文化事業? ― 2012年06月12日 02:55

文化事業?
J-AUTO CO.,LTD.(株式会社ジェイオート)といえば、中古ベンツ乗りの間で知らぬもののないお店である。
(J-AUTOのホームページ)
http://www.jauto.co.jp/
ここの社長(?)のブログの中に、こんなことが書いてあった。
いわく、「以前、メルセデスベンツというメーカーはこう公言していました。
「一台でも走る車が有る限り、我々はその車の部品を供給する。」」
(※重要!消耗品や故障について)
http://ameblo.jp/jautoceo/entry-10371444370.html
今は、そんな「バカな」ことは言っていないと思うが、最近、再び「最善か、無か」をPRし始めたので、復活するかもしれない(もっとも、最近のベンツは50万キロも走らないで壊れるかもしれないので、心配ないか・・・)。
(Mercedes-Benz Adopts New Brand Claim “The Best or Nothing”)
http://www.emercedesbenz.com/autos/mercedes-benz/corporate-news/mercedes-benz-adopts-new-brand-claim-the-best-or-nothing/
この松本社長のブログを読むと、この会社が文化事業をしているように思えてならない。
壊れる車を、さっさと売って、次から次へと儲けていく昨今の商売ではなく、直せば甦る寿命の長い車を丁寧に整備しては限られた顧客(顔の見える範囲?)に手渡して事業として成功させている。
ニッチな商売だ。規模のメリットなど無いに等しい。
500Eをメインにしているのだろうが、さすがに最近は他の車種も扱っているようだ。
程度の良い個体を扱っているので、相場よりは高い車が多いが、きっとここで買ったほうが安く付くだろうことは、300Eの事故車を買って苦労した私には良く分かる。
500E。生きているうちに、一度は乗ってみたい車である。
J-AUTO CO.,LTD.(株式会社ジェイオート)といえば、中古ベンツ乗りの間で知らぬもののないお店である。
(J-AUTOのホームページ)
http://www.jauto.co.jp/
ここの社長(?)のブログの中に、こんなことが書いてあった。
いわく、「以前、メルセデスベンツというメーカーはこう公言していました。
「一台でも走る車が有る限り、我々はその車の部品を供給する。」」
(※重要!消耗品や故障について)
http://ameblo.jp/jautoceo/entry-10371444370.html
今は、そんな「バカな」ことは言っていないと思うが、最近、再び「最善か、無か」をPRし始めたので、復活するかもしれない(もっとも、最近のベンツは50万キロも走らないで壊れるかもしれないので、心配ないか・・・)。
(Mercedes-Benz Adopts New Brand Claim “The Best or Nothing”)
http://www.emercedesbenz.com/autos/mercedes-benz/corporate-news/mercedes-benz-adopts-new-brand-claim-the-best-or-nothing/
この松本社長のブログを読むと、この会社が文化事業をしているように思えてならない。
壊れる車を、さっさと売って、次から次へと儲けていく昨今の商売ではなく、直せば甦る寿命の長い車を丁寧に整備しては限られた顧客(顔の見える範囲?)に手渡して事業として成功させている。
ニッチな商売だ。規模のメリットなど無いに等しい。
500Eをメインにしているのだろうが、さすがに最近は他の車種も扱っているようだ。
程度の良い個体を扱っているので、相場よりは高い車が多いが、きっとここで買ったほうが安く付くだろうことは、300Eの事故車を買って苦労した私には良く分かる。
500E。生きているうちに、一度は乗ってみたい車である。
オーラ ― 2012年06月12日 21:12
オーラ
500Eの実車に初めて触れる。
近所の中古車屋である。149万円の値札は、本体価格。車検を通すための整備費用が8万4千円、税金や登録手数料などで22万円余り。
結局、乗り出し価格(っていうのか?)は、180万円になる。一応、公道を走れる500Eが、この価格で手に入るのなら悪くないかもしれない。
お店自体は、小さな町工場風だ。どこもこんなものだろう。J-AUTOのような派手な外装は珍しい(電飾が綺麗ですな)。
エンジンがちょっと気になるとか(私の300Eは、オイル吹いてましたから)、天井剥がれそうとか(私の300Eは、全面剥がしてそれっきりです:スポンジむき出し)、サンルーフのクリア塗装が一部剥がれているとか(私の300Eは、屋根に落ちたダンプの石で、ディンプルできてます)、トランクの底板が錆びているとか(昔乗ってたパルサーは、金魚が泳げるほどの池になってました)、正直に全ての欠点を包み隠さず話してくれたメカニックの方に好感を覚えた。
92年型の中古並行輸入車である(メカニックの方は気にしていたが、昔の外車はみーんなこれだったもんね)。
車との付き合いは30年以上になるので、大概のことには驚かなくなっている。むしろ、程度の良さを感じた。内装などはヤレ、タレ感も少なく、シートのヘタリなどは感じられない。
気になるといわれたエンジンは、なぜか今日はご機嫌にアイドリングしている。真っ赤な塗装(もちろん、純正ではない)が施されたエンジンカバー、エンジンルームに目一杯詰め込まれたV8エンジン(私の300Eは、スカスカで地面が見えます)が、ド迫力でその存在を主張している。
というか、このドデカイM119型エンジンを積むために開発された車である。
車には、佇まいというのがあるそうだ。そこにある、それだけで醸し出す雰囲気(J-AUTOの松本代表は、「オーラ」という単語を連発する)、周りの空気をピーンと緊張させ、それに関わる者を本気にさせる何か。
この500Eという車は、確かにそのオーラを纏っている。
ドライバーズシートに収まって前を見ると、見慣れたメーターがあった。最高速が260キロになっている以外は、まんま300Eである。瓜二つだ。心安らぐ風景である。
一生の間に乗れる車の数は知れている。100台を乗り継ぐことは、まあ、不可能とはいわなくても困難ではある。私はダルマのセリカから始まって、10台くらいに乗った。新車で買ったのは、ダイハツのミラ(軽です)と初代プリウス、マツダロードスター(NB)。
今、500Eに初めて触れた感触は、悪くない。アイドリングは静かだし、扱いなれたこの時代のベンツの雰囲気は、実に落ち着く。
逆に、変化に乏しくて拍子抜けしそうである。そっちの方が心配だ。
剛性アップのために拡大されたというセンタートンネルも、こんなもんか、という程度である。
今日は、1台目の500Eを見た。なんだか、奇妙な縁を感じる車だった。あと何台か、他の500Eを見てみよう。
500Eの実車に初めて触れる。
近所の中古車屋である。149万円の値札は、本体価格。車検を通すための整備費用が8万4千円、税金や登録手数料などで22万円余り。
結局、乗り出し価格(っていうのか?)は、180万円になる。一応、公道を走れる500Eが、この価格で手に入るのなら悪くないかもしれない。
お店自体は、小さな町工場風だ。どこもこんなものだろう。J-AUTOのような派手な外装は珍しい(電飾が綺麗ですな)。
エンジンがちょっと気になるとか(私の300Eは、オイル吹いてましたから)、天井剥がれそうとか(私の300Eは、全面剥がしてそれっきりです:スポンジむき出し)、サンルーフのクリア塗装が一部剥がれているとか(私の300Eは、屋根に落ちたダンプの石で、ディンプルできてます)、トランクの底板が錆びているとか(昔乗ってたパルサーは、金魚が泳げるほどの池になってました)、正直に全ての欠点を包み隠さず話してくれたメカニックの方に好感を覚えた。
92年型の中古並行輸入車である(メカニックの方は気にしていたが、昔の外車はみーんなこれだったもんね)。
車との付き合いは30年以上になるので、大概のことには驚かなくなっている。むしろ、程度の良さを感じた。内装などはヤレ、タレ感も少なく、シートのヘタリなどは感じられない。
気になるといわれたエンジンは、なぜか今日はご機嫌にアイドリングしている。真っ赤な塗装(もちろん、純正ではない)が施されたエンジンカバー、エンジンルームに目一杯詰め込まれたV8エンジン(私の300Eは、スカスカで地面が見えます)が、ド迫力でその存在を主張している。
というか、このドデカイM119型エンジンを積むために開発された車である。
車には、佇まいというのがあるそうだ。そこにある、それだけで醸し出す雰囲気(J-AUTOの松本代表は、「オーラ」という単語を連発する)、周りの空気をピーンと緊張させ、それに関わる者を本気にさせる何か。
この500Eという車は、確かにそのオーラを纏っている。
ドライバーズシートに収まって前を見ると、見慣れたメーターがあった。最高速が260キロになっている以外は、まんま300Eである。瓜二つだ。心安らぐ風景である。
一生の間に乗れる車の数は知れている。100台を乗り継ぐことは、まあ、不可能とはいわなくても困難ではある。私はダルマのセリカから始まって、10台くらいに乗った。新車で買ったのは、ダイハツのミラ(軽です)と初代プリウス、マツダロードスター(NB)。
今、500Eに初めて触れた感触は、悪くない。アイドリングは静かだし、扱いなれたこの時代のベンツの雰囲気は、実に落ち着く。
逆に、変化に乏しくて拍子抜けしそうである。そっちの方が心配だ。
剛性アップのために拡大されたというセンタートンネルも、こんなもんか、という程度である。
今日は、1台目の500Eを見た。なんだか、奇妙な縁を感じる車だった。あと何台か、他の500Eを見てみよう。
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