の宇宙開発も、おおすみの成功くらいだ。

かぐやの時は、すこしコミットしたけどな(名称の応募もしました)。

地球低軌道の宇宙旅行には興味があるが、それ以外の有人宇宙開発には否定的だ。

太陽系内の無人探査機には関心があるけど、有人火星探検は冗談だと思っている。

隕石で地上文明が崩壊するから火星に行くというのは、ナンセンス以外の何物でもない。

あっちの方が、先に崩壊する方に100対1で賭けてもいい。

火星にだって、隕石は落ちるしな。

大気が薄い分だけ、数も多いだろうし。

人類統合の象徴として、分かりやすいところに何か印をつけておくというのは重要だ。

月軌道に何かを置いておくのでもいいし、月面基地でもいい。

分かりやすい方がいいだろうし。

人間がいれば、なおさらいい。

そういう意義を見出す人々もいるということだ。

そうやって、地上のことから目を逸らし、何となく満足を与えることができれば安いものだ。

人類共通の脅威は、今のところ巨大隕石くらいだが、あんまデカいのが降ってくるとどうしようもないしな。

あとは、ベテルギウスの爆発くらいか。

(くらし☆解説 「爆発間近?! ベテルギウス」)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/186887.html

「γ線の放出は星の自転軸から2度の範囲内。」

「ベテルギウスの場合、自転軸は地球に対して20度ずれていることが分かり、大きな影響はないのではと考えられてる」

有難いことに、今のところ、宇宙的には差し迫った危機はない。

美しい秋の月を見上げながら、ため息をつくくらいだ。

(月見る月はこの月の月)
http://www.ogurasansou.co.jp/site/karuta/036.html

「月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月」

「十六夜は十五夜に比べて30分ほど月の出が遅くなるので、それを月がいざよう(ためらう)と表現したのです。」

「それ以降は17日の月を立待(たちまち)月、18日を居待(いまち)月、19日を寝待(ねまち)月と呼びます。」

「月の出を待つ人の姿勢を名前にしているのが面白いですね。」

(月齢カレンダー)
http://koyomi8.com/moonage.htm

今日(2015年10月24日)は、月齢11.1。

(月の呼び名)
http://mirahouse.jp/begin/moon_name.html

「月齢:呼び名:コメント
・0:新月(しんげつ)、朔 (さく):月が太陽と同じ方角になり,全く見えない。朔は天文学上の名。
・2~3:三日月(みかづき)、若月(わかづき)、眉月(まゆづき)、蛾眉(がび):夕方西空に見える細い月。古来信仰の対象だった。蛾眉とは,蛾の触角のように細長く曲がってくっきりと目立つ,美人の眉のこと。
・3前後:夕月(ゆうづき):夕方見える月のことで,三日月を指すことが多い。
・7:七日月(なのかづき)、弦月(ゆみはり):上弦の月。
・12~13:十三夜月(じゅうさんやづき)、後の月(のちのつき)、栗名月 (くりめいげつ)、豆名月(まめめいげつ):満月の夜の二日前の月で,満月の次に美しいとされてきた。後の月・豆名月・栗名月は,十三夜月の中でも特に,陰暦9月13日の月を呼ぶ。
・13~14:十四日月(じゅうよっかづき)、小望月(こもちづき):満月前夜の月。
・13,15:二夜の月(ふたよのつき):名月とされた,陰暦8月15日と9月13日の月。二夜の月のうち片方だけを見ることは,不吉なこととして忌み嫌われた。
・14.5:十五夜(じゅうごや)、満月(まんげつ)、望月(もちづき)、三五の月(さんごのつき)、中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)、芋名月(いもめいげつ)、望(ぼう):月が太陽の反対側にあり,月に影が無く丸く見える。新月から数えてだいたい15日目あたり。三五の月は,3×5=15(十五夜)からくる言葉遊び。十五夜の中でも陰暦8月15日の月は,中秋の名月又は芋名月という。陰暦では7月~9月が秋とされたため,8月はその真ん中となり“中秋”と呼ばれた。
・16:十六夜(いざよい):満月の翌日の月。“いざよい”は,くずくずとためらっている様子を表す言葉。満月の翌日は,満月より月の出が遅れ,月が出るのをためらっているように見えることから。
・17:立待月(たちまちづき):満月の二日後の月。月の出を,立ったまま,まだかまだかと待っていることから。
・18:居待月(いまちづき):満月の三日後の月。月の出が遅くなるため,立ったまま待つには疲れてしまい,家の中で座って待つことから。
・19:寝待月(ねまちづき)、臥待月(ふしまちづき):満月の四日後の月。月が出るのが遅くなって,寝て待たなくては出てこないことから。
・20:更待月(ふけまちづき)、亥中の月(いなかのつき):満月の五日後の月で,夜が更けないと出てこないことから。亥中月は,亥の刻の中頃(22時頃)出てくることから。
・23:二十三夜(にじゅうさんや):下弦の月。真夜中に出てくるこの月は,月待ち信仰の対象だった。
・26:二十六夜(にじゅうろくや):三日月を反転させた形の月。午前3時頃昇り,月待ち信仰において重視された対象だった。
・満月以降:有明の月(ありあけのつき)、残月(ざんげつ)、のこんの月:朝になっても沈まず残っている月。
・28以降:晦日の月(みそかのつき):“晦日”(三十日)とはその月の最後の日のことで,新月が近くなり出てこない月のこと。転じて,あり得ないことを例えて言う。
・-:雨夜の月(あまよのつき):見ることのできない雨の夜の月のこと。転じて,存在するのに見えないものを例えて言う。
・-:昼の月(ひるのつき):昼間に薄く見えている月のこと。転じて,見えているけど存在感が薄いものを例えて言う。」

月齢11日は、名もない月である。

面白いのは、晦日の月、雨夜の月など、見えない月にも名前を付けていることだな。

浮沈子などは、さしずめ昼の月というところか(見えているけど存在感が薄い)。

さて、月も高く上がったことだし、そろそろ寝るとしよう。

サバティエ反応2015年10月25日 14:26

サバティエ反応


火星に人を送る際に、避けて通れない解決すべき課題の一つに、呼吸に伴って発生する二酸化炭素をどうやって除去するかということがあるらしい。

従来は、水酸化リチウムやゼオライトへの吸収という方法が採用されているようだ。

(燃料電池を使ってCO2を除去する)
http://www.isas.jaxa.jp/j/forefront/2014/umeda/

「現在、宇宙閉鎖空間でのCO2除去技術は、アルカリ性の水酸化リチウムに吸収させる方法や、ゼオライトと呼ばれる吸着材に吸収させる手法が採用されています。」

NASAでは、この他にサバティエ反応というのを利用して、二酸化炭素を燃料や資源にするという方法を研究しているようだ。

先日調べた有人火星飛行の関連ビデオの中で、出てきた。

(サバティエ反応:宇宙ステーションでの生命維持への応用)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A8%E5%8F%8D%E5%BF%9C#.E5.AE.87.E5.AE.99.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.BC.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3.E3.81.A7.E3.81.AE.E7.94.9F.E5.91.BD.E7.B6.AD.E6.8C.81.E3.81.B8.E3.81.AE.E5.BF.9C.E7.94.A8

「NASAは現在、サバティエ反応を使って呼気の二酸化炭素から水を回収する技法を研究中であり、国際宇宙ステーションや今後のミッションで採用を検討している。」

「さらにメタンを熱分解すれば、循環が完全に閉じることになる。」

(宇宙にガソリンスタンドは必要か【BJRF】:25分57秒辺りから)
https://www.youtube.com/watch?v=d9N9gxXoIpA

「・月面
ー水素還元
ーメタンを用いた炭素熱還元
ー電解採取
ー揮発性物質の抽出
ー極の水(氷)の抽出
・火星
ーサバティエ反応
ー逆水性ガスシフト反応
ー大気の電気分解
・フォボス/ダイモス(火星の月)
・セレス(地球近傍小惑星)」

この研究は面白いな。

まあ、それはともかく、サバティエ反応で二酸化炭素を除去するという話があることは分かった。

先の引用では、燃料電池で分解することも考えているようだが、これは研究中ということらしい。

除去だけでなく、発電にも使えれば一石二鳥であるな。

浮沈子が、サバティエ反応に注目したのは、もちろんCCRがらみだ。

コンパクトに収納できれば、水中という限られた空間での、二酸化炭素の除去に使えるかもしれない。

コスト的に引き合うかどうかも問題だな。

いろいろ調べると、確かに繰り返し月以遠の宇宙に行くには、途中に補給点を設けた方が有利なようだが、単発ではその必要なないだろう。

そういったロジスティクスの仕組みを設けるということは、火星に対しても継続的な供給を行うという前提が必要だ。

初期の段階では、せいぜい地球から地球周回軌道に繰り返し物資を上げて、それを束ねて持っていくのが関の山だろう。

次世代の、さらに次世代インフラとして、開発する必要があるのかどうか。

プラントだって、メンテナンスが必要だろうし、それを踏まえて実現するためには、しっかりとした需要が前提になる。

木星とか、火星以遠に有人探査を送り込むことになれば、大前提になるかもしれない。

閉鎖空間といっても、ある程度の大きさが確保されれば、植物による炭素循環を使用することも出来る。

そっちの方の効率化(人工葉緑素)を用いて、省エネな対応が出来るようになるかもしれない。

(東芝 人工光合成、世界最高の変換効率1.5%達成 ~20年めど実用化)
http://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/kanren/201411211358.html

「実用化には10%の変換効率が必要だが、東芝は改良を進めれば実現できるという。」

有人火星探査には、様々な要素技術が必要だ。

それらの開発の中には、地上で役に立つ技術も含まれているかもしれない。

が、まあ、概ね役には立たない。

人間の浅知恵など、たかが知れている。

もっと、こう、シンプルに生きることは出来ないんだろうか?。

できないんだろうな、きっと・・・。

注目!2015年10月25日 16:11

注目!


この研究者は、面白い!。

今日は、ツイッターをしこたま読んだ。

(石松拓人)
https://twitter.com/notactor

いろいろ参考になる。

ちょっとファンになったかもしれない。

我が国に置いておくのは惜しいような気がする。

雑事に紛れず、心の赴くままに研究されることを望む。

木枯らし吹く2015年10月25日 18:34

木枯らし吹く
木枯らし吹く


(都心で「木枯らし1号」吹く…昨年より3日早く)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151025-OYT1T50020.html

もう、そんな季節になったのかと思って、このブログの過去記事を探してみると、こんな記事があった。

(木枯らし1号)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/18/6637167

3年前の記事だが、11月18日とある。

今年は10月24日夜。

(木枯らし:木枯らし一号が吹いた日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9E%AF%E3%82%89%E3%81%97#.E6.9C.A8.E6.9E.AF.E3.82.89.E3.81.97.E4.B8.80.E5.8F.B7.E3.81.8C.E5.90.B9.E3.81.84.E3.81.9F.E6.97.A5

「関東地方で木枯らし1号が吹いた日:
1980年 10月31日
1981年 11月28日
1982年 10月25日
1983年 10月29日
1984年 11月25日
1985年 11月2日
1986年 10月18日
1987年 11月6日
1988年 10月13日
1989年 11月14日
1990年 10月27日
1991年 11月9日
1992年 10月26日
1993年 11月22日
1994年 11月4日
1995年 11月11日
1996年 10月26日
1997年 10月27日
1998年 11月5日
1999年 11月16日
2000年 10月18日
2001年 11月6日
2002年 11月2日
2003年 11月17日
2004年 11月13日
2005年 11月12日
2006年 11月12日
2007年 11月18日
2008年 11月1日
2009年 11月2日
2010年 10月26日
2011年 10月26日
2012年 11月18日
2013年 11月11日
2014年 10月27日
2015年 10月24日」

最も早い時期では、1988年の10月13日というのがある。

遅い時期は、1981年の11月28日。

1か月半ほどの開きがある。

ここに出ている1980年からのデータの平均は、11月4日頃。

画像は、平均からの乖離をグラフ化したもの。

特段の傾向とかは、浮沈子には読み取れないな。

敢えて言えば、以前は早く吹いたり遅く吹いたりが毎年ほぼ交互に現れていたが、最近は変動の周期が緩やかになったように見える。

それに何らかの意味があるのかどうかは分からない。

「木枯らし(こがらし)とは、日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象である。」

そうか、もう、晩秋になってきたんだな。

昨日は、愚弟の運転で箱根の大観山に行ってきた。

ターンパイクは浮沈子の運転。

真っ赤な国産ターボに煽られて道を譲る。

NA2.7で二人乗りでは勝負にならない。

あっという間に消えていった。

3年前の記事では、クリスマスや正月の準備とあるが、今はハロウィンの準備だ。

(堕落した人生)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/10/30/

「日本では、2000年頃まではハロウィンは英語の教科書の中もしくはテレビで知られる行事であった。しかしながら、アメリカで行われる娯楽行事の多くがそうであるように、日本でも2013年現在ハロウィンが行われるようになってきた。」

木枯らし1号の周期に変化が現れたころと、奇しく(くしく)も一致している(気のせいじゃね?)。

この後も、クリスマス(キリスト教)、除夜の鐘(仏教)、初詣(神道)、正月(儒教)と続く北半球温帯地域における農閑期の行事が、商業主義と結託して隆盛を極める時期・・・。

ケルトの文化が、世界中に広がり、極東の島国にもやってきたわけだ。

オレンジ色のカボチャ(本来はカブ)をくり抜いた絵柄や、黒い三角のとんがり帽子のモチーフをあちこちで見る。

(ハロウィン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3

「日本では「夜にコスプレをして街中を闊歩しても恥ずかしくない日」と位置づけられている」

「普段よほどつまらない生活を送っているかの反動」

否定はできないな。

だからこそ、祭りの日にハメをはずすのだろう。

ああ、浮沈子は、パラオに行く日なので、午後から成田だ。

デルタの機内食に、カボチャが出るか見ものだな・・・。

まあ、カボチャ食べるのは冬至だがな。

(冬至 かぼちゃの由来)
http://kinisuru.com/winter-solstice-pumpkin-18506

ちなみに、木枯らし2号とかは、ない!。

ウエアラブルのシュールな定義2015年10月25日 21:00

ウエアラブルのシュールな定義
ウエアラブルのシュールな定義


(ガジェット (電子機器))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88_(%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%A9%9F%E5%99%A8)

「単体で動作する機器のことを指す事が多いため、単体での動作が出来ないパソコンの周辺機器などは含めない」

まあ、それでも、USBメモリーは認めるといっている。

パソコンなどの本体に刺さなければ、ただの屑だ。

しかし、もし、その中に有用なデータが書かれていれば、宝の山である。

こういった電子的小物を、常時身に着けて出歩くことができれば、これをウエアラブルということができよう。

(ウェアラブルコンピュータ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF

「単に持ち運べるコンピュータとは異なり、主に衣服状や腕時計状で身につけたまま使えるものを指す。」

ブルートゥースとかで、別のコンピューターと連携しなければならない類は、厳密にはUSBメモリーと同じだろうが、そこに実現している機能は、まさしくウエアラブルなものだから、まあ、いいことにしよう。

「眼球に直接埋め込まれ、脳に直結したディスプレイ」

「1つは利用者に対するリアルタイムの情報提供、2つ目は利用者の状態の記録、3つ目は外部のコンピュータとの連携」

こんなことを考えたのは、この記事を読んだから。

(生命は私たちが考えていたよりも3億年前に誕生していた(研究結果))
http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/22/earth-age-carbon-study_n_8365158.html

「これは、NASAの惑星ミッションにかけている費用の約3%にあたります」

予算要求の時期だからって、なり振り構わない態度はいかがなものか。

浮沈子がビビったのは、次の下り・・・。

「ハリソン教授は報告書の中で付け加えた。「地球上の生命はほとんど瞬間的に誕生した可能性があります。適切な要素があれば、生命はすぐに形成されるように思われます」」

46億年前までは、確かにドロドロに溶けた溶岩の海だったんだろうが、それからわずか5億年後に生体由来の炭素が見つかったことは、衝撃に値する。

生命は、遠い昔に地球という稀有な環境を持った星の上に奇跡的に誕生し、以来、連綿と絶えることなく進化し続け、とうとう人間という変種を生み出してしまった・・・。

そいういう古典的生物学的パラダイムが、ガラガラと音を立てて崩れるのを感じる。

もっと気軽に、いつでもどこでも、チャンスさえあれば宇宙のあちこちで、3分くらい(宇宙的スケールですが)でインスタントに生命が誕生し、あれよあれよという間に進化していく・・・。

置かれた環境に適応するためには、ありとあらゆる手段を使う。

(細胞小器官)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%B0%8F%E5%99%A8%E5%AE%98

「細胞の内部で特に分化した形態や機能を持つ構造の総称である。」

進化的に分化したものだけではない。

「ミトコンドリアに関しては、元来別の細胞が細胞内共生したものに由来するとの説(細胞内共生説)が有力視されている。葉緑体に関しても共生に由来するのではないかという見方もある」

(細胞内共生説)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%86%85%E5%85%B1%E7%94%9F%E8%AA%AC

「藻類の葉緑体は、高等植物のものと比べて、複雑な形のものが多く、それらの中には、二重膜ではなく、三重、四重の膜に包まれたもの、あるいはその中にはっきりとした核のような構造を持つものがある。」

「これらが、細胞内に葉緑体を持つ真核単細胞生物を、別の真核生物が取り込んだことから生じたものだということがわかってきた。すなわち、細胞内共生体を持つ細胞を、細胞内共生(二次共生)させているわけである。」

浮沈子が若かった頃は、細胞核自体が、ウイルスの外部からの感染による説があったが、あれはどうなったんだろうか?。

少なくとも、現代のウイルスの中には、細胞核内のDNAに潜り込んで、増殖を行うものがあることが知られている。

(This page gives a quick access to replication cycle graphics.)
http://viralzone.expasy.org/all_by_species/1496.html

こういった感染サイクルの過程の中で、ウイルスが持つ機能を宿主が獲得していった可能性があるかもしれない。

(核遺伝子)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90

「真核生物の独特なゲノムは、共生関係から起こってきたと考えられている。」

「進化の過程で、細胞小器官の持つ小さな遺伝子のうち、多くが核遺伝子に移動している」

人間が、体育館ほどもあったコンピューターを身に付けられるように小型化し、アホみたく腕に付けてはニタニタしているのを見ると、これは、生物の基本的な性質を表しているに違いないと確信する。

それどころか、彼らはそのうち、皮膚の中や頭蓋骨の中、眼球や聴覚神経の中にチップを埋め込み、配線の代わりに刺青をし、指先に埋め込まれたセンサーを通してテーブル(何の仕掛けもない、ただのテーブル)を指でなぞりながらブログを書くようになるのだ。

さらに、それらの情報を自らの遺伝子に組み込み、孫子の代まで引き継ごうとするに違いない・・・。

ウエアラブルとは、身に着けるということだろうから、究極のウエアラブルは体内に取り込むということになる。

全身に、カメレオンのように色が変わる刺青をし、背景に溶け込んで透明人間になることができる日も近いだろう(素っ裸だから、あったかいところじゃないとだめだけどな)。

進化の加速を遺伝情報に取り込んで、様々な機能を生身で発揮できるようにする。

少なくとも、何らかの外部での補助器官との連携を容易くするためのインターフェイスを備えるようになる。

水棲人間にいきなりなるのは難しいだろうが、将来登場するであろうバイオエレクトロニックCCR(命名:浮沈子)との連携は必須だ。

二酸化炭素の排出、酸素の補給を、肺という気相を通じて行うというのは、如何にもダサイ。

体内呼吸は血液とのやり取りで行ってるわけだから、せめてシャントを通じて体外と結び、血液灌流を通じてガス交換を行うことができるようにすべきだろう。

そうすれば、気相に依存しない減圧が可能となり、そこの部分を加圧したユニットに繋いでおけば、必要な減圧を行ってくれるようになるだろう。

もちろん、浮上したからといって、肺呼吸をすぐに始めるわけにはいかない。

減圧が終わるまでは、息止めたままでいなければならない。

おしゃべりには向かない仕掛けだな。

しかし、肺胞には大気圧しか掛からないので、結局は全体を加圧しなければならない。

うーん、うまくいかんな。

結局、深海で生活するしかないわけで、飽和潜水で高圧神経症候群に耐えながら、潜るしかないのだ。

もちろん、都市の規模で施設を維持するというのは大変なことだから、そう簡単にはいくまいが。

そもそも、現代のCCRだって、大気循環モデルを凝縮して実装しているわけだから、相当なコンセプトではある。

技術の限界があるので、二酸化炭素吸収材は一定時間ごとに交換が必要だったり、持ち込んだ酸素やディリュエントがなくなればそれで終わりだが、それらはいずれ技術的に解決される問題だ。

既に、700気圧のタンクは実用化されて、街中を水素詰めて走ってるしな。

水酸化カルシウムの代わりに、気の利いた仕掛けが実用化されるのも時間の問題だろう。

そうすると、最終的には、人間側の酸素耐性などの生理的な問題になり、生理学的に何らかの対応を取らなければならなくなる。

薬剤の投与とか、身体にキビシー対応ではなく、もっとナチュラルな方法で対応してもらいたい。

高所順応とかはあるのに、高気圧順応とかは聞いたことがないな。

地中深いところで一定期間過ごすとか、そういう適応はないんだろうか?。

(九州芸術工科大学)
http://www.koito-ind.co.jp/eco/koito-environ/topics_m06.htm

「温度・湿度を制御しながら気圧(1/4~4気圧)・酸素濃度まで同時に制御可能な高気圧実験室を中心に水中環境変化による生理反応調査のための水浸実験室など多数の実験室を備えています。」

「高気圧実験室:
温度:-10~50℃±1.0℃
湿度:30~80%RH±5%
気圧:253~4,052hPA±5hPA
酸素濃度:10~40%O2±0.1%
その他:トイレ・シャワー付」

こういった施設での順応度を見て、遺伝子の特性を解析し、該当するコードを突き止めて書き換えて行けば、そのうち水中生活に適応した(=陸上生活には不向きな?)人類を生み出せるだろう。

環境圧の潜水基地で生活し、水中での仕事に特化して、世界中を渡り歩く連中が出来るわけだな。

地上で過ごす時には、宇宙服のような加圧服を着て、生命維持装置をカートで転がしながら歩くわけだ。

連中から見たら、我々は、低気圧下で生活できる宇宙人に見えるだろう・・・。

火星にコロニーが出来れば、そこには微小重力に適応した人々が暮らすことになる。

その機能は、やはり遺伝的に獲得していくしかないだろう。

高濃度(っていうのかあ?)の放射線にも耐性が求められる。

ウエアラブルというのは、究極には、自己の体内に取り込んでしまうということだろう。

肌身離さずということだ。

今、コンピューターが、極小化して体内に入りつつあるが、その先にあるのは遺伝子との融合だろう。

脳神経系との融合は時間の問題かもしれないが、遺伝情報をリアルタイムに操るというのはそう簡単ではない。

意図的にウイルスを感染させて、組み込んだ遺伝情報を短時間で発現させ、用が済んだらリセットしてしまうようなデバイスを体内に埋め込み、意のままに(どうやって?)操るなんてのは、SF以外にはない。

人工冬眠を操るデバイスが出来たりすれば、事実上、タイムマシンを手に入れたも同然だ。

パートナーと喧嘩したら、5万年くらいほとぼり冷ましてからやり直すことだってできるかもしれない。

まあ、その間は意識がないわけだから、目覚めた途端に続きの喧嘩が5万年ぶりに再開するってのは見えてるけどな。