🐱変異種:エリス4割の意味:第9波は続く ― 2023年09月17日 00:36
変異種:エリス4割の意味:第9波は続く
(【速報】東京都 新型コロナなどの対策会議 感染者の4割が変異株「エリス」と報告)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a526fe015ca5b6fc87d141e9f3c4290e9e06ba5
「「EG5(イージーファイブ)」通称「エリス」が感染者の4割を占めている」
「東京都の新型コロナの患者の報告数は、10日までの1週間で1医療機関あたり「16.36人」と高い水準」
「都内の変異株はXBB亜系統のEG5が主流となっていて、XBB対応ワクチンが効く可能性が高い。入院・死亡予防にさらに効果がある」
ホントかあ?。
まあいい。
(変異株について)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.html
「ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和5年9月14日12時時点)」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0509141.pdf
うーん、エリスは39.8パーセントか。
特定の変異種の構成比が高くなるということは、その変異種に適した感染環境が整ってきているということなわけで、流行が長引いたり規模が拡大する可能性が高い。
が、もう一つの変異種であるXBB.1.16と併せてみてみると、単に置き換えが進んでいるだけのようにも見える。
この間、新規感染者数の顕著な伸びはない。
推定感染者数はむしろ減少に転じている(19歳以下も減少し始めている)。
今気になるのは、インフルエンザの流行が今期は早めに始まっちまったことくらいか。
同じ呼吸器系感染症として、新型コロナウイルス感染症も増加に転じることになる。
エリスの構成比の増加は、その流れに呼応している可能性がある。
今回の報告では、ピロラが初めて登場している。
この監視すべき変異種が、大化けするかどうかは分からない。
べらぼーな数の変異をため込んでいるから、分からないといえども監視を続ける必要がある。
同じような変異種が、他にも出てくる可能性がないとはいえない。
流行は続いているし、免疫回避能力の増加に伴い、方向性としては変異を蓄積しやすい長期感染者の増加が懸念される。
自然感染やワクチン接種で選択圧が掛かり、その方向性は長期に渡って継続する。
変異の蓄積自体は中立的に起こるから、そのことが直ちに脅威となるわけではない。
用心しなければならないのは、病原性の変化の方だろうな。
そっちも、ランダムな変化の中で現れてくる。
疫学の常識では、高病原性の感染症は、宿主が重症化しちまって感染を広げることができないから、大流行しないという話だった。
が、2014年のエボラでは、集まった会葬者が遺体を洗うという習慣が、接触感染という比較的拡散しにくい感染症を広げる原因になった。
呼吸器系感染症の新型コロナでは、未発症者からの感染、過密化した都市の存在、航空機による移動が重なり、未曽有の大流行を招いている。
これに重症化が乗ってきたら、目も当てられないな・・・。
今では、当局の政策による感染予防策の後退というオマケまでついている。
・感染症類型の変更
・マスクなどの個別予防策の撤廃
・集会規模の規制などの撤廃
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の撤廃
・各種補助の削減・撤廃
・一般へのワクチンの非推奨(努力義務はない)
・来年からのハイリスクグループへの接種回数の縮小
・治療薬の補助金削減
自然感染を推進する当局は、流行を拡大させるために、あらゆる手段を総動員しているように見える。
(子どもがいる家庭で感染リスクが高い、XBB.1.5対応ワクチン間もなく接種開始)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57ce6692dbee97ed4e0158d21544ae31c69c09
「獣医師で英パーブライト研究所のウイルス学者でもあるメナズ・クレシ氏は、新型コロナワクチンの初回接種もブースター(追加)接種も受けているが、これまでに7回も新型コロナに感染している。」
やれやれ・・・。
注目すべきは、家族内ピンポン感染ともいえる状況が発生していることだな。
「続いて家族全員が感染してしまった。家族の症状は重く、入院や酸素吸入を必要とする人もいた。2人の子どもの母親で、育児や介護を主に担うクレシ氏には、自分の症状について考えたり治療したりする時間はほとんどなく、「自分のことを忘れかけていました」と言う。しかし新型コロナはクレシ氏を忘れなかった。」
「以来、氏は4カ月から6カ月おきに新型コロナに感染している(こんなに詳しく分かっているのは、自身がウイルス学者で、異変を感じたらすぐに検査を受けているからだ)。」
「2021年後半にデルタ株の感染者が急増したときには、再感染が占める割合は約2.7%にとどまっていた。」
「再感染が占める割合は、オミクロン株BA.1系統によるピーク時には10.3%、BA.2では12.5%、BA.4/BA.5では20.6%、BQ.1/BQ.1.1では28.8%まで上昇」
「再感染者の数は過小評価されている可能性が高い。感染していても無症状なら、検査を受けることはないからだ。2023年2月に発表されたレビュー論文によれば、再感染の約4割は無症状だったという。」
「教師や学校職員、医療従事者など対面で人との接触が多い仕事に就いている人や、多世代世帯に住む人などは、新型コロナ感染を頻繁に繰り返すことが多い」
「ある研究では、新型コロナに感染するリスクは学校に通う子どものいる家庭でより高くなるという結果が出ている。別の研究でも、米国の約16万6000世帯で見られた3万9000件弱の家庭内感染のうち、70.4%が子どもを通じての感染だった」
「新型コロナの感染者が増加する中で新学期が始まり、学校で感染した子どもたちが気づかないうちにウイルスを家庭に広めている可能性がある。」
我が国における感染経験者の割合でも、子供の比率は高い。
(コロナ感染でできる抗体保有率、若年層で7割前後 高齢者は3割弱)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b96a30d355dc6e2a1c0fe7ff4099a175521aa9d
・0~4歳:54・6%
・5~9歳:73・8%
・10~14歳:71・7%
・15~19歳:61・0%
・20代:67・6%
・30代:62・8%
・40代:47・8%
・50代:36・7%
・60代:29・8%
・70代:26・6%
・80歳以上:23・2%
高齢者の割合が低い理由の中には、重症化して死んじまったからというのがあるのかもしれない(寄与率は未確認!)。
まあいい。
ガキンチョの中には、再感染しまくっている奴らも多いだろうな。
もう、ブレイクスルー感染(ワクチンうっても感染する)や再感染は、当たり前過ぎて話題にもならない。
浮沈子の周りは、既に感染経験者だらけになっている。
浮沈子だって、気づかないうちに無症状で感染しているかもしれない(N抗体検査はしていません)。
浮沈子は、従来から子供たちの感染が気に掛かっていたが、今回の調査はそれを裏付けるものとなった。
ガキども(失礼!:お子様方)を見たら、感染者と思えだな。
学級閉鎖の本来的意義は、学校が感染の温床(インキュベーター)となって、家庭内で同居する高齢者等の免疫弱者に感染させて重症化させるリスクを低減することにある(ガキどもは、感染してもへっちゃらだしな:インフルの二峰性にしても、2歳未満がヤバい:今のところ、新型コロナに二峰性は確認されていない)。
ワクチンが十分に機能せず、社会規制が行われていない中、唯一の集団感染予防策ということになる(リモートワークも、徐々に撤廃されてきているしな)。
やれやれ・・・。
このまま、冬の大流行へ突入する可能性が高まってきた。
現在、浮沈子が日々チェックしている全ての指標(年齢階層別新規推定感染者数、陽性率、東京都内新規推定感染者数:モデルナ公表数値)は、減少に転じた。
これが、どんだけの規模で反転するかが問題だ。
ベースラインが上がることになってしまうからな。
(コロナの「第9波」来ている 加藤厚労相、講演で発言 注意よびかけ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a4d130105d262d2e1a82c04256b3f51f2b1c97
「加藤厚労相は講演で「政府では1波、2波、3波という波を数えていない」としつつも「一般的に言えば第9波が来ている」と指摘。」
第9波(とうとう、厚労相も「波」だと認めたようですが)は、収束することなく春先まで続くかもしれない。
マジか・・・。
インフルは、既に感染拡大期に入った(昨年からの流行が続く中で、とうとう収束しなかったしな)。
エリス(EG.5)は、拡大を続けている(検体数が異なるので(120→100)、前回から実数は減っています:42→39)。
ワクチン接種開始まで、あと4日になった。
国民の2割分しか調達されていない、ヘタレなワクチンだが、ジジババらにとっては命綱だ。
最速の7回目接種まで、体調を崩すわけにはいかない。
既に、重症化予防効果も切れているから(未確認)、罹患するわけにもいかない。
針のむしろの上での綱渡り状態が続く・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(夏休み明け相次ぐ学級閉鎖…原因は“新型コロナ” 専門家は高齢者への感染危惧「家庭内感染の予防を」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/03331326a234fe1f205af816dd49253f0b1b5f97
「新しく学校が始まった時期なので、学校に通っている子どもの間で一定程度、感染が広がっている時期だと理解している」
昨年の夏は、そういう話はなかったような気がしているんだがな。
全国の公表値をみても、9月上旬の19歳以下の増加は見られない。
今年は異常なのだ。
「学校が始まると接触の機会が増えてくるし、非常に暑くて、換気も冷房が効いている所だと窓を開けるのが難しいという今夏の気候の問題もあると思う」
いい観察だな・・・。
「陽性となったら、家庭内でもマスクをし、可能な限り隔離することや、ドアノブ・トイレなど共用部分の消毒を行い、家庭内での感染拡大を防ぐことが重要」
家庭内感染は、我が国の住宅事情を考えた場合、実際のところ、防ぐことは不可能だ。
ジジババは一定の割合で重症化し、死の転帰を迎える。
それは、我々が受け入れなければならない現実だ。
「現在、新潟県内の病床の使用率は熱中症などの季節でもあり、一般救急の患者も増えている。そういう意味で新型コロナの患者も増えているので、新潟県内、特に新潟市内人口の多いところでは、やはり病床は非常にひっ迫している」
夏の熱中症と冬の呼吸器系感染症が、同時に医療資源を圧迫する。
緊急入院が難しくなり、緊急性の低い入院を要する疾患の治療が先送りになる(それはそれで、重症化のリスクを高める)。
医療資源のひっ迫は、全世代に影響が及ぶ。
それもまた、我々が受け入れなければならない現実なのか。
「新型コロナの致死率はインフルエンザの何倍もあるので、そういう意味では5類になったからといって緊張感を解いていいということではないと思う」
コメントしている「新潟大学大学院の高橋昌特任教授」は、「新型コロナウイルスに詳しい」そうだが、当たり前のことしか言わないな。
この記事の中では、高齢者の重症化予防のかなめであるワクチンの話は毛ほども出てこない。
家庭内でのマスクの着用より、現実的だと思うんだがな。
メディアは、総動員してワクチン回避の変異を遂げている(そうなのかあ?)。
接種対象者の2割しか調達できなかったわけで、今年の冬にはワクチンの枯渇が必至だ。
反ワクチンキャンペーンでもしないと、不足の事態(不測の事態!)を回避できないんだろう。
いや、余っちまって、またもや大量廃棄になるかもな。
まあ、どうでもいいんですが。
「若年層の感染から家族に広がるというのは、これまでの感染拡大でも何度も繰り返されてきた。5類になったとしても感染力は変わらないということを行動範囲が広くなった今、改めて心にとどめておくことが大切だ。」
なるほど、心にとどめつつ、行動範囲を広げ、若年層から家族への感染をこれからも繰り返し広げ続ければいいわけだ。
有効な対策はただ一つ。
感染症類型を元に戻し、大規模な社会規制(リモート学習、リモートワークを含む)を復活させることしかない。
角を矯めて牛を殺す(ありえねー・・・)。
世界は、新型コロナウイルスに満たされている!・
その世界で生きていかざるを得ない。
学級閉鎖や学校閉鎖が、どれほど有効に機能するかも問題だな。
学校と家庭でのピンポン感染も懸念される。
長期休校しか、有効な対策はないのだ。
この冬の間の新型コロナによる死者数が明らかになるのは、来年の夏(数万人の死者は避けられないだろうな)。
ヒトヒト感染の感染症では、我々一人一人の行動が流行を作る。
感染予防策は、個人だけでは徹底されない。
集団(国家や自治体)として、どう対応するかという視点が抜け落ちた現在、流行を防ぐことは不可能だと自覚すべきだ。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
ワクチン接種より、自然感染の繰り返しで免疫高める基本政策(未確認)が変わらない限り、高齢者などの免疫弱者は、その犠牲となり続けることになる。
それで社会が安定して発展するなら、たぶん、それが正解なんだろう。
激烈な副反応に怯えながら、毎回命がけでワクチンをうち続ける高齢者で持病持ちの浮沈子。
マスクを着用し続け、ソーシャルディスタンスを保ち、手を洗い、密を避ける生活。
そのくせ、感染の温床なフィットネスに通い(これまでも、クラスターを何度も発生させている業界だからな)、ダイビングを嗜み(Sドリルとかふつーにやってるし)、年末にはメキシコへ行こうとしている(たぶん、現地では感染予防策など皆無だろう)。
人間は矛盾に満ちている。
感染症は、その総体としての現代を浮き彫りにする。
この冬の大流行は、確定した未来だ。
罹患せずにやり過ごせる保証などない(全国民の半数以上が、一冬で感染するに違いない)。
罹患すれば、一定の割合で重症化は避けられない。
持病が悪化し、合併症であの世行きだ。
感染は、自らの行動の帰結だから、誰を恨むこともできない。
ワクチンをうちながら、7回も再感染を繰り返している米国の事例は印象的だな。
それが、かの国の現実だし、我が国もその後を追っている感じだ。
「新型コロナはただの風邪だ。」
そういいつつ、自らも感染し、抗体治療を受けた大統領もいたっけ・・・。
(【速報】東京都 新型コロナなどの対策会議 感染者の4割が変異株「エリス」と報告)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a526fe015ca5b6fc87d141e9f3c4290e9e06ba5
「「EG5(イージーファイブ)」通称「エリス」が感染者の4割を占めている」
「東京都の新型コロナの患者の報告数は、10日までの1週間で1医療機関あたり「16.36人」と高い水準」
「都内の変異株はXBB亜系統のEG5が主流となっていて、XBB対応ワクチンが効く可能性が高い。入院・死亡予防にさらに効果がある」
ホントかあ?。
まあいい。
(変異株について)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.html
「ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和5年9月14日12時時点)」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0509141.pdf
うーん、エリスは39.8パーセントか。
特定の変異種の構成比が高くなるということは、その変異種に適した感染環境が整ってきているということなわけで、流行が長引いたり規模が拡大する可能性が高い。
が、もう一つの変異種であるXBB.1.16と併せてみてみると、単に置き換えが進んでいるだけのようにも見える。
この間、新規感染者数の顕著な伸びはない。
推定感染者数はむしろ減少に転じている(19歳以下も減少し始めている)。
今気になるのは、インフルエンザの流行が今期は早めに始まっちまったことくらいか。
同じ呼吸器系感染症として、新型コロナウイルス感染症も増加に転じることになる。
エリスの構成比の増加は、その流れに呼応している可能性がある。
今回の報告では、ピロラが初めて登場している。
この監視すべき変異種が、大化けするかどうかは分からない。
べらぼーな数の変異をため込んでいるから、分からないといえども監視を続ける必要がある。
同じような変異種が、他にも出てくる可能性がないとはいえない。
流行は続いているし、免疫回避能力の増加に伴い、方向性としては変異を蓄積しやすい長期感染者の増加が懸念される。
自然感染やワクチン接種で選択圧が掛かり、その方向性は長期に渡って継続する。
変異の蓄積自体は中立的に起こるから、そのことが直ちに脅威となるわけではない。
用心しなければならないのは、病原性の変化の方だろうな。
そっちも、ランダムな変化の中で現れてくる。
疫学の常識では、高病原性の感染症は、宿主が重症化しちまって感染を広げることができないから、大流行しないという話だった。
が、2014年のエボラでは、集まった会葬者が遺体を洗うという習慣が、接触感染という比較的拡散しにくい感染症を広げる原因になった。
呼吸器系感染症の新型コロナでは、未発症者からの感染、過密化した都市の存在、航空機による移動が重なり、未曽有の大流行を招いている。
これに重症化が乗ってきたら、目も当てられないな・・・。
今では、当局の政策による感染予防策の後退というオマケまでついている。
・感染症類型の変更
・マスクなどの個別予防策の撤廃
・集会規模の規制などの撤廃
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の撤廃
・各種補助の削減・撤廃
・一般へのワクチンの非推奨(努力義務はない)
・来年からのハイリスクグループへの接種回数の縮小
・治療薬の補助金削減
自然感染を推進する当局は、流行を拡大させるために、あらゆる手段を総動員しているように見える。
(子どもがいる家庭で感染リスクが高い、XBB.1.5対応ワクチン間もなく接種開始)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57ce6692dbee97ed4e0158d21544ae31c69c09
「獣医師で英パーブライト研究所のウイルス学者でもあるメナズ・クレシ氏は、新型コロナワクチンの初回接種もブースター(追加)接種も受けているが、これまでに7回も新型コロナに感染している。」
やれやれ・・・。
注目すべきは、家族内ピンポン感染ともいえる状況が発生していることだな。
「続いて家族全員が感染してしまった。家族の症状は重く、入院や酸素吸入を必要とする人もいた。2人の子どもの母親で、育児や介護を主に担うクレシ氏には、自分の症状について考えたり治療したりする時間はほとんどなく、「自分のことを忘れかけていました」と言う。しかし新型コロナはクレシ氏を忘れなかった。」
「以来、氏は4カ月から6カ月おきに新型コロナに感染している(こんなに詳しく分かっているのは、自身がウイルス学者で、異変を感じたらすぐに検査を受けているからだ)。」
「2021年後半にデルタ株の感染者が急増したときには、再感染が占める割合は約2.7%にとどまっていた。」
「再感染が占める割合は、オミクロン株BA.1系統によるピーク時には10.3%、BA.2では12.5%、BA.4/BA.5では20.6%、BQ.1/BQ.1.1では28.8%まで上昇」
「再感染者の数は過小評価されている可能性が高い。感染していても無症状なら、検査を受けることはないからだ。2023年2月に発表されたレビュー論文によれば、再感染の約4割は無症状だったという。」
「教師や学校職員、医療従事者など対面で人との接触が多い仕事に就いている人や、多世代世帯に住む人などは、新型コロナ感染を頻繁に繰り返すことが多い」
「ある研究では、新型コロナに感染するリスクは学校に通う子どものいる家庭でより高くなるという結果が出ている。別の研究でも、米国の約16万6000世帯で見られた3万9000件弱の家庭内感染のうち、70.4%が子どもを通じての感染だった」
「新型コロナの感染者が増加する中で新学期が始まり、学校で感染した子どもたちが気づかないうちにウイルスを家庭に広めている可能性がある。」
我が国における感染経験者の割合でも、子供の比率は高い。
(コロナ感染でできる抗体保有率、若年層で7割前後 高齢者は3割弱)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b96a30d355dc6e2a1c0fe7ff4099a175521aa9d
・0~4歳:54・6%
・5~9歳:73・8%
・10~14歳:71・7%
・15~19歳:61・0%
・20代:67・6%
・30代:62・8%
・40代:47・8%
・50代:36・7%
・60代:29・8%
・70代:26・6%
・80歳以上:23・2%
高齢者の割合が低い理由の中には、重症化して死んじまったからというのがあるのかもしれない(寄与率は未確認!)。
まあいい。
ガキンチョの中には、再感染しまくっている奴らも多いだろうな。
もう、ブレイクスルー感染(ワクチンうっても感染する)や再感染は、当たり前過ぎて話題にもならない。
浮沈子の周りは、既に感染経験者だらけになっている。
浮沈子だって、気づかないうちに無症状で感染しているかもしれない(N抗体検査はしていません)。
浮沈子は、従来から子供たちの感染が気に掛かっていたが、今回の調査はそれを裏付けるものとなった。
ガキども(失礼!:お子様方)を見たら、感染者と思えだな。
学級閉鎖の本来的意義は、学校が感染の温床(インキュベーター)となって、家庭内で同居する高齢者等の免疫弱者に感染させて重症化させるリスクを低減することにある(ガキどもは、感染してもへっちゃらだしな:インフルの二峰性にしても、2歳未満がヤバい:今のところ、新型コロナに二峰性は確認されていない)。
ワクチンが十分に機能せず、社会規制が行われていない中、唯一の集団感染予防策ということになる(リモートワークも、徐々に撤廃されてきているしな)。
やれやれ・・・。
このまま、冬の大流行へ突入する可能性が高まってきた。
現在、浮沈子が日々チェックしている全ての指標(年齢階層別新規推定感染者数、陽性率、東京都内新規推定感染者数:モデルナ公表数値)は、減少に転じた。
これが、どんだけの規模で反転するかが問題だ。
ベースラインが上がることになってしまうからな。
(コロナの「第9波」来ている 加藤厚労相、講演で発言 注意よびかけ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4a4d130105d262d2e1a82c04256b3f51f2b1c97
「加藤厚労相は講演で「政府では1波、2波、3波という波を数えていない」としつつも「一般的に言えば第9波が来ている」と指摘。」
第9波(とうとう、厚労相も「波」だと認めたようですが)は、収束することなく春先まで続くかもしれない。
マジか・・・。
インフルは、既に感染拡大期に入った(昨年からの流行が続く中で、とうとう収束しなかったしな)。
エリス(EG.5)は、拡大を続けている(検体数が異なるので(120→100)、前回から実数は減っています:42→39)。
ワクチン接種開始まで、あと4日になった。
国民の2割分しか調達されていない、ヘタレなワクチンだが、ジジババらにとっては命綱だ。
最速の7回目接種まで、体調を崩すわけにはいかない。
既に、重症化予防効果も切れているから(未確認)、罹患するわけにもいかない。
針のむしろの上での綱渡り状態が続く・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(夏休み明け相次ぐ学級閉鎖…原因は“新型コロナ” 専門家は高齢者への感染危惧「家庭内感染の予防を」)
https://news.yahoo.co.jp/articles/03331326a234fe1f205af816dd49253f0b1b5f97
「新しく学校が始まった時期なので、学校に通っている子どもの間で一定程度、感染が広がっている時期だと理解している」
昨年の夏は、そういう話はなかったような気がしているんだがな。
全国の公表値をみても、9月上旬の19歳以下の増加は見られない。
今年は異常なのだ。
「学校が始まると接触の機会が増えてくるし、非常に暑くて、換気も冷房が効いている所だと窓を開けるのが難しいという今夏の気候の問題もあると思う」
いい観察だな・・・。
「陽性となったら、家庭内でもマスクをし、可能な限り隔離することや、ドアノブ・トイレなど共用部分の消毒を行い、家庭内での感染拡大を防ぐことが重要」
家庭内感染は、我が国の住宅事情を考えた場合、実際のところ、防ぐことは不可能だ。
ジジババは一定の割合で重症化し、死の転帰を迎える。
それは、我々が受け入れなければならない現実だ。
「現在、新潟県内の病床の使用率は熱中症などの季節でもあり、一般救急の患者も増えている。そういう意味で新型コロナの患者も増えているので、新潟県内、特に新潟市内人口の多いところでは、やはり病床は非常にひっ迫している」
夏の熱中症と冬の呼吸器系感染症が、同時に医療資源を圧迫する。
緊急入院が難しくなり、緊急性の低い入院を要する疾患の治療が先送りになる(それはそれで、重症化のリスクを高める)。
医療資源のひっ迫は、全世代に影響が及ぶ。
それもまた、我々が受け入れなければならない現実なのか。
「新型コロナの致死率はインフルエンザの何倍もあるので、そういう意味では5類になったからといって緊張感を解いていいということではないと思う」
コメントしている「新潟大学大学院の高橋昌特任教授」は、「新型コロナウイルスに詳しい」そうだが、当たり前のことしか言わないな。
この記事の中では、高齢者の重症化予防のかなめであるワクチンの話は毛ほども出てこない。
家庭内でのマスクの着用より、現実的だと思うんだがな。
メディアは、総動員してワクチン回避の変異を遂げている(そうなのかあ?)。
接種対象者の2割しか調達できなかったわけで、今年の冬にはワクチンの枯渇が必至だ。
反ワクチンキャンペーンでもしないと、不足の事態(不測の事態!)を回避できないんだろう。
いや、余っちまって、またもや大量廃棄になるかもな。
まあ、どうでもいいんですが。
「若年層の感染から家族に広がるというのは、これまでの感染拡大でも何度も繰り返されてきた。5類になったとしても感染力は変わらないということを行動範囲が広くなった今、改めて心にとどめておくことが大切だ。」
なるほど、心にとどめつつ、行動範囲を広げ、若年層から家族への感染をこれからも繰り返し広げ続ければいいわけだ。
有効な対策はただ一つ。
感染症類型を元に戻し、大規模な社会規制(リモート学習、リモートワークを含む)を復活させることしかない。
角を矯めて牛を殺す(ありえねー・・・)。
世界は、新型コロナウイルスに満たされている!・
その世界で生きていかざるを得ない。
学級閉鎖や学校閉鎖が、どれほど有効に機能するかも問題だな。
学校と家庭でのピンポン感染も懸念される。
長期休校しか、有効な対策はないのだ。
この冬の間の新型コロナによる死者数が明らかになるのは、来年の夏(数万人の死者は避けられないだろうな)。
ヒトヒト感染の感染症では、我々一人一人の行動が流行を作る。
感染予防策は、個人だけでは徹底されない。
集団(国家や自治体)として、どう対応するかという視点が抜け落ちた現在、流行を防ぐことは不可能だと自覚すべきだ。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
ワクチン接種より、自然感染の繰り返しで免疫高める基本政策(未確認)が変わらない限り、高齢者などの免疫弱者は、その犠牲となり続けることになる。
それで社会が安定して発展するなら、たぶん、それが正解なんだろう。
激烈な副反応に怯えながら、毎回命がけでワクチンをうち続ける高齢者で持病持ちの浮沈子。
マスクを着用し続け、ソーシャルディスタンスを保ち、手を洗い、密を避ける生活。
そのくせ、感染の温床なフィットネスに通い(これまでも、クラスターを何度も発生させている業界だからな)、ダイビングを嗜み(Sドリルとかふつーにやってるし)、年末にはメキシコへ行こうとしている(たぶん、現地では感染予防策など皆無だろう)。
人間は矛盾に満ちている。
感染症は、その総体としての現代を浮き彫りにする。
この冬の大流行は、確定した未来だ。
罹患せずにやり過ごせる保証などない(全国民の半数以上が、一冬で感染するに違いない)。
罹患すれば、一定の割合で重症化は避けられない。
持病が悪化し、合併症であの世行きだ。
感染は、自らの行動の帰結だから、誰を恨むこともできない。
ワクチンをうちながら、7回も再感染を繰り返している米国の事例は印象的だな。
それが、かの国の現実だし、我が国もその後を追っている感じだ。
「新型コロナはただの風邪だ。」
そういいつつ、自らも感染し、抗体治療を受けた大統領もいたっけ・・・。
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