試乗予約2013年03月08日 21:12

試乗予約
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タルガを試乗することにした。

中古ポルシェとしては、最もリスキーな買い物なので、さすがに5分くらいのエンジンがけで大枚を払うわけにはいかない。930SCタルガの83年型、エンジン3.2に載せ換え、イジリモノ、中古並行距離不明・・・。

店の保障が付いているとはいえ、ポルシェの30年前のクルマの保障なんて、正気の沙汰ではない!。

一体、何をどこまで保障しようというのか。

浮沈子は、そんな当てにならない保障など、信じようとは思わない。社外品のカーステや、レカロのシートでも保障するほうが、よっぽど現実的である。

まあいい。

で、明日、助手席同乗試乗で、保土ヶ谷バイパスを走ってもらうことにした。

運転は、しない。

ちゃんと、自分のクルマにしてからいくらでも乗れるから。

いくら丈夫といっても、30年前の古い車で、軽く10万キロは乗っているだろう。20万キロだといわれてもおかしくはない。

米国並行輸入である。

自分の感覚を信じるしかない。

カスを掴む可能性も(大いに)ある。

中古車屋の良心を信じる気はないし、そんなもんがあったとしても、この年代の車を扱うことからして、当てにはならない。

空冷ポルシェの専門店でも、敬遠する年式、車体、履歴のクルマである。

中古車暦の豊富な(新車で買った車は3台だけ)浮沈子の、一世一代を賭けた試乗である。

それが、当てにならないことは、500Eで証明済みなんだが・・・。

懲りないなあ。

チェックポイントは、エンジンでもなければ、足回りでもなければ、ましてやボディでもない。

プレステージの掛田さんは、「タイヤも、要チェック(ひび割れとか)です。あと、モールのゴムめくって、錆び出ていないか見てください!」とか、さすが中古車扱い慣れてるアドバイスをくれるが、そんなプロみたいなチェックは、プロに任せる。

「このクルマに命預けて、床まで踏めるか!?」ただ、この1点で決める。

なにそれ?。

最後には人間の感性を信じるしかない。

機械だから、直して直せないことはない。事故車だって、ポルシェなら当り前だし、逆に、レースカーの修復ばっかしやってる店なら、ロクでもない当り方さえしていなければ、キッチリ直して、アライメントも出せるという。

金と時間と根気さえあれば、この時代のポルシェの方が、長く付き合えることは間違いない。964初期の安物(90、91年モノ)に手を出した輩が、後悔するのもそこのところだ。

問題は、金、暇、根気をつぎ込むだけのオーラを感じることができるかどうか。オーナーとして、責任持ってメンテしていくだけの魅力を感じられるかどうか。

「俺に乗ってくれ!」「俺に乗ってくれ!」「俺に乗ってくれ!」・・・。

とりあえず、試乗はしてみよう。

タルガに決めたのが、水曜日。

プレステージに相談に行ったのが、木曜日。

今日、金曜日には試乗予約を入れて、駐車場の確保。

さらに、明日(土曜日)は湯河原でSMCCRの初潜りしてから、横浜まで試乗に行って、また湯河原まで戻る。

さらに、明後日(日曜日)は湯河原でSMCCRの調整をやってから、今度は、駐車場の下見に多摩までぶっ飛ばし、再び湯河原へトンボ帰り・・・。

月曜日はSMCCRの最終調整して、まあ、明日の結果次第だが、駐車場保管場所証明書の発行してもらいに、大家さんに行くという、強行スケジュールである。

こんな、アホのようなスケジュールをこなせるのも、アシである500Eがあるおかげだ。

そして、火曜日には、その500Eを車検整備に出す・・・。

トゥリャ、トゥリャトゥリャトゥリャトゥリャトゥリャリャー、トゥリャトゥリャトゥリャ、トゥー、リャー、リャーーーッ!。

今週は、クーリングするんじゃなかったっけー?。